1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 01:13:09.38 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「あー…本番かぁ…まあ確かにそろそろやる頃合かな……って」
ちなつ「ほ、本番ですってぇ!?!?」
あかり「うわっ! ビックリした…いきなり大声出されたら心臓に悪いよぉ」
ちなつ「ビックリしたのはこっちよ!? あ、あかりちゃん!? それ本気で言ってるの!?」
あかり「そ、そんなに驚かれることかなぁ…」
ちなつ「そ、そりゃ驚くよ! だ、だってほ、本番でしょ!? 本番って!!」
あかり「うーん、でもさすがにそろそろ練習って段階は過ぎてると思うよ?」
あかり(もう練習には慣れただろうし、そろそろ本命の結衣ちゃんに本番アタックしていい頃だよね)
ちなつ「あわわわわわ…」
ちなつ(練習、練習と思いながらあかりちゃんの優しさにずっと甘えてたけど、まさかあかりちゃんが私と…『本番』したいだなんて!)
ちなつ(どどどどどうしよう! いくらなんでもあかりちゃんとしちゃうのは……。で、でも…)
ちなつ(あかり『ふーん、じゃあ結衣ちゃんにこの写真見せちゃおっかなぁ?』)
ちなつ(あかり『ふふ、あかりとちなつちゃんが仲良くデートしてる写真……結衣ちゃんが見たらどう思うかなぁ?』)
ちなつ「……」ガクガクガク
あかり「? どうしたの、ちなつちゃん?」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 01:25:46.26 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「あの、あかりさん?」
あかり(なんでいきなりさん付けになったんだろう…)
ちなつ「その、本番はさすがに、私的にもちょっとあれなので…」
あかり「うーん、そっか」
ちなつ(あれ、反応が軽い。ゆ、許してもらえたのかな?)
あかり「でもね、ちなつちゃん。あかり思うんだけど、その、こういうのは良くないと思うんだ」
ちなつ「よ、良くない…」
あかり「うん。ちなつちゃんだってわかってるでしょ?
ちなつ(う、うぅ……。あかりちゃんらしくない押しの強さだ…)
あかり(結衣ちゃん、一人暮らし始めてからますます京子ちゃんと仲良くなってる…。もし二人が付き合い始めたら、ちなつちゃんの恋は…。ここはあかりが強く言わないと)
あかり「こういう曖昧な関係って、いつまでも続くものじゃないと思う」
ちなつ「う、うぅ……そ、そうだよね…」
ちなつ(そうだよね、あかりちゃんを都合よく利用するなんて……。あかりちゃんもついに堪忍袋の尾が切れちゃったんだ…)
あかり「だからそろそろ、白黒つけるべきだと、あかりは思うんだけど…」
ちなつ「……」(やばい…これはやばい…)
あかり「あかりはね、ちなつちゃん自身が自分から行動しないと駄目だと思ってる」
ちなつ(私自身が自分から…。こ、これはつまり『拳銃をここに置いておく。あとはお前で考えろ』みたいな…)
あかり「このままじゃ、結衣ちゃんがちなつちゃんに振り向くことは永遠になくなっちゃうよ?」
ちなつ(あああああ! やっぱりあれだ! 写真のパターンだああああ! あかりちゃんと私の不倫(?)を知った結衣先輩が私を捨てるって意味だあああ!)
あかり(京子ちゃんと付き合い始めちゃうかもしれないし)
あかり「……ね、ちなつちゃん?」
ちなつ「……」ガタガタ
ちなつ(これはもう覚悟を決めるしか……)ゴクリ
ちなつ「あ、あかりちゃん…」
あかり「……」
ちなつ「じゃ、じゃあ私、その…本番、する、ね?」
あかり「うん。頑張って。あかりも応援してるから」
ちなつ(……)
ちなつ(……え? 応援?)
ちなつ(ど、どういうこと? 君の頑張りに期待するよ、みたいな意味合い?)
