1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 01:27:40.44 ID:o5hqM1Ag0

季節は秋が冬に模様を替える11月

あたりは早々とイルミネーションが輝き始めている

夜の七時を回る頃

都内某所にある765プロ事務所に一人の男が二日間の帰省から帰ってきた


ガチャ


P「うーさむ…。二日居なかっただけだけど、なんだか久しぶりな気がするなぁ」

P「あ、小鳥さんお久しぶりです。あれ、律子はいないのか。ひとりですか?これお土産です」ドサッ

小鳥「…」カタカタ

P「いやー、ここのところめっきり寒くなりましたね」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 01:32:00.85 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「…」カタカタカタ

P「あったかいコーヒーでも飲むかなぁ。小鳥さんも飲みますか?」

小鳥「…」カタカタカタカタ

P「こ、小鳥さん?」

小鳥「…」カタカタカタカタ……バンッ!

P「!?」

ツカツカツカツカ

P「ど、どうしました小鳥さん(顔近!)」ドキッ

小鳥「…ハニー」

P「え?」

小鳥「ハニー、とっても淋しかったの!」ダキッ



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 01:42:02.20 ID:o5hqM1Ag0

P「へ?…えーっ!?」

P(え、何々、ナニコレ)

小鳥「ハニー、コトリね、この二日間ずぅ~~~っっっっっとハニーことだけ考えてたの」ギューッ

P「」

小鳥「ねぇハニー、お願いだからハニーからもぎゅ~ってしてほしいの!」

P「」

小鳥「他には誰も居ないよ、いいでしょハニー?」

P「…はっ!いやいやいやいやいやいや小鳥さん!?」

小鳥「むぅー、小鳥、さんっじゃなくて、コトリって呼んでほしいな」ウルウル

P「そ、それじゃあ小鳥…って違う!そうじゃなくて!」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 01:51:06.03 ID:o5hqM1Ag0

P「なんで急に抱きついてきて、それも美希の真似までして」

P「たしかに美希はよく抱きついてくるけどって今はそんなことどうでもよくって!」

P(ヤバい唐突すぎて何言ってんだかわからなくああなんかいい匂いじゃなくてていうか胸が当たって)

P「とととにかくほら、離れて下さい!」バッ

P「いいですか落ち着いてくださいとにかくいいですね?」

小鳥「…はふぅ」シュン

P(こここここは冷静に)

P「どうかしたんですか小鳥さん」

小鳥「どうしたもこうしたも無いわよ!」カッ

小鳥「この小鳥ちゃんをずっと一人にさせておくなんてあんた一体どういうつもり!?」

P(なんだ、今度は急に怒り出したぞ。しかもこの口調は―――)



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:00:01.75 ID:o5hqM1Ag0

P「伊織の真似ですか今度は」

小鳥「真似?なんのこと?私はいつでもこーじゃない」

小鳥「で、なんでこんなに遅かったのよ?し、心配してた訳じゃないけど一応ね///」プイッ

P(ふむ、なんとなく解ってきたぞ)

P(つまり小鳥さんはあまりの暇さ加減にアイドル達の真似をして気を紛らわせているのか)

P(確かにうちはまだ竜宮小町だけが売れてきた弱小アイドル事務所)

P(竜宮関係の事務仕事も結構律子が自分で片付けてしまう)

P(他のアイドル達も出入りはするものの事務仕事が山のようにあるわけでも無し)

P(年末に765プロのオンリーライブが決定はしたものの一日中暇な日もあるだろう。少しくらい頭がやられても致し方が無いか)

P(しょうがない、ここは乗ってあげるとするか)



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:10:01.59 ID:o5hqM1Ag0

P「すまんな小鳥、あまりに居心地がよくて電車一本逃してな」

小鳥「そ、それならそうと連絡くらいよこしなさいよね。ほんとはし、心配したんだから///」カァ

P「すまんな」ナデナデ

P「本当はもっと早く帰ってきたかったんだけどな」ナデナデ

小鳥「…」

小鳥「…」プルプル

P「ん、どうかしたか小鳥?」

小鳥「お…」プルプル

P「お?」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:19:08.91 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「男の人に、あたあた頭をなで、撫でられましたぁ!」

