1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:10:06.46 ID:rpldPN9d0

むかしむかし、あるところにとてもオシャレ好きのプロデューサーがいました。

新しい洋服を買っては、一人事務所でファッションショーをするのがプロデューサーの楽しみです。

ある日の事、トップアイドルを名乗る双子がやってきて言いました。

亜美「亜美たちは、とてもカッチョいい服を持ってるんだYO!」

真美「その服は不思議な布でできていて、それで作った服は異常性癖者には見えないんだ→!」

P「ほほう、それは面白そうだ。さっそく持ってきてくれ」

プロデューサーはうれしそうに言いました。

P(その服を来て仕事に行けば、関係者が変態かどうか、すぐに見分けがつくぞ)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:16:24.24 ID:rpldPN9d0

双子は服のサイズを合わせるためと言って、プロデューサーの体を触りまくったあげくに、
プロデューサーの服を小脇に抱えていってしまいました。

亜美「いやっほおおおおおおおおおおおおおお!」

真美「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!」

P「ヘップチ!うぅ……早く来ないかなぁ……」

プロデューサーは寒くてたまりません。

するとそこへ一人のみずぼらしい格好をした少女がやってきました。

やよい「マッチはいかがですか?うぅ、誰かマッチを買ってください」

でもプロデューサーは財布ごと持っていかれたので、お金がありません。



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:22:55.07 ID:rpldPN9d0

少女が売り場を変えようと歩き始めた時です。

危ない!

千早「変態が高槻さんに近寄るなあああああああ!!」

P「え?」

ズキュウウウウウウウウウウウウウウウウン!

間一髪でした。

少女は変態の魔の手から救われたのです。

パンツ一枚でうずくまる変態を尻目に、二人は絆を確かめるように抱き合いました。

やよい「わぁーっ、千早さんの体、とっても温かいですー!」

やがて二人は光に包まれて、空高くのぼっていきました。



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:26:13.73 ID:rpldPN9d0

プロデューサーの体は生きてる時と変わらず、まるで眠っているようにしか見えませんでした。

そんな時、一人の王子が事務所に迷い込んで一晩泊まりました。

次の朝、王子はプロデューサーが倒れているのを見つけます。

真「………………ゴクッ」

王子は怪しげな挙動を見せると、プロデューサーのそばにしゃがみこみました。

真「ハァハァハァ」

獣のような息遣いです。

真「プ、プロデューサーが悪いんですからね?こ、こんな隙だらけで……」

王子はゆっくりと顔を寄せていきました。



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:31:25.41 ID:rpldPN9d0

ドカドカバンバン!

突然激しくドアを叩く音がしました。

真「ポア!」

王子もガチで驚きました。

真「だ、誰だ!」

誰何の声も厳しく王子は叫びました。

貴音「なにやら面妖な!面妖な気配がいたします!」

真「なにもないよ!」

貴音「ならばここを開けなさい!やましいことがなければ開けられるはずです!」

王子は思いました。

真(既成事実を作ってしまえばボクの勝ちだ!)



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:37:32.67 ID:rpldPN9d0

ピキューン

貴音「もはや一刻の猶予もありません!」

貴音がほっぺをふくらませて、大きくフーッと息を吹いたら、事務所はバラバラに吹き飛んでしまいました。

貴音は王子を捕まえるとペペロペロペロペッペロペと食べてしまいました。

貴音「しかしあの方は何処に?」

そのままお尻をフリフリしながら立ち去ってしまいました。


そのころ雪歩は自宅で『温泉か石油が出ないかなぁ』と思いながら穴を掘っていました。

ところが手が滑って、持っていたシャベルをマントル層に落としてしまいました。

雪歩は困ってしまい、シクシクと泣き出してしまいました。

シャベルがないと禁断症状が出てしまうからです。



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:41:42.39 ID:rpldPN9d0

すると穴のそこからプロデューサーが出てきて、ピカピカに光る金のシャベルを見せました。

P「お前が落としたのは、このシャベルか?」」

雪歩「違いますぅ。そんなヤワなシャベルじゃ私のパワーに着いてこれません」

P「ではこちらの銀のシャベルか?」

雪歩「それも違いますぅ。そんな
   
   元素記号の Ag は、ラテン語での名称 argentum に由来する。室温における電気伝導率と熱伝導率、
   可視光線の反射率は、いずれも金属中で最大である。光の反射率が可視領域にわたって98 %程度と高いことから
   美しい金属光沢を有し、大和言葉では「しろがね/しろかね(白銀: 白い金属)」と呼ばれた。
   延性および展性に富み、その性質は金に次ぎ、1 gの銀は約2200 mの線に伸ばすことが可能である
   