ちなつ(……ハッ!)
ちなつ(……そうか、あくまであかりちゃんは脅しという形は取らないつもりなんだ…。な、なんという! さ、策士だわ!)
ちなつ(私が自分からやらなきゃ駄目、ってこういう意味まで含んでたのね!)
あかり「……?」キョトン
あかり(なんで固まってるだろう…)
ちなつ(ああ…天使のように愛らしい仕草なのに、その心のうちは…恐ろしい子!)
ちなつ「……」スッ
あかり「? どうしたの、ちなつちゃん」
ちなつ「そ、その、私…初めてだから」スルスルリ…
あかり「……えっ? な、なんで服を脱いでるの?」
ちなつ「だから……本番……」
あかり「え、ちょっ…」
ちなつ(その動揺もフェイク、あくまで私が自分から脱いでるんだと自覚させるためのもの……これが恥辱プレイって奴なのかしら…)ポッ
あかり「な、なんか顔が赤いけど…ひょっとして暑かったの?」
ちなつ「そうなの…な、なんだか私、体の奥から火照って来ちゃって…」カァー
ちなつ(な、なんて巧みな誘導プレイ! こんな恥ずかしい台詞を言わせるなんて、上級プレイヤーすぎる!)
あかり(こ、これどうすればいいんだろう…)
ちなつ「あ、熱いから全部脱いじゃうね…」シュル パサッ
あかり「……」(唖然)
ちなつ「あ、あの…つ、次はどうすればいいのかな…」モジモジ
あかり「えっ? な、何…が?」
ちなつ「だ、だからその……本番」
あかり「な、なにいってるの…?」
ちなつ(ええ!? ここまでやったのにまだ私の方からやらせるの?)
あかり「……」オドオド
ちなつ(…? ていうか、あかりちゃん、なんかおかしいような……。まるで本気で困ってるような、怯えているような顔して…)
ちなつ(!!! ひょ、ひょっとしてあかりちゃんって相手から無理矢理されるのが好きなの!?)
ちなつ(自分から指示を出さないのも、巧みな誘導も、この迫真の怖がる演技も……全てあかりちゃん好みのプレイセッティングってわけね…)
ちなつ(入りの会話からシチュエーションにこだわるなんて…。と、とにかく合わせないと…)
ちなつ「あかりちゃんも……なんだか汗かいてない?」
あかり「えっ?」(冷や汗だらだら)
ちなつ「あ、わかったぁ…。あかりちゃんも暑いんでしょう? もう、暑いなら脱いじゃえばいいじゃない」
あかり「ぬ、脱ぐ、って、そんな…」
ちなつ「もう、私たち、女の子同士でしょ…恥ずかしがることなんてないわ」ガッ
あかり「あ、いやっ! やめてっ、ちなつちゃん」
ちなつ(なんだかあかりちゃんの頬も紅潮してきてるし…これでいいんだよね)
ちなつ「……うふふ」ヌガセヌガセ
あかり「ちょ、まってぇ」イヤイヤ
ちなつ(うぐぐ、なかなか脱がせない…あかりちゃん、プレイにこだわりすぎだよ…)
ちなつ(こうなったら)
ちなつ「もう、静かにして」チュッ
あかり「んむっ!?」
ちなつ「んっ…。静かになったわね。いい子いい子」ヌガシヌガシ
あかり「あ…ちなつ、ちゃん…」シュルル…
ちなつ「あかりちゃんの肌って綺麗よね…フフ…」ナデナデスベスベ
あかり「いやぁ…やめてよぉ」
ちなつ(なんか楽しくなってきた…)
あかり「ちなつちゃん、な、なんで…こんなことするの?」
ちなつ「なんでって…あかりちゃんが本番して欲しいっていったからじゃない」
あかり「あかり、そんなつもりじゃ…」
ちなつ「私をその気にさせておいて、今更そんなこと言う気?」
あかり「ちなつちゃぁん…」
ちなつ(やばい。普通にあかりちゃんがいとおしい)
ちなつ「んー」チュッ
あかり「んんっ…」
ちなつ「ずっと…我慢してきたんだよ?」
あかり「えっ…」
ちなつ「夏休みのあの日みたいに…あかりちゃんを無理矢理押し倒してしまいたいって…ずっとずっと…」
あかり「…」
ちなつ「ねえ、あかりちゃん、いいでしょ? ほ・ん・ば・ん」サワッ
あかり「あっ…!」
ちなつ「ふふ、口では嫌々いってるけど体は正直だね?」
あかり「あっあっ…」
ちなつ「そろそろしよっか、ほんb 京子「ごめーんみんな!遅れたー!」
ちなつ「……」
あかり「……」
京子「……え?」
ちなつ「……あ」
京子「ご、ごめん…お、お邪魔だったみたいだね…」
ちなつ「あ、いや! こ、これは…!」
京子「ご、ごゆっくりー!!」ガタッ!ピシャッ!ダダダダダッ!
