1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 00:14:32.07 ID:3V2r1lvJ0
京子「私達だってあかりのお姉さんなんだからな」
結衣「妹を可愛がるのは当然」
京子「お姉ちゃんって呼んでいいんだぞー」
結衣「むしろそう呼んでほしいな」
あかり「きゅ、急にどうしたの?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 00:48:04.02 ID:vtxfOT+w0
あかり「あかりのお姉ちゃんは向日葵ちゃんだから呼べないよぉ」
結衣「え・・・」
京子「嘘だろ・・・」
ちなつ「私が呼びますからがっかりしないでください!」
ちなつ「結衣お姉ちゃーん」
結衣「そういうのいいから」
ちなつ「・・・はい」
京子「わ、私は呼んでくれてかまわないよ?」ソワソワ
ちなつ「・・・」
ちなつ「キョウコオネエチャーン」ボソ
京子「ですよねー」
結衣「本当に古谷さんをお姉さんとして慕ってるの?」
あかり「うん、そうだよぉ」
結衣「確かめに行っちゃうよ?」
あかり「行こう行こう!お姉ちゃんに会いたいなぁ」
結衣「くっ」
教室
あかり「向日葵おねえちゃーん」
向日葵「あらあかりちゃん、部活ではなかったんですの?」
あかり「もう向日葵お姉ちゃんてば、あかりって呼び捨てでいいよぉ」
向日葵「ご、ごめんなさい。まだ恥ずかしくて・・・」
あかり「呼んで呼んで!」
向日葵「あ・・・あかり」ポッ
あかり「わぁい、うれしいな。向日葵お姉ちゃん大好き!」ギュー
向日葵「まあ、あかりったら」ギュー
結衣「・・・なんだこれ」
ちなつ「まぎれもない現実です」
ちなつ「私ならいつでも妹に」
結衣「うん。だまってて」
ちなつ「・・・はい」
京子「わ、私なら今すぐに妹にしてあげちゃうよ?」ソワソワ
ちなつ「・・・」
ちなつ「プカリ飲みたいなぁ・・・」ボソ
京子「お姉ちゃん買ってくるよ!」
結衣「古谷さん・・・あかりのお姉さんになったって本当?」
向日葵「船見先輩もいらしてたんですね。恥ずかしながらそうなんです」
結衣「なんで・・・?」
向日葵「なぜでしょう?赤座さんから熱烈なお願いがあったので断りきれなくて」
向日葵「それに前々から赤座さんのことかわいらしいなと思っていたので・・・」ポッ
あかり「だからあかりって呼んでよぉ」プンプン
あかり「・・・でもかわいいって言ってくれてうれしいな」テレテレ
結衣「・・・」ビキビキ
結衣「なんでだよ、なんでなんだよあかりぃ・・・!」バン
あかり「ひぃっ・・・」ビクゥ
向日葵「机をたたくのはおやめください船見先輩」
向日葵「あ・・・あかりが怯えていますわ」
あかり「向日葵お姉ちゃーん」ギュー
向日葵「大丈夫ですわよ」ナデナデ
結衣「くっ・・・。ちょっと力が入っただけなんだ、ごめん」ギリッ
結衣「あかり、なんで古谷さんをお姉ちゃんに選んだのか教えてくれないかな?」
あかり「えーっとぉ。優しくてぇ、お料理が上手でぇ、おしとやかでぇ・・・」
あかり「おっぱいが大きいからかな?」
向日葵「まあ、あかりったらほめすぎですわ。おっぱいはともかく」
結衣「わ、私だって料理はそれなりにできるし、あかりには優しいだろ!?」
結衣「おしとやかじゃないけど、おっぱいだって小さくはないし!」
結衣「それに運動だって得意なんだぞ!古谷さんはどうなんだよ」
向日葵「私、運動は・・・」
あかり「向日葵おねえちゃんをいじめちゃだめ!」ムー
向日葵「あかり・・・!」
結衣「でも私は運動が得意な分、古谷さんより・・・!」
あかり「運動なら大丈夫だもん!」
あかり「助けておねーちゃーん!」
?「あいよー!」トウッ
あかり「運動が得意なあかりのもう一人のお姉ちゃん・・・」
櫻子「櫻子お姉ちゃん参上!」テテー
結衣「な、なんだってー」
櫻子「運動なら船見先輩に負けませんよー」フフン
