1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:30:08.53 ID:AuYconsc0
小鳥「……」
おちんちん「……」
小鳥「……」
チョン
おちんちん「!」ビクッ
小鳥「……」
小鳥「かわいい」
小鳥「でもどうしましょう……おちんちんだけ貰っても……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:36:47.20 ID:AuYconsc0
小鳥「えーっと、なになに……」ペラ
おちんちんはとても繊細な生き物です。
暑さや寒さにも弱いので、細心の注意を払って育てましょう。
優しく大切に扱ってあげれば、きっとすぐにあなたに懐いてくれるはずです。
小鳥「……」
小鳥「帰りにとりあえず本を買ってみたけど……」
小鳥「今までおちんちんを飼ったことなんてないから、どう接したらいいか、いまいちわかんないわ」
おちんちん「……」ピコピコ
小鳥「え? な、なに?」
おちんちん「……」
グゥ~
小鳥「……」
小鳥「おなかが減っているのかしら……」
小鳥「おちんちんは、何を食べるのかしら」
小鳥「えーっと、本によると……」
幼少期のおちんちんはなんでも食べます。
でも、与えたオカズによって、大人になると好き嫌いが出てきてしまうようです。
あまり珍しいモノばかり与えてしまうと、のちのち大変なことになるかもしれません。
小鳥「大変なこと? オカズを手に入れるのが大変になる、ってこと?」
おちんちん「……」
小鳥「そ、そんなに見つめないでよ。今、ちゃんと用意してあげるからね」
おちんちん「!」パァァ
小鳥(でも見たところ、このおちんちんはもう大人のおちんちん)
小鳥(プロデューサーさんが、今までどんなオカズを与えてきたのかわからないから……)
小鳥(何をあげればいいのかな……)
小鳥「と、とりあえず」
小鳥「はい、帰りがけに買っておいた焼き鳥よ」
コトリ
おちんちん「……」プイ
小鳥「え? 気に入らないの?」
小鳥(とり皮は嫌いだったのかな……そうよね、人によっては感蝕が苦手って場合もあるし)
小鳥「それじゃあ、これは私の大好物だから取っておこうと思ったけど……」
おちんちん「……」ワクワク
小鳥「じゃーん! とりモモ肉よ!」
おちんちん「ー! -!」プンプン
小鳥「ええ!? これもダメ……?」
おちんちん「……」
小鳥「もう、贅沢さんなおちんちんね……」
おちんちん「……」
テクテク
小鳥「あ、どこにイくのよっ」
おちんちん「!」ピッ
小鳥「え? これは……」
おちんちん「……! ……!」
ピョンピョン
小鳥「私が毎週録画して溜めておいた、生っすかサンデーのビデオ……」
おちんちん「!」ピョン
小鳥「再生しろってこと?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「おなかが減っているんじゃなかったのかしら……」
小鳥(それとも私は何か……勘違いをしている?)
小鳥「とりあえず、言うとおりにしてみよう……」
ピッ
『生っすか……』
『サンデー!』
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「喜んでいるみたい……って、ええ!?」
おちんちん「ハァハァ」
小鳥「やよいちゃんがアップになった瞬間、息が荒くなって……」
小鳥「何が起こるというの……」
おちんちん「……」カキカキ
『トイレに行ってきます』
小鳥「あ、うん……お手洗いは、そこの廊下を……」
おちんちん「……」タタタッ
小鳥「行っちゃった……」
小鳥「……」
小鳥「い、いまのうちに、プロデューサーさんに電話して聞いてみようかな?」
ドキドキ
小鳥「おちんちんの飼い方のコツ……そ、そうよ。それを聞くだけなんだから」
小鳥(もう、付き合いも短くはないけど……)
小鳥(やっぱり、プライベートでプロデューサーさんに電話するのは……緊張しちゃうな)
小鳥(胸がドキドキする……)
小鳥「……」
プルルルル…… ピュッ
P『もしもし……音無さんですか?』
小鳥「もしもし! は、はい、音無さんです……こんばんわ」
P『こんばんわ。どうしたんですか、こんな時間に……』
小鳥「あ、あの、実は……」
ドタバタ
真美『兄ちゃーん! まだお仕事おわんないのー?』
亜美『真美真美~、もう兄ちゃんじゃないっしょ?』
真美『あ、そっか。もう姉ちゃんだもんね』
P『こらこらお前達、あんまり走り回るんじゃない!』
亜美・真美『はーい』
P『……すみません音無さん。えっと、それで……』
小鳥「……ごめんなさい、まだ、お仕事中だったんですね」
小鳥(それなのに、私ときたら……)
P『あ、いえ、気にしないでください。こっちもひと段落ついたところですし』
亜美『じゃあじゃあ、もうどっか遊びにいこーよー!』
真美『おなかすいたよー!』
P『ああもう、わかったわかった。電話が終わったらな。だから今は静かにしてなさい』
小鳥「……ま、また今度にします」
P『え? でも……』
小鳥「私の用事も、大したことではありませんでしたから……」
P『……それなら、なおさら俺は……』
小鳥「ふふっ、気遣ってくれなくても、大丈夫です。それじゃあ、おやすみなさい……」
P『あ、ま、待ってください音無さん!』
小鳥「え?」
P『……おちんちん、可愛がってあげてくださいね。それと……』
小鳥「……」
P『改めて、お誕生日おめでとうございます。みんなと一緒でしたけど……今日この日を一緒に過ごせて、俺も嬉しかったです』
小鳥「……あ、ありがとう……、ございます……」
ピュッ……
小鳥「……」
小鳥「プロデューサーさん……」
小鳥(プロデューサーさんは、事務所のみんなから慕われて……)
小鳥(優しくて、かっこよくて……みんなの頼れるお兄さん)
小鳥(……私なんかじゃ、きっと……)
ジャー……
おちんちん「……」フゥ
小鳥「あ……おわったんだ」
おちんちん「!」コクン
小鳥「……」
チョンチョン
おちんちん「?」プルプル
小鳥「君は、悩みとかなさそうでいいなあ……」
おちんちん「……?」
小鳥「おなか、すいてたんでしょ?」
おちんちん「……」フルフル
小鳥「え? もう大丈夫だって?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「……そっか」
小鳥(本当に不思議な生き物ね……トイレで、何をしていたんだろう?)
