1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:41:36.74 ID:4+XXJHoJ0
亜美「おはよ→真美」
真美「にゃあ」
亜美「ん?猫の真似なんかしてどったの?」
真美「にゃ、にゃあ…」
亜美「???」
真美「にゃあ…」
亜美「真美ーいいかげん普通に喋ってよ」
真美「にゃあにゃあ」
亜美「もーいいかげんにしてよ真美」
真美「にゃあ…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:42:44.85 ID:4+XXJHoJ0
亜美「もしかして喋れなくなったとか?…ってんなわけないか」
真美「……」
亜美「え…まじで?」
真美「にゃあ」コクン
亜美「いやいやそんなことあるわけないっしょ、そろそろ事務所行かないとなんだしふざけてないでさ」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「…まじで喋れなくなったの?」
真美「にゃあにゃあ」コクコク
亜美「んー…真美って今日お仕事ある?」
真美「にゃあ」フルフル
亜美「それじゃレッスンは?」
真美「にゃあ…」
亜美「あー…あるんだね…まあレッスンくらいなら喋れなくても受けられるっしょ」
真美「にゃ、にゃあ」フルフル
亜美「…んっふっふ~だめだよ真美、ずる休みは感心しないよ?」
真美「にゃあ…」シュン
亜美(あ、なんかかわいい)
亜美「事務所の皆には亜美が説明するからさ、早く準備して行こ?」
真美「にゃあ」
事務所
ガチャッ
亜美「おはよ→」
真美「……」
律子「あらおはよう、2人とも」
伊織「おはよう、亜美、真美」
亜美「あれ?まだいおりんとりっちゃんしか来てないんだ」
律子「ええ、それにしても今日は早かったじゃない」
亜美「今日は寄り道してこなかったからね→」
律子「あら珍しい…それで真美はどうしたのよ、さっきから静かだけど」
真美「……」
亜美「…真美、そいえばさっき挨拶してなかったよね?一応りっちゃんは年上なんだし挨拶しないとだめっしょ?」ニヤニヤ
真美「にゃ!?」
亜美「ほら真美、早く→」ニヤニヤ
真美「……」ジワッ
律子「え、ちょっとどうしたのよ真美!?」
亜美(やばっ、やりすぎちゃったかな…)
伊織「もしかしてそんなに律子に挨拶するのが嫌だったとか?」
亜美「あー…ごめんね真美」
真美「にゃあ…」グスッ
律子「…にゃあ??」
亜美「あー実はね、朝からずっとこんな感じなんだ」
伊織「それって喋れなくなったってこと?」
亜美「うん、そうみたい」
律子「そんなばかなことあるわけないでしょ」
亜美「亜美も最初はそう思ってたんだけどさ…なんかふざけてる感じじゃないんだよね」
真美「にゃあ…」
伊織「…そうね、たしかにふざけてる感じじゃないわね」
律子「はあ…それっていつからなの?昨日は普通に喋れてたわよね?」
亜美「朝かな?亜美が気付いたのは朝だったし」
伊織「真美、喋れなくなったのは今日の朝から?」
真美「にゃあ」コクン
律子「どうしてそうなったか原因はわかる?」
真美「にゃあ」フルフル
伊織「それじゃあどうしようもないわね…」
亜美「真美は今日はレッスンだけだけど…明日からはお仕事もあるからちょっとやばいよね」
律子「そうね…早いうちに対処しないと」
真美「にゃあ…」
亜美「あっ、そうだいおりん、ちょっとコンビニ行かない?」
伊織「はあ?なんで私が一緒に行かないといけないのよ」
亜美「いいからいいから→」
伊織「ちょ、ちょっと亜美、わかったから引っ張るのやめなさい!」
亜美「それじゃちょっと行ってくるね真美、りっちゃん」
律子「ええ…」
ガチャッバタンッ
律子「さてと、それじゃ私は仕事に戻るわね」
真美「にゃあ…」
律子「……」カタカタ
真美「にゃあ」
律子「……」カタカタ
真美「にゃあ…」
律子「…真美、ちょっと静かにしなさい」
真美「にゃ、にゃあ…」シュン
律子(かわいい…)
律子「あー、その…わ、私もコンビニ行ってこようかなー」
真美「にゃ!?にゃあ」ウルウル
律子「あはは、冗談よ…」(この状態の真美を1人にはしておけないしね)
真美「にゃあにゃあ」ギュッ
律子「ちょっ!?いきなりどうしたのよ」
真美「にゃあ♪」
律子「まったく…今日だけだからね」ナデナデ
真美「にゃあ」
律子「ふふ…かわいい…」
真美「にゃ///」
ガチャッ
真「おはようございます!」
律子「お、おはよう真」
真美「にゃあ」
真「…にゃあ?」
律子「あー実はね、亜美の話だと朝からこんな感じらしいのよ」
真「そっか、もしかしてドラマの役とかの練習?」
律子「え、いや…」
真「すごいなー真美は、仕事のために役になりきってるんだね!」
真美「にゃ、にゃあ…」
律子「いえ、そうじゃなくてね…喋れなくなったらしいの」
真「ええっ!?ほ、ほんとに?」
真美「にゃあ」コクン
真「そっかー喋れなくなったのかー……ってええ!?」
律子「私も最初は驚いたけど本当に喋れないみたいなの」
真美「にゃあ…」
真「そっか…あっ!それなら響がいれば真美と普通に会話できるんじゃない?」
律子「あー私もそう考えてたんだけど今日はプロデューサーと遠征に行ってるのよ…」
真「そうなんだ…それじゃ紙かなんかに書けばいいんじゃない?ちょっとめんどくさいと思うけどさ」
律子「あっその手があったわね、なんで今まで気づかなかったのかしら…」
真「それじゃ真美、何か言いたいことがあったら書いてみて」
真美「にゃあ…」カキカキ
律子「……???これ何の文字?」
真「あれ…」
真美「にゃ、にゃあ」アタフタ
律子「…もしかして文字もだめなの?」
真美「にゃあ…」ウルウル
真「ああ!?泣かないで真美」ナデナデ
律子「とりあえず他の方法を考えましょう」
真「そういえばこっちの言葉は真美に伝わってるんだよね?」
律子「ええ、一応頷いたりはできるみたいだし」
真「うーん…ますますよくわからなくなってきた…」
律子「そうね…それに真美がこんな文字を書けるとは思えないし」
真美「にゃあ…」
ガチャッ
亜美「ただいま→」
伊織「ただいま」
律子「おかえり2人とも…」
亜美「あれ、なんかあったの?」
律子「ええ、実は真美に文字を書かせてみたんだけど…まあこの通り」スッ
伊織「こんな文字みたこともないわよ…もしかして喋れないのと関係してるの?」
律子「ええ、たぶん…とりあえず他の方法がないか考えてるんだけど」
真美「にゃあ…」
伊織「…ちょっとまって、この症状…どっかで見たことがある気がするわ」
真「えっ、それほんとなの伊織?」
伊織「ええ、たしか2、3年前に裏で出回っていた薬に似てるわ」
律子「えっ…薬って…」
伊織「麻薬とかそういうのじゃないから安心して」
亜美「学校で薬絶対ダメって習ったからね!」
律子「伊織、それでどんな薬なの?」
伊織「たしか動物の鳴き声を人間に出させる薬だったわ…どの動物の鳴き声になるかは人によって違うらしいの」
真「なるほど…」
伊織「その薬は1日で効果が切れる…はずだったわ」
律子「はずだった?」
伊織「ええ、開発者のリトルバードってやつが裏でそう公開していたの」
真「それじゃ何か欠陥でも見つかったの?」
伊織「ええ、薬の効果は1日じゃなくて切れるまでに個人差が出たの…それと副作用で文字が書けなくなったのよ」
律子「そう…それでその薬ってやっぱり体に良くなかったりする?」
伊織「いえ、動物の鳴き声でしか喋れないのと文字が書けないこと以外は影響は出ないわ」
律子「それはよかったわ…それじゃ自然に効果が切れるのを待つだけでいいのね?」
伊織「…でもその薬は欠陥が見つかってからすべて回収されたはずなのよ」
真「それじゃなんで真美にその薬の症状が出たんだろう?」
伊織「…考えられる理由としてはその薬を持っている人物が近くにいるか…後は薬がまったく関係していないことね」
律子「その薬だった場合は効果が切れるのを待てばいいけど…違う可能性もあるのよね」
真「うーん…よくわかんないなあ」
伊織「まあとりあえず1週間くらい様子を見ましょう、それでも治らなかったら薬は関係ないってことでほぼ確定になるし」
律子「でも個人差ってことは1カ月とかもありえるんじゃない?」
伊織「その薬の効果が1週間以上保ったって報告は1件もないのよ」
律子「なるほどね…それじゃとりあえず1週間様子を見るってことで…亜美、皆にメールしといてくれる?」
亜美「らじゃ→」
真「そういえばさ、真美は朝から喋れなくなったんだよね?」
真美「にゃあ」コクン
真「伊織の言う薬って飲んでからすぐ効果が出るわけじゃないのかな?」
伊織「ああ、言い忘れてたわ、そのことなんだけどそれも個人差が出るみたいよ」
律子「なるほどね…ここまで症状が一致してると薬の効果ってことでほぼ間違いないんじゃないかしら」
伊織「でも万が一と言うこともありえるわよ…今は様子を見る以外どうすることもできないけどね…」
真「そういえば真美達のお父さんってお医者さんだったよね?一応見てもらえばなんとかなるんじゃないかな?」
亜美「あーパパは先週からアメリカに行ってるんだ、なんか最近めっちゃ忙しそうだったし」
律子「それでも娘がこんなことになってるなら戻ってきてくれるんじゃない?」
真美「にゃ、にゃあ!」
伊織「どうしたのよ真美」
亜美「もしかしてパパに迷惑かけたくないとか?」
真美「にゃあ」コクン
律子「でも早く治らないと真美も大変でしょ?迷惑なのは承知だけどそれでも連絡を入れたほうがいいと思うわ」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「ねえりっちゃん、真美もこう言ってるんだし今はいいんじゃないかな?」
律子「でも…」
伊織「真美が迷惑を掛けたくないって言うなら真美の意思を尊重するべきだと思うわよ」
真「たしかに喋れないのと文字が書けないこと以外は普通に生活できてるしね」
律子「…そうね、それじゃできる限りみんなで真美をサポートしましょうか」
真美「にゃあ…」
亜美「真美→、皆に迷惑かけちゃうとか思ってるっしょ?…ぜんぜん迷惑なんかじゃないよ…ね、皆?」
真「あたりまえだろ、真美はボクの大切な仲間なんだから…困ってる時に助けるのは当然じゃないか」
伊織「不便なことがあったら何でもいいなさい、できる限りサポートするから」
律子「真美、困った時はどんどん他の皆を頼っていいのよ、皆真美の味方なんだからね?…もちろん私も」
真美「にゃ、にゃあ…」ウルウル
亜美「んっふっふ~なんか今日の真美はちょっと泣き虫だね」
真美「にゃ!?」
律子「こら亜美、そうやってちゃかさないの」
伊織「…ねえ律子、そういえばあずさ遅くないかしら」
律子「ああ、あずささんは早くから撮影が入ってるのよ、その後こっちに現地で合流する予定よ」
伊織「…あずさ、1人で現地までこれるかしら」
律子「……なんだか不安になってきたわ」
亜美「んじゃちょい早いけどもう出る?真美なら今はまこちんがいるから大丈夫っしょ」
