1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:04:13.31 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「へ?」
絹旗「滝壺さん、今何て言いました?」
滝壺「むぎののあの身体を思うがままに揉みくちゃにしたいっていったの」
フレンダ「…」
絹旗「これは何か超大変なことがこれから起こりそうですね…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:04:45.68 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「…えっと、滝壺は麦野をどうしたいの?」
滝壺「揉みく…」
フレンダ「だああ!!そうじゃなくて!いや、質問の答えとしては間違っていないんだけどぉ」
フレンダ「結局さ、滝壺は麦野をどうしたいか具体的にいってごらんって訳よ」
滝壺「麦野のあの豊満な身体にむしゃぶりつきたい」
フレンダ「Oh」
絹旗「麦野と浜面がこの場にいなくて超良かったです」
フレンダ「滝壺は…もしかしてアッチ系のヒト?」
滝壺「アッチ系って、どっち系?」キョトン
絹旗「やっぱり無垢な滝壺さんは超可愛いです」ホッ
フレンダ「ほら……女の子が女の子をさ…」
滝壺「女が女を?」ニヤニヤ
絹旗「超訂正します」
フレンダ「だからさぁ……お、女の子が女の子を好…」
滝壺「大丈夫だよ、ふれんだ。私はそんな羞恥心に耐えているふれんだを応援してる」キリッ
フレンダ「ぐっ…」イラッ
絹旗「今のキメ顔、超鼻に触ります」
フレンダ「うああ!!だぁかぁらぁ!!結局、滝壺は女の子が好きな同性愛者なのかって聞いてる訳よ!!」
絹旗「フレンダ、超ストレートに行きましたね」
滝壺「…」
絹旗「…あれ?滝壺さん?」
滝壺「同性愛者とか、レズビアンとかそういう簡単な言葉で一括りにするのはやめて」
フレンダ「レ、レズゥッ!?そこまでは私言ってないし、そもそもそれ以外の何者でもないでしょうが!」
滝壺「そういう偏見は、嫌」
フレンダ「偏見も何も事実じゃん!?」
滝壺「差別は良くないよ、ふれんだ?」
フレンダ「ぐぬぬ…」
絹旗「こいつ超めんどくせぇ……です」
フレンダ「…ふぅ…ふぅ…ふぅぅぅ」
絹旗「フレンダ、超耐えてください。まずは話を超聞いてあげましょう」
フレンダ「そ、そうね。…おほん、結局、滝壺は麦野が好きだって訳ね?」
滝壺「す、好き!?え…そんな…好きだなんて恥ずかしい。でも、この感情ってやっぱそうなのかな///」カァァ
絹旗「急に超乙女にならないでください」
フレンダ「(私は何を聞いてるんだろう…)」
絹旗「た、試しに超聞いてみますけど、滝壺さんは麦野といて超ドキドキとかするんですか?」
滝壺「うん…なんかドキドキする」
フレンダ「こうしてみるといつもの滝壺でまともなんだけどなあ」
滝壺「むぎのの近くにいるだけで息が上がっちゃって、胸が苦しくなる。顔がすごく熱くなって、身体が動かなくなっちゃう」
フレンダ「どっかのコピペ?」
絹旗「超教科書通りですね」
フレンダ「まあ結局さ、それは間違い無く恋って訳よ」
絹旗「そうですよ滝壺さん。滝壺さんは麦野に超ホの字なんですよ!」
フレンダ「ホの字って…絹旗いつの時代のヒトよ…」
絹旗「超レトロって言ってください」
滝壺「あなくろ」
絹旗「」イラッ
滝壺「私はむぎのが好き…」
フレンダ「そうそう」
滝壺「ふれんだときぬはたは、むぎのが好きな私をどう思う?」
絹旗「い、いや別に!?恋愛は本人の超自由だと思いますよ!?」
フレンダ「そ、そうよ!結局、滝壺が同姓好きだろうと私たちは別にひいたりとかしないって訳よ!」
滝壺「同姓好き?」ピクッ
絹旗「ちょ!?フレンダ!!」
フレンダ「わわ、しまった!」
滝壺「ひく?」
フレンダ「いや、今のは…」
滝壺「…」ジー
絹旗「いやいや滝壺さん!私もフレンダも滝壺さんの恋を超応援していますよ!!」
滝壺「ほんと?」
フレンダ「ホントホント!!滝壺の悩みは私たちの悩みだからね!結局、私たちが力になってあげるって訳よ!」
滝壺「よかった。二人は私の恋に協力してくれるんだ」
絹フレ「うん!!」
滝壺「それなら、これから私のいうことを何でも聞いてくれる?」
絹フレ「うん!!」
絹フレ「え?」
フレンダ「今日の滝壺すごく変なんだけど…」
絹旗「それは超とっくにわかってます」
滝壺「二人とも」
絹フレ「は、はいぃ!?」
滝壺「お願いがあるんだけど?」ニコッ
絹旗「滝壺さん超怖いです…」
フレンダ「てか、何で私たちこんな弱くなってんのよ…」
滝壺「いいかな?」キョトン
絹旗「私たちで良ければ超何でも!(お願いする滝壺さん可愛い///)」キュン
フレンダ「でも結局さ、私たちに出来ることの範囲内に限られるって訳よ。あんまり無茶なのは…」
滝壺「え?」ピクッ
フレンダ「ひっ!?」
絹旗「超嫌な予感しかしないです」ダラダラ
絹旗「!!でも超待ってください滝壺さん!」
滝壺「なに?」
絹旗「滝壺さんは麦野が超好きなんですよね?」
フレンダ「今更なんなのよ?」
絹旗「…浜面はどうしたんですか?」
フレンダ「あっそういえば!」
滝壺「…」
絹旗「滝壺さんは浜面と超いい仲だったじゃないですか?私は超知ってますよ!」
フレンダ「てか結局、バレバレって訳よ」
絹旗「滝壺さんは女の子が超好き」
滝壺「むぎのが超好き」
絹旗「超すみません。滝壺さんは麦野が超好き」
滝壺「うん」
絹旗「でも浜面はもちろん男ですから、もしかしてどっちも好きなんですか?」
フレンダ「結局さ、滝壺はバイセクシャルな訳?」
絹旗「馬鹿!フレンダ!」
フレンダ「あっいけね!」
滝壺「…」
滝壺「…」
フレンダ「わわわ…」ビクビク
絹旗「フレンダ、今のうちに超謝ったほうが…」オドオド
滝壺「はまづら」
滝壺「はまづらは……あれは…フェイク」
絹旗「」
フレンダ「Fake?」
滝壺「正しくはカモフラージュ」
絹旗「超同じです」
フレンダ「結局、浜面とのお付き合いは嘘っぱちだったって訳?」
滝壺「もちろん。好き好んであんな不良と付き合ったりしない。まして男」
絹旗「不良…まあ、間違ってはいませんが…」
フレンダ「滝壺にいわれるとズシッとくるわね」
滝壺「あんな金ザルに興味はない」
絹旗「超口悪いです」
浜面「おーす、悪いちょっと遅れた」
フレンダ「(やばい!浜面来た!そういえばアイテムで待ち合わせしてたんだ!)」
絹旗「(浜面がここにいられると超ピンチです!!)」
滝壺「…」ジー
フレンダ「ひっ!?(ここは何とかしないと…!)」
絹旗「(フレンダ!超何とかしてください!)」
浜面「皆揃ってたのか。あれ?麦野がまだ来てないんだな」
フレンダ「な、何しにきたのよ浜面!!こっちは大事な話をしてるのよ!!」
浜面「何だいきなり?大事な話って仕事の話か?」
絹旗「女の子同士の超大事な話に決まってるじゃないですか!ガールズトークに割って入ろうとするなんてやっぱり浜面は超馬鹿面ですね!」
浜面「へいへい、そうですか。どうせ俺は空気読めませんよーだ。で?ドリンクバー行ってきてやるから。何持ってきてほしいんだ?」
絹旗「あ!それじゃあ私はストレートティ…」
滝壺「…」ギロッ
絹旗「…じゃなかった!今は浜面は超いて欲しくありません!」
浜面「は?」
フレンダ「わかったらさっさと帰って欲しいって訳よ!」
浜面「何だよ!お前らが呼びつけたんじゃねえのかよ!!」
滝壺「はまづら」
浜面「ん?何だ滝壺?」
滝壺「今日は大丈夫だから。来てくれてありがとう」ニコッ
浜面「お、おう…そうか、それじゃあな」
滝壺「うん、バイバイはまづら」フリフリ
絹旗「…」
フレンダ「…」
滝壺「…」ニコニコ
絹旗「浜面…超不憫です…」
滝壺「はまづらはちょうばかづらだから」
絹旗「ヒトの口癖取らないでください」
フレンダ「何か、浜面をパシリにしていた私たちが可愛くみえるわね」
絹旗「滝壺さんは超黒壺さんです」ボソッ
滝壺「ん?」チラッ
絹旗「超何でもないです」
フレンダ「ということはさ、カムフラージュ…」
滝壺「カモフラージュ」
絹旗「超どっちでもいいです」
フレンダ「チッ…それでそのカモフラージュって話だけどさ」
滝壺「うん」
フレンダ「麦野が好きだってことを隠すためにそういうふうに振舞ってたの?」
滝壺「そう。男と一緒にいればむぎのが好きだってことがバレずにすむ」
絹旗「もはや浜面の名前すら超出なくなりましたね」
フレンダ「でも、そんなことしなくても別に良かったんじゃない?何か、用心しすぎというか」
滝壺「でも、そうでもしないとむぎのにバレちゃう。それくらいむぎのの目の前にいると不自然になっちゃうから」
絹旗「私たちは別に超気づきませんでしたけどね」
滝壺「それはアイツがいたから」
フレンダ「浜面ね」
滝壺「二人に気づかれていなかった分、無能力者も役に立ってた」
フレンダ「何か、この人とこれから上手くやっていけなさそうな気がする」
絹旗「超同感です」
フレンダ「これからドリンクバーは自分で取りに行こうかな…」
絹旗「私もこれから浜面にもっと超優しくしよう…映画も超たくさん連れてってあげます」
フレンダ「まあ、あの浜面のことはもういいとして」
滝壺「ホントにどうでもいい」
フレンダ「」ピクピクッ
絹旗「フレンダ、超続けてください」
フレンダ「…それで結局、どうして滝壺は麦野が好きになった訳?」
絹旗「それです!それが超本題です!」
滝壺「私がむぎのを好きになった理由…」
絹旗「それがやっぱ超気になります!」
フレンダ「麦野をもみく…いや、麦野の身体をどうにかしたいということはやっぱりあの身体に惹かれたの?」
滝壺「それも一つ。でも、それが一番じゃない。身体だけで好きになるなんてそんなのオスと一緒」
絹旗「オス……もう超キリがないので突っ込みません」
フレンダ「でもさっき、もみく…」
滝壺「」ギロッ
フレンダ「Sorry」
滝壺「むぎのは確かにすごい身体してる」
フレンダ「ホント!ボンッキュッボン!あれこそナイスバディな訳よ!」
絹旗「ほんと許せないくらい超わがままボディですよね!」
滝壺「えへへ…///」ニヘラ
フレンダ「何で滝壺が照れてんのよ…」
絹旗「別に滝壺さんは超褒めてないです」
滝壺「むぎのは身体だけじゃない」
絹旗「そうですよ、もちろん!麦野といったらやっぱりあの能力!」
フレンダ「学園都市第四位の超能力者だし、サイキョーって訳よ!」
滝壺「でもそれは麦野の強さであって、私にとっての魅力ではない」
フレンダ「まあ、確かに。強いからって好きにはならない…か?」
絹旗「でも、女の子は強い男の子に超キュンときちゃったりしますよね?そういうのじゃないんですか?」
滝壺「私はむぎのを一人の女の子として好き」
フレンダ「ああ、やっぱりね」
絹旗「ガチ◯ズですね」
滝壺「むぎのは女の子としてもとても魅力的」
フレンダ「確かに、あの身体に加えてすごい美人だからね」
絹旗「スタイルよくて、美人で、しかも超能力者。超ずるいです」
滝壺「私が言いたいのは外見だけじゃないってこと」
フレンダ「中身って訳ね」
絹旗「麦野の中身……ビーム砲?」
フレンダ「絹旗、アンタがボケたら誰がつっこむのよ」
滝壺「むぎのは内面も素敵」
フレンダ「内面ねぇ…何かある?絹旗」
絹旗「えぇ!?私にふるんですか?そうですねぇ…」
滝壺「むぎのは…とても優しい///」
フレンダ「え?」
絹旗「え?」
滝壺「え?」
絹旗「麦野が超優しい…だと…?」
滝壺「いつも、体晶使う私を心配してくれるし」
フレンダ「それは私だって心配よ」
絹旗「使わせているのは超麦野ですけどね」
滝壺「仕事終わった後、ヨシヨシって頭撫でてくれる」
フレンダ「見たことねぇ」
絹旗「犬ですか…超プライドないですねぇ」
滝壺「確かに普段のむぎのはちょっと怖い」
フレンダ「ちょっとどころじゃないけどね」
絹旗「はっきり言って、超怖いです」
滝壺「そのなかで時々見せる女の子っぽいところが…いいっ!」
絹旗「はぁ」
フレンダ「まぁ、百歩譲ってその優しいところって訳ね」
滝壺「それだけじゃない」
絹旗「と、いいますと?」
滝壺「むぎのは性的にすごく魅力的」
フレンダ「きた」
絹旗「ここからですね」
滝壺「むぎのは時々とてもエッチな一面を見せる」
フレンダ「マジで?」
滝壺「マジ」キリッ
絹旗「何か滝壺さんが超頼もしく見える」
滝壺「何というか、いつもは人前では見せないようなメスの本能的なものがムンムンと」ジュルリ
絹旗「超えげつねぇです」
フレンダ「結局、それを感じさせる何かが以前にあったって訳ね?」
滝壺「うん」
絹旗「超気になります。聞くのが超怖いけど」
フレンダ「怖いもの見たさって奴?」
絹旗「早く教えてくださいよぉ!いつの話なんですか!」
滝壺「うん、あれはね、一週間くらい前の仕事の時の話」
絹旗「一週間前?」
フレンダ「ああ、あの第一五学区のマスコミの関係の奴らをやったアレ?」
滝壺「そう」
絹旗「あいつらホント超マスゴミでしたね。あの時は確か、私とフレンダが一緒でしたよね?」
滝壺「そして、私とむぎのが一緒だった」
麦野『おらおらおらぁぁぁ!!さっさと逃げねえとローストビーフにしちまうぞぉ!!とはいっても逃さねえけどなあああぁぁぁ!?』
