8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/01(金) 23:29:29.50 ID:S65MpaC80
美琴「ねぇ、もうこんなの止めようよ」
上条「ビリビリは俺のこと嫌いなのか、じゃあ別れる?」
美琴「そ、そんなの嫌…」
上条「じゃあしようぜ、まだ中学生だし出来るわけ無いって」
美琴「えっ、ひあんっ…!」
----
当麻「zzz...」
美琴(出来てないよね…)チョロロロ...
美琴(えっ、嘘……)
美琴「どうしよう…産婦人科にいかなきゃ…」
こんなの見たい
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:04:25.14 ID:f/ZDlL3W0
美琴(皆にバレたら困るし、やっぱりここかぁ…)
冥土返し「いらっしゃい、今日はどうしたんだい?」
美琴「その、もしかしたら赤ちゃんができちゃったかもしれないんです」
冥土返し「……とりあえず検査してみようか」
美琴「その、すいません」
---
美琴「どうでした?」
冥土返し「妊娠一ヶ月って所かな」
美琴「……嘘」
冥土返し「こう言うのは嫌いだけど、堕ろすなら早めに言うんだよ」
美琴「…はい」
冥土返し「僕は胎児殺しなんて極力したくないからね」
美琴(当麻と私の、赤ちゃん…)
美琴(当麻と私の赤ちゃん…)
美琴(嬉しいけど、…絶対産ませてくれないよね)
美琴(当麻に母に先生に、それに黒子達だって反対するよね)
美琴(どうしよう…、相談なんてできないよね)
黒子「お姉さま、暗い顔して一体どうしましたの?」
美琴「く、黒子ぉ!? ななな何でも無いから!」
黒子「…あの殿方のことですの」
美琴「ち、違うから、全然違うから!!!」
黒子「あんの類人猿!! お姉さまをこんなに苦労させて、やっぱりあの時始末しておけば…」
美琴「だ、だから違うって言ってるでしょうが!!」ビリビリッ!
黒子「あひぃん!?」
美琴「はぁ、はぁ…」
美琴(やっぱ相談とか絶対無理ね)
美琴(…正直に当麻に言おう)
上条「一体どうしたんだ美琴、話なんていいからそれより早くしようぜ?」
美琴「大事な話なの」
美琴「その、赤ちゃん出来ちゃったの…」
上条「……え?」
美琴「当麻の子供だよ」
上条「……」
美琴「…ねぇ、堕ろした方が良い?」
上条「美琴は産みたいのか?」
美琴「……うん」
上条「美琴がそう言うなら俺は産んでもいいと思うぜ」
美琴「えっ?」
上条「だって産みたいんだろ?」
美琴「う、うん…」
美琴(あれ、なんで涙が…)ポロポロ...
上条「はぁ、これで上条さんは常盤台のお嬢様を孕ませちゃったから退学だなぁ」
美琴「えっ?」
上条「どこにでもいる無能力者が、あのお金持ちで名門お嬢様学校の常盤台のそれもレベル5だろ?」
上条「お腹の子供はレベル5の子供だし何とかしてくれるかもしれないけど、俺は責任取って学園都市から出ていかないとな」
美琴「えっ!?」
上条「美琴と離れるのは嫌だけど、でも赤ちゃん産むってこういうことだからな」
美琴「そ、そんなの嫌! 当麻と別れたくない!」
上条「でもこのままじゃ隠し通せない、産むなら早く責任取らなきゃな」
美琴「……」
上条「悪いな、美琴」
美琴「…堕ろすよ」
上条「えっ?」
美琴「当麻と別れたくないもん…」
上条「…いいのか?」
美琴「…少し考えさせて」
上条「…分かった」
上条(よし、上手く行った)
上条(インデックスの時はストレートに堕ろせって言って失敗したから、今回は絡め手で行ったら大成功)
上条(ビリビリ騙すなんてちょろいちょろい、大事なセフレを手放す上条さんじゃありませんよ)
上条「ビリビリとは一発出来なかったし、御坂妹当たりに処理してもらうとするかぁ」
上条「御坂妹はどこかな~っと」
上条「おっ、発見」
黒子「お、ね、え、さまぁぁあああ!!!!」
御坂妹「うげっ、ミサカは第一級危険物と突発遭遇したと報告します!」
上条(げっ、黒子がいる)
上条(バレたら普通に殺されるし迂回迂回)
上条「はぁ、不幸だぁ…」
佐天「あれ、御坂さんの彼氏さんじゃないですかー?」
上条「君は、美琴の友達の佐天さんだっけ?」
佐天「一体どうしたんですかぁ、不幸とか言っちゃって?」
上条「ちょっと美琴のことでな」
佐天「御坂さんと喧嘩でもしたんですか?」
