1: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:25:45.48 ID:QiRiJSdN.net
曜「南側にモスがなくなって困ってたんだよね、いってみよ」
ウィーン
2: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:26:45.79 ID:QiRiJSdN.net
千歌「いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!」
曜「いやブックオフじゃないんだから……っていうか千歌ちゃん!?」
千歌「あ、曜ちゃん! いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!」
曜「だからブックオフじゃないよ!」
曜「千歌ちゃん、なんでこんなところでバイトしてるの?」
千歌「最近接客態度がなってないってしまねえに言われて、修行に出されたのだ……」
曜「それでブックオフの挨拶はどうかと思うけど……がんばってね千歌ちゃん」
千歌「がんばるのだ。曜ちゃん、こちらでお召し上がりなのだ?」
曜「持ち帰りにしようかな」
千歌「オセザキレイクですね」
曜「テイクアウトだよ千歌ちゃん、元ネタに合わせるには語感めちゃくちゃだよ」
曜「それでメニューは?」
千歌「んふふっ、曜ちゃん、メニュー踏んでるのだ」
曜「なんで床にあるの、落としたら拾おうよ千歌ちゃん」
千歌「今度から気をつけるのだ」
曜「じゃあサンシャインバーガーセットで」
千歌「サンシャインバーガー1000個! 千歌だけに?」
曜「いや文化祭の出し物でもそんな発注しないから。1000個も頼まないよ。あと千歌ちゃんは関係ないよ」
千歌「今からお作りしますので5時間ほどよろしいのだ?」
曜「5時間!? かかりすぎじゃない?」
千歌「さすがに1000個は冷凍パティ焼いてパンに挟むだけとはいえすぐには出せないのだ」
曜「いやセットひとつだってば! あと冷凍とか言わなくていいからね?」
千歌「じゃあサンシャインバーガーセットひとつで、ドリンクはどうさるのだ?」
曜「じゃあこのミカンシェイクで」
千歌「サイズはM、I、K、A、Nがございますが」
曜「……ミカンじゃん! サイズがミカンってなに?」
千歌「コップがなくてミカンの皮を器にするしかないのだ」
曜「なんでそんな状況でお店開けたの?」
千歌「ちなみに容量はミカンの大きさ次第なのだ」
曜「まあそうだろうけど……じゃあいいよミカンで」
千歌「ご一緒にサンシャインバーガーセットはいかがですか?」
曜「いやひとつでいいよ? 花丸ちゃんじゃないよ? 普通サイドとかオススメするとこだよここ?」
千歌「サイドメニューでご一緒にホタテはいかがですか?」
曜「ホタテいらないよ! なんで? ホタテの何が出てくるの!?」
千歌「お刺身なのだ」
曜「苦手なの知ってるよね?」
千歌「じゃあバター焼き?」
曜「調理法の問題じゃないよ!」
千歌「それではご一緒にぃ!」
曜「ホタテは……っていらないよ! なんで一緒に言わせるの?」
千歌「それでは厨房の方を振り返ります」クルン
曜「厨房振り返ってなにがあるの?」
千歌「花丸ちゃんが皿洗いしてるのだ」
曜「花丸ちゃんいるんだ……」
曜「いいから注文繰り返そうよ」
千歌「それではご注文を繰り返します。サンシャインバーガーセットおひとつ、お飲み物ミカンシェイクでよろしかったですか?」
曜「千歌ちゃん、よろしかったですかみたいなバイト敬語はやめた方がいいよ、言い直そうよ」
千歌「わかったのだ、お飲み物はМандаринский коктейльでよろしかったですか?」
曜「そこじゃないよ! なんでロシア語?」
千歌「ラブライブといえばロシア語みたいなところがあるのだ」
曜「まあわからなくもないけどさ、よろしかったですかの方だよ」
千歌「ですかの方ですか?」
曜「そこは繰り返さなくていいよ、ブックオフじゃないから」
千歌「サンシャインセットワン、ミカンシェイク、プリーズヘルプミー!」
曜「どちらかといえばいま私の方がかなりヘルプミーだよ?」
千歌「だいじょうぶ?」
曜「大丈夫だけど……」
曜「いいからお会計しよ?」
千歌「はい、630円になりますのだ」
曜「じゃあTOICAで」
千歌「え……」
曜「え……?」
千歌「なんで630円払わないのだ?」
曜「いや払うよ、TOICAで」
千歌「いや、そこは630円払ってもらわないと困るのだ」
曜「だから払うよ?」
千歌「ちょっと何いってるかわからないのだ」
曜「それいま使うやつじゃないよね?」
千歌「仕方ないからTOICAでいいのだ、早く払うのだ」
曜「ん、んー? いやいいけど……」ピッ
千歌「それからこれは500円以上お買い上げでさしあげてるんですが」
曜「え、なにかもらえるの?」
千歌「レシートなのだ」
曜「それみんなに渡すやつだよ?」
千歌「お箸は二膳でよろしいですか?」
曜「いらないよ? 仮に使っても一膳だよ?」
千歌「シェイクに砂糖とミルクはおつけするのだ?」
曜「いやつけないでしょ? ミカンの自然な甘さが好きだよ」
千歌「照れるのだ」