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「……」
あかり「……行っちゃったね、京子ちゃん」
ちなつ「……」
あかり「とりあえず服着ようか…」
ちなつ「……う、うん……」
~~~~
ちなつ「……な、なんかごめんね……その、無理矢理…」
あかり「う、ううん。いいの。あかりもその…よ…かった、から……」
ちなつ「え?」
あかり「な、なんでもない!」
ちなつ「良かったって、何が良かったの?」
あかり「なんでもないってば! あ! そ、そんなことより!! さっきのあれ、本当?」
ちなつ「さっきのあれって?」
あかり「ほ、ほら! 『ずっとあかりを無茶苦茶にしたかった』みたいな!」
ちなつ「あっ…」
あかり「あっ…」
あかり(話題を逸らすつもりでもっと駄目な方に逸らしちゃったよぉ!)
ちなつ(そ、そういえばそんなことを言っちゃってたっけ…うわぁ、私なんてことを…)
あかり「…」
ちなつ(……でも)
ちなつ「ほ、本当、かも…」
あかり「えっ」
ちなつ「あかりちゃんのこと、友達だって思ってて、デートも練習だと思って、き、キスも練習だと思ってたけど…」
ちなつ(元はといえば勘違いから始まったことだったけど、途中から私もその気になって、あかりちゃんにキスしたりしたし…)
ちなつ「も、もしかしたら、あかりちゃんのこと、好きかも…」
あかり「……それは、結衣ちゃんよりもってこと?」
ちなつ「…わ、わかんない…」
あかり「……だったらさ」ギュッ
ちなつ「?」
あかり「今日はうちでお泊りしていってよ。その…今日はお姉ちゃん、帰ってこないから」
ちなつ「あ、あかりちゃん…それって…」
あかり「さっきは京子ちゃんに邪魔されちゃったけど…今夜、あかりのこと本気で好きかどうか、確かめてみて?」
ちなつ「……う、うん!」ギュウ
あかね「……あら」
ともこ「? どうしたの、赤座さん」
あかね「ごめんなさい、一緒にやる予定だったレポートを家に忘れてきちゃったみたいなの」
ともこ「あら…」
あかね「急いで取りに帰るわね」
ともこ(…ピコーン!)「だ、だったら赤座さんのおうちでレポートしない? わざわざ帰ってもう一度うちに来るなんて面倒でしょう?」
あかね「それもそうね…でもいいの? 吉川さんの方は」
ともこ「全然大丈夫よ。お泊りの準備ならいつもしてるから。家にはお母さんがいるし」
あかね「そう、なら私の家でやりましょう。迷惑かけてごめんなさいね」
ともこ「いえいえ全然!」(むしろラッキー!)
