1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:04:32.88 ID:xmG4aYvg0
麗奈「そこで、言ってやったのよ。『さっきのみーんな嘘よ!』ってね」
由愛「み、みんなが…心配しないように、だね…。麗奈ちゃんは…や、優しいから…」
麗奈「はァッ!? んな訳ないでしょーっ!?」
友紀「おっ? おーおーおー」ガチャ
千秋「ちょっと引っ張らないでくれるかしら友紀」
友紀「ちびっ子だーやっほー!」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:08:47.37 ID:xmG4aYvg0
由愛「あ…お、おはよう、ございます…」
友紀「おーはーよーうっ! 由愛ちゃん今日も可愛いねーっ!」
由愛「ひぅっ」ビクッ
千秋「やめなさい友紀。由愛が怖がっているわ」
友紀「あっはっは! ん?」
麗奈「な、なによ、あ、あんたなんか怖くないんだからね!」プルプル
友紀「麗奈ちゃんも可愛いよーっ! おでこぺたぺた」
麗奈「やッやめなさいよ! ていうか酒くさっ!」
千秋「やっぱり飲んでたのね。昼間っからお酒なんて、だめよ」
友紀「オフの日くらいいーじゃぁん千秋ちゃんはおカタイなぁ!」
由愛「お、お酒…、お、おいし、いんですか…?」
友紀「ん! もっちろーん! 美味しいから飲んでるんだっ! よっ!」
麗奈「まったくもう…せっかくセットしたのに崩れちゃったじゃないの…」ブツブツ
友紀「なになに? 由愛ちゃんも飲んでる? はいビール!」
由愛「えっ、あっ、えっと……」
千秋「未成年に飲酒をすすめない。由愛も困っているでしょう」
友紀「ひはいひはいよひはきひゃん!」
麗奈「ブッサイクな顔ね! 写メ撮ってやるわ!」パシャッ
P「おらー静かにしろー」ガチャ
クラリス「おはようございます、皆さん」
「おっはよー!」「おはよう、二人とも」「お、おは…ござ…」
P「おはよう。お前らもうちょっと静かにしろよなー。すげえ聞こえてるんだから」
由愛「あ、ご、ごめ…なさい…」
千秋「由愛が謝る必要はないわ。すべて友紀が悪いのよ」
友紀「ちょっと千秋ちゃんってばひどいよ!」
P「友紀の声が一番よく聞こえてた」
千秋「ほら見なさい。アナタはもう少しペース配分というものを考えるべきよ」
友紀「うぅ~っ! ほら、見てプロデューサー! このほっぺた!」
P「なんだ? 相変わらずがきんちょみたいな肌してんな」
麗奈「頭の中も子供のまんまよ! まったく!」
友紀「そうじゃなくてー! 赤くなってるでしょ? 千秋ちゃんにひっぱられたんだよーっ!」
P「む。おい、千秋」
千秋「なにかしら」
P「顔はだめだ」
千秋「わかったわ。お腹とかね」
P「腹もよく露出するからな…」
友紀「由愛ちゃーん千秋ちゃんとプロデューサーはいじめるよぅ」
由愛「な、泣かないで…友紀さん」
P「まぁ俺が言いたいのは手を出すなってこと……、どうした由愛」
由愛「あ、あの…っ! 友紀さんを…い、い、いじめるのは、や、やめてくださいっ」
千秋「あら…」
P「おお…」
麗奈「由愛にしてはやるじゃない! あーっはっはっはげほごほっ」
友紀「由愛ちゃんのいうとおり! わかったら二人とも謝って!」
P「えーっと俺はいじめてなかったんだけど…」
由愛「むぅ……」プクー
P「う。悪かったよ、由愛」
千秋「私も悪かったわ。ごめんなさいね、由愛」
麗奈「由愛に下僕が二人できたわね!
