1: ナナシ 2019/12/16(月) 13:06:04 ID:vZxhvZC2

どうも、名曲×ラブライブSSです。オリジナル設定ご容赦ください。少しディープです。では参ります



2: ナナシ 2019/12/16(月) 13:06:40 ID:vZxhvZC2

頑張らなきゃ・・・がんばらなきゃ・・・がん・・・ばら・・・な・・・きゃ

~虹ケ咲学園・3年生教室~

キーンコーンカーンコーン

現在、昼休み

彼方「ZZZ」

果林「あらあら、今日も彼方はぐっすりね」クスクス

エマ「どんな夢を見てるのかな」ニコニコ

3年A「よーっす!朝香さんと・・・ヴェルデさん?」

果林「あら?どうしたの?」

エマ「なにか用?」

3年A「んーまぁ【ちょっとした忠告にね】」

果林&エマ「【忠告】?」



3: ナナシ 2019/12/16(月) 13:07:14 ID:vZxhvZC2

3年A「うん、風のうわさってか隣のクラスの奴に聞いたんだけど」

果林「何を?」

3年A「そこで寝てる近江さんが【援助交際】してるって」

果林「な!?」

エマ「?」

果林「そ、そんなわけないじゃない!彼方は真面目にスクールアイドルを頑張って」

3年A「アイドル活動ね~、ホントかな~?」

果林「本当よ!それに部活が終わって家に帰ってからも彼方は夜遅くまで勉強を」

3年A「ふーん、その割に朝香さんたちとそんなに点数変わんないじゃん」



4: ナナシ 2019/12/16(月) 13:07:47 ID:vZxhvZC2

果林「そ、それは」

3年A「朝香さんは夜遅くまで勉強してる?」

果林「・・・してないわ」

3年A「でしょー、なら決まりじゃん。【夜のアイドル活動が忙しいんだよきっと】」

果林「何を言ってるの!?お願いだから話を」

3年A「友達はちゃんと選んだ方がいいよ。んじゃあ」スタスタ

ブチ

果林「ちょっと待ちな」ガシッ

果林「エマ!」



5: ナナシ 2019/12/16(月) 13:08:19 ID:vZxhvZC2

エマ「果林ちゃん、ダメだよ」

果林「離して、アイツ彼方のことを」

エマ「分かってる・・・でも暴力は絶対にダメ」

果林「でも!」

エマ「彼方ちゃん、きっと悲しむ・・・私も・・・みんなも・・・だからお願い」ギリッ

果林「エマ・・・」

彼方「・・・」

全部、聞こえてたよ・・・



6: ナナシ 2019/12/16(月) 13:08:54 ID:vZxhvZC2

いつからだろう・・・こんな気持ちになったのは

【思い出すのが酷く怖い】

確かに私は【特待生】なのに果林ちゃんたちとの成績は大差ない

だからかな、果林ちゃんたちの成績を聞くとスゴク嫌な気持ちになる時があるの

【眩暈がするの】

ねぇ・・・みんな【今上手に笑えてる?】

ねぇ・・・みんな【大丈夫だって言って】お願いだから



7: ナナシ 2019/12/16(月) 13:09:32 ID:vZxhvZC2

~翌日・昼休み中庭~

彼方「・・・」

気まずくて教室から出てきてしまった

でも、少しは気が楽になる・・・と思う

彼方「はぁ・・・寝よう」

今日も徹夜で勉強しなきゃだし

ガサガサ

彼方「!」

しずく「?彼方さん?」

彼方「しずくちゃん」



8: ナナシ 2019/12/16(月) 13:10:07 ID:vZxhvZC2

しずく「あ、またこんな所で眠ろうとしてたんですね」ジトー

彼方「えへへ♪」

しずく「もう、ケガをしたら大変ですし、風邪もひいちゃいますよ」

彼方「・・・ありがとうだよ」

ポタポタ

しずく「え?」

彼方「・・・あれ?」ポロポロポロ

しずく「彼方さん!?【大丈夫ですか!?】どこか痛いんですか!?もしかしてケガを」アワアワ

彼方「ううん・・・大丈・・夫・・だよ・・・大丈夫・・・だから」

しずく「彼方さん大丈夫ですよ!私がいますから」ダキッ

彼方「うぅぅ・・・うあああ・・・うわぁぁあああん」ギュ

しずくちゃんの言葉が優しさが嬉しくて・・・

つい想いが溢れちゃった



9: ナナシ 2019/12/16(月) 13:10:53 ID:vZxhvZC2

彼方「スースー」

しずく「・・・(一体何があったのかしら?)」ヨシヨシ

彼方「ううん・・・」

しずく「(彼方さんがあんなに取り乱すなんて)」

タタタタ

しずく「!」

果林「はぁ・・・はぁ」

エマ「ふぅ・・・ふぅ」

しずく「果林さん、エマさん」

エマ「良かったよ・・・彼方ちゃんここにいたんだ」

果林「もう、心配したんだから・・・って寝てるの?」

しずく「はい、あの実は」



10: ナナシ 2019/12/16(月) 13:11:32 ID:vZxhvZC2

果林「・・・そう」

しずく「何かあったんですね」

エマ「うん・・・あのね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しずく「そう・・・ですか・・・悲しいですね」ナデナデ

しずく「彼方さん・・・こんなに頑張ってるのにそんな心無いことを言われて」

果林「ええ」

エマ「うん」

しずくちゃんも・・・みんなも・・・とっても優しい・・・今だけは甘えてもいいよね?



