1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:24:07.65 ID:IbrzCBOS0
~生徒会室~
綾乃「失礼しまーす」
千歳「綾乃ちゃーん、ちょっとこれ、見てくれへん?」
綾乃「なになに?病院でもらう薬みたいだけど……『チューしたくなる飴』」
千歳「」ニコニコ
綾乃「って、チューしたくなる飴?!」
千歳「ふふふふ」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:27:20.92 ID:IbrzCBOS0
綾乃「な……なによこれ?!『この飴を大好きなあの人と一緒に仲良くなめるとキスしたくなるよ』?!!」
千歳「面白いと思わへん?」
綾乃「ばっ!何言ってんのよ、面白いわけ……あ、また西垣先生ね。こんな怪しげな薬を……」
千歳「違うねん、綾乃ちゃん」
綾乃「違うって、なにがよ」
千歳「それ、通販で売っとるんや」
綾乃「えっ、嘘!普通に売ってるの?!これ!」
千歳「せやで。ネットで検索したら普通に出てくるし」
綾乃「そ、そうなんだ」
千歳「ひと袋あげるさかい、歳納さんと食べてえな」
綾乃「なっ?!なんで歳納京子なんかと!」
千歳「ん?ほかに一緒に食べたい相手でもおるん?」
綾乃「いるわけないじゃない!」
千歳「」ダバァ
綾乃「あーいや……そうじゃなくてっ!だいたい、一緒に食べるとキスしたくなるなんて……そんな魔法みたいな薬があっさり買えたりするわけないわ。きっと名前だけの代物よ」
千歳「ふぅん?そんなこと言うんや」
櫻子「遅くなりましたー」
向日葵「ホームルームが長引いてしまって」
千歳「おっ、ちょうどええところに」
ひまさく「?」
千歳「二人とも、飴ちゃんあるんやけど、食べへん?」
櫻子「わぁい!食べます食べます」パクッ
向日葵「いただきますわ」パクッ
綾乃「ちょっと千歳、どういうことよ?」ヒソヒソ
千歳「実験や。ほんまにキスしとうなるんか、二人で確かめたらええやん」
綾乃「でも、大室さんと古谷さんっていっつも喧嘩ばっかりしてるし、実験対象としてどうなの?」
千歳「あら、綾乃ちゃんも歳納さんにキツいことばっかり言うてるやん」
綾乃「別にキツいことばっかりってワケじゃ……
大体、歳納京子がプリント忘れてきたり、茶道部の部室を占拠したり、私のプリン勝手に食べたりするからであって……
あの二人みたいに喧嘩したいわけじゃ……」モジモジ
千歳「ええなぁ~」ダバァ
向日葵「美味しいですね、この飴」
櫻子「もう一個ください!」
向日葵「よろしかったら、商品名とどこで買ったか教えていただけませんか?」
千歳「ええよーこれな、『チューしたくなる飴』言うねん」
ひまさく「!!!」
向日葵「チューしたくなる?!」
櫻子「飴?!」
千歳「そうやで~ほら」フクロミセ
櫻子「ホントだ……チューしたくなる飴」
向日葵「なんでこんな、薬みたいな袋に入ってるんですの?」
千歳「で、どうや?チューしとうなった?」
ひまさく「!!!」
綾乃「(ドキドキ)」
櫻子「なっ!なるわけないじゃないですか!!」
向日葵「そうですわ!だいたいこれ、『仲のいい二人』って書いてあるじゃありませんか。私たちに効果があるはずありませんわ」
櫻子「まったく……なんで向日葵みたいなおっぱい魔人とチューなんて……向日葵と、チューなんて……」
向日葵「おっぱい魔人言うなですわ。私だって櫻子となんか……櫻子?」
櫻子「向日葵と……チュー」ポー
櫻子「して……みたい……かも」
向日葵「」
向日葵「櫻子?あなた、頭は大丈夫ですの?」