曜「なんで?」
千歌「あとこちらキャンペーンでスクラッチ削ってもらってもいいのだ?」
曜「何が当たるの?」ガリガリ
千歌「おめでとうございます! 一等のミカンなのだ!」
曜「んー若干うれしいけどそれ???」
千歌「ありがとうございました~」
志満「千歌ちゃ~ん?」
千歌「げっ、しまねえいたのだ!?」
志満「どうやらもう少し厳しいところで修行してもらう必要がありそうねぇ」
千歌「ちょっと何いってるかわからないのだ……」
志満「は?」
千歌「ううううううそうそ! ごめんなのだ! 真面目に働くのだ! 許してほしいのだ~!!」
曜「……千歌ちゃんかわいそう……興奮してきたな」
おわり
|c||^.-^||やっぱり"みきたけ"なんですわよねぇ
元スレ
千歌「いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!」
曜「いやブックオフじゃないんだから……っていうか千歌ちゃん!?」
千歌「あ、曜ちゃん! いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!いらっしゃいませこんちか!」
曜「だからブックオフじゃないよ!」
3: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:28:23.25 ID:QiRiJSdN.net
曜「千歌ちゃん、なんでこんなところでバイトしてるの?」
千歌「最近接客態度がなってないってしまねえに言われて、修行に出されたのだ……」
曜「それでブックオフの挨拶はどうかと思うけど……がんばってね千歌ちゃん」
4: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:30:37.91 ID:QiRiJSdN.net
千歌「がんばるのだ。曜ちゃん、こちらでお召し上がりなのだ?」
曜「持ち帰りにしようかな」
千歌「オセザキレイクですね」
曜「テイクアウトだよ千歌ちゃん、元ネタに合わせるには語感めちゃくちゃだよ」
6: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:32:32.89 ID:QiRiJSdN.net
曜「それでメニューは?」
千歌「んふふっ、曜ちゃん、メニュー踏んでるのだ」
曜「なんで床にあるの、落としたら拾おうよ千歌ちゃん」
千歌「今度から気をつけるのだ」
7: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:35:14.72 ID:QiRiJSdN.net
曜「じゃあサンシャインバーガーセットで」
千歌「サンシャインバーガー1000個! 千歌だけに?」
曜「いや文化祭の出し物でもそんな発注しないから。1000個も頼まないよ。あと千歌ちゃんは関係ないよ」
8: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:36:44.82 ID:QiRiJSdN.net
千歌「今からお作りしますので5時間ほどよろしいのだ?」
曜「5時間!? かかりすぎじゃない?」
千歌「さすがに1000個は冷凍パティ焼いてパンに挟むだけとはいえすぐには出せないのだ」
曜「いやセットひとつだってば! あと冷凍とか言わなくていいからね?」
9: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:38:38.57 ID:QiRiJSdN.net
千歌「じゃあサンシャインバーガーセットひとつで、ドリンクはどうさるのだ?」
曜「じゃあこのミカンシェイクで」
千歌「サイズはM、I、K、A、Nがございますが」
曜「……ミカンじゃん! サイズがミカンってなに?」
千歌「コップがなくてミカンの皮を器にするしかないのだ」
曜「なんでそんな状況でお店開けたの?」
千歌「ちなみに容量はミカンの大きさ次第なのだ」
曜「まあそうだろうけど……じゃあいいよミカンで」
10: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:40:06.18 ID:QiRiJSdN.net
千歌「ご一緒にサンシャインバーガーセットはいかがですか?」
曜「いやひとつでいいよ? 花丸ちゃんじゃないよ? 普通サイドとかオススメするとこだよここ?」
11: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:41:53.99 ID:QiRiJSdN.net
千歌「サイドメニューでご一緒にホタテはいかがですか?」
曜「ホタテいらないよ! なんで? ホタテの何が出てくるの!?」
千歌「お刺身なのだ」
曜「苦手なの知ってるよね?」
千歌「じゃあバター焼き?」
曜「調理法の問題じゃないよ!」
千歌「それではご一緒にぃ!」
曜「ホタテは……っていらないよ! なんで一緒に言わせるの?」
12: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:43:17.99 ID:QiRiJSdN.net