P「す、すまん」サッ

小鳥「うぅ…、いくらプロデューサーでもいきなりは」ブルブル

P「ごめんなさい、確かに女性の頭をいきなり撫でるなんてよくないですよね」アセアセ

小鳥「でもプロデューサーなら、なんて///」

小鳥「はうぅ何言ってるんだろう私///」

小鳥「は、恥ずかしいよぉ!穴でも掘って埋まってますぅ!」ダダーッ ガチャ バタン

P「行ってしまった…」

P「うーん今のは雪歩、だよな。小鳥さんって結構芸達者なんだなぁ」

P「とりあえずコーヒー淹れるか…」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:28:26.45 ID:o5hqM1Ag0

―――10分後―――


ガチャ


P「あ、お帰りなさい小鳥さ…」

小鳥「はいさーい!ただいまだぞっ!」

小鳥「うがー、外寒くって死ぬかと思ったぞ。な、トリ子」

トリ子「ピヨーッ!」バッサバッサ

P「と、鳥まで用意してるなんて…。いつ買ったんですか?ていうかこのためだけに買ったんじゃ…」

小鳥「ん?トリ子のことか?何言ってるさープロデューサー、自分とトリ子はいつも一緒さー」

トリ子「ピヨッピヨッ!」

P「そ、そうか。そうだったよなあはは…」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:37:02.34 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「プロデューサーなんだかおかしいぞ。もしかしてエッチなことでも…」

小鳥「この変態プロデューサー!」

P「おいおい、だれもそんなこと」

P「というより、すぐそう考える小鳥の方が…」

小鳥「そ、そんなことないぞ!」

小鳥「プロデューサーとそんな関係になりたいなんて///」

P「だから誰もそんなこと言ってないって!まさか本当に」

小鳥「う、うがーーーーーー!!!///」

小鳥「じゃじゃじゃ、これからトリ子にご飯あげなきゃだからまた後でさー!!」スタスタスタスタ

P「お、おう」   ピヨー バタン

P「にしてもここまで徹底してると、なんだか楽しくなってくるな」

P「いやしかし小鳥さんにこんな才能があったなんてなぁ…もしかするとこれは売り出せるのでは?」ティン



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:46:04.38 ID:o5hqM1Ag0

―――更に10分後―――


ガチャ


小鳥「うっうー!!ただいま帰りましたー!!」

P(これはわかりやすいな)

P「お帰りことり」

小鳥「あ、プロデューサーお久しぶりですー!」

小鳥「久しぶりのお父さんお母さんはどうでしたかー?」

P「ああ、やっぱ実家は一番落ち着けるんだなって思えたよ」

小鳥「私も家が一番好きですー!あ、でもでも、事務所も好きかなーって」

小鳥「なんと言ってもプロデューサーがいますからー!」ニコーッ

P「俺もだよことり」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 02:55:02.87 ID:o5hqM1Ag0

P(やっぱやよいはかわええなぁ、例え小鳥さんでもにじみ出る可愛さ、まさに天使)

P(2X歳の小鳥さんが高校生、中学生、いやそれ以下に見えなくも無い!)

小鳥「あれー?プロデューサー何考えてるんですかー?ニヤニヤってしてますよー?」

P「な、なんでもないぞ。よしいつものやつやるか!せーの」

P、小鳥「「はーい、タッチ!」」パンッ

P「よし!これで明日からもバリバリ働けるぞ!」

小鳥「それは真、良いことですね」

P「これまた急だな」

小鳥「世は常に遷ろうものです」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:04:01.02 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「それよりあなたさま、そちらの紙袋は一体…」

P「お、そうだ、お土産買ってきたんだよ。一緒に食べないか?赤福もちだ」

小鳥「赤福もち、なんと面妖な響き」

P「うまいぞー、ほら食ってみろ」

小鳥「…なんと!」モグモグ

小鳥「これふぁまひょと、めんひょうな…」モグモグ

P「餅と餡子なんて大抵うまいに決まってんだけどな」

小鳥「…」モグモグ

P「でも食いたくなっちゃうんだよこれ…」

小鳥「…」モグモグ



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:13:10.54 ID:o5hqM1Ag0

P「小鳥、俺にも一個くれ―――」

P「ってもう無いの!?20個入り3箱買ってきたんだぞ!?」

小鳥「…」ゴックン

小鳥「大変美味にございました」

P(貴音ならいざ知らず、小鳥さんにこれほどの…。恐るべきは甘いものと女かな)