律子「そうね、それじゃ真、真美のこと頼むわね」
真「うん、まかせてよ!律子達も仕事頑張ってね」
律子「ええ、それじゃ行ってくるわね」
ガチャッバタンッ
真美「にゃあ…」
真(…まかせてとは言ったけど何すればいいのかな?…とりあえずいつも通りにしてればいっか)
真美「にゃあ…」モジモジ
真「ん、どうかしたの?真美」
真美「にゃ、にゃあ…」タッタッタ
真「ちょ、ちょっとどこいくの真美!?」タッタッタ
トイレ前
真「…なんだトイレか」
ガチャッ
真美「にゃあ…」
真「あ、終わったみたいだね、それじゃ戻ろっか」
真美「にゃあ」
真(はあ…他の皆はまだこないのかなあ…)
真美「にゃあにゃあ」ガサゴソ
真(ん…今度は何してるのかな…意思疎通ができないって意外と不便だなあ…)
真美「にゃあ」スッ
真「ん、これってポッキー?ボクにくれるの?」
真美「にゃあ♪」ニコッ
真「ありがと真美、それじゃ貰うね」パクパク
真美「にゃあ」パクパク
真「……」パクパク
真美「……」パクパク
真「……」スッ
真美「にゃ!?」
真「あっごめん、最後の1本だったね、真美が食べていいよ」
真美「にゃあ…」スッ
真「あはは、もともと真美が持ってきたものなんだからさ、気にせず食べて」
真美「にゃあ」パクッ
真「ん?どうしたの?」
真美「にゃあ…」ギュッ
真(…ポッキーを咥えて目を瞑ってる…これはつまり…そういうことか)
真美「にゃあ」プルプル
真(…今は誰もいないよな…よし)
真「……」パクッ
真美「にゃ!?」
真「……」パクパク
真美「にゃ…」ドキドキ
真「……」パクパク
ガチャッ
貴音「おはようございます」
雪歩「おはようございますぅ」
千早「おはようございます」
春香「おはようございます!」
真「!?」
真美「にゃ!?」
春香「…2人とも何してるの?」
貴音「面妖な…」
真「え、あー…その、ポッキーゲームしてただけだよ」
千早「…そういえば亜美からメールがきていたのだけれど、真美が喋れなくなったっていうのは本当なの?」
雪歩「私も気になってましたぁ」
真「うん、本当だよ」
春香「そうなんだ、それで喋れなくなった真美と無理やりポッキーゲームをしたと」
真「はあ!?なんでそうなるんだよ!」
春香「あはは、冗談だよ~」
千早「…でも真美からポッキーゲームをしようとは言えないはずよね…喋れないのだし」
真美「にゃあ///」
春香「えっ何その反応…」
雪歩「ま、真ちゃん…もしかしてほんとに無理やりやったんじゃあ…」
真「いやいや誤解だって!ポッキーゲームをしたのはその…成り行きでなったというか」
千早「まあそういうことなら…それより律子達はもう仕事に行ったの?」
真「うん、少し前に出たよ」
春香「そっかー…あれ、そういえば小鳥さんまだ来てないの?」
真「あれ…そういえば今日いないね」
貴音「…そこにいるのはわかっています…小鳥嬢」チラッ
小鳥「!?」ビクッ
春香「何してたんですか?カメラなんか持って…」
小鳥「いえ、これはその…」アタフタ
真「はあ…いたなら出てきてくださいよ」
千早「…あの音無さん、言いにくいのですが…鼻血が…」
小鳥「あ、あら!?気が付かなかったわ、ありがとう千早ちゃん」フキフキ
真美「にゃあ…」
小鳥「か、かわいいわ真美ちゃん!…ちょっとこっちきましょうか」ニタニタ
真「いいですからさっさと仕事してください」
小鳥「そ、そんな~、私も真美ちゃんと戯れたいのよ!」
春香「小鳥さんあんまりさぼってるとプロデューサーさんに言いつけちゃいますよ」
小鳥「ピヨー…」
雪歩「あっ、四条さん、そろそろお仕事行かないと」
貴音「そうですね、それでは行って参ります…真美、また後ほど」
真美「にゃあ」
ガチャッバタンッ
春香「そういえばそろそろお昼の時間だけど皆どうする?」
千早「どうしようかしら…真美がこんな状態だから外食は無理よね」
真美「にゃあ…」シュン
千早「あっ、その、真美が悪いわけじゃないのよ」アセアセ
真美「にゃあ」
真「うーん…それじゃボクが何か買ってこようか?」
春香「あっ私も一緒に行くよ」
千早「そう、それじゃお願いね、私は真美と留守番しているわね」
真「うん、わかった、それじゃ行ってくるね」
ガチャッバタンッ
小鳥「千早ちゃん、私もちょっとご飯食べてくるからお留守番お願いできるかしら?」
千早「ええ、構いませんよ」
小鳥「ありがとうね、それじゃ行ってくるわね」
ガチャッバタンッ
真美「にゃあ…」
千早「…ごめんなさいね、私と一緒にいてもつまらないでしょうけど少し我慢してちょうだい」
真美「にゃ、にゃあ!」ギュッ
千早「きゃっ、急にどうしたの?」
真美「にゃあ…」ニコッ
千早「…ふふ、ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ♪」
ガチャッ
美希「おはようなの」
千早「っ!?」ビクッ
美希「あれ、何してるの千早さん?」
千早「べ、別に何もしてないわよ」アセアセ
真美「にゃあ…」
美希「あれ、真美本当に喋れなくなっちゃったんだ」
千早「ええ、そうみたいなの」
真美「にゃあ」
美希「あはっ、今日の真美ちょっとかわいいの」
千早「…それじゃいつもの真美は可愛くないみたいに聞こえるわよ」
真美「にゃあ…」
美希「そんなことないの、真美はいつも可愛いと思うの」
真美「にゃあ///」
美希「あはっ、かわいいの真美」ギュウウ
真美「にゃ!?」
美希「真美かわいいの真美」ギュムギュム
千早(…何なのかしら…この敗北感は…)
ガチャッ
真「ただいま」
春香「たいだまー」
美希「あっおかえりなの真クン、春香」ギュムギュム
真美「にゃあ///」
千早「おかえりなさい2人とも…」ズーン
真「美希も来てたんだ…お昼4人分しか買ってきてないんだけど…」
美希「あっミキは家でおにぎり食べてきたから気にしなくていいよ?」
春香「そっか、それで千早ちゃんはなんで落ち込んでるの?」
千早「…なんでもないわ」ペタペタ
春香「あー…なんとなくわかったよ、うん」
真「それじゃお昼御飯食べよっか」
春香「そうだね」
美希「それじゃミキは向こうで寝てるの…あふぅ」
千早「2人とも買ってきて貰って悪いわね」
真美「にゃあ」
真「あはは、どういたしまして」
春香「それじゃ食べよっか」
―――――――――――――
――――――――――――
―――――――――――
真「ごちそうさまでしたっと」
春香「たまには皆でお弁当食べるのもいいよね」
千早「そうね、真美もお腹いっぱいになった?」
真美「にゃあ♪」
真「よかった、それじゃ少ししたらレッスン行かないとだね」
千早「今日は4人でダンスレッスンよね」
春香「うん、あっ真美、ソース付いてるよ」フキフキ
真美「にゃ///」
春香「これでよしっと」
ガチャッ
やよい「おはようございまーす!」
真「おはよう、やよい」
春香「おはようやよい」
千早「おはよう、高槻さん」
真美「にゃあ」
やよい「あれ?どうしたの真美、猫の真似なんかして…」
真「あれ、やよいは亜美からのメールまだ見てないの?」
やよい「あうー、実は昨日から携帯が見つからなくて…」
春香「そうだったんだ…」
千早「高槻さん、真美は喋れなくなってしまったのよ」
やよい「ええ!?それ本当なの真美?」
真美「にゃあ」コクン
やよい「そうだったんだ…早く元に戻るといいね」
真「そうだね…それじゃやよい、ボク達はそろそろレッスン行くね」
春香「あっ向こうで美希が寝てるはずだから起きたら言っておいてくれる?」
やよい「はい!わかりました!それじゃ行ってらっしゃい」
千早「ええ、それじゃ行ってくるわね」
真美「にゃあ」
ガチャッバタンッ
レッスン場
真「それじゃ始めよっか」
春香「うん、そうだね」
ワンツースリーフォー ワンツースリーフォー
春香「…うわぁっ!?」ズテッ
真美「にゃ!?」
千早「大丈夫2人とも!?」
春香「いたたたた…ごめんね真美、巻き込んじゃって」
真美「にゃあ…っ!?」ズキッ
真「真美!?どこか痛いところある?」
真美「にゃあ…」
真「ちょっと見せてね…たぶん軽い捻挫かな、念のため今日は終わりにしようか」
春香「ほんとごめんね真美…」
千早「とりあえず手当てしましょうか」
真「…いや、2人は続けてていいよ、ボクは真美を連れて先に事務所に戻ってるね」
真美「にゃあ…」
春香「でも…」
真「さて、それじゃ戻ろうか、よっと」
真美「にゃ!?」
春香「真美のことよろしくね、真」
真「うん、それじゃお疲れ様」
ガチャッバタンッ
千早「…真ってあれ素でやってるのよね?」
春香「うん、たぶん…」
千早「わざわざお姫様だっこなんてするから王子様なんて呼ばれるんじゃないかしら…」
春香「あはは…でも今回は助かったよね、私達だけじゃテンパってたと思うし」
千早「そうね、私も少し取り乱してしまったわ」
春香「…それじゃ折角真もああ言ってくれたんだしレッスン続けよっか」
千早「ええ、そうね」
事務所
ガチャッ
真「あれ、やよいと美希ももう出ちゃったのかな」
真美「にゃあ…」
真「よし、それじゃ真美、ちょっと足見せてね」
真美「にゃあ」スッ
真「このくらいならシップ貼っておけば大丈夫かな、あーでもちょっとマッサージしておいた方がいいかな」モミモミ
真美「にゃあ///」
真「痛かったら言ってね?」モミモミ
真美「にゃあ…」
真「…よし、それじゃ後はシップ貼ってと…これで大丈夫かな」ペタッ
真美「にゃあ」シュン
真「ん?どうかした?」
真美「にゃあ…」
真「ああ、レッスンのことなら気にしなくていいよ、それより怪我がたいしたことなくて安心したよ」
真美「にゃあ」
真(皆が戻ってくるまで何してようかな…)
真美「にゃあ…」ウトウト
真(…眠くなっちゃったのかな、まあ朝起きたらいきなり喋れなくなってるんだもんね…色々疲れたんだろうな)
真美「にゃあ…Zzz」
真「おやすみ、真美」ナデナデ
ガチャッ
雪歩「ただいまですぅ」
貴音「ただいま戻りました」
真「あっおかえり雪歩、貴音」
雪歩「あれ、真美ちゃん足怪我してるの?」
真「あー実はさっきレッスンでちょっと怪我しちゃったんだ」
真美「…にゃあ」Zzz
貴音「ふふっ、可愛いらしい寝顔ですね」
真「あはは、そうだね…あっ!そういえばレッスン場に荷物置いたままだった…」
雪歩「真美ちゃんなら私と四条さんで見ておくから取ってくる?」
真「うん、それじゃちょっと行ってくるね」
ガチャッバタンッ
真美「にゃあ…」Zzz
貴音「ふふっ…」ナデナデ
雪歩「四条さん、私お茶入れてきますね」タッタッタ
貴音「はい、よろしくお願いします」
真美「…にゃ」パチ
貴音「…起こしてしまいましたか、すみません、真美」
真美「にゃあぁ」
貴音(あくびまでにゃあとなるのですね…面妖な…)
真美「にゃあ」
貴音「ふふっ、真美は本当に可愛いですね」ギュウ
真美「にゃ!?」
貴音「…少しだけこのままでいさせてください」
真美「にゃあ///」
ガチャッ
小鳥「ただいま戻ぴよおおおおおおおぉぉぉぉぉ!?」プシャッ
雪歩「な、なんですか今の奇声は!?」
貴音「…面妖な」
真美「にゃあ…」
