4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:02:41.11 ID:+541JgYP0

P「新ユニットを組むぞ!リーダーは春香!」

春香「はいっ!」

P「二人目はやよい!」

やよい「うっうー!」

P「最後は真美だ!」

真美「んっふっふ~♪真美を選ぶなんていいセンスしてるジャン!」

P「当面の目標は打倒竜宮小町、だが目指すのはもちろん…」

4人「「「「トップアイドル~!!!」」」」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:10:44.13 ID:Drn3FMts0

真美「でも兄ちゃん、なんでこのメンバーなの?」

P「先週どんなアイドルになりたいかっての聞いただろ?」

春香「私は確か…『歌でみんなを笑顔にできるようなアイドル』って答えたと思います」

やよい「うっうー!私も『みんなが元気になれるといいかなー』って答えましたー!」

真美「真美は『とにかく楽しく』って言った気がするYO!」

P「ま、そういうことだ。楽しく、元気で、笑顔になれる…そんなユニットにしたいと思ってな」

真美「なるほど、つまり真美がこのユニットのせくちー枠なわけですな」

やよい「もー、真美ってば…プロデューサーはそんなこと言ってないよ?」

真美「おやおや、やよいっち。やよいっちにせくちー担当はまだ早いんじゃないかなー?」

やよい「なっ、真美の方が年下でしょー!」

P「…春香、止めてく」

春香「二人ともっ!セクシー担当なら私に決まってるでしょ!?」

P「いやいやいや」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:23:18.46 ID:/VCu9dry0

P「というわけで今日からレッスンだ!」

3人「「「おー!!」」」

春香「リーダーとして張り切っちゃいま…」

P「とはいえまだ曲ができてない」

春香「ってないんですか!」ズルッ

真美「今のリアクション、すごいけどアイドルではないよね」

春香「真美ぃ…」

やよい「じゃあなんなの?」

P「ありゃお笑い芸人だ。やよいは真似するなよー?」

春香「ぷ、プロデューサーさんまで…」サメザメ

真美「んでも曲がないんならなにすんのさ?」

やよい「基礎レッスンですか?」

P「それはな…これだ!」ポチッ



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:31:17.31 ID:/VCu9dry0

『知らぬが 仏ほっとけない
くちびるポーカーフェイス
Yo灯台 もと暗し Do you know!?
噂のFunky girl』


やよい「これって…」

春香「SMOKY THRILL…?」

真美「竜宮の曲じゃん!」

P「そうだ。敵を知り、己を知れば、百戦をして危うからずってな。この曲を練習して竜宮の3人のアピールポイントを知る。」

P「それと比べることで自分の持ち味を確認するってわけだ」

やよい「てきおしり…?」

真美「斧レオシルバー…?」

P「…」

春香「あはは…」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:40:57.44 ID:/VCu9dry0

~2週間後~

やよい「プロデューサー、曲はまだできないんですか?」

P「ちょっと作曲の方が遅れててな…というわけで今日もSMOKY THRILLを…」

真美「…真美、もう飽きちゃったよ」

P「真美、そう言わずにさ。曲ももうすぐできるはずだから…」

真美「もうすぐもうすぐって…兄ちゃんはいっつもそれじゃん!」

春香「真美!?」

真美「竜宮の真似ばっかしたって真美たちが竜宮になれるわけじゃないんだよ!」

P「それはちが…」

真美「違わない!真美はりっちゃんに選んでもらえなかったけど兄ちゃんに選んでもらえた。だから真美は真美らしく頑張ろうって思ったのに…」

真美「兄ちゃんは真美に亜美の代わりをさせたいだけなんでしょ…それなら真美は……」ダッ

やよい「真美っ!」タタッ



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:50:11.04 ID:/VCu9dry0

P「…」

春香「プロデューサーさん、真美たち行っちゃいましたよ」

P「なあ春香、俺のやり方は…間違ってたのかな…?」

P「俺は真美に亜美とは違う良さを見付けてもらおうと思って…それで…」

春香「…プロデューサーさんのやり方がどうなのかなんて、分かりません」

P「そうか…」

春香「だって私たち、まだデビューもしていないんですよ?分かるはずがありません」

春香「でも、ここでプロデューサーさんが間違っていたなんて言ったら、本当に間違ってたことになっちゃいます」

春香「それって今日までのレッスンと信じてついてきた私達を裏切ることになるんじゃないですか?」

P「春香…」

P「そう、だな…まずは俺自身が信じなくちゃな……真美を探しに行ってくる!」

春香「はいっ!真美が戻ってくるかもしれないので、私はここで待ってます。気をつけていってきてくださいねっ!」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 15:57:34.18 ID:/VCu9dry0

