1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:05:21.35 ID:VFblKgXu0

春香「プロデューサーさん、大好きです」

P「…」

春香「新人の頃、私がドジって折角とってきてくれたお仕事を台無しにしてしまった時、私の代わりに謝ってくれましたよね?」

P「…」

春香「そして落ち込む私に言ってくれました。『お前の魅力は俺が余すことなく知っている。それを世間に伝えることができれば、トップアイドルになるなんて簡単だ。だから失敗なんか気にせず、春香は春香のままでいてくれ』って」

春香「そして今日…このライブが成功すれば世間は私をトップアイドルと認めてくれるでしょう」

春香「ここまで来る事ができたのはあの時の言葉と、この想いのおかげ…」

春香「だから伝えます。私は、プロデューサーさんのことが、大好きです」

P「…」

P「その告白により貴女と交際することになった場合、私にどんなメリットがありますか?」

春香「…えっ?」


明日面接なのでこんな風にアイドルの告白に対して面接官風に応じるPのSSをお願いします!



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:06:33.71 ID:VFblKgXu0

春香「すみません、プロデューサーさん…もう一度お願いします」

P「その告白、そしてそこから交際に発展する場合、私にどのようなメリットをもたらすのですか?」

春香「え、えーと…」

P「ないのですか?」

春香「あ、あります!」

P「ほう」

春香「まず私のやる気が最大になります!それによってライブの成功率があがることはプロデューサーさんにとって大きなメリットだと思います!」

P「それはつまり現在はそれほどやる気がないということでしょうか?」

春香「そういうわけではないですけど、ふとした瞬間に心残りを思い出してしまうと一時的に集中が乱れる恐れがあります」

春香「私の心残りはこれ一つです。だからプロデューサーさんはもう安心して私のライブを見ることができます」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:08:03.50 ID:VFblKgXu0

P「他にはありませんか?」

春香「…あります!もし私とプロデューサーさんがお付き合いできた場合のことなんですけど…」

P「ほう」

春香「プロデューサーさんに彼女ができます。日々の生活を彩り、お仕事の疲れを癒す存在である彼女ができることは大きなメリットだと思います!」

春香「さらに私はまだ高校生で年齢も若いですし、顔やスタイルに関しても、あと一歩でトップアイドルになれるという現状から客観的に、あくまで客観的にですよ、優れているということができると思います!」

春香「ついでに言うと私の趣味・特技はお菓子作りなので『彼女のおいしい手作りお菓子』を食べることができます!」

P「以上でしょうか?」

春香「…はい」

P「本来でしたら後日郵送にて結果をお知らせすべきなのでしょうが、急を要する状況だと判断したのでこの場でお伝えしたいと考えています。それでよろしいでしょうか?」

春香「はい…」ゴクリ



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:09:14.79 ID:VFblKgXu0

P「メリットの一つ目、ライブの成功に関してですが、このライブの可否によって貴女がトップになれるかが決まる以上、それは短期的に見れば765プロ、引いては私にとって大きなメリットと言えます。」

P「ただ長期的に見た場合、他のアイドルの問題が浮上します。大変ありがたいことに私が察しているだけでも、貴女以外にも何名かのアイドルが私に好意を抱いています。もし私と貴女が交際を開始すれば、彼女たちのやる気は大きく減退するでしょう」

P「最もトップに近い貴女を優先するという考え方もありますが、私との交際などという爆弾を抱えたトップアイドルを優先し続けるのは危険でしょう。また、心残りはこれが唯一とのことですがご自身で仰ったようにふとした瞬間に思い出す可能性もあります」

春香「…」

P「次に私に恋人ができるという件ですが、確かに現在私は恋人がいませんし貴女はとても魅力的です。しかしこれも貴女が仰るとおり若い。高校生と社会人では私が社会的に死ぬ可能性が浮上します」

P「最後にお菓子作りに関してですが、交際していない今でも私は貴女から幾度も『手作りのお菓子』を受け取っています。メリットというにはいささか弱いでしょう」

P「メリットに対し、あまりにもデメリットが大きすぎるのではないでしょうか?」

春香「で、でもっ…!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:10:38.39 ID:VFblKgXu0