あかね「あら、あかりはもう帰って来てるのね。ごらく部はお休みだったのかしら」
ともこ「……あれ? これ、ちなつの靴…」
\ アンアンアン! /
ともあか「」
その後赤座家ではそれぞれの家庭の姉妹を交えた家族会議が行われたのだった 終わり
最近ちなあかが少ないと思ってやった。(書くネタは)なかった。今では反省している。
どうでもいいんだけどちなつ→結衣を解消するには盛大に失恋させるとかしないと駄目なんですかね。その辺よく悩みます
ちなあか増えろ! おやすみ
元スレ
ちなつ「あの、あかりさん?」
あかり(なんでいきなりさん付けになったんだろう…)
ちなつ「その、本番はさすがに、私的にもちょっとあれなので…」
あかり「うーん、そっか」
ちなつ(あれ、反応が軽い。ゆ、許してもらえたのかな?)
あかり「でもね、ちなつちゃん。あかり思うんだけど、その、こういうのは良くないと思うんだ」
ちなつ「よ、良くない…」
あかり「うん。ちなつちゃんだってわかってるでしょ?
ちなつ(う、うぅ……。あかりちゃんらしくない押しの強さだ…)
あかり(結衣ちゃん、一人暮らし始めてからますます京子ちゃんと仲良くなってる…。もし二人が付き合い始めたら、ちなつちゃんの恋は…。ここはあかりが強く言わないと)
あかり「こういう曖昧な関係って、いつまでも続くものじゃないと思う」
ちなつ「う、うぅ……そ、そうだよね…」
ちなつ(そうだよね、あかりちゃんを都合よく利用するなんて……。あかりちゃんもついに堪忍袋の尾が切れちゃったんだ…)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 01:35:32.57 ID:Wijug2Fy0
あかり「だからそろそろ、白黒つけるべきだと、あかりは思うんだけど…」
ちなつ「……」(やばい…これはやばい…)
あかり「あかりはね、ちなつちゃん自身が自分から行動しないと駄目だと思ってる」
ちなつ(私自身が自分から…。こ、これはつまり『拳銃をここに置いておく。あとはお前で考えろ』みたいな…)
あかり「このままじゃ、結衣ちゃんがちなつちゃんに振り向くことは永遠になくなっちゃうよ?」
ちなつ(あああああ! やっぱりあれだ! 写真のパターンだああああ! あかりちゃんと私の不倫(?)を知った結衣先輩が私を捨てるって意味だあああ!)
あかり(京子ちゃんと付き合い始めちゃうかもしれないし)
あかり「……ね、ちなつちゃん?」
ちなつ「……」ガタガタ
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 01:42:50.84 ID:Wijug2Fy0
ちなつ(これはもう覚悟を決めるしか……)ゴクリ
ちなつ「あ、あかりちゃん…」
あかり「……」
ちなつ「じゃ、じゃあ私、その…本番、する、ね?」
あかり「うん。頑張って。あかりも応援してるから」
ちなつ(……)
ちなつ(……え? 応援?)
ちなつ(ど、どういうこと? 君の頑張りに期待するよ、みたいな意味合い?)
ちなつ(……ハッ!)
ちなつ(……そうか、あくまであかりちゃんは脅しという形は取らないつもりなんだ…。な、なんという! さ、策士だわ!)
ちなつ(私が自分からやらなきゃ駄目、ってこういう意味まで含んでたのね!)
あかり「……?」キョトン
あかり(なんで固まってるだろう…)
ちなつ(ああ…天使のように愛らしい仕草なのに、その心のうちは…恐ろしい子!)