由愛はアタシの下僕だから、二人もアタシの下僕よ!」
友紀「由愛ちゃんじゃなくてあたしに謝ってよーっ!」
クラリス「皆さんの言いたいことは分かりました」
P「おおっ?」
クラリス「それでは皆さんで我らが主に祈りましょう。すべての父は赦されるでしょう」
千秋「私は神を信じないわ」
友紀「うおーバッカスうおー!」
麗奈「世界はこのレイナサマのものとなるのよッ!」
由愛「あ、あの…うぅ……」
クラリス「おお神よ……罪なき民草をお赦し下さい」
P「はぁ、まとまらんなーまったく。出かけようかっていうのに」
友紀「お出かけ! どこに行くのっ? 神宮球場?」
千秋「友紀って本当に野球のことしか頭にないのね」
友紀「今は野球やってないんだけどね!」
千秋「なによそれ。それで、プロデューサーさん? どこへ行くつもりなの?」
P「梅でも見にいくかー」
クラリス「あら。しめやかに花を咲かせる梅とは、良いところに目を付けましたね」
P「まぁ季節だし」
友紀「いいねー! 桜じゃないけど、花見には違いないし乾杯っ!」
千秋「友紀、外で歩きながら飲んだりしないで」
友紀「なんでっ!?」
P「はいはい、帰りに飯食って帰ろうな」
麗奈「梅なんて見て何が楽しいのよッ! アタシはご免だわ!」
由愛「え、う、梅さん、き、きれいだよ…い、一緒にいこ…?」
麗奈「しッしかたないわね! 今回だけよ!」
由愛「えへへ…嬉しい…」
クラリス「素晴らしいですね」
P「というわけで各自準備してー」
P「いざ出発」
千秋「歩いていくのかしら?」
P「いや。地下鉄乗ってこう」
友紀「うぇっへっへ。千秋ちゃんわりとノリノリ?」
千秋「なっ…! そ、そんなわけないじゃに」
友紀「あっはっは! 千秋ちゃんが噛んだ!」
麗奈「録音してやったわ! アーッハッハッハ!」
クラリス「あの、プロデューサー様」
P「ん? どうしたクラリス」
クラリス「恥ずかしながら、私、地下鉄に慣れていなくて…」
P「あぁ、まぁいつもは車移動だしな。おいでおいで」ギュッ
クラリス「あ、あの…」
友紀「ヒューヒュー! 熱いねぇお二人さんっ!」
P「今日も寒いだろ」
麗奈「由愛はアタシが捕獲したわ! 絶対に逃がさないから覚悟しなさい!」ギュッ
由愛「あ、ありがと、麗奈ちゃん…」
麗奈「お、お礼なんていらないわッ」
千秋「はい、これ切符よ」
「あ、ありがと…ござ…ます」「よくやったわ」
P「ほら改札通るぞー」
ガタンゴトン
クラリス「なかなか、揺れが大きいですね」
P「そうだな。クラリスも座っといたほうがいい」
クラリス「わかりました。お言葉に甘えましょう」
友紀「地下鉄は景色が見れないからつまんなーいっ!」カシュッ
千秋「……友紀。それはなにかしら…?」
友紀「……。ビールだね!」
麗奈「由愛、何を持ってきたのよ」
由愛「えっと、す、スケッチブック……」
クラリス「あら。由愛さんのスケッチ、見てみたいですね」
由愛「あ、う、だ、だめ…は、恥ずかしい、から…」
麗奈「ところがどっこい!」ガバァッ
由愛「あぁ…っ」
麗奈「いやがる由愛のスケッチブックを開いて見せつけてやったわ! アーッハッハげほごほぐえ」
由愛「麗奈ちゃん、だ、だいじょうぶ?」
麗奈「と、とうぜんよ…」
クラリス「まぁ! これは素晴らしい作品ですね。素朴ながら美しいです」
由愛「あ、え、えぇっと、うぅ…」
麗奈「なに照れてんのよ! 誉められたら『トーゼンよ! このユメサマが描いたんだから!』って言っておけばいいのよッ」
由愛「あ、ありがと、ござい…す…」
クラリス「いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました」
友紀「まぁまぁほらほら千秋ちゃんも一口どうぞどうぞ」
千秋「ちょっやめなさいっ…! むぐぅっ」ゴクゴク
P「おーいそろそろ乗り換えるぞー」
友紀「はーいっ! ……あれ、千秋ちゃん?」
千秋「………」
P「おい、千秋。だいじょうぶか」
千秋「あはっ! はぁーいっ、らぁいじょぶですよーっ!」
P「」
友紀「」
千秋「うふ。うふふふっ…」
友紀「ち、千秋ちゃん怖いよ…?」
千秋「ねぇ友紀。私はね、アナタのその明るさが羨ましいときがあるのよ」
友紀「へっ!?」
千秋「うふふっ…あはははっ!」
P「ち、千秋」
千秋「プロデューサーさぁん……」クタッ
P「おい、おい、千秋? しっかりしろ!」
千秋「えへへへへ……むにゃむにゃ」
P「寝ている…」
友紀「あっはっは! これは驚いたねー千秋ちゃんがこんなにお酒に弱いとは思わなかったよ」
P「乗り換えの駅でちょっと休憩するか…」
クラリス「あら。なんだかずいぶんと無防備な表情をしていますね」
P「麗奈、静かにしてろよ」
麗奈「なっ! ……わかってるわよ」
由愛「♪」ニコニコ
友紀「ぷはぁっ! さらば愛しき缶ビール!」カランッ
P「友紀ーお前はちょっとあっちで説教なー」
友紀「ええぇーっ!?」
千秋「ん……む……?」
クラリス「目が覚めましたか。お気分はいかがでしょうか?」