雪歩「こ、小鳥さんが鼻血だして倒れてますぅ」ビクビク
貴音「大丈夫ですよ、雪歩…それでは私は小鳥嬢をあちらへ運んでおきますね」ズルズル
雪歩「は、はいぃ…」
真美「にゃあ…」
雪歩「あっ、真美ちゃん起きたんだ、お茶入れてきたけど飲む?」
真美「にゃあ」
雪歩「はい、どうぞ」スッ
真美「にゃあ♪」ズズッ
雪歩「ふふっ、喜んでくれたみたいでよかったぁ」
真美「にゃあにゃあ」
雪歩「あっそういえば足は大丈夫?痛くない?」
真美「にゃあ…」キョロキョロ
雪歩「…もしかして真ちゃん探してるのかな?」
真美「にゃあ」コクン
雪歩「真ちゃんならレッスン場に荷物を取りに行ったよ」
真美「にゃあ…」
雪歩「ふふっ、たぶんすぐ戻ってくると思うよ」
真美「にゃあ」
貴音「まったく小鳥嬢には困ったものですね…」
雪歩「あっ四条さんお疲れ様ですぅ」
貴音「いえ…それで実はさっき小鳥嬢の机の上にこのようなものがあったのですが」つネコミミ
真美「にゃあ…」
雪歩「ネコミミ…ですか?」
貴音「はい、それで…真美、1度付けてみては貰えませんか?」
真美「にゃあ…」スチャッ
貴音「っ!?」ドキッ
真美「にゃあ?」キョトン
貴音「め、面妖な…」プルプル
雪歩「真美ちゃんすごく可愛いですぅ」
真美「にゃあ///」
貴音「真美、真美はなぜそんなに可愛いのですか?」ギュウウ
真美「にゃ///」
雪歩「し、四条さん…そんなに強く抱きしめたら窒息しちゃいますよぉ」
貴音「はっ!?すみません、真美、少々取り乱してしまいました」
真美「にゃあ」
貴音「す、すみませんが1度外の空気を吸って参ります」スタスタ
雪歩「あ、はい、行ってらっしゃい四条さん」
ガチャッバタンッ
真美「にゃあ…」
雪歩(あ、そういえば今真美ちゃんと2人きりなんだ…わ、私もちょっとくらい戯れてもいいよね…)
雪歩「ま、真美ちゃん…その、私もギュッってしてみたいんだけど…いいかな?」
真美「にゃあ」コクン
雪歩「ありがとう、真美ちゃん…それじゃ」ギュウ
真美「にゃあ///」
雪歩(あ…真美ちゃんの体ってこんなに温かいんだ…それにすごく柔らかい…)
真美「にゃあ」
雪歩「かわいい…」
真美「にゃ///」
ガチャッ
真「たっだいまー」
雪歩「!?」ビクッ
真「あれ、2人とも抱きあって何してるの?」
雪歩「あ、その…ちょっと真美ちゃんと戯れてたんだぁ…」
真美「にゃあ///」
真「そっか、あっ真美、ネコミミ付けたんだ、かわいいなあ」
雪歩「ふふっ、ほんとに可愛いよね」
真美「///」
真「あれ…小鳥さんはなんであんなところで寝てるの?」
雪歩「真ちゃん…世の中には知らないほうが幸せなこともあるんだよ」
真「そ、そっか…」
ガチャッ
春香「ただいま!」
千早「ただいま戻りました」
真「あっおかえり2人とも」
雪歩「おかえり、春香ちゃん、千早ちゃん」
真美「にゃあ」
春香「あっ!真美ネコミミ付けてる!すごく似合ってるね」
千早「ええ、とても可愛いわね」
真美「にゃあ///」
真「ねえ雪歩、貴音はどこ行ったの?」
雪歩「あっ四条さんなら外の空気を吸いに行くって言って出ていったよ」
真「そっか、それじゃ屋上にでもいるのかな」
雪歩「うん、たぶん」
春香「あっそういえば真美、足大丈夫?」
真美「にゃあ」コクン
春香「そっか、よかった…それとさっきはほんとごめんね、私の不注意のせいで…」
真美「にゃあ」ギュッ
春香「あっ…ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ」ニコッ
千早(私もなでなでしたい…)
真「そういえばそろそろ夕方になるけど真美は亜美が帰ってきたら家に帰るの?」
真美「にゃあ」コクン
真「そっか…他の皆はどうする?」
雪歩「私はもう少し残ってようかな」
春香「私は後少ししたら帰らないと…」
真「あっ春香は家遠いからね…千早はどうするの?」
千早「私ももう少し残っているつもりよ」
真「そっか、それじゃボクはちょっと用事あるから今日は先帰るね」
春香「そっか、お疲れ様」
雪歩「お疲れ様、真ちゃん」
千早「お疲れ様」
真美「にゃあ…」
真「お疲れ様、それじゃ真美、また明日ね」ナデナデ
真美「にゃあ///」
ガチャッバタンッ
春香「そういえばさっきから気になってたんだけど…小鳥さんどうしたの?」
雪歩「小鳥さんはちょっとお昼寝してるだけだよ」ニコッ
春香「そ、そっか…」
千早「あの…真美、その…わ、私もなでなでしていいかしら?」
真美「にゃあ」
千早「ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ///」
春香「ふふっ楽しそうだね、千早ちゃん」
千早「いえ、そ、そんなことないわよ」アセアセ
ガチャッ
伊織「ただいま」
あずさ「ただいま戻りました~」
春香「あっおかえり伊織、あずささん」
雪歩「おかえりなさいですぅ」
千早「おかえりなさい」
真美「にゃあ」
あずさ「あら真美ちゃん、かわいいわね~」
真美「にゃ///」
伊織「…なんでネコミミなんて付けてるのよ?」
雪歩「あっそれは四条さんが真美ちゃんにお願いして付けたんだよ」
伊織「そう、まさか貴音がね…」
あずさ「うふふ、でも本当に可愛いわ」ギュッ
真美「にゃあ///」
春香「そういえば亜美と律子さんは一緒じゃなかったんだ?」
伊織「亜美が楽屋に忘れ物して律子と一緒に取りに行ってるのよ」
春香「そうなんだ…あっ、私そろそろ帰らないと」
千早「それなら私もそろそろ帰ろうかしら」
雪歩「あっ、じゃあ私も帰りますぅ」
伊織「そう、お疲れ様」
春香「お疲れ様、それじゃまたね」
ガチャッバタンッ
あずさ「…あら、真美ちゃん、足怪我しちゃったの?」
真美「にゃあ…」
伊織「ちょっと大丈夫なの?痛かったらいいなさいよ、すぐ医者を連れてくるから」
真美「にゃあ」
あずさ「うふふ、優しいのね、伊織ちゃん」
伊織「なっ!?べ、別にこれは、その…」
真美「にゃあ」ギュウ
伊織「えっ!?な、何よ…」
真美「にゃあ♪」ニコッ
あずさ「伊織ちゃん、真美ちゃんは伊織ちゃんにありがとうって言いたいんじゃないかしら?」
真美「にゃあにゃあ」コクン
伊織「べ、別に気にしなくていいわよ…怪我してたら心配するのは当然じゃない」
真美「にゃあ」
ガチャッ
亜美「たっだいま→」
律子「ただいま」
あずさ「おかえりなさい、亜美ちゃん、律子さん」
伊織「おかえり2人とも」
真美「にゃあ」
亜美「あれ?なんでいおりん真美に抱きつかれてんの?」
伊織「えっ!?べ、別に何だっていいじゃない!」
亜美「んっふっふ~、これは何かありますな」
律子「…小鳥さん、何でそんなところで寝てるんですか…起きてください」トントン
小鳥「…ぴよ?」
律子「おはようございます、小鳥さん、でももう夕方ですけどね」
小鳥「あっおはようございます、律子さん」
律子「おはようございますじゃありません、仕事はどうしたんですか?」
小鳥「ぴよ!?あっそういえば真美ちゃんは…ぴよよよよ!?」
律子「はいはいいいですから仕事してくださいね」
小鳥「ま、真美ちゃん…ネコミミ付けてくれたのね!とっても似合ってるわ!」
律子「小鳥さーん?まだ今日のノルマ半分以上残ってますからね?」
小鳥「ぴよ…」
あずさ「あの~律子さん、私用事があるので今日はそろそろ失礼しますね」
律子「あっはい、お疲れ様です、あずささん」
ガチャッバタンッ
亜美「んっふっふ~、それでいおりん、なんで抱きつかれてたか話す気になったかね?」
伊織「だ、だから何でもないって言ってるじゃない!」
律子「はいはいそこまでにしときなさい、それより真美、足怪我してるじゃない…」
真美「にゃあ…」
亜美「大丈夫真美?痛くない?」
伊織「心配しすぎよあんたたち…軽い捻挫みたいだし大丈夫でしょ」
律子「でも心配なものは心配なのよ」
亜美「そうだよいおりん、今日の真美はシェアな感じなんだから」
律子「それを言うならピュアでしょ亜美」
真美「にゃあ…」
伊織「わ、私だって最初はその…すごく心配したわよ」
亜美「そっかそっかー、いおりんは優しいですなあ」
伊織「キーー、何なのよもう!」
真美「にゃあ…」シュン
律子「ああ、2人が喧嘩するから真美が落ち込んじゃったじゃない」
亜美「あっ、ごめんよ真美→…あといおりんも」
伊織「わ、私だってその…悪かったわよ」
律子「さて、それじゃ真美は足怪我してるみたいだから私が送っていくわよ、亜美も乗っていきなさい」
亜美「おおー、サンキューりっちゃん」
伊織「それじゃ私は先帰るわね、お疲れ様」
律子「お疲れ様、伊織」
亜美「いおりんおつかれちゃーん」
ガチャッバタンッ
律子「それじゃ私達も行きましょうか、真美、おぶってあげるから乗りなさい」
真美「にゃあ…」
律子「ほら早く、別に私のことなら気にしなくていいから」
真美「にゃあ♪」ギュッ
律子「さて、それじゃ行きましょうか」
亜美「りっちゃん亜美もおぶってよ→」
律子「流石に2人は無理よ、それじゃ帰りましょ」
ガチャッバタンッ
小鳥「ぴよー…」
双海家前
律子「それじゃ2人とも、また明日ね」
亜美「送ってくれてありがとねりっちゃん」
真美「にゃあ」
律子「いいえ、それじゃお疲れ様」
亜美「あっ真美、そのネコミミそろそろ取ったほうがいんじゃない?」
真美「にゃあ」スッ
律子「それじゃ私が小鳥さんに返しておくわね」
亜美「頼んだよりっちゃん」
真美「にゃあ」
律子「ええ、それじゃ2人ともまたね」
双海家
亜美「真美ー、一緒にお風呂入ろうよ!」
真美「にゃあ」
亜美「よーし、そんじゃ風呂場まで競争だ→」
真美「にゃ…」
亜美「あっ、足怪我してるんだっけ…そんじゃ亜美が抱っこしてあげるよ」ダキッ
真美「にゃ!?」
亜美「それじゃ行こっか」
真美「にゃ///」
風呂場
亜美「それじゃ真美、亜美が体洗ってあげるね」
真美「にゃあ」
亜美「んっふっふ~、どう?気持ちいい?」
真美「にゃあ///」
亜美「ほほう…結構大きいですなあ」モミモミ
真美「にゃ!?」
亜美「それじゃ下のほうも…」
真美「にゃあ!」バチン
亜美「痛っ、ごめんごめん、そんな怒んないでよ→」
真美「にゃあ///」
亜美「それじゃ今日は頭も洗ってあげるね」ワシャワシャ
真美「にゃ…」
亜美「痒いところはございませんかな?」ワシャワシャ
真美「にゃあ…」
亜美「それじゃ流すよ→」シャー
真美「にゃ…」ギュッ
亜美「よし、じゃあそろそろ出よっか」
真美「にゃあ」
――――――――――――
―――――――――――
――――――――――
亜美「それじゃそろそろ寝よっか」
真美「にゃあ」
亜美「じゃあ亜美は自分の部屋行くね」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「…一緒に寝る?」
真美「にゃあ!」パァ
亜美「んっふっふ~、今日の真美は甘えん坊ですなあ…」
真美「にゃあ///」
亜美「…ねえ、真美…早く元に戻るといいね」
真美「にゃあ…」
亜美「今の真美も十分可愛いんだけどさ、やっぱ亜美はいつもの真美と一緒にいるほうが楽しいからさ」