滝壺『北北西から信号がきてる…』
麦野『ほらほら走れ走れ!!せいぜい寿命を延ばすこったなぁ!!』
滝壺『いけない、その先に能力者が潜んでいる!』
麦野『ぎゃはははは!!楽しいぃー!今日は調子がいいわぁ!』
滝壺『しかも一人じゃない。2,3…4人!!このままいっては危険』
麦野『滝壺ちゃーん?このまま一気に終わらせるわよぉ!!』
滝壺『待ってむぎの、そのままいっては、駄目』
麦野『はははぁ!!何?全然聞こえないにゃーん?』
滝壺『能力者が4人、向こうで私たちを待ち伏せしてる!』
麦野『そんなの関係ねぇよ!4人だぁ!?100人でも私が100回ずつ殺してやんよ!!!』
滝壺『お願い、むぎの聞いて?』
麦野『しつこいよ!滝壺!!大丈夫だっていってるでしょ!!』
滝壺『おねがい』ヒソッ
麦野『ひゃあうぅん!?』ビクンッ
滝壺『!?』
麦野『な、何なのよ!?滝壺!!いきなり耳元で囁いたりして!///』ビクンビクン
滝壺『ご、ごめんむぎの。私そんなつもりじゃ…』
麦野『き、気をつけてよね!私は耳が…』ゴニョゴニョ
滝壺『え、何?』キョトン
麦野『な、何でもないわよ!!向こうに4人ね!!早く終わらせるわよ!!///』
滝壺『…』ゴクリ
滝壺「というわけ」
フレンダ「ほえぇ…」
絹旗「ちなみに今の滝壺さんの一人二役でしたからね」
滝壺「あの時のむぎのはやばかった」
フレンダ「麦野はゴニョゴニョ何て言ってたんだろうね」
絹旗「まあ、大体超予想はついてますけどね」
滝壺「『私は耳が敏感なのよ。すごく感じちゃうんだから気をつけてよね』」
絹旗「超聞こえてるじゃないですか」
フレンダ「『え、何?』キョトン、じゃねえよ」
フレンダ「結局、滝壺は麦野のそういう一面を見ちゃったって訳ね」
滝壺「あの時のむぎの…すごく可愛かった///」ポッ
絹旗「滝壺さんから見たら超ドキドキしちゃったわけですね」
滝壺「うん///」ドキドキ
フレンダ「で?麦野を揉みくちゃにしたくなったと?」
滝壺「うんうん///」ドキドキドキ
絹旗「超素直ですね、悪い意味で」
滝壺「むぎののあのわがままボディを好き勝手に弄びたい、舐めまわしたい!」
フレンダ「ここ、ファミレスよ?」
滝壺「学園都市に7人しかいない超能力者、それを一匹のメスにしたい!!」
絹旗「今、ここに麦野いませんよね?割と超マジで」
滝壺「散々感じさせて原子崩しの理性を崩してやりたい!!!」
フレンダ「いや、全然うまくないから」
滝壺「二人は私の言う事を何でも聞いてくれるって言ったよね?」
フレンダ「え?」ドキッ
絹旗「今になってそれを持ち出してきた!?」
滝壺「言ったよね?」
絹フレ「はい」
滝壺「二人にお願いがあるの」
絹旗「これこそ、まさに超予想がついてますが」
フレンダ「聞きたくねぇ…」
滝壺「私がむぎのを揉みくちゃにするのを手伝ってほしいの」
フレンダ「言っちゃった」
絹旗「超言いやがりましたね」
滝壺「揉みくちゃにするのを手伝うだけでいいの」
フレンダ「それがどれだけ難しいことかわかってんのかね、この子は」
絹旗「『だけ』の使い方が超間違ってますし」
フレンダ「これは聞かずにはいられないんだけどさ」
滝壺「何?」
フレンダ「どうやって麦野をそこまでのシチュエーションに持っていくの?」
絹旗「麦野がそんなのを許してくれるわけがありません!超怒られます!」
フレンダ「怒られるだけで済むならいいよ。問題はあの能力」
絹旗「麦野なら超出しかねません!」
フレンダ「結局、また真っ二つになるのはゴメンって訳よ」
絹旗「え?」
フレンダ「え?」
滝壺「大丈夫…」
フレンダ「『そんなまた二つになるフレンダを私は応援してる』、っていうんでしょ!!絶対嫌よ私は!!」
滝壺「ううん、違う。これは本当に大丈夫」
絹旗「どういうことですか?」
滝壺「むぎのは能力を使えないから」
絹旗「え!?」
フレンダ「…つまり、どういうことだってばよ?」
滝壺「さっきの回想の話だけど、あれには続きがある」
絹旗「続きといいますと?」
滝壺「むぎのが『ひゃあうぅん!?』って声出したとき」
フレンダ「滝壺、ファミレスの皆見てる」
滝壺「むぎのの原子崩しのビーム砲が途切れた」
絹旗「なんと!」
滝壺「むぎのは感じちゃうとビームが出せなくなる」
フレンダ「結局、麦野はそういう気持ちになると演算が出来なくなるって訳ね」
滝壺「これはちょっとした大発見」フンス
絹旗「確かに、普通に考えて耳元責められながら演算どころか筆算だって出来ませんよね」
滝壺「だから、今回はこれで行く」
フレンダ「は?どういうこと?」
滝壺「今から作戦を伝える」ビシィッ
絹旗「超やる気起きません」
滝壺「二人の内どちらかがむぎのを抑えつけて、もう一人がむぎのの耳元とうなじを責める」
フレンダ「そんなことだろうと思ったけど」
絹旗「想像すると超すごい画ですね」
滝壺「ていうかきぬはたが耳責め役。ふれんだがむぎのを抑えつける役ね」
絹フレ「えー」
滝壺「そしてむぎのが能力を出せない間に私がむぎのを揉みくちゃにする」
滝壺「これが一番適材適所」
フレンダ「あのさ、これってさ…」
絹旗「超犯罪、超強制わいせつ罪です」
滝壺「そんな法律、学園都市ではあってないようなもの」
フレンダ「まあ、そうだけどさ…」
滝壺「プライドの高いむぎののこと、第四位の自分が揉みくちゃにされただなんて自分より格下の風紀委員、警備員にさえ言い出せないはず」
絹旗「考えが超ヤクザですね」
フレンダ「でもさ結局、まだ私たち安全じゃないって訳よ」
滝壺「どうして?」
フレンダ「どうしてもこうしても、その時はいいけどさ、終わったらどうするのよ?」
絹旗「超事後ですね」
フレンダ「事が済んで、麦野が能力使えるようになったら私たち確実に殺られるよ?」
絹旗「超間違いないですね」
滝壺「二人とも何か勘違いしてる」
フレンダ「勘違い?」
滝壺「むぎのが私に揉みくちゃにされるのを嫌がるとは限らない」
絹旗「滝壺さん、超おめでたい頭してます」
フレンダ「私は嫌だけどな、純粋に」
滝壺「むぎのを気持ちよくさせればこっちの勝ち、もしかしたらまたヤリたいと思うかもしれない」
絹旗「滝壺さんの中で麦野どんだけ超淫乱なんですか?」
滝壺「そうしたら怒るどころかまたお願いしてくるはず、攻撃してくるなんてもってのほか」
フレンダ「つまり結局、どうすればいいって訳?」
滝壺「それは私のテク次第」キリッ
絹旗「超ふざけんな」
滝壺「私はふざけてはいない。至って真面目」
フレンダ「私は真面目に死にたくない」
絹旗「あの、少しでも超危険性を下げるための提案なんですが…」
滝壺「提案?」
絹旗「私とフレンダの役割を逆にしたらどうでしょうか?」
フレンダ「私が攻めるって訳?麦野の耳を」
滝壺「うなじも」
絹旗「私の能力のほうが超向いてると思うんですが」
フレンダ「なるほど、窒素装甲なら人一倍の力を出すことが出来るからね」
絹旗「それに、私の能力の範囲は手元くらいしかありませんが、麦野を押さえつけるというのは正に超適役というものです」
フレンダ「それいい、それいい!そっちの方が確実だし、死ぬ確率も減るって訳よ!」
絹旗「どうですか滝壺さん?フレンダと役割を超交替した方が…」
滝壺「きぬはた」
絹旗「はい?」
滝壺「…」
フレンダ「どうしたの滝壺?こっちの方が全然良いじゃん!私は麦野を責めるほうを頑張るからさ。私こう見えて結構お色気ボイスには自信が…」
滝壺「まるでわかってない」
絹旗「はい?」
滝壺「きぬはた。むぎのに迫ったことは?」
絹旗「そ…そんなのあるわけないじゃないですか…」
滝壺「耳元でのお色気ボイスに自信ある?」
絹旗「超ありませんよ!私そんなキャラじゃありませんしね!」
滝壺「それじゃ、男性とお付き合いしたことは?」
絹旗「う……それはありませんが…///」
滝壺「そういうこと」
フレンダ「どういうこと?」
滝壺「二人は美学が足りないね」
絹フレ「は?」
滝壺「今から二点反駁する」
フレンダ「反駁ってディベートかよ」
滝壺「まず一点目。日常の中にある非日常。ケの中のハレ。ヒトにとってそれが刺激となる」
滝壺「すなわちギャップ萌え」
絹旗「はあ…」
滝壺「大能力者のきぬはたが自信の能力を駆使して超能力者のむぎのを押さえつける。これじゃまるで学園バトル物」
フレンダ「あれ?違うの?」
滝壺「ふれんだが嬉々としてむぎのを責める。そんなのいつものアイテムのじゃれ合いの延長線」
絹旗「フレンダにとってもそっちがいいなら超いいじゃないですか」
滝壺「そんなシチュエーション全く興奮しない」
フレンダ「シチュエーション?」
絹旗「興奮?」
滝壺「いつも通りのやりとり。ありきたりな結末。これほど辟易させるものはない」
滝壺「いきなりの敵襲。敵側の訳あり事情。初対面とは思えない尊大な説教」
絹旗「あの滝壺さん…」
滝壺「異常なまでのヒロイン数と常軌を逸したラッキースケベの遭遇率」
滝壺「『いつもとは違う』、これを求めてヒトは二次創作に走る」
滝壺「ここでも同じ過ちを繰り返す気?」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
滝壺「不慣れなきぬはたが我慢してむぎのを責める。これこそ至高」
絹旗「なんか滝壺さんがとある北高の文芸部員に見えてきました」
フレンダ「わかる。しかも二次創作でおかしくなってるタイプでしょ?」
フレンダ「ところで、私が麦野を押さえつけるところに何のギャップがあるって訳?」
滝壺「…」
絹旗「おい」
フレンダ「絹旗だけかよ」
絹旗「何か、反論したいんですけど言いたいことが超ありすぎて何から言ったら良いかわからなくなりました」
フレンダ「何?この歯ぎしりしたくなる気持ち」
絹旗「私は少しでも生存確率を超上げたいです」
フレンダ「結局、絹旗案をのんで欲しいって訳よ」
滝壺「それは、嫌」
絹旗「だったら私たち滝壺さんに超協力しませんよ」
滝壺「私の第一声を思い出して?今までのやりとりをフイにする気?」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
滝壺「そして反駁二点目。きぬはたの案は詰まるところ能力頼みだということ」
絹旗「まあ…そう言われればそうですが」
フレンダ「でも、私が素手でやるよりも全然違うでしょ」
滝壺「能力は所詮能力。能力を『使う』ということは『使えなくなる』ということもある」
滝壺「それがあの時のむぎの」
滝壺「『あぁふうぅん』といったときには超能力者も一瞬だろうがただの無能力者」
フレンダ「あれ?そういう声だったっけ?」
滝壺「あの時のむぎのはやばかったと言ったはず」
滝壺「むぎののあの様子を見ればこっちも演算なんて出来たものではない」
絹旗「あの滝壺さ…」
滝壺「きぬはた」チラッ
絹旗「ひっ!?」
滝壺「きぬはたは暗闇の四月計画の被験者の一人」
フレンダ「正しくは五月ね。エイプリルフールかよ」
滝壺「その修羅場をくぐってもなお大能力者に留まり、超能力者には及ばない。」
滝壺「その超能力者がエッチなことで無力になるのなら大能力者はいわんや」
滝壺「それがどうしてわからない?」
絹旗「…す、すみませんでした……」ブルブル
フレンダ「超怖いって訳よ…」
滝壺「でもね、きぬはた」
絹旗「……はい」
滝壺「能力に頼らなければ使えなくなるなんてことはない」
滝壺「シンプルイズベスト」
滝壺「大丈夫、そんな能力に頼らないきぬはたを私は応援してる」ニコッ
絹旗「……滝壺さん!!」パアァァ
フレンダ「絹旗チョロすぎるだろ」
フレンダ「でも結局、使えなくならないのは私の腕力って訳よね?」
滝壺「そう」
絹旗「フレンダが超力強いわけでもありませんし、成功の保証はあるとは言えませんよ(危ない、もうちょっとで滝壺さんに洗脳されるところだった)」
フレンダ「絹旗の能力だけじゃなくて私の体力にも限界があるんだけど」
絹旗「この反駁超無理ありません?」
滝壺「むっ」
絹旗「やっぱりこの計画は超保留にしておいた方がいいと思うんですが」
滝壺「むむっ」
絹旗「それに」
絹旗「私麦野に超欲情しませんから。これ言っておきます」
滝壺「むむむっ!」
滝壺「……むぎのを揉みくちゃにする計画がおじゃんになったら私は心中穏やかじゃない」ジー
絹旗「そ、そんな目で超見つめたってならないものはなりませんよ!」
フレンダ「そろそろ私たちだって反抗する権利があるんだから!」
滝壺「でも私が怒ったところで二人がどうにかなるわけではない。本当に怖いのは私たちのやりとりを見てる住人」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
滝壺「こんな尻切れトンボ。奴らが許すわけが無い。それに」
絹旗「それに?」
滝壺「奴らがそろそろ風邪を引く」
滝壺「変なものぶらつかせたままお開きにするのはあまりにも不憫」
フレンダ「何のはな…」
滝壺「こっちの話」
絹旗「萌えよりも命の方が超大事だと何度言えば」
滝壺「大丈夫」
絹フレ「え?」
滝壺「その時はその時、私も一緒だから」
絹フレ「え??」
絹旗「…」
フレンダ「…」
滝壺「…」
絹旗「…もういいです!深く考えるのが超面倒になりました!やります!」
