1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 11:55:09.20 ID:KBwmGPFX0

QB「いつまでたってもまどかと契約できない」

QB「ノルマがやばいから既存の魔法少女たちにさっさと魔女になってもらおう」

QB「最初は手っ取り早くマミからかな」

QB「まあ、これも宇宙のためだし(笑)」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 11:57:29.51 ID:KBwmGPFX0

QB「マミを絶望させるのは簡単だね」

QB「彼女はいつもケーキを買っている」

QB「そしていつも一人で食べている……」

QB「ククク……いいことを思いついたぞ」

QB「ふはははは! 待っていろ『魔弾の射手』、君の顔を絶望に歪めてやる!」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:00:55.66 ID:KBwmGPFX0

マミハウス

QB「ただいまー」ガチャ

マミ「あら、お帰りなさい。キュゥべえ」

QB(これから何をされるかも知らないで、馬鹿な女だ)

マミ「ちょうどケーキが焼けたの、食べていかない?」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:02:50.24 ID:KBwmGPFX0

QB「もちろん頂くよ」

QB(これは好都合)

QB(彼女の大好きなケーキを独り占めすれば即効絶望だね!)

QB(いやあ、ちょろいちょろい)

マミ「そう? じゃあ切り分けるわね?」

QB「それには及ばないよ」

マミ「え?」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:05:49.09 ID:KBwmGPFX0

QB「とうっ!」バッ

マミ「ちょ、ちょっと!」

QB「ばくばくもぐもぐ」

マミ「そんなにがっつかなくても……」

QB(くっ……予想以上に多い……)

QB(しかし……これもエネルギーのためだ!)

QB「きゅっぷい」ゲプッ

マミ「ぜ、全部食べちゃったの!?」

QB「その通りさ、君の分はないね」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:09:03.32 ID:KBwmGPFX0

マミ「そ、そう……」

QB(くくく……すごい悲しんでるね)

マミ「そんなにおいしかった?」

QB「もちろんさ! とてつもなくおいしかったよ!」

マミ「そ、そう……頑張った甲斐があったわ///」

QB(あんなに顔を真っ赤にして……これはMK5だね!)



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:12:54.71 ID:KBwmGPFX0

マミ「たくさん焼いた甲斐があったわ!」マミーン

QB「まだあるのかい!?」

マミ「ええ!」

QB(くっ……さすがはベテラン、一筋縄ではいかない)

QB(だがしかし!)

QB「とう!」バッ

QB「このケーキは全て貰った! 君の分はないさ!」

QB「また会おう! ふはははは!」ダダダッ

マミ「行ってしまったわ……」

マミ「そんなにおいしかったのかしら……」

マミ「……」

マミ「えへへ///」テレテレ



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:15:24.01 ID:KBwmGPFX0

QB「やっぱりマミはちょろいね」

QB「今頃はケーキを奪われた絶望でどんどんSGがMG5(マジでグリーフシードになる5秒前)だね!」

QB「さて、次は……」

QB「いいことを考えた、乞食聖女のところへこのケーキをもっていこう」





29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:17:29.14 ID:KBwmGPFX0

教会

杏子「腹減ったなー」

QB「やあ、杏子」

杏子「なんだオマエか。何しに来たんだよ」

QB「別にー?」モグモグ

杏子「おい……なんだよそのケーキ……」

QB(食いついた)



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:20:53.79 ID:KBwmGPFX0

QB「マミに焼いてもらったケーキに決まってるじゃないか」

杏子「そ、そうか」

QB「あーうまいわマジでこれうまいわ」

杏子「……」ジー

QB(そろそろかな)

QB「ふー、多すぎて食べきれないよ」

杏子「なっ……!」




35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:23:39.40 ID:KBwmGPFX0

QB「あーこれは残飯だなー処理しないとなー」

杏子「じゃ、じゃあ」

QB「残飯食べるとか乞食みたいな真似はしないよねー?」

杏子「ぐぬぬ」

QB「さーてこのゴミはここに置いておこうかなー」

杏子「……」

QB「また会おう! 堕ちた聖女よ!」バッ



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:26:47.91 ID:KBwmGPFX0

杏子「……」

杏子「何しに来たんだ、アイツは」

杏子「……」キョロキョロ

杏子「……うめえ」モグモグ

杏子「なんでわざわざ……」

杏子「……普通に渡してもアタシが素直に受け取らないからか」

杏子「なんだよ、案外いいとこあるじゃん」

杏子「~♪」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:30:14.26 ID:KBwmGPFX0

QB「いまごろ杏子は自己の良心と葛藤しているはずだ」

QB「宇宙生物からの施しなどうけていいものか……と」

QB「食欲とプライド! 相反する二つがせめぎ合い、心を潰す!」

(※食欲が圧勝しました)

QB「そして彼女は魔女となる……」

QB「自分が天才すぎて恐いぜ」

QB「次はほむらか」

QB「いや、ここはあえてのさやかにしようかな」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:33:13.42 ID:KBwmGPFX0

QB「さやかの願いはなんか変な奴の腕を治すこと」

QB「その想い人に自分がゾンビになったなんてバレた日には」

QB「即効魔女化間違いなしだね!」

(※心配しなくても勝手になります)

QB「そして『悲恋の人魚』は泡沫と消える」

QB「エネルギーゲット! ひゃっほう!」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:36:21.82 ID:KBwmGPFX0

