1: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:26:53.74 ID:+XKdcMjX.net
https://youtu.be/WXk69QJ-Wr4
ピピピピッ、ピピピピッ・・・
聖良「・・・ん」
カチッ
聖良「ふぁ~あ・・・」
トントントントン・・・
聖良「美味しそうな匂い・・・」
ガラッ
聖良「おふぁようございます・・・ダイヤさん」
ダイヤ「おはようございます、聖良さん」
2: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:27:19.69 ID:+XKdcMjX.net
聖良「頂きます」
ダイヤ「どうぞですわ」
聖良「ん・・・美味しい」ズズッ
ダイヤ「新しく買ったお味噌で作りましたわ、いかがでしょう?」
聖良「濃すぎず薄すぎず
丁度いい塩梅ですね、美味しいです」
ダイヤ「ありがとうございますわ、お粗末です」
ダイヤ「・・・しかし、私が言うのもなんですが休みの日までこんなに早く起きる必要は無いのでは?」モグモグ
聖良「こうしておけば早起きの習慣がつきますから」モグモグ
ダイヤ「いい心がけですわね」
ダイヤ「とても東京に来る当日迷子になった人とは思えません」モグモグ
聖良「ブフゥッ」
聖良「あの・・・それは忘れてくれませんか・・・///」
ダイヤ「嫌ですわ、私は物覚えが良い方で」モグモグ
聖良「もうっ!///」
ダイヤ「・・・さて、今日はどこに出掛けますか?」
聖良「うーんはぐらかされましたね」
ダイヤ「どこか行きたい所はありますか?」
聖良「もう・・・でしたら秋葉原とか?」
ダイヤ「・・・いいですわね、私もまだ数えるくらいしか行ったことありませんし」
聖良「じゃ、決まりですね」
ダイヤ「はい、では準備しましょう」
ー秋葉原ー
ガヤガヤ・・・
聖良「はー、相変わらず凄い人ですねぇ・・・」
ダイヤ「全くですわ・・・」
ダイヤ「さて、何をしましょうか?」
聖良「まあ、決めてないんですけど」
ダイヤ「ですわよね」
聖良「・・・ダイヤさん」
ダイヤ「はい?」
聖良「・・・ラーメン・・・食べてみませんか・・・?」
ダイヤ「はぅあっ!?私達の様な可憐な女子がラーメンなどという背徳の食物を!?」
聖良「自分で言いますそれ?」
ダイヤ「し、しかし興味が無いと言えば嘘になりますし・・・」ブツブツ
聖良「・・・もう、ダイヤさん」
ギュッ
ダイヤ「ぴぎぃ!?///」
聖良「行きましょう?せっかくの休日なんですから・・・」
ダイヤ「・・・はい///」
聖良「・・・」
聖良「(なんか流れで手繋いじゃったぁぁ!!///)」
パッ
ダイヤ「あっ・・・」
聖良「い、行きましょう!向こうのラーメン屋さんへ!///」
ダイヤ「わ、分かりましたわ」
スタスタ・・・
ーーーラーメン屋ーーー
「いらっしゃいませにゃー!」
ダイヤ「・・・何処かで見たことある方ですわね・・・?」
聖良「わっ、色んなラーメンありますよ!」
ダイヤ「しかし、来といてなんですが私、どうにも油っこい物は苦手で・・・」
聖良「私は割と慣れてますがね・・・」
ダイヤ「では私は・・・塩ラーメンにしますわ。さっぱりしていて豚骨よりはこってりしてないでしょうし」
聖良「私は味噌ラーメンですね、久し振りに故郷の味を」
ダイヤ「北海道は味噌ラーメンが有名ですものね」
聖良「ええ、すいませーん!味噌ラーメンと塩ラーメンを1つずつ下さい!」
「ありがとうございますにゃー!」
ダイヤ「・・・?」
「お待たせしましたにゃ!熱いのでお気を付けて!」
ダイヤ「ありがとうございます」
聖良「ありがとうございます、では頂きましょう!」
ダイヤ「はい、頂きます」
聖良「頂きます!」
ダイヤ「ずるっ、ずるずる・・・」
ダイヤ「・・・ん~っ!♡さっぱりの中のコクがたまりませんわぁ!」
聖良「ずるずる・・・」
聖良「・・・んふっ♡濃いですね・・・懐かしい味です・・・!」
ダイせい「ずるずるずー・・・」
「ありがとうございましたにゃ!また来てくださーい!」
聖良「はぁ~・・・♡美味しいラーメンでした!」
ダイヤ「たまにはジャンクな物も良いですわね・・・」