フレンダ「結局、私たちは一蓮托生って訳ね」
絹旗「フレンダ超難しい言葉知ってるんですね。超外人のくせに」
フレンダ「外人いうな」
滝壺「ありがとう、二人とも」
絹旗「まあ、いいでしょう。滝壺さんの熱意は超伝わりました」
フレンダ「結局、滝壺だって女の子、性欲だってもちろんあるって訳よ」
滝壺「性欲だなんてそんな…私、そんないやらしいヒトじゃないよ?///」カァァ
絹旗「まあ、それはどうか知りませんけど。ていうか絶対超違いますけど」
フレンダ「でも、滝壺は麦野がすごい好きなんだね。私もそういうヒト見つかったらいいな。男で」
滝壺「むぎのに、だにゃーん、とかいわれると…なんというか…濡れる///」モジモジ
絹旗「冗談にならないので股に超手あてるのやめてください」
麦野「やっほー。ゴメンゴメン、遅れちゃった。皆揃ってるー?」
絹フレ「(キタァ----------!!)」ビクゥッ
滝壺「あっむぎの///」ドキドキ
フレンダ「も、もちろん揃ってるって訳よー!遅かったじゃんかよー麦野ぉー」
絹旗「あ、あんまり遅いもんだから超寂しくて死んじゃうところでしたよぉー」
麦野「ふふっ何言ってんのよ、何か変よ二人とも?」
絹旗「そ、そんなこと無いですよ麦野!超いつもどおりです!」
滝壺「…」ジー
麦野「ん?」
麦野「なぁに滝壺?そんなにヒトの顔見ちゃって?もしかして私に見とれちゃったかにゃーん?」ズズイッ
滝壺「はうぅぅ///」ジュン
フレンダ「(これね)」
絹旗「(超これですね)」
麦野「ははは!冗談冗談!滝壺ったら何顔赤くしてんのよ?それで仕事の話だけどさ…あれ?浜面は?」
フレンダ「ああ、浜面ね…えっと」ダラダラ
麦野「何?知ってんのフレンダ?」
フレンダ「…浜面はですね…あの…」ダラダラダラ
麦野「んん?」ムッ
滝壺「むぎの」
麦野「何?」
滝壺「金ザ…はまづらは仕事用の車を確保してくるっていうから、ちょっと外に出てる」
フレンダ「そ!そうなのよ!いやぁ、私は浜面が今も盗みをしてると思うとやっぱ落ち着かないって訳よ!」
麦野「そうなんだ。私たち『アイテム』はヒトも簡単にやっちゃう暗部組織なのよ?盗みくらいで今さら何言ってんのよ。それじゃ、あのバカが来るまで待ってましょうか」
絹旗「(嘘言う時のほうが超冷静になれるってヒトとしてどうなんですかね)」
麦野「アイツがいないとドリンクバー取りに行くヒトもいないわね。それじゃ私が取ってくるわ」
絹旗「え?ドリンクバーなら私が超取ってきますよ!麦野がわざわざいかなくても…」
麦野「いいって、たまには持ってきてあげるわよ。部下のためにもね」
フレンダ「結局さすがは、私たちのリーダーって訳よ」
麦野「ふふ、ドリンクバーごときで胸張ってどうすんのって感じだけどね。皆何がいい?」
フレンダ「あっじゃあ私はメロンソーダで」
絹旗「私は超ストレートティーをお願いします」
滝壺「煌」
麦野「ん?」
滝壺「ウーロン茶」
フレンダ「ふうぅ結局、一言一言のやりとりがひやひやって訳よぉ」
絹旗「麦野超渦中のヒトですからね」
滝壺「ごめんね、二人とも」
絹旗「でも滝壺さんいいんですか?浜面のこと」
フレンダ「このままだと結局、私たちはずっと追い返したあのバカを待っていなきゃいけなくなるって訳よ」
滝壺「もちろん良くない。だからむぎのがドリンクバーに行ってる今がチャンス」
絹旗「チャンス?」
滝壺「そういうことで二人に大事な話をするから一回で聞いてね」
絹フレ「…」ゴクリ
麦野「はーい、お待たせ。てか、よく考えたら一度に4人分って無理よね。はい、滝壺」
滝壺「ありがとう(生茶…だと…!?)」
麦野「はい、絹旗」
絹旗「超ありがとうございます!」
麦野「フレンダの分は私のともう一回取ってくるわ。メロンソーダだっけ?」
フレンダ「そうそう!ごめんね何度も」
麦野「別にいいわよ。それじゃ待ってて」トテチテ
フレンダ「はぁぁびっくりしたぁ。いきなり来るんだもん麦野」
絹旗「行ってから結構超経ってましたからね」
滝壺「二回目取りにいった今がラストチャンス。皆ちゃんと聞いてね?」
絹フレ「…」ゴクリ
麦野「はい、お待たせ。フレンダのメロンソーダね」
フレンダ「ありがとう麦野!」
麦野「まあ、浜面が車取ってくるのを待ってても仕方ないんだけどね」
絹旗「それはどういう意味ですか?」
麦野「えっとね。今日の仕事は無しだって!」
フレンダ「そ、それホント!?」ガタッ
麦野「な、何よ…。そんな大声だして、そんなに驚くことでもないじゃない…」
フレンダ「あ、ごめんごめん」
滝壺『今日の仕事は…ない。麦野が遅れてるのはそのせい』
絹旗「(滝壺さんの言ったとおりだ…)」
フレンダ「(何で滝壺がそんなこと知ってんのよ…)」
滝壺「…」
麦野「さっき、あの女と長電話しててさ。詳しく聞いたら大したことないチョイ役でさ。そんなことでうちらアイテムを呼ぶんじゃないわよって怒鳴ってやってたところなのよ。それで遅れたってわけ」
絹旗「ということは…」
麦野「うん。今日はうちらはフリー」
滝壺「…」
滝壺「…」ニヤリ
滝壺「むぎのは今日どうするの?」
麦野「うーん…これといってすることも無いしなあ…皆でどっか遊びにいく?」
絹旗「遊びにですか?そうですねえ…」チラッ
滝壺「…」
滝壺「むぎの」
麦野「何?」
滝壺「私は今日…暇だよ?」モジモジ
麦野「そう?ならどっか行きたいとこある?」
滝壺「う…えっと…」
麦野「どうしたの滝壺。さっきも思ったけど顔赤いわよ?熱でもあるの」ピトッ
滝壺「う、うわぁぁぁぁ///(オデコが、オデコがぁ…!!)」シュー
麦野「滝壺、すごい熱じゃない!風邪引いたんじゃないの!?」
滝壺「…うん、実は昨日からちょっと熱っぽいかも…///」
麦野「だったら今日は安静にしてないと!遊びにいくどころじゃないわよ!」
滝壺『多分私はむぎのの間近で話すと、顔が赤くなって言葉が上手く出てこなくなるはず』
滝壺『それをむぎのは私が風邪だと勘違いするはず』
絹旗「(滝壺さん自分の本性まで超計画に入れてるなんて…)」
フレンダ「(滝壺…恐ろしい子!)」
麦野「フレンダ!滝壺を病院に連れて行くわよ!」
フレンダ「えっ、あっ、えっと…」チラッ
滝壺「…」
滝壺「むぎの、大丈夫だから」
麦野「大丈夫って…こんな滝壺を放っておけないわよ!」
滝壺「(むぎの優しい…///)ちょっと休めば大丈夫だから」
麦野「でも…」
滝壺「病院は……嫌」ウルッ
麦野「滝壺…」キュン
フレンダ「何だこれ」
絹旗「超意味わかんないお涙きた」
フレンダ「む、麦野!滝壺の言うとおり、ゆっくりしていれば治るかもよ?それに、滝壺も病院とかヒトのいるところよりも静かなところがいいのかも!」
麦野「それじゃ、第三学区のいつものうちらの隠れ家に…」
滝壺「…ベッドが大きいほうがいい」
麦野「滝壺がそう言うなら…それじゃ同じ学区のホテルをとるわよ。絹旗予約お願い」
絹旗「超了解です」
滝壺『何とかしてむぎのに私をホテルに連れて行くように仕向ける』
フレンダ「(あれ?麦野ってもしかしてバカ?)」
絹旗「超到着です」
麦野「大丈夫、滝壺?」
滝壺「うん…何とか(むぎのに抱えられてる///)」
フレンダ「(そして、ここからが)」
絹旗「(超本番ですね)」
絹旗「…」
麦野「それじゃ私たちは何しましょうか?滝壺には安静してもらわなきゃだからここの部屋のカラオケセット使うわけにもいかないし…」
絹旗「む・ぎ・の?」ヒソッ
麦野「ひゃあぁぁあ!?なっ何よいきなり!?///」ビクン
フレンダ「(イケる)」
絹旗「(超イケますね)」
滝壺『きぬはたが耳責め役。ふれんだがむぎのを抑えつける役ね』
フレンダ『やっぱりそうなるのか…でも麦野って実はものすごく腕力強いよ?』
滝壺『振りほどかれたら計画がダメになる。そうしたら…どうなる?』
絹旗『皆超やられますね』
滝壺『むぎのの腕力よりふれんだの火事場の馬鹿力のほうが強いはず』
フレンダ『そんな…』
滝壺『大丈夫、そんな命がけなふれんだを私は応援してる』
絹旗『えっと、私は耳責めって…』
滝壺『大丈夫、そんな命がけなきぬはたを私は応援してる』
絹旗『えぇぇ…』
絹旗「あ、超ごめんなさい、む・ぎ・の」ヒソヒソッ
麦野「はあぁぁん!?だ…だからぁ、耳元で話しつづけないでよぉ…///」
フレンダ「麦野?」
麦野「はぁ…はぁ…な、何?///」
フレンダ「結局さぁ…」
麦野「はぁ…はぁ…///」
フレンダ「ゴメンって訳よ!!!」ガバッ
麦野「きゃああ!?」
麦野「いっいきなり何すんのよぉフレンダ!!離しなさい!!」バタバタ
フレンダ「(くぅぅ、さすが第四位、すごい力!!)」
フレンダ「(でも、こっちだって命かかってんだ!!)」
フレンダ「(絶対に負けられない!いいか絶対にだ!)」
麦野「いい加減にしないとぶ・ち・こ・ろ・す・わ・よ?」ギロッ
フレンダ「ひっ!?」
絹旗「だ・れ・を・ぶ・ち・こ・ろ・すって?」ヒソッ
麦野「ひゃあぁあぁぁ…」フニャン
滝壺「いい感じ」ウンウン
麦野「二人とも…はぁ…はぁ…どういうつもりぃ?こんなことして許さないんだからぁ…」グググッ
フレンダ「こっち…だって好きで…やってるわけじゃないわよぉ…」グググッ
麦野「滝壺ぉ…何とかしてぇ…助けてよぉ…」
絹旗「私が助けましょうか?」ヒソッレロッ
麦野「ひゃぁあぁぁぁぁあぁ!?ど、どこ舐めてんのよぉ絹旗!!」
絹旗「こうなったら超ヤケです」
滝壺「きぬはた」
絹旗「何ですか、滝壺さん?こっちは順調です!」
麦野「滝壺!?」
滝壺「つまみぐいは、良くない」
滝壺「それは、私の仕事」
麦野「滝壺…一体どういう事なの?」
滝壺「ごめんねむぎの、わたし」
滝壺「むぎのを揉みくちゃにしたいの」フゥー
麦野「ああああん!?息がぁあぁ!?そっちの耳もぉ!?もう、やめてぇ!!」
滝壺「むぎのの耳たぶやわらかい」ペロペロ
滝壺「それに、耳も美味しい」ハムッ
麦野「ふああぁぁぁん」
麦野「くっ…こうなったら…能力を使うしか…」
絹旗「能力がなんですか?」フゥー
フレンダ「結局、耳の次はうなじって相場が決まってるわけよ」
麦野「くうぅぅぅ…(能力が…出ない!?)」
麦野「(というか…演算に……集中で、きない…)」ハァハァ
絹旗「滝壺さん超計画通りです」
滝壺「きぬはたも応用が効いてきたね」
滝壺「むぎのの唇、プルプルしてて柔らかそう」
麦野「え?ちょ!?んんんん!?」
滝壺「んん…んんん」
滝壺は初めての口付けを自分が尊敬する暗部組織のリーダーに捧げた(金ザルはノーカン)。淡いピンク色のリップを施した艶やかなその唇。本人は拒絶してながらもその感触はとても優しいものであった。
絹旗「超接吻ですね」
フレンダ「どっちも慣れてないなあ」
滝壺はもっと彼女の唇を求めた。少しでも彼女を自分の中に取り込みたいと思わんばかりに、口の中を舌でまさぐり、彼女の唾液を自分の中に流し込んだ。味はない。だが、滝壺にはその液体がとても甘美なものに思えた。
麦野「はぁはぁ…まだ…誰ともキスしたことないのにぃ…」
滝壺「ごちそうさま」
滝壺「そしてむぎの、失礼します」グイッ
麦野「きゃぁ!?やだ!脱がさないでぇ!!」
滝壺「そうだね、まずはボタンを外してからだね」
フレンダ「やっぱ麦野胸大きいなあ」
絹旗「ブラは超シンプルですね」
滝壺「これが……むぎのの…おっぱい……」
麦野「いや…やめて…」
ピンク色のワンピースから露わになった双丘はブラジャーで抑えつけられているものの学園都市第四位にふさわしい自己主張の強いものであった。
滝壺「失礼します」フニュ
麦野「いやあああ!?」
滝壺「手に収まらない…だと…?この爆弾マシュマロ、柔らかすぎる!」フニュフニュ
滝壺「それじゃ直に…!!フロントホック…だと…!?」
麦野「だめ!!それだけは!!!」
滝壺「よいしょ」プチッ
麦野「やだやだあああ」ハラリッ
ぷるん、とその二つのマシュマロはまるで解き放たれるのを待ち侘びたかのように大きく弾けた。
滝壺「直は、パナい」モニュモニュ
麦野「はぁ…はぁ…やめっ…///」
滝壺の小さな両手が埋もれてしまうのではないかというくらい麦野の乳房は広大かつ柔和であった。麦野も滝壺に自分の乳房を掴まれているというよりは不思議と揉みほぐされているという感覚に陥り、心地良いとまで思えてしまった。
滝壺「女の子の敏感ポイントその1」コリッ
麦野「ひゃああぁあぁあぁあ」
滝壺「この乳輪と乳首にありつく日をどれだけ夢見たことか」コリコリッ
麦野「いやぁ…だ、らめぇ…///」
滝壺は二つの乳房の中心に位置する桜色の部位を器用に弄んだ。心なしかそのさらなる中心がまるで滝壺の指先に語りかけるかのように硬直しているのを感じた。
滝壺「今なら赤ちゃんになれる」
麦野「え?あぁぁぁ…」
滝壺「…」チュウウウ
麦野「ああ…あああ…///」
滝壺「…」チュパチュパ
滝壺はまるで幼子のように無邪気に、そしてこれ以上ないくらいはしたなく右の乳房にむしゃぶりついた。
乳児のころを思い出しているのか、いや無論これは本能だろう。AIMストーカー、大能力者、そんな非現実的なものがちっぽけに見えるくらい深い愛する女性の魅力的な部分を求める本能。
滝壺「…っぷはぁ……もしかしたら私は学園都市一、いや三国一の幸せ者かもしれない」
麦野「はぁはぁ…」ヘタァ
フレンダ「…ねぇ絹旗?」