上条「黒子が御坂に絡んでてなぁ」
佐天「あっちゃー、それは不幸ですね」
上条「彼女とデート出来なくて不幸だ……」
佐天「不幸ですねー」
上条「上条さんは適当に友達と遊ぶとするよ、じゃあね佐天さん」
佐天「上条さん、私とどっか行きません?」
上条「佐天さん?」
佐天「実は私も暇って言うかー、御坂さんの彼氏のことをよく知りたいって言うのかな」
上条「いや、そりゃ美琴に悪いからな」
佐天「どうせ白井さんに追っかけられてるんでしょ、少しぐらいいいじゃないですか」
上条「そうだな、ならどっかに行こうか」
佐天「じゃあどっか行きましょうか、それと年上なんだから佐天さんみたいな他人行儀じゃなくて涙子とかでいいですよ」
上条「じゃあどっかに行こうか、涙子ちゃん」
佐天「やっりぃ、じゃあお昼は奢りでお願いしまーす!」
上条「うげぇ、貧乏なんだからそういうのは勘弁してくれよ、はぁ…」
上条(よし、今日は佐天さんを攻略できるか試してみよう)
佐天「ふぅー、人の奢りで食べるご飯は美味しいですね」
上条「お陰で上条さんの財布はボロボロですけどね…」
佐天「こんなに可愛い女の子とお話できるなら必要経費ですよ、必要経費」
上条「うふふー、これでまた今月も一日二食で不幸だぁ…」
佐天「食べた分は私がなんか作ってあげますよと思ったけど、御坂さんに怒られちゃうか」
上条「美琴はそういうの気にしてなさそうなんだけどな」
佐天「駄目ですよー、女の子はそういうの結構気にしますって」
上条「ふーん」
佐天「それにしても上条さんて不思議ですねー?」
上条「この不幸体質上条さんのどこが?」
佐天「私と同じレベル0なのに常盤台のレールガンを軽くあしらってる上彼女にしちゃうとか、同じ無能力者とは思えないなーって」
上条「そんなことないって、上条さんは不幸で居残り補修常連の上、美琴に勉強教えて貰うぐらいの馬鹿だから」
佐天「あっははは、上条さんも私とおんなじ事してるんだ!」
上条「へぇ、佐天さんもなんだ」
佐天「私達バカ仲間ですね!」
----
美琴(結局、どうしていいか分からないままかぁ…)
美琴(産みたい、でも別れたくないよ…)
美琴(どうすればいいんだろう?)
黒子「ハァ、ハァ……あら? お姉さまいつの間にお帰りになってなさいましたの?」
美琴「ちょっとね、考え事」
黒子「まーたあの類人猿のことですね……、お姉さまあんな類人猿とは早く別れなさいまし!」
美琴「……」
黒子「常盤台のエースに変な噂が立ったらどうするんですか!」
美琴「…うるさい!!!」
黒子「ひ、ひぃっ!?」
美琴「…あ、ごめんね黒子」
黒子「…すみませんお姉様」
美琴「いいのよ、気にしないで」
黒子「いいえ、お姉様の悩みは私の悩み、どうか私に相談してくださいましっ!!!」
美琴(…相談したら楽になれるかな)
美琴(ううん、甘えちゃ駄目、これは私の問題なんだから)
黒子「お姉様、黒子はいつでもお姉様の味方であることを忘れないで下さいまし」
黒子「あんの類人猿は死ぬほど憎いですが…お姉様が幸せになれるなら、私、私っ!!!」
美琴「黒子…ありがと」
黒子「いつでもいいですよ、話したくなったらいつでも黒子は話を聞きます」
美琴「……ちょっといい?」
黒子「悩み相談ですの?」
美琴「悩みっていうか、ただの例え話なんだけどさ」
美琴「黒子は私のこと好きなんだよね?」
黒子「ええ、私はお姉様のことを結婚したいぐらい愛していますわ!」
美琴「……じゃあさ、私と結婚できる代わり初春さんが死んじゃうのと、初春さんを助けられる代わり私と一生離ればなれになるとしたらどうする?」
黒子「……」
美琴「あ、深く考えなくていいよ、ただの例え話だから!!!」
黒子「お姉様と一生離れ離れでも死んでは居ないんですよね?」
美琴「えっ、まぁ、そうだけど…?」
黒子「じゃあ私は初春を助けますわ」
美琴「えっ?」
黒子「初春はグズでドン臭くて花が本体だけど、それでも私の大事な友達でパートナーですの」
黒子「お姉様と一生会えなかったとしても、お姉様がどこか遠くで幸せになってるならそれで満足ですの」
美琴「…そうなんだ」
黒子「ええ、私ならそうします」
美琴「…こんな馬鹿な例え話に付き合ってくれてありがと、黒子」
黒子「いいんですの、お姉様の悩みを少しでも解消できるのならそれで十分ですわ」
美琴「ありがと、黒子が居てくれて凄く感謝してるわ」