小鳥「それじゃあ私もそろそろ、ごはんにしよっかな」
小鳥「電子レンジで焼き鳥をあっためて……っと」
チンチーン
小鳥「さてと! それじゃあ、いただきまー……」
おちんちん「!」ガツガツ
小鳥「ええ!? よ、横取りしないでよっ! さっきは焼き鳥に興味なんてなかったじゃない!」
おちんちん「!」モグモグ
小鳥「もう! えへへ、よーし、それなら私だって負けないんだから!」ガツガツ
小鳥「ふう……ごちそうさまでした」
おちんちん「……」ポンポン
小鳥「ふふ、君もおなかいっぱいになったみたいだね」
小鳥「それじゃあ、お風呂に入って、もう寝ようかな」テクテク
おちんちん「……」トコトコ
小鳥「え? な、なんで着いてくるの?」
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「もしかして……一緒に入りたいの?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「……」
小鳥(どうしよう……おちんちんと一緒にお風呂、なんて入ったことないし)
小鳥(な、なんだか、恥ずかしいわ……)
おちんちん「……」ウルウル
小鳥「そ、そんなに見つめないでよ」
小鳥「……わかった、わかりました! 一緒に入りましょ?」
おちんちん「!」パァァ
小鳥「……」
小鳥(まったくもう……)
小鳥(おちんちんのかわいさには、参っちゃうわね……)
【お風呂場】
ザザー……ワシャワシャ
おちんちん「~♪」
小鳥「気持ちいいですか~?」
おちんちん「!」
小鳥「うふふ、それならよかった」
小鳥(そういえば、さっき読んだ本によると……)
おちんちんに何かしらの刺激を与えると、硬度が上昇する場合があります。
このときのおちんちんは、興奮状態になっているので何をしでかすかわかりません。
そんなときは優しく、ときには強く、撫でてあげてください。
しばらくすると落ち着きを取り戻します。
小鳥「……君はいつでもふにふにのままだね」
おちんちん「?」
小鳥「でも、落ち着いているなら、まあいっか」
小鳥「じゃあ次は、トリートメントを……っと」
ピュッピュ
ニュルニュル……
小鳥「あ、お毛けにだけつけるつもりだったのに」
おちんちん「!」
小鳥「手がすべって、おちんちん全体に塗りたくってしまったわ」
ニュルニュル……
小鳥「あれ? ちょっとだけ、硬度があがったような……気のせいかしら」
おちんちん「……! ……!」
小鳥「……も、もう、流しちゃうからね」
小鳥(シャンプーをしたときは、なんともなかったのに……)
小鳥(こういうぬるぬるなほうが、好きなのかな)
ブォォ……
おちんちん「~♪」
小鳥「綺麗になったね~」
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「あ、暴れないで。ドライヤーの熱風がさきっちょに当たっちゃうでしょ」
小鳥(さきっちょは特に敏感だって本に書いてあったから……気をつけないと)
小鳥「……」
おちんちん「……~♪」
小鳥「でも君は、皮かぶってるし……大丈夫そうに見えるけど」
おちんちん「……」ガーン
小鳥「え、ええ? な、なんで落ち込んじゃうの?」
小鳥「じゃあ、そろそろ寝よっか」
おちんちん「!」
小鳥「えーっと……君はこの、ティッシュのベッドね」
小鳥「喉がかわいたら、このお皿に入れたローションを飲んでくれればいいから」
おちんちん「……」
小鳥「……またそんな顔して見つめて……一緒に寝たいの?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「でもだーめ。私、そんなに寝相よくないから……つぶしちゃうかもしれないでしょ?」
おちんちん「っ!」ビクッ
フルフル……
小鳥「ふふっ、わかったならよろしい。それじゃあ……おやすみなさい」
パチンチン……
小鳥「……」チラ
おちんちん「……zzz……」
小鳥「……ふふ、よく寝てるみたい。ティッシュに包まれて……幸せそうね」
おちんちん「……」ムニャムニゃ
小鳥「……」
小鳥(今日は、私のXX回目の誕生日だった)
小鳥(事務所のみんなで、パーティを開いてくれて……)
小鳥(伊織ちゃんなんか、とても食べきれない程おっきな、特大ケーキを用意してくれたっけ……)
『これくらい大きくないと、ローソク立てきれないでしょ?』
小鳥(……嬉しいような、悲しいような……)
小鳥(そして、プロデューサーさんは……)
『お誕生日おめでとうございます、音無さん』
『俺からは……これを』ボロン
小鳥(って言って、おもむろにおちんちんを私にプレゼントしてくれたのよね)
小鳥(私……とっても嬉しかった)
小鳥(だって……プロデューサーさんから貰った、初めてのプレゼントだったんだもの)
小鳥「……」
小鳥「……プロデューサーさん……」
ポロポロ……
小鳥「う、うぅ……」
小鳥(どうしてかしら……あれだけ楽しい時間を、彼とすごせて……)
小鳥(幸せのはずなのに……)
小鳥(いま、あなたが隣にいないことが……悲しくて、しかたがない……)
小鳥(どうしようもなく、胸が痛いよ……)
小鳥(声が聞きたい……プロデューサーさん……!)