絹旗「なんですかフレンダ?多分思ってることは超同じだと思いますが」
フレンダ「もう麦野も骨抜きだしさ、私たちいらないよね?」
絹旗「珍しく意見が合いますね。あとは滝壺さんに任せましょう」
滝壺「お疲れ様、休んでいいよ二人とも。あとトリップ入れさせてもらうね」
フレンダ「結局、さるさん喰らったって訳よ」
麦野「どうして…こんな…こと…」
口では滝壺のことを拒絶しているが、絹旗やフレンダがいう通り麦野の身体からは抵抗する力は感じられなかった。
それが、滝壺の思惑通り性感帯を責められて全身の身体が抜けてしまったのか、望みを失って抵抗する気力すら無くしてしまったのか。はたまた滝壺に想いのままにされる自分の姿を望んでいるのか。滝壺にはどうでもよかった。
滝壺「ごめんね、むぎの?」
麦野「え?それじゃあ…」
滝壺「えい」ズルッ
麦野「ちょ!?そんなぁストッキング!?」
滝壺「よいしょ」ズルズルッ
麦野「それはさすがに…駄目だってば…滝壺ぉ…」
滝壺「あっ、もういいや」ビリッビリビリビリィ
絹旗「麦野のストッキングが超ストッキングに」
伝線した黒のストッキングから覗く彼女の純白な肢体が彩る黒と白のコントラストがモノトーンを基調としたとても美しい現代アートのようだった。
彼女の生足がとても眩しい。滝壺はつい目を細めてしまった。
フレンダ「使い古されたシチュエーションだけど、やっぱ生で見るとすごい興奮するわ」
滝壺「麦野の生足、初めて見た」
麦野「そんなぁ…」
滝壺「足がちょっと太いのを気にしてストッキング履いているのも知ってる」
麦野「いやぁ…言わないでぇ…」
滝壺「でも、白いスベスベの麦野の太ももは私にとってこの上ないご馳走」ペロリンッ
麦野「きゃああ!?やめ…!」
滝壺「しかし」
麦野「はぁ…はぁ…」
滝壺「本当のご馳走はその2つの太ももの間にある!!」キリッ
麦野「!!」
絹旗「麦野が超可哀想になってきました」
フレンダ「でも結局、ここで止めたら私たちの命がないって訳よ」
絹旗「麦野をアッチサイドに引き込むまで滝壺さんには頑張ってもらわないと」
フレンダ「滝壺のテクがここで発揮されるんじゃない?」
滝壺「むぎの、一番大事なところいただくね?」
麦野「えっ!?」
滝壺「失礼し…」グッ
麦野「ダメダメダメ!!!ダメったら駄目!そこは駄目!」グググッ
滝壺「何言ってるの、むぎの。いまさら、でしょ?」
麦野「………」
滝壺「…麦野?」
麦野「…うう…ううぅ…」ポロ
絹フレ「!?」
滝壺「…」
麦野「ごめん…滝壺。お願い、許して…?もうやめよ、ね?いい子だから…」ポロポロ
いつもは気が強く、負けず嫌いを絵に描いたような女性である麦野が初めて見せた涙。その表情。絹旗、フレンダも驚きは隠せなかった。
美しいその瞳から零れる雫の一つ一つは僅かしか採れない希少な宝石のようであった。しかし、肉欲が頭を占める滝壺には関係のないことだった。
滝壺「絶 対 に 許 さ な い」グイッ
麦野「いやああああああああ!?」
オアシス。桃源郷。ユートピア。理想の世界を指し示すならばまさにそこがふさわしかった。
未だ誰も目にしたことのない彼女の恥部。滝壺はただただ感動に浸っていた。
麦野「いやぁぁぁ…見ないでぇぇ…」
彼女は自分が今何をされているのかがわからなくなるくらい頭が混乱していた。それほど彼女を襲う羞恥心は巨大なものだった。
演算はおろか、まともな思考ができなくなっている彼女に脅威などあるはずもなかった。無論滝壺はそんなこと頭にあるわけがなく、興奮のあまり麦野の能力の応酬を危惧することすら忘れていたに過ぎない。
フレンダ「女の子のあそこ、初めて見た…」
絹旗「なんかもう、超麦野ですね…」
彼女の一番大事なところは毛で覆われていた。決して薄いとは言えない彼女の陰毛。だが、彼女らしいといえば彼女らしい。
女性として陰毛が薄いのがいいのか濃いのがいいのか滝壺にはわからなかったが、その荒々しく濃い様子が滝壺の欲情を一層掻き立てた。
滝壺「むぎののあそこ…とても綺麗…」
麦野「………///」ブルブル
仕事では興奮すればするほど下品な発言が目立つ彼女の性格とは裏腹にソコはとても純真だった。ぴっちりと閉じられておりそこに男性を受け入れた形跡はなかった。
滝壺「むぎの、まだ経験ない?」
麦野「ん………///」コクコク
絹旗「超意外です」
フレンダ「結局暗部の女子なんて、なんだかんだでそんなもんって訳よ」
滝壺「大丈夫、優しくするから」ペロッ
麦野「ひゃぁぁあぁぁああん!?何!?嫌ぁ!?そんなとこ舐めないでぇ!!すごく…すごく汚いトコなんだからあぁぁあぁ!?」
滝壺「大丈夫、むぎののあそこは汚くなんかない。本当に綺麗だよ?だから力抜いて?」
そういって、滝壺は麦野の下の唇にちゅっと約束通り優しくキスをした。
麦野のソコは上の唇に負けず劣らずぷっくりと柔らかそうで淡くピンク色に染まっていた。充血しているせいか少々その色合いが強くなっているようにも感じた。
フレンダ「あれはきっとサーモンピンクってやつな訳よ」
絹旗「超シャケ弁好きなだけにってか」
滝壺「二人ともちょっと黙って」
滝壺「むぎののあそこ、とても綺麗。そしてとても美味しいよ?」
麦野「いやぁ…やだ、そんなこといわないでぇ…」
フレンダ「まさか、暗部の女の暗部があんな目に遭うなんてね」
絹旗「全然上手くないですよ。超素直に陰部っていったらどうですか?」
滝壺の言葉は間違っていなかった。麦野のような女子高生でも大人に近づくと、女性の秘部というのは個人差はあるものの色素沈着が進み黒ずんでいる人も多い。
しかし、さすが超能力者。麦野のあそこは他人はおろか自分ですら弄んだことのない様子だった。
滝壺「むぎの、ココを自分で遊んだりしないの?」
麦野「はぁ…はぁぁ…あ…あそぶって……なにぃ?」
フレンダ「あの麦野がオ◯ニーを知らないとは…」
絹旗「もちろん私も超したことなんてありませんからね!」
麦野は第四位に君臨するまで様々な闇を経験してきた。だからこそ、異性というものに触れ合う経験など無かった。
普段から性に関する汚い言葉を吐いているのは無知な自分をひた隠しにするための彼女なりの精一杯の強がりだったのだ。
滝壺「大丈夫むぎの、そんな大人の遊びを知らない純真無垢なむぎのを私は応援してる」
麦野「…へ?」
すると滝壺は間髪入れずに麦野のクリトリスを露わにした。その一番敏感なところ、原子崩しの名を持つ、原子系能力者の彼女にとっては正に文字通り核というべきところをレロッと卑しく、しかし優しく舌でなぞった。
麦野「ひ!?ひやぁあぁぁぁあああぁ!?何!?これ!?すごい今ビリィって…!?」
滝壺「次第に気持ちよくなるから」
フレンダ「アソコからビームなんて出ないわよね?」
絹旗「演算出来ないなら無理でしょう。暴発…?……いや大丈夫です…多分」
滝壺は執拗に無垢な彼女の核を舐めまわした。彼女は得体の知れない痺れが次第に快感に変わりつつあるのに気づき腰のあたりの感覚が無くなっていた。
それと同時に滝壺はそのしなやかな指を目の前の唇に忍ばせようと思ったが門外不出のソコは指を入れたら彼女にとって苦痛でしか無いだろうと悟った。
滝壺「……今日は指入れるのはやめよ」ニュプ
麦野「はああぁぁぁあぁぁあん!?」
ニュルっと滝壺はその小さく可愛い舌を彼女のもう一つの唇にねじ込んだ。場所は上下違うものの可愛い口同士のフレンチキス。それはとても微笑ましいとさえ思えるものだった。
滝壺「……これくらいでいいか」
滝壺は舌をちょこっと入れるだけに留め、核に集中することにした。
彼女にまた懐かしいともいえる痺れが襲いかかったが、それが快感に変わったのは先ほどよりも早かった。
麦野「にゃあぁあぁ……やめて滝壺ぉ………それ以上やったら…お…かしく…」
滝壺「おかしくなっていいんだよ、むぎの?むしろおかしくしてあげる」
滝壺は舌の先を硬くし、先ほどよりも激しく責め始めた。麦野を快感という名の新世界へと誘う。
麦野「だあぁあぁぁあ…だめ…だめ!!そこ!そこずっとやってたらぁ…!!」
滝壺「…」
麦野「…へ?」
滝壺はピタリと動きをやめ、舌を離した。麦野は一瞬安堵したが、何かもの寂しさのようなものを感じた。
哀しいかなそういう身体になってしまっていた。
麦野「…どうして?」
滝壺「むぎのがだめっていったから」
麦野「え?」
滝壺「むぎのは私たちのリーダー。リーダーの命令は絶対だから」
麦野「え…えぇ……そ、そんなぁ…」
麦野は快感の途中で止められたココの処理の仕方がわからなかった。
だから彼女はどうすることも出来ず、その恥ずかしいところをだらしなくひくひくと痙攣させることしか出来なかった。
滝壺「だめ、なんでしょ?」
麦野「え?いや、そんな…」
言葉では拒否していたものの、言うまでもなく彼女のソコは欲していた。ソコからは水よりも粘っこいいやらしい液が既に大量に溢れていたのは言うまでもない。
滝壺「素直じゃないむぎのは、きらい」
麦野「……がい……」
滝壺「何?」
麦野「…お願い……」
滝壺「むぎの、よく聞こえないよ?」
麦野「お願い!!続きを…続きをして!!」
滝壺「何をして欲しいの?」
麦野「だから……あれを……」
純真無垢な彼女はオーラルセックスの細かい呼称など知らない。
恥ずかしいには違いないあの行為を何と言ったらいいかわからないのだ。
滝壺「あれじゃわかんないよ?」
麦野「私の……アソコを……舌で…責めて?」
滝壺「うん、わかった」
麦野「ほ、ほんとぉ…!?」パァァ
滝壺「でも、それだけじゃ、できない」
麦野「ふえぇ…?」
再び不安そうな表情が彼女の整った顔を染める。
滝壺「むぎの、いつものあれ言って?」
麦野「…へ?あれ?」
滝壺「『だにゃーん』ってやつ」
滝壺「あれでお願いして?」
麦野「えぇぇ……そんなぁ…」
滝壺「じゃあやらない」プイッ
麦野「…し……………に……ん」
滝壺「ん?」
麦野「私のアソコを…もっと舌で気持ちよくしてほしい…にゃーん……////」カァァ
麦野の顔がさらに紅潮するのを感じた。いつも使っている口癖がまさかこんな形で言わされることになるとは。
滝壺「ものすごい破壊力。むぎの、すごく可愛い」ジュン
麦野「ううぅ…///」カァァァ
滝壺「ごめんね、むぎの。意地悪言っちゃって」
よしよしといつも自分がされているように滝壺は麦野のそのふわふわな髪を優しく撫でてあげた。
滝壺「ご褒美に思いっきり気持ちよくしてあげるから」
麦野「…うん」コクリ
宴はたけなわを迎える。
麦野「ひゃあぁぁあぁ!?すごい!?すごいよぉ滝壺ぉぉ!!」
麦野「なんか!?すごいのが!!すごいのがぁぁ!?」
滝壺「そのまま気持ちよくなって、むぎの」
麦野「あ…あ…ああ」
滝壺「むぎの、お疲れ様」
麦野「あ…あ……あああぁぁああぁぁぁあぁあああああああああ!?」
ぷしゃぁぁぁぁと勢い良く誰もが驚くような泉を湧き出した。顔を寄せていた滝壺はもちろん、フレンダ、絹旗にも飛び散った。
滝壺「んん!?」
絹旗「うわ!!超麦野がこっちまでかかってきました!!」
フレンダ「女体って時々ものすごいことが起きるって訳よ!!」
麦野「はぁ…はぁ……はぁぁ…」
放心状態。未知の体験、未知の快感、そして未知の現象。昇天を迎えた彼女の目は焦点を定めていなかった。
滝壺「むぎの」
麦野「…はぁ……はぁ…滝壺ぉぉぉ…」トロン
滝壺「どうだった?」
麦野「…うん。すごく…気持ちよかったぁ」フニャン
滝壺「むぎのがよくなれて、わたしもうれしい」
二人は久方ぶりにお互いの本当の口同士で愛を確かめ合った。
滝壺「んんん…」
麦野「んん……っぷはぁ……滝壺ぉ…」
滝壺「むぎの…」
麦野「はぁはぁ…滝壺……お願いがあるんだけどぉ……」
滝壺「何?」
麦野「はぁ…はぁ…また…してくれる…かにゃん?///」モジモジ
滝壺「もちろん(勝った!)」クワッ
絹旗「(滝壺さん超勝っちゃいました!)」
フレンダ「(結局大勝利、これで私たちが死ぬことはなくなるって訳ね!)」
麦野「今度は私が」
麦野「滝壺を揉みくちゃにしたい」
滝壺「(それじゃとうとう…)」
滝壺「(むぎののわがままボディは…)」
滝壺「(わ・た・し・の・も・の・か・く・て・い・ね!)」キリッ
フレンダ「結局、私たちなんだったのよって訳?」
絹旗「キメ顔からのドヤ顔、やっぱ超鼻に触ります」
麦野沈利、無垢な一人の超能力者がとても気持ちのいいことを知ってしまい一匹のメスに成り果てた。
影の舞台でこそ輝くのが暗部に潜む組織の学生たち。
そんな女の子たち『アイテム』が最も色めく夜が幕を開ける。
浜面「昼から勤しむってのもどうかと思うけどな」
~fin~
以上となります。
再三さるさんを喰らっての長旅でしたが、長い時間お付き合いいただいてありがとうございました。
SSは二作目ということでまだまだつたない文章力ですがご理解ください。
寝ようとしたらふと無性に麦野といちゃいちゃしてぇなあと欲情しまして勢いで書いてしまいました。
滝麦がアイテムの一番の非日常です。
希望の組み合わせがあったらこのトリップを引っさげて再び来ますのでリクエスト受け付けます。
反省も後悔もしてません。感想とかくれたら嬉しいです。
よろしかったら前作もどうぞ↓
前作:美琴「黒子、今日は一緒に寝ない?」
最後に一言。三期こそは、がんばろうJC!