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 01:52:21.51 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「……」スッ
あかり「? どうしたの、ちなつちゃん」
ちなつ「そ、その、私…初めてだから」スルスルリ…
あかり「……えっ? な、なんで服を脱いでるの?」
ちなつ「だから……本番……」
あかり「え、ちょっ…」
ちなつ(その動揺もフェイク、あくまで私が自分から脱いでるんだと自覚させるためのもの……これが恥辱プレイって奴なのかしら…)ポッ
あかり「な、なんか顔が赤いけど…ひょっとして暑かったの?」
ちなつ「そうなの…な、なんだか私、体の奥から火照って来ちゃって…」カァー
ちなつ(な、なんて巧みな誘導プレイ! こんな恥ずかしい台詞を言わせるなんて、上級プレイヤーすぎる!)
あかり(こ、これどうすればいいんだろう…)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:03:06.23 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「あ、熱いから全部脱いじゃうね…」シュル パサッ
あかり「……」(唖然)
ちなつ「あ、あの…つ、次はどうすればいいのかな…」モジモジ
あかり「えっ? な、何…が?」
ちなつ「だ、だからその……本番」
あかり「な、なにいってるの…?」
ちなつ(ええ!? ここまでやったのにまだ私の方からやらせるの?)
あかり「……」オドオド
ちなつ(…? ていうか、あかりちゃん、なんかおかしいような……。まるで本気で困ってるような、怯えているような顔して…)
ちなつ(!!! ひょ、ひょっとしてあかりちゃんって相手から無理矢理されるのが好きなの!?)
ちなつ(自分から指示を出さないのも、巧みな誘導も、この迫真の怖がる演技も……全てあかりちゃん好みのプレイセッティングってわけね…)
ちなつ(入りの会話からシチュエーションにこだわるなんて…。と、とにかく合わせないと…)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:12:05.11 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「あかりちゃんも……なんだか汗かいてない?」
あかり「えっ?」(冷や汗だらだら)
ちなつ「あ、わかったぁ…。あかりちゃんも暑いんでしょう? もう、暑いなら脱いじゃえばいいじゃない」
あかり「ぬ、脱ぐ、って、そんな…」
ちなつ「もう、私たち、女の子同士でしょ…恥ずかしがることなんてないわ」ガッ
あかり「あ、いやっ! やめてっ、ちなつちゃん」
ちなつ(なんだかあかりちゃんの頬も紅潮してきてるし…これでいいんだよね)
ちなつ「……うふふ」ヌガセヌガセ
あかり「ちょ、まってぇ」イヤイヤ
ちなつ(うぐぐ、なかなか脱がせない…あかりちゃん、プレイにこだわりすぎだよ…)
ちなつ(こうなったら)
ちなつ「もう、静かにして」チュッ
あかり「んむっ!?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:20:25.64 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「んっ…。静かになったわね。いい子いい子」ヌガシヌガシ
あかり「あ…ちなつ、ちゃん…」シュルル…
ちなつ「あかりちゃんの肌って綺麗よね…フフ…」ナデナデスベスベ
あかり「いやぁ…やめてよぉ」
ちなつ(なんか楽しくなってきた…)
あかり「ちなつちゃん、な、なんで…こんなことするの?」
ちなつ「なんでって…あかりちゃんが本番して欲しいっていったからじゃない」
あかり「あかり、そんなつもりじゃ…」
ちなつ「私をその気にさせておいて、今更そんなこと言う気?」
あかり「ちなつちゃぁん…」
ちなつ(やばい。普通にあかりちゃんがいとおしい)
ちなつ「んー」チュッ
あかり「んんっ…」
ちなつ「ずっと…我慢してきたんだよ?」
あかり「えっ…」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:26:39.96 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「夏休みのあの日みたいに…あかりちゃんを無理矢理押し倒してしまいたいって…ずっとずっと…」
あかり「…」
ちなつ「ねえ、あかりちゃん、いいでしょ? ほ・ん・ば・ん」サワッ
あかり「あっ…!」
ちなつ「ふふ、口では嫌々いってるけど体は正直だね?」
あかり「あっあっ…」
ちなつ「そろそろしよっか、ほんb 京子「ごめーんみんな!遅れたー!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:30:21.10 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「……」
あかり「……」
京子「……え?」
ちなつ「……あ」
京子「ご、ごめん…お、お邪魔だったみたいだね…」
ちなつ「あ、いや! こ、これは…!」
京子「ご、ごゆっくりー!!」ガタッ!ピシャッ!ダダダダダッ!