やよい「ねぇ…」テクテク

真美「…」スタスタ

やよい「ねぇ、真美…」

真美「…」

やよい「真美ってば」

真美「なんなのさ」

やよい「もう戻ろう?プロデューサーも心配してるよ」

真美「そんなわけないよ。兄ちゃんは別に真美じゃなくてもいいんだから」

やよい「真美…」

DQN1「お、可愛い娘はっけーん。ねぇ、俺らとお茶しない?」

DQN2「なんか幼すぎね?ロリコンかよ(笑)」

DQN1「うるせっ!…っていうかこの子、よく見たら竜宮小町の亜美ちゃんっぽくね?」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 16:06:06.89 ID:/VCu9dry0

真美「っ…!」

DQN2「うわっ、マジじゃん。可愛いわけだ。隣の子もアイドル?」

やよい「わ、私はその…」

DQN1「ねぇねぇ、折角だしちょっと歌ってみてよ」

DQN2「お、いーねー。アイドルの生歌とかそう聴けるもんじゃないし?」

DQN1「ね、亜美ちゃん。ちょっと歌ってみ――」

真美「真美は亜美じゃないっ!」

DQN2「…は?何言ってんの、この子…?」

DQN1「今日はオフだから亜美ちゃんじゃありませーんってことじゃね?まあそう言わずにさ」

DQN2「亜美ちゃん、ファンは大切にって言われなかった?俺らがこんなに頼んでるんだし、ね?」

DQN1「ほら、そっちの子もこっち来てさ、一緒に聞こうよ」ガシッ

やよい「あぅっ…」

真美「や、やよいっち…!」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 16:15:44.20 ID:/VCu9dry0

真美「真美が歌ったら…やよいっちを離してくれる…?」

DQN2「人聞き悪いなぁ…別に俺らは誘拐とかしようとしてるわけじゃねーし、なぁ?」

DQN1「そーそー、一曲聞かせてって言ってるだけだよ」

やよい「ま、真美…」オロオロ

真美「…」


真美『知らぬが~仏ほっとけない
くちびるポーカーフェ~イス』

DQN「「すげー」」

真美『Yo灯台 もと暗し Do you know!?
噂のFunky girl~♪』

「この歌、確か竜宮小町の…」

「なに?シークレットライブかなんか?」

ゾロゾロ…

「亜美ちゃんだ!」

「すげー、ほんもの?」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 16:35:45.57 ID:WGX6rbSi0

真美『忍び込まれたあたしの心 破れかぶれの夜
解き放つ罠 油断は大敵~♪』

「…あれ?」

「どうした?」

真美『さすらうペテン師の青い吐息 Ah・・・
手がかりにI wanna 恋どろぼ Oh!
射止めるなら 覚悟に酔いどれ~♪』

「なんか亜美ちゃんっぽくないっていうか…」

「どう見ても亜美ちゃんじゃん」

「そうなんだけどなんとなく…」

真美『女は~天下のまわりもの
痺れるくびれ~♪』

「でもこれはこれでアリだよな」

「だなー」

真美『言わぬが~花となり散りる
秘めたる身体~♪』

真美「…」ペコリ



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 16:42:23.03 ID:WGX6rbSi0

P「双海亜美の双子の姉、双海真美でSMOKY THRILLでしたー!」

真美「うぇっ、兄ちゃん…!?」

P「話はあとだ!真美、逃げるぞっ」ボソッ

真美「な、なんで…」

P「許可とってないのにこんなことやってたってばれたら警察に怒られる!ほら急げっ!」ガシッ…ダッ

真美「ちょ、兄ちゃん早いよー」タタッ

やよい「あっ、プロデューサー、待ってくださーい!」タタッ


「なるほど、双子か~でもあの子はあの子でよかったなぁ」

「真美ちゃんだっけ?あの子もアイドルなのかな…?」

「真美ちゃ―ん!よかったよー!」


DQN1「…亜美ちゃんじゃなかったん?」

DQN2「うまかったから別によくね?」

DQN1「微妙に自慢できねぇじゃんよ~」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 16:50:17.93 ID:WGX6rbSi0

