11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 13:38:20.61 ID:xCAbk7wyO
妹「ん…っ、ぅぁ…、ぅん、ぅん…っ」
妹「にぃー、っの…、ばかっ…、んぁ…!」
妹「ひぅっ!?きゅ、急に強くっ…!?、んっ、ぅぁっ、はぁん!」
妹「ぁ…ぁ…、イ、イくぅ…イっちゃぅぅ!」
妹「…!?な、なんて止まるのぉっ…?」
妹「にぃー…、切ないよぉっ!わたしのぉ…、エッチなところが熱いよぉっ…、んっ、ひぁ…!」
妹「ってのはどうでしょうか」
兄「美人なら嬉しかったんだが」
妹「大丈夫です、十分だと思います」
兄「僕も大概だけど君も相当だな…」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 13:42:49.96 ID:xCAbk7wyO
妹「私のどこがダメなんですか」
兄「志田未来を大根おろしですりおろし尽くしたような顔が」
妹「わたし脱いだらスゴいです」
兄「週5でマック行ってるのに?」
妹「好きな人の言うこと何でも聞きます」
兄「ならまずそのムダ毛を何とかしろ」
兄「あと学校のウサギ小屋みたいな臭いなんとかしろ」
妹「ぐぬぬ」
兄「妹萌え?バカ言うな」
兄「お前なんかリアル燃え路線、焼却炉行きがお似合いだろ」
妹「あぁもっと言ってください」
兄「というわけでコレを買ってきた」
妹「なんですかこれ」
兄「ブルガリだ」
妹「新しいバイブですか?」
兄「香水だよ」
兄「とりあえずお前はまず自分を変えろ」
妹「私、抱かれれば変わると思うんです」
兄「僕に獣姦の性癖はない」
妹「にぃーのような獣なら大歓迎です!」
兄「休日の昼間っからローターを忍ばせているブスはお断りだ」
妹「なんで知ってるんですかっ!くやしいっ!でも…かんじ」
兄「…こんなやつと同じ血なのか…っ」
兄「ひとまずは臭い消しだ」
兄「どんなイケメンや美女でも臭けりゃどうしようもない」
兄「顔や体型や性格以前の問題だな」
妹「確かに臭い奴は嫌われますよね」
妹「弁当は1人ぼっち、友達の携帯番号は無し、下校は学校一で帰宅部の部長呼ばわり…」
兄「そうか…お前も大変だったんだな…」
妹「いえ、すごく興奮しました!去年なんて精勤賞もらいましたし」
兄「本当にお前の話だったのかよ…」
兄「んで」
兄「なぜ香水をつけるだけなのに別室に移動するのだ」
兄「さっきから変な声が聞こえてくるし」
妹「んぁっんぁっんぁっ…」
妹「調子に乗っちゃらめぇ…ふぁぁっ!」
妹「はっぴぃ、にゅう、にゃあ…」
兄「」
兄「おい!何をしている!」
妹「あぁ…っ!まっでくだざいっ!まぢゃっ、おぢりがまだなんでしゅっ!」
兄「どこの臭いを消してるんだ!本当に性欲しか頭に無いんだな!」
妹「らっ、らってぇ」
妹「あぁっ…でも言葉じぇめも気持ちいいっ…!」
兄「トリュフ狩りでもさせた方がいいかもしれんな」
兄「内川の気持ちが良くわかるな」
兄「そらソフトバンクに行きたくなるわ」
妹「私は横浜好きですよ?」
妹「私もあれくらいメチャクチャに…っ!」
兄「無視無視」
兄「次はムダ毛処理だからなー」
妹「くあぁっ!もっと!もっとちゅよくっ!」
兄「たかがムダ毛処理にエロい声出してんじゃねえよ」
妹「にぃーにも剃ってほしいです」
兄「やだよ変態」
妹「違いますよ!手が届かないんです」
兄「あぁそういうことか…」
兄「(まぁ臭いは香水で誤魔化されてるし)」
妹「お願いします」
兄「わかった」
妹「きゃほうっ!」
兄「oi、みす、おい」
妹「なんか古くないですかそれ」
兄「うるさい!どこを剃らせようとしている!?」
妹「どこってお尻の毛ですよ?当たり前じゃないですかー」
兄「やっぱり変態プレイじゃないか!」
妹「スケベに言うとケツ毛です」
妹「ついでに言うと前の方もお願いします」
兄「うぐぐ…」
妹「ふあぁ…っ!剃られてるぅ…!私、しょられてりゅぅっ…!」
妹「んっ…、ぅぁ…、ひうぁあっ、う、生まれたままの姿…っ」
兄「……」
妹「もうっ!そんな風にまじまじと見ないで下さいっ!にぃーのエッチっ!」
兄「……」
兄「あぁ」
兄「何で全剃りなんかしてんだ、俺…」
妹「趣味丸出しですね」
妹「はぁっ!スースーするっ!」
兄「そりゃ、まぁな」
妹「あとは自分でやりますね」
兄「あぁ…腕と足と腋と、あと鼻や耳やもろもろな」
妹「了解です!」
妹「早くにぃーに学校でバイブを付けられちゃう魅力的なJCになります!」
兄「おいおい…」
兄「まぁしかし」
兄「顔は、化粧すれば何とかなるだろうな」
兄「体も食生活の割には整ってるし」
兄「臭いとムダ毛は対処済みだな」
兄「あとは髪とか服装とかか…」
兄「野ブタをプロデュース、みたいだな」
妹「あれって原作の野ブタは男だったんですよ?」
兄「ふおおおっ!?」
兄「さて」
兄「次は髪の毛だな」
妹「はいっ!」