ポロポロ……
小鳥「……ひっく、えぐ……」
サワサワ
小鳥「え……?」
グイグイ
小鳥「なに……ほっぺに、何か固いものが当たって……」
ムワァ
小鳥「! この匂い」
小鳥「あ、あなたは……暗くて、よくみえないけど……」
ググ……
小鳥「おちんちん……?」
おちんちん「……」
小鳥「……」
おちんちん「……」ナデナデ
小鳥「……慰めて、くれるの?」
おちんちん「……」
小鳥「優しいのね……」
小鳥「でもあなた、こんなに固かったっけ……?」
おちんちん「……」
ギュッ
小鳥「!」
小鳥(おちんちんが、私の顔を抱きしめてくれた)
小鳥(じわっと湿った、この感覚……そして栗の花のような謎の香りを嗅ぎながら)
小鳥(私の胸に……たとえ言葉はなくても、おちんちんの言葉が伝わってきた)
『あなたのなみだを見たら、興奮しちゃって』
小鳥「……ふふ、あなたはやっぱり、プロデューサーさんのおちんちんなんだね」
小鳥「こんなときでも……ヘンなことばっかり……」ポロポロ
おちんちん「……」
小鳥「……聞いてくれる?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「私ね、プロデューサーさんのことが……あなたの、前の持ち主のことが……」
おちんちん「……」
小鳥「きっと……誰よりも……」
小鳥「すきなの……」
『音無さん、おはようございます』
『大丈夫ですか? 顔色が悪いですよ……無理せず、休んでいてください』
『あはは、音無さんこそ……アイドルのみんなに負けていないくらい、お綺麗ですよ』
小鳥「いつだって、頼りになって……」
小鳥「こんな私にも、みんなと変わらず、優しくしてくれて……」
おちんちん「……」
小鳥「……きっと……、ううん、絶対……、確かなことだけど……」
小鳥「アイドルの子たちの中には、私と同じように……プロデューサーさんのことを想っている子がいるの」
おちんちん「……」フルフル
小鳥「そんなことない、って? ……ふふ、謙遜しちゃって」
小鳥「……」
おちんちん「……」
小鳥「でもね……私、誰にも負けたくない」
小鳥「負けたくない、んだけど……ね……う、うぅ……」
ポロポロ……
小鳥「でも、ダメなの……」
おちんちん「……?」
小鳥「……プロデューサーさんが、私に優しくしてくれると……」
小鳥「あ、もしかしたら、私にもチャンスあるのかな? って……そういう風に、思っちゃうときもある」
小鳥「でも、そうしたら……!」
ギュッ
おちんちん「!」
小鳥「……ごめんね、痛いかもしれないけど……今だけは、私にもあなたを抱きしめさせて」
おちんちん「……」
小鳥「……そうしたら、ね……。私がプロデューサーさんと、もしも……、そうなっちゃったら……」
小鳥「私の望むように……、あの人と、結ばれちゃったら……」
小鳥「誰かが……私と同じように彼を想う、誰かが……とっても悲しい気持ちになっちゃう」
おちんちん「……」
小鳥「私は、それもイヤなのよ……!」
小鳥「大好きなアイドルの子達が、泣いちゃうかもしれないなんて……!」
小鳥「う、うう……」
おちんちん「……」
小鳥「うわぁああああん!!」
ポロポロ……
おちんちん「!」
小鳥「えぐっ、ひぐっ……」
おちんちん「……」
ズルズル
モワァ……
小鳥「え……?」
おちんちん「……」ブルッ
小鳥「皮が……剥けたの……?」
小鳥「……」
小鳥「すごい香り。きっと……しばらく、中まで洗ってなかったのね」
おちんちん「……」
小鳥「……でも、どうして……」
おちんちん(音無さん)
小鳥「!?」
小鳥(脳中に、直接……!?)
おちんちん(泣かないでください、音無さん……)
小鳥「……」
おちんちん(あなたが泣いていると……ドキドキしてしまいます)
小鳥「ドキドキって……ふふっ、またそんなこと言って……」
おちんちん「……」
小鳥「……どうして、急に皮を?」
おちんちん(……あなたに、声を届けたくて)
小鳥「……」
おちんちん(おちんちんは、優しく、大切にされると……すぐに懐きます)
小鳥「本にもそう書いてあったわね……」
おちんちん(女性のあなたは知らなかったかもしれないけど……)
おちんちん(十分に懐いたおちんちんは、この状態になると……こうして、意思疎通をすることが出来るんです)
小鳥「そうだったんだ……」
小鳥「おちんちんと今まで接してきたこと、これまでなかったから……知らなかったわ」
小鳥「でも、あなたと私が出会ったのは……今日が初めてでしょ?」
おちんちん「……」
小鳥「それなのに……もう、こうして懐いてくれたの?」
おちんちん(それは……)
小鳥「……私、あなたの為にシてあげたこと、あんまりなかったのに」
小鳥「せいぜい、体をぬるぬるに洗ってあげたくらい……」
おちんちん(……それで、十分なんですよ)
小鳥「え?」
おちんちん(元々、俺は……音無さんのことは、良く知っていました)
小鳥「え、でも……」
おちんちん(前の飼い主が、三日に一回は……、俺の頭と体を撫でながら、語ってくれましたから)
小鳥「!」
小鳥(前の飼い主って……プロデューサーさんのこと?)