元スレ
フレンダ「…えっと、滝壺は麦野をどうしたいの?」
滝壺「揉みく…」
フレンダ「だああ!!そうじゃなくて!いや、質問の答えとしては間違っていないんだけどぉ」
フレンダ「結局さ、滝壺は麦野をどうしたいか具体的にいってごらんって訳よ」
滝壺「麦野のあの豊満な身体にむしゃぶりつきたい」
フレンダ「Oh」
絹旗「麦野と浜面がこの場にいなくて超良かったです」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:05:40.80 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「滝壺は…もしかしてアッチ系のヒト?」
滝壺「アッチ系って、どっち系?」キョトン
絹旗「やっぱり無垢な滝壺さんは超可愛いです」ホッ
フレンダ「ほら……女の子が女の子をさ…」
滝壺「女が女を?」ニヤニヤ
絹旗「超訂正します」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:06:55.04 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「だからさぁ……お、女の子が女の子を好…」
滝壺「大丈夫だよ、ふれんだ。私はそんな羞恥心に耐えているふれんだを応援してる」キリッ
フレンダ「ぐっ…」イラッ
絹旗「今のキメ顔、超鼻に触ります」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:08:13.81 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「うああ!!だぁかぁらぁ!!結局、滝壺は女の子が好きな同性愛者なのかって聞いてる訳よ!!」
絹旗「フレンダ、超ストレートに行きましたね」
滝壺「…」
絹旗「…あれ?滝壺さん?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:10:35.28 ID:Dw5AngWv0
滝壺「同性愛者とか、レズビアンとかそういう簡単な言葉で一括りにするのはやめて」
フレンダ「レ、レズゥッ!?そこまでは私言ってないし、そもそもそれ以外の何者でもないでしょうが!」
滝壺「そういう偏見は、嫌」
フレンダ「偏見も何も事実じゃん!?」
滝壺「差別は良くないよ、ふれんだ?」
フレンダ「ぐぬぬ…」
絹旗「こいつ超めんどくせぇ……です」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:12:59.51 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「…ふぅ…ふぅ…ふぅぅぅ」
絹旗「フレンダ、超耐えてください。まずは話を超聞いてあげましょう」
フレンダ「そ、そうね。…おほん、結局、滝壺は麦野が好きだって訳ね?」
滝壺「す、好き!?え…そんな…好きだなんて恥ずかしい。でも、この感情ってやっぱそうなのかな///」カァァ
絹旗「急に超乙女にならないでください」
フレンダ「(私は何を聞いてるんだろう…)」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:14:39.90 ID:Dw5AngWv0
絹旗「た、試しに超聞いてみますけど、滝壺さんは麦野といて超ドキドキとかするんですか?」
滝壺「うん…なんかドキドキする」
フレンダ「こうしてみるといつもの滝壺でまともなんだけどなあ」
滝壺「むぎのの近くにいるだけで息が上がっちゃって、胸が苦しくなる。顔がすごく熱くなって、身体が動かなくなっちゃう」
フレンダ「どっかのコピペ?」
絹旗「超教科書通りですね」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:17:25.70 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「まあ結局さ、それは間違い無く恋って訳よ」
絹旗「そうですよ滝壺さん。滝壺さんは麦野に超ホの字なんですよ!」
フレンダ「ホの字って…絹旗いつの時代のヒトよ…」
絹旗「超レトロって言ってください」
滝壺「あなくろ」
絹旗「」イラッ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:22:30.55 ID:Dw5AngWv0
滝壺「私はむぎのが好き…」
フレンダ「そうそう」
滝壺「ふれんだときぬはたは、むぎのが好きな私をどう思う?」
絹旗「い、いや別に!?恋愛は本人の超自由だと思いますよ!?」
フレンダ「そ、そうよ!結局、滝壺が同姓好きだろうと私たちは別にひいたりとかしないって訳よ!」
滝壺「同姓好き?」ピクッ
絹旗「ちょ!?フレンダ!!」
フレンダ「わわ、しまった!」
滝壺「ひく?」
フレンダ「いや、今のは…」
滝壺「…」ジー
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:25:56.98 ID:Dw5AngWv0
絹旗「いやいや滝壺さん!私もフレンダも滝壺さんの恋を超応援していますよ!!」
滝壺「ほんと?」
フレンダ「ホントホント!!滝壺の悩みは私たちの悩みだからね!結局、私たちが力になってあげるって訳よ!」
滝壺「よかった。二人は私の恋に協力してくれるんだ」
絹フレ「うん!!」
滝壺「それなら、これから私のいうことを何でも聞いてくれる?」
絹フレ「うん!!」
絹フレ「え?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:29:43.88 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「今日の滝壺すごく変なんだけど…」
絹旗「それは超とっくにわかってます」
滝壺「二人とも」
絹フレ「は、はいぃ!?」
滝壺「お願いがあるんだけど?」ニコッ
絹旗「滝壺さん超怖いです…」
フレンダ「てか、何で私たちこんな弱くなってんのよ…」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:32:48.70 ID:Dw5AngWv0
滝壺「いいかな?」キョトン
絹旗「私たちで良ければ超何でも!(お願いする滝壺さん可愛い///)」キュン
フレンダ「でも結局さ、私たちに出来ることの範囲内に限られるって訳よ。あんまり無茶なのは…」
滝壺「え?」ピクッ
フレンダ「ひっ!?」
絹旗「超嫌な予感しかしないです」ダラダラ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:35:53.12 ID:Dw5AngWv0
絹旗「!!でも超待ってください滝壺さん!」
滝壺「なに?」
絹旗「滝壺さんは麦野が超好きなんですよね?」
フレンダ「今更なんなのよ?」
絹旗「…浜面はどうしたんですか?」
フレンダ「あっそういえば!」
滝壺「…」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:39:22.96 ID:Dw5AngWv0
絹旗「滝壺さんは浜面と超いい仲だったじゃないですか?私は超知ってますよ!」
フレンダ「てか結局、バレバレって訳よ」
絹旗「滝壺さんは女の子が超好き」
滝壺「むぎのが超好き」
絹旗「超すみません。滝壺さんは麦野が超好き」
滝壺「うん」
絹旗「でも浜面はもちろん男ですから、もしかしてどっちも好きなんですか?」
フレンダ「結局さ、滝壺はバイセクシャルな訳?」
絹旗「馬鹿!フレンダ!」
フレンダ「あっいけね!」
滝壺「…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:41:35.08 ID:Dw5AngWv0
滝壺「…」
フレンダ「わわわ…」ビクビク
絹旗「フレンダ、今のうちに超謝ったほうが…」オドオド
滝壺「はまづら」
滝壺「はまづらは……あれは…フェイク」
絹旗「」
フレンダ「Fake?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:44:47.53 ID:Dw5AngWv0
滝壺「正しくはカモフラージュ」
絹旗「超同じです」
フレンダ「結局、浜面とのお付き合いは嘘っぱちだったって訳?」
滝壺「もちろん。好き好んであんな不良と付き合ったりしない。まして男」
絹旗「不良…まあ、間違ってはいませんが…」
フレンダ「滝壺にいわれるとズシッとくるわね」
滝壺「あんな金ザルに興味はない」
絹旗「超口悪いです」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:50:02.46 ID:Dw5AngWv0
浜面「おーす、悪いちょっと遅れた」
フレンダ「(やばい!浜面来た!そういえばアイテムで待ち合わせしてたんだ!)」
絹旗「(浜面がここにいられると超ピンチです!!)」
滝壺「…」ジー
フレンダ「ひっ!?(ここは何とかしないと…!)」
絹旗「(フレンダ!超何とかしてください!)」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:51:46.54 ID:Dw5AngWv0
浜面「皆揃ってたのか。あれ?麦野がまだ来てないんだな」
フレンダ「な、何しにきたのよ浜面!!こっちは大事な話をしてるのよ!!」
浜面「何だいきなり?大事な話って仕事の話か?」
絹旗「女の子同士の超大事な話に決まってるじゃないですか!ガールズトークに割って入ろうとするなんてやっぱり浜面は超馬鹿面ですね!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:54:25.50 ID:Dw5AngWv0
浜面「へいへい、そうですか。どうせ俺は空気読めませんよーだ。で?ドリンクバー行ってきてやるから。何持ってきてほしいんだ?」
絹旗「あ!それじゃあ私はストレートティ…」
滝壺「…」ギロッ
絹旗「…じゃなかった!今は浜面は超いて欲しくありません!」
浜面「は?」
フレンダ「わかったらさっさと帰って欲しいって訳よ!」
浜面「何だよ!お前らが呼びつけたんじゃねえのかよ!!」
滝壺「はまづら」
浜面「ん?何だ滝壺?」
滝壺「今日は大丈夫だから。来てくれてありがとう」ニコッ
浜面「お、おう…そうか、それじゃあな」
滝壺「うん、バイバイはまづら」フリフリ
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:56:30.65 ID:Dw5AngWv0
絹旗「…」
フレンダ「…」
滝壺「…」ニコニコ
絹旗「浜面…超不憫です…」
滝壺「はまづらはちょうばかづらだから」
絹旗「ヒトの口癖取らないでください」
フレンダ「何か、浜面をパシリにしていた私たちが可愛くみえるわね」
絹旗「滝壺さんは超黒壺さんです」ボソッ
滝壺「ん?」チラッ
絹旗「超何でもないです」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:57:33.28 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「ということはさ、カムフラージュ…」
滝壺「カモフラージュ」
絹旗「超どっちでもいいです」
フレンダ「チッ…それでそのカモフラージュって話だけどさ」
滝壺「うん」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:58:28.74 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「麦野が好きだってことを隠すためにそういうふうに振舞ってたの?」
滝壺「そう。男と一緒にいればむぎのが好きだってことがバレずにすむ」
絹旗「もはや浜面の名前すら超出なくなりましたね」
フレンダ「でも、そんなことしなくても別に良かったんじゃない?何か、用心しすぎというか」
滝壺「でも、そうでもしないとむぎのにバレちゃう。それくらいむぎのの目の前にいると不自然になっちゃうから」
絹旗「私たちは別に超気づきませんでしたけどね」
滝壺「それはアイツがいたから」
フレンダ「浜面ね」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 19:59:50.19 ID:Dw5AngWv0
滝壺「二人に気づかれていなかった分、無能力者も役に立ってた」
フレンダ「何か、この人とこれから上手くやっていけなさそうな気がする」
絹旗「超同感です」
フレンダ「これからドリンクバーは自分で取りに行こうかな…」
絹旗「私もこれから浜面にもっと超優しくしよう…映画も超たくさん連れてってあげます」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:00:56.47 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「まあ、あの浜面のことはもういいとして」
滝壺「ホントにどうでもいい」
フレンダ「」ピクピクッ
絹旗「フレンダ、超続けてください」
フレンダ「…それで結局、どうして滝壺は麦野が好きになった訳?」
絹旗「それです!それが超本題です!」
滝壺「私がむぎのを好きになった理由…」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:02:21.30 ID:Dw5AngWv0
絹旗「それがやっぱ超気になります!」
フレンダ「麦野をもみく…いや、麦野の身体をどうにかしたいということはやっぱりあの身体に惹かれたの?」
滝壺「それも一つ。でも、それが一番じゃない。身体だけで好きになるなんてそんなのオスと一緒」
絹旗「オス……もう超キリがないので突っ込みません」
フレンダ「でもさっき、もみく…」
滝壺「」ギロッ
フレンダ「Sorry」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:03:48.90 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは確かにすごい身体してる」
フレンダ「ホント!ボンッキュッボン!あれこそナイスバディな訳よ!」
絹旗「ほんと許せないくらい超わがままボディですよね!」
滝壺「えへへ…///」ニヘラ
フレンダ「何で滝壺が照れてんのよ…」
絹旗「別に滝壺さんは超褒めてないです」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:05:22.52 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは身体だけじゃない」
絹旗「そうですよ、もちろん!麦野といったらやっぱりあの能力!」
フレンダ「学園都市第四位の超能力者だし、サイキョーって訳よ!」
滝壺「でもそれは麦野の強さであって、私にとっての魅力ではない」
フレンダ「まあ、確かに。強いからって好きにはならない…か?」
絹旗「でも、女の子は強い男の子に超キュンときちゃったりしますよね?そういうのじゃないんですか?」
滝壺「私はむぎのを一人の女の子として好き」
フレンダ「ああ、やっぱりね」
絹旗「ガチ◯ズですね」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:06:40.20 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは女の子としてもとても魅力的」
フレンダ「確かに、あの身体に加えてすごい美人だからね」
絹旗「スタイルよくて、美人で、しかも超能力者。超ずるいです」
滝壺「私が言いたいのは外見だけじゃないってこと」
フレンダ「中身って訳ね」
絹旗「麦野の中身……ビーム砲?」
フレンダ「絹旗、アンタがボケたら誰がつっこむのよ」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:10:34.20 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは内面も素敵」
フレンダ「内面ねぇ…何かある?絹旗」
絹旗「えぇ!?私にふるんですか?そうですねぇ…」
滝壺「むぎのは…とても優しい///」
フレンダ「え?」
絹旗「え?」
滝壺「え?」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:11:38.71 ID:Dw5AngWv0
絹旗「麦野が超優しい…だと…?」
滝壺「いつも、体晶使う私を心配してくれるし」
フレンダ「それは私だって心配よ」
絹旗「使わせているのは超麦野ですけどね」
滝壺「仕事終わった後、ヨシヨシって頭撫でてくれる」
フレンダ「見たことねぇ」
絹旗「犬ですか…超プライドないですねぇ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:12:32.71 ID:Dw5AngWv0
滝壺「確かに普段のむぎのはちょっと怖い」
フレンダ「ちょっとどころじゃないけどね」
絹旗「はっきり言って、超怖いです」
滝壺「そのなかで時々見せる女の子っぽいところが…いいっ!」
絹旗「はぁ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:13:45.62 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「まぁ、百歩譲ってその優しいところって訳ね」
滝壺「それだけじゃない」
絹旗「と、いいますと?」
滝壺「むぎのは性的にすごく魅力的」
フレンダ「きた」
絹旗「ここからですね」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:19:02.85 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは時々とてもエッチな一面を見せる」
フレンダ「マジで?」
滝壺「マジ」キリッ
絹旗「何か滝壺さんが超頼もしく見える」
滝壺「何というか、いつもは人前では見せないようなメスの本能的なものがムンムンと」ジュルリ
絹旗「超えげつねぇです」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:21:53.35 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「結局、それを感じさせる何かが以前にあったって訳ね?」
滝壺「うん」
絹旗「超気になります。聞くのが超怖いけど」
フレンダ「怖いもの見たさって奴?」