黒子「まぁお姉様感謝はご無用ですわ! お悩み中のお姉様を慰めるために添い寝を!!!」
美琴「そう言うのは無しよ、普通にしなさい」
黒子「…ちぇっ、お姉様は心がせまいですのー」
美琴「そういうこと言うから台無しになるんでしょうが」
黒子「ああん、お姉様のい、け、ずぅ…」
美琴「まったく…」
黒子「でしたらせめて、一緒にお風呂ぐらい」
美琴「……変なことしないんだったらそれぐらい許すんだけどね」
黒子「黒子はそんなことしないと誓いますわ」
美琴「ま、それなら許してあげてもいいわ」
黒子「さっすがお姉様! ささ早く入りましょう!!!」
美琴「はいはい、分かった分かった……」
美琴(うん、決めた)
美琴(一生会えないって訳じゃない、だから産もう)
----
佐天「変な所に出ちゃいましたね」
上条「楽しく佐天さんと遊んでたら、いきなり青ピと土御門に殴られて路地裏に転がってスキルアウトに絡まれるなんて不幸だ…」
佐天「本当にあの不幸の連鎖は面白かったですねー」
上条「こっちは結構必死だったっていうか、巻き込んじゃって悪いな佐天さん」
佐天「あー、ほらまた左天さんになってるー」
上条「あっちゃ、ゴメンな涙子ちゃん」
佐天「まぁそのうち慣れるでしょ、…っていうか」キョロキョロ
上条「なんか裏路地の怪しいところに来ちゃったみたいだな」
佐天「なんか怪しいホテルが一杯ある上男女のペアだらけ、なんかエッチな雰囲気じゃないですか?」
上条「とっとと脱出しないとこりゃ涙子ちゃん中学生の教育に悪いな、さあ行こう」
佐天「上条さん私を子供だと思って馬鹿にしてますね、これぐらい知ってますって」
上条「中学生にはまだ早いんですっ!」
佐天「そういう上条さんも中学生の御坂さんとエッチな事してるんでしょー?」
上条「し、してませんよ、上条さんは美琴とはピュアなお付き合いをしてますっ!」
佐天「嘘ばっかりー」
上条「う、嘘じゃありません!」
佐天「上条さんがしたいなら、してもいいんですよ?」
上条「えっ」
佐天「実は初めて会ったときから私、上条さんのことが好きだったんです」
佐天「一目惚れっていうのかー、なんかそういうビビッと来るのを感じたんです!」
佐天「でも上条さんは御坂さんの彼氏で、私ちょっと御坂さん嫉妬しちゃったんですよ」
上条「……へぇ」
佐天「何でも出来て常盤台のレベル5で、しかも彼氏持ちですからね、私とは大違い」
上条「そんなことないよ、佐天さんだって十分可愛いって」
佐天「本当ですか?」
上条「ああ、本当だ」
佐天「だったら証拠とか見せて欲しいな」
上条(思い通りっ!)
佐天「うわぁ、やっぱりホテルの中はエロエロだ…」
上条「でも本当にいいのか?」
佐天「上条さんこそいいんですか? 浮気ですよ浮気」
上条「そりゃまぁ、佐天さんが可愛いって言ったからにはちゃんと誠意を持たないと」
佐天「えへへ、可愛いなんてそんな…」
上条「綺麗だ、涙子…」チュッ
佐天「んっ…上条さん、何だか夢みたい」
上条「ただの幻想だよ、ここを出ればブチ壊れちまう幻想さ」
佐天「いいですね、一夜限りの幻想…」
上条「上、触っていいか?」
佐天「ん、その前にシャワー浴びましょ」
上条「そうだな」
上条「ところで、電気消す?」
佐天「あ、消さなくていいです、……上条さんの顔、見てたいから」
上条「俺も涙子の綺麗な体を見たかったんだ」
佐天「嫌だもう、……私も名前で呼んでいいですか」
上条「いいぜ、涙子」
佐天「来て、当麻……」
クチュクチュ...
佐天「ん、ふぅ…」
上条「準備はいいか?」
佐天「…来て、いいですよ」
上条「行くぜ」ニチチチ...
佐天「ん、痛っ!!」
上条「大丈夫か?」
佐天「いや、気にしなくていいですよ」
上条「無理しなくていいんだぞ」
佐天「いや、当麻に気持ちよくなって欲しいから」
上条「なら遠慮無く行くぜ、涙子の中気持良すぎて我慢出来ない」
ズンズンズン!!パンパンパン!!!
佐天「…んっ!? 当麻、当麻!!!」
上条「涙子、涙子出る!!!」
ドピュドピュ
佐天「はぁ…んっ……熱い…」
上条「凄く良かったぜ、涙子」
佐天「嬉しい」
上条(さすが俺、何となくで新しいセフレの佐天さんをゲーット)
上条(これでビリビリがしばらくやらせてくれなくても安心だ)
上条(っていうか普通に可愛いし気持ちいいし、愛人じゃなくて佐天さんに乗り換えようかな?)