おちんちん(だから……知っていたんです)
おちんちん(音無さんはとても優しくて……素敵な女性だ、って)
おちんちん(あなたの涙は、とても興奮します)
おちんちん(だけど……あなたを悲しい思いには、させたくない)
小鳥「……やっぱりあなたは、優しいんですね」
おちんちん(敬語なんてよしてください)
おちんちん(こうして俺のことを引き取ってくれたんだから……もう、あなたと俺は家族です)
小鳥「ご、ごめんなさい……えへへ、なんだか、プロデューサーさんと話してる気分になっちゃって」
おちんちん(……おちんちんと、飼い主は……とてもよく似ます)
おちんちん(だから、そう感じてしまったのかもしれませんね)
小鳥「……」
おちんちん(……それを含めた上で、聞いてください)
小鳥「え……? な、何を……?」
おちんちん(俺、ずっと前の飼い主と過ごしてきて……彼の気持ちも、よく知っている)
おちんちん(その上で、言います)
小鳥「……」
おちんちん(俺も、あなたのことが……すきです)
小鳥「……!」
おちんちん(……おっと、もう時間はこれまでのようです。だんだん、硬度が減少してきた……)
小鳥「ま、待って……!」
おちんちん(俺はまた、さっきまでのようなふにゃちんに戻らないといけません)
小鳥「お願い、もう少しだけ……もう少しだけでいいから……!」
小鳥「私のことがすき、って……それは、おちんちんだけの気持ちなの? それとも……」
おちんちん(……俺があなたのことをすきだというのは、確かです)
おちんちん(いま、彼が音無さんのことをどう思っているか……それは、俺にも、はっきりとはわかりません)
小鳥「でもさっきは、『俺も』、って……」
おちんちん(……はは、少し喋りすぎてしまったみたいだ)
おちんちん(最後に……ひとつだけ)
小鳥「……?」
おちんちん(おちんちんをあなたに託した、彼の気持ちを……考えてみてください)
おちんちん(世界にたった一つしかない、自分だけの……おちんちん……を……)
フニャフニャ……
小鳥「……」
おちんちん「……zzz……」
小鳥「……」
チョン
おちんちん「……」プルルン
小鳥「……」
小鳥「かわいい顔して、眠っているわね」
小鳥「……ありがとう、おちんちん……」
ギュッ……
【翌日 765プロ事務所】
ガチャ
P「おはようございまーす」
小鳥「あ、おはようございます、プロデューサーさん!」
P「あれ音無さん、もういたんですか! 随分早いですね」
小鳥「えへへ……ちょっと、時間が欲しくて」
P「時間?」
小鳥「はい……プロデューサーさんと、話す時間が欲しかったんです」
P「……」
P「……その後、どうですか?」
小鳥「その後、って?」
P「おちんちんです。何か、失礼なことをしたりしませんでしたか?」
小鳥「……ふふ、心配ありませんよ。とっても優しくて、いい子ですから」
P「そうですか……それならよかった」
小鳥「きっと、前の飼い主さんに似たんですね?」
P「そうかな……」
小鳥「はい、間違いありません! えへへ……」
P「……」
小鳥「あの……プロデューサーさん?」
P「はい、どうかしたんですか?」
小鳥「どうして私に、おちんちんをプレゼントしてくれたんですか?」
P「……それは……」
P「……音無さんには、いつもお世話になっているから」
小鳥「とは言っても、それだけの理由で、あんなに大切なものを……」
P「大切なもの、だからですよ」
小鳥「……」
P「大切に育てたおちんちんを、誕生日にプレゼントすること……」
P「実はこれは、かつてのローマで行われていた習慣なんです」
小鳥「そ、そうなんですか?」
P「はい。感謝の気持ちを、相手に伝えるための……一種の儀式のようなもの、らしいです」
小鳥「感謝の気持ち……」
P「……でもちょっと、キザすぎましたかね?」
小鳥「……」
小鳥「そんなこと、ありません。あなたの気持ちは……この胸にしっかりと、伝わりましたから」
P「あはは、それなら何よりですよ!」
小鳥「……本当に、ありがとうございました」
P「……大事に育ててくれると、俺も嬉しいです」
小鳥「それはもう、もっちろん! 毎日毎日、頭を撫でてあげますから!」
P「!」
小鳥「? どうかしたんですか?」
P「い、いえ……なんでもないです」
小鳥「へんなプロデューサーさん……」
P「……」
P(俺は少し、嘘をついてしまった)
P(大切に育てたおちんちんを、誕生日にプレゼントすること……)
P(かつてローマ人が行っていた、これの本当の意味は……)
小鳥「~♪ それじゃあ今日も、お仕事、頑張りましょうね!」
P「は、はい!」
P(感謝の気持ちを伝える儀式などではなく……本当は……求婚の儀式、ということなんだ)
小鳥「あ、でも、プロデューサーさん?」
P「なんですか?」
小鳥「おちんちん……どうしても返して欲しくなったら、いつでも言ってくださいね」
小鳥「やっぱりおちんちんがない生活だと、何かと不便でしょうから……」
P「……」
P(そして……この儀式には、もうひとつ隠された意味がある)
P(プレゼントされたおちんちんを、その相手に返す。そうすると……)
P(ふたりは永遠に結ばれるのである)
P「……音無さんが返したくなったときに、返してください」
小鳥「ええ?」
P「俺、楽しみにしていますから」
小鳥「な、なんだかよくわかんないけど……わかりました! えへへ……」
P(でも、そのときは……まだまだ、先の話みたいだな)
おわり
おわりです。読んでくれた方ありがとう
ピヨちゃん誕生日おめでとう可愛いよちゅっちゅ
元スレ
小鳥「えーっと、なになに……」ペラ
おちんちんはとても繊細な生き物です。
暑さや寒さにも弱いので、細心の注意を払って育てましょう。
優しく大切に扱ってあげれば、きっとすぐにあなたに懐いてくれるはずです。
小鳥「……」
小鳥「帰りにとりあえず本を買ってみたけど……」
小鳥「今までおちんちんを飼ったことなんてないから、どう接したらいいか、いまいちわかんないわ」
おちんちん「……」ピコピコ
小鳥「え? な、なに?」
おちんちん「……」
グゥ~
小鳥「……」
小鳥「おなかが減っているのかしら……」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:43:52.77 ID:AuYconsc0
小鳥「おちんちんは、何を食べるのかしら」
小鳥「えーっと、本によると……」
幼少期のおちんちんはなんでも食べます。
でも、与えたオカズによって、大人になると好き嫌いが出てきてしまうようです。
