1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 02:53:15.876 ID:UMpU4Ipc0.net
男「あ、悪い」
奴隷「…」ブンブン
男「それにしても…なんでお前…俺の家にいるの?」
奴隷「あなたのお父さんが私を買ったから…」
男「そうなの…君奴隷なの?」
奴隷「そう」
奴隷「あなたのお父さんにはお世話になったから」
奴隷「今度は私があなたにお世話するの」
男「別にしなくても良いと思うけど」
奴隷「それは、だめ…私がしたいからする」
男「まあ、好きにして」
男「俺は仕事に行くけど…」
男「一人で大丈夫?」
奴隷「…」コクッ
男「そう…じゃあ」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 02:57:03.441 ID:UMpU4Ipc0.net
仕事終わり
男「ふぅ…」スパァー
男「やっと終わった」スパァー
男「それにしても、親父がまさかな…あんなのに興味があったとは」スパァー
男「ま、どうでもいいけど…」スパァー
屋敷
男「…」
奴隷「…」zzz
男「お~い…こんな所で寝てたら風邪引くぞ~」
男「…はぁ」ポリポリ
男「…」パサッ
奴隷「…」zzz
奴隷「むにゃむにゃ」zzz
男「…」ナデナデ
男「飯でも食うか…」
男「…」スタスタ
男「むっ…用意してある…本当にこういう事できるんだな」
男「食うか…」
―食事後―
男「ごちそうさま」
男「風呂入ろ」
―風呂上り―
男「…」ゴクゴク
男「ふぃ~やっぱり風呂上りは牛乳だな」
男「さ、寝るか…」
自室
男「…」zzz
病院
男「そうですか…」
屋敷
男「…」
男「はぁ…」
奴隷「おかえりなさい」
男「ん?おお、ただいま」
奴隷「どうしたの?」
男「ん?ああ、俺数日の命らしい…」
奴隷「?」
男「俺、あと数日で死ぬってわけね」
奴隷「!!!」
男「まあ、仕方ないか…生活習慣…良いとは言えなかったし」
男「ま、太く短くってわけで」スパァー
奴隷「…」パシッ
男「あ、おい…俺のタバコ」
奴隷「だめ…だめ…死ぬの…だめ」
男「はぁ…」ポリポリ
男「ダメっつってもな…」
男「まあ、仕方ないっちゃ仕方ないんだよ」ポンッ
奴隷「…」
自室
男「…」
男「…ハァ」
男「ぐっ…」
男「本当に俺死ぬのかな…」
男「せっかく…せっかく…家族ができたってのにな」ハハ
男「仕方ない…か…本当はそんなこと全然思ってない癖にな…」
男「…」zzz
幼男「パパー」
男父「ん?なんだい?」
幼男「あの子だれ?」
男父「ああ、あれは…」
幼奴隷「…」ビクビク
男父「お前のお友達だよ…」
幼男「そうなの~」
男父「ああ」
男父「さ、遊んできなさい」
幼男「うん!」
幼男「遊ぼ~」
幼奴隷「…」ビクッ
幼男「どうしたの?」
幼男「ねぇ?名前なんていうの?」
幼奴隷「…奴隷」
幼男「そっか、奴隷ちゃん僕はね男って言うんだ…友達になろ!」ニコッ
幼奴隷「…うん」
男「…そうか、あの時の子か…」
男「ずっと忘れてたな…」
男「親父どうしたんだろ…」
男「勘当されたから…どうでもいいけど」スタスタ
男「…っ!」
男「はぁ…はぁ…はぁ…」
男「ハハ…本当に死が近づいてる感じだな」
男「…っと」
男「ぐぐ…」
奴隷「…」ガチャッ
男「…」
奴隷「…っ!」
奴隷「だ、大丈夫!!」
男「ん?大丈夫だ…」スクッ
男「…ただ、立ちくらみをちょっとな」
奴隷「嘘…吐かないで」
男「嘘じゃないって~」
奴隷「…」
男「…っ」
男「はぁ…わかったよ…その肩貸してくれないか?」
奴隷「…」コクッ
男「サンキュな…」
男「なあ…」
奴隷「何?」
男「親父…どうしたんだ?」
奴隷「…っ」
男「俺、今どうしてる全然知らなくてさ」
奴隷「お父さんは…」
男「?」
奴隷「お父さんは…死んだ…」
男「…」
男「そうか」
奴隷「…」
男「俺も…もう少しで親父の所に行っちまうのか~いやだなぁ~」ハハ
奴隷「嫌だ…」
男「?」
奴隷「死なないで…もう…嫌だ…大切な人が…死ぬのは…」ポロポロ
男「…っ!?」
男「な、泣くなって」ポンッ
男「大丈夫だよ…別に…死んでも…お前なら俺より大切な奴が見つかるからさ」
男「だから…別に俺が死んでも…問題ないって」
奴隷「そういう問題じゃない…私は…私は…あなたが」
男「大丈夫だよ」
男「…っ!?」ガクッ
奴隷「え?男!?」
男「」
奴隷「男っ!!!?」
奴隷「男ぉぉ!!」
男「…」
奴隷「男…男…」ポロポロ
男「…ん?」むくっ」
奴隷「男!?」
男「?あれ…ここは…」
奴隷「大丈夫なの?」