櫻子「向日葵……」ウワメヅカイ
向日葵「うっ」ドキッ
向日葵「(なんですの、この状況……。ああもう櫻子、そんな潤んだ瞳で見つめないで欲しいですわ!あなたは黙ってさえいれば可愛いんですから。頬を染めるな頬を!)」
櫻子「ねぇ……向日葵……」フルエルクチビル
向日葵「ううっ///」ドキドキ
櫻子「向日葵は、私とじゃ……イヤ?」コクビカシゲ
向日葵「ほむっ!!!」ドキバクドカーン
向日葵「(うわあああああっ!!櫻子ったらいつからこんな甘い雰囲気でおねだりなんてする子になったんですの?!そんな風に迫られたら、私まで……私まで……っ)」
向日葵「(チューしたくなってしまいますわ!!)」
向日葵「櫻子……」
そっと差し出した向日葵のてが櫻子の頬に触れる。
櫻子「ふぁ!」ビクッ
電流が走ったように櫻子の身体が震える。
しかしその視線は向日葵の瞳からそらすことはなく、表情は切なさを増していく。
その名の通り桜色に染まった頬から向日葵の指先に伝わる熱は、多分何よりも熱く、そして優しい。
櫻子「向日葵……」
櫻子の潤んだ大きな瞳が閉じられ、可憐に震える唇が微かにその存在を主張する。
微かに開かれたその隙間から漏れるのは、愛しき人の名前……。
向日葵「櫻子……」
毒をのみ、王子様を待つプリンセスのように無防備な幼馴染を前にして、向日葵の思考と視界からは彼女以外の一切が排除される。
どちらともなく二人の距離は消えてゆき、向日葵の瞳が閉じられる。そして……
ちゅっ
二つの唇が、重なった。
綾乃「」
千歳「ええなぁ~」ドバドバ
綾乃「」
千歳「どないや?綾乃ちゃん」
綾乃「……ハッ!」
千歳「効果てきめんやろ?」ドヤァ
綾乃「ううっ……そうね、認めるわ」
千歳「で、どうする?」
綾乃「な、なにがよ」
向日葵「櫻子☆」イチャイチャ
櫻子「向日葵☆」ラブラブ
千歳「この飴、使うてみいひん?」
綾乃「うっ……いや、でも……」
櫻子「向日葵ー」ンー
向日葵「櫻子ー」チュッ
千歳「ええやん、歳納さんとちゅーしとうないん?」
綾乃「とっ!歳納京子と……ちっちちち……」
千歳「ちゅー」
綾乃「ちゅーなんて……っ、そんな……」
向日葵「さーちゃん……」クチュクチュ
櫻子「ひまちゃん……」クチュクチュ
綾乃「お前等帰って家でやれええええええっ!!」
千歳「ええなぁ」ドクドク
☆ ☆ ☆
綾乃「結局いっぱいもらっちゃった……どうしよう」
京子「綾乃ー」
綾乃「ふわっ!とっ、歳納京子!!」
京子「なんだよーそんなに驚かなくてもいいじゃん」
綾乃「べべっ別に、驚いてなんてないわよっ」
京子「ねー綾乃ープリンない?お腹すいちゃってさー」
綾乃「(こっ……これはチャンス、なの?)」
京子「綾乃?」
綾乃「ぷっ、プリンはないけど……飴ならあるわよ。……食べる?」
京子「マジで?食べる食べるー」
綾乃「(チューしたくなる飴……これを歳納京子に食べさせれば)」
綾乃「ほらっ、よく味わって食べなさい」
京子「さんきゅー」カロカロ
綾乃「(ドキドキ)」
京子「この飴美味しいねぇ~」
綾乃「歳納、京子……気分は、どう?」
京子「気分?別に普通だけど」カロカロ
綾乃「そ、そう(おかしいわね、効果がでるまでに時間がかかるのかしら……って、これって二人で食べないとダメなんだった!)」
京子「綾乃?」
綾乃「(早く私も飴食べなくちゃ!えっと、カバンの中に……)」ガサゴソ
京子「綾乃……」
綾乃「(ああもう、なんでこんな時に限って奥の方に……)」ガサゴソ
京子「あや……のぉ」ピトッ
綾乃「(あった!)って……んむっ!!」
京子「んっ……ん」