真美「にゃあ」ギュウ
亜美「ちょ、苦しいよ真美…でもありがと」
真美「にゃあ」ニコッ
亜美「それじゃそろそろ寝よっか」
真美「にゃあ」
亜美「お休み、真美」
真美「にゃあ」Zzz
翌日
亜美「ふわぁ…」
真美「Zzz…」
亜美「真美ー、朝だよ」ユサユサ
真美「ふわぁ…おはよう亜美」
亜美「おはよう真美…って元に戻ってる!?」
真美「あっほんだ!ちゃんと喋れる!」
亜美「よかったね真美」
真美「よかったー、このまま戻らなかったらどうしようかと思ったよ…」
亜美「でも昨日の真美ちょ→可愛かったよ?」
真美「ちょ、恥ずかしいよ///…でも皆優しくしてくれて嬉しかったな…」
亜美「そだね、なんか皆に真美を取られちゃうかと思ったよー」
真美「もう何それー…それよりなんで喋れなくなったんだろ、いおりんの言う薬が原因だったのかなあ…」
亜美「んーどうだろ…とりあえず朝ご飯食べて事務所行こっか」
真美「うん、そだね」
事務所
亜美「おはよ→」
真美「おはよ→」
律子「おはよう亜美、真美…ってあら、ちゃんと喋れてるじゃない」
真美「なんかわかんないけど起きたら治ってたんだ→」
律子「そう、よかった…それと真美が喋れなくなった原因分かったわよ」
亜美「えっまじで!」
律子「ええ、やっぱり伊織が言ってた薬が原因だったのよ」
真美「えっでも真美そんな薬飲んだ記憶ないし知らないよ?」
律子「昨日事務所に戻った後小鳥さんとちょっと『お話』したのよ」
亜美「そっか→、それじゃピヨちゃんが犯人だったの?」
律子「ええ、伊織の話に出てたリトルバードってハンドルネームが引っかかってね…そうしたら見事ビンゴだったってわけ」
真美「そっか→、でもピヨちゃんどうやって真美に薬飲ませたんだろ…」
律子「実はその薬って見た目は普通の飴とほとんど変わらないものだったのよ」
亜美「そうなんだ→、それじゃ真美が間違って食べちゃったのも納得いくよ」
真美「あっ!そういえば一昨日ピヨちゃんの机の上にあった飴食べたかも…」
律子「やっぱりね…でも早く元に戻れてよかったわね」
ガチャッ
真「おはようございます!」
真美「あっおはよ→まこちん」
真「あっ真美、喋れるようになったんだね!よかった」
真美「うん…それと昨日は色々ありがとね」
真「ううん、それより足はもう大丈夫?」
真美「うん、もう平気だよ」
真「そっか、よかった」
亜美「りっちゃーん、そいえば肝心のピヨちゃんはどこいったの?」
律子「小鳥さんなら罰として真美と同じ薬を飲んでもらったわ、たぶん今ごろ家でピヨピヨ言ってるんじゃないかしら」
亜美「うわぁ…りっちゃんもなかなかやりますなあ」
律子「下手したら真美の活動に支障が出ていたのよ、むしろこれくらいで許してあげたことに感謝してほしいわね」
真美「りっちゃんも昨日はありがとね」
律子「えっ!?べ、別にいいのよ…むしろ夕方まで放置してしまってごめんなさいね…」
真美「ううん、皆優しくしてくれたしぜんぜん大丈夫だったよ」
律子「そう、それならよかったわ」
ガチャッ
春香「おはようございます!」
真美「おはよ→はるるん」
春香「あっ真美、元に戻ったんだね、よかった…それと昨日はごめんね…」
真美「もうはるるん気にしすぎだよ→、足の怪我も治ったんだし気にしないでよ」
春香「うん、ありがと…あっ!クッキー作ってきたから食べて」
真美「いつもありがとはるるん!それじゃ貰うね→」
亜美「あっ亜美も食べる→」
真「それじゃボクも貰おうかな」
春香「律子さんもどうぞ」
律子「ええ、ありがとう春香」
――――――――――――
―――――――――――
――――――――――
律子「皆揃ったわね、それじゃ今日も1日頑張りましょう」
真美「それじゃはるるん、いつもの頼むよ」
春香「うん、それじゃ行くよー、765プロ、ファイトー!」
皆「「オー!!!」」
END
終わりです。読んでくれた方、支援してくれた方ありがとうございました。
元スレ
亜美「もしかして喋れなくなったとか?…ってんなわけないか」
真美「……」
亜美「え…まじで?」
真美「にゃあ」コクン
亜美「いやいやそんなことあるわけないっしょ、そろそろ事務所行かないとなんだしふざけてないでさ」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「…まじで喋れなくなったの?」
真美「にゃあにゃあ」コクコク
亜美「んー…真美って今日お仕事ある?」
真美「にゃあ」フルフル
亜美「それじゃレッスンは?」
真美「にゃあ…」
亜美「あー…あるんだね…まあレッスンくらいなら喋れなくても受けられるっしょ」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:43:54.58 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃ、にゃあ」フルフル
亜美「…んっふっふ~だめだよ真美、ずる休みは感心しないよ?」
真美「にゃあ…」シュン
亜美(あ、なんかかわいい)
亜美「事務所の皆には亜美が説明するからさ、早く準備して行こ?」
真美「にゃあ」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:45:27.56 ID:4+XXJHoJ0
事務所
ガチャッ
亜美「おはよ→」
真美「……」
律子「あらおはよう、2人とも」
伊織「おはよう、亜美、真美」
亜美「あれ?まだいおりんとりっちゃんしか来てないんだ」
律子「ええ、それにしても今日は早かったじゃない」
亜美「今日は寄り道してこなかったからね→」
律子「あら珍しい…それで真美はどうしたのよ、さっきから静かだけど」
真美「……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:47:20.70 ID:4+XXJHoJ0
亜美「…真美、そいえばさっき挨拶してなかったよね?一応りっちゃんは年上なんだし挨拶しないとだめっしょ?」ニヤニヤ
真美「にゃ!?」
亜美「ほら真美、早く→」ニヤニヤ
真美「……」ジワッ
律子「え、ちょっとどうしたのよ真美!?」
亜美(やばっ、やりすぎちゃったかな…)
伊織「もしかしてそんなに律子に挨拶するのが嫌だったとか?」
亜美「あー…ごめんね真美」
真美「にゃあ…」グスッ
律子「…にゃあ??」
亜美「あー実はね、朝からずっとこんな感じなんだ」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:49:23.44 ID:4+XXJHoJ0
伊織「それって喋れなくなったってこと?」
亜美「うん、そうみたい」
律子「そんなばかなことあるわけないでしょ」
亜美「亜美も最初はそう思ってたんだけどさ…なんかふざけてる感じじゃないんだよね」
真美「にゃあ…」
伊織「…そうね、たしかにふざけてる感じじゃないわね」
律子「はあ…それっていつからなの?昨日は普通に喋れてたわよね?」
亜美「朝かな?亜美が気付いたのは朝だったし」
伊織「真美、喋れなくなったのは今日の朝から?」
真美「にゃあ」コクン
律子「どうしてそうなったか原因はわかる?」
真美「にゃあ」フルフル
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:51:27.26 ID:4+XXJHoJ0
伊織「それじゃあどうしようもないわね…」
亜美「真美は今日はレッスンだけだけど…明日からはお仕事もあるからちょっとやばいよね」
律子「そうね…早いうちに対処しないと」
真美「にゃあ…」
亜美「あっ、そうだいおりん、ちょっとコンビニ行かない?」
伊織「はあ?なんで私が一緒に行かないといけないのよ」
亜美「いいからいいから→」
伊織「ちょ、ちょっと亜美、わかったから引っ張るのやめなさい!」
亜美「それじゃちょっと行ってくるね真美、りっちゃん」
律子「ええ…」
ガチャッバタンッ
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:53:19.94 ID:4+XXJHoJ0
律子「さてと、それじゃ私は仕事に戻るわね」
真美「にゃあ…」
律子「……」カタカタ
真美「にゃあ」
律子「……」カタカタ
真美「にゃあ…」
律子「…真美、ちょっと静かにしなさい」
真美「にゃ、にゃあ…」シュン
律子(かわいい…)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:55:17.08 ID:4+XXJHoJ0
律子「あー、その…わ、私もコンビニ行ってこようかなー」
真美「にゃ!?にゃあ」ウルウル
律子「あはは、冗談よ…」(この状態の真美を1人にはしておけないしね)
真美「にゃあにゃあ」ギュッ
律子「ちょっ!?いきなりどうしたのよ」
真美「にゃあ♪」
律子「まったく…今日だけだからね」ナデナデ
真美「にゃあ」
律子「ふふ…かわいい…」
真美「にゃ///」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:57:19.42 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
真「おはようございます!」
律子「お、おはよう真」
真美「にゃあ」
真「…にゃあ?」
律子「あー実はね、亜美の話だと朝からこんな感じらしいのよ」
真「そっか、もしかしてドラマの役とかの練習?」
律子「え、いや…」
真「すごいなー真美は、仕事のために役になりきってるんだね!」
真美「にゃ、にゃあ…」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 14:59:06.65 ID:4+XXJHoJ0
律子「いえ、そうじゃなくてね…喋れなくなったらしいの」
真「ええっ!?ほ、ほんとに?」
真美「にゃあ」コクン
真「そっかー喋れなくなったのかー……ってええ!?」
律子「私も最初は驚いたけど本当に喋れないみたいなの」
真美「にゃあ…」
真「そっか…あっ!それなら響がいれば真美と普通に会話できるんじゃない?」
律子「あー私もそう考えてたんだけど今日はプロデューサーと遠征に行ってるのよ…」
真「そうなんだ…それじゃ紙かなんかに書けばいいんじゃない?ちょっとめんどくさいと思うけどさ」
律子「あっその手があったわね、なんで今まで気づかなかったのかしら…」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:01:17.09 ID:4+XXJHoJ0
真「それじゃ真美、何か言いたいことがあったら書いてみて」
真美「にゃあ…」カキカキ
律子「……???これ何の文字?」
真「あれ…」
真美「にゃ、にゃあ」アタフタ
律子「…もしかして文字もだめなの?」
真美「にゃあ…」ウルウル
真「ああ!?泣かないで真美」ナデナデ