病院

恭介「左手治った」

恭介「奇跡も魔法も、あるんだなあ」

QB「え? ないけど?」ヌッ

恭介「うわ! なんだこいつ!」

QB「通りすがりの宇宙生物さ。ところで、君の腕が治った理由を知りたくないかい?」

恭介「知っているのかい?」




55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:40:30.46 ID:KBwmGPFX0

QB「実はね……(説明中)」

恭介「なん……………だと…………?」

QB「残念でした! 君の幼馴染はもはやただのゾンビーさ!」

恭介「そんな……僕のせいで……」

QB(ここでさやかを呼び出せば……)

QB(来るなゾンビー!→魔女化)

QB(完☆璧)



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:45:47.12 ID:KBwmGPFX0

QB『さやか! 早く来てくれ! 上条恭介がやばい!』


さやか「恭介!」ガラッ

QB(はっや)

恭介「さやか……その格好は?」

さやか「話は後だよ! それより何があったの!?」

QB「今まさにゾンビーが病室に現れてるじゃないっすか」

さやか「っ……ふざけないでよ!」

QB「おおっと、こわいこわい」ピョン

さやか「あ、待っ……」




61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:48:59.70 ID:KBwmGPFX0



QB「今頃病室内では大変なことになってるだろうね」

QB「ご愁傷様だよ、美樹さやか」

QB「これで三人……ふふ、最高の気分だよ」


QB「さて、イレギュラーの排除へと向かおうか」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 12:52:02.53 ID:KBwmGPFX0

頑張れキュゥべえ!
負けるなキュゥべえ!
宇宙のためにエネルギーを集め続けろ!
君の戦いはこれからだ!


続けようと思ったけどテストなの忘れてたわー
さすがに3時までは残ってないよなー



95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:35:29.48 ID:rYHl9M6w0

病室内

さやか「……迷惑かけちゃったね、ごめん」

恭介「……」

さやか「じゃあ、帰るから……」

恭介「待ってくれ!」ガシッ

さやか「……離して」

恭介「話すのは君の方だ。どうしてこんなことになったんだい?」

恭介「どうして、僕なんかのために……」

さやか「……」

恭介「お願いだ、さやか。答えてくれ」

さやか「……そうだね。もう、後戻りはできないし」




97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:37:19.57 ID:rYHl9M6w0




「あたしね、恭介のこと好きだったんだ」






98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:39:00.54 ID:rYHl9M6w0

恭介「……えっ」

さやか「ごめんね、気持ち悪いよね。こんな体なのに」

さやか「でもね、知らなかったんだ。こんなことになっちゃうなんて」

恭介「……」

さやか「でも、それはあたしがバカだったから」

さやか「恭介は関係ないよ」

さやか「だから、何も気にせずにバイオリンをみんなに聞かせてあげて」

さやか「私が言いたいのはこれだけ……」


「さよなら」






99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:41:56.97 ID:rYHl9M6w0

「待てよ」

「何勝手に終わらしてるんだ」



「まだ……僕の意見を言っていない」




101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:43:00.77 ID:rYHl9M6w0

恭介(……僕はとてつもない愚か者だ)

恭介(まるで自分だけが不幸であるかのように思っていた)

恭介(まるで自分だけが苦しんでいるかのように勘違いしていた)

恭介「だけど、今ならわかる」

恭介「君が僕の隣でどれほど苦しんでいたのか、どれほど悲しんでいたのかを」




102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:43:34.56 ID:rYHl9M6w0

恭介「思えば、君はずっと僕を支えてくれていたんだ」

恭介「初めてのコンクール、緊張する僕を励ましてくれたのは君だ」

恭介「あの時から、ずっと君はそばにいてくれた」

さやか「それは……私が勝手にやったことだから、さ」

恭介「いや、感謝しているよ」

恭介「そして感謝し続ける、これからも、ずっと」

さやか「……」




108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:44:54.15 ID:rYHl9M6w0

恭介「この左腕は、君が与えてくれたものだ」

恭介「だからなにがあっても、この左手は君を離さない」

恭介「たとえ君が地獄に落ちようと、どんな化け物になろうと、離してやらない」

さやか「駄目だよ……そんなの」

恭介「それでもやめないよ」

恭介「今度は僕が君を支える番だ」




109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:45:43.64 ID:rYHl9M6w0

恭介「たとえ君の体に魂が入ってなくとも」

恭介「それがさやかを遠ざける理由にはならない」

さやか「……!」

恭介「何故なら」





112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:47:47.16 ID:rYHl9M6w0


「僕はゾンビっ娘萌えだから!」
(さやかはさやかだ! 僕の大切な、たった一人の美樹さやかだから!!)




120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:50:13.31 ID:rYHl9M6w0

さやか「……」

恭介「あっ、Take2おねがいしま」

さやか「せえええいっ!!」メメタア

恭介「ごっ、がぁぁぁぁぁぁ!!」




124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:51:51.31 ID:rYHl9M6w0

さやか「全く……あんたって奴は」

恭介「み、みぞおち……」ピクピク

さやか「……でも、ありがとう。元気でた」

さやか「あの白いのにも、後で文句いっとかないとね」

恭介「……さやか」

さやか「ん?」




128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:53:32.07 ID:rYHl9M6w0

「まだ、僕の気持ちを言ってなかったね」

「ちょ、きょうーーんむっ」



134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:56:31.48 ID:rYHl9M6w0



QB「なんかすごい感情エネルギーを感知したんですけど」

QB「うまくいきすぎて自分が怖い……」

QB「さて、ほむらはわりと簡単かな」

QB「まどかを餌にすれば簡単だね」

QB「その前に、ほむら自身の願いを聞いておかないと……」

QB「まどかに聞いてもらうか力付くて聞くか」

QB「本星に殲滅用の肉体でも支給してもらおう」

QB「その間、マミと杏子のエネルギーでも回収しておくかな」




139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 14:59:58.23 ID:rYHl9M6w0

マミハウス

マミ「おかえり、キュゥべえ♪」

QB(ぴっかぴかやん、ソウルジェムめっちゃぴっかぴかやん)

QB(ぞくぞくするんですけど)

マミ「今日もケーキを焼いたの? どう?」

QB(なるほど……ケーキを焼いて自ら希望を生み出しているわけか)

QB(伊達じゃないな、ベテラン魔法少女ッッ!)