----
・・・数日後
美琴「…ご飯ここに置いておくね」
上条「大丈夫か、辛いなら無理しないで俺に相談しろよ?」
美琴「大丈夫だって、当麻にはもう心配かけないから安心して」
上条(そうか、ようやく堕ろす気になったか)
上条「そっか、ご飯いつもありがとな」
美琴「いいって、それよりしばらく用事があるからここにお金置いておくから、その間のご飯は何とかしてね」
上条「おう、上条さんはそういう自炊は大得意ですよ」
美琴「じゃあね」
上条「じゃあな」
美琴(さて、何とか当麻や皆に心配かけず生む方法を考えないと……)
御坂妹「お姉様ですね? ミサカはちょっとお姉様に用事があります」
美琴「あれ、どうかしたの?」
御坂妹「大事な話ですからいいからついてきてくださいとミサカはお姉様の手を引っ張ります」
美琴「えっ、あっ、ちょっと何か訳が分かんないだけど?」
----
御坂妹「着きました」
美琴「一体なんなのよ、もう…」
インデックス「うわ、短髪が二人もいるんだよ!」
美琴「あ、あんたは当麻といつも一緒にいた変なシスターじゃないの!」
インデックス「っていうか短髪こそ何でこんな所に居るのか説明して欲しいんだよ!!!」
美琴「それはこっちの台詞よ、ここは一体何なのよ!!!」
御坂妹「同じ被害者同士、喧嘩は良くないとミサカはどうどうと二人をなだめます」
美琴「一体被害者って何なのよ!!!」
土御門「それは俺が説明しよう」
土御門「にゃー…単刀直入で悪いが、お前ら全員カミやんに孕まされた被害者なんだろ?」
美琴「なっ……えっ?」
インデックス「短髪がとうまとしてるなんて信じられないんだよ…」
一方通行「悪いが本当だ、アイツのせいでクソガキが変にマセて困ってるンだよ」
美琴「あ、あんた一方通行!!」
一方通行「いいから黙って聞いてろ」
御坂妹「ミサカもしっかりあの人に孕まされました、しかもミサカネットワークでライブ放送の屈辱付きだとミサカは報告します」
美琴「嘘……そんな」
インデックス「…信じられないのは私も一緒だよ」ピラ
インデックス「私のお腹を見て、そして触ってみるんだよ」
美琴「おっきい、…それに音がする」ピト
インデックス「とうまの馬鹿、最低のクズ野郎なんだよ……」
美琴「……」
土御門「流石に学園都市のお偉いさんもこれには怒髪天でな、これ以上悪影響が出る前にお仕置きをすることにしたんだよ」
御坂妹「流石に恩人を殺すのは忍びないので、諸悪の根源である……を去勢することに決定したとミサカはミサカはお姉様に教えます」ボソボソ...
土御門「というわけだ、理解したか?」
美琴「……」
一方通行「あのクソ野郎には俺も迷惑してるンでな、悪いが止める訳には行かないンでな」
美琴「……待って」
一方通行「ああン?何か言ったか?」
美琴「……当麻と、当麻ともう一度だけ話がしたい」
土御門「駄目だ、こうしてる今もカミやんの被害者は増え続けてるんだ」
美琴「私が……止めるから、だから……話をさせて」
一方通行「ハァ……、信じらンねえ馬鹿だな全く」
土御門「にゃー、ならちょっとだけ時間をあげるから、それでカミやんの下半身を上手く始末してもらうですたい」
美琴「……いいわ、任せて」
土御門「……最後に一つショッキングな話があるが、聞くか?」
美琴「……聞かせて」
コンコン...
上条「はーい、開いてますよ」
美琴「……えへへ、来ちゃった」
上条(お、反応が違うってことは堕ろしてきたんだな)
上条「大丈夫か、無理しなくていいんだぞ?」
美琴「当麻……、私のこと愛してるよね?」
上条「いきなり何だ? 美琴のことを愛してるに決まってるじゃないか」ギュッ
美琴「……私ね、当麻の赤ちゃん生むことに決めたんだ」
上条「えっ」(堕ろしたんじゃないの!?)
美琴「……何で私を愛してるのに佐天さんに手を出したのかなぁ!!!」
上条「えっ、あっ、あれ、なんでバレてるんだ!!!」
美琴「うん、お陰で踏ん切りが付いた」ピーン
上条「いや、これは違う、上条さんは不幸だから誤解で」
美琴「赤ちゃんは私が一人で育てる、だからアンタは安心してオンナノコになりやがりなさい!!!!」
ドン、パチュン
上条「あqwせdrftgyふじこlkお!!!」
----
御坂妹「その後彼…上条当麻はあの医者の手のお陰で無事あの部分を残して完璧に治りました」
御坂妹「当麻改め当子ちゃんは、話し合いの結果被害者の会で共有することに決定しました」
御坂妹「お姉様は無事元気な女の子を出産、卒業後海外であの凶悪なツインテと同性婚しやがりました」
御坂妹「被害者の会はたまに集まって当子ちゃん虐めや子供の話で盛り上がる等仲良くやってます」
御坂妹「…こんな所でシングルマザーとして忙しい日々を送るミサカの報告を切り上げたいと思います」
終
明日っていうか今日も仕事なんでとっとと寝ます、支援してくれたみんな糞SS支援してくれてありがとう
元スレ
美琴(皆にバレたら困るし、やっぱりここかぁ…)
冥土返し「いらっしゃい、今日はどうしたんだい?」
美琴「その、もしかしたら赤ちゃんができちゃったかもしれないんです」
冥土返し「……とりあえず検査してみようか」
美琴「その、すいません」
---
美琴「どうでした?」
冥土返し「妊娠一ヶ月って所かな」
美琴「……嘘」
冥土返し「こう言うのは嫌いだけど、堕ろすなら早めに言うんだよ」
美琴「…はい」
冥土返し「僕は胎児殺しなんて極力したくないからね」
美琴(当麻と私の、赤ちゃん…)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:11:03.21 ID:f/ZDlL3W0
美琴(当麻と私の赤ちゃん…)
美琴(嬉しいけど、…絶対産ませてくれないよね)
美琴(当麻に母に先生に、それに黒子達だって反対するよね)
美琴(どうしよう…、相談なんてできないよね)
黒子「お姉さま、暗い顔して一体どうしましたの?」
美琴「く、黒子ぉ!? ななな何でも無いから!」
黒子「…あの殿方のことですの」
美琴「ち、違うから、全然違うから!!!」
黒子「あんの類人猿!! お姉さまをこんなに苦労させて、やっぱりあの時始末しておけば…」
美琴「だ、だから違うって言ってるでしょうが!!」ビリビリッ!