結衣「くそ・・・!二人目がいるなんて・・・」ギリギリ
ちなつ「もう私で妥協しましょうよー?」
結衣「・・・え?何聞こえない?」
ちなつ「・・・いえ」
京子「ちなちゅー、プカリ買って来たよ!」ゼェゼェ
ちなつ「・・・」
ちなつ「京子お姉ちゃん!」ギュー
京子「え!なにこれ?なんかの罠?まあいいやでへへ」ギュー
櫻子「会いたかったよぉ、あかり~」スリスリ
あかり「あかりもだよぉ~」スリスリ
結衣「あかり・・・、お姉ちゃんは古谷さんだけじゃなかったのか!?」
あかり「紹介するよぉ。運動ができて、面白くて、かわいくて」
あかり「あかりのいいところをちゃんと見てくれる櫻子おねえちゃんだよぉ」
櫻子「もぉあかり~、お姉ちゃん照れちゃうじゃーん」プニプニ
あかり「あはっ、ほっぺくすぐったいよぉ。えいっおかえしだよぉ」プニプニ
向日葵「わ、私も混ぜてほしいですわ」プニプニ
あかり「やーん。あかりのほっぺが~」キャッキャ
結衣「・・・こ、こんなの嘘だ」ヨロ
結衣「・・・はっ」
結衣「私にはまだちなつちゃんが・・・ちなつちゃん!」
ちなつ「京子お姉ちゃん優しい・・・」デレデレ
京子「いっぱいかわいがってあげるからね、ち・な・ちゅ」チュ
ちなつ「やん、お姉ちゃんったらぁ」クネクネ
結衣「ちなつちゃん・・・」
ちなつ「あ。結衣先輩」
結衣「あ、あの・・・私をお姉ちゃんって呼ばせてあげてもいいかなあ・・・なんて」
ちなつ「もう間に合ってます」
ちなつ「ね!京子お姉ちゃん!」ギュー
京子「うん!ちなちゅ!」ギュー
結衣「そ、そんな・・・」ガクガク
向日葵「今晩は私が腕をふるってご馳走しますわ。みんなで仲良く食べましょう」
あかり「わぁい!あかりオムライスがいい!」
櫻子「あーんして食べさせてあげるね!」
向日葵「私もあーんしてさしあげたいですわ!」
櫻子「あーんは私が思いついたんだぞ!」
あかり「もうお姉ちゃんたちったらぁ。じゅ・ん・ば・ん・こ!ね」ニッコリ
さくひま「!」ズキューン
櫻子「そ、そうだね!お姉ちゃん同士なんだから!」
向日葵「けんかなんかしたら恥ずかしいですわよね!」
あかり「あはっ、二人ともえらいえらい!」ナデナデ
結衣「ああ・・・」
京子「私たちは何食べよっかー?」
ちなつ「京子お姉ちゃんの作ってくれたものならなんでもいいよ?」ニコニコ
京子「それじゃデザートはちなつちゃんにしちゃおっかな?」デヘヘ
ちなつ「もうっ京子お姉ちゃんのえっちー」キャッキャ
結衣「あああ・・・」
結衣「みんな・・・」
結衣「うわああああああああん」ダダダダダ バタン
結衣「・・・」ピタッ
結衣「・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・誰も追いかけてきてくれない」
結衣「・・・ひとりぼっちになっちゃった」
結衣「・・・」グスン
結衣「・・・帰ろう」トボトボ
結衣「・・・あ」
ちとちず「あははうふふ」キャッキャ
結衣「・・・」
結衣「みんなお姉ちゃんと妹・・・」グス
結衣「・・・いいなぁ」トボトボ
?「あら?」
綾乃「船見さんじゃない。暗い顔してどうしたの?」
結衣「綾乃・・・」
結衣「あやのぉぉー!」ダキッ
綾乃「きゃっ・・・!船見さん・・・?」
~~~
綾乃「そう。それは寂しいわね・・・」
結衣「うん・・・」グスン
綾乃(こんな弱弱しい船見さん、初めて見たわ・・・)
綾乃「・・・」
綾乃「・・・」ナデナデ
結衣「綾乃・・・?」
綾乃「もしよかったら・・・私が・・・妹になってあげてもいいわよ?」
結衣「綾乃・・・」
結衣「綾乃は妹って感じじゃないなあ・・・」
綾乃「・・・」ビキ
綾乃「・・・悪かったわね」プクー
結衣「あ!ごめん・・・気をつかってくれたのに」
結衣「つい本音が・・・」
綾乃「・・・そ、そう」
結衣「・・・あ、私にもまりちゃんっていう妹みたいな従妹がいるんだった」
綾乃「あらそうなの?・・・ならいいじゃない」