絹旗「早く教えてくださいよぉ!いつの話なんですか!」
滝壺「うん、あれはね、一週間くらい前の仕事の時の話」
絹旗「一週間前?」
フレンダ「ああ、あの第一五学区のマスコミの関係の奴らをやったアレ?」
滝壺「そう」
絹旗「あいつらホント超マスゴミでしたね。あの時は確か、私とフレンダが一緒でしたよね?」
滝壺「そして、私とむぎのが一緒だった」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:23:46.29 ID:Dw5AngWv0
麦野『おらおらおらぁぁぁ!!さっさと逃げねえとローストビーフにしちまうぞぉ!!とはいっても逃さねえけどなあああぁぁぁ!?』
滝壺『北北西から信号がきてる…』
麦野『ほらほら走れ走れ!!せいぜい寿命を延ばすこったなぁ!!』
滝壺『いけない、その先に能力者が潜んでいる!』
麦野『ぎゃはははは!!楽しいぃー!今日は調子がいいわぁ!』
滝壺『しかも一人じゃない。2,3…4人!!このままいっては危険』
麦野『滝壺ちゃーん?このまま一気に終わらせるわよぉ!!』
滝壺『待ってむぎの、そのままいっては、駄目』
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:25:17.19 ID:Dw5AngWv0
麦野『はははぁ!!何?全然聞こえないにゃーん?』
滝壺『能力者が4人、向こうで私たちを待ち伏せしてる!』
麦野『そんなの関係ねぇよ!4人だぁ!?100人でも私が100回ずつ殺してやんよ!!!』
滝壺『お願い、むぎの聞いて?』
麦野『しつこいよ!滝壺!!大丈夫だっていってるでしょ!!』
滝壺『おねがい』ヒソッ
麦野『ひゃあうぅん!?』ビクンッ
滝壺『!?』
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:27:22.39 ID:Dw5AngWv0
麦野『な、何なのよ!?滝壺!!いきなり耳元で囁いたりして!///』ビクンビクン
滝壺『ご、ごめんむぎの。私そんなつもりじゃ…』
麦野『き、気をつけてよね!私は耳が…』ゴニョゴニョ
滝壺『え、何?』キョトン
麦野『な、何でもないわよ!!向こうに4人ね!!早く終わらせるわよ!!///』
滝壺『…』ゴクリ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:28:53.86 ID:Dw5AngWv0
滝壺「というわけ」
フレンダ「ほえぇ…」
絹旗「ちなみに今の滝壺さんの一人二役でしたからね」
滝壺「あの時のむぎのはやばかった」
フレンダ「麦野はゴニョゴニョ何て言ってたんだろうね」
絹旗「まあ、大体超予想はついてますけどね」
滝壺「『私は耳が敏感なのよ。すごく感じちゃうんだから気をつけてよね』」
絹旗「超聞こえてるじゃないですか」
フレンダ「『え、何?』キョトン、じゃねえよ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:30:29.13 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「結局、滝壺は麦野のそういう一面を見ちゃったって訳ね」
滝壺「あの時のむぎの…すごく可愛かった///」ポッ
絹旗「滝壺さんから見たら超ドキドキしちゃったわけですね」
滝壺「うん///」ドキドキ
フレンダ「で?麦野を揉みくちゃにしたくなったと?」
滝壺「うんうん///」ドキドキドキ
絹旗「超素直ですね、悪い意味で」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:31:42.00 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎののあのわがままボディを好き勝手に弄びたい、舐めまわしたい!」
フレンダ「ここ、ファミレスよ?」
滝壺「学園都市に7人しかいない超能力者、それを一匹のメスにしたい!!」
絹旗「今、ここに麦野いませんよね?割と超マジで」
滝壺「散々感じさせて原子崩しの理性を崩してやりたい!!!」
フレンダ「いや、全然うまくないから」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:33:13.95 ID:Dw5AngWv0
滝壺「二人は私の言う事を何でも聞いてくれるって言ったよね?」
フレンダ「え?」ドキッ
絹旗「今になってそれを持ち出してきた!?」
滝壺「言ったよね?」
絹フレ「はい」
滝壺「二人にお願いがあるの」
絹旗「これこそ、まさに超予想がついてますが」
フレンダ「聞きたくねぇ…」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:34:26.81 ID:Dw5AngWv0
滝壺「私がむぎのを揉みくちゃにするのを手伝ってほしいの」
フレンダ「言っちゃった」
絹旗「超言いやがりましたね」
滝壺「揉みくちゃにするのを手伝うだけでいいの」
フレンダ「それがどれだけ難しいことかわかってんのかね、この子は」
絹旗「『だけ』の使い方が超間違ってますし」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:36:07.27 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「これは聞かずにはいられないんだけどさ」
滝壺「何?」
フレンダ「どうやって麦野をそこまでのシチュエーションに持っていくの?」
絹旗「麦野がそんなのを許してくれるわけがありません!超怒られます!」
フレンダ「怒られるだけで済むならいいよ。問題はあの能力」
絹旗「麦野なら超出しかねません!」
フレンダ「結局、また真っ二つになるのはゴメンって訳よ」
絹旗「え?」
フレンダ「え?」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:37:10.34 ID:Dw5AngWv0
滝壺「大丈夫…」
フレンダ「『そんなまた二つになるフレンダを私は応援してる』、っていうんでしょ!!絶対嫌よ私は!!」
滝壺「ううん、違う。これは本当に大丈夫」
絹旗「どういうことですか?」
滝壺「むぎのは能力を使えないから」
絹旗「え!?」
フレンダ「…つまり、どういうことだってばよ?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:38:38.09 ID:Dw5AngWv0
滝壺「さっきの回想の話だけど、あれには続きがある」
絹旗「続きといいますと?」
滝壺「むぎのが『ひゃあうぅん!?』って声出したとき」
フレンダ「滝壺、ファミレスの皆見てる」
滝壺「むぎのの原子崩しのビーム砲が途切れた」
絹旗「なんと!」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:39:45.10 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは感じちゃうとビームが出せなくなる」
フレンダ「結局、麦野はそういう気持ちになると演算が出来なくなるって訳ね」
滝壺「これはちょっとした大発見」フンス
絹旗「確かに、普通に考えて耳元責められながら演算どころか筆算だって出来ませんよね」
滝壺「だから、今回はこれで行く」
フレンダ「は?どういうこと?」
滝壺「今から作戦を伝える」ビシィッ
絹旗「超やる気起きません」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:45:02.28 ID:Dw5AngWv0
滝壺「二人の内どちらかがむぎのを抑えつけて、もう一人がむぎのの耳元とうなじを責める」
フレンダ「そんなことだろうと思ったけど」
絹旗「想像すると超すごい画ですね」
滝壺「ていうかきぬはたが耳責め役。ふれんだがむぎのを抑えつける役ね」
絹フレ「えー」
滝壺「そしてむぎのが能力を出せない間に私がむぎのを揉みくちゃにする」
滝壺「これが一番適材適所」
フレンダ「あのさ、これってさ…」
絹旗「超犯罪、超強制わいせつ罪です」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:46:14.32 ID:Dw5AngWv0
滝壺「そんな法律、学園都市ではあってないようなもの」
フレンダ「まあ、そうだけどさ…」
滝壺「プライドの高いむぎののこと、第四位の自分が揉みくちゃにされただなんて自分より格下の風紀委員、警備員にさえ言い出せないはず」
絹旗「考えが超ヤクザですね」
フレンダ「でもさ結局、まだ私たち安全じゃないって訳よ」
滝壺「どうして?」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:47:18.60 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「どうしてもこうしても、その時はいいけどさ、終わったらどうするのよ?」
絹旗「超事後ですね」
フレンダ「事が済んで、麦野が能力使えるようになったら私たち確実に殺られるよ?」
絹旗「超間違いないですね」
滝壺「二人とも何か勘違いしてる」
フレンダ「勘違い?」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:48:56.47 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのが私に揉みくちゃにされるのを嫌がるとは限らない」
絹旗「滝壺さん、超おめでたい頭してます」
フレンダ「私は嫌だけどな、純粋に」
滝壺「むぎのを気持ちよくさせればこっちの勝ち、もしかしたらまたヤリたいと思うかもしれない」
絹旗「滝壺さんの中で麦野どんだけ超淫乱なんですか?」
滝壺「そうしたら怒るどころかまたお願いしてくるはず、攻撃してくるなんてもってのほか」
フレンダ「つまり結局、どうすればいいって訳?」
滝壺「それは私のテク次第」キリッ
絹旗「超ふざけんな」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:50:05.25 ID:Dw5AngWv0
滝壺「私はふざけてはいない。至って真面目」
フレンダ「私は真面目に死にたくない」
絹旗「あの、少しでも超危険性を下げるための提案なんですが…」
滝壺「提案?」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:51:42.28 ID:Dw5AngWv0
絹旗「私とフレンダの役割を逆にしたらどうでしょうか?」
フレンダ「私が攻めるって訳?麦野の耳を」
滝壺「うなじも」
絹旗「私の能力のほうが超向いてると思うんですが」
フレンダ「なるほど、窒素装甲なら人一倍の力を出すことが出来るからね」
絹旗「それに、私の能力の範囲は手元くらいしかありませんが、麦野を押さえつけるというのは正に超適役というものです」
フレンダ「それいい、それいい!そっちの方が確実だし、死ぬ確率も減るって訳よ!」
絹旗「どうですか滝壺さん?フレンダと役割を超交替した方が…」
滝壺「きぬはた」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:52:57.30 ID:Dw5AngWv0
絹旗「はい?」
滝壺「…」
フレンダ「どうしたの滝壺?こっちの方が全然良いじゃん!私は麦野を責めるほうを頑張るからさ。私こう見えて結構お色気ボイスには自信が…」
滝壺「まるでわかってない」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:54:42.01 ID:Dw5AngWv0
絹旗「はい?」
滝壺「きぬはた。むぎのに迫ったことは?」
絹旗「そ…そんなのあるわけないじゃないですか…」
滝壺「耳元でのお色気ボイスに自信ある?」
絹旗「超ありませんよ!私そんなキャラじゃありませんしね!」
滝壺「それじゃ、男性とお付き合いしたことは?」
絹旗「う……それはありませんが…///」
滝壺「そういうこと」
フレンダ「どういうこと?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:56:12.65 ID:Dw5AngWv0
滝壺「二人は美学が足りないね」
絹フレ「は?」
滝壺「今から二点反駁する」
フレンダ「反駁ってディベートかよ」
滝壺「まず一点目。日常の中にある非日常。ケの中のハレ。ヒトにとってそれが刺激となる」
滝壺「すなわちギャップ萌え」
絹旗「はあ…」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:57:19.31 ID:Dw5AngWv0
滝壺「大能力者のきぬはたが自信の能力を駆使して超能力者のむぎのを押さえつける。これじゃまるで学園バトル物」
フレンダ「あれ?違うの?」
滝壺「ふれんだが嬉々としてむぎのを責める。そんなのいつものアイテムのじゃれ合いの延長線」
絹旗「フレンダにとってもそっちがいいなら超いいじゃないですか」
滝壺「そんなシチュエーション全く興奮しない」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 20:59:01.49 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「シチュエーション?」
絹旗「興奮?」
滝壺「いつも通りのやりとり。ありきたりな結末。これほど辟易させるものはない」
滝壺「いきなりの敵襲。敵側の訳あり事情。初対面とは思えない尊大な説教」
絹旗「あの滝壺さん…」
滝壺「異常なまでのヒロイン数と常軌を逸したラッキースケベの遭遇率」
滝壺「『いつもとは違う』、これを求めてヒトは二次創作に走る」
滝壺「ここでも同じ過ちを繰り返す気?」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:00:38.44 ID:Dw5AngWv0
滝壺「不慣れなきぬはたが我慢してむぎのを責める。これこそ至高」
絹旗「なんか滝壺さんがとある北高の文芸部員に見えてきました」
フレンダ「わかる。しかも二次創作でおかしくなってるタイプでしょ?」
フレンダ「ところで、私が麦野を押さえつけるところに何のギャップがあるって訳?」
滝壺「…」
絹旗「おい」
フレンダ「絹旗だけかよ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:02:17.92 ID:Dw5AngWv0
絹旗「何か、反論したいんですけど言いたいことが超ありすぎて何から言ったら良いかわからなくなりました」
フレンダ「何?この歯ぎしりしたくなる気持ち」
絹旗「私は少しでも生存確率を超上げたいです」
フレンダ「結局、絹旗案をのんで欲しいって訳よ」
滝壺「それは、嫌」
絹旗「だったら私たち滝壺さんに超協力しませんよ」
滝壺「私の第一声を思い出して?今までのやりとりをフイにする気?」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:03:34.11 ID:Dw5AngWv0
滝壺「そして反駁二点目。きぬはたの案は詰まるところ能力頼みだということ」
絹旗「まあ…そう言われればそうですが」
フレンダ「でも、私が素手でやるよりも全然違うでしょ」
滝壺「能力は所詮能力。能力を『使う』ということは『使えなくなる』ということもある」
滝壺「それがあの時のむぎの」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:04:47.37 ID:Dw5AngWv0
滝壺「『あぁふうぅん』といったときには超能力者も一瞬だろうがただの無能力者」
フレンダ「あれ?そういう声だったっけ?」
滝壺「あの時のむぎのはやばかったと言ったはず」
滝壺「むぎののあの様子を見ればこっちも演算なんて出来たものではない」
絹旗「あの滝壺さ…」
滝壺「きぬはた」チラッ
絹旗「ひっ!?」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:06:28.97 ID:Dw5AngWv0
滝壺「きぬはたは暗闇の四月計画の被験者の一人」
フレンダ「正しくは五月ね。エイプリルフールかよ」
滝壺「その修羅場をくぐってもなお大能力者に留まり、超能力者には及ばない。」
滝壺「その超能力者がエッチなことで無力になるのなら大能力者はいわんや」
滝壺「それがどうしてわからない?」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:08:23.34 ID:Dw5AngWv0
絹旗「…す、すみませんでした……」ブルブル
フレンダ「超怖いって訳よ…」
滝壺「でもね、きぬはた」
絹旗「……はい」
滝壺「能力に頼らなければ使えなくなるなんてことはない」
滝壺「シンプルイズベスト」
滝壺「大丈夫、そんな能力に頼らないきぬはたを私は応援してる」ニコッ
絹旗「……滝壺さん!!」パアァァ
フレンダ「絹旗チョロすぎるだろ」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:09:10.92 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「でも結局、使えなくならないのは私の腕力って訳よね?」
滝壺「そう」
絹旗「フレンダが超力強いわけでもありませんし、成功の保証はあるとは言えませんよ(危ない、もうちょっとで滝壺さんに洗脳されるところだった)」
フレンダ「絹旗の能力だけじゃなくて私の体力にも限界があるんだけど」
絹旗「この反駁超無理ありません?」
滝壺「むっ」
絹旗「やっぱりこの計画は超保留にしておいた方がいいと思うんですが」
滝壺「むむっ」
絹旗「それに」
絹旗「私麦野に超欲情しませんから。これ言っておきます」
滝壺「むむむっ!」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:10:40.01 ID:Dw5AngWv0
滝壺「……むぎのを揉みくちゃにする計画がおじゃんになったら私は心中穏やかじゃない」ジー
絹旗「そ、そんな目で超見つめたってならないものはなりませんよ!」
フレンダ「そろそろ私たちだって反抗する権利があるんだから!」
滝壺「でも私が怒ったところで二人がどうにかなるわけではない。本当に怖いのは私たちのやりとりを見てる住人」
フレンダ「何の話?」
滝壺「こっちの話」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:12:19.08 ID:Dw5AngWv0