ちなつ「……」
あかり「……」
ちなつ「……」
あかり「……行っちゃったね、京子ちゃん」
ちなつ「……」
あかり「とりあえず服着ようか…」
ちなつ「……う、うん……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:37:20.43 ID:Wijug2Fy0
~~~~
ちなつ「……な、なんかごめんね……その、無理矢理…」
あかり「う、ううん。いいの。あかりもその…よ…かった、から……」
ちなつ「え?」
あかり「な、なんでもない!」
ちなつ「良かったって、何が良かったの?」
あかり「なんでもないってば! あ! そ、そんなことより!! さっきのあれ、本当?」
ちなつ「さっきのあれって?」
あかり「ほ、ほら! 『ずっとあかりを無茶苦茶にしたかった』みたいな!」
ちなつ「あっ…」
あかり「あっ…」
あかり(話題を逸らすつもりでもっと駄目な方に逸らしちゃったよぉ!)
ちなつ(そ、そういえばそんなことを言っちゃってたっけ…うわぁ、私なんてことを…)
あかり「…」
ちなつ(……でも)
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:41:57.60 ID:Wijug2Fy0
ちなつ「ほ、本当、かも…」
あかり「えっ」
ちなつ「あかりちゃんのこと、友達だって思ってて、デートも練習だと思って、き、キスも練習だと思ってたけど…」
ちなつ(元はといえば勘違いから始まったことだったけど、途中から私もその気になって、あかりちゃんにキスしたりしたし…)
ちなつ「も、もしかしたら、あかりちゃんのこと、好きかも…」
あかり「……それは、結衣ちゃんよりもってこと?」
ちなつ「…わ、わかんない…」
あかり「……だったらさ」ギュッ
ちなつ「?」
あかり「今日はうちでお泊りしていってよ。その…今日はお姉ちゃん、帰ってこないから」
ちなつ「あ、あかりちゃん…それって…」
あかり「さっきは京子ちゃんに邪魔されちゃったけど…今夜、あかりのこと本気で好きかどうか、確かめてみて?」
ちなつ「……う、うん!」ギュウ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:50:50.65 ID:Wijug2Fy0
あかね「……あら」
ともこ「? どうしたの、赤座さん」
あかね「ごめんなさい、一緒にやる予定だったレポートを家に忘れてきちゃったみたいなの」
ともこ「あら…」
あかね「急いで取りに帰るわね」
ともこ(…ピコーン!)「だ、だったら赤座さんのおうちでレポートしない? わざわざ帰ってもう一度うちに来るなんて面倒でしょう?」
あかね「それもそうね…でもいいの? 吉川さんの方は」
ともこ「全然大丈夫よ。お泊りの準備ならいつもしてるから。家にはお母さんがいるし」
あかね「そう、なら私の家でやりましょう。迷惑かけてごめんなさいね」
ともこ「いえいえ全然!」(むしろラッキー!)
あかね「あら、あかりはもう帰って来てるのね。ごらく部はお休みだったのかしら」
ともこ「……あれ? これ、ちなつの靴…」
\ アンアンアン! /
ともあか「」
その後赤座家ではそれぞれの家庭の姉妹を交えた家族会議が行われたのだった 終わり
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/01(土) 02:53:50.29 ID:Wijug2Fy0
最近ちなあかが少ないと思ってやった。(書くネタは)なかった。今では反省している。
どうでもいいんだけどちなつ→結衣を解消するには盛大に失恋させるとかしないと駄目なんですかね。その辺よく悩みます
ちなあか増えろ! おやすみ
あかり「そろそろキスも練習じゃなくて本番に入っていい頃だと思う」