由愛「お、おはよ…ございます…」
千秋「……? 私、どうして……」
友紀「横暴だーっパワハラだぁーっ!」ダッ
P「おいやめろ友紀! 誤解されるだろ!」
千秋「……」カチン
千秋「ちょっと」
友紀「およ。千秋ちゃん気がついたんだね! よかったー」
千秋「あのね、おそらくだけどアナタのせいだと思うのだけれど」
友紀「~~♪」
千秋「変な顔してヘタな口笛吹いてもごまかされないわよ」
麗奈「あっはっは! 動画を撮ってやったわ!」
P「麗奈、アルバム係みたいだな」
友紀「……千秋ちゃん、こういう言葉を知ってる? 火と斧そろって穴ふさぐ」
千秋「………。人を呪わば穴二つ、かしら」
友紀「そうそれ!」
千秋「はぁ……。それがなにか?」
友紀「じゃーん! これが酔っぱらってプロデューサーに抱きついてうへうへ言ってる千秋ちゃんの姿だっ!」
千秋「っ! けっ消しなさい! 今すぐ!」
友紀「やーだよーっ」ダッ
クラリス「お二人は本当に仲がいいですね」
麗奈「あれが仲いいように見えるなんて、目がおかしんじゃないの!?」
由愛「れ、麗奈ちゃん、そんなこと、い、いっちゃだめだよ…」
クラリス「いいえ。心の底から赦し合っているからこそ、あのような振る舞いが出来るのです」
P「まー喧嘩するほど仲が良いって言うしな。ま、それはともかく、そろそろ電車乗るぞ」
友紀「あははっ千秋ちゃんの怖い顔、撮ったりぃー!」パシャ
千秋「やめなさい友紀ッ!」
ガタンゴトン
由愛「あ、あの、もう少し、ですか…?」
P「うん、そうだな」
友紀「あははーひどいめにあったよー」カシュッ
千秋「……友紀?」
友紀「……あははー」
麗奈「まったくバカね!」
クラリス「どうして人は罪を重ねてしまうのでしょう」
友紀「ちょちょちょ痛い痛いってば千秋ちゃん! 胸掴まないで!」
千秋「胸は露出しないからへいきでしょ」ギギギギギ
友紀「おりゃーっ反撃! うはぁっ千秋ちゃんおっぱいでけーっ!」
P「お前ら目の遣り場に困る喧嘩はやめろ」
クラリス「ビールってなかなか、芳醇な香りがしますのね」
由愛「う……お、おさけくさい…」
麗奈「情けないわねこの程度…げほっごっほうぇぇ…」
P「ふーようやく着いた」
クラリス「なんだか少し移動しただけなのに長い旅路だったような気がしますね」
千秋「確実にアナタのせいよ友紀」
友紀「あれあれ? あたしが皆を旅の気分にさせちゃったかな?」
由愛「お、お外…寒い…」
麗奈「あーっはっはっは! このマフラーで由愛をぐるぐる巻きにしてやるわ!」
由愛「あ、ありがとう…」
P「こっちだよ」
クラリス「ここは…神社ですね」
千秋「クラリスにしてみれば異教徒の聖地、なのかしら」
クラリス「いいえ、今の私はただ梅を愛でる一人…それで良いと思います」
友紀「おーっけっこう人がいるね! 祭りだ祭りだーっ!」
麗奈「引き続き由愛を捕獲してるわよ!」
P「由愛、麗奈を頼む」
由愛「は、はい…」
麗奈「おかしいでしょォがぁッ!」
P「ちょっと俺、参拝してくる」
友紀「あ、あたしも行く行くーっ!」
千秋「私はいいわ。梅を見にきたから」
クラリス「私もこちらで梅を拝見させて頂きますね」
由愛「れ、麗奈ちゃん」
麗奈「なによ」
由愛「あ、あのね、あっちのほう、い、いかない…?」
麗奈「いいけど…」
P「えぇっと…アイドルたちの成功と…無病息災かな…?」
友紀「キャッツ優勝ーっ! おねがーいっ!」
P「おい」
友紀「いやん♪」
P「…友紀がまじめになりますように」
友紀「あたしはいつでもまじめだようっ!」
P「知ってるよ」
友紀「えへへ…」
千秋「なんだかいいわね」
クラリス「ええ」
千秋「どれだけ周りが騒がしくても、凛としてつつましく、そこに立って花を咲かす」
クラリス「美しいですね」
千秋「私も、そうありたいと思うわ」
クラリス「梅の花言葉は”高潔な心”。千秋さんにぴったりです」
千秋「……ありがとう」
クラリス「照れなくても良いのですよ♪」
由愛「うん…ここらへんがいいかも…」
麗奈「由愛? なにをするのよ」
由愛「う、うん。う、梅さんを、す、スケッチしようかと、思って…」
麗奈「だったらあの邪魔な連中を全員どっかに行かせて…!」
由愛「う、ううん! だ、だいじょうぶ。…ま、周りのひと達も、みんな、画だから…」
麗奈「へえ。ならいいわっ! 存分に描きなさい!」
由愛「れ、麗奈ちゃん、あり、ありがとね…えへへ」
友紀「えっへっへークラリスちゃーん」
クラリス「はい。友紀さん? それは…」
友紀「甘酒だよぉー! ね、ね、一緒に飲もっ?」
クラリス「わ、私お酒はちょっと…」
友紀「甘酒だからぁーっ! 甘酒だからぁーっ!」グイグイ
千秋「ちょっと友紀、って、行っちゃったわ…」
P「よっ」
千秋「プロデューサー。参拝は終わったのね」
P「ああ。千秋にこれあげようと思って。はい」
千秋「お守り?」
P「おう。…千秋」
千秋「なにかしら」
P「功を焦るな。千秋は大器晩成型ってやつだ。じっくり爪を研いで、チャンスに備えておけばいい」