滝壺「こんな尻切れトンボ。奴らが許すわけが無い。それに」
絹旗「それに?」
滝壺「奴らがそろそろ風邪を引く」
滝壺「変なものぶらつかせたままお開きにするのはあまりにも不憫」
フレンダ「何のはな…」
滝壺「こっちの話」
絹旗「萌えよりも命の方が超大事だと何度言えば」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:14:12.54 ID:Dw5AngWv0
滝壺「大丈夫」
絹フレ「え?」
滝壺「その時はその時、私も一緒だから」
絹フレ「え??」
絹旗「…」
フレンダ「…」
滝壺「…」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:17:45.64 ID:Dw5AngWv0
絹旗「…もういいです!深く考えるのが超面倒になりました!やります!」
フレンダ「結局、私たちは一蓮托生って訳ね」
絹旗「フレンダ超難しい言葉知ってるんですね。超外人のくせに」
フレンダ「外人いうな」
滝壺「ありがとう、二人とも」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:19:53.74 ID:Dw5AngWv0
絹旗「まあ、いいでしょう。滝壺さんの熱意は超伝わりました」
フレンダ「結局、滝壺だって女の子、性欲だってもちろんあるって訳よ」
滝壺「性欲だなんてそんな…私、そんないやらしいヒトじゃないよ?///」カァァ
絹旗「まあ、それはどうか知りませんけど。ていうか絶対超違いますけど」
フレンダ「でも、滝壺は麦野がすごい好きなんだね。私もそういうヒト見つかったらいいな。男で」
滝壺「むぎのに、だにゃーん、とかいわれると…なんというか…濡れる///」モジモジ
絹旗「冗談にならないので股に超手あてるのやめてください」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:23:07.72 ID:Dw5AngWv0
麦野「やっほー。ゴメンゴメン、遅れちゃった。皆揃ってるー?」
絹フレ「(キタァ----------!!)」ビクゥッ
滝壺「あっむぎの///」ドキドキ
フレンダ「も、もちろん揃ってるって訳よー!遅かったじゃんかよー麦野ぉー」
絹旗「あ、あんまり遅いもんだから超寂しくて死んじゃうところでしたよぉー」
麦野「ふふっ何言ってんのよ、何か変よ二人とも?」
絹旗「そ、そんなこと無いですよ麦野!超いつもどおりです!」
滝壺「…」ジー
麦野「ん?」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:24:39.30 ID:Dw5AngWv0
麦野「なぁに滝壺?そんなにヒトの顔見ちゃって?もしかして私に見とれちゃったかにゃーん?」ズズイッ
滝壺「はうぅぅ///」ジュン
フレンダ「(これね)」
絹旗「(超これですね)」
麦野「ははは!冗談冗談!滝壺ったら何顔赤くしてんのよ?それで仕事の話だけどさ…あれ?浜面は?」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:25:41.81 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「ああ、浜面ね…えっと」ダラダラ
麦野「何?知ってんのフレンダ?」
フレンダ「…浜面はですね…あの…」ダラダラダラ
麦野「んん?」ムッ
滝壺「むぎの」
麦野「何?」
滝壺「金ザ…はまづらは仕事用の車を確保してくるっていうから、ちょっと外に出てる」
フレンダ「そ!そうなのよ!いやぁ、私は浜面が今も盗みをしてると思うとやっぱ落ち着かないって訳よ!」
麦野「そうなんだ。私たち『アイテム』はヒトも簡単にやっちゃう暗部組織なのよ?盗みくらいで今さら何言ってんのよ。それじゃ、あのバカが来るまで待ってましょうか」
絹旗「(嘘言う時のほうが超冷静になれるってヒトとしてどうなんですかね)」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:27:41.68 ID:Dw5AngWv0
麦野「アイツがいないとドリンクバー取りに行くヒトもいないわね。それじゃ私が取ってくるわ」
絹旗「え?ドリンクバーなら私が超取ってきますよ!麦野がわざわざいかなくても…」
麦野「いいって、たまには持ってきてあげるわよ。部下のためにもね」
フレンダ「結局さすがは、私たちのリーダーって訳よ」
麦野「ふふ、ドリンクバーごときで胸張ってどうすんのって感じだけどね。皆何がいい?」
フレンダ「あっじゃあ私はメロンソーダで」
絹旗「私は超ストレートティーをお願いします」
滝壺「煌」
麦野「ん?」
滝壺「ウーロン茶」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:29:59.03 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「ふうぅ結局、一言一言のやりとりがひやひやって訳よぉ」
絹旗「麦野超渦中のヒトですからね」
滝壺「ごめんね、二人とも」
絹旗「でも滝壺さんいいんですか?浜面のこと」
フレンダ「このままだと結局、私たちはずっと追い返したあのバカを待っていなきゃいけなくなるって訳よ」
滝壺「もちろん良くない。だからむぎのがドリンクバーに行ってる今がチャンス」
絹旗「チャンス?」
滝壺「そういうことで二人に大事な話をするから一回で聞いてね」
絹フレ「…」ゴクリ
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:31:49.81 ID:Dw5AngWv0
麦野「はーい、お待たせ。てか、よく考えたら一度に4人分って無理よね。はい、滝壺」
滝壺「ありがとう(生茶…だと…!?)」
麦野「はい、絹旗」
絹旗「超ありがとうございます!」
麦野「フレンダの分は私のともう一回取ってくるわ。メロンソーダだっけ?」
フレンダ「そうそう!ごめんね何度も」
麦野「別にいいわよ。それじゃ待ってて」トテチテ
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:32:50.44 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「はぁぁびっくりしたぁ。いきなり来るんだもん麦野」
絹旗「行ってから結構超経ってましたからね」
滝壺「二回目取りにいった今がラストチャンス。皆ちゃんと聞いてね?」
絹フレ「…」ゴクリ
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:38:45.41 ID:Dw5AngWv0
麦野「はい、お待たせ。フレンダのメロンソーダね」
フレンダ「ありがとう麦野!」
麦野「まあ、浜面が車取ってくるのを待ってても仕方ないんだけどね」
絹旗「それはどういう意味ですか?」
麦野「えっとね。今日の仕事は無しだって!」
フレンダ「そ、それホント!?」ガタッ
麦野「な、何よ…。そんな大声だして、そんなに驚くことでもないじゃない…」
フレンダ「あ、ごめんごめん」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:40:13.03 ID:Dw5AngWv0
滝壺『今日の仕事は…ない。麦野が遅れてるのはそのせい』
絹旗「(滝壺さんの言ったとおりだ…)」
フレンダ「(何で滝壺がそんなこと知ってんのよ…)」
滝壺「…」
麦野「さっき、あの女と長電話しててさ。詳しく聞いたら大したことないチョイ役でさ。そんなことでうちらアイテムを呼ぶんじゃないわよって怒鳴ってやってたところなのよ。それで遅れたってわけ」
絹旗「ということは…」
麦野「うん。今日はうちらはフリー」
滝壺「…」
滝壺「…」ニヤリ
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:41:25.88 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎのは今日どうするの?」
麦野「うーん…これといってすることも無いしなあ…皆でどっか遊びにいく?」
絹旗「遊びにですか?そうですねえ…」チラッ
滝壺「…」
滝壺「むぎの」
麦野「何?」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:42:35.18 ID:Dw5AngWv0
滝壺「私は今日…暇だよ?」モジモジ
麦野「そう?ならどっか行きたいとこある?」
滝壺「う…えっと…」
麦野「どうしたの滝壺。さっきも思ったけど顔赤いわよ?熱でもあるの」ピトッ
滝壺「う、うわぁぁぁぁ///(オデコが、オデコがぁ…!!)」シュー
麦野「滝壺、すごい熱じゃない!風邪引いたんじゃないの!?」
滝壺「…うん、実は昨日からちょっと熱っぽいかも…///」
麦野「だったら今日は安静にしてないと!遊びにいくどころじゃないわよ!」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:45:29.50 ID:Dw5AngWv0
滝壺『多分私はむぎのの間近で話すと、顔が赤くなって言葉が上手く出てこなくなるはず』
滝壺『それをむぎのは私が風邪だと勘違いするはず』
絹旗「(滝壺さん自分の本性まで超計画に入れてるなんて…)」
フレンダ「(滝壺…恐ろしい子!)」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:47:25.44 ID:Dw5AngWv0
麦野「フレンダ!滝壺を病院に連れて行くわよ!」
フレンダ「えっ、あっ、えっと…」チラッ
滝壺「…」
滝壺「むぎの、大丈夫だから」
麦野「大丈夫って…こんな滝壺を放っておけないわよ!」
滝壺「(むぎの優しい…///)ちょっと休めば大丈夫だから」
麦野「でも…」
滝壺「病院は……嫌」ウルッ
麦野「滝壺…」キュン
フレンダ「何だこれ」
絹旗「超意味わかんないお涙きた」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:48:55.09 ID:Dw5AngWv0
フレンダ「む、麦野!滝壺の言うとおり、ゆっくりしていれば治るかもよ?それに、滝壺も病院とかヒトのいるところよりも静かなところがいいのかも!」
麦野「それじゃ、第三学区のいつものうちらの隠れ家に…」
滝壺「…ベッドが大きいほうがいい」
麦野「滝壺がそう言うなら…それじゃ同じ学区のホテルをとるわよ。絹旗予約お願い」
絹旗「超了解です」
滝壺『何とかしてむぎのに私をホテルに連れて行くように仕向ける』
フレンダ「(あれ?麦野ってもしかしてバカ?)」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:50:20.60 ID:Dw5AngWv0
絹旗「超到着です」
麦野「大丈夫、滝壺?」
滝壺「うん…何とか(むぎのに抱えられてる///)」
フレンダ「(そして、ここからが)」
絹旗「(超本番ですね)」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:52:07.04 ID:Dw5AngWv0
絹旗「…」
麦野「それじゃ私たちは何しましょうか?滝壺には安静してもらわなきゃだからここの部屋のカラオケセット使うわけにもいかないし…」
絹旗「む・ぎ・の?」ヒソッ
麦野「ひゃあぁぁあ!?なっ何よいきなり!?///」ビクン
フレンダ「(イケる)」
絹旗「(超イケますね)」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:54:11.86 ID:Dw5AngWv0
滝壺『きぬはたが耳責め役。ふれんだがむぎのを抑えつける役ね』
フレンダ『やっぱりそうなるのか…でも麦野って実はものすごく腕力強いよ?』
滝壺『振りほどかれたら計画がダメになる。そうしたら…どうなる?』
絹旗『皆超やられますね』
滝壺『むぎのの腕力よりふれんだの火事場の馬鹿力のほうが強いはず』
フレンダ『そんな…』
滝壺『大丈夫、そんな命がけなふれんだを私は応援してる』
絹旗『えっと、私は耳責めって…』
滝壺『大丈夫、そんな命がけなきぬはたを私は応援してる』
絹旗『えぇぇ…』
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:55:40.39 ID:Dw5AngWv0
絹旗「あ、超ごめんなさい、む・ぎ・の」ヒソヒソッ
麦野「はあぁぁん!?だ…だからぁ、耳元で話しつづけないでよぉ…///」
フレンダ「麦野?」
麦野「はぁ…はぁ…な、何?///」
フレンダ「結局さぁ…」
麦野「はぁ…はぁ…///」
フレンダ「ゴメンって訳よ!!!」ガバッ
麦野「きゃああ!?」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 21:58:22.28 ID:Dw5AngWv0
麦野「いっいきなり何すんのよぉフレンダ!!離しなさい!!」バタバタ
フレンダ「(くぅぅ、さすが第四位、すごい力!!)」
フレンダ「(でも、こっちだって命かかってんだ!!)」
フレンダ「(絶対に負けられない!いいか絶対にだ!)」
麦野「いい加減にしないとぶ・ち・こ・ろ・す・わ・よ?」ギロッ
フレンダ「ひっ!?」
絹旗「だ・れ・を・ぶ・ち・こ・ろ・すって?」ヒソッ
麦野「ひゃあぁあぁぁ…」フニャン
滝壺「いい感じ」ウンウン
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:00:07.96 ID:Dw5AngWv0
麦野「二人とも…はぁ…はぁ…どういうつもりぃ?こんなことして許さないんだからぁ…」グググッ
フレンダ「こっち…だって好きで…やってるわけじゃないわよぉ…」グググッ
麦野「滝壺ぉ…何とかしてぇ…助けてよぉ…」
絹旗「私が助けましょうか?」ヒソッレロッ
麦野「ひゃぁあぁぁぁぁあぁ!?ど、どこ舐めてんのよぉ絹旗!!」
絹旗「こうなったら超ヤケです」
滝壺「きぬはた」
絹旗「何ですか、滝壺さん?こっちは順調です!」
麦野「滝壺!?」
滝壺「つまみぐいは、良くない」
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:03:30.68 ID:Dw5AngWv0
滝壺「それは、私の仕事」
麦野「滝壺…一体どういう事なの?」
滝壺「ごめんねむぎの、わたし」
滝壺「むぎのを揉みくちゃにしたいの」フゥー
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:07:37.77 ID:Dw5AngWv0
麦野「ああああん!?息がぁあぁ!?そっちの耳もぉ!?もう、やめてぇ!!」
滝壺「むぎのの耳たぶやわらかい」ペロペロ
滝壺「それに、耳も美味しい」ハムッ
麦野「ふああぁぁぁん」
麦野「くっ…こうなったら…能力を使うしか…」
絹旗「能力がなんですか?」フゥー
フレンダ「結局、耳の次はうなじって相場が決まってるわけよ」
麦野「くうぅぅぅ…(能力が…出ない!?)」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:11:03.84 ID:Dw5AngWv0
麦野「(というか…演算に……集中で、きない…)」ハァハァ
絹旗「滝壺さん超計画通りです」
滝壺「きぬはたも応用が効いてきたね」
滝壺「むぎのの唇、プルプルしてて柔らかそう」
麦野「え?ちょ!?んんんん!?」
滝壺「んん…んんん」
滝壺は初めての口付けを自分が尊敬する暗部組織のリーダーに捧げた(金ザルはノーカン)。淡いピンク色のリップを施した艶やかなその唇。本人は拒絶してながらもその感触はとても優しいものであった。
絹旗「超接吻ですね」
フレンダ「どっちも慣れてないなあ」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:12:55.96 ID:Dw5AngWv0
滝壺はもっと彼女の唇を求めた。少しでも彼女を自分の中に取り込みたいと思わんばかりに、口の中を舌でまさぐり、彼女の唾液を自分の中に流し込んだ。味はない。だが、滝壺にはその液体がとても甘美なものに思えた。
麦野「はぁはぁ…まだ…誰ともキスしたことないのにぃ…」
滝壺「ごちそうさま」
滝壺「そしてむぎの、失礼します」グイッ
麦野「きゃぁ!?やだ!脱がさないでぇ!!」
滝壺「そうだね、まずはボタンを外してからだね」
フレンダ「やっぱ麦野胸大きいなあ」
絹旗「ブラは超シンプルですね」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:14:08.41 ID:Dw5AngWv0
滝壺「これが……むぎのの…おっぱい……」
麦野「いや…やめて…」
ピンク色のワンピースから露わになった双丘はブラジャーで抑えつけられているものの学園都市第四位にふさわしい自己主張の強いものであった。
滝壺「失礼します」フニュ
麦野「いやあああ!?」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:15:42.89 ID:Dw5AngWv0
滝壺「手に収まらない…だと…?この爆弾マシュマロ、柔らかすぎる!」フニュフニュ
滝壺「それじゃ直に…!!フロントホック…だと…!?」
麦野「だめ!!それだけは!!!」
滝壺「よいしょ」プチッ
麦野「やだやだあああ」ハラリッ
ぷるん、とその二つのマシュマロはまるで解き放たれるのを待ち侘びたかのように大きく弾けた。
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:17:09.09 ID:Dw5AngWv0
滝壺「直は、パナい」モニュモニュ
麦野「はぁ…はぁ…やめっ…///」
滝壺の小さな両手が埋もれてしまうのではないかというくらい麦野の乳房は広大かつ柔和であった。麦野も滝壺に自分の乳房を掴まれているというよりは不思議と揉みほぐされているという感覚に陥り、心地良いとまで思えてしまった。
滝壺「女の子の敏感ポイントその1」コリッ
麦野「ひゃああぁあぁあぁあ」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:18:30.38 ID:Dw5AngWv0
滝壺「この乳輪と乳首にありつく日をどれだけ夢見たことか」コリコリッ
麦野「いやぁ…だ、らめぇ…///」
滝壺は二つの乳房の中心に位置する桜色の部位を器用に弄んだ。心なしかそのさらなる中心がまるで滝壺の指先に語りかけるかのように硬直しているのを感じた。
滝壺「今なら赤ちゃんになれる」
麦野「え?あぁぁぁ…」
滝壺「…」チュウウウ