P「ぜぇ…ぜぇ…」

真美「ぜぇ…はぁ…」

やよい「はぁ…ふぅ…」

春香「おかえりなさい。これ、お茶…」

3人「「「!」」」バッ

3人「「「ゴクッゴクッ……プハァ」」」

春香「…落ち着きました?」

P「…ふぅ。ありがとう、春香」

春香「いえいえ」

真美「…」

P「…真美」

真美「…」ビクッ



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:07:29.27 ID:CqqtvA4A0

P「その、ごめんな…」

真美「なにが…?」

P「曲できるの遅くて」

真美「…」

P「さっきの歌を聞いて思ったよ。真美にはもうSMOKY THRILLの練習は必要ない」

真美「なんで…」

P「俺はお前たちに竜宮になって欲しいと思ったわけじゃない。竜宮と比べることで自分の良さを見付けて欲しいと思ったんだ」

P「でも真美は既にそれを見付けてた。あそこにいた人たちはもう真美と亜美を間違えることはないだろう」

真美「兄ちゃん…」

P「だから、すまない。曲が間に合わなかったのは俺の落ち度だ」

真美「…ほんとだよ。真美たちの曲、ずっと楽しみにしてるんだから…」

P「すまん」

真美「でも…勝手にレッスン抜けだしたのは真美が悪かったね。ごめんなさい」ペコリ

P「真美…」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:13:19.77 ID:CqqtvA4A0

春香「はいはーい!仲直り完了ってことでー…はい、これ!」

やよい「ドーナツですか…?」

春香「うんうん、試しに作ってみたんだ。ほらほら、食べて食べて」

P「お、うまそうだなー」

春香「カロリーを考えて焼きドーナツにしてみました!」

P「ほら真美、ドーナツだぞ、ドーナツ」

真美「それ、はるるんの真似?」クスッ

真美「んっふっふ~じゃあ真美は折角だからこの赤いドーナツを選ぶぜっ!」

やよい「それ赤じゃなくてピンクだよー?」

真美「なんというボケ殺し!そんなやよいっちには…」アムッ

やよい「あー!それ私のだよー!」

P「ははは、あんまり暴れるなよー」

春香「もー!まだまだいっぱいあるから慌てないの!」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:21:41.12 ID:CqqtvA4A0

~一ヶ月後~

やよい「CD結構売れてるみたいだねー。おかげで最近は夕飯のおかずが一品増えてるんだー」

真美「ねぇ、やよいっち」

やよい「うん?」

真美「やよいっちってお菓子作れる?」

やよい「うーん、レシピを見れば大抵はできると思うけど…?」

真美「じゃあお願い!真美がお菓子作るのを手伝って!」

やよい「?そういうことなら春香さんの方がいいんじゃ…」

真美「…だってはるるんは多分」

やよい「たぶん?」

真美「その…兄ちゃんのこと…好きじゃん…?」

やよい「う、うん…そう、だね」

真美「…やよいっち!その顔もしかして…」

やよい「っ…!」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:27:41.71 ID:CqqtvA4A0

真美「もしかしてやよいっちも兄ちゃんのこと…」

やよい「ち、違うよー!」

真美「ほんとに…?」

やよい「ほんとほんと」

真美「そっか…よかった…」

やよい「ってことはそのお菓子って、プロデューサーにあげるの?」

真美「その…うん…///」

やよい「そっか、真美はプロデューサーのことが好きなんだー」

真美「や、やよいっち!そんな改めて言わないでよっ!」

やよい「でもそうなんでしょ?」

真美「そ、そうだけど…///」

やよい「そっかー…」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:38:15.65 ID:4JrPDKMV0