141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:00:35.81 ID:rYHl9M6w0

QB「いただくよ」

マミ「待っててね、今日はちゃんと二人分あるの」トテトテ

QB(二人……)ハッ

QB(そうか、彼女はぼっちだったね)

QB(そこをつけば……いける!)



143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:02:20.91 ID:rYHl9M6w0

マミ「はい、召し上がれ♪」

QB「うめえええ!」ガツガツ

QB「うん、まあまあかな」ケプッ

マミ(どっちなのかしら)

QB「さて、マミ」

マミ「なぁに?」

QB「君は、こんなことをしていて寂しくないのかい?」




148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:05:28.67 ID:rYHl9M6w0

マミ「ええ、寂しくないわ」

QB(あるぇー?)

マミ「昔はそうかもしれなかった」

マミ「でも今は違う」

マミ「あなたがいて、みんながいる」

マミ「もう一人ぼっちじゃない、寂しいはずがない」

QB(これにはさすがの僕も動揺)




150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:05:54.37 ID:rYHl9M6w0

QB(いや、待てよ。今彼女は浮かれている)

QB(そう、そこが君の弱点さ! 巴マミ!)




152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:06:54.17 ID:rYHl9M6w0

マミ「今の私なら、なんでもできる!」フンス

QB「やれやれ……」

QB「哀れだなあ……抱きしめたいくらい哀れだよ」

マミ「えっ?」

QB「確かに君は仲間を得た」

QB「だからって……君が強くなったわけじゃあないよねえ?」

マミ「!?」マミーン!




156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:09:05.81 ID:rYHl9M6w0

QB「まるで仲間を自分の力であるかのように錯覚するなんて」

QB「君は……本当に愚かだよ」

マミ「そ、そんな……」

QB「やっぱり君は駄目な子だ」

QB「君のそばにいると危なっかしいからね、他の子の所へ行かせてもらうよ」

マミ「そ、そんな! 待って、キュゥべえ!」

QB「さようなら、マミ」ピョンッ

マミ「……そんな……」




158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:11:33.86 ID:rYHl9M6w0

マミ「……」グスッ

マミ「キュゥべえに捨てられちゃった……」

マミ「どうして、あんなことを……」ハッ

マミ「もしかして、浮かれていた私を諌めてくれたのかしら」

マミ「だとすれば、こうしちゃいられない!」ガタッ

マミ「キュゥべえに相応しいパートナーにならないと!」

マミ「我が『魔弾の舞踏』は未だ終わらず!」

マミ「がんばっちゃうんだから!」ティローン



163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:14:08.49 ID:rYHl9M6w0



QB「いやー、すごい落ち込んでたなあ」

QB「今度こそ絶望しただろうなあ」

QB「さて、杏子の様子を見に行こう」

QB「餌を持って行かないとね」


<イラッシャイマセー

QB「バリューセット二つ、おねがいします」

<アジャジャシター



167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:16:17.31 ID:rYHl9M6w0

教会

杏子「お、また来たのか」

QB(またピカピカだわ。スキンヘッドもびっくりなくらいピカピカだわ)

杏子「ん? なんか持って来てくれたのか」ゴソゴソ

QB「え、あ、うん」

杏子「へへへー、さんきゅー♪」



175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:19:38.02 ID:rYHl9M6w0

QB「じゃなくて」

杏子「ん?」

QB「君はなんとも思わないのかい?」

杏子「何が?」

QB「……ふうぅ~」

QB「よく考えてみなよ、君は今餌付けされてるんだよ?」

QB「得体の知れない宇宙生物である、この僕に!」ドヤァァ

杏子(自分で言うのか)



179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:23:36.00 ID:rYHl9M6w0

QB(……決まった)

杏子「……んー」モグモグ

QB(さあ、もう一度絶望しろ! 『真紅の聖女』よ!)

杏子「……」

杏子「くうかい?」スッ

QB「へ?」

杏子「はい、あ~ん」

QB「あ、あーん……あむっ」モグモグ

杏子「へへっ、これでおあいこだな」



184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:26:01.30 ID:rYHl9M6w0

QB(しまったぁぁぁぁぁ!!)

QB(こいつ……もしかして天才なのか?)

杏子「~♪」

QB(どういうことだよ! 幼卒じゃないのかよ!)

QB(……オーケー落ち着けQOOLになるんだ)

QB(やはり……あのトラウマを抉らないと駄目か)



189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:29:19.96 ID:rYHl9M6w0

QB「杏子、君は家族を失っているね」

杏子 「……!」

QB(よし、いける!)