綾乃「恥ずかしいの我慢して妹になるなんて言わなきゃよかったわ」
結衣「でもたまにしか会えないし・・・」
綾乃「そのくらいがまんなさい。子供じゃないんだから」
結衣「・・・うん」シュン
綾乃「・・・」
綾乃「・・・はぁ」
綾乃「まったくもう、今日の船見さんはなんだか放っておけないわね・・・」ナデナデ
結衣「綾乃・・・」
結衣「・・・なんか落ち着く」
綾乃「そう?・・・ふふ、じゃあもう少しなでていようかしら」ナデナデ
結衣「・・・ありがと綾乃」
綾乃「いいわよ」ナデナデ
結衣「・・・」
綾乃「・・・」ナデナデ
結衣「・・・ねぇ綾乃」
綾乃「なに?」
結衣「さっき綾乃が妹っぽくないって言ったけどさ」
綾乃「はいはい、私もそう思うわよ」
結衣「えっとさ・・・」モジモジ
綾乃「?」
結衣「・・・になってほしい」ゴニョゴニョ
綾乃「ごめんなさい、よく聞こえないんだけど」
結衣「だからっ・・・」
結衣「だからお姉ちゃんになってほしいって言ったの!」カァァ
綾乃「ぶっ」
結衣「・・・ごめん忘れて。聞かなかったことにして」
綾乃「・・・」
結衣「うぅ」
綾乃「仕方ないわね・・・」
綾乃「なってあげる」
結衣「え?」
綾乃「船見さんのお姉ちゃんになってあげるって言ったの」ニコ
結衣「綾乃ぉ・・・」
綾乃「こうやってお姉ちゃんになでてほしいんでしょう?」ナデナデ
結衣「・・・うん」カァ
綾乃「ふふ」ナデナデ
結衣「・・・あ、ありがとう。綾乃・・・お、お姉ちゃん」ボソ
綾乃「!」
綾乃(ああ・・・!けっこう来るものがあるわね・・・)
綾乃「船見さん」
結衣「ゆ・い・でしょ?」
綾乃「え?ああ、そうね・・・」
綾乃「ゆ、結衣・・・」カァァ
結衣「なに?綾乃お姉ちゃん」
綾乃「よく考えたら、結衣・・・も妹って感じじゃないわよね?」
結衣「・・・う。わ、分かってるよそんなこと!」
結衣「意地悪なお姉ちゃんだなぁ・・・」プクー
綾乃「ごめんなさい。・・・さっきの仕返しよ」ナデナデ
結衣「もうっ。・・・あははっ」
綾乃「ふふ」
綾乃「・・・」
綾乃(・・・こんな船見さんはきっと今日だけなんでしょうね)
綾乃「・・・」チラ
結衣「~♪」ギュー
・ ・ ・
・ ・
・
綾乃「さて。帰りましょうか」
結衣「・・・うん」
綾乃(たった一日・・・ううん、一時間あるかないかの姉妹だけど)
綾乃(素敵な時間をもらった気がする)
綾乃「・・・ありがとね、結衣」ナデナデ
結衣「?」
結衣「ありがとうは私のほうだよ、お姉ちゃん」
綾乃「いいの!お姉ちゃんに口ごたえしないないナイアガラよっ!」ビシッ
結衣「」ブフッ
綾乃「ど、どうしたのっ?」
結衣「あははっ、な、なんでもない・・・!」クスクス
綾乃「?」
結衣「あーっ、笑った笑った」
綾乃「どこに噴出すポイントがあったのかさっぱりだわ・・・」
結衣「いいからいいから」
結衣「・・・」
結衣「あらためて言うね」
結衣「今日はありがとう、綾乃」
結衣「おかげで元気が出てきたよ」
綾乃「ふふ。そうね、いつもの船見さんらしくなってきたわ」
結衣「・・・なんか呼び方戻っちゃったね」
綾乃「そうね・・・、でもこれでいいんじゃない?」
結衣「うん」
綾乃「へこんだときはいつでもお姉ちゃんになってあげるから、いつでも言ってね?」
結衣「あはは。できるだけそうならないようにするよ」
綾乃「・・・それじゃ私はこっちの道だから」
結衣「・・・うん」
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「それじゃまた明日ね、結衣ー!」
結衣「!・・・うん!また明日、綾乃お姉ちゃん!」
おわり
あかり「あれー?あかりたちぜんぜんでてきてないんだけどぉ」
櫻子「いいじゃんいいじゃん。ほら、あーんして、あーん」
あかり「あーん」モグモグ
あかり「えへへ、おいしいっ」
櫻子「でしょー?櫻子おねえちゃんがあーんしたら100倍美味しくなるんだよ!」エッヘン