    じゃありませんでしたぁ。」

P「では、この斧か?」

プロデューサーが三番目に見せたのは、使い古した汚いシャベルでした



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:44:09.95 ID:rpldPN9d0

雪歩「それも違いますぅ」

P「え?まだあったっけ……」

雪歩は一瞬の隙を突いてプロデューサーに飛び掛りました。

雪歩「それはお前の心臓ですうぅっぅぅぅぅうぅうううぅ!!!」

P「ぎゃあああああああああああ!!」

プロデューサーの哀れな声が大きな穴に反響しました。



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 12:47:44.10 ID:rpldPN9d0

響「あ、なにをする」

狩の帰りにたまたま通りかかった響は、火縄銃に火薬を詰めると素早く狙いをつけて撃ちました。

ドン

雪歩は、ばたりと倒れました。

響が駆け寄って、穴の中を見ると温泉がジワリと湧いていました。

響「そうか、ついにやったんだな、雪歩」

雪歩はぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。

響は火縄銃をばたりと取り落としました。

青い煙が、まだつつ口から細く出ていました。



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:03:39.12 ID:rpldPN9d0

プロデューサーが目を覚ますと、体を縄でしばられて地面に寝かされていました。

辺りを見回すと、なんと小鳥がピヨピヨと踊り狂っています。

小鳥「うっほっほ!うっほっほ!男だ男だワッショイショイ!!」

怖くなったプロデューサーは小鳥に言いました。

P「暴れたりしませんから、どうか縄をほどいてください」

小鳥「股間が暴れてしかたがないですって?」

耳も腐っているようです。

それを見ていたのは、おにぎり姫の美希でした。

美希「大変なの!」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:09:12.08 ID:rpldPN9d0