P「ですが」

P「貴女は指摘しませんでしたが、これらの大きなデメリットを全て覆すほど、大きなメリットが存在します」

春香「えっ…」

P「好意を抱いている相手と交際ができる、ということです」

春香「それって…」

P「私が貴女に好意を抱いているということです」

春香「プロデューサーさん…!」

P「貴女の真剣な告白に対し、このようにおかしな返し方しかできない私でもよろしければ、どうか恋人になってください」

春香「…一つだけ条件があります」

P「なんでしょう?」

春香「私のこと、どう思ってるのか…ちゃんと言ってください」

P「私は…「プロデューサーさんの言葉でお願いします」

P「大好きだよ、春香…」

春香「私もです!プロデューサーさん!」

FIN



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:13:33.34 ID:VFblKgXu0

という感じでお願いします!

面接は明日の午後からなのでそれまでに…
全員とは言いません、せめて半分のアイドルの分を書いてくれればきっと通ると思うんです!

もちろん僕が急ぎ足で書きなぐった春香さんを作り直してくれても構いません!
よろしくお願いします!!!!!



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:29:40.86 ID:GsF5xhF4P

美希「ハニー!大好きなの!」

P「……随分と面白いしゃべり方をしますね」

美希「ハニーこそ、メンセツ?ミキ、堅苦しいのやなの」

P「まあ、いいでしょう。いくつか質問しますので答えてください」

美希「了解なの!」

P「まず、具体的に私のどこが好きなのですk」

美希「全部なの!」

P「……具体的に、どこが、等を」

美希「だーかーらー!ハニーはハニーだから、どこか選ぶのは無理だって思うな」

P「……次に行きましょうか。もし、あなたの告白が叶ったとして、何をしたいですか?」

美希「え?う~ん、そこまで考えてなかったけど、コイビト同士になったらやることっていっぱいあると思うな」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:36:15.75 ID:GsF5xhF4P

美希「普通に今まで通りお仕事もしたいし、休みの日にはもっとおしゃべりしたりショッピングしたり!」

P「なるほど」

美希「あとは……オトナなことはもっともっと仲良くなったらかな!」

P「オトナなこと、ですか」

美希「もー!ミキに言わせるの?そういうの、デリカシーが無いって言うんだよ、ハニー?」

P「は、はぁ……」

美希「ミキだからいいけど、気を付けた方がいいの!」

P「……次に行きましょう」

美希「はいなの!」

P「もし付き合うことになったとしたら、アイドルは」

美希「えっ!?付き合ってくれるの!」

P「話は最後まで聞いてください」

美希「むー……わかったの。早くしてほしいな、そのしゃべり方、なんかムズカしくて疲れちゃったの……」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:40:09.01 ID:GsF5xhF4P

P「コホン、もし付き合うことになったとしたら、アイドルは辞めることになりますが」

美希「えっ?どうして?」

P「プロデューサーという立場上、アイドルと付き合うわけにはいかないでしょう」

美希「……」

P「質問を続けますが、もしそうなった場合あなたはどうしますか?」

美希「……ミキは」

P「……」

美希「……やめないよ?」

P「……そうですか、それでは交際を諦めるという」

美希「ハニーのこともあきらめないよ!」

P「……」

美希「だって、今ハニーどうしますか?って言ったよね。だから、どっちかにする必要はないの!」

P「……なるほど」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:46:24.94 ID:GsF5xhF4P

美希「初めて会った時は、ハニーのことそこの人って言ってたよね」

美希「ミキ、全然興味なかった。退屈で、何かやっても全然楽しくなくって」

美希「でも、ハニーに会って、アイドルすることが楽しくなってたの。でもそれはミキが楽しいからじゃなくて」

美希「ハニーが喜んでくれるから、褒めてくれるからハニーはキラキラできるの」

美希「だから、ミキはアイドルを諦めたりしない。それに、ハニーだって諦めないの!」

P「……わかりました。ですが、少々しゃべりすぎです」

美希「えっ、むー……」

P「まあ、このくらいでいいでしょう。何か、あなたから言いたいことはありますか?」

美希「……ねぇ、ハニー」

P「はい」

美希「……いいの。ハニーの答えを聞いてからで大丈夫」

P「わかりました。それでは最後に」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:50:26.29 ID:GsF5xhF4P