向日葵「美味しさは私の手柄ですわよ!あーんして?」
あかり「あーん」モグモグ
あかり「うんっおいひいよぉ・・・!」
あかり「優しいお姉ちゃんたちにかこまれて、あかり幸せものだよぉ」
向日葵「まあ、あかりったら」
櫻子「お姉ちゃんたちも幸せだよっ」
あかひまさく「あははうふふ」キャッキャ
おわり
乗っ取りだったけどスレタイ詐欺なってたわ
ごめんね
元スレ
あかり「あかりのお姉ちゃんは向日葵ちゃんだから呼べないよぉ」
結衣「え・・・」
京子「嘘だろ・・・」
ちなつ「私が呼びますからがっかりしないでください!」
ちなつ「結衣お姉ちゃーん」
結衣「そういうのいいから」
ちなつ「・・・はい」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:02:45.94 ID:vtxfOT+w0
京子「わ、私は呼んでくれてかまわないよ?」ソワソワ
ちなつ「・・・」
ちなつ「キョウコオネエチャーン」ボソ
京子「ですよねー」
結衣「本当に古谷さんをお姉さんとして慕ってるの?」
あかり「うん、そうだよぉ」
結衣「確かめに行っちゃうよ?」
あかり「行こう行こう!お姉ちゃんに会いたいなぁ」
結衣「くっ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:09:56.64 ID:vtxfOT+w0
教室
あかり「向日葵おねえちゃーん」
向日葵「あらあかりちゃん、部活ではなかったんですの?」
あかり「もう向日葵お姉ちゃんてば、あかりって呼び捨てでいいよぉ」
向日葵「ご、ごめんなさい。まだ恥ずかしくて・・・」
あかり「呼んで呼んで!」
向日葵「あ・・・あかり」ポッ
あかり「わぁい、うれしいな。向日葵お姉ちゃん大好き!」ギュー
向日葵「まあ、あかりったら」ギュー
結衣「・・・なんだこれ」
ちなつ「まぎれもない現実です」
ちなつ「私ならいつでも妹に」
結衣「うん。だまってて」
ちなつ「・・・はい」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:22:16.78 ID:vtxfOT+w0
京子「わ、私なら今すぐに妹にしてあげちゃうよ?」ソワソワ
ちなつ「・・・」
ちなつ「プカリ飲みたいなぁ・・・」ボソ
京子「お姉ちゃん買ってくるよ!」
結衣「古谷さん・・・あかりのお姉さんになったって本当?」
向日葵「船見先輩もいらしてたんですね。恥ずかしながらそうなんです」
結衣「なんで・・・?」
向日葵「なぜでしょう?赤座さんから熱烈なお願いがあったので断りきれなくて」
向日葵「それに前々から赤座さんのことかわいらしいなと思っていたので・・・」ポッ
あかり「だからあかりって呼んでよぉ」プンプン
あかり「・・・でもかわいいって言ってくれてうれしいな」テレテレ
結衣「・・・」ビキビキ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:32:39.69 ID:vtxfOT+w0
結衣「なんでだよ、なんでなんだよあかりぃ・・・!」バン
あかり「ひぃっ・・・」ビクゥ
向日葵「机をたたくのはおやめください船見先輩」
向日葵「あ・・・あかりが怯えていますわ」
あかり「向日葵お姉ちゃーん」ギュー
向日葵「大丈夫ですわよ」ナデナデ
結衣「くっ・・・。ちょっと力が入っただけなんだ、ごめん」ギリッ
結衣「あかり、なんで古谷さんをお姉ちゃんに選んだのか教えてくれないかな?」
あかり「えーっとぉ。優しくてぇ、お料理が上手でぇ、おしとやかでぇ・・・」
あかり「おっぱいが大きいからかな?」
向日葵「まあ、あかりったらほめすぎですわ。おっぱいはともかく」
結衣「わ、私だって料理はそれなりにできるし、あかりには優しいだろ!?」
結衣「おしとやかじゃないけど、おっぱいだって小さくはないし!」
結衣「それに運動だって得意なんだぞ!古谷さんはどうなんだよ」