小鳥「あなたさま、お腹も膨れたことですし、少し散策にでも行きませんか?」

小鳥「今宵は月が真面妖な輝きを放っています///」ポッ

P「うん、まぁいいか。外寒いから暖かくしていけよ」

P「腹ごなしっていっても俺は一つも食べてないけどな」

小鳥「…いけずです///」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:22:02.82 ID:o5hqM1Ag0

―――外―――


小鳥「うぅー寒いですねー」

P「うー、ホント夜は冷えますねぇ…」

P「そうですねプロデューサっ、あ、うわ!」ガッ ズサー

P「だ、大丈夫ですか小鳥さん!?」

小鳥「えへへ、また転んじゃいまいした」ポカ

P(あざとい!小鳥さんあざとい!)

小鳥「あ、プロデューサーさん!見てください!満月ですよ、満月!」

P「おーこれはこれは」

P(空気も澄んでいるから良く見えるな)

小鳥「…」ブツブツ



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:30:06.86 ID:o5hqM1Ag0

P「ん?小鳥、何してるんだ?」

小鳥「―――え?何ってお祈りですよ、お祈り」

P「満月にか?流れ星じゃなくて?」

小鳥「んー、でも満月ってなんかお願い事聞いてくれそうな気がしません?」

P「んー確かになぁ。よし、俺も…」ブツブツブツブツ

小鳥「プロデューサーさん、何お願いしたんですか?」

P「ん、まずは765プロの益々の成長と発展を願って、だな」

P「―――そういう小鳥は何をお願いしたんだ?」

小鳥「え、私ですか!?そそそそれは…言えません!///」

P「なんでだよ、教えろって」

小鳥「ゴニョゴニョ///」

P「え、何?聞こえない」



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:38:02.69 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「やっぱり教えませーん!」エヘヘ

P「あーそうかよ」

P(こう、月明かりの下で小鳥さんがはしゃいでるのを見てると)

P(なんだか…いやいやいや俺には)

P「…そろそろ戻るか」

小鳥「そうですね。そうしましょう!」

小鳥「ちょっと用事があるんでプロデューサーさん、先に戻っててもらってもいいですか?」

P「そうか、わかった」

P「外寒いんだから早く戻ってこいよ」

小鳥「わかりました!…あっと、っとっと」ズテンッ

小鳥「てへへ…///」


Pはもう居なかった



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:46:04.52 ID:o5hqM1Ag0

―――15分後―――


P「…」カキカキ

P「…小鳥さん遅いなぁ」

P「…」カキカキ

P「まさか帰っちゃったんじゃ?小鳥さーん、なんて」

小鳥「はぁい、なんでしょう?」

P「うわっ!!!!…びっくりしたなぁもう」

小鳥「あらあらごめんなさいね、驚かせてしまったかしらプロデューサーさん」

P「ええ、すごく。ていうかいつからそこに居たんですか?」

小鳥「さてー、いつでしょう?道に迷ってしまって、気がついたらここに」ニコニコ

P(なるほど、あずささんか。む、これは…入れてるな)



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 03:54:03.04 ID:o5hqM1Ag0

P「それにしても結構珍しいですね。俺と小鳥さんだけっていうのも」

小鳥「そうですねぇ」ウフフ

P「いっつも誰かしら事務所に居ますからね、暇で」

P「本当はみんな仕事で忙しくてって状況がいいんだろうけど…」

P「もっと頑張らないとなぁ、俺」

小鳥「あらぁそんな、プロデューサーさんは十分頑張ってますよ」ニコニコ

P「でもまだ足らないから結果が」

小鳥「そんなことないですってぇ」

小鳥「それにほら、私達だって竜宮小町として大分露出も増えてきました」

P「それは律子が優秀だかr」

小鳥「そうじゃないんです、プロデューサーさん」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:02:09.82 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「えぇと、765プロはみんなで765プロなんです」