妹「野ブタをどんどんプロデュースしてくださいっ!」
兄「堀北真希は可愛かったけどな」
妹「でも私なら真希より沢山のアブノーマルなプレイを」
兄「お前にやられてもな…」
妹「むぅ…もうちょっと酷い罵倒を期待してました」
兄「美容院の予約とっといたぞ」
妹「(びくっ)」
兄「何をそんなにびくついてんだ」
妹「美容院なんて初めてなんですよ…」
兄「あぁ、そりゃそうか」
兄「(今までは1000円カットを半年に1回だったもんな)」
妹「ちょっとバイブ仕込んできてもいいですか落ち着きません」
兄「待て待て」
妹「大丈夫です2本とも入れときますから」
兄「二穴かよ!?」
妹「ふぁっ…、んっ…、だいぶ落ち着きましたっ…」
兄「結局入れたまま美容院ですか」
妹「大丈夫です。脱げゆうたら脱ぐしイけゆうたらその場で達しやす」
兄「なんだよその関西弁…」
「妹様ー」
兄「お、呼ばれたぞ」
妹「んっ…!わかっ…、ぅぁん…!」
兄「…髪切ってるときに動くなよ?」
妹「お預けプレイ!?それとも拘束プレイ!?」
兄「…声がデカいんだよエロ豚」
兄「ふぅ…」
兄「にしても」
兄「本当にあいつ、服ないんだな…」
兄「まさか私服が水玉のワンピース(しかも黄ばみ気味)とは」
兄「電波女でももっと良い服着ていたよな…」
兄「…今度、服も買うか…」
美容師「あのー、すみません」
兄「ん、はい?」
美容師「妹様のお連れの方ですよね?」
兄「そうですけど」
美容師「ちょっと来てもらってもいいですか?」
兄「は、はぁ(ま、まさかバイブ仕込んでいたのがバレたのか!?)」
兄「(冗談じゃない!こんな変態女と同類にされては困るぞ!)」
妹「だ、だからぁ!光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士みたいな髪型がいいにょぉ!」
兄「……」
妹「何度もイっ、ぅぁっ!イってるぢゃないっ!私はっ!光速の異名を持(ry」
美容師「私にはどんな髪型なのかさっぱり…」
兄「………」
妹「あぅ、にぃーっ!聞いてくださっ、んぅっ…!」
兄「とりあえず前田敦子みたいな感じで」
美容師「わかりました」
美容師「どうでしょうか」
妹「あ、う、えーと」
妹「いいと、おもいます…」
美容師「…待っている人は彼氏さん?」
妹「!?ち、違いましゅっ!」
美容師「そう」
妹「……」
妹「…でも」
妹「好きになってくれたらいいな、とは、思います…」
美容師「そっか…そうなるといいね」
妹「………///」
妹「ひゃぅっ!?(ビクンッ)」
美容師「!!?」
兄「なるほど、いきなり気絶してしまったと」
美容師「はい…私には何が何やら」
兄「あぁ、気にしないでください」
兄「彼女にはよくあることです」
美容師「………」
兄「(…にしても)」
兄「(だいぶ、可愛くなった、かもな…)」
兄「これでお代、と」
兄「それでは俺はおぶって帰りますので」
美容師「ありがとうございました」
美容師「……」
美容師「…よくあること?」
兄「(おぶるとなると…意外と距離があるな…)」
兄「(…良い匂い)」
兄「(例え香水だとしても…これは…)」
妹「…ん…!」
妹「…あれ?」
妹「私、どうして」
兄「やっと起きたかエロ女」
妹「確か美容院に」
兄「気絶したから俺がおぶってきたんだよ」
妹「…すみませんでした」
兄「さて、もう歩けるだろ?家までもう少しだから」
妹「はい」
兄「あともうバイブ止めろよ」
妹「それはムリ」
兄「チクショーっ!」
兄「家に帰ってきました」
妹「さすがの説明口調です」
兄「SSって時間かかるな」
妹「メタはやめましょうよ」
兄「違う、あそこがSSという美容院だったのだ」
妹「はうあっ!?」
兄「さて、次は服だが…」
妹「期待大です!」
兄「その前に、だ」
妹「はい?」
兄「眉毛を整えよう」
妹「眉毛ですか」
兄「あぁ」
兄「この間駅で募金運動をしてるJCがいてな」
妹「震災への義援活動ですね、立派です」
兄「そいつらみんな眉毛犬だった」
妹「………」
兄「笑いをこらえずにはいられなかったな」
兄「まぁそれはともかく」
兄「人間ってのは眉毛もまた、重要な要素なんだと思う」
妹「これは重要なファクター!ですね」
兄「と、いうわけで、俺がお前の眉毛を整えようと思う」
妹「ふ、ふえぇ!?」
兄「さすがに今のお前に自分で目の近くに刃物を持ってくのは危ないだろうからな」
妹「えっと、あの、ちょっと待っててく」
兄「どこへ行く」
妹「バイブを」
兄「それは無しだ」
妹「せめてお母さんの勝負下着を」
兄「調子に乗るなアバズレ」
妹「ふあぁ…アバズレなんて生まれて初めて言われた…ぁ!幸せぇ…」
兄「阿呆が…」
妹「んっ…!ぅぁ…!ひぃん…っ!んひぁあっ!」
兄「だからエロい声出してんじゃねえって…」
妹「ら、らってぇ…」
兄「(…くそっ、なんだよ…)」
兄「(こっちまでエロい気持ちになっちまうだろ…)」