あまり珍しいモノばかり与えてしまうと、のちのち大変なことになるかもしれません。
小鳥「大変なこと? オカズを手に入れるのが大変になる、ってこと?」
おちんちん「……」
小鳥「そ、そんなに見つめないでよ。今、ちゃんと用意してあげるからね」
おちんちん「!」パァァ
小鳥(でも見たところ、このおちんちんはもう大人のおちんちん)
小鳥(プロデューサーさんが、今までどんなオカズを与えてきたのかわからないから……)
小鳥(何をあげればいいのかな……)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:50:41.98 ID:AuYconsc0
小鳥「と、とりあえず」
小鳥「はい、帰りがけに買っておいた焼き鳥よ」
コトリ
おちんちん「……」プイ
小鳥「え? 気に入らないの?」
小鳥(とり皮は嫌いだったのかな……そうよね、人によっては感蝕が苦手って場合もあるし)
小鳥「それじゃあ、これは私の大好物だから取っておこうと思ったけど……」
おちんちん「……」ワクワク
小鳥「じゃーん! とりモモ肉よ!」
おちんちん「ー! -!」プンプン
小鳥「ええ!? これもダメ……?」
おちんちん「……」
小鳥「もう、贅沢さんなおちんちんね……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:54:57.89 ID:AuYconsc0
おちんちん「……」
テクテク
小鳥「あ、どこにイくのよっ」
おちんちん「!」ピッ
小鳥「え? これは……」
おちんちん「……! ……!」
ピョンピョン
小鳥「私が毎週録画して溜めておいた、生っすかサンデーのビデオ……」
おちんちん「!」ピョン
小鳥「再生しろってこと?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「おなかが減っているんじゃなかったのかしら……」
小鳥(それとも私は何か……勘違いをしている?)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 18:59:14.85 ID:AuYconsc0
小鳥「とりあえず、言うとおりにしてみよう……」
ピッ
『生っすか……』
『サンデー!』
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「喜んでいるみたい……って、ええ!?」
おちんちん「ハァハァ」
小鳥「やよいちゃんがアップになった瞬間、息が荒くなって……」
小鳥「何が起こるというの……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:03:12.00 ID:AuYconsc0
おちんちん「……」カキカキ
『トイレに行ってきます』
小鳥「あ、うん……お手洗いは、そこの廊下を……」
おちんちん「……」タタタッ
小鳥「行っちゃった……」
小鳥「……」
小鳥「い、いまのうちに、プロデューサーさんに電話して聞いてみようかな?」
ドキドキ
小鳥「おちんちんの飼い方のコツ……そ、そうよ。それを聞くだけなんだから」
小鳥(もう、付き合いも短くはないけど……)
小鳥(やっぱり、プライベートでプロデューサーさんに電話するのは……緊張しちゃうな)
小鳥(胸がドキドキする……)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:08:31.75 ID:AuYconsc0
小鳥「……」
プルルルル…… ピュッ
P『もしもし……音無さんですか?』
小鳥「もしもし! は、はい、音無さんです……こんばんわ」
P『こんばんわ。どうしたんですか、こんな時間に……』
小鳥「あ、あの、実は……」
ドタバタ
真美『兄ちゃーん! まだお仕事おわんないのー?』
亜美『真美真美~、もう兄ちゃんじゃないっしょ?』
真美『あ、そっか。もう姉ちゃんだもんね』
P『こらこらお前達、あんまり走り回るんじゃない!』
亜美・真美『はーい』
P『……すみません音無さん。えっと、それで……』
小鳥「……ごめんなさい、まだ、お仕事中だったんですね」
小鳥(それなのに、私ときたら……)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:20:46.35 ID:AuYconsc0
P『あ、いえ、気にしないでください。こっちもひと段落ついたところですし』
亜美『じゃあじゃあ、もうどっか遊びにいこーよー!』
真美『おなかすいたよー!』
P『ああもう、わかったわかった。電話が終わったらな。だから今は静かにしてなさい』
小鳥「……ま、また今度にします」
P『え? でも……』
小鳥「私の用事も、大したことではありませんでしたから……」
P『……それなら、なおさら俺は……』
小鳥「ふふっ、気遣ってくれなくても、大丈夫です。それじゃあ、おやすみなさい……」
P『あ、ま、待ってください音無さん!』
小鳥「え?」
P『……おちんちん、可愛がってあげてくださいね。それと……』
小鳥「……」
P『改めて、お誕生日おめでとうございます。みんなと一緒でしたけど……今日この日を一緒に過ごせて、俺も嬉しかったです』
小鳥「……あ、ありがとう……、ございます……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:24:43.70 ID:AuYconsc0
ピュッ……
小鳥「……」
小鳥「プロデューサーさん……」
小鳥(プロデューサーさんは、事務所のみんなから慕われて……)
小鳥(優しくて、かっこよくて……みんなの頼れるお兄さん)
小鳥(……私なんかじゃ、きっと……)
ジャー……
おちんちん「……」フゥ
小鳥「あ……おわったんだ」
おちんちん「!」コクン
小鳥「……」
チョンチョン
おちんちん「?」プルプル
小鳥「君は、悩みとかなさそうでいいなあ……」
おちんちん「……?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:30:52.48 ID:AuYconsc0
小鳥「おなか、すいてたんでしょ?」
おちんちん「……」フルフル
小鳥「え? もう大丈夫だって?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「……そっか」
小鳥(本当に不思議な生き物ね……トイレで、何をしていたんだろう?)