小鳥「だから一人で抱え込まないでくださいね」

小鳥「私もみんなもきぃ~っと力になってくれます」

小鳥「というより力になってあげたいんですよ」ニコニコ

小鳥「甘えてくれていいんですよ、ふふふ」パァー

P「ありがとうございます小鳥さん…」

P(さすが最年長のあずささんを演じるガチ最年長の小鳥さん)

P(こういう母性に溢れる人には本当に甘えたくなってしまう)

P(ちょっと甘えてしまおうかな…なんて)

P「あ、そういえばこの前―――あれ、もう外したんですか?」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:10:01.13 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「外した?何を、でしょうか…?」

P(パッドとはさすがに…。もしかしたら傷つくかも―――いや小鳥さんなら平気か)

P「いえ、その、胸のパッドをですね…」

小鳥「パッド…ですか?」

小鳥「そうですね…。やはり男の人というものはやはりその…」

小鳥「…大きいほうが、好みなのでしょうか?」クッ

P(あれ、なんか落ち込んじゃったか?ていうかまた変わってるな)

P「いえいえ、決してそんなことは」

小鳥「いえ、いいんです。分かってますから」

小鳥「それにそういったところではなく、私は歌で勝負したいんです」

小鳥「それが弟との約束でもあるから…」

P(歌、弟とくれば…千早だな)

P「大丈夫だよ、小鳥の歌は誰もが認めてくれるさ」

P(実際小鳥さんって歌うまいんだよな)

P(実はあのBAR、ちょくちょく行ってます)



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:18:08.76 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「そうですか、そのためにも更に努力をしていきます」

P「うん、俺も出来る限りの協力をするよ」

小鳥「うーん、でももうっとこう…ズバッっと体を動かすこともしたいなぁ」

小鳥「あ、でもそればっかだと筋肉ついちゃって可愛くなくなっちゃうか、へへっ」

P「うーん、たしかにバランスは大事だよなぁ(真、ね)」

P「小鳥は歌とダンス、どっちがやりたいことなんだ?」

小鳥「歌とダンスのどっちか…うーん…、そういわれるとやっぱりダンスですかね」

小鳥「体動かすほうが得意なんでボク。まぁ欲を言うなら…」

P「ん?なんだ?これからの参考にさせてもらうよ」

小鳥「もっとフリフリのフリル付きスカートとか、可愛いワンピースとか着たいなぁって」

小鳥「まぁボクには似合わないかな」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:26:01.49 ID:o5hqM1Ag0

P「そんなことないさ、真ぐらい可愛ければどんな服装でも似合うよ」

小鳥「ほ、本当ですか?ボク、可愛いですか?」

P「ああ、本当だって」

P「試しに今度そういうモデルの仕事とってきてあげるよ」

小鳥「へへっ、やっりぃ~。約束ですよ!」

P「まかせろ!」ビッ

P「ところで小鳥、今日律子って見たか?」

小鳥「律子?ボクは見てないなぁ。どうして?」

P「ええ、ちょっと用事がありまして」

P「今日事務所で待っててくれないかって言ってあったんですけど…」

小鳥「律子は…いや、律子さんなら」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:34:01.72 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「もう居ないです」

P「あれ?やっぱ遅くなったから帰っちゃったか」

小鳥「違いますよプロデューサーさん、もう居ないんです」

P「それってどういう」

小鳥「文字通りの意味です」ニコッ

P(なんだこの悪寒は…)ブルッ

P「ちょっと意味を把握しかねますが」

小鳥「あんな眼鏡のことより、ねぇプロデューサーさん…」ジリジリ

P「あんな眼鏡って…、そんな言いかt」

小鳥「ねぇ!」

P「は、はいっ」ビクッ

小鳥「私のお願い事、聞いてくれます?」ニコ



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:42:01.82 ID:o5hqM1Ag0

P「な、なんでしょうか」

小鳥「プロデューサーさん、私と一緒になりましょう」ニコニコ

P「え?今なんて」

小鳥「一緒になりましょう、プロデューサーさんが欲しいんです」

小鳥「貴方が欲しいのぉ!!」クワッ

P「こ、小鳥…さん?」

小鳥「貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい」ギギ...ギギギ...