兄「(…!?まさかこんな奴に欲情してる!?)」
兄「(いやいや、ないないありえない)」
妹「頭の中が、フットーしそうだよぉ…!」
兄「…よし、終わったぞい」
妹「へへ、ありがとうお兄ちゃん!(ニカッ☆)」
兄「!!?」
妹「どうですか!今にぃーは萌えちゃいましたか!?」
兄「ははは…ないない…」
兄「(っぶねぇ!っぶねぇチクショー!)」
兄「(この淫乱女めぇ…!ちょっと可愛くなったからって…!)」
妹「(FF10で笑顔の練習してて良かったです…最初は失笑でしたけど)」
兄「さて、最後か…」
妹「いよいよ服ですね!?」
兄「あぁ、その通り」
妹「ついに私も学校内バイブで萌えられる女デビューです!」
兄「それは一生デビューしなくていいんだけどな」
妹「ごめんなさい、実は既にしてました」
兄「いいやウソだな」
妹「してまみた」
兄「本当かよ!?」
兄「服は…制服に着替えてもらえるかー(今の私服はダサいし)」
妹「わかりました」
兄「髪はヘアピンとかつけるといいかもなー」
妹「了解しました」
兄「あとバイブは要らんからなー」
妹「それはダメです」
兄「いや、本当にやめて…頼むからやめて…」
妹「泣くほどイヤでしたか」
兄「うぅぅ…」
妹「わかりました、にぃーがそこまで言うならやめます」
兄「ほ、ホントに?」
妹「その代わり、買い物中は私と手を繋いでください!」
兄「えっ」
妹「にぃーとデート♪にぃーとデート♪」
兄「ベ、ベタベタしすぎじゃね?手を繋ぐってレベルじゃないだろ」
妹「そんなの気にしたら負けですよ」
兄「…胸を当てようとしてるのは判るけど、いくらなんでもJCじゃムリって…」
妹「くっ…それも気にしたら負けですよ」
兄「(…くそっ…すっかり可愛くなりやがって)」
妹「はぁっ…にぃーと一緒だぁ…!幸せすぎてアソコがぐちゅぐちゅですぅ…!」
兄「(…中身はこんなんなのに!痴漢も逃げ出す変態淑女なのに!)」
兄「ぐぬぬ…」
妹「(ピタッ)」
兄「…ん、どうした?急に止まって」
妹「…にぃーの昔付き合ってた女の人って、どんな人でしたっけ」
兄「えっ!?」
妹「たしか、二人居ましたよね…」
兄「あー…、まぁ、どっちもフラれたんだけどな…」
兄「…?(なんで急にそんな話を…)」
妹「どちらも、髪が…綺麗な…」
妹「あ、いえ、えっと…」
妹「買い物は、また今度にしませんか?」
兄「え?なんで?」
妹「私、用事を思い出しちゃいました!」
妹「先に帰っててください!それではまた!」
兄「あっ、えっ、ちょっと!?」
妹「(ダッダッダッ)」
兄「なんだ…?」
兄「んで」
兄「もう夜です」
兄「しかしあの痴女はまだ家に帰ってきてません」
兄「結局、一人で服を買ってきてしまった…」
兄「たぶん、流行には外れてないはず」
兄「…このゴスロリ以外は…」
兄「…完全に趣味丸だしだな」
兄「ふぅ…疲れた」
兄「(今日は一日中あいつに付きっきりだったな…)」
兄「(…あいつは変態で『女であること』に無頓着でブラコンで…)」
兄「(でも、今日のあいつはそれが逆に魅力的だったな)」
兄「(やってることは、普段と変わらないのにさ…)」
兄「結局は、実の妹でさえも外見で判断してたってことかよ」
兄「アホらし…」
ピンポーン
妹「た、ただいま」
兄「ん、やっと帰ってきたか……」
兄「…!?」
妹「ど、どう、ですか?」
兄「な、なんで…」
兄「なんで金髪なんだよ!?」
妹「えー…っと」
妹「だって、これがにぃーの好きな女の人、ですよね?」
妹「制服で、こんな髪型で、ヘアピンをして、香水をつけて…」
妹「そして少し暗めの金髪、それが、にぃーの理想の人物」
兄「な、何でだ…」
妹「ごめんなさい。さっきの美容室で染めてもらったんです」
妹「本当は予約しなきゃいけなかったんですが、今日は特別だ、と」
兄「違う!そんなことを聞いているんじゃない!」
妹「にぃー、いや、お兄ちゃん」
兄「…!」
妹「今日は、すごい楽しかった」
妹「こんな私でも、変われるって思った」
妹「ずっと自分に、自分に自信が…ひぐっ」
妹「自信がもでながっだけど…うぅ…ひっぐ」
兄「お、おい…」
妹「今日、初め、てっ、私、自身をっ、可愛いって思えだ…っ!」
兄「とにかく落ち着けって…」
妹「だがら、聞いでっ…!」
兄「!!」
妹「お兄ぢゃん…!今日は、ありがどう…!」
妹「妹は、妹は、お兄ちゃんが好ぎですっ!大好ぎですっ!」
兄「な…っ!」
妹「うわああああああっっっっ!!」
兄「ちょっ、まっ、えっ!?」
妹「お兄ぢゃんっ!お兄ぢゃんんっ!!」
兄「落ち着いたか?」
妹「(コクン)」
兄「…そか」
兄「…僕の為に染めてくれたのか?」
妹「(コクン)」
兄「…なんでだ?」
兄「ずっと冗談だと思ってた」
兄「だって僕は、お前をさんざん罵倒してきたんだ」
兄「ずっとお前の外見や行動や体臭を貶し続けたんだぞ?」
兄「それに何より僕たちは兄妹だ。真剣に愛し合うことなんて…」
妹「わかってます」