向日葵「私、運動は・・・」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:45:46.75 ID:vtxfOT+w0
あかり「向日葵おねえちゃんをいじめちゃだめ!」ムー
向日葵「あかり・・・!」
結衣「でも私は運動が得意な分、古谷さんより・・・!」
あかり「運動なら大丈夫だもん!」
あかり「助けておねーちゃーん!」
?「あいよー!」トウッ
あかり「運動が得意なあかりのもう一人のお姉ちゃん・・・」
櫻子「櫻子お姉ちゃん参上!」テテー
結衣「な、なんだってー」
櫻子「運動なら船見先輩に負けませんよー」フフン
結衣「くそ・・・!二人目がいるなんて・・・」ギリギリ
ちなつ「もう私で妥協しましょうよー?」
結衣「・・・え?何聞こえない?」
ちなつ「・・・いえ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 01:58:17.06 ID:vtxfOT+w0
京子「ちなちゅー、プカリ買って来たよ!」ゼェゼェ
ちなつ「・・・」
ちなつ「京子お姉ちゃん!」ギュー
京子「え!なにこれ?なんかの罠?まあいいやでへへ」ギュー
櫻子「会いたかったよぉ、あかり~」スリスリ
あかり「あかりもだよぉ~」スリスリ
結衣「あかり・・・、お姉ちゃんは古谷さんだけじゃなかったのか!?」
あかり「紹介するよぉ。運動ができて、面白くて、かわいくて」
あかり「あかりのいいところをちゃんと見てくれる櫻子おねえちゃんだよぉ」
櫻子「もぉあかり~、お姉ちゃん照れちゃうじゃーん」プニプニ
あかり「あはっ、ほっぺくすぐったいよぉ。えいっおかえしだよぉ」プニプニ
向日葵「わ、私も混ぜてほしいですわ」プニプニ
あかり「やーん。あかりのほっぺが~」キャッキャ
結衣「・・・こ、こんなの嘘だ」ヨロ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 02:10:22.41 ID:vtxfOT+w0
結衣「・・・はっ」
結衣「私にはまだちなつちゃんが・・・ちなつちゃん!」
ちなつ「京子お姉ちゃん優しい・・・」デレデレ
京子「いっぱいかわいがってあげるからね、ち・な・ちゅ」チュ
ちなつ「やん、お姉ちゃんったらぁ」クネクネ
結衣「ちなつちゃん・・・」
ちなつ「あ。結衣先輩」
結衣「あ、あの・・・私をお姉ちゃんって呼ばせてあげてもいいかなあ・・・なんて」
ちなつ「もう間に合ってます」
ちなつ「ね!京子お姉ちゃん!」ギュー
京子「うん!ちなちゅ!」ギュー
結衣「そ、そんな・・・」ガクガク
向日葵「今晩は私が腕をふるってご馳走しますわ。みんなで仲良く食べましょう」
あかり「わぁい!あかりオムライスがいい!」
櫻子「あーんして食べさせてあげるね!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 02:22:06.13 ID:vtxfOT+w0
向日葵「私もあーんしてさしあげたいですわ!」
櫻子「あーんは私が思いついたんだぞ!」
あかり「もうお姉ちゃんたちったらぁ。じゅ・ん・ば・ん・こ!ね」ニッコリ
さくひま「!」ズキューン
櫻子「そ、そうだね!お姉ちゃん同士なんだから!」
向日葵「けんかなんかしたら恥ずかしいですわよね!」
あかり「あはっ、二人ともえらいえらい!」ナデナデ
結衣「ああ・・・」
京子「私たちは何食べよっかー?」
ちなつ「京子お姉ちゃんの作ってくれたものならなんでもいいよ?」ニコニコ
京子「それじゃデザートはちなつちゃんにしちゃおっかな?」デヘヘ
ちなつ「もうっ京子お姉ちゃんのえっちー」キャッキャ
結衣「あああ・・・」
結衣「みんな・・・」
結衣「うわああああああああん」ダダダダダ バタン
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 02:28:15.19 ID:vtxfOT+w0