綾乃「(とととと、歳納京子の顔っっ、顔がこんなに近くに……って、じゃあこの口に当たってる柔らかいモノって……)」
京子「ん~」
綾乃「(チューしてるっ!私、歳納京子とチューしてるっ!)」
綾乃「んっ……ふ……」
綾乃「(歳納京子の唇……柔らかくて、あったかくて……ずっとこうしていたい……)」
京子「んっ……んん」ヌルッ
綾乃「!!!(なっ!これって……舌?!)」
京子「んんっ……あむ……ちゅっ」
綾乃「は……っ、あ……んんっ(すごい……舌と舌が、絡まって……それに歳納京子の舌……すごく、甘い)」ポー
京子「んっ……ぷぁっ」
綾乃「ぁぅぅ……としのう……きょうこぉ……もっと」パサッ
京子「うん?これって……」ヒョイ
綾乃「あっ……それは!」
京子「『チューしたくなる飴』?」
綾乃「ああああっ!!それはああぁぁっ!!!」
京子「ふぅーーーん……綾乃ってば、こんなの私に食べさせて……」
綾乃「とっ、歳納京子……違うの……これは」サーッ
京子「おかしいと思ったんだよねー、綾乃からもらった飴なめてたら、急にヘンな気分になるんだもん」
綾乃「ううっ、ごめんなさい……」
京子「とりあえず、ごらく部の部室に行こうか、ここじゃ落ち着いてイロイロできないし」
綾乃「い、イロイロ……って?」
京子「大丈夫だよぉ。今日は結衣もあかりもちなつちゃんもいないから」
~ごらく部室~
カツン カツン
綾乃「はうっ!としのう……きょうこぉ……ぁっ!」
ふすまで仕切られた茶道部室から、硬質的な音が響く。
それはビー玉どうしがぶつかった時に生じる音にとてもよく似ていた。
部屋の中には両手足を縛られ、制服を脱がされ、あられもない姿になった綾乃がいた。
このような姿を他生徒に目撃されれば、次の選挙では落選は必至だろう。
唯一の救いといえば、上も下も下着を身につけていることくらいか。
だが、いつか愛しき者と夜を共にするためにえらんだその下着と素肌の間には大量の飴玉が収まっており、彼女が身じろぎするたびにカチャカチャと音がなる。
京子はそんな綾乃の様子を満足そうな表情で見下ろすと、口に含んでいた飴玉を手のひらに出した。
口に入って間もないその飴玉はまだ十分な大きさを持っており、その飴玉を指先でつまむと自分の頭より上に掲げ、落とす。
カツーン
綾乃「はぅっ!」
落とされた飴玉は綾乃のショーツに溢れんばかりに詰め込まれた飴玉の山に当たり、畳へと落ちる。
京子「ふうっ、おかしいなぁ」
京子「この飴さっきまであんなに甘かったのに、今はそうでもないね。どうしてかな?」
綾乃「はぁっ……としのう……きょう、こぉ……」
京子「ふむ……もっと甘いものがソコにあるからかな」
京子はそうひとりごちると、綾乃のショーツをつかみ、引き下ろす。
と同時に詰め込まれた飴玉が零れ落ち、彼女の秘所があらわになる。
綾乃「……っ!」カァー///
京子は羞恥に表情を歪ませる綾乃に構うことなく彼女の秘所に口づけた。
京子「ああ、やっぱりだ。甘い……甘いなぁ」ペロペロクチュクチュ
綾乃「ひゃう!としのう、きょうっ……こぉ……あん!や……舐めないでぇ……」
京子「舐めてないよ……チューしてるだけだもん」チューチュー
綾乃「はぅん……ぁっ……やぁん」
京子「ほら……綾乃も飴玉、もっと舐めなよ。下のお口でさぁ」ツプ
綾乃「やっ!そんな……入らないよぉ///」
京子「ね……もっと、チューしよう。今度は下のお口どうしでさ」ヌギヌギ
綾乃「///」
※綾乃はこの後京子がおいしく頂きました。
千歳「あかんやん綾乃ちゃん。注意書きに書いとるやろ?『一人で食べないようにしましょう』って」
おしまい
あうーオチが急すぎましたでしょうか?