聖良「・・・さて、次はどうしますか?ダイヤさんが決めて下さい」
ダイヤ「順番的にそうなりますわよね・・・どうしましょうか・・・」
ダイヤ「・・・では、ゲームセンターに行くというのはどうですか?」
聖良「おお・・・ダイヤさんの口からゲームセンターなんて聞く日が来るとは・・・」
ダイヤ「少し憧れてまして・・・向こうでは行ったこともありませんし・・・」
聖良「じゃあ早速行きましょう!幸いアキバは沢山ゲームセンターがありますからね!」
ダイヤ「はいっ!」
ーゲームセンターー
ダイヤ「・・・目がチカチカしますわ・・・」
聖良「わあ、可愛いぬいぐるみのクレーンゲームがありますよ!」
ダイヤ「ほんとですわね・・・やってみたらどうです?」
聖良「勿論!」
チャリン
ウィーン・・・
聖良「・・・」
ダイヤ「・・・(真面目な顔の聖良さん、久し振りですわ・・・///)」
ガシッ
聖良「おっ!?」
ダイヤ「んまぁ!?」
ストン
聖良「~~っいやったぁ!♡」
ダイヤ「え、可愛い」
聖良「ですよね!なまら可愛いです!」ギュッ
ダイヤ「・・・あ、確かに可愛いですわね・・・///」
聖良「・・・?」
聖良「あ、ダイヤさん、あれやって見ます?」
ーホラーガンシューティングゲームー
ダイヤ「」
聖良「前にルビィさんと理亞がやってた動画見て、やりたくなったんですよねぇ」
ダイヤ「・・・や、やりましょうか」
聖良「(あわよくばびっくりしたダイヤさんが見れるかもしれませんし♪)」
ダイヤ「(まあ、怖がる聖良さんも見てみたいですし・・・)」
チャリン チャリン
グオオォォォォッ・・・
聖良「ひえっ!」
ダイヤ「えぇ・・・」
バァン!バァンバァン!
聖良「ひっ、ひゃっ」
ダイヤ「(撃つ度に怖がってますわ・・・)」
グオオォォォォッ!!!
聖良「きゃああああっ!!」
ダキッ
ダイヤ「ンマアアアァッ!?!?///」
聖良「無理無理怖い怖い無理無理ぃ!!」
ダイヤ「出、出ましょうか?///」
聖良「出ますぅ・・・」フルフル
ダイヤ「」
聖良「心臓に悪いですよ・・・もうっ!///」
ダイヤ「マッタクデスワネ」
聖良「ダイヤさん?どうしたんですか?」
ダイヤ「ナンデモアリマセンワ」
聖良「・・・?と、取り敢えずそこの喫茶店で一息入れていきますか?」
ダイヤ「ソウシマショウカ」
ー喫茶店ー
https://youtu.be/D03VbjfjKRA
ダイヤ「では、私はカプチーノを」
聖良「私はカフェラテを下さい」
「かしこまりました」
聖良「アキバと言えば良い意味で、どんな場所も騒がしいと思っていました」
ダイヤ「こんな静かな喫茶店もあるんですから、面白い所ですわよね」
聖良「ふふ、全くです」
「お待たせ致しました、カプチーノとカフェラテです」
ダイヤ「ありがとうございます」
聖良「ありがとうございます、頂きます」
聖良「・・・では」スッ
ダイヤ「・・・なんですの?」
聖良「あれ?コーヒーを飲む時は乾杯するって聞いた事があるんですが・・・」
ダイヤ「・・・あなたもなんですの・・・」
聖良「?」
ダイヤ「はい、聖良さん」スッ
聖良「はい、ダイヤさん♪」スッ
キン・・・
聖良「・・・」ゴクッ
ダイヤ「・・・」ゴクッ
聖良「・・・うん、美味しい」
ダイヤ「ですわね」
聖良「ダイヤさんはコーヒーも似合うんですね」
ダイヤ「褒めてるんですの?」ゴクッ
聖良「勿論、お着物でお茶を点ててる姿も目に浮かびますし」
ダイヤ「まあ、よくやっていますし・・・」
聖良「あ、やっぱりですか?」
ダイヤ「当てずっぽうだったんですの?」
聖良「はい!」
ダイヤ「全く・・・」
聖良「およそダイヤさんの事なら、何でも知ってますから」ゴクッ
ダイヤ「・・・///」
聖良「あっ、照れた!」
ダイヤ「やかましいですわ!///」
聖良「あはは・・・」
ダイヤ「もう・・・ふふっ」
ダイヤ「・・・さて、これからどうしますか?」
ダイヤ「丁度夕方に差し掛かるところですが・・・」
聖良「・・・実はですね、ダイヤさん」
ダイヤ「改まって、どうしました」
聖良「今日折角外出したので、どうしてもやりたい事があるんですよね」
ダイヤ「ほう」ゴクッ
聖良「・・・外でお酒が飲みたいです」
ダイヤ「エフッ」ブシャァ
聖良「ダイヤさんんんん!?」