千秋「………」
P「ま、そのチャンスってやつを作るのは俺なんだけどな」
千秋「……いまいち、頼り切れないわね」
P「はっ。その分のお守りだ。神は努力するものに微笑む、といいなぁ」
千秋「なによ、それ。ふふっ、でも、悪くないわね」
P「だろ?」
千秋「ええ。……ありがとう、大事にするわね」
P「そうしてくれ。さぁーて帰りますかー」
由愛「できた…っ!」
麗奈「けっこう早いわね。ちょっと見せてみなさいよ」
由愛「えぇ~…」
麗奈「ちょ、ちょっとくらいいいでしょうが! 減るもんじゃないし!」
由愛「は、恥ずかしい、よぅ…」
麗奈「なぁにが恥ずかしいのよ! ほらッとっとと見せる!」
由愛「ひゃぁっ…は、はい…」
麗奈「な、なによこれ…」
由愛「…?」
麗奈「うますぎるでしょ…! えっ、なにこれ、すごい」
由愛「あ、あの…れ、麗奈ちゃん…?」
麗奈「あんたねぇ! アイドル辞めなさいよ!」
由愛「えっ」
P「えっ」
麗奈「!?」
クラリス「これ、美味しいですね~」
友紀「おっちゃん! もう一本っ!」
「嬢ちゃんもう止めときな、飲み過ぎだよ」
友紀「そんらことないろぉーっ」
クラリス「このきれいな壜、もう一本頂けますか?」
「いいけどよ、嬢ちゃんもそうとう飲んでるよな…」
友紀「クラリスちゃん何飲ませてもじぇんじぇん酔わないんらもぉんっ」
クラリス「うふふ、美味しいですね♪」
千秋「まったく、ちゃんとひとの話は聞きなさい」
P「はい、すいません…」
由愛「あ、あの…ご、ごめんなさい…」
麗奈「由愛は悪くないわッ! あ、アタシも、悪くないけどッ!」
P「いやぁびびったびびった。仲良くしてくれよほんとに」
千秋「だからそれはアナタの勘違いでしょうに」
P「はい…申し訳ありません…」
P「おーい帰るぞー」
クラリス「はい♪」
友紀「待ぁってよぉぉ、あたし、酔ってらいってばぁぁ」
千秋「友紀。アナタ今とてもみっともないわよ」
麗奈「ほら、由愛。ちゃんと手を握ってなさいよねッ!」
由愛「うん、は、離さない、ね…えへへ」
P「帰りの飯、なにがいい?」
友紀「焼き鳥ぃーっ!」
麗奈「王者にはステーキなんかがお似合いだと思うわッ」
クラリス「サラダとパンが食べたいですね」
千秋「イタリアンが好きよ」
由愛「け、ケーキ…が、いい、です…」
P「ばらばらだな……」
おしまい
ありがとござましたー
元スレ
由愛「あ…お、おはよう、ございます…」
友紀「おーはーよーうっ! 由愛ちゃん今日も可愛いねーっ!」
由愛「ひぅっ」ビクッ
千秋「やめなさい友紀。由愛が怖がっているわ」
友紀「あっはっは! ん?」
麗奈「な、なによ、あ、あんたなんか怖くないんだからね!」プルプル
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:12:42.86 ID:xmG4aYvg0
友紀「麗奈ちゃんも可愛いよーっ! おでこぺたぺた」
麗奈「やッやめなさいよ! ていうか酒くさっ!」
千秋「やっぱり飲んでたのね。昼間っからお酒なんて、だめよ」
友紀「オフの日くらいいーじゃぁん千秋ちゃんはおカタイなぁ!」
由愛「お、お酒…、お、おいし、いんですか…?」
友紀「ん! もっちろーん! 美味しいから飲んでるんだっ! よっ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:16:56.80 ID:xmG4aYvg0
麗奈「まったくもう…せっかくセットしたのに崩れちゃったじゃないの…」ブツブツ
友紀「なになに? 由愛ちゃんも飲んでる? はいビール!」
由愛「えっ、あっ、えっと……」
千秋「未成年に飲酒をすすめない。由愛も困っているでしょう」
友紀「ひはいひはいよひはきひゃん!」
麗奈「ブッサイクな顔ね! 写メ撮ってやるわ!」パシャッ
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:23:15.60 ID:xmG4aYvg0
P「おらー静かにしろー」ガチャ
クラリス「おはようございます、皆さん」
「おっはよー!」「おはよう、二人とも」「お、おは…ござ…」
P「おはよう。お前らもうちょっと静かにしろよなー。すげえ聞こえてるんだから」
由愛「あ、ご、ごめ…なさい…」
千秋「由愛が謝る必要はないわ。すべて友紀が悪いのよ」
友紀「ちょっと千秋ちゃんってばひどいよ!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:30:27.36 ID:xmG4aYvg0
P「友紀の声が一番よく聞こえてた」
千秋「ほら見なさい。アナタはもう少しペース配分というものを考えるべきよ」
友紀「うぅ~っ! ほら、見てプロデューサー! このほっぺた!」
P「なんだ? 相変わらずがきんちょみたいな肌してんな」
麗奈「頭の中も子供のまんまよ! まったく!」