千歌「それでは厨房の方を振り返ります」クルン
曜「厨房振り返ってなにがあるの?」
千歌「花丸ちゃんが皿洗いしてるのだ」
曜「花丸ちゃんいるんだ……」
13: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:45:38.49 ID:QiRiJSdN.net
曜「いいから注文繰り返そうよ」
千歌「それではご注文を繰り返します。サンシャインバーガーセットおひとつ、お飲み物ミカンシェイクでよろしかったですか?」
曜「千歌ちゃん、よろしかったですかみたいなバイト敬語はやめた方がいいよ、言い直そうよ」
千歌「わかったのだ、お飲み物はМандаринский коктейльでよろしかったですか?」
曜「そこじゃないよ! なんでロシア語?」
千歌「ラブライブといえばロシア語みたいなところがあるのだ」
14: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:46:37.16 ID:QiRiJSdN.net
曜「まあわからなくもないけどさ、よろしかったですかの方だよ」
千歌「ですかの方ですか?」
曜「そこは繰り返さなくていいよ、ブックオフじゃないから」
16: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:47:32.90 ID:QiRiJSdN.net
千歌「サンシャインセットワン、ミカンシェイク、プリーズヘルプミー!」
曜「どちらかといえばいま私の方がかなりヘルプミーだよ?」
千歌「だいじょうぶ?」
曜「大丈夫だけど……」
17: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:48:53.18 ID:QiRiJSdN.net
曜「いいからお会計しよ?」
千歌「はい、630円になりますのだ」
曜「じゃあTOICAで」
千歌「え……」
曜「え……?」
千歌「なんで630円払わないのだ?」
曜「いや払うよ、TOICAで」
18: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:50:12.82 ID:QiRiJSdN.net
千歌「いや、そこは630円払ってもらわないと困るのだ」
曜「だから払うよ?」
千歌「ちょっと何いってるかわからないのだ」
曜「それいま使うやつじゃないよね?」
千歌「仕方ないからTOICAでいいのだ、早く払うのだ」
曜「ん、んー? いやいいけど……」ピッ
19: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:51:54.47 ID:QiRiJSdN.net
千歌「それからこれは500円以上お買い上げでさしあげてるんですが」
曜「え、なにかもらえるの?」
千歌「レシートなのだ」
曜「それみんなに渡すやつだよ?」
20: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:52:40.54 ID:QiRiJSdN.net
千歌「お箸は二膳でよろしいですか?」
曜「いらないよ? 仮に使っても一膳だよ?」
21: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:53:49.37 ID:QiRiJSdN.net
千歌「シェイクに砂糖とミルクはおつけするのだ?」
曜「いやつけないでしょ? ミカンの自然な甘さが好きだよ」
千歌「照れるのだ」
曜「なんで?」
22: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:55:21.30 ID:QiRiJSdN.net
千歌「あとこちらキャンペーンでスクラッチ削ってもらってもいいのだ?」
曜「何が当たるの?」ガリガリ
千歌「おめでとうございます! 一等のミカンなのだ!」
曜「んー若干うれしいけどそれ???」
千歌「ありがとうございました~」
23: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:56:55.83 ID:QiRiJSdN.net
志満「千歌ちゃ~ん?」
千歌「げっ、しまねえいたのだ!?」
志満「どうやらもう少し厳しいところで修行してもらう必要がありそうねぇ」
千歌「ちょっと何いってるかわからないのだ……」
志満「は?」
千歌「ううううううそうそ! ごめんなのだ! 真面目に働くのだ! 許してほしいのだ~!!」
24: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:57:22.96 ID:QiRiJSdN.net
曜「……千歌ちゃんかわいそう……興奮してきたな」
おわり
25: 名無しで叶える物語 2020/01/26(日) 08:58:33.62 ID:QiRiJSdN.net
|c||^.-^||やっぱり"みきたけ"なんですわよねぇ
曜「あれぇ? こんなところにハンバーガー屋が……」
綾瀬「千歌はシベリア送りね?」