ダイヤ「な、何を言い出すかと思えば・・・聖良さんらしくないですね」
聖良「この夜に酒瓶なり缶なり持って、飲みながら歩く女二人・・・」
聖良「最高にエモくないですか!?」
ダイヤ「(まーた覚えたての言葉使ってからに)」
聖良「ね、お願いしますダイヤさん!」
ダイヤ「お願いするような事でも無いでしょう・・・」
聖良「え、じゃあ!」
ダイヤ「飲み過ぎはいけませんわよ」
聖良「やったぁ!」
ダイヤ「はしゃいじゃって、まあ・・・」クスッ
聖良「意外です、ダイヤさんはこういう事、断りそうですが」
ダイヤ「まあ、たまにはいいじゃないですか」
ダイヤ「酒は百薬の長ですよ」ニヤリ
聖良「(そう言えば、ダイヤさん割とイける口でしたね・・・)」
ダイヤ「・・・では、もう少し空が暗くなるまでここにいましょうか」
聖良「はい、そうしましょう」
ーーー夜中の公園ーーー
聖良「・・・何だかワルですね、私達」
ダイヤ「法律は遵守してますわ、未成年じゃありませんもの」
聖良「ふふ、ですね」
カラン・・・
聖良「瓶のお酒ですか、いいですね」
ダイヤ「初めて飲みますわ、これ」
聖良「私は飲んだ事ありますが、きっと気に入りますよ、飲みやすくて」
ダイヤ「万々歳ですわ」
聖良「ふふ、では」
ダイヤ「ええ」
キン・・・!
ダイせい「乾杯」
https://youtu.be/N3E9vLy3_Ts
聖良「・・・ん」ゴクッ
ダイヤ「・・・」ゴクッ
ダイヤ「・・・ぷはぁ・・・」
聖良「どうですか?」
ダイヤ「・・・美味しいですわ、少々炭酸がきついですが」
聖良「良かったです、お気に召したようで」
ダイヤ「んっ・・・」ゴクッ
聖良「お、シャッターチャンス」
ダイヤ「え?」
パシャッ
ダイヤ「ぴぎっ!?何するんですの?!」
聖良「あはは、写真撮っただけですよ」
ダイヤ「肖像権の侵害ですわ」
聖良「まあまあ、ほら」
ダイヤ「むー?」チラッ
ーーー三日月を背に、ベンチに腰かけるダイヤの写真ーーー
聖良「ね、結構良いでしょう?」
ダイヤ「・・・悔しいですが、認めざるを得ませんわ」
聖良「ふふ、良かった♪」
ダイヤ「・・・隙ありっ」
聖良「え」
パシャッ
ダイヤ「どうぞ」スッ
きょとんと驚いた顔をした聖良の写真
聖良「ちょ、ちょっと!何するんですか!」
ダイヤ「お返しですわ、写真を送っておきますか?」
聖良「嫌ですよ!せめてもっといいの撮ってくださいよ!///」
ダイヤ「じゃあ、はいチーズ」
聖良「えぇ!?・・・もうっ」
パシャッ
三日月を背にした困り笑顔の聖良
ダイヤ「・・・いい写真ですわ」
聖良「恥ずかしいですよ・・・」
https://youtu.be/h6g9wmPAIUI
ダイヤ「・・・」ススッ
聖良「え、ダイヤさん・・・?」
ダイヤ「寒いんですの、少し近づかせて下さい」
聖良「(え何この可愛い人、どの辺が硬度10?)」
ダイヤ「・・・」ゴクッ
聖良「・・・でも、良いですね、こういうの」
ダイヤ「・・・ええ」
聖良「・・・ねえ、ダイヤさん」
ダイヤ「・・・はい?」
聖良「私達って、どういう関係ですか?」
ダイヤ「・・・」
聖良「・・・ごめんなさい、急に」
ダイヤ「決まってますわ」
聖良「・・・」
ダイヤ「恋人同士でしょ?」
聖良「・・・ほんとに?」
ダイヤ「私は聖良さんが好きです、聖良さんは?」
聖良「好きです、勿論」
ダイヤ「じゃあ、聖良さんの不安は解消ですね」
聖良「・・・何だか変な感じですね」
ダイヤ「・・・」
聖良「少し前まではライバル同士で、お互いに競い合ってたのに」
ダイヤ「そんなアナタのひたむきに惹かれたんですわ」
聖良「・・・今日のダイヤさんは、いつもと違いますね」
聖良「お酒のせい?」
ダイヤ「お酒を飲んで言う言葉は、全て本音になるのですわ」
聖良「・・・へへ、嬉しいな」
聖良「・・・今日のダイヤさんは、いつもと違いますね」
聖良「お酒のせい?」
ダイヤ「お酒を飲んで言う言葉は、全て本音になるのですわ」
聖良「・・・へへ、嬉しいな」
ダイヤ「私もこうやってお酒の力を借りないと、本音の話せない人間ですから」ゴクッ
聖良「・・・話してくれただけで、嬉しいですよ」ゴクッ
ズイッ
ダイヤ「聖良・・・さん?近くないですか?」