結衣「・・・」ピタッ
結衣「・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・誰も追いかけてきてくれない」
結衣「・・・ひとりぼっちになっちゃった」
結衣「・・・」グスン
結衣「・・・帰ろう」トボトボ
結衣「・・・あ」
ちとちず「あははうふふ」キャッキャ
結衣「・・・」
結衣「みんなお姉ちゃんと妹・・・」グス
結衣「・・・いいなぁ」トボトボ
?「あら?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 02:43:38.80 ID:vtxfOT+w0
綾乃「船見さんじゃない。暗い顔してどうしたの?」
結衣「綾乃・・・」
結衣「あやのぉぉー!」ダキッ
綾乃「きゃっ・・・!船見さん・・・?」
~~~
綾乃「そう。それは寂しいわね・・・」
結衣「うん・・・」グスン
綾乃(こんな弱弱しい船見さん、初めて見たわ・・・)
綾乃「・・・」
綾乃「・・・」ナデナデ
結衣「綾乃・・・?」
綾乃「もしよかったら・・・私が・・・妹になってあげてもいいわよ?」
結衣「綾乃・・・」
結衣「綾乃は妹って感じじゃないなあ・・・」
綾乃「・・・」ビキ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:03:56.06 ID:vtxfOT+w0
綾乃「・・・悪かったわね」プクー
結衣「あ!ごめん・・・気をつかってくれたのに」
結衣「つい本音が・・・」
綾乃「・・・そ、そう」
結衣「・・・あ、私にもまりちゃんっていう妹みたいな従妹がいるんだった」
綾乃「あらそうなの?・・・ならいいじゃない」
綾乃「恥ずかしいの我慢して妹になるなんて言わなきゃよかったわ」
結衣「でもたまにしか会えないし・・・」
綾乃「そのくらいがまんなさい。子供じゃないんだから」
結衣「・・・うん」シュン
綾乃「・・・」
綾乃「・・・はぁ」
綾乃「まったくもう、今日の船見さんはなんだか放っておけないわね・・・」ナデナデ
結衣「綾乃・・・」
結衣「・・・なんか落ち着く」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:14:02.31 ID:vtxfOT+w0
綾乃「そう?・・・ふふ、じゃあもう少しなでていようかしら」ナデナデ
結衣「・・・ありがと綾乃」
綾乃「いいわよ」ナデナデ
結衣「・・・」
綾乃「・・・」ナデナデ
結衣「・・・ねぇ綾乃」
綾乃「なに?」
結衣「さっき綾乃が妹っぽくないって言ったけどさ」
綾乃「はいはい、私もそう思うわよ」
結衣「えっとさ・・・」モジモジ
綾乃「?」
結衣「・・・になってほしい」ゴニョゴニョ
綾乃「ごめんなさい、よく聞こえないんだけど」
結衣「だからっ・・・」
結衣「だからお姉ちゃんになってほしいって言ったの!」カァァ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:22:36.35 ID:vtxfOT+w0
綾乃「ぶっ」
結衣「・・・ごめん忘れて。聞かなかったことにして」
綾乃「・・・」
結衣「うぅ」
綾乃「仕方ないわね・・・」
綾乃「なってあげる」
結衣「え?」
綾乃「船見さんのお姉ちゃんになってあげるって言ったの」ニコ
結衣「綾乃ぉ・・・」
綾乃「こうやってお姉ちゃんになでてほしいんでしょう?」ナデナデ
結衣「・・・うん」カァ
綾乃「ふふ」ナデナデ
結衣「・・・あ、ありがとう。綾乃・・・お、お姉ちゃん」ボソ
綾乃「!」
綾乃(ああ・・・!けっこう来るものがあるわね・・・)
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:37:19.88 ID:vtxfOT+w0
綾乃「船見さん」