P「は、はは、やだなぁ小鳥さん、今度は何の真似ですか」ヒクヒク

P「い、今までの中で一番迫真の演技じゃなないですか」

P「もしかしたら一番向いているのは女優なんじゃないですかははは…」...スッ



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:51:27.79 ID:o5hqM1Ag0

そう言いつつ恐怖を覚えたPはゆっくりと立ち上がる

それを舐めるように小鳥の視線が追った

その目には生気など微塵も感じられない


ぽっかりと開いた―――穴


小鳥「貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい貴方が欲しい」ギッ...グギギ

P「本当、やめて下さいって。マジで怖いです。お願いしますからっ!」


後ずさりしながら発したPの声は

自然とほぼ怒号のそれに近いものとなった



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 04:58:05.26 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「だってしょうがないじゃないですか」

小鳥「プロデューサーさん、貴方最初に言ってくれましたよね?」


‐‐
‐‐‐

P「はじめまして、今日からこの765プロでプロデューサーをすることになりました、Pです」

P「まだ新米ですが出来る限り、いやそれ以上に力を発揮し」

P「この765プロを日本一のトップアイドルの集うプロダクションにしたいと思います!どうかよろしくお願いします!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

P「どうも、はじめまして、ええと…音無さん」

P「それじゃあ早速ですが、音無さんはどういったアイドルを目指しているんですか?」

P「え!?アイドルじゃなくて事務員!?ただの!?」

P「もったいない!!じゃなくて、すいません、あまりにお綺麗なので…」

P「そうですか、残念です…」

‐‐‐
‐‐




64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:06:46.06 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「私、うれしかったんです…」

小鳥「もう何年かしたら三十路の、こんな年の、年齢=彼氏なしのこんな私を」

小鳥「綺麗だと言ってくれた…」

小鳥「アイドルじゃないことを、もったいないと言ってくれた!!」

P「…」

小鳥「私、実は昔アイドルを目指していたこともあったんですよ」

小鳥「社長とはその頃知り合いました」

小鳥「社長とは関係無いところで、地道に頑張っていました」

小鳥「でも結局、二十歳過ぎても鳴かず飛ばずで…」

小鳥「小鳥なのにね、おかしいでしょ?」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:14:42.38 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「そんな私に社長が声を掛けてくれた」

小鳥「今度プロダクションを創設するから、是非手伝ってくれないかって」

小鳥「もちろん、アイドルじゃなくという事も聞いた」

小鳥「私はすぐに返事をした、はい、是非お願いしますって」

小鳥「それと同時にあきらめたんです、アイドルを」

小鳥「当初はまだ何もないから、覚えたての事務仕事に日々追われて」

小鳥「だんだんとアイドルを目指していたあの頃を忘れていった…」

小鳥「そう、もう過去の思い出ですら無くなってたの」

P「それって…つまり」



66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:22:01.07 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「そうです!!貴方の!!あの時の言葉が!!」

小鳥「私にあの頃を思い出させたんです!!」

小鳥「それから合間を見つけては地道にトレーニングを続けた」

小鳥「なじみのBARで歌わせてもらったりもしてた」

小鳥「でもね、やっぱり無理だった」

小鳥「所詮三十路手前のおばさん」

小鳥「事務所の子達を見てるとヒシヒシと感じる年の差」

小鳥「それは決して埋める事の出来ない溝…」

P「そんなこt」

小鳥「またそうやってやさしい言葉を掛けるんですね」

小鳥「無神経に!!」



68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:30:02.28 ID:o5hqM1Ag0

P「…」

小鳥「だからね、決めたんです」

小鳥「私はみんなのアイドルにはなれない」

小鳥「だからプロデューサーさん、貴方の、貴方だけのアイドルになるって」

小鳥「こんな気持ち初めて…」

小鳥「いままでだって恋くらいしてきました、もちろん一つも叶わなかったけれど」

小鳥「全部見てるだけの恋」

小鳥「好きになった人が、私じゃない別の子と居るのを何度も見てきました」

小鳥「それは仕方が無いことと割り切って」

小鳥「別に悲しくもありませんでした」

小鳥「でも今回は違う」



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:38:04.35 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「貴方が事務所で、営業先で、スタジオで、ライブ会場で」