真美「それで、その…手伝ってくれる?お菓子作るの…」

やよい「うっうー!あたりまえでしょー!私に任せて!」

真美「やよいっち…ありがとう!」

やよい「えへへ、気にしない気にしない。でもどこで作るの?」

真美「うーん、真美の家でいいかな?」

やよい「もちろん!じゃあお買い物して……そういえば何を作るの?」

真美「とりあえずお菓子って思ってたからなぁ…失敗するの怖いし簡単なのがいいかも」

やよい「クッキーとか…?」

真美「じゃあそれで!というわけで真美のお家にれっつごー!」

やよい「うっうー!」


――――――

――――

――



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:45:40.85 ID:4JrPDKMV0

真美「と、言うわけで…」

やよい「かんせー!」

真美「三分クッキングもまっさおな早さですな」

やよい「結構時間かかったよ?」

真美「もっとこう…1日くらいかかるかと…」

やよい「そんなわけないでしょー!」

真美「それはともかく…完成したのはやよいっちのおかげだよ。ありがとね」

真美「流石にはるるんのみたく綺麗にはできなかったけどさ…」

やよい「でもちゃんとおいしいよ?」サクッ

真美「あー、やよいっちばっかりずるい!真美も味見するっ!」サクッ

真美「…焼き立てのクッキーってこんな味がするんだ。これ、おいしいね」

やよい「きっと真美の気持ちがいーっぱい入ってるからだよ」

真美「っ…!///やよいっちはまたそーゆうこと言って…///」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 17:53:08.55 ID:4JrPDKMV0

~次の日~

真美「うあうあ~!よく考えたら渡すときのこと考えてなかったよ~」

真美「も、もし兄ちゃんに受け取ってもらえなかったら…」

やよい「大丈夫!真美あんなに頑張ってたもん。プロデューサーにもその気持ち、きっと届くよ!」

真美「やよいっち…」

真美「そ、そうだよね、やよいっちにも手伝ってもらったんだもん……よしっ!行ってくる!」タッ

やよい「行ってらっしゃい」ニコニコ


P「このオーディションは絶対通っておきたいな…」ブツブツ

真美「兄ちゃん!」

P「ん?真美か。どうかしたか?」

真美「あ、あのさ…これ…」

P「クッキー?真美が作ったのか?」

真美「…」コクリ

P「へぇー」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:00:27.36 ID:4JrPDKMV0

真美「…」ドキドキ

P「もらっていいんだよな?」

真美「も、もちろん!」

P「そか、んじゃ早速…」パクッ

真美「…」ジー

P「モグモグ…中々うまいじゃないか」

真美「…ほんと!?」パァ

P「ま、春香の程じゃないけどな。かなりうまいと思う。ありがとな」

真美「あ、そ、そっか…へへ、どういたしまして」

P「しかし真美がクッキー作ってくるなんて珍しいな。明日は雨でも降ってくるんじゃないか?」

真美「そ、そんなわけないじゃんっ!」

P「ライブの予定とかあったかなー?」

真美「もー!兄ちゃん!」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:08:44.17 ID:4JrPDKMV0

~別の日~

真美「と、言うわけで最近兄ちゃんはお疲れです」

やよい「なにが『というわけ』なの?」

真美「マッサージをしてあげようかな、と思いまして」

やよい「へぇー」

真美「でもせっかくだから上手にやりたい!というわけでやよいっち!実験台になって!」

やよい「変なことはしないでよー?」

真美「やだなー、真面目にやるに決まってるじゃん」

やよい「ならいいけど…」

真美「それじゃ、肩揉むからあっち向いて」

やよい「うん」クルッ

真美「…こんな感じかな?」モミモミ

やよい「わわっ、な、なんかくすぐったいよ」

真美「えー」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:15:42.91 ID:4JrPDKMV0