結衣「ゆ・い・でしょ?」
綾乃「え?ああ、そうね・・・」
綾乃「ゆ、結衣・・・」カァァ
結衣「なに?綾乃お姉ちゃん」
綾乃「よく考えたら、結衣・・・も妹って感じじゃないわよね?」
結衣「・・・う。わ、分かってるよそんなこと!」
結衣「意地悪なお姉ちゃんだなぁ・・・」プクー
綾乃「ごめんなさい。・・・さっきの仕返しよ」ナデナデ
結衣「もうっ。・・・あははっ」
綾乃「ふふ」
綾乃「・・・」
綾乃(・・・こんな船見さんはきっと今日だけなんでしょうね)
綾乃「・・・」チラ
結衣「~♪」ギュー
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:46:21.08 ID:vtxfOT+w0
・ ・ ・
・ ・
・
綾乃「さて。帰りましょうか」
結衣「・・・うん」
綾乃(たった一日・・・ううん、一時間あるかないかの姉妹だけど)
綾乃(素敵な時間をもらった気がする)
綾乃「・・・ありがとね、結衣」ナデナデ
結衣「?」
結衣「ありがとうは私のほうだよ、お姉ちゃん」
綾乃「いいの!お姉ちゃんに口ごたえしないないナイアガラよっ!」ビシッ
結衣「」ブフッ
綾乃「ど、どうしたのっ?」
結衣「あははっ、な、なんでもない・・・!」クスクス
綾乃「?」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:54:54.25 ID:vtxfOT+w0
結衣「あーっ、笑った笑った」
綾乃「どこに噴出すポイントがあったのかさっぱりだわ・・・」
結衣「いいからいいから」
結衣「・・・」
結衣「あらためて言うね」
結衣「今日はありがとう、綾乃」
結衣「おかげで元気が出てきたよ」
綾乃「ふふ。そうね、いつもの船見さんらしくなってきたわ」
結衣「・・・なんか呼び方戻っちゃったね」
綾乃「そうね・・・、でもこれでいいんじゃない?」
結衣「うん」
綾乃「へこんだときはいつでもお姉ちゃんになってあげるから、いつでも言ってね?」
結衣「あはは。できるだけそうならないようにするよ」
綾乃「・・・それじゃ私はこっちの道だから」
結衣「・・・うん」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 03:59:16.87 ID:vtxfOT+w0
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「・・・」
結衣「・・・」
綾乃「それじゃまた明日ね、結衣ー!」
結衣「!・・・うん!また明日、綾乃お姉ちゃん!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 04:07:23.01 ID:vtxfOT+w0
おわり
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 04:08:32.73 ID:vtxfOT+w0
あかり「あれー?あかりたちぜんぜんでてきてないんだけどぉ」
櫻子「いいじゃんいいじゃん。ほら、あーんして、あーん」
あかり「あーん」モグモグ
あかり「えへへ、おいしいっ」
櫻子「でしょー?櫻子おねえちゃんがあーんしたら100倍美味しくなるんだよ!」エッヘン
向日葵「美味しさは私の手柄ですわよ!あーんして?」
あかり「あーん」モグモグ
あかり「うんっおいひいよぉ・・・!」
あかり「優しいお姉ちゃんたちにかこまれて、あかり幸せものだよぉ」
向日葵「まあ、あかりったら」
櫻子「お姉ちゃんたちも幸せだよっ」
あかひまさく「あははうふふ」キャッキャ
おわり
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/15(土) 04:09:44.73 ID:vtxfOT+w0
乗っ取りだったけどスレタイ詐欺なってたわ
ごめんね
京子結衣「あかりを全力で甘やかす」