初めてスレ立てましたが、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
元スレ
綾乃「な……なによこれ?!『この飴を大好きなあの人と一緒に仲良くなめるとキスしたくなるよ』?!!」
千歳「面白いと思わへん?」
綾乃「ばっ!何言ってんのよ、面白いわけ……あ、また西垣先生ね。こんな怪しげな薬を……」
千歳「違うねん、綾乃ちゃん」
綾乃「違うって、なにがよ」
千歳「それ、通販で売っとるんや」
綾乃「えっ、嘘!普通に売ってるの?!これ!」
千歳「せやで。ネットで検索したら普通に出てくるし」
綾乃「そ、そうなんだ」
千歳「ひと袋あげるさかい、歳納さんと食べてえな」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:30:05.08 ID:IbrzCBOS0
綾乃「なっ?!なんで歳納京子なんかと!」
千歳「ん?ほかに一緒に食べたい相手でもおるん?」
綾乃「いるわけないじゃない!」
千歳「」ダバァ
綾乃「あーいや……そうじゃなくてっ!だいたい、一緒に食べるとキスしたくなるなんて……そんな魔法みたいな薬があっさり買えたりするわけないわ。きっと名前だけの代物よ」
千歳「ふぅん?そんなこと言うんや」
櫻子「遅くなりましたー」
向日葵「ホームルームが長引いてしまって」
千歳「おっ、ちょうどええところに」
ひまさく「?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:34:50.83 ID:IbrzCBOS0
千歳「二人とも、飴ちゃんあるんやけど、食べへん?」
櫻子「わぁい!食べます食べます」パクッ
向日葵「いただきますわ」パクッ
綾乃「ちょっと千歳、どういうことよ?」ヒソヒソ
千歳「実験や。ほんまにキスしとうなるんか、二人で確かめたらええやん」
綾乃「でも、大室さんと古谷さんっていっつも喧嘩ばっかりしてるし、実験対象としてどうなの?」
千歳「あら、綾乃ちゃんも歳納さんにキツいことばっかり言うてるやん」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:39:13.07 ID:IbrzCBOS0
綾乃「別にキツいことばっかりってワケじゃ……
大体、歳納京子がプリント忘れてきたり、茶道部の部室を占拠したり、私のプリン勝手に食べたりするからであって……
あの二人みたいに喧嘩したいわけじゃ……」モジモジ
千歳「ええなぁ~」ダバァ
向日葵「美味しいですね、この飴」
櫻子「もう一個ください!」
向日葵「よろしかったら、商品名とどこで買ったか教えていただけませんか?」
千歳「ええよーこれな、『チューしたくなる飴』言うねん」
ひまさく「!!!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:43:27.23 ID:IbrzCBOS0
向日葵「チューしたくなる?!」
櫻子「飴?!」
千歳「そうやで~ほら」フクロミセ
櫻子「ホントだ……チューしたくなる飴」
向日葵「なんでこんな、薬みたいな袋に入ってるんですの?」
千歳「で、どうや?チューしとうなった?」
ひまさく「!!!」
綾乃「(ドキドキ)」
櫻子「なっ!なるわけないじゃないですか!!」
向日葵「そうですわ!だいたいこれ、『仲のいい二人』って書いてあるじゃありませんか。私たちに効果があるはずありませんわ」
櫻子「まったく……なんで向日葵みたいなおっぱい魔人とチューなんて……向日葵と、チューなんて……」
向日葵「おっぱい魔人言うなですわ。私だって櫻子となんか……櫻子?」
櫻子「向日葵と……チュー」ポー
櫻子「して……みたい……かも」
向日葵「」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:47:56.37 ID:IbrzCBOS0
向日葵「櫻子?あなた、頭は大丈夫ですの?」
櫻子「向日葵……」ウワメヅカイ
向日葵「うっ」ドキッ
向日葵「(なんですの、この状況……。ああもう櫻子、そんな潤んだ瞳で見つめないで欲しいですわ!あなたは黙ってさえいれば可愛いんですから。頬を染めるな頬を!)」
櫻子「ねぇ……向日葵……」フルエルクチビル
向日葵「ううっ///」ドキドキ
櫻子「向日葵は、私とじゃ……イヤ?」コクビカシゲ
向日葵「ほむっ!!!」ドキバクドカーン
向日葵「(うわあああああっ!!櫻子ったらいつからこんな甘い雰囲気でおねだりなんてする子になったんですの?!そんな風に迫られたら、私まで……私まで……っ)」