11: ナナシ 2019/12/16(月) 13:12:09 ID:vZxhvZC2

~さらに翌日~

昼休み

彼方「う~ん♪エマちゃんのサンドイッチは絶品ですな~♪」モグモグ

エマ「ホント!?良かった、えっとこんな時は何て言うんだっけ・・・そうだ!」

エマ「とってもエモエモで嬉しみが深くて草だよ~」ニコニコ

果林「・・・エマその表現はちょっと」

昨日はみんなに迷惑変えちゃったし、今日くらいは元気な彼方ちゃんを見せないと

ザワザワザワ

果林「?なんだか騒がしいわね」

ガララ

3年生B「たたたた」

エマ「た?」

3年生B「大変だよ!」



12: ナナシ 2019/12/16(月) 13:12:46 ID:vZxhvZC2

~3年廊下~

ザワザワザワ

果林「一体何の騒ぎ・・・!?」

エマ「あ」

彼方「・・・」

3年A「あ・・・ああ」マッサオ

栞子「3年〇組、Aさん、貴女は【一般男性と不順異性交遊】の疑い及びわが校の生徒に根も葉もない噂を流し学校の風紀を乱しました」

栞子「よって1ヶ月の停学処分といたします」バッ

一同「!?」

3年A「ちょ、ちょっと待ってよ・・・そんな」

栞子「これでも譲歩しているんですよ」

3年A「は、はぁ?何言って」



13: ナナシ 2019/12/16(月) 13:13:23 ID:vZxhvZC2

栞子「第1に未成年者の不純異性交遊は犯罪です。それだけでも十分退学に値します」

3年A「ぐ・・・」

栞子「そして、何よりも許せないのは根も葉もない誹謗中傷です」

栞子「貴女のくだらない嘘のせいでいったいどれほどの生徒が傷つき悲しんだか」

栞子「恥を知りなさい!」ドン

3年A「ぐ・・・お・・・おぉ」ガクン

栞子「話は以上です。正式に学校側から通知が来ますから」クルッ

栞子「・・・近江先輩」

彼方「!」



14: ナナシ 2019/12/16(月) 13:13:56 ID:vZxhvZC2

栞子「最近成績が下がってきています。【特待生】として他の生徒の模範となるよう努めてください」

栞子「・・・では」スタスタ

彼方「・・・」

果林「ウフフ♪あの子なりに頑張れって言ってるみたいね」ポン

エマ「うん、そうだね・・・きっとそうだよ!」

彼方「・・・うん」

~放課後・部室~

ガチャ

彼方「彼方ちゃん到着~」

あなた「彼方さん!」

彼方「うわ、びっくりしたよ、どうしたの?」



15: ナナシ 2019/12/16(月) 13:14:31 ID:vZxhvZC2

あなた「どうしたって、今日3年生の所で何か大変だったって聞いて」

歩夢「そうですよ、とても心配したんですから」

しずく「何かあったんですか?」

かすみ「フフフ、しず子そんなの決まってるじゃないですか」

しずく「?」

かすみ「ついに、かすみんの可愛さが3年生にまで伝わ」

せつ菜「それは無いです」

璃奈「それは無いよ」璃奈ちゃんボード「やれやれだぜ」

あなた「それは無いかな」

果林「それは無いわね」

エマ「それは無いと思うな」

かすみ「なぁんでですか!!」



16: ナナシ 2019/12/16(月) 13:15:06 ID:vZxhvZC2

愛「アハハハハハハ!!かすみんウケるー」

かすみ「ちょっと、愛先輩何も面白くないですよ!」

彼方「・・・」

【みんなの腕が声が背中がここにあって】【私の渇いた地面を雨が打つ】

カラカラだった心が潤うのがわかる、ここが自分の居場所なんだと教えてくれる

【嘘みたいに強く強く私を信じてくれる】励ましてくれる

あなた「さぁ!次のライブに向けて練習再開!」

8人「おー!」

彼方「ムフフ、彼方ちゃん今日は絶好調なのだ~♪」

少しだけ眩暈が安らいだ

~終わり~



17: ナナシ 2019/12/16(月) 13:15:39 ID:vZxhvZC2

以上になります。今回参考にしたのは鬼塚ちひろさんで「眩暈」でした。彼方ちゃんお誕生日おめでとうございます!では!


元スレ
SS深夜VIP:彼方「眩暈」【スクフェス】