黒子「あひぃん!?」
美琴「はぁ、はぁ…」
美琴(やっぱ相談とか絶対無理ね)
美琴(…正直に当麻に言おう)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:17:41.46 ID:f/ZDlL3W0
上条「一体どうしたんだ美琴、話なんていいからそれより早くしようぜ?」
美琴「大事な話なの」
美琴「その、赤ちゃん出来ちゃったの…」
上条「……え?」
美琴「当麻の子供だよ」
上条「……」
美琴「…ねぇ、堕ろした方が良い?」
上条「美琴は産みたいのか?」
美琴「……うん」
上条「美琴がそう言うなら俺は産んでもいいと思うぜ」
美琴「えっ?」
上条「だって産みたいんだろ?」
美琴「う、うん…」
美琴(あれ、なんで涙が…)ポロポロ...
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:24:11.85 ID:f/ZDlL3W0
上条「はぁ、これで上条さんは常盤台のお嬢様を孕ませちゃったから退学だなぁ」
美琴「えっ?」
上条「どこにでもいる無能力者が、あのお金持ちで名門お嬢様学校の常盤台のそれもレベル5だろ?」
上条「お腹の子供はレベル5の子供だし何とかしてくれるかもしれないけど、俺は責任取って学園都市から出ていかないとな」
美琴「えっ!?」
上条「美琴と離れるのは嫌だけど、でも赤ちゃん産むってこういうことだからな」
美琴「そ、そんなの嫌! 当麻と別れたくない!」
上条「でもこのままじゃ隠し通せない、産むなら早く責任取らなきゃな」
美琴「……」
上条「悪いな、美琴」
美琴「…堕ろすよ」
上条「えっ?」
美琴「当麻と別れたくないもん…」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:29:36.91 ID:f/ZDlL3W0
上条「…いいのか?」
美琴「…少し考えさせて」
上条「…分かった」
上条(よし、上手く行った)
上条(インデックスの時はストレートに堕ろせって言って失敗したから、今回は絡め手で行ったら大成功)
上条(ビリビリ騙すなんてちょろいちょろい、大事なセフレを手放す上条さんじゃありませんよ)
上条「ビリビリとは一発出来なかったし、御坂妹当たりに処理してもらうとするかぁ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:37:43.65 ID:f/ZDlL3W0
上条「御坂妹はどこかな~っと」
上条「おっ、発見」
黒子「お、ね、え、さまぁぁあああ!!!!」
御坂妹「うげっ、ミサカは第一級危険物と突発遭遇したと報告します!」
上条(げっ、黒子がいる)
上条(バレたら普通に殺されるし迂回迂回)
上条「はぁ、不幸だぁ…」
佐天「あれ、御坂さんの彼氏さんじゃないですかー?」
上条「君は、美琴の友達の佐天さんだっけ?」
佐天「一体どうしたんですかぁ、不幸とか言っちゃって?」
上条「ちょっと美琴のことでな」
佐天「御坂さんと喧嘩でもしたんですか?」
上条「黒子が御坂に絡んでてなぁ」
佐天「あっちゃー、それは不幸ですね」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 00:47:54.39 ID:f/ZDlL3W0
上条「彼女とデート出来なくて不幸だ……」
佐天「不幸ですねー」
上条「上条さんは適当に友達と遊ぶとするよ、じゃあね佐天さん」
佐天「上条さん、私とどっか行きません?」
上条「佐天さん?」
佐天「実は私も暇って言うかー、御坂さんの彼氏のことをよく知りたいって言うのかな」
上条「いや、そりゃ美琴に悪いからな」
佐天「どうせ白井さんに追っかけられてるんでしょ、少しぐらいいいじゃないですか」
上条「そうだな、ならどっかに行こうか」
佐天「じゃあどっか行きましょうか、それと年上なんだから佐天さんみたいな他人行儀じゃなくて涙子とかでいいですよ」
上条「じゃあどっかに行こうか、涙子ちゃん」
佐天「やっりぃ、じゃあお昼は奢りでお願いしまーす!」
上条「うげぇ、貧乏なんだからそういうのは勘弁してくれよ、はぁ…」
上条(よし、今日は佐天さんを攻略できるか試してみよう)
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:01:33.84 ID:f/ZDlL3W0
佐天「ふぅー、人の奢りで食べるご飯は美味しいですね」