向日葵「(チューしたくなってしまいますわ!!)」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:51:39.67 ID:IbrzCBOS0
向日葵「櫻子……」
そっと差し出した向日葵のてが櫻子の頬に触れる。
櫻子「ふぁ!」ビクッ
電流が走ったように櫻子の身体が震える。
しかしその視線は向日葵の瞳からそらすことはなく、表情は切なさを増していく。
その名の通り桜色に染まった頬から向日葵の指先に伝わる熱は、多分何よりも熱く、そして優しい。
櫻子「向日葵……」
櫻子の潤んだ大きな瞳が閉じられ、可憐に震える唇が微かにその存在を主張する。
微かに開かれたその隙間から漏れるのは、愛しき人の名前……。
向日葵「櫻子……」
毒をのみ、王子様を待つプリンセスのように無防備な幼馴染を前にして、向日葵の思考と視界からは彼女以外の一切が排除される。
どちらともなく二人の距離は消えてゆき、向日葵の瞳が閉じられる。そして……
ちゅっ
二つの唇が、重なった。
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:55:21.59 ID:IbrzCBOS0
綾乃「」
千歳「ええなぁ~」ドバドバ
綾乃「」
千歳「どないや?綾乃ちゃん」
綾乃「……ハッ!」
千歳「効果てきめんやろ?」ドヤァ
綾乃「ううっ……そうね、認めるわ」
千歳「で、どうする?」
綾乃「な、なにがよ」
向日葵「櫻子☆」イチャイチャ
櫻子「向日葵☆」ラブラブ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 22:57:36.17 ID:IbrzCBOS0
千歳「この飴、使うてみいひん?」
綾乃「うっ……いや、でも……」
櫻子「向日葵ー」ンー
向日葵「櫻子ー」チュッ
千歳「ええやん、歳納さんとちゅーしとうないん?」
綾乃「とっ!歳納京子と……ちっちちち……」
千歳「ちゅー」
綾乃「ちゅーなんて……っ、そんな……」
向日葵「さーちゃん……」クチュクチュ
櫻子「ひまちゃん……」クチュクチュ
綾乃「お前等帰って家でやれええええええっ!!」
千歳「ええなぁ」ドクドク
☆ ☆ ☆
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:01:28.91 ID:IbrzCBOS0
綾乃「結局いっぱいもらっちゃった……どうしよう」
京子「綾乃ー」
綾乃「ふわっ!とっ、歳納京子!!」
京子「なんだよーそんなに驚かなくてもいいじゃん」
綾乃「べべっ別に、驚いてなんてないわよっ」
京子「ねー綾乃ープリンない?お腹すいちゃってさー」
綾乃「(こっ……これはチャンス、なの?)」
京子「綾乃?」
綾乃「ぷっ、プリンはないけど……飴ならあるわよ。……食べる?」
京子「マジで?食べる食べるー」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:06:48.04 ID:IbrzCBOS0
綾乃「(チューしたくなる飴……これを歳納京子に食べさせれば)」
綾乃「ほらっ、よく味わって食べなさい」
京子「さんきゅー」カロカロ
綾乃「(ドキドキ)」
京子「この飴美味しいねぇ~」
綾乃「歳納、京子……気分は、どう?」
京子「気分?別に普通だけど」カロカロ
綾乃「そ、そう(おかしいわね、効果がでるまでに時間がかかるのかしら……って、これって二人で食べないとダメなんだった!)」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:09:10.12 ID:IbrzCBOS0
京子「綾乃?」
綾乃「(早く私も飴食べなくちゃ!えっと、カバンの中に……)」ガサゴソ
京子「綾乃……」
綾乃「(ああもう、なんでこんな時に限って奥の方に……)」ガサゴソ
京子「あや……のぉ」ピトッ
綾乃「(あった!)って……んむっ!!」
京子「んっ……ん」
綾乃「(とととと、歳納京子の顔っっ、顔がこんなに近くに……って、じゃあこの口に当たってる柔らかいモノって……)」
京子「ん~」
綾乃「(チューしてるっ!私、歳納京子とチューしてるっ!)」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:12:47.00 ID:IbrzCBOS0
綾乃「んっ……ふ……」
綾乃「(歳納京子の唇……柔らかくて、あったかくて……ずっとこうしていたい……)」
京子「んっ……んん」ヌルッ
綾乃「!!!(なっ!これって……舌?!)」
京子「んんっ……あむ……ちゅっ」