妹「でも、それでもにぃーは、私にとっての、光なんです」
妹「お父さんとお母さんを除けば、にぃーだけが私と親しく話していてくれました」
妹「ずっと真っ暗闇な私の世界で、にぃーだけが私を照らしてくれる」
妹「だから私はにぃーが好き。世界の誰よりも、にぃーのことが、好きです」
兄「………」
兄「…笑わせんなよ」
兄「…お前って、変態だし、変人だし、臭いし、自堕落だし、コミュ能力ないし、女らしさって何一つ無かったよな」
妹「…!」
兄「だからずっと、俺はお前を女だとはみなしちゃいなかった」
兄「でも、今日のお前を見て、正直、可愛いって、惚れそうだ、って思っちまったよ」
兄「最低だよな。しょせん俺は、今までずっと、見てくれだけで判断してたんだよ」
兄「そんな俺に、お前を愛する資格なんて、無いんだ。むしろ、俺はお前に罵られるべき人間なんだ」
兄「極悪卑劣な、最悪の面喰いだ」
妹「…なら」
兄「…え?」
妹「なら、私のことは嫌いですか?」
兄「…いや、その」
妹「昔のことなんて聞いてません!今の私を見てください!」
妹「にぃーが変えてくれた今の私を!その目で、その目できちんと見てください!」
妹「変態で変人な私に比べたら、にぃーの欠点なんて大したことありません」
兄「……」
妹「もし、にぃーが私に対して申し訳ないと思っているのなら」
妹「罪悪感でなく、私自身を力強く抱きしめてください」
妹「にぃーが私をどんな風に思っていようと、にぃーと疎遠になることが、私にとっては一番怖いです…」
兄「…なぁ」
妹「はい」
兄「本当に俺でいいのかよ」
妹「(コクン)」
兄「結婚、出来なくても?」
兄「とんでもない面食いでも?」
妹「全て含めて、にぃーが大好きです」
妹「香水代やカット代、服代も全部払ってくれましたし」
兄「なんだそりゃ…」
妹「私の方こそいいんですか?」
兄「え?」
妹「自分で言うのもアレですが、相当欠点が多いですよ?」
兄「あ、あー…」
兄「ま、何とかなるっしょ」
妹「とんだゲテモノ好きですね」
兄「…ネガティブだなぁ」
兄「可愛いは正義!だろ?」
妹「………」
兄「ん、どうした?」
妹「その、にぃー、は、ずっと側に居てくれますか?」
兄「…あぁ」
妹「なら、その、ちゃんと誓ってください」
兄「え?」
妹「(んーっ)」
兄「まさか、キス?」
妹「(コクコク)」
兄「…あんまり得意じゃないんだけどな」
妹「世界一の、どーんとお願いします!」
兄「はいはい、わかったよ」
妹「…んっ」
兄「…んんっ」
妹「はぅ、甘いです」
兄「今日は甘いモノ何も食べてないけどな」
妹「さて」
妹「このまま初夜と洒落込みましょうか」
兄「いやいやちょ待てや」
妹「ついにこの時がやってきたんですね」
兄「さすがにそれはマズいだろ」
妹「はっ!?ゴムを忘れてしまいました!」
兄「いやそういう問題じゃなくてな」
妹「にぃー!買いに行きましょう!」
妹「いやでも制服はいくら何でもダメなような」
妹「私はともかく学校に迷惑がかかってしまいます」
兄「おいおいおい…」
妹「にぃー!せっかくですし新しい服に着替えますね!」
兄「え?あ、いや」
妹「オススメはどれですか?にぃーが選んでください!」
兄「いや、え、んー…じゃあ…」
兄「…んじゃ、ゴスロリで…。」
それから少し経ち…
妹「ん…っ、ぅぁ…、ぅん、ぅん…っ」
妹「にぃー、っの…、ばかっ…、んぁ…!」
妹「ひぅっ!?きゅ、急に強くっ…!?、んっ、ぅぁっ、はぁん!」
妹「ぁ…ぁ…、イ、イくぅ…イっちゃぅぅ!」
妹「…!?な、なんて止まるのぉっ…?」
妹「にぃー…、切ないよぉっ!わたしのぉ…、エッチなところが熱いよぉっ…、んっ、ひぁ…!」
妹「ってのはどうでしょうか」
兄「やっぱ美人でもダメっぽいな」
妹「大丈夫です、十分イケると思います」
兄「今更だけど、美人とかそういう問題じゃなかったんだな」
兄「ところで髪の毛は?校則に引っかからないか?」
妹「黒のウィッグをつけてみました」
兄「カツラかよ…」
妹「ユニヘアーです」
兄「なぜアデランスの黒歴史が出てくる」
妹「少し不自然なのでますますクラスからハブられてます」
兄「戻せばいいのに」
妹「いえ最近ますます快感に」
兄「ドMが…っ!」
兄「…で、結局やるの?」
妹「当然です!」
妹「学校内バイブは私の夢でしたから!」
兄「…もう、好きにしろよ」
妹「はいっ、くっ…、ふぅんっ!ぅぁ…!」
妹「ど、どうでしゅか?美少女がバ、バイブに悶え苦しむ姿、萌えますか?」
兄「……」
兄「あぁ、とっても」
妹「ほ、ほんとっ…?ふあぁぁっ!イ、イきそ…っ!」
兄「ちょっ!?早っ!?まだ家の中だっちゅーにっ…!」
妹「んあぁぁぁぁっ!!」
終
今度はちゃんと事前に書いてからやりたいな
場当たり的なSSはこの程度のクオリティが限界だわ勘弁してくれ
あと誰か兄妹の初夜を書いてくれると嬉しい
俺には喘ぎ声の擬音のセンスなどない
乙!