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:20:47.47 ID:Dw5AngWv0
麦野「ああ…あああ…///」
滝壺「…」チュパチュパ
滝壺はまるで幼子のように無邪気に、そしてこれ以上ないくらいはしたなく右の乳房にむしゃぶりついた。
乳児のころを思い出しているのか、いや無論これは本能だろう。AIMストーカー、大能力者、そんな非現実的なものがちっぽけに見えるくらい深い愛する女性の魅力的な部分を求める本能。
滝壺「…っぷはぁ……もしかしたら私は学園都市一、いや三国一の幸せ者かもしれない」
143: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:33:41.14 ID:Dw5AngWv0
麦野「はぁはぁ…」ヘタァ
フレンダ「…ねぇ絹旗?」
絹旗「なんですかフレンダ?多分思ってることは超同じだと思いますが」
フレンダ「もう麦野も骨抜きだしさ、私たちいらないよね?」
絹旗「珍しく意見が合いますね。あとは滝壺さんに任せましょう」
滝壺「お疲れ様、休んでいいよ二人とも。あとトリップ入れさせてもらうね」
フレンダ「結局、さるさん喰らったって訳よ」
145: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:37:22.27 ID:Dw5AngWv0
麦野「どうして…こんな…こと…」
口では滝壺のことを拒絶しているが、絹旗やフレンダがいう通り麦野の身体からは抵抗する力は感じられなかった。
それが、滝壺の思惑通り性感帯を責められて全身の身体が抜けてしまったのか、望みを失って抵抗する気力すら無くしてしまったのか。はたまた滝壺に想いのままにされる自分の姿を望んでいるのか。滝壺にはどうでもよかった。
滝壺「ごめんね、むぎの?」
麦野「え?それじゃあ…」
滝壺「えい」ズルッ
148: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:41:55.30 ID:Dw5AngWv0
麦野「ちょ!?そんなぁストッキング!?」
滝壺「よいしょ」ズルズルッ
麦野「それはさすがに…駄目だってば…滝壺ぉ…」
滝壺「あっ、もういいや」ビリッビリビリビリィ
絹旗「麦野のストッキングが超ストッキングに」
伝線した黒のストッキングから覗く彼女の純白な肢体が彩る黒と白のコントラストがモノトーンを基調としたとても美しい現代アートのようだった。
彼女の生足がとても眩しい。滝壺はつい目を細めてしまった。
フレンダ「使い古されたシチュエーションだけど、やっぱ生で見るとすごい興奮するわ」
150: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:46:05.24 ID:Dw5AngWv0
滝壺「麦野の生足、初めて見た」
麦野「そんなぁ…」
滝壺「足がちょっと太いのを気にしてストッキング履いているのも知ってる」
麦野「いやぁ…言わないでぇ…」
滝壺「でも、白いスベスベの麦野の太ももは私にとってこの上ないご馳走」ペロリンッ
麦野「きゃああ!?やめ…!」
153: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:52:24.79 ID:Dw5AngWv0
滝壺「しかし」
麦野「はぁ…はぁ…」
滝壺「本当のご馳走はその2つの太ももの間にある!!」キリッ
麦野「!!」
絹旗「麦野が超可哀想になってきました」
フレンダ「でも結局、ここで止めたら私たちの命がないって訳よ」
絹旗「麦野をアッチサイドに引き込むまで滝壺さんには頑張ってもらわないと」
フレンダ「滝壺のテクがここで発揮されるんじゃない?」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/04/23(土) 22:54:51.00 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎの、一番大事なところいただくね?」
麦野「えっ!?」
滝壺「失礼し…」グッ
麦野「ダメダメダメ!!!ダメったら駄目!そこは駄目!」グググッ
滝壺「何言ってるの、むぎの。いまさら、でしょ?」
麦野「………」
滝壺「…麦野?」
麦野「…うう…ううぅ…」ポロ
絹フレ「!?」
滝壺「…」
麦野「ごめん…滝壺。お願い、許して…?もうやめよ、ね?いい子だから…」ポロポロ
158: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 22:58:02.18 ID:Dw5AngWv0
いつもは気が強く、負けず嫌いを絵に描いたような女性である麦野が初めて見せた涙。その表情。絹旗、フレンダも驚きは隠せなかった。
美しいその瞳から零れる雫の一つ一つは僅かしか採れない希少な宝石のようであった。しかし、肉欲が頭を占める滝壺には関係のないことだった。
滝壺「絶 対 に 許 さ な い」グイッ
麦野「いやああああああああ!?」
160: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:02:08.97 ID:Dw5AngWv0
オアシス。桃源郷。ユートピア。理想の世界を指し示すならばまさにそこがふさわしかった。
未だ誰も目にしたことのない彼女の恥部。滝壺はただただ感動に浸っていた。
麦野「いやぁぁぁ…見ないでぇぇ…」
彼女は自分が今何をされているのかがわからなくなるくらい頭が混乱していた。それほど彼女を襲う羞恥心は巨大なものだった。
演算はおろか、まともな思考ができなくなっている彼女に脅威などあるはずもなかった。無論滝壺はそんなこと頭にあるわけがなく、興奮のあまり麦野の能力の応酬を危惧することすら忘れていたに過ぎない。
フレンダ「女の子のあそこ、初めて見た…」
絹旗「なんかもう、超麦野ですね…」
164: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:05:10.21 ID:Dw5AngWv0
彼女の一番大事なところは毛で覆われていた。決して薄いとは言えない彼女の陰毛。だが、彼女らしいといえば彼女らしい。
女性として陰毛が薄いのがいいのか濃いのがいいのか滝壺にはわからなかったが、その荒々しく濃い様子が滝壺の欲情を一層掻き立てた。
滝壺「むぎののあそこ…とても綺麗…」
麦野「………///」ブルブル
仕事では興奮すればするほど下品な発言が目立つ彼女の性格とは裏腹にソコはとても純真だった。ぴっちりと閉じられておりそこに男性を受け入れた形跡はなかった。
滝壺「むぎの、まだ経験ない?」
麦野「ん………///」コクコク
絹旗「超意外です」
フレンダ「結局暗部の女子なんて、なんだかんだでそんなもんって訳よ」
168: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:10:20.02 ID:Dw5AngWv0
滝壺「大丈夫、優しくするから」ペロッ
麦野「ひゃぁぁあぁぁああん!?何!?嫌ぁ!?そんなとこ舐めないでぇ!!すごく…すごく汚いトコなんだからあぁぁあぁ!?」
滝壺「大丈夫、むぎののあそこは汚くなんかない。本当に綺麗だよ?だから力抜いて?」
そういって、滝壺は麦野の下の唇にちゅっと約束通り優しくキスをした。
麦野のソコは上の唇に負けず劣らずぷっくりと柔らかそうで淡くピンク色に染まっていた。充血しているせいか少々その色合いが強くなっているようにも感じた。
フレンダ「あれはきっとサーモンピンクってやつな訳よ」
絹旗「超シャケ弁好きなだけにってか」
滝壺「二人ともちょっと黙って」
169: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:13:13.63 ID:Dw5AngWv0
滝壺「むぎののあそこ、とても綺麗。そしてとても美味しいよ?」
麦野「いやぁ…やだ、そんなこといわないでぇ…」
フレンダ「まさか、暗部の女の暗部があんな目に遭うなんてね」
絹旗「全然上手くないですよ。超素直に陰部っていったらどうですか?」
171: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:15:08.70 ID:Dw5AngWv0
滝壺の言葉は間違っていなかった。麦野のような女子高生でも大人に近づくと、女性の秘部というのは個人差はあるものの色素沈着が進み黒ずんでいる人も多い。
しかし、さすが超能力者。麦野のあそこは他人はおろか自分ですら弄んだことのない様子だった。
滝壺「むぎの、ココを自分で遊んだりしないの?」
麦野「はぁ…はぁぁ…あ…あそぶって……なにぃ?」
フレンダ「あの麦野がオ◯ニーを知らないとは…」
絹旗「もちろん私も超したことなんてありませんからね!」
173: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:17:28.77 ID:Dw5AngWv0
麦野は第四位に君臨するまで様々な闇を経験してきた。だからこそ、異性というものに触れ合う経験など無かった。
普段から性に関する汚い言葉を吐いているのは無知な自分をひた隠しにするための彼女なりの精一杯の強がりだったのだ。
滝壺「大丈夫むぎの、そんな大人の遊びを知らない純真無垢なむぎのを私は応援してる」
麦野「…へ?」
すると滝壺は間髪入れずに麦野のクリトリスを露わにした。その一番敏感なところ、原子崩しの名を持つ、原子系能力者の彼女にとっては正に文字通り核というべきところをレロッと卑しく、しかし優しく舌でなぞった。
麦野「ひ!?ひやぁあぁぁぁあああぁ!?何!?これ!?すごい今ビリィって…!?」
滝壺「次第に気持ちよくなるから」
フレンダ「アソコからビームなんて出ないわよね?」
絹旗「演算出来ないなら無理でしょう。暴発…?……いや大丈夫です…多分」
174: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:20:03.39 ID:Dw5AngWv0
滝壺は執拗に無垢な彼女の核を舐めまわした。彼女は得体の知れない痺れが次第に快感に変わりつつあるのに気づき腰のあたりの感覚が無くなっていた。
それと同時に滝壺はそのしなやかな指を目の前の唇に忍ばせようと思ったが門外不出のソコは指を入れたら彼女にとって苦痛でしか無いだろうと悟った。
滝壺「……今日は指入れるのはやめよ」ニュプ
麦野「はああぁぁぁあぁぁあん!?」
ニュルっと滝壺はその小さく可愛い舌を彼女のもう一つの唇にねじ込んだ。場所は上下違うものの可愛い口同士のフレンチキス。それはとても微笑ましいとさえ思えるものだった。
176: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:22:23.47 ID:Dw5AngWv0
滝壺「……これくらいでいいか」
滝壺は舌をちょこっと入れるだけに留め、核に集中することにした。
彼女にまた懐かしいともいえる痺れが襲いかかったが、それが快感に変わったのは先ほどよりも早かった。
麦野「にゃあぁあぁ……やめて滝壺ぉ………それ以上やったら…お…かしく…」
滝壺「おかしくなっていいんだよ、むぎの?むしろおかしくしてあげる」
滝壺は舌の先を硬くし、先ほどよりも激しく責め始めた。麦野を快感という名の新世界へと誘う。
麦野「だあぁあぁぁあ…だめ…だめ!!そこ!そこずっとやってたらぁ…!!」
177: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:24:35.76 ID:Dw5AngWv0
滝壺「…」
麦野「…へ?」
滝壺はピタリと動きをやめ、舌を離した。麦野は一瞬安堵したが、何かもの寂しさのようなものを感じた。
哀しいかなそういう身体になってしまっていた。
麦野「…どうして?」
滝壺「むぎのがだめっていったから」
麦野「え?」
滝壺「むぎのは私たちのリーダー。リーダーの命令は絶対だから」
178: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:27:47.27 ID:Dw5AngWv0
麦野「え…えぇ……そ、そんなぁ…」
麦野は快感の途中で止められたココの処理の仕方がわからなかった。
だから彼女はどうすることも出来ず、その恥ずかしいところをだらしなくひくひくと痙攣させることしか出来なかった。
滝壺「だめ、なんでしょ?」
麦野「え?いや、そんな…」
言葉では拒否していたものの、言うまでもなく彼女のソコは欲していた。ソコからは水よりも粘っこいいやらしい液が既に大量に溢れていたのは言うまでもない。
滝壺「素直じゃないむぎのは、きらい」
181: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:33:04.20 ID:Dw5AngWv0
麦野「……がい……」
滝壺「何?」
麦野「…お願い……」
滝壺「むぎの、よく聞こえないよ?」
麦野「お願い!!続きを…続きをして!!」
滝壺「何をして欲しいの?」
185: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/23(土) 23:48:09.94 ID:Dw5AngWv0
麦野「だから……あれを……」
純真無垢な彼女はオーラルセックスの細かい呼称など知らない。
恥ずかしいには違いないあの行為を何と言ったらいいかわからないのだ。
滝壺「あれじゃわかんないよ?」
麦野「私の……アソコを……舌で…責めて?」
滝壺「うん、わかった」
麦野「ほ、ほんとぉ…!?」パァァ
188: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:00:05.92 ID:kmSjzd5f0
滝壺「でも、それだけじゃ、できない」
麦野「ふえぇ…?」
再び不安そうな表情が彼女の整った顔を染める。
滝壺「むぎの、いつものあれ言って?」
麦野「…へ?あれ?」
滝壺「『だにゃーん』ってやつ」
滝壺「あれでお願いして?」
麦野「えぇぇ……そんなぁ…」
滝壺「じゃあやらない」プイッ
190: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:02:46.96 ID:kmSjzd5f0
麦野「…し……………に……ん」
滝壺「ん?」
麦野「私のアソコを…もっと舌で気持ちよくしてほしい…にゃーん……////」カァァ
麦野の顔がさらに紅潮するのを感じた。いつも使っている口癖がまさかこんな形で言わされることになるとは。
滝壺「ものすごい破壊力。むぎの、すごく可愛い」ジュン
麦野「ううぅ…///」カァァァ
滝壺「ごめんね、むぎの。意地悪言っちゃって」
よしよしといつも自分がされているように滝壺は麦野のそのふわふわな髪を優しく撫でてあげた。
滝壺「ご褒美に思いっきり気持ちよくしてあげるから」
麦野「…うん」コクリ
192: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:05:11.10 ID:kmSjzd5f0
宴はたけなわを迎える。
麦野「ひゃあぁぁあぁ!?すごい!?すごいよぉ滝壺ぉぉ!!」
麦野「なんか!?すごいのが!!すごいのがぁぁ!?」
滝壺「そのまま気持ちよくなって、むぎの」
麦野「あ…あ…ああ」
滝壺「むぎの、お疲れ様」
麦野「あ…あ……あああぁぁああぁぁぁあぁあああああああああ!?」
193: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:07:32.31 ID:kmSjzd5f0
ぷしゃぁぁぁぁと勢い良く誰もが驚くような泉を湧き出した。顔を寄せていた滝壺はもちろん、フレンダ、絹旗にも飛び散った。
滝壺「んん!?」
絹旗「うわ!!超麦野がこっちまでかかってきました!!」
フレンダ「女体って時々ものすごいことが起きるって訳よ!!」
麦野「はぁ…はぁ……はぁぁ…」
放心状態。未知の体験、未知の快感、そして未知の現象。昇天を迎えた彼女の目は焦点を定めていなかった。
194: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:09:51.24 ID:kmSjzd5f0
滝壺「むぎの」
麦野「…はぁ……はぁ…滝壺ぉぉぉ…」トロン
滝壺「どうだった?」
麦野「…うん。すごく…気持ちよかったぁ」フニャン
滝壺「むぎのがよくなれて、わたしもうれしい」
二人は久方ぶりにお互いの本当の口同士で愛を確かめ合った。
197: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:12:48.30 ID:kmSjzd5f0
滝壺「んんん…」
麦野「んん……っぷはぁ……滝壺ぉ…」
滝壺「むぎの…」
麦野「はぁはぁ…滝壺……お願いがあるんだけどぉ……」
滝壺「何?」
麦野「はぁ…はぁ…また…してくれる…かにゃん?///」モジモジ
滝壺「もちろん(勝った!)」クワッ
絹旗「(滝壺さん超勝っちゃいました!)」
フレンダ「(結局大勝利、これで私たちが死ぬことはなくなるって訳ね!)」
麦野「今度は私が」
麦野「滝壺を揉みくちゃにしたい」
滝壺「(それじゃとうとう…)」
199: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:17:08.93 ID:kmSjzd5f0
滝壺「(むぎののわがままボディは…)」
滝壺「(わ・た・し・の・も・の・か・く・て・い・ね!)」キリッ
フレンダ「結局、私たちなんだったのよって訳?」
絹旗「キメ顔からのドヤ顔、やっぱ超鼻に触ります」
麦野沈利、無垢な一人の超能力者がとても気持ちのいいことを知ってしまい一匹のメスに成り果てた。
影の舞台でこそ輝くのが暗部に潜む組織の学生たち。
そんな女の子たち『アイテム』が最も色めく夜が幕を開ける。
浜面「昼から勤しむってのもどうかと思うけどな」
~fin~
200: ◆O1gFaIRS/D/u 2011/04/24(日) 00:18:53.74 ID:kmSjzd5f0
以上となります。
再三さるさんを喰らっての長旅でしたが、長い時間お付き合いいただいてありがとうございました。
SSは二作目ということでまだまだつたない文章力ですがご理解ください。
寝ようとしたらふと無性に麦野といちゃいちゃしてぇなあと欲情しまして勢いで書いてしまいました。
滝麦がアイテムの一番の非日常です。
希望の組み合わせがあったらこのトリップを引っさげて再び来ますのでリクエスト受け付けます。
反省も後悔もしてません。感想とかくれたら嬉しいです。
よろしかったら前作もどうぞ↓
前作:美琴「黒子、今日は一緒に寝ない?」
最後に一言。三期こそは、がんばろうJC!
滝壺「むぎのを揉みくちゃにしたい」