1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 17:56:00.90 ID:WT0xt4kH0

貴音「なんですかその気の無い返事は!」

冬馬「気の無いって…」

冬馬「ていうか誰と誰が恋するんだよ」

貴音「あなたと私です」

冬馬「はぁ?」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 17:57:52.58 ID:WT0xt4kH0

冬馬「意味わかんねぇ」

冬馬「ていうかまずいだろ、アイドル同士とか」

貴音「恋に職業など関係ありません!」

貴音「大切なのはお互いの気持ちです!」

冬馬「あーそうかい」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:00:07.90 ID:WT0xt4kH0

貴音「ではでぇとに行きましょう」

冬馬「はぁ?」

冬馬「マジで言ってんのか?」

貴音「もちろんです」

冬馬「いやいや無理だから」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:01:30.82 ID:WT0xt4kH0

貴音「なぜですか!」

冬馬「なぜもなにも…俺とお前は別に付き合ってるわけでもないだろ?」

貴音「では今からつきあいましょう」

冬馬「いや、だからよ…」

貴音「れっつごぉ!」

冬馬「聞けよ!」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:03:53.84 ID:WT0xt4kH0

貴音「ふふ、この店のぱすたはとてもおいしいのですよ」

冬馬(強引に連れて来られてしまった…)

冬馬(さっさと食って帰ればいいか…)

冬馬「ふーん。おすすめとかあるのか?」

貴音「みぃとぱすたがおすすめです」

冬馬「じゃあそれで」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:07:37.87 ID:WT0xt4kH0

店員「ミートパスタ2人前ですね」

貴音「はい」


店員「お待たせいたしましたー!」

冬馬「あれ…一皿しかないんだけど?」

貴音「ふふ、この店は大皿を二人でわけて食べるのですよ」

冬馬「ふーん」


貴音「はい、冬馬」

冬馬「ああ悪いな、よそってもらって」

貴音「気になさらないでください」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:09:54.84 ID:WT0xt4kH0

冬馬「お!結構うまいな」

貴音「そうでしょう」

冬馬「お前いい店知ってるんだな」

冬馬「やるじゃん」

貴音「そ、そのような…ぽっ」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:11:57.43 ID:WT0xt4kH0

貴音「…」

冬馬「ん?どうした?」

貴音「冬馬…あーん」

冬馬「うお!?」

冬馬「や、やめろって」

冬馬「俺そういうの恥ずかしいんだよ」

貴音「あーん」

冬馬「…まったく」

冬馬「もぐもぐ」

貴音「ふふ」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:15:27.15 ID:WT0xt4kH0

冬馬「あーうまかった」

貴音「そうですね」

冬馬「じゃ、いい時間だしそろそろ帰るか」

貴音「えっ」

貴音「もう帰ってしまうのですか?」

冬馬「もうって言っても結構いい時間だぜ?」

貴音「…」

貴音「よろしければ私の家へ遊びに来てください」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:19:52.82 ID:WT0xt4kH0

冬馬「さすがにそれはまずいだろ」

冬馬「マスコミに見つかったらあることないこと言われるぜ?」

冬馬「お前だけじゃなく事務所にも迷惑がかかるんだぜ?」

貴音「…うう」

冬馬「お前の大好きなプロデューサーが悲しむぞ」

貴音「プ、プロデューサーは関係ありません」

冬馬「ははっ照れんなって」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:24:59.73 ID:WT0xt4kH0

貴音「照れてなど…」

貴音「プロデューサーには仕事でお世話になっておりますしとても感謝しております」

貴音「ですがそれ以上の感情は抱いておりません」

冬馬「そうなのか」

貴音「はい」

冬馬「お前あいつの話するときすごくいきいきしてるからさ」

冬馬「てっきり惚れてるもんだと思ってたぜ」

貴音「プロデューサーはとても尊敬できる仕事の先輩です」

冬馬「そっか」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:28:01.67 ID:WT0xt4kH0

冬馬「ていうかお前マジで俺のこと好きなの?」

貴音「はい」

冬馬「まーたドッキリ企画とかじゃねーの?」

貴音「断じて違います」

冬馬「そうか…」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:32:43.14 ID:WT0xt4kH0

冬馬「わかったよ」

貴音「で、では」

冬馬「いや、あのさ」

冬馬「言いにくいんだが俺、女と付き合ったことないんだよな」

冬馬「だからいきなり付き合うっつーのはハードルが高いんだよ」

貴音「そ、そうなのですか…」

冬馬「だから友達から始めようぜ」

貴音「は、はい!」

貴音「よろしくお願いいたします」

冬馬「ああ!こっちこそよろしくな!」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/19(水) 18:38:44.65 ID:WT0xt4kH0

―数年後―

貴音「あなた様」

冬馬「ん?どうしたんだ貴音」

貴音「最近駅前においしいらぁめんの店ができたのですよ」

冬馬「ああ、すげー行列のできてる店だろ?」

貴音「ええ」

貴音「今から食べに行きませんか?」

冬馬「ええっ!?さすがに目立つだろそれは」

貴音「ふふ、もちろんお忍びで行くのですよ」

冬馬「まったくお前って奴は…」

冬馬「今回だけだぞ!」

貴音「さすが!ではさっそく参りましょう!」

冬馬「はいはい」

HAPPY END


元スレ
貴音「恋を始めよう」 冬馬「はいはい」