元スレ
妹「私のどこがダメなんですか」
兄「志田未来を大根おろしですりおろし尽くしたような顔が」
妹「わたし脱いだらスゴいです」
兄「週5でマック行ってるのに?」
妹「好きな人の言うこと何でも聞きます」
兄「ならまずそのムダ毛を何とかしろ」
兄「あと学校のウサギ小屋みたいな臭いなんとかしろ」
妹「ぐぬぬ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 13:47:14.58 ID:xCAbk7wyO
兄「妹萌え?バカ言うな」
兄「お前なんかリアル燃え路線、焼却炉行きがお似合いだろ」
妹「あぁもっと言ってください」
兄「というわけでコレを買ってきた」
妹「なんですかこれ」
兄「ブルガリだ」
妹「新しいバイブですか?」
兄「香水だよ」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 13:52:31.43 ID:xCAbk7wyO
兄「とりあえずお前はまず自分を変えろ」
妹「私、抱かれれば変わると思うんです」
兄「僕に獣姦の性癖はない」
妹「にぃーのような獣なら大歓迎です!」
兄「休日の昼間っからローターを忍ばせているブスはお断りだ」
妹「なんで知ってるんですかっ!くやしいっ!でも…かんじ」
兄「…こんなやつと同じ血なのか…っ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 13:58:46.37 ID:xCAbk7wyO
兄「ひとまずは臭い消しだ」
兄「どんなイケメンや美女でも臭けりゃどうしようもない」
兄「顔や体型や性格以前の問題だな」
妹「確かに臭い奴は嫌われますよね」
妹「弁当は1人ぼっち、友達の携帯番号は無し、下校は学校一で帰宅部の部長呼ばわり…」
兄「そうか…お前も大変だったんだな…」
妹「いえ、すごく興奮しました!去年なんて精勤賞もらいましたし」
兄「本当にお前の話だったのかよ…」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:02:40.10 ID:xCAbk7wyO
兄「んで」
兄「なぜ香水をつけるだけなのに別室に移動するのだ」
兄「さっきから変な声が聞こえてくるし」
妹「んぁっんぁっんぁっ…」
妹「調子に乗っちゃらめぇ…ふぁぁっ!」
妹「はっぴぃ、にゅう、にゃあ…」
兄「」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:06:58.58 ID:xCAbk7wyO
兄「おい!何をしている!」
妹「あぁ…っ!まっでくだざいっ!まぢゃっ、おぢりがまだなんでしゅっ!」
兄「どこの臭いを消してるんだ!本当に性欲しか頭に無いんだな!」
妹「らっ、らってぇ」
妹「あぁっ…でも言葉じぇめも気持ちいいっ…!」
兄「トリュフ狩りでもさせた方がいいかもしれんな」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:11:13.94 ID:xCAbk7wyO
兄「内川の気持ちが良くわかるな」
兄「そらソフトバンクに行きたくなるわ」
妹「私は横浜好きですよ?」
妹「私もあれくらいメチャクチャに…っ!」
兄「無視無視」
兄「次はムダ毛処理だからなー」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:15:14.25 ID:xCAbk7wyO
妹「くあぁっ!もっと!もっとちゅよくっ!」
兄「たかがムダ毛処理にエロい声出してんじゃねえよ」
妹「にぃーにも剃ってほしいです」
兄「やだよ変態」
妹「違いますよ!手が届かないんです」
兄「あぁそういうことか…」
兄「(まぁ臭いは香水で誤魔化されてるし)」
妹「お願いします」
兄「わかった」
妹「きゃほうっ!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:20:08.42 ID:xCAbk7wyO
兄「oi、みす、おい」
妹「なんか古くないですかそれ」
兄「うるさい!どこを剃らせようとしている!?」
妹「どこってお尻の毛ですよ?当たり前じゃないですかー」
兄「やっぱり変態プレイじゃないか!」
妹「スケベに言うとケツ毛です」
妹「ついでに言うと前の方もお願いします」
兄「うぐぐ…」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:24:27.26 ID:xCAbk7wyO
妹「ふあぁ…っ!剃られてるぅ…!私、しょられてりゅぅっ…!」
妹「んっ…、ぅぁ…、ひうぁあっ、う、生まれたままの姿…っ」
兄「……」
妹「もうっ!そんな風にまじまじと見ないで下さいっ!にぃーのエッチっ!」
兄「……」
兄「あぁ」
兄「何で全剃りなんかしてんだ、俺…」
妹「趣味丸出しですね」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:28:24.81 ID:xCAbk7wyO
妹「はぁっ!スースーするっ!」
兄「そりゃ、まぁな」
妹「あとは自分でやりますね」
兄「あぁ…腕と足と腋と、あと鼻や耳やもろもろな」
妹「了解です!」
妹「早くにぃーに学校でバイブを付けられちゃう魅力的なJCになります!」
兄「おいおい…」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:33:19.66 ID:xCAbk7wyO
兄「まぁしかし」
兄「顔は、化粧すれば何とかなるだろうな」
兄「体も食生活の割には整ってるし」
兄「臭いとムダ毛は対処済みだな」
兄「あとは髪とか服装とかか…」
兄「野ブタをプロデュース、みたいだな」
妹「あれって原作の野ブタは男だったんですよ?」
兄「ふおおおっ!?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:38:57.44 ID:xCAbk7wyO
兄「さて」
兄「次は髪の毛だな」
妹「はいっ!」
妹「野ブタをどんどんプロデュースしてくださいっ!」
兄「堀北真希は可愛かったけどな」
妹「でも私なら真希より沢山のアブノーマルなプレイを」
兄「お前にやられてもな…」
妹「むぅ…もうちょっと酷い罵倒を期待してました」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:44:04.62 ID:xCAbk7wyO
兄「美容院の予約とっといたぞ」
妹「(びくっ)」
兄「何をそんなにびくついてんだ」
妹「美容院なんて初めてなんですよ…」
兄「あぁ、そりゃそうか」
兄「(今までは1000円カットを半年に1回だったもんな)」
妹「ちょっとバイブ仕込んできてもいいですか落ち着きません」
兄「待て待て」
妹「大丈夫です2本とも入れときますから」
兄「二穴かよ!?」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:51:47.57 ID:xCAbk7wyO