聖良「だって、寒いじゃないですか・・・というか」
ダイヤ「?」
聖良「今くらいは、さん付け辞めましょうよ」
ダイヤ「・・・流石に恥ずかしいですわ」
聖良「そう?私は結構普通ですよ」
聖良「ダイヤ」
ダイヤ「・・・分かりましたよ」
ダイヤ「聖良」
チュッ
聖良「・・・やっちゃいましたね」
ダイヤ「・・・案外、普通に出来るものですね」
聖良「ダイヤなんかは、恥ずかしがってしてくれないかと思いました」
ダイヤ「・・・今だけだと思いますよ」
聖良「・・・じゃ、今だけを沢山味わっておかないと」
ダイヤ「・・・アナタも大概、いつもと違いますわ・・・聖良」
終わりです あけましておめでとうございます
過去作もいくつか宜しければ
絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里「ゲームセンターに行きましょう!」にこ「拒否」希「話を聞こう」
にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」
絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」
穂乃果&ツバサ「聖♡おねえさん」
絵里「ノッキン・オン」 にこ「ヘブンズ・ドア」
絵里「青き」 海未「サムライ」
孤独のエレナ
海未「ふぁ~あ・・・眠いな・・・」 ことほの「「!?」」
絵里「ただ、ありふれた夜」
穂乃果「今日も今日とて」 英玲奈「いつものあの店」 ダイヤ「BAR Aqua Vitaeへ」
聖良「夜も更けて」 ダイヤ「姉会ですわ」
元スレ
聖良「頂きます」
ダイヤ「どうぞですわ」
聖良「ん・・・美味しい」ズズッ
ダイヤ「新しく買ったお味噌で作りましたわ、いかがでしょう?」
聖良「濃すぎず薄すぎず
丁度いい塩梅ですね、美味しいです」
ダイヤ「ありがとうございますわ、お粗末です」
3: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:27:44.01 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「・・・しかし、私が言うのもなんですが休みの日までこんなに早く起きる必要は無いのでは?」モグモグ
聖良「こうしておけば早起きの習慣がつきますから」モグモグ
ダイヤ「いい心がけですわね」
ダイヤ「とても東京に来る当日迷子になった人とは思えません」モグモグ
聖良「ブフゥッ」
聖良「あの・・・それは忘れてくれませんか・・・///」
ダイヤ「嫌ですわ、私は物覚えが良い方で」モグモグ
聖良「もうっ!///」
5: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:28:04.00 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「・・・さて、今日はどこに出掛けますか?」
聖良「うーんはぐらかされましたね」
ダイヤ「どこか行きたい所はありますか?」
聖良「もう・・・でしたら秋葉原とか?」
ダイヤ「・・・いいですわね、私もまだ数えるくらいしか行ったことありませんし」
聖良「じゃ、決まりですね」
ダイヤ「はい、では準備しましょう」
6: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:28:30.69 ID:+XKdcMjX.net
ー秋葉原ー
ガヤガヤ・・・
聖良「はー、相変わらず凄い人ですねぇ・・・」
ダイヤ「全くですわ・・・」
ダイヤ「さて、何をしましょうか?」
聖良「まあ、決めてないんですけど」
ダイヤ「ですわよね」
聖良「・・・ダイヤさん」
ダイヤ「はい?」
聖良「・・・ラーメン・・・食べてみませんか・・・?」
ダイヤ「はぅあっ!?私達の様な可憐な女子がラーメンなどという背徳の食物を!?」
聖良「自分で言いますそれ?」
ダイヤ「し、しかし興味が無いと言えば嘘になりますし・・・」ブツブツ
聖良「・・・もう、ダイヤさん」
ギュッ
ダイヤ「ぴぎぃ!?///」
聖良「行きましょう?せっかくの休日なんですから・・・」
ダイヤ「・・・はい///」