美希はおにぎりの力を使ってプロデューサーを助けようと思いました。

王様からあずかった大事なおにぎりを小鳥に投げつけます。

小鳥「いたっ、あら?おにぎり?」

小鳥は不思議そうな顔をしています。

小鳥「ちょうどいいわ、お腹が空いていたところだし」

性欲の前に食欲を満たそうとかぶりつきました。

小鳥「ウマイウマイ……ふごっ!」

その時です。

おにぎりはあっという間に大きな稲になり、天までグングン伸びていきました。

小鳥は逆に地面に縫い付けられてしまって動けません。



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:12:43.76 ID:rpldPN9d0

美希はプロデューサーに駆け寄りました。

P「ありがとう、美希。おかげで助かったよ」

しかし美希は何も喋りません。

おにぎりの力を失った美希は喋ることが出来なくなってしまったのです。

なので筆談でそのことを伝えました。

P「なんということだ……」

美希「………………」フルフル

P「もしかしたら、この稲の先にお前の美しい声を取り戻す術があるかもしれない」

プロデューサーは言いました。

P「行ってくるよ」

美希は大きな三角形を地面に描いておにぎりを持ち帰るようにお願いしました。



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:17:40.45 ID:rpldPN9d0

プロデューサーは稲を登り、雲の上にたどり着きました。

そこには大きな大きなお城がありました。

プロデューサーが門を叩くと中から律子が出てきました。

律子「なんですか、その格好は。帰ってください」

ギィ バタン

パンツ一枚では当たり前でした。

プロデューサーは稲で編んだネクタイと靴下を身に着けるともう一度たずねました。

律子「あら、素敵な殿方ですね。どうぞこちらへ」

今度は問題ありませんでした。



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:23:50.20 ID:rpldPN9d0

お城の中にはたくさんの宝物がありました。

律子「ゆっくりしていってくださいね。ケッケッケッケ……」

律子は怪しく笑いながら奥に消えました。

プロデューサーは部屋の中を物色すると、軽くてかさ張らないものをパンツの中に入れました。

律子「たいしたもてなしも出来ませんが……あら?」

プロデューサーの股間のふくらみを見つけて律子が微笑みます。

律子「ふふふ、立派なものをお持ちですね」

プロデューサーはメガネを曇らせる杖を振りかざしました。

律子「眼鏡が!眼鏡が!」

律子が混乱している間に逃げ出しました。

手には金と銀の燭台を、口には金貨を、鼻と耳には宝石を詰め込んで走り出します。



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:31:03.78 ID:rpldPN9d0

律子「まああああああてええええええええええええ」

律子の形相は鬼のようです。

プロデューサーは天から降りてきた糸に捕まりました。

律子はレミングスのように雲から落ちてしまいました。

P「ふぅ、助かった。しかしこの糸はどこまで続いているのだろうか?」

プロデューサーは糸を手繰ってのぼっていきました。

糸の先は全然見えません。



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:35:49.24 ID:rpldPN9d0

一昼夜の間プロデューサーはのぼりつづけました。

そうすると、神様たちのパーティ会場に着きました。

あずさ「JPY!JPY!」

テキーラの神様も大はしゃぎです。

P「あの、もし。よろしいでしょうか?」

あずさ「あん?なんのようだ」

すっかり出来上がってしまった神様は、口調がチンピラです。

P「私はこれからどうすればいいのでしょうか?」

あずさ「ほう……中々いい男じゃないか」

P「え?」

あずさ「私の婿にしてやろう。喜ぶがいい」

プロデューサーはまだまだ遊びたかったので一生懸命断る理由を考えました。



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:39:30.35 ID:rpldPN9d0

P「私には将来を約束した恋人がいるのです。名前は天海春香といいます」

あずさ「あんだと?」

P「ですからあなたと結ばれるわけには行きません」

神様は乳を揺らしながら怒りました。

あずさ「そんなことで諦めると思ったか!」 ボインボイーン

P「申し訳ありません」

神様は右手を振って黒雲を呼びました。

あずさ「ならばそのメス犬を焼き尽くしてくれるわ!」

大地に轟雷が突き立ちました。



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:41:34.88 ID:rpldPN9d0

春香「アババババッバババッババッバババッババババババババババ」

リボンをつけたどこにでもいる少女に雷が落ちました。

真っ黒焦げです。

しかし何事も無かったかのように立ち上がりました。

春香「リボンがなければ即死していた」

P「リボンすげえ!」

それを見たプロデューサーはリボンが欲しくなってしまいました。



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:43:09.85 ID:rpldPN9d0

プロデューサーは神様の乳袋を奪うと飛び降りました。

乳袋はフワフワと浮き、ゆっくりと地面まで降りることが出来ました。

春香「あら、不思議なお方ね。どこから?」

P「空の上からです。美しいお嬢さん」

プロデューサーは春香を褒め殺しにかかりました。

春香「え、や、やだなぁプロデューサーさんったら」

春香は両手を頬にそえて後ろを向いてしまいました。

P「そりゃあ!」

リボンをゲットしました。

春香「ががガッががああががががっががggすしゃdhぁおしゃhでゃ」

プシューン ガシューン ウィーン

リボンは春香の本体だったのです。

春香はおかしな音を立てて動きを止めてしまいました。



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:46:29.80 ID:rpldPN9d0

プロデューサーはリボンを振り回しながら歩き出します。

西に向かって歩いていると、大きな街に着きました。

その中でも一番大きな家の前に着くと金切り声が聞こえました。

伊織「こんなリボンじゃ満足できないわ!もっと見たこともないようなリボンはないの!?」

P「満足するしかねえ!!」

プロデューサーは自分のリボンがただのリボンでないことを知っていました。

堂々と門をくぐって伊織に見せます。

P「このリボンがあれば例え雷に打たれても無事なのです」

伊織「へ、へー。ちょっとは珍しいんじゃない?貰ってあげてもいいわよ?」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/26(火) 13:50:20.68 ID:rpldPN9d0

P「ならばこの家と交換してください」

伊織「え……そ、それって……」

P「私と結婚してください」

伊織「しょ、しょうがないわね!そこまでいうならしてあげなくもないわよ!?」

こうしてプロデューサーは大きな家と大きなオデコのお嫁さんを手に入れました。

パンツとネクタイと靴下のまま、いつまでも幸せに暮らしたそうです。






めでたしめでたし


元スレ
P「世界765プロ名作童話劇場」