妹「ふぁっ…、んっ…、だいぶ落ち着きましたっ…」
兄「結局入れたまま美容院ですか」
妹「大丈夫です。脱げゆうたら脱ぐしイけゆうたらその場で達しやす」
兄「なんだよその関西弁…」
「妹様ー」
兄「お、呼ばれたぞ」
妹「んっ…!わかっ…、ぅぁん…!」
兄「…髪切ってるときに動くなよ?」
妹「お預けプレイ!?それとも拘束プレイ!?」
兄「…声がデカいんだよエロ豚」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 14:57:44.96 ID:xCAbk7wyO
兄「ふぅ…」
兄「にしても」
兄「本当にあいつ、服ないんだな…」
兄「まさか私服が水玉のワンピース(しかも黄ばみ気味)とは」
兄「電波女でももっと良い服着ていたよな…」
兄「…今度、服も買うか…」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:05:59.47 ID:xCAbk7wyO
美容師「あのー、すみません」
兄「ん、はい?」
美容師「妹様のお連れの方ですよね?」
兄「そうですけど」
美容師「ちょっと来てもらってもいいですか?」
兄「は、はぁ(ま、まさかバイブ仕込んでいたのがバレたのか!?)」
兄「(冗談じゃない!こんな変態女と同類にされては困るぞ!)」
妹「だ、だからぁ!光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士みたいな髪型がいいにょぉ!」
兄「……」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:12:32.11 ID:xCAbk7wyO
妹「何度もイっ、ぅぁっ!イってるぢゃないっ!私はっ!光速の異名を持(ry」
美容師「私にはどんな髪型なのかさっぱり…」
兄「………」
妹「あぅ、にぃーっ!聞いてくださっ、んぅっ…!」
兄「とりあえず前田敦子みたいな感じで」
美容師「わかりました」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:20:42.76 ID:xCAbk7wyO
美容師「どうでしょうか」
妹「あ、う、えーと」
妹「いいと、おもいます…」
美容師「…待っている人は彼氏さん?」
妹「!?ち、違いましゅっ!」
美容師「そう」
妹「……」
妹「…でも」
妹「好きになってくれたらいいな、とは、思います…」
美容師「そっか…そうなるといいね」
妹「………///」
妹「ひゃぅっ!?(ビクンッ)」
美容師「!!?」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:25:38.20 ID:xCAbk7wyO
兄「なるほど、いきなり気絶してしまったと」
美容師「はい…私には何が何やら」
兄「あぁ、気にしないでください」
兄「彼女にはよくあることです」
美容師「………」
兄「(…にしても)」
兄「(だいぶ、可愛くなった、かもな…)」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:29:27.27 ID:xCAbk7wyO
兄「これでお代、と」
兄「それでは俺はおぶって帰りますので」
美容師「ありがとうございました」
美容師「……」
美容師「…よくあること?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:40:32.35 ID:xCAbk7wyO
兄「(おぶるとなると…意外と距離があるな…)」
兄「(…良い匂い)」
兄「(例え香水だとしても…これは…)」
妹「…ん…!」
妹「…あれ?」
妹「私、どうして」
兄「やっと起きたかエロ女」
妹「確か美容院に」
兄「気絶したから俺がおぶってきたんだよ」
妹「…すみませんでした」
兄「さて、もう歩けるだろ?家までもう少しだから」
妹「はい」
兄「あともうバイブ止めろよ」
妹「それはムリ」
兄「チクショーっ!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:44:54.74 ID:xCAbk7wyO
兄「家に帰ってきました」
妹「さすがの説明口調です」
兄「SSって時間かかるな」
妹「メタはやめましょうよ」
兄「違う、あそこがSSという美容院だったのだ」
妹「はうあっ!?」
兄「さて、次は服だが…」
妹「期待大です!」
兄「その前に、だ」
妹「はい?」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:52:12.36 ID:xCAbk7wyO
兄「眉毛を整えよう」
妹「眉毛ですか」
兄「あぁ」
兄「この間駅で募金運動をしてるJCがいてな」
妹「震災への義援活動ですね、立派です」
兄「そいつらみんな眉毛犬だった」
妹「………」
兄「笑いをこらえずにはいられなかったな」
兄「まぁそれはともかく」
兄「人間ってのは眉毛もまた、重要な要素なんだと思う」
妹「これは重要なファクター!ですね」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 15:58:58.43 ID:xCAbk7wyO
兄「と、いうわけで、俺がお前の眉毛を整えようと思う」
妹「ふ、ふえぇ!?」
兄「さすがに今のお前に自分で目の近くに刃物を持ってくのは危ないだろうからな」
妹「えっと、あの、ちょっと待っててく」
兄「どこへ行く」
妹「バイブを」
兄「それは無しだ」
妹「せめてお母さんの勝負下着を」
兄「調子に乗るなアバズレ」
妹「ふあぁ…アバズレなんて生まれて初めて言われた…ぁ!幸せぇ…」
兄「阿呆が…」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:05:29.24 ID:xCAbk7wyO
妹「んっ…!ぅぁ…!ひぃん…っ!んひぁあっ!」
兄「だからエロい声出してんじゃねえって…」
妹「ら、らってぇ…」
兄「(…くそっ、なんだよ…)」
兄「(こっちまでエロい気持ちになっちまうだろ…)」
兄「(…!?まさかこんな奴に欲情してる!?)」
兄「(いやいや、ないないありえない)」
妹「頭の中が、フットーしそうだよぉ…!」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:12:03.33 ID:xCAbk7wyO
兄「…よし、終わったぞい」
妹「へへ、ありがとうお兄ちゃん!(ニカッ☆)」
兄「!!?」
妹「どうですか!今にぃーは萌えちゃいましたか!?」
兄「ははは…ないない…」
兄「(っぶねぇ!っぶねぇチクショー!)」
兄「(この淫乱女めぇ…!ちょっと可愛くなったからって…!)」
妹「(FF10で笑顔の練習してて良かったです…最初は失笑でしたけど)」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:16:26.43 ID:xCAbk7wyO