聖良「・・・」
聖良「(なんか流れで手繋いじゃったぁぁ!!///)」
パッ
ダイヤ「あっ・・・」
聖良「い、行きましょう!向こうのラーメン屋さんへ!///」
ダイヤ「わ、分かりましたわ」
スタスタ・・・
7: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:29:04.87 ID:+XKdcMjX.net
ーーーラーメン屋ーーー
「いらっしゃいませにゃー!」
ダイヤ「・・・何処かで見たことある方ですわね・・・?」
聖良「わっ、色んなラーメンありますよ!」
ダイヤ「しかし、来といてなんですが私、どうにも油っこい物は苦手で・・・」
聖良「私は割と慣れてますがね・・・」
ダイヤ「では私は・・・塩ラーメンにしますわ。さっぱりしていて豚骨よりはこってりしてないでしょうし」
聖良「私は味噌ラーメンですね、久し振りに故郷の味を」
ダイヤ「北海道は味噌ラーメンが有名ですものね」
聖良「ええ、すいませーん!味噌ラーメンと塩ラーメンを1つずつ下さい!」
「ありがとうございますにゃー!」
ダイヤ「・・・?」
8: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:29:32.08 ID:+XKdcMjX.net
「お待たせしましたにゃ!熱いのでお気を付けて!」
ダイヤ「ありがとうございます」
聖良「ありがとうございます、では頂きましょう!」
ダイヤ「はい、頂きます」
聖良「頂きます!」
ダイヤ「ずるっ、ずるずる・・・」
ダイヤ「・・・ん~っ!♡さっぱりの中のコクがたまりませんわぁ!」
聖良「ずるずる・・・」
聖良「・・・んふっ♡濃いですね・・・懐かしい味です・・・!」
ダイせい「ずるずるずー・・・」
9: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:30:38.84 ID:+XKdcMjX.net
「ありがとうございましたにゃ!また来てくださーい!」
聖良「はぁ~・・・♡美味しいラーメンでした!」
ダイヤ「たまにはジャンクな物も良いですわね・・・」
聖良「・・・さて、次はどうしますか?ダイヤさんが決めて下さい」
ダイヤ「順番的にそうなりますわよね・・・どうしましょうか・・・」
ダイヤ「・・・では、ゲームセンターに行くというのはどうですか?」
聖良「おお・・・ダイヤさんの口からゲームセンターなんて聞く日が来るとは・・・」
ダイヤ「少し憧れてまして・・・向こうでは行ったこともありませんし・・・」
聖良「じゃあ早速行きましょう!幸いアキバは沢山ゲームセンターがありますからね!」
ダイヤ「はいっ!」
10: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:31:13.26 ID:+XKdcMjX.net
ーゲームセンターー
ダイヤ「・・・目がチカチカしますわ・・・」
聖良「わあ、可愛いぬいぐるみのクレーンゲームがありますよ!」
ダイヤ「ほんとですわね・・・やってみたらどうです?」
聖良「勿論!」
チャリン
ウィーン・・・
聖良「・・・」
11: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:31:29.60 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「・・・(真面目な顔の聖良さん、久し振りですわ・・・///)」
ガシッ
聖良「おっ!?」
ダイヤ「んまぁ!?」
ストン
聖良「~~っいやったぁ!♡」
ダイヤ「え、可愛い」
聖良「ですよね!なまら可愛いです!」ギュッ
ダイヤ「・・・あ、確かに可愛いですわね・・・///」
聖良「・・・?」
12: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:31:46.46 ID:+XKdcMjX.net
聖良「あ、ダイヤさん、あれやって見ます?」
ーホラーガンシューティングゲームー
ダイヤ「」
聖良「前にルビィさんと理亞がやってた動画見て、やりたくなったんですよねぇ」
ダイヤ「・・・や、やりましょうか」