小鳥「事務所の子達やその他の女性と話したり仲良くしているのを見たり」

小鳥「それこそ事務所でみんなが貴方のことを話しているのを聞いていると」

小鳥「こう、心の奥からモヤモヤと、メラメラをあがって来る感情に気づいたんです」

小鳥「ああ、これが愛なんだって。初めて実感しました」

小鳥「きっと鈍感なプロデューサーさんはまったく気が付かなかったと思いますが、今まで私なりに必死にアピールしてたつもりなんですよ?」

P「…」

小鳥「そうですよね、これだけ可愛い子がいっぱいいる環境で」

小鳥「みんなが貴方を慕ってる」

小鳥「そして貴方はいつもみんなを見て笑ってる」

小鳥「私なんかの気持ちに気付ける訳無いですよね」



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:46:06.76 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「だからこそ、そこで更に気付いたんです」

小鳥「ああ」


小鳥の口角がニタリと動いた























小鳥「  こ  い  つ  ら  が  居  る  か  ら  か  」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 05:54:36.36 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「ふふっ、そこまで気づけたら後は簡単です」

小鳥「邪魔者は処分、当たり前の話ですよね」

P「…おい、まさか」

小鳥「こういう時だけは勘がいいんですね。そうです殺しました」

P「!!!」

小鳥「貴方は知らないでしょうけど、昨日年末ライブの打ち合わせのためにみんなを事務所に集合させたんです」

P「そんな!聞いてないぞ!!」

小鳥「そりゃそうですよ、教えてないですもん」

小鳥「竜宮さえ押さえられれば他の子達なんてそこまで仕事が在る訳じゃないから」

小鳥「案外簡単に集められました。あとは貴方の休みをそこに合わせたんです」



78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:02:02.77 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「ここが一番苦労したんですよ」

小鳥「いくら弱小とはいえ、年末ライブをすぐそこに控えている」

小鳥「そんな中、うちの大半のアイドルを抱えている貴方の休暇」

小鳥「しかもなるべく遠くへ行ってて欲しかったから、なんとか帰省させようとね」

小鳥「そして見事うまくいきました」

P「俺が居ないのに打ち合わせだなんて、誰かが…、例えば律子とかが不振に思わなかったのか?」

小鳥「それなら問題ないです。だってライブ後にする、貴方へのサプライズ企画を立てようって集まらせたんですから」

小鳥「だから誰も貴方にこのことは教えない」

小鳥「みんな貴方のために嬉々として集まってきました、殺されるとも知らずにね」ニコニコ


そう話すと、小鳥は笑顔のままどこからともなく刃渡り20cmはあろうかというナイフを取り出した

蛍光灯の灯りに不気味に光るその刃には、黒い何かがこびり付いている



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:10:07.89 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「まずみんなの飲み物にちょっと細工をしたんです」

小鳥「数分もしないうちにみんなぐっすり」

小鳥「やよいちゃんや伊織ちゃんなんてまるで天使が寝ているのかと思いました」

P「このやろ…っ」

フラ…

P「な、なんだ…、し、視界が」グラッ

小鳥「あら、やっと効いてきたんですね」

小鳥「事前に貴方のカップに仕込んでおいてよかったぁ」

小鳥「なかなか効いてこないからちょっと焦ってたんですよ、実は」

小鳥「睡眠剤の入っていない痺れ薬だから、しばらく動けないだけですよ、安心してください」

小鳥「一応縛っておきましょうね」ギュッギュ



83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:18:04.08 ID:o5hqM1Ag0

P「ぐ…」

小鳥「ええっと、どこまで話しましたっけ」

小鳥「そうそう、みんなに一服盛ったところまでですね」

小鳥「その後まずみんなに猿轡と手錠を掛けて、絶対に抜けられないよう縄で縛りました」

小鳥「そこから事務所倉庫まで運ぶのは大変でした」

小鳥「倉庫に運び終えたら一休み」

小鳥「だって寝ているままじゃ面白くないですからね」

小鳥「しばらくして様子を見に行くと春香ちゃんが起きてました」

小鳥「よく状況が分かっていないようで何かを一生懸命訴えてるんです」

小鳥「しょうがないから春香ちゃんの猿轡を外してあげた。そしたら」

小鳥「どうしてみんな縛られてるんですか?なんで?とにかくこれ、解いてください。だって」

小鳥「思わず笑みが零れました」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:26:08.50 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「だってそうですよね。これからあなたを殺す人間が助けるわけないじゃないって」