QB「いやー、残念だったね」

杏子「……」モグモグ

QB「でも、たかだか信者がいないくらいで心が折れちゃうなんて、聖職者としてはしょぼすぎるよね」

杏子「おい」



194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:32:35.55 ID:rYHl9M6w0

杏子「……親父のことを悪く言うんじゃねえ」ジャキッ

QB「どうしてだい? 僕は事実を言ったまでだよ?」

杏子「……っ!」

QB「あんな親からどうして君のようなガチガチメンタルが生まれたのかはわからないけど」

QB「君だって親のことを忘れたいんだろう?」



196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:35:12.35 ID:rYHl9M6w0

杏子「……そんなこと、ない」

QB「嘘だね」

杏子「なんでっ……」ハッ

QB「気づいたようだね」

QB「君は無意識に抑えているだろう」

QB「自らの願いを、それによって生み出された力を」

杏子「……」



197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:36:39.69 ID:rYHl9M6w0

QB(あ、これはいけるね)

QB(両親のことをつつくだけでこんなに動揺するとは)

QB(簡単すぎて笑いが出るよ)

QB(ま、僕実は笑えないんすけどねwww)



202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:40:11.73 ID:rYHl9M6w0

QB「やれやれ口先ばっかりで結局君は何も進歩してないじゃないか」

杏子「……っ」ギリッ

QB「過去を否定するような奴が、未来に進めると思うなよ」ドォヤアァァァ

杏子「……じゃあ」

杏子「アタシはどうすればいいんだよ」



219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:48:50.90 ID:rYHl9M6w0

mdmg-000426-219
 




221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:50:04.84 ID:rYHl9M6w0

QB(ッエーイ☆これはきてるね)

QB(後もう一押し……)

QB(かっこよく決めさせてもらおう!)



232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:57:04.68 ID:rYHl9M6w0

QB「そうやって大事なことは人任せかい?」

QB「はっきり言おう」

QB「答えは、知らない、だ」

QB「わからないのなら一生そこで踏みとどまっていればいい」

QB「君には、もう手を差し伸べる人間はいないのだからね」

杏子「……」




236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 15:59:01.20 ID:rYHl9M6w0

QB(よく考えたら人じゃない)

QB(これで彼女の心は折れたはずだ)

QB(だが……っ! そこは極悪非道のインキュベーター……っ!)

QB(攻撃の手を緩めない……っ!)



239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:03:18.46 ID:rYHl9M6w0

杏子「……アタシは……」

QB「君は、どうも仲間を得て弱くなったみたいだね」

QB「彼女たちの強さにあぐらをかいていたんじゃないかい?」

杏子「ち、違う!」

QB「どうだか。命をかけた戦闘に自分のトラウマを持ち込んでいるくせに」

QB「そう言えば、さやかに説教してたよね」

QB「遊びじゃないだのなんだのと」

杏子「……」

QB「トラウマの一つや二つ乗り越えられない人間が、偉そうにするなよ」



242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:06:48.30 ID:rYHl9M6w0

杏子「……」

QB「そういうわけで、君は一生泥の中だ」

QB「さて、僕はそろそろ行かせてもらうよ」

QB「マミもあの様子じゃ、駄目だろうしね」

杏子「!?……テメェ、マミに何を吹き込みやがった!」

QB「真実さ。君の大好きな、ね」シュンッ

杏子「っ! オイ、待ちやがれ!」




245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:09:40.73 ID:rYHl9M6w0

杏子「……クソっ!」ドンッ

杏子「黙って聞いてりゃべらべらと……」

杏子「チッ……マミは大丈夫かよ……」

杏子「……」

杏子「……いいぜ」

杏子「アタシがこの程度のトラウマを乗り越えられないってんなら」

杏子「そんな幻想、ぶち殺してやるよ」




248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:13:38.51 ID:rYHl9M6w0


QB「二重の絶望を僕に授けられ」

QB「魔法少女たちは魔女となる」

QB「ふふ、ああ言えばきっと杏子はマミのところへ向かうはずだ」

QB「そこで見るのは! 魔法少女の成れの果て!」

QB「そうじゃなくてもトラウマ抉った状態だし、なんとかなるはずだね!」

QB「ふー」

QB「いい仕事したなあ……」

QB「後は……ほむほむか」



251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:16:54.52 ID:rYHl9M6w0

QB「とりあえず肉体でも換装するか」

QB「ーー蒸着!」

QB「ふふ、インキュベーターの科学力を結集してつくられたこのバディ!」

QB「戦闘能力は、段違いだ!」

ほむら「何が段違いなのよ」

QB「」



256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:19:57.50 ID:rYHl9M6w0

QB「……ちーっす」

ほむら「さようなら」ジャキッ

ドシュウゥゥゥウ

ほむら「少し、派手すぎたかしら」ファサッ

QB「確かにそうだね」

ほむら「ほむっ!?」

QB「へいへーい? ほむほむびびってるーー??」

ほむら「なっ……」



259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:22:40.73 ID:rYHl9M6w0

ほむら「……くっ!」カキン

ズドドドドド!

ほむら「さすがに……これで……」

「くく」

ほむら「!?」

「ククク…」

ほむら「そんな……」

QB「ざぁぁぁんねんでしたぁぁぁ!!」

ほむら「う、そ……」ガクガク



262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:24:03.77 ID:rYHl9M6w0

QB(なんて楽しいんだ!)

QB(今まで狩られるばっかりだったのが嘘のようだ!)

QB(体が軽い……)

QB(こんな気持ちで戦うの、初めて!)