真美「じゃあもっと強くやるとか…?」グイグイ

やよい「いたたた、痛いよ、真美ぃ…」

真美「ぐぬぬ…」

やよい「っていうか私そもそもそんなに肩凝ってないから意味ないんじゃないかなーって」

真美「あー…なるほど」ジー

やよい「ど、どこ見てるの!?」

真美「真美、あずさお姉ちゃんに頼もうかな」のヮの

やよい「どうしてそこであずささんが出てくるの!?」

真美「まあその…ね?」

やよい「ね?じゃないよー!」

真美「行ってくるー」タタッ

やよい「もー、真美!待ちなさいっ!」タタタッ



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:22:13.73 ID:4JrPDKMV0

真美「兄ちゃん、兄ちゃん!」

P「んー?どしたー?」

真美「肩揉んであげる!」

P「おっ、ほんとか?いや、最近机に向かうことが多いせいか結構肩凝っちゃってさー…」

真美「ほほぅ…どれどれ?」モミモミ

P「あ゛ー…気持ちいい…」

真美「ふむふむ、やよいっち以上、あずさお姉ちゃん未満ってところか…」モミモミ

P「どういう意味かは知らんが、めちゃくちゃ範囲広そうだな…」

真美「えー?どういう意味だと思ったの?」モミモミ

P「…身長」

真美「嘘だ!今間があったYO!」モミモミ

P「くっ…肩を揉まれているから逃げ場がない…!」

真美「んっふっふっふ~♪」モミモミ



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:32:02.66 ID:4JrPDKMV0

~またまた別の日~

やよい「今日はなにするの?」

真美「えーと…」

真美「猛アタック!(物理)」

やよい「さすがにそれはプロデューサー喜ばないんじゃないかなーって」

真美「じゃ、じゃあやよいっちはなにかあるの!?」

やよい「うーん…お茶を持って行ってあげる、とか?」

真美「それだっ!」ダダッ

やよい「あっ、真美!一人で言っても急須の場所とか分かんないでしょー!」タタッ


やよい「…それでお湯を入れてからもすぐいれずに少し待つの」

真美「なるほどー…お茶も奥が深いわけですなぁ…」

やよい「私もちょっと知ってるだけで雪歩さんはもっと詳しいよ。あ、そろそろ…」

真美「うん…」コポコポ

真美「よし、じゃあこれを持って…」ピタッ

やよい「?真美、急に立ち止まってどうしたの?」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:39:40.00 ID:4JrPDKMV0

春香「プロデューサーさん。私っプロデューサーさんのこと…!」

P「待てっ!」

春香「っ…!」

P「待ってくれ…頼む、言わないでくれ…」

春香「でも…!」

P「分かってる。でもお前はアイドルなんだ…」

P「今お前が辞められたら、やよいも真美もきっと困る」

春香「それでも私はっ!」

P「それに!!」

P「俺はお前を…お前たちをトップアイドルにしたいんだ…」

春香「プロデューサーさん…」

P「すまない。だから今は…」

春香「なら、ならせめて気持ちだけ…プロデューサーさんの気持ちだけ聞かせてくれませんか…?」

P「…分かってるんだろ?」ギュッ

春香「…それでもですよ」ギュー



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:45:29.96 ID:4JrPDKMV0

真美「…」

やよい「ま、真美…?」

真美「き、気のせいかな…?今兄ちゃんとはるるんが抱き合ってるみたいに…」

やよい「…」

真美「ねぇ、やよいっち、真美の見間違いだよね。そうだよね…?」

やよい「あの…その…えっと…」

真美「う、嘘だよ…だって真美あんなに頑張って…」

真美「クッキーとか、マッサージとか…全然したことないこといっぱい、一生懸命…」

真美「でも、それでも兄ちゃんは真美じゃなくて、はるるんのことが…」

やよい「真美…」

真美「っ…!」ダッ

やよい「ま、待って!」タッ



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:52:44.54 ID:4JrPDKMV0

やよい「あの…」

真美「やよいっちは優しいね。いつも真美のこと追いかけてきてくれる…」

やよい「そんなことないよ」

真美「真美さぁ…もう、疲れちゃった…」

真美「兄ちゃんに振り向いてもらうために、頑張って背伸びしたけど…もう疲れちゃったよ…」

やよい「真美…」

真美「…」

やよい「…」

真美「あーあ、ダメダメだったなぁ。全部ぜーんぶ、無駄になっちゃった」

やよい「そんなことは…ないよ」

真美「無駄だよ。あんなに頑張ったのに兄ちゃんの一番ははるるんなんだ」

真美「兄ちゃんの一番にはなれないんじゃ、意味なんてないよ…」

やよい「そんなことない!」

真美「ある!!」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 18:59:28.56 ID:4JrPDKMV0