兄「さて、最後か…」
妹「いよいよ服ですね!?」
兄「あぁ、その通り」
妹「ついに私も学校内バイブで萌えられる女デビューです!」
兄「それは一生デビューしなくていいんだけどな」
妹「ごめんなさい、実は既にしてました」
兄「いいやウソだな」
妹「してまみた」
兄「本当かよ!?」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:22:48.72 ID:xCAbk7wyO
兄「服は…制服に着替えてもらえるかー(今の私服はダサいし)」
妹「わかりました」
兄「髪はヘアピンとかつけるといいかもなー」
妹「了解しました」
兄「あとバイブは要らんからなー」
妹「それはダメです」
兄「いや、本当にやめて…頼むからやめて…」
妹「泣くほどイヤでしたか」
兄「うぅぅ…」
妹「わかりました、にぃーがそこまで言うならやめます」
兄「ほ、ホントに?」
妹「その代わり、買い物中は私と手を繋いでください!」
兄「えっ」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:36:47.63 ID:xCAbk7wyO
妹「にぃーとデート♪にぃーとデート♪」
兄「ベ、ベタベタしすぎじゃね?手を繋ぐってレベルじゃないだろ」
妹「そんなの気にしたら負けですよ」
兄「…胸を当てようとしてるのは判るけど、いくらなんでもJCじゃムリって…」
妹「くっ…それも気にしたら負けですよ」
兄「(…くそっ…すっかり可愛くなりやがって)」
妹「はぁっ…にぃーと一緒だぁ…!幸せすぎてアソコがぐちゅぐちゅですぅ…!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:41:44.70 ID:xCAbk7wyO
兄「(…中身はこんなんなのに!痴漢も逃げ出す変態淑女なのに!)」
兄「ぐぬぬ…」
妹「(ピタッ)」
兄「…ん、どうした?急に止まって」
妹「…にぃーの昔付き合ってた女の人って、どんな人でしたっけ」
兄「えっ!?」
妹「たしか、二人居ましたよね…」
兄「あー…、まぁ、どっちもフラれたんだけどな…」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:49:40.24 ID:xCAbk7wyO
兄「…?(なんで急にそんな話を…)」
妹「どちらも、髪が…綺麗な…」
妹「あ、いえ、えっと…」
妹「買い物は、また今度にしませんか?」
兄「え?なんで?」
妹「私、用事を思い出しちゃいました!」
妹「先に帰っててください!それではまた!」
兄「あっ、えっ、ちょっと!?」
妹「(ダッダッダッ)」
兄「なんだ…?」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 16:54:50.77 ID:xCAbk7wyO
兄「んで」
兄「もう夜です」
兄「しかしあの痴女はまだ家に帰ってきてません」
兄「結局、一人で服を買ってきてしまった…」
兄「たぶん、流行には外れてないはず」
兄「…このゴスロリ以外は…」
兄「…完全に趣味丸だしだな」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:03:48.29 ID:xCAbk7wyO
兄「ふぅ…疲れた」
兄「(今日は一日中あいつに付きっきりだったな…)」
兄「(…あいつは変態で『女であること』に無頓着でブラコンで…)」
兄「(でも、今日のあいつはそれが逆に魅力的だったな)」
兄「(やってることは、普段と変わらないのにさ…)」
兄「結局は、実の妹でさえも外見で判断してたってことかよ」
兄「アホらし…」
ピンポーン
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:05:58.68 ID:xCAbk7wyO
妹「た、ただいま」
兄「ん、やっと帰ってきたか……」
兄「…!?」
妹「ど、どう、ですか?」
兄「な、なんで…」
兄「なんで金髪なんだよ!?」
妹「えー…っと」
妹「だって、これがにぃーの好きな女の人、ですよね?」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:10:40.82 ID:xCAbk7wyO
妹「制服で、こんな髪型で、ヘアピンをして、香水をつけて…」
妹「そして少し暗めの金髪、それが、にぃーの理想の人物」
兄「な、何でだ…」
妹「ごめんなさい。さっきの美容室で染めてもらったんです」
妹「本当は予約しなきゃいけなかったんですが、今日は特別だ、と」
兄「違う!そんなことを聞いているんじゃない!」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:19:01.98 ID:xCAbk7wyO
妹「にぃー、いや、お兄ちゃん」
兄「…!」
妹「今日は、すごい楽しかった」
妹「こんな私でも、変われるって思った」
妹「ずっと自分に、自分に自信が…ひぐっ」
妹「自信がもでながっだけど…うぅ…ひっぐ」
兄「お、おい…」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:20:43.94 ID:xCAbk7wyO
妹「今日、初め、てっ、私、自身をっ、可愛いって思えだ…っ!」
兄「とにかく落ち着けって…」
妹「だがら、聞いでっ…!」
兄「!!」
妹「お兄ぢゃん…!今日は、ありがどう…!」
妹「妹は、妹は、お兄ちゃんが好ぎですっ!大好ぎですっ!」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:25:14.46 ID:xCAbk7wyO
兄「な…っ!」
妹「うわああああああっっっっ!!」
兄「ちょっ、まっ、えっ!?」
妹「お兄ぢゃんっ!お兄ぢゃんんっ!!」
兄「落ち着いたか?」
妹「(コクン)」
兄「…そか」
兄「…僕の為に染めてくれたのか?」
妹「(コクン)」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:35:27.63 ID:xCAbk7wyO
兄「…なんでだ?」
兄「ずっと冗談だと思ってた」
兄「だって僕は、お前をさんざん罵倒してきたんだ」
兄「ずっとお前の外見や行動や体臭を貶し続けたんだぞ?」
兄「それに何より僕たちは兄妹だ。真剣に愛し合うことなんて…」
妹「わかってます」
妹「でも、それでもにぃーは、私にとっての、光なんです」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:37:07.40 ID:xCAbk7wyO
妹「お父さんとお母さんを除けば、にぃーだけが私と親しく話していてくれました」
妹「ずっと真っ暗闇な私の世界で、にぃーだけが私を照らしてくれる」
妹「だから私はにぃーが好き。世界の誰よりも、にぃーのことが、好きです」
兄「………」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 17:47:25.78 ID:xCAbk7wyO