男「奴隷…ああ、ちょっと…意識失ってただけだしな」
男「ふぅ…初めての体験だったぜ、意識を失うなんて…」
男「それにしても…いよいよもってまずいって感じだな」ハハハ
奴隷「笑い事じゃない…」
男「…わ、悪い」
奴隷「どうして…男は何も悪いことしてないのに…」
男「悪い生活習慣を送ってたけどな…」
奴隷「…男っ!」ダキッ
男「…っ!」
男「おい…」
奴隷「…」
男「はぁ…」ナデナデ
奴隷「…」
男「奴隷?」
奴隷「…」
男「奴隷っ!?」
奴隷「…」zzz
男「な、何だよ…驚かせやがって」ハハハ
男「…っ!」ウグッ
奴隷「…!!」
男「…」ハァハァハァ
奴隷「男!?」
男「ん?…奴隷…か…起きたか…」
奴隷「どうしたの!!?」
男「あの後、体調が…悪くなってな…目が…霞む」
男「どこだ、奴隷…」
奴隷「私は…ここ」ポロポロ
男「悪いな…一緒にいてやれなくて」
男「俺が…死んだらさ…お前に俺の財産全部やるから…」
男「それで、好きに生きてくれ…」
男「お前の人生だ…誰かに縛られることは…ないんだよ」
男「だからさ、奴隷なんて辞めて…自由に…生きて…く…れ」
奴隷「違う…っ!私はあなただから!!」
男「」
奴隷「男…?男…!!!」
奴隷「…」
奴隷「男ぉぉぉぉ!!!」ポロポロ
終わり
男「いやぁ~泣ける映画だったな」
奴隷「そうね」
男「どうしたんだ?奴隷」
奴隷「いえ、ただ…昔に似たようなことが…あったから」
男「へぇ…今は幸せか?」
奴隷「ええ…とっても」
終わり
元スレ
仕事終わり
男「ふぅ…」スパァー
男「やっと終わった」スパァー
男「それにしても、親父がまさかな…あんなのに興味があったとは」スパァー
男「ま、どうでもいいけど…」スパァー
屋敷
男「…」
奴隷「…」zzz
男「お~い…こんな所で寝てたら風邪引くぞ~」
男「…はぁ」ポリポリ
男「…」パサッ
奴隷「…」zzz
奴隷「むにゃむにゃ」zzz
男「…」ナデナデ
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:01:06.474 ID:UMpU4Ipc0.net
男「飯でも食うか…」
男「…」スタスタ
男「むっ…用意してある…本当にこういう事できるんだな」
男「食うか…」
―食事後―
男「ごちそうさま」
男「風呂入ろ」
―風呂上り―
男「…」ゴクゴク
男「ふぃ~やっぱり風呂上りは牛乳だな」
男「さ、寝るか…」
自室
男「…」zzz
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:03:18.211 ID:UMpU4Ipc0.net
病院
男「そうですか…」
屋敷
男「…」
男「はぁ…」
奴隷「おかえりなさい」
男「ん?おお、ただいま」
奴隷「どうしたの?」
男「ん?ああ、俺数日の命らしい…」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:06:06.136 ID:UMpU4Ipc0.net
奴隷「?」
男「俺、あと数日で死ぬってわけね」
奴隷「!!!」
男「まあ、仕方ないか…生活習慣…良いとは言えなかったし」
男「ま、太く短くってわけで」スパァー
奴隷「…」パシッ
男「あ、おい…俺のタバコ」
奴隷「だめ…だめ…死ぬの…だめ」
男「はぁ…」ポリポリ
男「ダメっつってもな…」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:08:20.672 ID:UMpU4Ipc0.net
男「まあ、仕方ないっちゃ仕方ないんだよ」ポンッ
奴隷「…」
自室
男「…」
男「…ハァ」
男「ぐっ…」
男「本当に俺死ぬのかな…」
男「せっかく…せっかく…家族ができたってのにな」ハハ
男「仕方ない…か…本当はそんなこと全然思ってない癖にな…」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:11:41.858 ID:UMpU4Ipc0.net
男「…」zzz
幼男「パパー」
男父「ん?なんだい?」
幼男「あの子だれ?」
男父「ああ、あれは…」
幼奴隷「…」ビクビク
男父「お前のお友達だよ…」
幼男「そうなの~」
男父「ああ」
男父「さ、遊んできなさい」
幼男「うん!」
幼男「遊ぼ~」
幼奴隷「…」ビクッ
幼男「どうしたの?」
幼男「ねぇ?名前なんていうの?」
幼奴隷「…奴隷」
幼男「そっか、奴隷ちゃん僕はね男って言うんだ…友達になろ!」ニコッ