友紀「そうじゃなくてー! 赤くなってるでしょ? 千秋ちゃんにひっぱられたんだよーっ!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:38:06.65 ID:xmG4aYvg0
P「む。おい、千秋」
千秋「なにかしら」
P「顔はだめだ」
千秋「わかったわ。お腹とかね」
P「腹もよく露出するからな…」
友紀「由愛ちゃーん千秋ちゃんとプロデューサーはいじめるよぅ」
由愛「な、泣かないで…友紀さん」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:44:07.54 ID:xmG4aYvg0
P「まぁ俺が言いたいのは手を出すなってこと……、どうした由愛」
由愛「あ、あの…っ! 友紀さんを…い、い、いじめるのは、や、やめてくださいっ」
千秋「あら…」
P「おお…」
麗奈「由愛にしてはやるじゃない! あーっはっはっはげほごほっ」
友紀「由愛ちゃんのいうとおり! わかったら二人とも謝って!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 00:50:31.76 ID:xmG4aYvg0
P「えーっと俺はいじめてなかったんだけど…」
由愛「むぅ……」プクー
P「う。悪かったよ、由愛」
千秋「私も悪かったわ。ごめんなさいね、由愛」
麗奈「由愛に下僕が二人できたわね!
由愛はアタシの下僕だから、二人もアタシの下僕よ!」
友紀「由愛ちゃんじゃなくてあたしに謝ってよーっ!」
21: >>19 ありがとう 2013/02/23(土) 00:58:25.21 ID:xmG4aYvg0
クラリス「皆さんの言いたいことは分かりました」
P「おおっ?」
クラリス「それでは皆さんで我らが主に祈りましょう。すべての父は赦されるでしょう」
千秋「私は神を信じないわ」
友紀「うおーバッカスうおー!」
麗奈「世界はこのレイナサマのものとなるのよッ!」
由愛「あ、あの…うぅ……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:07:58.35 ID:xmG4aYvg0
クラリス「おお神よ……罪なき民草をお赦し下さい」
P「はぁ、まとまらんなーまったく。出かけようかっていうのに」
友紀「お出かけ! どこに行くのっ? 神宮球場?」
千秋「友紀って本当に野球のことしか頭にないのね」
友紀「今は野球やってないんだけどね!」
千秋「なによそれ。それで、プロデューサーさん? どこへ行くつもりなの?」
P「梅でも見にいくかー」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:14:17.63 ID:xmG4aYvg0
クラリス「あら。しめやかに花を咲かせる梅とは、良いところに目を付けましたね」
P「まぁ季節だし」
友紀「いいねー! 桜じゃないけど、花見には違いないし乾杯っ!」
千秋「友紀、外で歩きながら飲んだりしないで」
友紀「なんでっ!?」
P「はいはい、帰りに飯食って帰ろうな」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:20:45.58 ID:xmG4aYvg0
麗奈「梅なんて見て何が楽しいのよッ! アタシはご免だわ!」
由愛「え、う、梅さん、き、きれいだよ…い、一緒にいこ…?」
麗奈「しッしかたないわね! 今回だけよ!」
由愛「えへへ…嬉しい…」
クラリス「素晴らしいですね」
P「というわけで各自準備してー」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:25:20.65 ID:xmG4aYvg0
P「いざ出発」
千秋「歩いていくのかしら?」
P「いや。地下鉄乗ってこう」
友紀「うぇっへっへ。千秋ちゃんわりとノリノリ?」
千秋「なっ…! そ、そんなわけないじゃに」
友紀「あっはっは! 千秋ちゃんが噛んだ!」
麗奈「録音してやったわ! アーッハッハッハ!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:30:04.35 ID:xmG4aYvg0
クラリス「あの、プロデューサー様」
P「ん? どうしたクラリス」
クラリス「恥ずかしながら、私、地下鉄に慣れていなくて…」
P「あぁ、まぁいつもは車移動だしな。おいでおいで」ギュッ
クラリス「あ、あの…」
友紀「ヒューヒュー! 熱いねぇお二人さんっ!」
P「今日も寒いだろ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:34:04.72 ID:xmG4aYvg0
麗奈「由愛はアタシが捕獲したわ! 絶対に逃がさないから覚悟しなさい!」ギュッ
由愛「あ、ありがと、麗奈ちゃん…」
麗奈「お、お礼なんていらないわッ」
千秋「はい、これ切符よ」
「あ、ありがと…ござ…ます」「よくやったわ」