271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:29:13.02 ID:rYHl9M6w0

ほむら「っ!」スチャッ

QB「無駄だよ、君じゃ傷一つつけられない」

ほむら「そんな……」

QB(いい感じに絶望してるなあ)

QB(ここで決めるか? いやいや、彼女にはいろいろと邪魔されたから)

QB(もう少し遊ばせてもらおう)

QB「暁美ほむら……君の力は時間操作だったね?」

ほむら「……だったら?」

QB「今ここで逃げられると困るからね、一応の確認だよ」

ほむら「……」

QB「さて、君にはいろいろ聞きたいことがある」



274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:33:14.99 ID:rYHl9M6w0

QB「まず、君が契約した時の願いだ」

ほむら「……くっ」

QB「答えたくなければ答えなくてもいい」

QB「ただし」

QB「いつまであの三人がもつかどうか……」

ほむら「な……どういうこと!?」

QB「君だって、魔法少女が絶望すればどうなるか、わかるだろう?」

ほむら「一体、何をしたの!?」



276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:39:36.95 ID:rYHl9M6w0

QB「何、少しばかりエネルギー回収に本腰を入れたまでさ」

QB「さて、どうする? 君があの三人の
相手をしてる間に、僕がまどかと契約してしまうかもよ?」

ほむら「……卑怯者」ギリッ

QB「卑怯? 違う、違う……頭を使ったまでさ」

ほむら「……わかったわ」

ほむら「私の願いは、『まどかとの出会いをやり直し、彼女を護れる自分になること』」

QB「ふーん」

ほむら「……もういいでしょう」

QB「えっ? 何が?」

ほむら「え……」

QB「見逃す、とは……誰も言ってないよねえ!!」



281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:42:28.05 ID:rYHl9M6w0

ほむら「くっ!」ガシャン

QB「ほらほらほらあ! 狩られるだけの豚になってんじゃないよ!」

ほむら「なんなのよこいつマジで!?」

QB「愉快にケツ振って、誘ってるのかいい!?!?」

ほむら「ひっ……」ゾゾゾ

QB「キュッキュキュキュキュキュキュー!」

ほむら「もうやだぁぁぁ!!」



286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:44:57.78 ID:rYHl9M6w0

QB「おらおらおらぁぁぁ!!」チュドーン

ほむら「ひいいいい!!」

QB(これは……きちゃったかな、僕の時代!)

QB(……あれ? なんでこんなことしてるんだっけ)

QB(……)

QB(ほむほむをほむほむするんだっけ? あれ?)



294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:48:37.73 ID:rYHl9M6w0

ほむら「ひ、ひいい……」ガクブル

QB「キュヒヒッ」


QB(たしかほむほむを絶望させて……)

QB(失禁させるんだっけ)

QB(ん? んん?)


QB「ちょっとタンマ」

ほむら「ふ、ふええ?」



302: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 16:52:18.94 ID:rYHl9M6w0

QB「危ない危ない……本当の目的を思い出したよ」

QB「そう……君達に絶望してもらわないとね」

QB「というわけで」

QB「ーーもう一度ここで絶望しろ」

ほむら「や……いや……」



315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:00:19.89 ID:rYHl9M6w0

まどか「あ、キュゥべえ!」ヒョコッ

QB「うおっ、まどかっ」

ほむら「ま、まどか!?」

まどか「よかった、みんな探してたんだよ!」

QB「……へ?」

ほむら「うわぁぁぁんまどかぁぁぁ!!」ガバッ

まどか「きゃっ! ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「キュゥべえが虐める……」グスグス

まどか「ほむらちゃんもやられたんだね……」ヨシヨシ

ほむら「私も……?」

まどか「キュゥべえ、みんなマミさんの家で待ってるよ! 早く行こう!」

QB(そのみんなというのは魔女なのではないでしょうか? だとすればあなたは既に円環されている可能性が非常に高いです)



325: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:06:17.67 ID:rYHl9M6w0

マミハウス

QB「……」

マミ「フッ……帰ったわね、我が愛しの『契約主』」

マミ「貴方の求めに応じ、我が『魔弾』に更なる力を蓄えていたところよ」

QB「あ、はい」

杏子「てめー、よくもさっきはさんざ言ってくれたな」

杏子「おかげでマミにかっこ悪いとこ見せちまったぜ」

杏子「……ま、そのおかげで力は取り戻したけどな」

QB「あ、おめでとうございます」

さやか「そーだよいきなり呼び出されたと思ったら幻影の実験台にされてさー」

さやか「おまけに恭介にはいらんこと吹き込むし」

さやか「全く、責任取りなさいよね」

QB「はあ……」



326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:07:50.23 ID:rYHl9M6w0

QB(……)

QB(………)

QB(…………)


QB「おい、説明しろよ」

ほむら「そっちがしろよ」



333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:12:11.59 ID:rYHl9M6w0

まどか「みんなあなたのおかげだよ! キュゥべえ!」

QB「あ、どうも」

杏子「でも、なんだっていきなりこんなことをしたんだ?」

QB「えっ」

マミ「ヴァルポォギスナハト、ね」

さやか「なんですか? それ」

杏子「最強の魔女、か。なるほどな」

QB「えっ」

まどか「そう、それでみんなと特訓してたんだね……」

QB「あ、いや」

ほむら「ちょっと待って、頭がティロティロしてきたわ。 説明してくれない?」



353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:18:41.74 ID:rYHl9M6w0

マミ「ーー我が主、かく語りき」

マミ「『浮かれるな』」

マミ「故に私は自らを戒め、自らと向き合うことで更なる高みに登り詰めた」

マミ「そしてそれは、そこにいる『真紅の聖女』も同じ」

マミ「過去を切り捨てるのではなく、過去を受け入れ、十字架を背負う覚悟を得た」

マミ「そして彼女は未来へと進む力ーーそう、真実の紅蓮をその手にした」

マミ「そして、『蒼の聖騎士』、彼女は支える人を得た」

マミ「想いを糧に、闇を打ち破る剣を手にしたの」




362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:20:57.08 ID:rYHl9M6w0

mdmg-000426-362
 




372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:23:57.49 ID:rYHl9M6w0

ほむら(わからん)