律子「とりあえず他の方法を考えましょう」
真「そういえばこっちの言葉は真美に伝わってるんだよね?」
律子「ええ、一応頷いたりはできるみたいだし」
真「うーん…ますますよくわからなくなってきた…」
律子「そうね…それに真美がこんな文字を書けるとは思えないし」
真美「にゃあ…」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:03:16.10 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
亜美「ただいま→」
伊織「ただいま」
律子「おかえり2人とも…」
亜美「あれ、なんかあったの?」
律子「ええ、実は真美に文字を書かせてみたんだけど…まあこの通り」スッ
伊織「こんな文字みたこともないわよ…もしかして喋れないのと関係してるの?」
律子「ええ、たぶん…とりあえず他の方法がないか考えてるんだけど」
真美「にゃあ…」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:05:17.85 ID:4+XXJHoJ0
伊織「…ちょっとまって、この症状…どっかで見たことがある気がするわ」
真「えっ、それほんとなの伊織?」
伊織「ええ、たしか2、3年前に裏で出回っていた薬に似てるわ」
律子「えっ…薬って…」
伊織「麻薬とかそういうのじゃないから安心して」
亜美「学校で薬絶対ダメって習ったからね!」
律子「伊織、それでどんな薬なの?」
伊織「たしか動物の鳴き声を人間に出させる薬だったわ…どの動物の鳴き声になるかは人によって違うらしいの」
真「なるほど…」
伊織「その薬は1日で効果が切れる…はずだったわ」
律子「はずだった?」
伊織「ええ、開発者のリトルバードってやつが裏でそう公開していたの」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:07:16.23 ID:4+XXJHoJ0
真「それじゃ何か欠陥でも見つかったの?」
伊織「ええ、薬の効果は1日じゃなくて切れるまでに個人差が出たの…それと副作用で文字が書けなくなったのよ」
律子「そう…それでその薬ってやっぱり体に良くなかったりする?」
伊織「いえ、動物の鳴き声でしか喋れないのと文字が書けないこと以外は影響は出ないわ」
律子「それはよかったわ…それじゃ自然に効果が切れるのを待つだけでいいのね?」
伊織「…でもその薬は欠陥が見つかってからすべて回収されたはずなのよ」
真「それじゃなんで真美にその薬の症状が出たんだろう?」
伊織「…考えられる理由としてはその薬を持っている人物が近くにいるか…後は薬がまったく関係していないことね」
律子「その薬だった場合は効果が切れるのを待てばいいけど…違う可能性もあるのよね」
真「うーん…よくわかんないなあ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:09:16.24 ID:4+XXJHoJ0
伊織「まあとりあえず1週間くらい様子を見ましょう、それでも治らなかったら薬は関係ないってことでほぼ確定になるし」
律子「でも個人差ってことは1カ月とかもありえるんじゃない?」
伊織「その薬の効果が1週間以上保ったって報告は1件もないのよ」
律子「なるほどね…それじゃとりあえず1週間様子を見るってことで…亜美、皆にメールしといてくれる?」
亜美「らじゃ→」
真「そういえばさ、真美は朝から喋れなくなったんだよね?」
真美「にゃあ」コクン
真「伊織の言う薬って飲んでからすぐ効果が出るわけじゃないのかな?」
伊織「ああ、言い忘れてたわ、そのことなんだけどそれも個人差が出るみたいよ」
律子「なるほどね…ここまで症状が一致してると薬の効果ってことでほぼ間違いないんじゃないかしら」
伊織「でも万が一と言うこともありえるわよ…今は様子を見る以外どうすることもできないけどね…」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:11:15.22 ID:4+XXJHoJ0
真「そういえば真美達のお父さんってお医者さんだったよね?一応見てもらえばなんとかなるんじゃないかな?」
亜美「あーパパは先週からアメリカに行ってるんだ、なんか最近めっちゃ忙しそうだったし」
律子「それでも娘がこんなことになってるなら戻ってきてくれるんじゃない?」
真美「にゃ、にゃあ!」
伊織「どうしたのよ真美」
亜美「もしかしてパパに迷惑かけたくないとか?」
真美「にゃあ」コクン
律子「でも早く治らないと真美も大変でしょ?迷惑なのは承知だけどそれでも連絡を入れたほうがいいと思うわ」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「ねえりっちゃん、真美もこう言ってるんだし今はいいんじゃないかな?」
律子「でも…」
伊織「真美が迷惑を掛けたくないって言うなら真美の意思を尊重するべきだと思うわよ」
真「たしかに喋れないのと文字が書けないこと以外は普通に生活できてるしね」
律子「…そうね、それじゃできる限りみんなで真美をサポートしましょうか」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:13:15.65 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」
亜美「真美→、皆に迷惑かけちゃうとか思ってるっしょ?…ぜんぜん迷惑なんかじゃないよ…ね、皆?」
真「あたりまえだろ、真美はボクの大切な仲間なんだから…困ってる時に助けるのは当然じゃないか」
伊織「不便なことがあったら何でもいいなさい、できる限りサポートするから」
律子「真美、困った時はどんどん他の皆を頼っていいのよ、皆真美の味方なんだからね?…もちろん私も」
真美「にゃ、にゃあ…」ウルウル
亜美「んっふっふ~なんか今日の真美はちょっと泣き虫だね」
真美「にゃ!?」
律子「こら亜美、そうやってちゃかさないの」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:15:15.87 ID:4+XXJHoJ0
伊織「…ねえ律子、そういえばあずさ遅くないかしら」
律子「ああ、あずささんは早くから撮影が入ってるのよ、その後こっちに現地で合流する予定よ」
伊織「…あずさ、1人で現地までこれるかしら」
律子「……なんだか不安になってきたわ」
亜美「んじゃちょい早いけどもう出る?真美なら今はまこちんがいるから大丈夫っしょ」
律子「そうね、それじゃ真、真美のこと頼むわね」
真「うん、まかせてよ!律子達も仕事頑張ってね」
律子「ええ、それじゃ行ってくるわね」
ガチャッバタンッ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:17:15.47 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」
真(…まかせてとは言ったけど何すればいいのかな?…とりあえずいつも通りにしてればいっか)
真美「にゃあ…」モジモジ
真「ん、どうかしたの?真美」
真美「にゃ、にゃあ…」タッタッタ
真「ちょ、ちょっとどこいくの真美!?」タッタッタ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:18:17.13 ID:4+XXJHoJ0
トイレ前
真「…なんだトイレか」
ガチャッ
真美「にゃあ…」
真「あ、終わったみたいだね、それじゃ戻ろっか」
真美「にゃあ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:20:16.14 ID:4+XXJHoJ0
真(はあ…他の皆はまだこないのかなあ…)
真美「にゃあにゃあ」ガサゴソ
真(ん…今度は何してるのかな…意思疎通ができないって意外と不便だなあ…)
真美「にゃあ」スッ
真「ん、これってポッキー?ボクにくれるの?」
真美「にゃあ♪」ニコッ
真「ありがと真美、それじゃ貰うね」パクパク
真美「にゃあ」パクパク
真「……」パクパク
真美「……」パクパク
真「……」スッ
真美「にゃ!?」
真「あっごめん、最後の1本だったね、真美が食べていいよ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:22:15.46 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」スッ
真「あはは、もともと真美が持ってきたものなんだからさ、気にせず食べて」
真美「にゃあ」パクッ
真「ん?どうしたの?」
真美「にゃあ…」ギュッ
真(…ポッキーを咥えて目を瞑ってる…これはつまり…そういうことか)
真美「にゃあ」プルプル
真(…今は誰もいないよな…よし)
真「……」パクッ
真美「にゃ!?」
真「……」パクパク
真美「にゃ…」ドキドキ
真「……」パクパク
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:24:16.05 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
貴音「おはようございます」
雪歩「おはようございますぅ」
千早「おはようございます」
春香「おはようございます!」
真「!?」
真美「にゃ!?」
春香「…2人とも何してるの?」
貴音「面妖な…」
真「え、あー…その、ポッキーゲームしてただけだよ」
千早「…そういえば亜美からメールがきていたのだけれど、真美が喋れなくなったっていうのは本当なの?」
雪歩「私も気になってましたぁ」
真「うん、本当だよ」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:26:17.27 ID:4+XXJHoJ0
春香「そうなんだ、それで喋れなくなった真美と無理やりポッキーゲームをしたと」
真「はあ!?なんでそうなるんだよ!」
春香「あはは、冗談だよ~」
千早「…でも真美からポッキーゲームをしようとは言えないはずよね…喋れないのだし」
真美「にゃあ///」
春香「えっ何その反応…」
雪歩「ま、真ちゃん…もしかしてほんとに無理やりやったんじゃあ…」
真「いやいや誤解だって!ポッキーゲームをしたのはその…成り行きでなったというか」
千早「まあそういうことなら…それより律子達はもう仕事に行ったの?」
真「うん、少し前に出たよ」
春香「そっかー…あれ、そういえば小鳥さんまだ来てないの?」
真「あれ…そういえば今日いないね」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:28:18.10 ID:4+XXJHoJ0
貴音「…そこにいるのはわかっています…小鳥嬢」チラッ