小鳥「まだ分かってないって顔してたからこのナイフを見せてあげました」

小鳥「そしたら一気に顔が引きつって」

小鳥「や、やだぁ、冗談はやめてくださいよ小鳥さん、なんてぬかすから」

小鳥「ひと思いに、ブスッ!とやりました」

小鳥「人ってああいう時、逆に声が出なくなるんですね」

小鳥「見開く春香ちゃんの瞳、なんだかすっごくセクシーに見えて」

小鳥「だから何度も刺しました。何度も何度も何度も!」

小鳥「あざといのよ!!躓いた振りしてプロデューサーさんに抱きつくんじゃない!!」

小鳥「最初はそう思ってました。でも途中からはただ刺したかっただけですね」



86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:34:21.37 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「春香ちゃんがピクリとも動かなくなったから回りを見たら」

小鳥「さすがにみんな起きててすごい目で見てました」

小鳥「もう次は誰なんて選ぶことはしません」

小鳥「とにかく刺したかったから」

小鳥「一番近くに居た響ちゃんと目が合って」

小鳥「合った瞬間、ほぼ飛びついたって言っていいです」

小鳥「そしてまた刺して刺して刺して刺して刺して…」

小鳥「そうやって次々に殺していきました」



88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:42:10.08 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「さすがに途中あきちゃって趣向を変えたりもしました」

小鳥「例えば、千早ちゃんって胸にコンプレックスがあるじゃないですか」

小鳥「だから先に殺したあずささんの胸を切り取ってブラごと付けてあげました」

小鳥「死ぬ直前ぐらいは夢見させてあげたいって思ったんです」

小鳥「そして喉を切り裂いた。もう歌えない、ふふ、あははは」

小鳥「でも千早ちゃんも死ねて嬉しかったんだと思うんです」

小鳥「そうすれば天国の弟さんに会えますもんね」



90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:50:55.64 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「他には亜美ちゃんと真美ちゃん」

小鳥「あの二人は双子、つまり一緒に生まれて来たってことです」

小鳥「だから死ぬときも一緒じゃないとかわいそうだと思って…」

小鳥「で、考えた結果こうしました」

小鳥「まず二人をうつぶせに並べ」

小鳥「亜美ちゃんの首に引くと締まるように縄を括りつけ、反対側を真美ちゃんの首に同じように結んで」

小鳥「それから二人の上に乗って縄の真ん中をグイーって」

小鳥「身動き出来ないように縛っているとはいえ、最初のうちは暴れてちょっと大変でした」

小鳥「後はもうとにかく引っ張り続けました」

小鳥「双子は魂で繋がってるって話、あながち嘘じゃないですね」

小鳥「ホント、ホント同時に死んだんですよ!見る限り一秒の狂いもなく!」

小鳥「生命の神秘を感じました…」



91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 06:58:01.73 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「中でも一番驚いたのは四条さんです」

小鳥「ほら、あの子ってよく食べるじゃないですか」

小鳥「だから“なか”がどうなってるのかすっごく興味沸いちゃって」

小鳥「ブラックホールでもあるんじゃないの?って」

小鳥「だから掻っ捌いてみました」

小鳥「もちろん生きたまま」

小鳥「そしたらまぁ出るわ出るわの消化物」

小鳥「結局“なか”の構造なんて分かりませんでしたけどね」



92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:08:31.89 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「とまぁ、こんなところですね」ウフフ

P「り、つこは…どうし…た」

小鳥「律子さん?あのブタ眼鏡ならまだ生きてるんじゃないですか?」

小鳥「なんといってもあの人は貴方から心まで奪った人」

小鳥「そう易々と死なせなんてしませんよ」

P「どこ…に、いる…!」

小鳥「うふふ、それは分かりません」

小鳥「でもまぁ案外幸せに、もしかしたら快感に身を委ねているかもしれませんね」

P「ど、こに…いる!」

小鳥「だから知らないって言ってるじゃないですか!」バンッ



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:15:32.63 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「そんなにあのクソ眼鏡の事が気になるんですか!?」