兄「…笑わせんなよ」
兄「…お前って、変態だし、変人だし、臭いし、自堕落だし、コミュ能力ないし、女らしさって何一つ無かったよな」
妹「…!」
兄「だからずっと、俺はお前を女だとはみなしちゃいなかった」
兄「でも、今日のお前を見て、正直、可愛いって、惚れそうだ、って思っちまったよ」
兄「最低だよな。しょせん俺は、今までずっと、見てくれだけで判断してたんだよ」
兄「そんな俺に、お前を愛する資格なんて、無いんだ。むしろ、俺はお前に罵られるべき人間なんだ」
兄「極悪卑劣な、最悪の面喰いだ」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:11:54.05 ID:xCAbk7wyO
妹「…なら」
兄「…え?」
妹「なら、私のことは嫌いですか?」
兄「…いや、その」
妹「昔のことなんて聞いてません!今の私を見てください!」
妹「にぃーが変えてくれた今の私を!その目で、その目できちんと見てください!」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:22:28.89 ID:xCAbk7wyO
妹「変態で変人な私に比べたら、にぃーの欠点なんて大したことありません」
兄「……」
妹「もし、にぃーが私に対して申し訳ないと思っているのなら」
妹「罪悪感でなく、私自身を力強く抱きしめてください」
妹「にぃーが私をどんな風に思っていようと、にぃーと疎遠になることが、私にとっては一番怖いです…」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:27:49.36 ID:xCAbk7wyO
兄「…なぁ」
妹「はい」
兄「本当に俺でいいのかよ」
妹「(コクン)」
兄「結婚、出来なくても?」
兄「とんでもない面食いでも?」
妹「全て含めて、にぃーが大好きです」
妹「香水代やカット代、服代も全部払ってくれましたし」
兄「なんだそりゃ…」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:32:14.47 ID:xCAbk7wyO
妹「私の方こそいいんですか?」
兄「え?」
妹「自分で言うのもアレですが、相当欠点が多いですよ?」
兄「あ、あー…」
兄「ま、何とかなるっしょ」
妹「とんだゲテモノ好きですね」
兄「…ネガティブだなぁ」
兄「可愛いは正義!だろ?」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:38:34.51 ID:xCAbk7wyO
妹「………」
兄「ん、どうした?」
妹「その、にぃー、は、ずっと側に居てくれますか?」
兄「…あぁ」
妹「なら、その、ちゃんと誓ってください」
兄「え?」
妹「(んーっ)」
兄「まさか、キス?」
妹「(コクコク)」
兄「…あんまり得意じゃないんだけどな」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:43:13.23 ID:xCAbk7wyO
妹「世界一の、どーんとお願いします!」
兄「はいはい、わかったよ」
妹「…んっ」
兄「…んんっ」
妹「はぅ、甘いです」
兄「今日は甘いモノ何も食べてないけどな」
妹「さて」
妹「このまま初夜と洒落込みましょうか」
兄「いやいやちょ待てや」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:47:19.36 ID:xCAbk7wyO
妹「ついにこの時がやってきたんですね」
兄「さすがにそれはマズいだろ」
妹「はっ!?ゴムを忘れてしまいました!」
兄「いやそういう問題じゃなくてな」
妹「にぃー!買いに行きましょう!」
妹「いやでも制服はいくら何でもダメなような」
妹「私はともかく学校に迷惑がかかってしまいます」
兄「おいおいおい…」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:50:39.52 ID:xCAbk7wyO
妹「にぃー!せっかくですし新しい服に着替えますね!」
兄「え?あ、いや」
妹「オススメはどれですか?にぃーが選んでください!」
兄「いや、え、んー…じゃあ…」
兄「…んじゃ、ゴスロリで…。」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 18:55:31.24 ID:xCAbk7wyO
それから少し経ち…
妹「ん…っ、ぅぁ…、ぅん、ぅん…っ」
妹「にぃー、っの…、ばかっ…、んぁ…!」
妹「ひぅっ!?きゅ、急に強くっ…!?、んっ、ぅぁっ、はぁん!」
妹「ぁ…ぁ…、イ、イくぅ…イっちゃぅぅ!」
妹「…!?な、なんて止まるのぉっ…?」
妹「にぃー…、切ないよぉっ!わたしのぉ…、エッチなところが熱いよぉっ…、んっ、ひぁ…!」
妹「ってのはどうでしょうか」
兄「やっぱ美人でもダメっぽいな」
妹「大丈夫です、十分イケると思います」
兄「今更だけど、美人とかそういう問題じゃなかったんだな」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 19:04:00.34 ID:xCAbk7wyO
兄「ところで髪の毛は?校則に引っかからないか?」
妹「黒のウィッグをつけてみました」
兄「カツラかよ…」
妹「ユニヘアーです」
兄「なぜアデランスの黒歴史が出てくる」
妹「少し不自然なのでますますクラスからハブられてます」
兄「戻せばいいのに」
妹「いえ最近ますます快感に」
兄「ドMが…っ!」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 19:13:38.11 ID:xCAbk7wyO
兄「…で、結局やるの?」
妹「当然です!」
妹「学校内バイブは私の夢でしたから!」
兄「…もう、好きにしろよ」
妹「はいっ、くっ…、ふぅんっ!ぅぁ…!」
妹「ど、どうでしゅか?美少女がバ、バイブに悶え苦しむ姿、萌えますか?」
兄「……」
兄「あぁ、とっても」
妹「ほ、ほんとっ…?ふあぁぁっ!イ、イきそ…っ!」
兄「ちょっ!?早っ!?まだ家の中だっちゅーにっ…!」
妹「んあぁぁぁぁっ!!」
終
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/13(日) 19:21:59.13 ID:xCAbk7wyO
今度はちゃんと事前に書いてからやりたいな
場当たり的なSSはこの程度のクオリティが限界だわ勘弁してくれ
あと誰か兄妹の初夜を書いてくれると嬉しい
俺には喘ぎ声の擬音のセンスなどない
112: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 2011/11/13(日) 19:16:32.97 ID:7yyHmD9r0
乙!
妹「んっ・・っぁ・・、がっこうで、バイブなんて・・」