小鳥「!?」ビクッ
春香「何してたんですか?カメラなんか持って…」
小鳥「いえ、これはその…」アタフタ
真「はあ…いたなら出てきてくださいよ」
千早「…あの音無さん、言いにくいのですが…鼻血が…」
小鳥「あ、あら!?気が付かなかったわ、ありがとう千早ちゃん」フキフキ
真美「にゃあ…」
小鳥「か、かわいいわ真美ちゃん!…ちょっとこっちきましょうか」ニタニタ
真「いいですからさっさと仕事してください」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:30:19.48 ID:4+XXJHoJ0
小鳥「そ、そんな~、私も真美ちゃんと戯れたいのよ!」
春香「小鳥さんあんまりさぼってるとプロデューサーさんに言いつけちゃいますよ」
小鳥「ピヨー…」
雪歩「あっ、四条さん、そろそろお仕事行かないと」
貴音「そうですね、それでは行って参ります…真美、また後ほど」
真美「にゃあ」
ガチャッバタンッ
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:32:15.89 ID:4+XXJHoJ0
春香「そういえばそろそろお昼の時間だけど皆どうする?」
千早「どうしようかしら…真美がこんな状態だから外食は無理よね」
真美「にゃあ…」シュン
千早「あっ、その、真美が悪いわけじゃないのよ」アセアセ
真美「にゃあ」
真「うーん…それじゃボクが何か買ってこようか?」
春香「あっ私も一緒に行くよ」
千早「そう、それじゃお願いね、私は真美と留守番しているわね」
真「うん、わかった、それじゃ行ってくるね」
ガチャッバタンッ
小鳥「千早ちゃん、私もちょっとご飯食べてくるからお留守番お願いできるかしら?」
千早「ええ、構いませんよ」
小鳥「ありがとうね、それじゃ行ってくるわね」
ガチャッバタンッ
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:34:18.29 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」
千早「…ごめんなさいね、私と一緒にいてもつまらないでしょうけど少し我慢してちょうだい」
真美「にゃ、にゃあ!」ギュッ
千早「きゃっ、急にどうしたの?」
真美「にゃあ…」ニコッ
千早「…ふふ、ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ♪」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:36:15.92 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
美希「おはようなの」
千早「っ!?」ビクッ
美希「あれ、何してるの千早さん?」
千早「べ、別に何もしてないわよ」アセアセ
真美「にゃあ…」
美希「あれ、真美本当に喋れなくなっちゃったんだ」
千早「ええ、そうみたいなの」
真美「にゃあ」
美希「あはっ、今日の真美ちょっとかわいいの」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:38:15.21 ID:4+XXJHoJ0
千早「…それじゃいつもの真美は可愛くないみたいに聞こえるわよ」
真美「にゃあ…」
美希「そんなことないの、真美はいつも可愛いと思うの」
真美「にゃあ///」
美希「あはっ、かわいいの真美」ギュウウ
真美「にゃ!?」
美希「真美かわいいの真美」ギュムギュム
千早(…何なのかしら…この敗北感は…)
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:40:17.41 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
真「ただいま」
春香「たいだまー」
美希「あっおかえりなの真クン、春香」ギュムギュム
真美「にゃあ///」
千早「おかえりなさい2人とも…」ズーン
真「美希も来てたんだ…お昼4人分しか買ってきてないんだけど…」
美希「あっミキは家でおにぎり食べてきたから気にしなくていいよ?」
春香「そっか、それで千早ちゃんはなんで落ち込んでるの?」
千早「…なんでもないわ」ペタペタ
春香「あー…なんとなくわかったよ、うん」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:42:19.88 ID:4+XXJHoJ0
真「それじゃお昼御飯食べよっか」
春香「そうだね」
美希「それじゃミキは向こうで寝てるの…あふぅ」
千早「2人とも買ってきて貰って悪いわね」
真美「にゃあ」
真「あはは、どういたしまして」
春香「それじゃ食べよっか」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:44:15.45 ID:4+XXJHoJ0
―――――――――――――
――――――――――――
―――――――――――
真「ごちそうさまでしたっと」
春香「たまには皆でお弁当食べるのもいいよね」
千早「そうね、真美もお腹いっぱいになった?」
真美「にゃあ♪」
真「よかった、それじゃ少ししたらレッスン行かないとだね」
千早「今日は4人でダンスレッスンよね」
春香「うん、あっ真美、ソース付いてるよ」フキフキ
真美「にゃ///」
春香「これでよしっと」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:46:15.65 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
やよい「おはようございまーす!」
真「おはよう、やよい」
春香「おはようやよい」
千早「おはよう、高槻さん」
真美「にゃあ」
やよい「あれ?どうしたの真美、猫の真似なんかして…」
真「あれ、やよいは亜美からのメールまだ見てないの?」
やよい「あうー、実は昨日から携帯が見つからなくて…」
春香「そうだったんだ…」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:48:16.71 ID:4+XXJHoJ0
千早「高槻さん、真美は喋れなくなってしまったのよ」
やよい「ええ!?それ本当なの真美?」
真美「にゃあ」コクン
やよい「そうだったんだ…早く元に戻るといいね」
真「そうだね…それじゃやよい、ボク達はそろそろレッスン行くね」
春香「あっ向こうで美希が寝てるはずだから起きたら言っておいてくれる?」
やよい「はい!わかりました!それじゃ行ってらっしゃい」
千早「ええ、それじゃ行ってくるわね」
真美「にゃあ」
ガチャッバタンッ
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:50:15.33 ID:4+XXJHoJ0
レッスン場
真「それじゃ始めよっか」
春香「うん、そうだね」
ワンツースリーフォー ワンツースリーフォー
春香「…うわぁっ!?」ズテッ
真美「にゃ!?」
千早「大丈夫2人とも!?」
春香「いたたたた…ごめんね真美、巻き込んじゃって」
真美「にゃあ…っ!?」ズキッ
真「真美!?どこか痛いところある?」
真美「にゃあ…」
真「ちょっと見せてね…たぶん軽い捻挫かな、念のため今日は終わりにしようか」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:52:19.60 ID:4+XXJHoJ0
春香「ほんとごめんね真美…」
千早「とりあえず手当てしましょうか」
真「…いや、2人は続けてていいよ、ボクは真美を連れて先に事務所に戻ってるね」
真美「にゃあ…」
春香「でも…」
真「さて、それじゃ戻ろうか、よっと」
真美「にゃ!?」
春香「真美のことよろしくね、真」
真「うん、それじゃお疲れ様」
ガチャッバタンッ
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:54:17.90 ID:4+XXJHoJ0
千早「…真ってあれ素でやってるのよね?」
春香「うん、たぶん…」
千早「わざわざお姫様だっこなんてするから王子様なんて呼ばれるんじゃないかしら…」
春香「あはは…でも今回は助かったよね、私達だけじゃテンパってたと思うし」
千早「そうね、私も少し取り乱してしまったわ」
春香「…それじゃ折角真もああ言ってくれたんだしレッスン続けよっか」
千早「ええ、そうね」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:56:18.91 ID:4+XXJHoJ0
事務所
ガチャッ
真「あれ、やよいと美希ももう出ちゃったのかな」
真美「にゃあ…」
真「よし、それじゃ真美、ちょっと足見せてね」
真美「にゃあ」スッ
真「このくらいならシップ貼っておけば大丈夫かな、あーでもちょっとマッサージしておいた方がいいかな」モミモミ
真美「にゃあ///」
真「痛かったら言ってね?」モミモミ
真美「にゃあ…」
真「…よし、それじゃ後はシップ貼ってと…これで大丈夫かな」ペタッ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 15:58:17.43 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ」シュン
真「ん?どうかした?」
真美「にゃあ…」
真「ああ、レッスンのことなら気にしなくていいよ、それより怪我がたいしたことなくて安心したよ」
真美「にゃあ」
真(皆が戻ってくるまで何してようかな…)
真美「にゃあ…」ウトウト
真(…眠くなっちゃったのかな、まあ朝起きたらいきなり喋れなくなってるんだもんね…色々疲れたんだろうな)
真美「にゃあ…Zzz」
真「おやすみ、真美」ナデナデ
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:00:18.26 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
雪歩「ただいまですぅ」
貴音「ただいま戻りました」
真「あっおかえり雪歩、貴音」
雪歩「あれ、真美ちゃん足怪我してるの?」
真「あー実はさっきレッスンでちょっと怪我しちゃったんだ」
真美「…にゃあ」Zzz
貴音「ふふっ、可愛いらしい寝顔ですね」
真「あはは、そうだね…あっ!そういえばレッスン場に荷物置いたままだった…」
雪歩「真美ちゃんなら私と四条さんで見ておくから取ってくる?」
真「うん、それじゃちょっと行ってくるね」
ガチャッバタンッ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:02:16.08 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」Zzz
