1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:15:12.01 ID:57zxkdSEO

――Pの部屋/ベランダ
――00:12

貴音「ふふっ」クスッ

貴音「はぁ…」ハァ...

貴音「見てください。息が白いですよ?」

貴音「…ふふっ。良いではありませんか」クスクス

貴音「今宵は聖夜」

貴音「わたくしと、あなた様との、」

貴音「はじめての特別な夜、なのですから」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:17:40.95 ID:57zxkdSEO

貴音「はて、何か可笑しな事でも申しましたでしょうか」

貴音「…くすっ。顔が、赤いですよ?」クスクス

貴音「と、云うことはですよ?」

貴音「…ふむ」

貴音「…」クスッ

貴音「あなた様も、可愛いところがありますね」クスクス

貴音「普段も、見せて下さったらよろしいのに…」ボソッ



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:19:47.50 ID:57zxkdSEO

貴音「ふふふ。いいえ?何でもございませんよ?」クスクス

貴音「…そうですね。ならば、あなた様にひとつ」

貴音「お願い事をしてしまいましょう」

貴音「よろしいでしょうか」

貴音「あなた様ならば、そう言って下さると思っておりました」

貴音「では、あなた様」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:20:44.74 ID:57zxkdSEO

貴音「わたくしは…あなた様との証が、」

貴音「証が…欲しいのです」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:23:32.49 ID:57zxkdSEO

貴音「何も今すぐ、とは申しません」

貴音「ですが」

貴音「わたくしとて、女」

貴音「女ならば…」ギュッ

貴音「ねぇ、あなた様?」チラッ

貴音「…お慕いしております」ギュッ

貴音「…」

貴音「ふふっ。意地悪な、お方」クスクス

貴音「愛していると、申しているのです」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:25:54.59 ID:57zxkdSEO

貴音「あら、何も申してくれないのですか?」クスクス

貴音「…」ピトッ

貴音「んっ…ふっ…」チュッ

貴音「…ふふっ。かっこつけしい」クスッ

貴音「ですが、そういうのも嫌いではありませんよ?」

貴音「それも、あなた様なのですから」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:29:07.17 ID:57zxkdSEO

貴音「さて、風が出てまいりましたね…」

―ザァン...ザザァン...

貴音「…波音が、心地良いですね」

貴音「それに、潮風も」

―ザァン...ザザァン...

貴音「わたくしはですね?」チラッ

貴音「あなた様を、恨んでいるのですよ?」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:33:31.92 ID:57zxkdSEO

貴音「何故…?ふふっ。あなた様がそれをわたくしに問うのですか?」クスクス

貴音「ふふっ。ですからわたくしは、あなた様をわたくしの一生をかけて恨んでいきます」

貴音「あなた様は、わたくしから離れられなくなるのです」

貴音「あぁ恐ろしい」クスクス

貴音「女の恨みは、怖いのですよ?」ニコッ



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:36:14.77 ID:57zxkdSEO

貴音「ふふっ。なのであなた様は、」

「…」ギュッ

貴音「んっ…」

貴音「…今ので、また恨んでしまいました。これはもう、一時も離れる訳にはまいりませんね」

貴音「ほんとですよ?」クスッ



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:38:47.18 ID:57zxkdSEO

貴音「どれくらい?どれくらいと申しますか、あなた様」

貴音「わたくしにこれだけ恨まれておいて、なんというお言葉」

貴音「…ふふっ。よろしいでしょう」

貴音「わたくしが、どれだけあなた様を恨んでいるか」

貴音「教えて差し上げましょう」

貴音「愛という名の恨みは、怖いのです」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:42:33.43 ID:57zxkdSEO

こうして俺は、貴音に一生恨まれながら生きていく事に

―――
――


貴音「あなた様あなた様」

貴音「てれびを付けてください!てれび!」

貴音「♪」

貴音「ほら、見てください。うーたんは可愛いですね」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:45:50.20 ID:57zxkdSEO

あの日のクリスマスイブの夜から、俺と貴音の関係は一歩進んだ?

貴音「あなた様あなた様」

貴音「あなた様の為を思いながら作りました」

貴音「あぁ、また恨んでしまう事になってしまいました」

貴音「なので、あなた様?」チラッ

貴音「あの…その…///」

貴音「おふ…ろ」ボソッ



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:49:19.74 ID:57zxkdSEO

こうして俺は、貴音に恨まれながら毎日を過ごすしていくのだった。

―――
――


P「こんな感じになりましたけど、こんなんで本当にいいんです?」

小鳥「イメージビデオですから、多少はいいんじゃないんですか?」

P「はぁ…それならいいんですけどね?」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:52:34.91 ID:57zxkdSEO

P「やっぱり、貴音はこういうのが似合いますね」

「こういうの、とは?」
「…」シー

小鳥「…」クスッ

P「こういうのもなにも、ヤンデレ気質というかなんというか…そうは思いませんか?」

P「小鳥さ…」クルッ

貴音「…」ニコッ

P「」

貴音「ふふっ。恨んで、しまいますよ?」クスクス

おわれ



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/25(火) 00:53:41.13 ID:57zxkdSEO

はい。ここまでありがとうございました


元スレ
貴音「あなた様…聖夜で、ございますね」