まどか(わからん)

杏子←聞いてない

さやか「さすがマミさん!」

ほむら「わかってないでしょ」


QB「そうか、なるほどね」

ほむら「あなたわりとすごいわね」





376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:26:18.18 ID:rYHl9M6w0

QB「ええと、あれだ……」

QB「その……」

ほむら「確かに、ワルプルギスの夜がもうすぐ来るのは事実だわ」

マミ「ノンノン」



377: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:26:59.14 ID:rYHl9M6w0

mdmg-000426-377
 




383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:29:07.04 ID:rYHl9M6w0

ほむら「……」

マミ「……」ティローン

ほむら「わる」

マミ「ヴァルポォギスッ」

ほむら「……"'あれ"が来るのは事実よ」

QB「へー」



390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:31:46.49 ID:rYHl9M6w0

ほむら「でも、だとすればわからないわ」

杏子「何がだよ」

ほむら「……ちょっと、ね」


QB(やばいなー)

QB(ヴァルポォギスナハトゥが来るならその前にエネルギーを回収しないと)

QB(あれめちゃくちゃ強いんだよなー)





394: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:37:06.50 ID:rYHl9M6w0

QB(こうなった以上、最強のカードを切るしかない)

QB(さっさと絶望してもらうか)


QB「君たちは、勘違いしている」

4人「「「「?」」」」

ほむら(でしょうね)




397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:40:48.10 ID:rYHl9M6w0

QB「君たちが魔法少女について知っていることは少ない」

QB「αーFact。魔法少女が魂の抜けたゾンビーであるという事実」

QB「そしてもう一つ」

QB「魔法少女が最後に行き着くもの」

ほむら「っ! まさか!」

QB「それが、魔女さ」

4人「「「「!?」」」」

ほむら「……くっ」

マミ「なるほど……それがΩーFactなのね」

QB「ああ」



400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:43:25.29 ID:rYHl9M6w0

ほむら(マミさんがものすごい落ち着いてらっしゃる。ほむほむ動揺しちゃう)

QB(マミさんがものすごい落ち着いてらっしゃる。あるぇー)

杏子「なるほどな……」

さやか「そんな……聞いてないよ!」

QB(キター!!)

QB「聞か

マミ「私達が聞かなかったから」

マミ「でしょう?」

QB「あ、はい」



407: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:48:17.95 ID:rYHl9M6w0

QB「まあ、そういうわけでこの一連の行動は君達を絶望させるためにとったのさ」

QB「残念だったね」

あんさやまみ「「「えっ」」」

QB ドヤァァァ

さやか「それは置いといて、今後のことを考えようよ」

QB「えっ」

マミ「そうね」

杏子「ワルプルギスの夜か……腕が鳴るぜ」

マミ「ヴァル」

杏子「うるさい」

マミ「……」シュン



411: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:51:13.52 ID:rYHl9M6w0

ほむら「ええと……」

マミ「今回のことで、大分私達の力も上がってるはずだわ」

ほむら「あの」

杏子「ああ、誰かさんのおかげでな」

ほむら「その」

さやか「よーし、世界の平和は私達魔法少女が救っちゃうぞー!」

ほむら「……」





414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 17:53:18.01 ID:rYHl9M6w0

ほむら「ちょっと……」

QB「……」

ほむら「聞いてる?」

QB「あ、はい。僕ですか」

ほむら「あなたしかいないでしょう。どういうことよ、これ」

QB「知らん」

ほむら「……」



418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:01:32.26 ID:rYHl9M6w0

QB(待て……考えろ、考えるんだ)

QB(見滝原市第一位の演算能力は伊達じゃない)

QB(見滝原市第一位……インキュベーターだ、ヨロシク)

QB(みたいな感じで)

QB(よし)

QB(既存のルールは全て捨てろ)

QB(可能と不可能をもう一度再設定しろ)

QB(目の前にある条件をリスト化し、その壁を取り払え)

QB(なんだ、簡単じゃないか)

QB(彼女たちの希望の元を根こそぎ奪ってしまえばいい)

QB(……きゅきゅきゅ)



421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:03:23.57 ID:rYHl9M6w0

まどか「……」

まどか「……」

まどか「……」

まどか「え?」

まどか「回ってる?」

まどか「え、待って台詞用意してな



429: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:08:03.33 ID:rYHl9M6w0

ほむら「ほむっと時間を飛ばしてワル夜戦」


マミ「とうとう来たわね……」

杏子「ああ……」

さやか「やーっぱ緊張するなあ」

ほむら「……」


マミ「さあ、祝福の夜明けを手に入れるわよ」



437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:16:02.18 ID:rYHl9M6w0

まどか「~~」

ほむら(まどかが何か言ってるけど聞こえないわ)

マミ「一気に決めるわよ!」

杏子「おう!」

マミ「ティロ・フィナーレーー」

杏子「ーークリムゾンバレット!」

ドガガガガ!