貴音「ふふっ…」ナデナデ
雪歩「四条さん、私お茶入れてきますね」タッタッタ
貴音「はい、よろしくお願いします」
真美「…にゃ」パチ
貴音「…起こしてしまいましたか、すみません、真美」
真美「にゃあぁ」
貴音(あくびまでにゃあとなるのですね…面妖な…)
真美「にゃあ」
貴音「ふふっ、真美は本当に可愛いですね」ギュウ
真美「にゃ!?」
貴音「…少しだけこのままでいさせてください」
真美「にゃあ///」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:04:17.06 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
小鳥「ただいま戻ぴよおおおおおおおぉぉぉぉぉ!?」プシャッ
雪歩「な、なんですか今の奇声は!?」
貴音「…面妖な」
真美「にゃあ…」
雪歩「こ、小鳥さんが鼻血だして倒れてますぅ」ビクビク
貴音「大丈夫ですよ、雪歩…それでは私は小鳥嬢をあちらへ運んでおきますね」ズルズル
雪歩「は、はいぃ…」
真美「にゃあ…」
雪歩「あっ、真美ちゃん起きたんだ、お茶入れてきたけど飲む?」
真美「にゃあ」
雪歩「はい、どうぞ」スッ
真美「にゃあ♪」ズズッ
雪歩「ふふっ、喜んでくれたみたいでよかったぁ」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:06:18.17 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあにゃあ」
雪歩「あっそういえば足は大丈夫?痛くない?」
真美「にゃあ…」キョロキョロ
雪歩「…もしかして真ちゃん探してるのかな?」
真美「にゃあ」コクン
雪歩「真ちゃんならレッスン場に荷物を取りに行ったよ」
真美「にゃあ…」
雪歩「ふふっ、たぶんすぐ戻ってくると思うよ」
真美「にゃあ」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:08:18.03 ID:4+XXJHoJ0
貴音「まったく小鳥嬢には困ったものですね…」
雪歩「あっ四条さんお疲れ様ですぅ」
貴音「いえ…それで実はさっき小鳥嬢の机の上にこのようなものがあったのですが」つネコミミ
真美「にゃあ…」
雪歩「ネコミミ…ですか?」
貴音「はい、それで…真美、1度付けてみては貰えませんか?」
真美「にゃあ…」スチャッ
貴音「っ!?」ドキッ
真美「にゃあ?」キョトン
貴音「め、面妖な…」プルプル
雪歩「真美ちゃんすごく可愛いですぅ」
真美「にゃあ///」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:10:17.89 ID:4+XXJHoJ0
貴音「真美、真美はなぜそんなに可愛いのですか?」ギュウウ
真美「にゃ///」
雪歩「し、四条さん…そんなに強く抱きしめたら窒息しちゃいますよぉ」
貴音「はっ!?すみません、真美、少々取り乱してしまいました」
真美「にゃあ」
貴音「す、すみませんが1度外の空気を吸って参ります」スタスタ
雪歩「あ、はい、行ってらっしゃい四条さん」
ガチャッバタンッ
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:12:16.68 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」
雪歩(あ、そういえば今真美ちゃんと2人きりなんだ…わ、私もちょっとくらい戯れてもいいよね…)
雪歩「ま、真美ちゃん…その、私もギュッってしてみたいんだけど…いいかな?」
真美「にゃあ」コクン
雪歩「ありがとう、真美ちゃん…それじゃ」ギュウ
真美「にゃあ///」
雪歩(あ…真美ちゃんの体ってこんなに温かいんだ…それにすごく柔らかい…)
真美「にゃあ」
雪歩「かわいい…」
真美「にゃ///」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:14:17.08 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
真「たっだいまー」
雪歩「!?」ビクッ
真「あれ、2人とも抱きあって何してるの?」
雪歩「あ、その…ちょっと真美ちゃんと戯れてたんだぁ…」
真美「にゃあ///」
真「そっか、あっ真美、ネコミミ付けたんだ、かわいいなあ」
雪歩「ふふっ、ほんとに可愛いよね」
真美「///」
真「あれ…小鳥さんはなんであんなところで寝てるの?」
雪歩「真ちゃん…世の中には知らないほうが幸せなこともあるんだよ」
真「そ、そっか…」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:16:16.83 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
春香「ただいま!」
千早「ただいま戻りました」
真「あっおかえり2人とも」
雪歩「おかえり、春香ちゃん、千早ちゃん」
真美「にゃあ」
春香「あっ!真美ネコミミ付けてる!すごく似合ってるね」
千早「ええ、とても可愛いわね」
真美「にゃあ///」
真「ねえ雪歩、貴音はどこ行ったの?」
雪歩「あっ四条さんなら外の空気を吸いに行くって言って出ていったよ」
真「そっか、それじゃ屋上にでもいるのかな」
雪歩「うん、たぶん」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:18:18.17 ID:4+XXJHoJ0
春香「あっそういえば真美、足大丈夫?」
真美「にゃあ」コクン
春香「そっか、よかった…それとさっきはほんとごめんね、私の不注意のせいで…」
真美「にゃあ」ギュッ
春香「あっ…ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ」ニコッ
千早(私もなでなでしたい…)
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:20:16.24 ID:4+XXJHoJ0
真「そういえばそろそろ夕方になるけど真美は亜美が帰ってきたら家に帰るの?」
真美「にゃあ」コクン
真「そっか…他の皆はどうする?」
雪歩「私はもう少し残ってようかな」
春香「私は後少ししたら帰らないと…」
真「あっ春香は家遠いからね…千早はどうするの?」
千早「私ももう少し残っているつもりよ」
真「そっか、それじゃボクはちょっと用事あるから今日は先帰るね」
春香「そっか、お疲れ様」
雪歩「お疲れ様、真ちゃん」
千早「お疲れ様」
真美「にゃあ…」
真「お疲れ様、それじゃ真美、また明日ね」ナデナデ
真美「にゃあ///」
ガチャッバタンッ
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:22:20.64 ID:4+XXJHoJ0
春香「そういえばさっきから気になってたんだけど…小鳥さんどうしたの?」
雪歩「小鳥さんはちょっとお昼寝してるだけだよ」ニコッ
春香「そ、そっか…」
千早「あの…真美、その…わ、私もなでなでしていいかしら?」
真美「にゃあ」
千早「ありがとう、真美」ナデナデ
真美「にゃあ///」
春香「ふふっ楽しそうだね、千早ちゃん」
千早「いえ、そ、そんなことないわよ」アセアセ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:24:21.80 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
伊織「ただいま」
あずさ「ただいま戻りました~」
春香「あっおかえり伊織、あずささん」
雪歩「おかえりなさいですぅ」
千早「おかえりなさい」
真美「にゃあ」
あずさ「あら真美ちゃん、かわいいわね~」
真美「にゃ///」
伊織「…なんでネコミミなんて付けてるのよ?」
雪歩「あっそれは四条さんが真美ちゃんにお願いして付けたんだよ」
伊織「そう、まさか貴音がね…」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:26:16.66 ID:4+XXJHoJ0
あずさ「うふふ、でも本当に可愛いわ」ギュッ
真美「にゃあ///」
春香「そういえば亜美と律子さんは一緒じゃなかったんだ?」
伊織「亜美が楽屋に忘れ物して律子と一緒に取りに行ってるのよ」
春香「そうなんだ…あっ、私そろそろ帰らないと」
千早「それなら私もそろそろ帰ろうかしら」
雪歩「あっ、じゃあ私も帰りますぅ」
伊織「そう、お疲れ様」
春香「お疲れ様、それじゃまたね」
ガチャッバタンッ
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:28:20.10 ID:4+XXJHoJ0
あずさ「…あら、真美ちゃん、足怪我しちゃったの?」
真美「にゃあ…」
伊織「ちょっと大丈夫なの?痛かったらいいなさいよ、すぐ医者を連れてくるから」
真美「にゃあ」
あずさ「うふふ、優しいのね、伊織ちゃん」
伊織「なっ!?べ、別にこれは、その…」
真美「にゃあ」ギュウ
伊織「えっ!?な、何よ…」
真美「にゃあ♪」ニコッ
あずさ「伊織ちゃん、真美ちゃんは伊織ちゃんにありがとうって言いたいんじゃないかしら?」
真美「にゃあにゃあ」コクン
伊織「べ、別に気にしなくていいわよ…怪我してたら心配するのは当然じゃない」
真美「にゃあ」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:30:17.23 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
亜美「たっだいま→」
律子「ただいま」
あずさ「おかえりなさい、亜美ちゃん、律子さん」
伊織「おかえり2人とも」
真美「にゃあ」
亜美「あれ?なんでいおりん真美に抱きつかれてんの?」
伊織「えっ!?べ、別に何だっていいじゃない!」
亜美「んっふっふ~、これは何かありますな」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:32:16.49 ID:4+XXJHoJ0
律子「…小鳥さん、何でそんなところで寝てるんですか…起きてください」トントン
小鳥「…ぴよ?」
律子「おはようございます、小鳥さん、でももう夕方ですけどね」
小鳥「あっおはようございます、律子さん」
律子「おはようございますじゃありません、仕事はどうしたんですか?」
小鳥「ぴよ!?あっそういえば真美ちゃんは…ぴよよよよ!?」
律子「はいはいいいですから仕事してくださいね」