上条「お陰で上条さんの財布はボロボロですけどね…」
佐天「こんなに可愛い女の子とお話できるなら必要経費ですよ、必要経費」
上条「うふふー、これでまた今月も一日二食で不幸だぁ…」
佐天「食べた分は私がなんか作ってあげますよと思ったけど、御坂さんに怒られちゃうか」
上条「美琴はそういうの気にしてなさそうなんだけどな」
佐天「駄目ですよー、女の子はそういうの結構気にしますって」
上条「ふーん」
佐天「それにしても上条さんて不思議ですねー?」
上条「この不幸体質上条さんのどこが?」
佐天「私と同じレベル0なのに常盤台のレールガンを軽くあしらってる上彼女にしちゃうとか、同じ無能力者とは思えないなーって」
上条「そんなことないって、上条さんは不幸で居残り補修常連の上、美琴に勉強教えて貰うぐらいの馬鹿だから」
佐天「あっははは、上条さんも私とおんなじ事してるんだ!」
上条「へぇ、佐天さんもなんだ」
佐天「私達バカ仲間ですね!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:08:42.44 ID:f/ZDlL3W0
----
美琴(結局、どうしていいか分からないままかぁ…)
美琴(産みたい、でも別れたくないよ…)
美琴(どうすればいいんだろう?)
黒子「ハァ、ハァ……あら? お姉さまいつの間にお帰りになってなさいましたの?」
美琴「ちょっとね、考え事」
黒子「まーたあの類人猿のことですね……、お姉さまあんな類人猿とは早く別れなさいまし!」
美琴「……」
黒子「常盤台のエースに変な噂が立ったらどうするんですか!」
美琴「…うるさい!!!」
黒子「ひ、ひぃっ!?」
美琴「…あ、ごめんね黒子」
黒子「…すみませんお姉様」
美琴「いいのよ、気にしないで」
黒子「いいえ、お姉様の悩みは私の悩み、どうか私に相談してくださいましっ!!!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:15:18.47 ID:f/ZDlL3W0
美琴(…相談したら楽になれるかな)
美琴(ううん、甘えちゃ駄目、これは私の問題なんだから)
黒子「お姉様、黒子はいつでもお姉様の味方であることを忘れないで下さいまし」
黒子「あんの類人猿は死ぬほど憎いですが…お姉様が幸せになれるなら、私、私っ!!!」
美琴「黒子…ありがと」
黒子「いつでもいいですよ、話したくなったらいつでも黒子は話を聞きます」
美琴「……ちょっといい?」
黒子「悩み相談ですの?」
美琴「悩みっていうか、ただの例え話なんだけどさ」
美琴「黒子は私のこと好きなんだよね?」
黒子「ええ、私はお姉様のことを結婚したいぐらい愛していますわ!」
美琴「……じゃあさ、私と結婚できる代わり初春さんが死んじゃうのと、初春さんを助けられる代わり私と一生離ればなれになるとしたらどうする?」
黒子「……」
美琴「あ、深く考えなくていいよ、ただの例え話だから!!!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:24:43.03 ID:f/ZDlL3W0
黒子「お姉様と一生離れ離れでも死んでは居ないんですよね?」
美琴「えっ、まぁ、そうだけど…?」
黒子「じゃあ私は初春を助けますわ」
美琴「えっ?」
黒子「初春はグズでドン臭くて花が本体だけど、それでも私の大事な友達でパートナーですの」
黒子「お姉様と一生会えなかったとしても、お姉様がどこか遠くで幸せになってるならそれで満足ですの」
美琴「…そうなんだ」
黒子「ええ、私ならそうします」
美琴「…こんな馬鹿な例え話に付き合ってくれてありがと、黒子」
黒子「いいんですの、お姉様の悩みを少しでも解消できるのならそれで十分ですわ」
美琴「ありがと、黒子が居てくれて凄く感謝してるわ」
黒子「まぁお姉様感謝はご無用ですわ! お悩み中のお姉様を慰めるために添い寝を!!!」
美琴「そう言うのは無しよ、普通にしなさい」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:31:49.70 ID:f/ZDlL3W0
黒子「…ちぇっ、お姉様は心がせまいですのー」
美琴「そういうこと言うから台無しになるんでしょうが」
黒子「ああん、お姉様のい、け、ずぅ…」
美琴「まったく…」
黒子「でしたらせめて、一緒にお風呂ぐらい」
美琴「……変なことしないんだったらそれぐらい許すんだけどね」