小鳥「…しょうがないですね、少しだけ教えてあげます」

小鳥「律子さんがどこに居るかは本当に知りません」

小鳥「あの人は売ったんです、ネットで知り合った変態カニバリストに」

P「なん…だっ…て?」

小鳥「外科医の変態カニバリストさんです」

小鳥「律子さんを見せた時なんて、涎を垂らしてました」

小鳥「さすがにお医者さまだけあって、どこをどうすれば殺さずに肉をそぎ落とせるか知ってるみたいで」

小鳥「5年は持たせてみるって言っていました」

P「…っ!」



96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:22:02.78 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「殺さないよう丁寧に治療しながら、その肉を食べていく」

小鳥「きっと麻酔なんてしないでしょうねあの変態」

小鳥「ひと思いに死ねたほうがよっぽど幸せじゃないんですか?」ウフフ

P「り…つこ」ウウッ

小鳥「正直、貴方と律子さんが付き合ってると初めて聞いたとき」

小鳥「本当は今すぐ殺してやりたい!って衝動に駆られてたんですよ」

小鳥「でも自制して正解」

小鳥「ほんっっっっっとに!!笑っちゃう!!」アハハハハハ


小鳥はそのまましばらく笑い続けた



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:30:39.97 ID:o5hqM1Ag0

いや、これは笑っているのだろうか

表情、特に目は一切動かない

口だけをおおきく開いて笑う

狂人の、まさにそれであった


小鳥「…ふぅ、そうして貴方が帰ってくるの今か今かと待ちわびてました」

小鳥「で、みんなの真似してお出迎え」

小鳥「貴方ったらほんっとにやさしいんだから。すぐにのってくれましたね」

小鳥「最初はまさか乗ってくるとは思ってなかったからちょっと驚きました」

小鳥「途中からは違和感なく会話してくれましたね」

小鳥「でもだんだんと続けて行くうちに分かっちゃったんです」

小鳥「貴方の私に向けたあの子達への接し方から」



101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:37:05.96 ID:o5hqM1Ag0

小鳥「私はあの子達を殺しました。もう邪魔者はいない」

小鳥「これで終わり、そう思ってました―――ついさっきまでは」

小鳥「でもまだあったんです」

小鳥「私と貴方の間にある障害物」

小鳥「それは貴方の中にあるみんなとの思い出」

小鳥「そして律子さんへの愛情」

小鳥「そんなの私許せない」

小鳥「だから、プロデューサーさん」




小鳥「私と一緒に、なってくれますよね…」



Pがその虚ろに落ち行く意識の中最後に見たものは

振り上げられるどす黒いナイフ

それと錯覚だろうか

いつものカチューシャではなく、二本の尖った―――



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:43:49.95 ID:o5hqM1Ag0

『えーこちらは事件現場の都内某所ビル前から中継でお送りしています

つい先日発覚した大量猟奇殺人事件

その惨劇となった現場がまさにここであります

警察からの情報によりますと、見つかった惨殺体は少なくとも12人分であり

どの遺体も損傷が激しく、いまだ身元の確認は取れていませんがほぼ女性の死体と思われることから

おそらく行方不明であるここ某ビルに事務所を構えるアイドルプロダクション『765プロ』の所属アイドルではないかとのことです

更に続報として、一週間前にA県山中で見つかった男性の遺体が

この765プロの社長である高木順一郎氏であることが分かり

この事件との関連を調査中であるとのことです

以上、現場の○○でした』



106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/11/26(月) 07:50:33.76 ID:o5hqM1Ag0

とある国の農村に一人の日本人女性がいる

その女性はいつもサッカーボールほどの荷物を抱え

時度買い物に訪れる以外

誰とも関わりを持とうとはしない

村の子供たちは口々に言う

あいつは魔女だ、と

一度髪の毛のようなものが付いた丸いものを愛おしそうに撫でているのを見た、と

それが真実かどうかは解らない

そういったことから地域住民は不気味がり、一切近づかないという








「もう誰にも渡しませんよ、プロデューサーさん」



―――終―――


元スレ
小鳥「もう誰にも渡しませんよ」