ほむら「ティロ・フィナーレを幻影魔法で分身させるとか……」

マミ「ふっ……」スタッ

杏子「これは、ちょっとした挨拶さ」

ほむら「ノリノリね」




443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:20:51.05 ID:rYHl9M6w0

ワルさん「死ぬ! 死ぬってこれ!」

さやか「ごめんね」

さやか「こっちも、負けられないんだ」

ほむら「幻影の影に隠れて接敵したのね」

さやか「蒼刃聖騎士抜刀術其ノ零」

ほむら「一つしかないから0なのね」

さやか「『天使ハ救世主ヲ祝福ス<<Ave.Maria>>』」

ほむら「あっ、真っ二つになった」



453: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:24:18.08 ID:rYHl9M6w0

斬ッッッ!!

さやか「魔滅……完了」

ワルさん「ぬわーーーーー!!!」ドカーン

ほむら「あっ」

ほむら「……」

ほむら「私、何もしてない!!」


さやか「終わったね」

マミ「ええ……」

杏子「夜明け、か」

まどか「みん 「そうそう終わらないよなぁぁぁぁ!!!!」




456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:28:52.42 ID:rYHl9M6w0

ほむら「……! この声は!」

「いやー、君達があれを倒してくれて良かったよ」

マミ「キュゥべえ……?」

「夜が終わることで、大量の穢れのエネルギーが拡散する」

杏子「なん………だと………」

「おかげでこの体が起動出来た」

さやか「どういうことよ……」

QB「さあ……絶望の宴の始まりだ」



ほむら(あ、なんか活躍できそう)



459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:33:16.04 ID:rYHl9M6w0

マミ「くっ……なんて禍々しいオーラなの……」

ほむら「見た目は変わらないけれど」

杏子「こいつぁ……ナンセンスだ!」

さやか「関係ない……たたっ斬る!」

QB「いいねいいねえ最ッッッ高だねえ!!」

QB「潰させてもらうよ、魔法少女!」


ほむら(ドッキリかしら……)キョロキョロ



466: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:37:07.46 ID:rYHl9M6w0

マミ「みんな! 耳についている円環(リング)を狙って!」

杏子「そいつが弱点か!」

QB「違うけど」

マミ「あれを壊せば、キュゥべえの洗脳が解けるわ!」

さやか「なーるほど、さくっと救っちゃいますか!」

QB「操られてないけど」

まどか「あれを壊せば、みんなは元に戻れる! 魔女も使い魔もいなくなる!」

QB「こいつ核爆弾みたいな発言しやがった」

ほむら「……ええ!」

QB「君までそっち行かないで!」



471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:39:48.95 ID:rYHl9M6w0

QB(とりあえず、こいつら全員に絶望してもらおう)

QB(そのためには)

QB(魔法少女としての力を奪う!)

QB(ふふ……普通の人間にいきなり戻ればその時の絶望は計り知れない!)

QB「キュキュキュキュキュキュ」



479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:43:53.10 ID:rYHl9M6w0

マミ「キュゥべえ! きっと助けてあげるからね!」

QB「えっ……くははは! こいつの精神は
乗っ取った! 貴様らの声など届かん!」

杏子「わからねえだろうが!」バッ

さやか「その通り!」バッ

ほむら「キュゥべえは返してもらう!」カチッ


ズドオォォォン!



487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:51:42.68 ID:rYHl9M6w0

QB「無駄無駄無駄ぁっ!」ゴヒュッ

杏子「我が求めに応じ顕現せよ!」

杏子「『紅き神殺槍:ロンギヌス』!!」

貫ッッッッ!!!

QB「無駄む」バキイイィィ

さやか「蒼刃聖騎士抜刀術其ノ終」

さやか「『人魚ノ歌ハ世界ヲ祝ウ』」

閃ッッッッ!!!!

QB「いでええええ!!」スガシャアッ




496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 18:58:47.13 ID:rYHl9M6w0

QB「は……反撃しないと……」ボロボロ

マミ「……キュゥべえ」

QB「ちょ、待って、タンマ」

マミ「いま、助けてあげるからね」ニコッ

QB「せめて、せめて耳狙って!!」

ティロ<<魔力充填率:80...90...>>キュイィィン

ティロ<<95...100...リミットブレイク>>バチバチ

マミ「共に歩みましょう、キュゥべえ」

ティロ<<システムオールグリーン>>

マミ「極大魔力収縮砲弾、セット」

ティロ<<レディ>>

マミ「指定範囲撃滅魔法『魔弾の舞踏:終幕の鐘』発動!」

ティロ<<ファイア>>





501: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:00:33.23 ID:rYHl9M6w0

QB「ふ」

QB「ざ」

QB「け」

QB「ん」

ドゴォォォォォォォォォン!!



509: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:08:46.80 ID:rYHl9M6w0

まどか「や 「さすがだね……」

まどか「……」

QB「だが……まだだ」ボロボロ

杏子「なんて奴だ……」

さやか「あたしの必殺技はもうないよ!」

マミ「ええ、私も後一発が限界ね」

QB「今度は……こちらの番だ」バチバチ

ほむら「……来る!」

QB「『次元包括式呪波収縮現象』」

QB「圧縮圧縮、穢れを圧縮ゥゥゥ!!」

QB「<インキュベーター第十三機構>」

QB「『黒』」



518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:13:01.47 ID:rYHl9M6w0

マミ「なんなのこれ……聞いてないわよ」

QB「……聞かれなかったからね」

さやか「あんなの……」

杏子「ふせげねえぞ……」

QB「終わりさ……」

QB「絶望を抱え、その身を塵と成せ」

バシュゥウゥゥウウ!!