黒子「黒子はそんなことしないと誓いますわ」
美琴「ま、それなら許してあげてもいいわ」
黒子「さっすがお姉様! ささ早く入りましょう!!!」
美琴「はいはい、分かった分かった……」
美琴(うん、決めた)
美琴(一生会えないって訳じゃない、だから産もう)
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:45:02.88 ID:f/ZDlL3W0
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佐天「変な所に出ちゃいましたね」
上条「楽しく佐天さんと遊んでたら、いきなり青ピと土御門に殴られて路地裏に転がってスキルアウトに絡まれるなんて不幸だ…」
佐天「本当にあの不幸の連鎖は面白かったですねー」
上条「こっちは結構必死だったっていうか、巻き込んじゃって悪いな佐天さん」
佐天「あー、ほらまた左天さんになってるー」
上条「あっちゃ、ゴメンな涙子ちゃん」
佐天「まぁそのうち慣れるでしょ、…っていうか」キョロキョロ
上条「なんか裏路地の怪しいところに来ちゃったみたいだな」
佐天「なんか怪しいホテルが一杯ある上男女のペアだらけ、なんかエッチな雰囲気じゃないですか?」
上条「とっとと脱出しないとこりゃ涙子ちゃん中学生の教育に悪いな、さあ行こう」
佐天「上条さん私を子供だと思って馬鹿にしてますね、これぐらい知ってますって」
上条「中学生にはまだ早いんですっ!」
佐天「そういう上条さんも中学生の御坂さんとエッチな事してるんでしょー?」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 01:53:39.52 ID:f/ZDlL3W0
上条「し、してませんよ、上条さんは美琴とはピュアなお付き合いをしてますっ!」
佐天「嘘ばっかりー」
上条「う、嘘じゃありません!」
佐天「上条さんがしたいなら、してもいいんですよ?」
上条「えっ」
佐天「実は初めて会ったときから私、上条さんのことが好きだったんです」
佐天「一目惚れっていうのかー、なんかそういうビビッと来るのを感じたんです!」
佐天「でも上条さんは御坂さんの彼氏で、私ちょっと御坂さん嫉妬しちゃったんですよ」
上条「……へぇ」
佐天「何でも出来て常盤台のレベル5で、しかも彼氏持ちですからね、私とは大違い」
上条「そんなことないよ、佐天さんだって十分可愛いって」
佐天「本当ですか?」
上条「ああ、本当だ」
佐天「だったら証拠とか見せて欲しいな」
上条(思い通りっ!)
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:01:39.45 ID:f/ZDlL3W0
佐天「うわぁ、やっぱりホテルの中はエロエロだ…」
上条「でも本当にいいのか?」
佐天「上条さんこそいいんですか? 浮気ですよ浮気」
上条「そりゃまぁ、佐天さんが可愛いって言ったからにはちゃんと誠意を持たないと」
佐天「えへへ、可愛いなんてそんな…」
上条「綺麗だ、涙子…」チュッ
佐天「んっ…上条さん、何だか夢みたい」
上条「ただの幻想だよ、ここを出ればブチ壊れちまう幻想さ」
佐天「いいですね、一夜限りの幻想…」
上条「上、触っていいか?」
佐天「ん、その前にシャワー浴びましょ」
上条「そうだな」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:09:03.67 ID:f/ZDlL3W0
上条「ところで、電気消す?」
佐天「あ、消さなくていいです、……上条さんの顔、見てたいから」
上条「俺も涙子の綺麗な体を見たかったんだ」
佐天「嫌だもう、……私も名前で呼んでいいですか」
上条「いいぜ、涙子」
佐天「来て、当麻……」
クチュクチュ...
佐天「ん、ふぅ…」
上条「準備はいいか?」
佐天「…来て、いいですよ」
上条「行くぜ」ニチチチ...
佐天「ん、痛っ!!」
上条「大丈夫か?」
佐天「いや、気にしなくていいですよ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:14:52.36 ID:f/ZDlL3W0
上条「無理しなくていいんだぞ」
佐天「いや、当麻に気持ちよくなって欲しいから」
上条「なら遠慮無く行くぜ、涙子の中気持良すぎて我慢出来ない」
ズンズンズン!!パンパンパン!!!