小鳥「それじゃあ私もそろそろ、ごはんにしよっかな」
小鳥「電子レンジで焼き鳥をあっためて……っと」
チンチーン
小鳥「さてと! それじゃあ、いただきまー……」
おちんちん「!」ガツガツ
小鳥「ええ!? よ、横取りしないでよっ! さっきは焼き鳥に興味なんてなかったじゃない!」
おちんちん「!」モグモグ
小鳥「もう! えへへ、よーし、それなら私だって負けないんだから!」ガツガツ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:36:56.78 ID:AuYconsc0
小鳥「ふう……ごちそうさまでした」
おちんちん「……」ポンポン
小鳥「ふふ、君もおなかいっぱいになったみたいだね」
小鳥「それじゃあ、お風呂に入って、もう寝ようかな」テクテク
おちんちん「……」トコトコ
小鳥「え? な、なんで着いてくるの?」
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「もしかして……一緒に入りたいの?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「……」
小鳥(どうしよう……おちんちんと一緒にお風呂、なんて入ったことないし)
小鳥(な、なんだか、恥ずかしいわ……)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:40:47.10 ID:AuYconsc0
おちんちん「……」ウルウル
小鳥「そ、そんなに見つめないでよ」
小鳥「……わかった、わかりました! 一緒に入りましょ?」
おちんちん「!」パァァ
小鳥「……」
小鳥(まったくもう……)
小鳥(おちんちんのかわいさには、参っちゃうわね……)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:48:02.55 ID:AuYconsc0
【お風呂場】
ザザー……ワシャワシャ
おちんちん「~♪」
小鳥「気持ちいいですか~?」
おちんちん「!」
小鳥「うふふ、それならよかった」
小鳥(そういえば、さっき読んだ本によると……)
おちんちんに何かしらの刺激を与えると、硬度が上昇する場合があります。
このときのおちんちんは、興奮状態になっているので何をしでかすかわかりません。
そんなときは優しく、ときには強く、撫でてあげてください。
しばらくすると落ち着きを取り戻します。
小鳥「……君はいつでもふにふにのままだね」
おちんちん「?」
小鳥「でも、落ち着いているなら、まあいっか」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:51:56.21 ID:AuYconsc0
小鳥「じゃあ次は、トリートメントを……っと」
ピュッピュ
ニュルニュル……
小鳥「あ、お毛けにだけつけるつもりだったのに」
おちんちん「!」
小鳥「手がすべって、おちんちん全体に塗りたくってしまったわ」
ニュルニュル……
小鳥「あれ? ちょっとだけ、硬度があがったような……気のせいかしら」
おちんちん「……! ……!」
小鳥「……も、もう、流しちゃうからね」
小鳥(シャンプーをしたときは、なんともなかったのに……)
小鳥(こういうぬるぬるなほうが、好きなのかな)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 19:58:27.53 ID:AuYconsc0
ブォォ……
おちんちん「~♪」
小鳥「綺麗になったね~」
おちんちん「!」ピョンピョン
小鳥「あ、暴れないで。ドライヤーの熱風がさきっちょに当たっちゃうでしょ」
小鳥(さきっちょは特に敏感だって本に書いてあったから……気をつけないと)
小鳥「……」
おちんちん「……~♪」
小鳥「でも君は、皮かぶってるし……大丈夫そうに見えるけど」
おちんちん「……」ガーン
小鳥「え、ええ? な、なんで落ち込んじゃうの?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:04:11.62 ID:AuYconsc0
小鳥「じゃあ、そろそろ寝よっか」
おちんちん「!」
小鳥「えーっと……君はこの、ティッシュのベッドね」
小鳥「喉がかわいたら、このお皿に入れたローションを飲んでくれればいいから」
おちんちん「……」
小鳥「……またそんな顔して見つめて……一緒に寝たいの?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「でもだーめ。私、そんなに寝相よくないから……つぶしちゃうかもしれないでしょ?」
おちんちん「っ!」ビクッ
フルフル……
小鳥「ふふっ、わかったならよろしい。それじゃあ……おやすみなさい」
パチンチン……
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:09:47.07 ID:AuYconsc0
小鳥「……」チラ
おちんちん「……zzz……」
小鳥「……ふふ、よく寝てるみたい。ティッシュに包まれて……幸せそうね」
おちんちん「……」ムニャムニゃ
小鳥「……」
小鳥(今日は、私のXX回目の誕生日だった)
小鳥(事務所のみんなで、パーティを開いてくれて……)
小鳥(伊織ちゃんなんか、とても食べきれない程おっきな、特大ケーキを用意してくれたっけ……)
『これくらい大きくないと、ローソク立てきれないでしょ?』
小鳥(……嬉しいような、悲しいような……)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:17:38.44 ID:AuYconsc0
小鳥(そして、プロデューサーさんは……)
『お誕生日おめでとうございます、音無さん』
『俺からは……これを』ボロン
小鳥(って言って、おもむろにおちんちんを私にプレゼントしてくれたのよね)
小鳥(私……とっても嬉しかった)
小鳥(だって……プロデューサーさんから貰った、初めてのプレゼントだったんだもの)
小鳥「……」
小鳥「……プロデューサーさん……」
ポロポロ……
小鳥「う、うぅ……」
小鳥(どうしてかしら……あれだけ楽しい時間を、彼とすごせて……)
小鳥(幸せのはずなのに……)
小鳥(いま、あなたが隣にいないことが……悲しくて、しかたがない……)
45: 保守ありがとうございます 2012/09/09(日) 20:41:07.96 ID:AuYconsc0
小鳥(どうしようもなく、胸が痛いよ……)
小鳥(声が聞きたい……プロデューサーさん……!)