真美「そりゃ、やよいっちは真美がいろいろやってきたのを見てたかもだけど…」

真美「でも真美の気持ちは…大好きな人の大好きな人が自分じゃなかった真美の気持ち…」

真美「やよいっちには分からないよ」

やよい「分かるよ!!」

真美「どう考えても嘘じゃん…」

やよい「ほんとだもん!」

真美「やよいっちは優しいから真美を慰めようとしてそんなこと…」

やよい「だって…だって私真美のこと好きだからっ…分かるよぉ…」

真美「っ…!?」

やよい「…」

真美「い、今なんて…」

やよい「私、真美のことが好き。友達とかじゃなくて、真美がプロデューサーを想ってるのと同じ気持ちで…」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 19:06:24.24 ID:4JrPDKMV0

真美「な、なんで…」

やよい「私、弟と妹がいっぱいいるでしょ?だからずっとしっかりしなきゃって思ってて…」

やよい「それは事務所の皆の前でもそうだったの。皆は優しいけど年上だから、私はちゃんとしてなきゃって…」

やよい「だからそうじゃない真美には対等っていうか…素の自分を出せて…」

真美「そ、そんなの亜美だって年下じゃん!なら亜美でも…」

やよい「亜美は…妹みたいだから…」

やよい「真美って亜美と一緒になって悪戯して騒いでるように見えるけど、いつもやりすぎないように気をつけてるでしょ?」

やよい「分かりにくいけど真美もちゃんとお姉ちゃんしてて…だから自分と同じだって思ってるんじゃないかな」

やよい「だから私は真美のことが好き」

真美「じゃ、じゃあなんで真美のこと応援なんてして…だっておかしいよ!」

やよい「確かに真美がプロデューサーのこと好きって知った時は悲しかったよ…」

やよい「でも、好きな人が幸せになるって、すっごくいいことでしょー?」ニコッ

真美「やよいっち…」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 19:14:25.45 ID:4JrPDKMV0

やよい「だから私には真美の気持ちが分かるよ。でも今までしてきたことが皆無駄だなんて思わない」

やよい「だってそう思っちゃったら…真美を好きになって、真美と過ごしてきた楽しい時間も、真美への気持ちも…全部無駄だっていうことになっちゃうから」

真美「…」

やよい「結果は残念だったかもしれないけど、真美には真美の気持ちを大切にして欲しいかなーって」

やよい「えへへ、ちょっと偉そうだったかな?」

真美「…やよいっちはすごいね」

やよい「そんなことないよー。もしそう思えるなら…それはきっと真美のおかげ」

真美「ごめんね、ホントはこんな風に言うつもりなかったっしょ?」

やよい「それはそうだけど…私のこの気持ちが真美の役に立てるなら、それで充分」

真美「あのさ」

やよい「なあに?」

真美「今は兄ちゃんのことで頭ぐちゃぐちゃだから…やよいっちにお返事できない」

やよい「別にいいよー。元々返事を聞きたくて言ったわけじゃないし」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/07(日) 19:20:19.17 ID:4JrPDKMV0

真美「それじゃ真美の気持ちがすまないよ」

やよい「…そっか、じゃあ待ってる」

真美「それで…その…」チュッ

やよい「はわっ…!///」

真美「こ、これは…今の話のお礼!もし真美がやよいっちの気持ちに応えるって決めたら…そしたら今度はほっぺじゃなくて口にするかんね!」

やよい「う、うー///」

真美「…もしかして嫌だった?」

やよい「い、嫌じゃないけど…真美ってたまにそういうかっこいいことするよね…」

真美「な、なにおぅ~!?このすーぱーせくちーあんどきゅーとな真美を捕まえてかっこいいだとぅ!?」

真美「そーゆーのはまこちんの役目っしょー!」

やよい「だってそう思ったんだからしょうがないよー」

真美「ありがとね、やよいっち。まだ真美の気持ちは分かんないけど…少なくともしんゆーとしては、大好きだよ!」

やよい「…うん!」

おわり


元スレ
真美「もう疲れちゃったよ…」やよい「真美…」