聖良「(あわよくばびっくりしたダイヤさんが見れるかもしれませんし♪)」
ダイヤ「(まあ、怖がる聖良さんも見てみたいですし・・・)」
チャリン チャリン
グオオォォォォッ・・・
聖良「ひえっ!」
ダイヤ「えぇ・・・」
13: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:32:03.04 ID:+XKdcMjX.net
バァン!バァンバァン!
聖良「ひっ、ひゃっ」
ダイヤ「(撃つ度に怖がってますわ・・・)」
グオオォォォォッ!!!
聖良「きゃああああっ!!」
ダキッ
ダイヤ「ンマアアアァッ!?!?///」
聖良「無理無理怖い怖い無理無理ぃ!!」
ダイヤ「出、出ましょうか?///」
聖良「出ますぅ・・・」フルフル
ダイヤ「」
14: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:32:18.54 ID:+XKdcMjX.net
聖良「心臓に悪いですよ・・・もうっ!///」
ダイヤ「マッタクデスワネ」
聖良「ダイヤさん?どうしたんですか?」
ダイヤ「ナンデモアリマセンワ」
聖良「・・・?と、取り敢えずそこの喫茶店で一息入れていきますか?」
ダイヤ「ソウシマショウカ」
15: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:32:39.86 ID:+XKdcMjX.net
ー喫茶店ー
https://youtu.be/D03VbjfjKRA
ダイヤ「では、私はカプチーノを」
聖良「私はカフェラテを下さい」
「かしこまりました」
聖良「アキバと言えば良い意味で、どんな場所も騒がしいと思っていました」
ダイヤ「こんな静かな喫茶店もあるんですから、面白い所ですわよね」
聖良「ふふ、全くです」
「お待たせ致しました、カプチーノとカフェラテです」
ダイヤ「ありがとうございます」
聖良「ありがとうございます、頂きます」
聖良「・・・では」スッ
ダイヤ「・・・なんですの?」
聖良「あれ?コーヒーを飲む時は乾杯するって聞いた事があるんですが・・・」
ダイヤ「・・・あなたもなんですの・・・」
聖良「?」
ダイヤ「はい、聖良さん」スッ
聖良「はい、ダイヤさん♪」スッ
キン・・・
16: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:32:54.68 ID:+XKdcMjX.net
聖良「・・・」ゴクッ
ダイヤ「・・・」ゴクッ
聖良「・・・うん、美味しい」
ダイヤ「ですわね」
聖良「ダイヤさんはコーヒーも似合うんですね」
ダイヤ「褒めてるんですの?」ゴクッ
聖良「勿論、お着物でお茶を点ててる姿も目に浮かびますし」
ダイヤ「まあ、よくやっていますし・・・」
聖良「あ、やっぱりですか?」
ダイヤ「当てずっぽうだったんですの?」
聖良「はい!」
ダイヤ「全く・・・」
聖良「およそダイヤさんの事なら、何でも知ってますから」ゴクッ
ダイヤ「・・・///」
聖良「あっ、照れた!」
ダイヤ「やかましいですわ!///」
17: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:33:47.11 ID:+XKdcMjX.net
聖良「あはは・・・」
ダイヤ「もう・・・ふふっ」
ダイヤ「・・・さて、これからどうしますか?」
ダイヤ「丁度夕方に差し掛かるところですが・・・」
聖良「・・・実はですね、ダイヤさん」
ダイヤ「改まって、どうしました」
聖良「今日折角外出したので、どうしてもやりたい事があるんですよね」
ダイヤ「ほう」ゴクッ
聖良「・・・外でお酒が飲みたいです」
ダイヤ「エフッ」ブシャァ
聖良「ダイヤさんんんん!?」
18: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:34:24.38 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「な、何を言い出すかと思えば・・・聖良さんらしくないですね」
聖良「この夜に酒瓶なり缶なり持って、飲みながら歩く女二人・・・」