ポロポロ……
小鳥「……ひっく、えぐ……」
サワサワ
小鳥「え……?」
グイグイ
小鳥「なに……ほっぺに、何か固いものが当たって……」
ムワァ
小鳥「! この匂い」
小鳥「あ、あなたは……暗くて、よくみえないけど……」
ググ……
小鳥「おちんちん……?」
おちんちん「……」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:47:14.09 ID:AuYconsc0
小鳥「……」
おちんちん「……」ナデナデ
小鳥「……慰めて、くれるの?」
おちんちん「……」
小鳥「優しいのね……」
小鳥「でもあなた、こんなに固かったっけ……?」
おちんちん「……」
ギュッ
小鳥「!」
小鳥(おちんちんが、私の顔を抱きしめてくれた)
小鳥(じわっと湿った、この感覚……そして栗の花のような謎の香りを嗅ぎながら)
小鳥(私の胸に……たとえ言葉はなくても、おちんちんの言葉が伝わってきた)
『あなたのなみだを見たら、興奮しちゃって』
小鳥「……ふふ、あなたはやっぱり、プロデューサーさんのおちんちんなんだね」
小鳥「こんなときでも……ヘンなことばっかり……」ポロポロ
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:50:28.59 ID:AuYconsc0
おちんちん「……」
小鳥「……聞いてくれる?」
おちんちん「……」コクン
小鳥「私ね、プロデューサーさんのことが……あなたの、前の持ち主のことが……」
おちんちん「……」
小鳥「きっと……誰よりも……」
小鳥「すきなの……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 20:57:22.32 ID:AuYconsc0
『音無さん、おはようございます』
『大丈夫ですか? 顔色が悪いですよ……無理せず、休んでいてください』
『あはは、音無さんこそ……アイドルのみんなに負けていないくらい、お綺麗ですよ』
小鳥「いつだって、頼りになって……」
小鳥「こんな私にも、みんなと変わらず、優しくしてくれて……」
おちんちん「……」
小鳥「……きっと……、ううん、絶対……、確かなことだけど……」
小鳥「アイドルの子たちの中には、私と同じように……プロデューサーさんのことを想っている子がいるの」
おちんちん「……」フルフル
小鳥「そんなことない、って? ……ふふ、謙遜しちゃって」
小鳥「……」
おちんちん「……」
小鳥「でもね……私、誰にも負けたくない」
小鳥「負けたくない、んだけど……ね……う、うぅ……」
ポロポロ……
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:04:21.29 ID:AuYconsc0
小鳥「でも、ダメなの……」
おちんちん「……?」
小鳥「……プロデューサーさんが、私に優しくしてくれると……」
小鳥「あ、もしかしたら、私にもチャンスあるのかな? って……そういう風に、思っちゃうときもある」
小鳥「でも、そうしたら……!」
ギュッ
おちんちん「!」
小鳥「……ごめんね、痛いかもしれないけど……今だけは、私にもあなたを抱きしめさせて」
おちんちん「……」
小鳥「……そうしたら、ね……。私がプロデューサーさんと、もしも……、そうなっちゃったら……」
小鳥「私の望むように……、あの人と、結ばれちゃったら……」
小鳥「誰かが……私と同じように彼を想う、誰かが……とっても悲しい気持ちになっちゃう」
おちんちん「……」
小鳥「私は、それもイヤなのよ……!」
小鳥「大好きなアイドルの子達が、泣いちゃうかもしれないなんて……!」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:09:14.85 ID:AuYconsc0
小鳥「う、うう……」
おちんちん「……」
小鳥「うわぁああああん!!」
ポロポロ……
おちんちん「!」
小鳥「えぐっ、ひぐっ……」
おちんちん「……」
ズルズル
モワァ……
小鳥「え……?」
おちんちん「……」ブルッ
小鳥「皮が……剥けたの……?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:12:32.38 ID:AuYconsc0
小鳥「……」
小鳥「すごい香り。きっと……しばらく、中まで洗ってなかったのね」
おちんちん「……」
小鳥「……でも、どうして……」
おちんちん(音無さん)
小鳥「!?」
小鳥(脳中に、直接……!?)
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:17:36.24 ID:AuYconsc0
おちんちん(泣かないでください、音無さん……)
小鳥「……」
おちんちん(あなたが泣いていると……ドキドキしてしまいます)
小鳥「ドキドキって……ふふっ、またそんなこと言って……」
おちんちん「……」
小鳥「……どうして、急に皮を?」
おちんちん(……あなたに、声を届けたくて)
小鳥「……」
おちんちん(おちんちんは、優しく、大切にされると……すぐに懐きます)
小鳥「本にもそう書いてあったわね……」
おちんちん(女性のあなたは知らなかったかもしれないけど……)
おちんちん(十分に懐いたおちんちんは、この状態になると……こうして、意思疎通をすることが出来るんです)
小鳥「そうだったんだ……」
小鳥「おちんちんと今まで接してきたこと、これまでなかったから……知らなかったわ」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:23:30.31 ID:AuYconsc0
小鳥「でも、あなたと私が出会ったのは……今日が初めてでしょ?」
おちんちん「……」
小鳥「それなのに……もう、こうして懐いてくれたの?」
おちんちん(それは……)
小鳥「……私、あなたの為にシてあげたこと、あんまりなかったのに」
小鳥「せいぜい、体をぬるぬるに洗ってあげたくらい……」
おちんちん(……それで、十分なんですよ)
小鳥「え?」
おちんちん(元々、俺は……音無さんのことは、良く知っていました)
小鳥「え、でも……」
おちんちん(前の飼い主が、三日に一回は……、俺の頭と体を撫でながら、語ってくれましたから)
小鳥「!」
小鳥(前の飼い主って……プロデューサーさんのこと?)