佐天「…んっ!? 当麻、当麻!!!」
上条「涙子、涙子出る!!!」
ドピュドピュ
佐天「はぁ…んっ……熱い…」
上条「凄く良かったぜ、涙子」
佐天「嬉しい」
上条(さすが俺、何となくで新しいセフレの佐天さんをゲーット)
上条(これでビリビリがしばらくやらせてくれなくても安心だ)
上条(っていうか普通に可愛いし気持ちいいし、愛人じゃなくて佐天さんに乗り換えようかな?)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:19:51.02 ID:f/ZDlL3W0
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・・・数日後
美琴「…ご飯ここに置いておくね」
上条「大丈夫か、辛いなら無理しないで俺に相談しろよ?」
美琴「大丈夫だって、当麻にはもう心配かけないから安心して」
上条(そうか、ようやく堕ろす気になったか)
上条「そっか、ご飯いつもありがとな」
美琴「いいって、それよりしばらく用事があるからここにお金置いておくから、その間のご飯は何とかしてね」
上条「おう、上条さんはそういう自炊は大得意ですよ」
美琴「じゃあね」
上条「じゃあな」
美琴(さて、何とか当麻や皆に心配かけず生む方法を考えないと……)
御坂妹「お姉様ですね? ミサカはちょっとお姉様に用事があります」
美琴「あれ、どうかしたの?」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:25:06.52 ID:f/ZDlL3W0
御坂妹「大事な話ですからいいからついてきてくださいとミサカはお姉様の手を引っ張ります」
美琴「えっ、あっ、ちょっと何か訳が分かんないだけど?」
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御坂妹「着きました」
美琴「一体なんなのよ、もう…」
インデックス「うわ、短髪が二人もいるんだよ!」
美琴「あ、あんたは当麻といつも一緒にいた変なシスターじゃないの!」
インデックス「っていうか短髪こそ何でこんな所に居るのか説明して欲しいんだよ!!!」
美琴「それはこっちの台詞よ、ここは一体何なのよ!!!」
御坂妹「同じ被害者同士、喧嘩は良くないとミサカはどうどうと二人をなだめます」
美琴「一体被害者って何なのよ!!!」
土御門「それは俺が説明しよう」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:38:04.34 ID:f/ZDlL3W0
土御門「にゃー…単刀直入で悪いが、お前ら全員カミやんに孕まされた被害者なんだろ?」
美琴「なっ……えっ?」
インデックス「短髪がとうまとしてるなんて信じられないんだよ…」
一方通行「悪いが本当だ、アイツのせいでクソガキが変にマセて困ってるンだよ」
美琴「あ、あんた一方通行!!」
一方通行「いいから黙って聞いてろ」
御坂妹「ミサカもしっかりあの人に孕まされました、しかもミサカネットワークでライブ放送の屈辱付きだとミサカは報告します」
美琴「嘘……そんな」
インデックス「…信じられないのは私も一緒だよ」ピラ
インデックス「私のお腹を見て、そして触ってみるんだよ」
美琴「おっきい、…それに音がする」ピト
インデックス「とうまの馬鹿、最低のクズ野郎なんだよ……」
美琴「……」
土御門「流石に学園都市のお偉いさんもこれには怒髪天でな、これ以上悪影響が出る前にお仕置きをすることにしたんだよ」
御坂妹「流石に恩人を殺すのは忍びないので、諸悪の根源である……を去勢することに決定したとミサカはミサカはお姉様に教えます」ボソボソ...
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:48:16.23 ID:f/ZDlL3W0
土御門「というわけだ、理解したか?」
美琴「……」
一方通行「あのクソ野郎には俺も迷惑してるンでな、悪いが止める訳には行かないンでな」
美琴「……待って」
一方通行「ああン?何か言ったか?」
美琴「……当麻と、当麻ともう一度だけ話がしたい」
土御門「駄目だ、こうしてる今もカミやんの被害者は増え続けてるんだ」
美琴「私が……止めるから、だから……話をさせて」
一方通行「ハァ……、信じらンねえ馬鹿だな全く」
土御門「にゃー、ならちょっとだけ時間をあげるから、それでカミやんの下半身を上手く始末してもらうですたい」
美琴「……いいわ、任せて」
土御門「……最後に一つショッキングな話があるが、聞くか?」
美琴「……聞かせて」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 02:58:52.20 ID:f/ZDlL3W0
コンコン...
上条「はーい、開いてますよ」
美琴「……えへへ、来ちゃった」
上条(お、反応が違うってことは堕ろしてきたんだな)
上条「大丈夫か、無理しなくていいんだぞ?」
美琴「当麻……、私のこと愛してるよね?」
上条「いきなり何だ? 美琴のことを愛してるに決まってるじゃないか」ギュッ
美琴「……私ね、当麻の赤ちゃん生むことに決めたんだ」
上条「えっ」(堕ろしたんじゃないの!?)
美琴「……何で私を愛してるのに佐天さんに手を出したのかなぁ!!!」
上条「えっ、あっ、あれ、なんでバレてるんだ!!!」
美琴「うん、お陰で踏ん切りが付いた」ピーン
上条「いや、これは違う、上条さんは不幸だから誤解で」
美琴「赤ちゃんは私が一人で育てる、だからアンタは安心してオンナノコになりやがりなさい!!!!」
ドン、パチュン
上条「あqwせdrftgyふじこlkお!!!」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 03:07:28.83 ID:f/ZDlL3W0
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御坂妹「その後彼…上条当麻はあの医者の手のお陰で無事あの部分を残して完璧に治りました」
御坂妹「当麻改め当子ちゃんは、話し合いの結果被害者の会で共有することに決定しました」
御坂妹「お姉様は無事元気な女の子を出産、卒業後海外であの凶悪なツインテと同性婚しやがりました」
御坂妹「被害者の会はたまに集まって当子ちゃん虐めや子供の話で盛り上がる等仲良くやってます」
御坂妹「…こんな所でシングルマザーとして忙しい日々を送るミサカの報告を切り上げたいと思います」
終
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/02(土) 03:08:45.11 ID:f/ZDlL3W0
明日っていうか今日も仕事なんでとっとと寝ます、支援してくれたみんな糞SS支援してくれてありがとう
美琴「どうしよう…産婦人科にいかなきゃ…」