小鳥「ま、真美ちゃん…ネコミミ付けてくれたのね!とっても似合ってるわ!」
律子「小鳥さーん?まだ今日のノルマ半分以上残ってますからね?」
小鳥「ぴよ…」
あずさ「あの~律子さん、私用事があるので今日はそろそろ失礼しますね」
律子「あっはい、お疲れ様です、あずささん」
ガチャッバタンッ
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:34:19.57 ID:4+XXJHoJ0
亜美「んっふっふ~、それでいおりん、なんで抱きつかれてたか話す気になったかね?」
伊織「だ、だから何でもないって言ってるじゃない!」
律子「はいはいそこまでにしときなさい、それより真美、足怪我してるじゃない…」
真美「にゃあ…」
亜美「大丈夫真美?痛くない?」
伊織「心配しすぎよあんたたち…軽い捻挫みたいだし大丈夫でしょ」
律子「でも心配なものは心配なのよ」
亜美「そうだよいおりん、今日の真美はシェアな感じなんだから」
律子「それを言うならピュアでしょ亜美」
真美「にゃあ…」
伊織「わ、私だって最初はその…すごく心配したわよ」
亜美「そっかそっかー、いおりんは優しいですなあ」
伊織「キーー、何なのよもう!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:36:17.74 ID:4+XXJHoJ0
真美「にゃあ…」シュン
律子「ああ、2人が喧嘩するから真美が落ち込んじゃったじゃない」
亜美「あっ、ごめんよ真美→…あといおりんも」
伊織「わ、私だってその…悪かったわよ」
律子「さて、それじゃ真美は足怪我してるみたいだから私が送っていくわよ、亜美も乗っていきなさい」
亜美「おおー、サンキューりっちゃん」
伊織「それじゃ私は先帰るわね、お疲れ様」
律子「お疲れ様、伊織」
亜美「いおりんおつかれちゃーん」
ガチャッバタンッ
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:38:18.78 ID:4+XXJHoJ0
律子「それじゃ私達も行きましょうか、真美、おぶってあげるから乗りなさい」
真美「にゃあ…」
律子「ほら早く、別に私のことなら気にしなくていいから」
真美「にゃあ♪」ギュッ
律子「さて、それじゃ行きましょうか」
亜美「りっちゃん亜美もおぶってよ→」
律子「流石に2人は無理よ、それじゃ帰りましょ」
ガチャッバタンッ
小鳥「ぴよー…」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:40:16.99 ID:4+XXJHoJ0
双海家前
律子「それじゃ2人とも、また明日ね」
亜美「送ってくれてありがとねりっちゃん」
真美「にゃあ」
律子「いいえ、それじゃお疲れ様」
亜美「あっ真美、そのネコミミそろそろ取ったほうがいんじゃない?」
真美「にゃあ」スッ
律子「それじゃ私が小鳥さんに返しておくわね」
亜美「頼んだよりっちゃん」
真美「にゃあ」
律子「ええ、それじゃ2人ともまたね」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:42:18.44 ID:4+XXJHoJ0
双海家
亜美「真美ー、一緒にお風呂入ろうよ!」
真美「にゃあ」
亜美「よーし、そんじゃ風呂場まで競争だ→」
真美「にゃ…」
亜美「あっ、足怪我してるんだっけ…そんじゃ亜美が抱っこしてあげるよ」ダキッ
真美「にゃ!?」
亜美「それじゃ行こっか」
真美「にゃ///」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:44:19.21 ID:4+XXJHoJ0
風呂場
亜美「それじゃ真美、亜美が体洗ってあげるね」
真美「にゃあ」
亜美「んっふっふ~、どう?気持ちいい?」
真美「にゃあ///」
亜美「ほほう…結構大きいですなあ」モミモミ
真美「にゃ!?」
亜美「それじゃ下のほうも…」
真美「にゃあ!」バチン
亜美「痛っ、ごめんごめん、そんな怒んないでよ→」
真美「にゃあ///」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:46:16.46 ID:4+XXJHoJ0
亜美「それじゃ今日は頭も洗ってあげるね」ワシャワシャ
真美「にゃ…」
亜美「痒いところはございませんかな?」ワシャワシャ
真美「にゃあ…」
亜美「それじゃ流すよ→」シャー
真美「にゃ…」ギュッ
亜美「よし、じゃあそろそろ出よっか」
真美「にゃあ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:48:15.91 ID:4+XXJHoJ0
――――――――――――
―――――――――――
――――――――――
亜美「それじゃそろそろ寝よっか」
真美「にゃあ」
亜美「じゃあ亜美は自分の部屋行くね」
真美「にゃあ…」シュン
亜美「…一緒に寝る?」
真美「にゃあ!」パァ
亜美「んっふっふ~、今日の真美は甘えん坊ですなあ…」
真美「にゃあ///」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:50:17.72 ID:4+XXJHoJ0
亜美「…ねえ、真美…早く元に戻るといいね」
真美「にゃあ…」
亜美「今の真美も十分可愛いんだけどさ、やっぱ亜美はいつもの真美と一緒にいるほうが楽しいからさ」
真美「にゃあ」ギュウ
亜美「ちょ、苦しいよ真美…でもありがと」
真美「にゃあ」ニコッ
亜美「それじゃそろそろ寝よっか」
真美「にゃあ」
亜美「お休み、真美」
真美「にゃあ」Zzz
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:52:17.54 ID:4+XXJHoJ0
翌日
亜美「ふわぁ…」
真美「Zzz…」
亜美「真美ー、朝だよ」ユサユサ
真美「ふわぁ…おはよう亜美」
亜美「おはよう真美…って元に戻ってる!?」
真美「あっほんだ!ちゃんと喋れる!」
亜美「よかったね真美」
真美「よかったー、このまま戻らなかったらどうしようかと思ったよ…」
亜美「でも昨日の真美ちょ→可愛かったよ?」
真美「ちょ、恥ずかしいよ///…でも皆優しくしてくれて嬉しかったな…」
亜美「そだね、なんか皆に真美を取られちゃうかと思ったよー」
真美「もう何それー…それよりなんで喋れなくなったんだろ、いおりんの言う薬が原因だったのかなあ…」
亜美「んーどうだろ…とりあえず朝ご飯食べて事務所行こっか」
真美「うん、そだね」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:54:17.90 ID:4+XXJHoJ0
事務所
亜美「おはよ→」
真美「おはよ→」
律子「おはよう亜美、真美…ってあら、ちゃんと喋れてるじゃない」
真美「なんかわかんないけど起きたら治ってたんだ→」
律子「そう、よかった…それと真美が喋れなくなった原因分かったわよ」
亜美「えっまじで!」
律子「ええ、やっぱり伊織が言ってた薬が原因だったのよ」
真美「えっでも真美そんな薬飲んだ記憶ないし知らないよ?」
律子「昨日事務所に戻った後小鳥さんとちょっと『お話』したのよ」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:56:17.86 ID:4+XXJHoJ0
亜美「そっか→、それじゃピヨちゃんが犯人だったの?」
律子「ええ、伊織の話に出てたリトルバードってハンドルネームが引っかかってね…そうしたら見事ビンゴだったってわけ」
真美「そっか→、でもピヨちゃんどうやって真美に薬飲ませたんだろ…」
律子「実はその薬って見た目は普通の飴とほとんど変わらないものだったのよ」
亜美「そうなんだ→、それじゃ真美が間違って食べちゃったのも納得いくよ」
真美「あっ!そういえば一昨日ピヨちゃんの机の上にあった飴食べたかも…」
律子「やっぱりね…でも早く元に戻れてよかったわね」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 16:58:16.45 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
真「おはようございます!」
真美「あっおはよ→まこちん」
真「あっ真美、喋れるようになったんだね!よかった」
真美「うん…それと昨日は色々ありがとね」
真「ううん、それより足はもう大丈夫?」
真美「うん、もう平気だよ」
真「そっか、よかった」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:00:18.52 ID:4+XXJHoJ0
亜美「りっちゃーん、そいえば肝心のピヨちゃんはどこいったの?」
律子「小鳥さんなら罰として真美と同じ薬を飲んでもらったわ、たぶん今ごろ家でピヨピヨ言ってるんじゃないかしら」
亜美「うわぁ…りっちゃんもなかなかやりますなあ」
律子「下手したら真美の活動に支障が出ていたのよ、むしろこれくらいで許してあげたことに感謝してほしいわね」
真美「りっちゃんも昨日はありがとね」
律子「えっ!?べ、別にいいのよ…むしろ夕方まで放置してしまってごめんなさいね…」
真美「ううん、皆優しくしてくれたしぜんぜん大丈夫だったよ」
律子「そう、それならよかったわ」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:02:16.48 ID:4+XXJHoJ0
ガチャッ
春香「おはようございます!」
真美「おはよ→はるるん」
春香「あっ真美、元に戻ったんだね、よかった…それと昨日はごめんね…」
真美「もうはるるん気にしすぎだよ→、足の怪我も治ったんだし気にしないでよ」
春香「うん、ありがと…あっ!クッキー作ってきたから食べて」
真美「いつもありがとはるるん!それじゃ貰うね→」
亜美「あっ亜美も食べる→」
真「それじゃボクも貰おうかな」
春香「律子さんもどうぞ」
律子「ええ、ありがとう春香」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:04:22.02 ID:4+XXJHoJ0
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律子「皆揃ったわね、それじゃ今日も1日頑張りましょう」
真美「それじゃはるるん、いつもの頼むよ」
春香「うん、それじゃ行くよー、765プロ、ファイトー!」
皆「「オー!!!」」
END
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/08(日) 17:05:55.07 ID:4+XXJHoJ0
終わりです。読んでくれた方、支援してくれた方ありがとうございました。
真美「にゃあ」