P「ほら改札通るぞー」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:42:21.49 ID:xmG4aYvg0
ガタンゴトン
クラリス「なかなか、揺れが大きいですね」
P「そうだな。クラリスも座っといたほうがいい」
クラリス「わかりました。お言葉に甘えましょう」
友紀「地下鉄は景色が見れないからつまんなーいっ!」カシュッ
千秋「……友紀。それはなにかしら…?」
友紀「……。ビールだね!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:47:45.77 ID:xmG4aYvg0
麗奈「由愛、何を持ってきたのよ」
由愛「えっと、す、スケッチブック……」
クラリス「あら。由愛さんのスケッチ、見てみたいですね」
由愛「あ、う、だ、だめ…は、恥ずかしい、から…」
麗奈「ところがどっこい!」ガバァッ
由愛「あぁ…っ」
麗奈「いやがる由愛のスケッチブックを開いて見せつけてやったわ! アーッハッハげほごほぐえ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:54:01.21 ID:xmG4aYvg0
由愛「麗奈ちゃん、だ、だいじょうぶ?」
麗奈「と、とうぜんよ…」
クラリス「まぁ! これは素晴らしい作品ですね。素朴ながら美しいです」
由愛「あ、え、えぇっと、うぅ…」
麗奈「なに照れてんのよ! 誉められたら『トーゼンよ! このユメサマが描いたんだから!』って言っておけばいいのよッ」
由愛「あ、ありがと、ござい…す…」
クラリス「いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 01:58:05.95 ID:xmG4aYvg0
友紀「まぁまぁほらほら千秋ちゃんも一口どうぞどうぞ」
千秋「ちょっやめなさいっ…! むぐぅっ」ゴクゴク
P「おーいそろそろ乗り換えるぞー」
友紀「はーいっ! ……あれ、千秋ちゃん?」
千秋「………」
P「おい、千秋。だいじょうぶか」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:04:01.74 ID:xmG4aYvg0
千秋「あはっ! はぁーいっ、らぁいじょぶですよーっ!」
P「」
友紀「」
千秋「うふ。うふふふっ…」
友紀「ち、千秋ちゃん怖いよ…?」
千秋「ねぇ友紀。私はね、アナタのその明るさが羨ましいときがあるのよ」
友紀「へっ!?」
千秋「うふふっ…あはははっ!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:07:56.83 ID:xmG4aYvg0
P「ち、千秋」
千秋「プロデューサーさぁん……」クタッ
P「おい、おい、千秋? しっかりしろ!」
千秋「えへへへへ……むにゃむにゃ」
P「寝ている…」
友紀「あっはっは! これは驚いたねー千秋ちゃんがこんなにお酒に弱いとは思わなかったよ」
P「乗り換えの駅でちょっと休憩するか…」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:14:22.88 ID:xmG4aYvg0
クラリス「あら。なんだかずいぶんと無防備な表情をしていますね」
P「麗奈、静かにしてろよ」
麗奈「なっ! ……わかってるわよ」
由愛「♪」ニコニコ
友紀「ぷはぁっ! さらば愛しき缶ビール!」カランッ
P「友紀ーお前はちょっとあっちで説教なー」
友紀「ええぇーっ!?」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:18:55.57 ID:xmG4aYvg0
千秋「ん……む……?」
クラリス「目が覚めましたか。お気分はいかがでしょうか?」
由愛「お、おはよ…ございます…」
千秋「……? 私、どうして……」
友紀「横暴だーっパワハラだぁーっ!」ダッ
P「おいやめろ友紀! 誤解されるだろ!」
千秋「……」カチン
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:23:17.90 ID:xmG4aYvg0
千秋「ちょっと」
友紀「およ。千秋ちゃん気がついたんだね! よかったー」
千秋「あのね、おそらくだけどアナタのせいだと思うのだけれど」
友紀「~~♪」
千秋「変な顔してヘタな口笛吹いてもごまかされないわよ」
麗奈「あっはっは! 動画を撮ってやったわ!」
P「麗奈、アルバム係みたいだな」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:29:38.76 ID:xmG4aYvg0
友紀「……千秋ちゃん、こういう言葉を知ってる? 火と斧そろって穴ふさぐ」
千秋「………。人を呪わば穴二つ、かしら」
友紀「そうそれ!」
千秋「はぁ……。それがなにか?」
友紀「じゃーん! これが酔っぱらってプロデューサーに抱きついてうへうへ言ってる千秋ちゃんの姿だっ!」