聖良「最高にエモくないですか!?」
ダイヤ「(まーた覚えたての言葉使ってからに)」
聖良「ね、お願いしますダイヤさん!」
ダイヤ「お願いするような事でも無いでしょう・・・」
聖良「え、じゃあ!」
ダイヤ「飲み過ぎはいけませんわよ」
聖良「やったぁ!」
ダイヤ「はしゃいじゃって、まあ・・・」クスッ
聖良「意外です、ダイヤさんはこういう事、断りそうですが」
ダイヤ「まあ、たまにはいいじゃないですか」
ダイヤ「酒は百薬の長ですよ」ニヤリ
聖良「(そう言えば、ダイヤさん割とイける口でしたね・・・)」
ダイヤ「・・・では、もう少し空が暗くなるまでここにいましょうか」
聖良「はい、そうしましょう」
19: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:35:09.65 ID:+XKdcMjX.net
ーーー夜中の公園ーーー
聖良「・・・何だかワルですね、私達」
ダイヤ「法律は遵守してますわ、未成年じゃありませんもの」
聖良「ふふ、ですね」
カラン・・・
聖良「瓶のお酒ですか、いいですね」
20: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:35:25.52 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「初めて飲みますわ、これ」
聖良「私は飲んだ事ありますが、きっと気に入りますよ、飲みやすくて」
ダイヤ「万々歳ですわ」
聖良「ふふ、では」
ダイヤ「ええ」
キン・・・!
ダイせい「乾杯」
https://youtu.be/N3E9vLy3_Ts
21: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:35:42.84 ID:+XKdcMjX.net
聖良「・・・ん」ゴクッ
ダイヤ「・・・」ゴクッ
ダイヤ「・・・ぷはぁ・・・」
聖良「どうですか?」
ダイヤ「・・・美味しいですわ、少々炭酸がきついですが」
聖良「良かったです、お気に召したようで」
ダイヤ「んっ・・・」ゴクッ
聖良「お、シャッターチャンス」
ダイヤ「え?」
パシャッ
22: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:36:27.43 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「ぴぎっ!?何するんですの?!」
聖良「あはは、写真撮っただけですよ」
ダイヤ「肖像権の侵害ですわ」
聖良「まあまあ、ほら」
ダイヤ「むー?」チラッ
ーーー三日月を背に、ベンチに腰かけるダイヤの写真ーーー
聖良「ね、結構良いでしょう?」
ダイヤ「・・・悔しいですが、認めざるを得ませんわ」
23: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:36:48.97 ID:+XKdcMjX.net
聖良「ふふ、良かった♪」
ダイヤ「・・・隙ありっ」
聖良「え」
パシャッ
ダイヤ「どうぞ」スッ
きょとんと驚いた顔をした聖良の写真
聖良「ちょ、ちょっと!何するんですか!」
ダイヤ「お返しですわ、写真を送っておきますか?」
24: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:37:08.18 ID:+XKdcMjX.net
聖良「嫌ですよ!せめてもっといいの撮ってくださいよ!///」
ダイヤ「じゃあ、はいチーズ」
聖良「えぇ!?・・・もうっ」
パシャッ
三日月を背にした困り笑顔の聖良
ダイヤ「・・・いい写真ですわ」
聖良「恥ずかしいですよ・・・」
25: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:37:44.55 ID:+XKdcMjX.net
https://youtu.be/h6g9wmPAIUI
ダイヤ「・・・」ススッ
聖良「え、ダイヤさん・・・?」
ダイヤ「寒いんですの、少し近づかせて下さい」
聖良「(え何この可愛い人、どの辺が硬度10?)」