幼奴隷「…うん」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:14:43.565 ID:UMpU4Ipc0.net
男「…そうか、あの時の子か…」
男「ずっと忘れてたな…」
男「親父どうしたんだろ…」
男「勘当されたから…どうでもいいけど」スタスタ
男「…っ!」
男「はぁ…はぁ…はぁ…」
男「ハハ…本当に死が近づいてる感じだな」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:22:01.807 ID:UMpU4Ipc0.net
男「…っと」
男「ぐぐ…」
奴隷「…」ガチャッ
男「…」
奴隷「…っ!」
奴隷「だ、大丈夫!!」
男「ん?大丈夫だ…」スクッ
男「…ただ、立ちくらみをちょっとな」
奴隷「嘘…吐かないで」
男「嘘じゃないって~」
奴隷「…」
男「…っ」
男「はぁ…わかったよ…その肩貸してくれないか?」
奴隷「…」コクッ
男「サンキュな…」
男「なあ…」
奴隷「何?」
男「親父…どうしたんだ?」
奴隷「…っ」
男「俺、今どうしてる全然知らなくてさ」
奴隷「お父さんは…」
男「?」
奴隷「お父さんは…死んだ…」
男「…」
男「そうか」
奴隷「…」
男「俺も…もう少しで親父の所に行っちまうのか~いやだなぁ~」ハハ
奴隷「嫌だ…」
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:26:26.109 ID:UMpU4Ipc0.net
男「?」
奴隷「死なないで…もう…嫌だ…大切な人が…死ぬのは…」ポロポロ
男「…っ!?」
男「な、泣くなって」ポンッ
男「大丈夫だよ…別に…死んでも…お前なら俺より大切な奴が見つかるからさ」
男「だから…別に俺が死んでも…問題ないって」
奴隷「そういう問題じゃない…私は…私は…あなたが」
男「大丈夫だよ」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:28:33.882 ID:UMpU4Ipc0.net
男「…っ!?」ガクッ
奴隷「え?男!?」
男「」
奴隷「男っ!!!?」
奴隷「男ぉぉ!!」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:32:43.847 ID:UMpU4Ipc0.net
男「…」
奴隷「男…男…」ポロポロ
男「…ん?」むくっ」
奴隷「男!?」
男「?あれ…ここは…」
奴隷「大丈夫なの?」
男「奴隷…ああ、ちょっと…意識失ってただけだしな」
男「ふぅ…初めての体験だったぜ、意識を失うなんて…」
男「それにしても…いよいよもってまずいって感じだな」ハハハ
奴隷「笑い事じゃない…」
男「…わ、悪い」
奴隷「どうして…男は何も悪いことしてないのに…」
男「悪い生活習慣を送ってたけどな…」
奴隷「…男っ!」ダキッ
男「…っ!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:34:35.480 ID:UMpU4Ipc0.net
男「おい…」
奴隷「…」
男「はぁ…」ナデナデ
奴隷「…」
男「奴隷?」
奴隷「…」
男「奴隷っ!?」
奴隷「…」zzz
男「な、何だよ…驚かせやがって」ハハハ
男「…っ!」ウグッ
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:38:04.023 ID:UMpU4Ipc0.net
奴隷「…!!」
男「…」ハァハァハァ
奴隷「男!?」
男「ん?…奴隷…か…起きたか…」
奴隷「どうしたの!!?」
男「あの後、体調が…悪くなってな…目が…霞む」
男「どこだ、奴隷…」
奴隷「私は…ここ」ポロポロ
男「悪いな…一緒にいてやれなくて」
男「俺が…死んだらさ…お前に俺の財産全部やるから…」
男「それで、好きに生きてくれ…」
男「お前の人生だ…誰かに縛られることは…ないんだよ」
男「だからさ、奴隷なんて辞めて…自由に…生きて…く…れ」
奴隷「違う…っ!私はあなただから!!」
男「」
奴隷「男…?男…!!!」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/11/08(日) 03:42:11.110 ID:UMpU4Ipc0.net
奴隷「…」
奴隷「男ぉぉぉぉ!!!」ポロポロ
終わり
男「いやぁ~泣ける映画だったな」
奴隷「そうね」
男「どうしたんだ?奴隷」
奴隷「いえ、ただ…昔に似たようなことが…あったから」
男「へぇ…今は幸せか?」
奴隷「ええ…とっても」
終わり
男「…」スパァー奴隷「ケホッケホッ」