おちんちん(だから……知っていたんです)
おちんちん(音無さんはとても優しくて……素敵な女性だ、って)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:31:59.61 ID:AuYconsc0
おちんちん(あなたの涙は、とても興奮します)
おちんちん(だけど……あなたを悲しい思いには、させたくない)
小鳥「……やっぱりあなたは、優しいんですね」
おちんちん(敬語なんてよしてください)
おちんちん(こうして俺のことを引き取ってくれたんだから……もう、あなたと俺は家族です)
小鳥「ご、ごめんなさい……えへへ、なんだか、プロデューサーさんと話してる気分になっちゃって」
おちんちん(……おちんちんと、飼い主は……とてもよく似ます)
おちんちん(だから、そう感じてしまったのかもしれませんね)
小鳥「……」
おちんちん(……それを含めた上で、聞いてください)
小鳥「え……? な、何を……?」
おちんちん(俺、ずっと前の飼い主と過ごしてきて……彼の気持ちも、よく知っている)
おちんちん(その上で、言います)
小鳥「……」
おちんちん(俺も、あなたのことが……すきです)
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:39:56.98 ID:AuYconsc0
小鳥「……!」
おちんちん(……おっと、もう時間はこれまでのようです。だんだん、硬度が減少してきた……)
小鳥「ま、待って……!」
おちんちん(俺はまた、さっきまでのようなふにゃちんに戻らないといけません)
小鳥「お願い、もう少しだけ……もう少しだけでいいから……!」
小鳥「私のことがすき、って……それは、おちんちんだけの気持ちなの? それとも……」
おちんちん(……俺があなたのことをすきだというのは、確かです)
おちんちん(いま、彼が音無さんのことをどう思っているか……それは、俺にも、はっきりとはわかりません)
小鳥「でもさっきは、『俺も』、って……」
おちんちん(……はは、少し喋りすぎてしまったみたいだ)
おちんちん(最後に……ひとつだけ)
小鳥「……?」
おちんちん(おちんちんをあなたに託した、彼の気持ちを……考えてみてください)
おちんちん(世界にたった一つしかない、自分だけの……おちんちん……を……)
フニャフニャ……
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:42:52.75 ID:AuYconsc0
小鳥「……」
おちんちん「……zzz……」
小鳥「……」
チョン
おちんちん「……」プルルン
小鳥「……」
小鳥「かわいい顔して、眠っているわね」
小鳥「……ありがとう、おちんちん……」
ギュッ……
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:47:25.53 ID:AuYconsc0
【翌日 765プロ事務所】
ガチャ
P「おはようございまーす」
小鳥「あ、おはようございます、プロデューサーさん!」
P「あれ音無さん、もういたんですか! 随分早いですね」
小鳥「えへへ……ちょっと、時間が欲しくて」
P「時間?」
小鳥「はい……プロデューサーさんと、話す時間が欲しかったんです」
P「……」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:50:19.42 ID:AuYconsc0
P「……その後、どうですか?」
小鳥「その後、って?」
P「おちんちんです。何か、失礼なことをしたりしませんでしたか?」
小鳥「……ふふ、心配ありませんよ。とっても優しくて、いい子ですから」
P「そうですか……それならよかった」
小鳥「きっと、前の飼い主さんに似たんですね?」
P「そうかな……」
小鳥「はい、間違いありません! えへへ……」
P「……」
小鳥「あの……プロデューサーさん?」
P「はい、どうかしたんですか?」
小鳥「どうして私に、おちんちんをプレゼントしてくれたんですか?」
P「……それは……」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 21:56:23.00 ID:AuYconsc0
P「……音無さんには、いつもお世話になっているから」
小鳥「とは言っても、それだけの理由で、あんなに大切なものを……」
P「大切なもの、だからですよ」
小鳥「……」
P「大切に育てたおちんちんを、誕生日にプレゼントすること……」
P「実はこれは、かつてのローマで行われていた習慣なんです」
小鳥「そ、そうなんですか?」
P「はい。感謝の気持ちを、相手に伝えるための……一種の儀式のようなもの、らしいです」
小鳥「感謝の気持ち……」
P「……でもちょっと、キザすぎましたかね?」
小鳥「……」
小鳥「そんなこと、ありません。あなたの気持ちは……この胸にしっかりと、伝わりましたから」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 22:05:57.97 ID:AuYconsc0
P「あはは、それなら何よりですよ!」
小鳥「……本当に、ありがとうございました」
P「……大事に育ててくれると、俺も嬉しいです」
小鳥「それはもう、もっちろん! 毎日毎日、頭を撫でてあげますから!」
P「!」
小鳥「? どうかしたんですか?」
P「い、いえ……なんでもないです」
小鳥「へんなプロデューサーさん……」
P「……」
P(俺は少し、嘘をついてしまった)
P(大切に育てたおちんちんを、誕生日にプレゼントすること……)
P(かつてローマ人が行っていた、これの本当の意味は……)
小鳥「~♪ それじゃあ今日も、お仕事、頑張りましょうね!」
P「は、はい!」
P(感謝の気持ちを伝える儀式などではなく……本当は……求婚の儀式、ということなんだ)
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 22:13:09.86 ID:AuYconsc0
小鳥「あ、でも、プロデューサーさん?」
P「なんですか?」
小鳥「おちんちん……どうしても返して欲しくなったら、いつでも言ってくださいね」
小鳥「やっぱりおちんちんがない生活だと、何かと不便でしょうから……」
P「……」
P(そして……この儀式には、もうひとつ隠された意味がある)
P(プレゼントされたおちんちんを、その相手に返す。そうすると……)
P(ふたりは永遠に結ばれるのである)
P「……音無さんが返したくなったときに、返してください」
小鳥「ええ?」
P「俺、楽しみにしていますから」
小鳥「な、なんだかよくわかんないけど……わかりました! えへへ……」
P(でも、そのときは……まだまだ、先の話みたいだな)
おわり
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/09(日) 22:15:25.90 ID:AuYconsc0
おわりです。読んでくれた方ありがとう
ピヨちゃん誕生日おめでとう可愛いよちゅっちゅ
小鳥「誕生日にプロデューサーさんからおちんちん貰っちゃった……」