ダイヤ「・・・」ゴクッ
聖良「・・・でも、良いですね、こういうの」
ダイヤ「・・・ええ」
聖良「・・・ねえ、ダイヤさん」
ダイヤ「・・・はい?」
聖良「私達って、どういう関係ですか?」
26: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:38:05.12 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「・・・」
聖良「・・・ごめんなさい、急に」
ダイヤ「決まってますわ」
聖良「・・・」
ダイヤ「恋人同士でしょ?」
聖良「・・・ほんとに?」
ダイヤ「私は聖良さんが好きです、聖良さんは?」
聖良「好きです、勿論」
27: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:38:21.51 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「じゃあ、聖良さんの不安は解消ですね」
聖良「・・・何だか変な感じですね」
ダイヤ「・・・」
聖良「少し前まではライバル同士で、お互いに競い合ってたのに」
ダイヤ「そんなアナタのひたむきに惹かれたんですわ」
聖良「・・・今日のダイヤさんは、いつもと違いますね」
聖良「お酒のせい?」
ダイヤ「お酒を飲んで言う言葉は、全て本音になるのですわ」
聖良「・・・へへ、嬉しいな」
28: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:38:42.81 ID:+XKdcMjX.net
聖良「・・・今日のダイヤさんは、いつもと違いますね」
聖良「お酒のせい?」
ダイヤ「お酒を飲んで言う言葉は、全て本音になるのですわ」
聖良「・・・へへ、嬉しいな」
ダイヤ「私もこうやってお酒の力を借りないと、本音の話せない人間ですから」ゴクッ
聖良「・・・話してくれただけで、嬉しいですよ」ゴクッ
ズイッ
29: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:39:06.93 ID:+XKdcMjX.net
ダイヤ「聖良・・・さん?近くないですか?」
聖良「だって、寒いじゃないですか・・・というか」
ダイヤ「?」
聖良「今くらいは、さん付け辞めましょうよ」
ダイヤ「・・・流石に恥ずかしいですわ」
聖良「そう?私は結構普通ですよ」
聖良「ダイヤ」
ダイヤ「・・・分かりましたよ」
ダイヤ「聖良」
チュッ
30: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:39:28.94 ID:+XKdcMjX.net
聖良「・・・やっちゃいましたね」
ダイヤ「・・・案外、普通に出来るものですね」
聖良「ダイヤなんかは、恥ずかしがってしてくれないかと思いました」
ダイヤ「・・・今だけだと思いますよ」
聖良「・・・じゃ、今だけを沢山味わっておかないと」
ダイヤ「・・・アナタも大概、いつもと違いますわ・・・聖良」
31: 名無しで叶える物語 2020/01/02(木) 00:40:11.38 ID:+XKdcMjX.net
終わりです あけましておめでとうございます
過去作もいくつか宜しければ
絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里「ゲームセンターに行きましょう!」にこ「拒否」希「話を聞こう」
にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」
絵里 「真夜中に」 にこ 「愚痴を肴に」 希「姦しく」
穂乃果&ツバサ「聖♡おねえさん」
絵里「ノッキン・オン」 にこ「ヘブンズ・ドア」
絵里「青き」 海未「サムライ」
孤独のエレナ
海未「ふぁ~あ・・・眠いな・・・」 ことほの「「!?」」
絵里「ただ、ありふれた夜」
穂乃果「今日も今日とて」 英玲奈「いつものあの店」 ダイヤ「BAR Aqua Vitaeへ」
聖良「夜も更けて」 ダイヤ「姉会ですわ」
聖良「私達の」 ダイヤ「日常」