P「結婚願望はありますか?」

美希「……あはっ!ハニーから聞いてくれるなんて思ってなかったの!」

P「……」

美希「きっと、アイドル続けるなんて無理、とか言うんでしょ?でも、ミキはミキだから」

美希「結婚したい。ハニーと、幸せに暮らすの!!アイドルだって、なんとか続けてみせるの!!」

P「……そうですか。ありがとうございました。これで面接の方終了とさせていただきます」

美希「あふぅ、疲れたの~……ね、この結果はいつ教えてくれるの?」

P「後程郵送で、と考えておりましたがその必要はなさそうです」

美希「えっ?」

P「星井美希さん、あなたはまず、面接を受けるというレベルに達していない」

美希「レベル……?」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 00:55:13.39 ID:GsF5xhF4P

P「今回のこの方式は、我が社のアイドル達の今後の方針について、向き不向きを調査することにありました」

P「それにあたって、当然言葉づかいや態度、そこも審査対象です」

美希「で、でもハニーと話すだけだよ?」

P「あるプロデューサーに、さんをつけろと何度言われましたか?」

美希「あ、う……」

P「こちらがいつもと違うこういう口調で話していることから、まずさせねばなりませんが、ここはほんの一部」

P「会話の内容、すべて支離滅裂。こちらの聞いていること”具体的”なことを抽象的に答えるなど」

P「会話が成り立たない。とは言い過ぎかもしれませんが、果たして面接と呼べるものか怪しいものでした」

美希「……」

P「また、持論や感想を述べていただくのはかまわないのですが」

P「ある程度のテンポ、それとこちらの相槌など考えて発言していただくこと」

P「あくまでも人と人との会話ですから、一方的な会話では面接以前の問題になります」

美希「わ、わかったの……今回はミキが悪かったから、今度ちゃんとやるから、許してほしいの……」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 01:00:32.54 ID:GsF5xhF4P

P「確かに今回の場合、告白してくれる。そういう状況ですのであまりここまで形式ばったことをしたくないのですが」

P「面接をして、貴方がどういう人かわかりました。また、それを踏まえて私の答えとさせていただきます」

美希「ハニー……」

P「星井美希、貴方は」


P「アイドルとして不合格です」

美希「ハ、ニー……?」

P「理由は先ほど散々挙げたので良しとしましょう。ですが、決め手となったのは最後の結婚について」

P「好意がある、ということがすなわち結婚となることは意外と少ない。ですが貴方は迷わず食らいついた」

P「そんな人間に、アイドルなんて務まると思いますか?」

美希「ハニー……嫌、嫌なの……ミキ、ちゃんとできるから、わ、わかったの!ハニーとのお付き合いはまた後にして、今はこっちを……」

P「どっちにしても、貴方は手遅れです。もう一回はありません」

美希「嫌、嫌……お願いハニー!ミキ頑張るから!ねぇ!」

P「残念ですが、貴方に残された道は一つしかありません」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 01:03:38.75 ID:GsF5xhF4P









P「私と、いえ。俺と結婚してくれ美希」





美希「……え?」


P「……コホン、説明を続けましょう。絶望的に近い、貴方の能力。それはアイドルとしては万能すぎる力故」

P「そこに頼りすぎてしまったため、”常識”がいささかかけてしまっている。それをアイドルをしながら埋めるのは難しい」

P「……だから、私の妻になり、常識を学んだ後でアイドルとして生きていく。これしか貴方に方法はありませんが」


美希「は、にぃ……うぅ……ばか、ばかばかばかぁ……!」

P「……合格ですよ」

美希「……ハニー、大好きだよ」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 01:05:01.56 ID:GsF5xhF4P

終わり

>>1のクオリティが高くてうんぬん



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/02(火) 01:08:43.54 ID:VFblKgXu0

乙!
返答がすごい美希らしかった!


元スレ
春香「…面接ですか?」