綾乃「は……っ、あ……んんっ(すごい……舌と舌が、絡まって……それに歳納京子の舌……すごく、甘い)」ポー
京子「んっ……ぷぁっ」
綾乃「ぁぅぅ……としのう……きょうこぉ……もっと」パサッ
京子「うん?これって……」ヒョイ
綾乃「あっ……それは!」
京子「『チューしたくなる飴』?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:17:45.53 ID:IbrzCBOS0
綾乃「ああああっ!!それはああぁぁっ!!!」
京子「ふぅーーーん……綾乃ってば、こんなの私に食べさせて……」
綾乃「とっ、歳納京子……違うの……これは」サーッ
京子「おかしいと思ったんだよねー、綾乃からもらった飴なめてたら、急にヘンな気分になるんだもん」
綾乃「ううっ、ごめんなさい……」
京子「とりあえず、ごらく部の部室に行こうか、ここじゃ落ち着いてイロイロできないし」
綾乃「い、イロイロ……って?」
京子「大丈夫だよぉ。今日は結衣もあかりもちなつちゃんもいないから」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:21:06.26 ID:IbrzCBOS0
~ごらく部室~
カツン カツン
綾乃「はうっ!としのう……きょうこぉ……ぁっ!」
ふすまで仕切られた茶道部室から、硬質的な音が響く。
それはビー玉どうしがぶつかった時に生じる音にとてもよく似ていた。
部屋の中には両手足を縛られ、制服を脱がされ、あられもない姿になった綾乃がいた。
このような姿を他生徒に目撃されれば、次の選挙では落選は必至だろう。
唯一の救いといえば、上も下も下着を身につけていることくらいか。
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:24:26.12 ID:IbrzCBOS0
だが、いつか愛しき者と夜を共にするためにえらんだその下着と素肌の間には大量の飴玉が収まっており、彼女が身じろぎするたびにカチャカチャと音がなる。
京子はそんな綾乃の様子を満足そうな表情で見下ろすと、口に含んでいた飴玉を手のひらに出した。
口に入って間もないその飴玉はまだ十分な大きさを持っており、その飴玉を指先でつまむと自分の頭より上に掲げ、落とす。
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:26:41.87 ID:IbrzCBOS0
カツーン
綾乃「はぅっ!」
落とされた飴玉は綾乃のショーツに溢れんばかりに詰め込まれた飴玉の山に当たり、畳へと落ちる。
京子「ふうっ、おかしいなぁ」
京子「この飴さっきまであんなに甘かったのに、今はそうでもないね。どうしてかな?」
綾乃「はぁっ……としのう……きょう、こぉ……」
京子「ふむ……もっと甘いものがソコにあるからかな」
京子はそうひとりごちると、綾乃のショーツをつかみ、引き下ろす。
と同時に詰め込まれた飴玉が零れ落ち、彼女の秘所があらわになる。
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:28:56.16 ID:IbrzCBOS0
綾乃「……っ!」カァー///
京子は羞恥に表情を歪ませる綾乃に構うことなく彼女の秘所に口づけた。
京子「ああ、やっぱりだ。甘い……甘いなぁ」ペロペロクチュクチュ
綾乃「ひゃう!としのう、きょうっ……こぉ……あん!や……舐めないでぇ……」
京子「舐めてないよ……チューしてるだけだもん」チューチュー
綾乃「はぅん……ぁっ……やぁん」
京子「ほら……綾乃も飴玉、もっと舐めなよ。下のお口でさぁ」ツプ
綾乃「やっ!そんな……入らないよぉ///」
京子「ね……もっと、チューしよう。今度は下のお口どうしでさ」ヌギヌギ
綾乃「///」
※綾乃はこの後京子がおいしく頂きました。
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:29:30.11 ID:IbrzCBOS0
千歳「あかんやん綾乃ちゃん。注意書きに書いとるやろ?『一人で食べないようにしましょう』って」
おしまい
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/26(日) 23:35:03.54 ID:IbrzCBOS0
あうーオチが急すぎましたでしょうか?
初めてスレ立てましたが、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。
綾乃「チューしたくなる飴?!」