千秋「っ! けっ消しなさい! 今すぐ!」
友紀「やーだよーっ」ダッ
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:36:19.37 ID:xmG4aYvg0
クラリス「お二人は本当に仲がいいですね」
麗奈「あれが仲いいように見えるなんて、目がおかしんじゃないの!?」
由愛「れ、麗奈ちゃん、そんなこと、い、いっちゃだめだよ…」
クラリス「いいえ。心の底から赦し合っているからこそ、あのような振る舞いが出来るのです」
P「まー喧嘩するほど仲が良いって言うしな。ま、それはともかく、そろそろ電車乗るぞ」
友紀「あははっ千秋ちゃんの怖い顔、撮ったりぃー!」パシャ
千秋「やめなさい友紀ッ!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:44:03.19 ID:xmG4aYvg0
ガタンゴトン
由愛「あ、あの、もう少し、ですか…?」
P「うん、そうだな」
友紀「あははーひどいめにあったよー」カシュッ
千秋「……友紀?」
友紀「……あははー」
麗奈「まったくバカね!」
クラリス「どうして人は罪を重ねてしまうのでしょう」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:48:48.81 ID:xmG4aYvg0
友紀「ちょちょちょ痛い痛いってば千秋ちゃん! 胸掴まないで!」
千秋「胸は露出しないからへいきでしょ」ギギギギギ
友紀「おりゃーっ反撃! うはぁっ千秋ちゃんおっぱいでけーっ!」
P「お前ら目の遣り場に困る喧嘩はやめろ」
クラリス「ビールってなかなか、芳醇な香りがしますのね」
由愛「う……お、おさけくさい…」
麗奈「情けないわねこの程度…げほっごっほうぇぇ…」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 02:56:19.28 ID:xmG4aYvg0
P「ふーようやく着いた」
クラリス「なんだか少し移動しただけなのに長い旅路だったような気がしますね」
千秋「確実にアナタのせいよ友紀」
友紀「あれあれ? あたしが皆を旅の気分にさせちゃったかな?」
由愛「お、お外…寒い…」
麗奈「あーっはっはっは! このマフラーで由愛をぐるぐる巻きにしてやるわ!」
由愛「あ、ありがとう…」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:03:39.15 ID:xmG4aYvg0
P「こっちだよ」
クラリス「ここは…神社ですね」
千秋「クラリスにしてみれば異教徒の聖地、なのかしら」
クラリス「いいえ、今の私はただ梅を愛でる一人…それで良いと思います」
友紀「おーっけっこう人がいるね! 祭りだ祭りだーっ!」
麗奈「引き続き由愛を捕獲してるわよ!」
P「由愛、麗奈を頼む」
由愛「は、はい…」
麗奈「おかしいでしょォがぁッ!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:10:29.61 ID:xmG4aYvg0
P「ちょっと俺、参拝してくる」
友紀「あ、あたしも行く行くーっ!」
千秋「私はいいわ。梅を見にきたから」
クラリス「私もこちらで梅を拝見させて頂きますね」
由愛「れ、麗奈ちゃん」
麗奈「なによ」
由愛「あ、あのね、あっちのほう、い、いかない…?」
麗奈「いいけど…」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:16:20.47 ID:xmG4aYvg0
P「えぇっと…アイドルたちの成功と…無病息災かな…?」
友紀「キャッツ優勝ーっ! おねがーいっ!」
P「おい」
友紀「いやん♪」
P「…友紀がまじめになりますように」
友紀「あたしはいつでもまじめだようっ!」
P「知ってるよ」
友紀「えへへ…」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:23:12.44 ID:xmG4aYvg0
千秋「なんだかいいわね」
クラリス「ええ」
千秋「どれだけ周りが騒がしくても、凛としてつつましく、そこに立って花を咲かす」
クラリス「美しいですね」
千秋「私も、そうありたいと思うわ」
クラリス「梅の花言葉は”高潔な心”。千秋さんにぴったりです」
千秋「……ありがとう」
クラリス「照れなくても良いのですよ♪」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:29:08.62 ID:xmG4aYvg0
由愛「うん…ここらへんがいいかも…」
麗奈「由愛? なにをするのよ」
由愛「う、うん。う、梅さんを、す、スケッチしようかと、思って…」
麗奈「だったらあの邪魔な連中を全員どっかに行かせて…!」
由愛「う、ううん! だ、だいじょうぶ。…ま、周りのひと達も、みんな、画だから…」