まどか「だめええええ!!」




521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:15:09.88 ID:rYHl9M6w0

シュウゥゥゥウ

まどか「あ、ああ……」

QB「これじゃあ……死体も残ってないね」

QB「戯曲は閉幕。希望は消滅。そして残るのは絶望」

QB「……哀れなものだ」






「そうかしら?」



526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:18:51.28 ID:rYHl9M6w0

まどか「あっ……」

QB「なっ……」

ほむら「……」ファサッ

まどか「ほむらちゃん!」

QB「馬鹿な……あれを防ぐだと?」

ほむら「『時空隔絶術式』」

QB「なっ……完成していたのか!?」

ほむら「いえ、完成させたのよ」

ほむら「今、ここで」

QB「冗談ではない!」



537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:27:02.79 ID:rYHl9M6w0

QB「くっ……『再装填』を……」

マミ「やらせないわ」

QB「!?」

ティロ<<システム再起動>>

ティロ<<オーバードライブ>>キィィン

マミ「いけるかしら?」

ティロ<<イエス、マスター>>

マミ「……行くわよ!」

さやか「あたしたちの最強は」

杏子「ちっとばかし響くぜ?」




538: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:27:33.80 ID:rYHl9M6w0

QB「なるほど……三人の魔力を合わせたか」

マミ「これが、私達の奇跡」キュイィィン

マミ「そして」

マミ「あなたを救う"'愛"よ!」バチバチバチ

マミ「受け止めて! キュゥべえ!!」

ズッギャァァァァァンッッッ

QB「ちょ、重ーー」



547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:30:49.22 ID:rYHl9M6w0

マミ「……終わったわね」

ほむら「ええ」

さやか「長かったね……」

杏子「ああ……」

まどか「みんなー!」


ほむら「まどか……」

マミ「帰りましょう、みんな」

さやか「そうですね」

杏子「腹も減ったしな」



552: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:34:01.33 ID:rYHl9M6w0

こうして、魔法少女たちの戦いは終わった

地球に平和が戻り、少女たちは日常へと戻る














QB「待てよ」



556: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:39:26.54 ID:rYHl9M6w0

マミ「キュゥべえ……生きてたのね」グスッ

QB「死ぬかと思ったよ、マジで」

さやか「これこそ、愛の起こした奇跡ってやつだね!」

マミ「も、もう。美樹さんったら///」テレテレ

QB「いやその理屈はおかしい」

杏子「妬けるねー」

ほむら「あら? どういう意味かしら?」

杏子「べ、別に何でもいーだろ///」

QB「……」

まどか「約束だよ、キュゥべえ、みんなを元に戻して」

QB「ええー……」



559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:42:00.25 ID:rYHl9M6w0

QB「いやでも……」

まどか「契約するから!」

QB「オーケー! お安い御用さ!」

ほむら「まどかぁ!?」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん(最終話のいい台詞)信じて」

QB「君の願いはエントロピーがどうのこうの!」ピカー

ほむら「マドカァー!」



563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:44:12.91 ID:rYHl9M6w0

こうしてみんなは元に戻りました
まどかは魔法少女になった瞬間もとに戻りました
キュゥべえは本星からハブられました



キュゥべえ「……」

キュゥべえ「……どういうことだよ」


マミ「キュゥべえー! ご飯できたわよー!」

キュゥべえ「今行くよー!」



568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:52:30.23 ID:rYHl9M6w0

キュゥべえ「うん、やっぱりマミのご飯は
おいしいね」モグモグ

マミ「もう、褒めても何も出ないわよ」

杏子「……」ジー

キュゥべえ「この卵焼きもおいしいね」モグモグ

杏子「……」ホッ

マミ「その卵焼きは佐倉さんが作ったのよ」

杏子「わっ、ば、バカ!」

キュゥべえ「杏子が?」

マミ「ええ」

杏子「マミみたいにうまくはできねえけど……こういうのも、必要かなー、と思って」

キュゥべえ「いやいや、十分おいしいよ」

マミ「ふふっ、よかったわね」

杏子「……チッ///」プイッ



572: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:56:30.14 ID:rYHl9M6w0

キュゥべえ(くくく……)

キュゥべえ(仕事もせずに家に居座る不思議生物)

キュゥべえ(こいつはいい絶望だぜ!)


キュゥべえ「あ、お皿は僕が洗っておくよ」

杏子「~♪」

マミ「そう、頼んだわ」


キュゥべえ(ふふふ……)キュッキュッ

キュゥべえ(覚悟しやがれ!地球人!)ジャー


杏子「キュゥべえー! 風呂入ろうぜー!」

キュゥべえ「ちょっと待って、今行くよー!」



576: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 19:57:58.03 ID:rYHl9M6w0

QB「そろそろ本気だして魔法少女たちを絶望させる」×

キュゥべえ「そろそろ本気だして少女たちを絶望させる」○

END




584: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/22(金) 20:01:07.63 ID:rYHl9M6w0

ほむトロピーとか主人公補正もまたいつか書きたいですね、と


これでこのSSは終わり
パパキュゥべえがマママミとあん娘ちゃんを育てるハートフル日常ストーリーを各自妄想お願いします



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QB「そろそろ本気だして魔法少女たちを絶望させる」