麗奈「へえ。ならいいわっ! 存分に描きなさい!」
由愛「れ、麗奈ちゃん、あり、ありがとね…えへへ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:35:38.21 ID:xmG4aYvg0
友紀「えっへっへークラリスちゃーん」
クラリス「はい。友紀さん? それは…」
友紀「甘酒だよぉー! ね、ね、一緒に飲もっ?」
クラリス「わ、私お酒はちょっと…」
友紀「甘酒だからぁーっ! 甘酒だからぁーっ!」グイグイ
千秋「ちょっと友紀、って、行っちゃったわ…」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:41:31.23 ID:xmG4aYvg0
P「よっ」
千秋「プロデューサー。参拝は終わったのね」
P「ああ。千秋にこれあげようと思って。はい」
千秋「お守り?」
P「おう。…千秋」
千秋「なにかしら」
P「功を焦るな。千秋は大器晩成型ってやつだ。じっくり爪を研いで、チャンスに備えておけばいい」
千秋「………」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:48:06.92 ID:xmG4aYvg0
P「ま、そのチャンスってやつを作るのは俺なんだけどな」
千秋「……いまいち、頼り切れないわね」
P「はっ。その分のお守りだ。神は努力するものに微笑む、といいなぁ」
千秋「なによ、それ。ふふっ、でも、悪くないわね」
P「だろ?」
千秋「ええ。……ありがとう、大事にするわね」
P「そうしてくれ。さぁーて帰りますかー」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:54:27.32 ID:xmG4aYvg0
由愛「できた…っ!」
麗奈「けっこう早いわね。ちょっと見せてみなさいよ」
由愛「えぇ~…」
麗奈「ちょ、ちょっとくらいいいでしょうが! 減るもんじゃないし!」
由愛「は、恥ずかしい、よぅ…」
麗奈「なぁにが恥ずかしいのよ! ほらッとっとと見せる!」
由愛「ひゃぁっ…は、はい…」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 03:57:32.43 ID:xmG4aYvg0
麗奈「な、なによこれ…」
由愛「…?」
麗奈「うますぎるでしょ…! えっ、なにこれ、すごい」
由愛「あ、あの…れ、麗奈ちゃん…?」
麗奈「あんたねぇ! アイドル辞めなさいよ!」
由愛「えっ」
P「えっ」
麗奈「!?」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 04:04:17.32 ID:xmG4aYvg0
クラリス「これ、美味しいですね~」
友紀「おっちゃん! もう一本っ!」
「嬢ちゃんもう止めときな、飲み過ぎだよ」
友紀「そんらことないろぉーっ」
クラリス「このきれいな壜、もう一本頂けますか?」
「いいけどよ、嬢ちゃんもそうとう飲んでるよな…」
友紀「クラリスちゃん何飲ませてもじぇんじぇん酔わないんらもぉんっ」
クラリス「うふふ、美味しいですね♪」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 04:11:37.54 ID:xmG4aYvg0
千秋「まったく、ちゃんとひとの話は聞きなさい」
P「はい、すいません…」
由愛「あ、あの…ご、ごめんなさい…」
麗奈「由愛は悪くないわッ! あ、アタシも、悪くないけどッ!」
P「いやぁびびったびびった。仲良くしてくれよほんとに」
千秋「だからそれはアナタの勘違いでしょうに」
P「はい…申し訳ありません…」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 04:15:23.45 ID:xmG4aYvg0
P「おーい帰るぞー」
クラリス「はい♪」
友紀「待ぁってよぉぉ、あたし、酔ってらいってばぁぁ」
千秋「友紀。アナタ今とてもみっともないわよ」
麗奈「ほら、由愛。ちゃんと手を握ってなさいよねッ!」
由愛「うん、は、離さない、ね…えへへ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 04:21:51.98 ID:xmG4aYvg0
P「帰りの飯、なにがいい?」
友紀「焼き鳥ぃーっ!」
麗奈「王者にはステーキなんかがお似合いだと思うわッ」
クラリス「サラダとパンが食べたいですね」
千秋「イタリアンが好きよ」
由愛「け、ケーキ…が、いい、です…」
P「ばらばらだな……」
おしまい
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/23(土) 04:29:03.85 ID:xmG4aYvg0
ありがとござましたー
モバP「梅でも見にいくかー」