5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 17:48:58.54 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「上条と超仲良くなったんですけどねー」
上条「絹旗と仲良くなんたんですけどねー」
絹旗「なんか色々雲行きが怪しくなりました」
上条「ですね」
フレンダ「爆発しろってわけよ」
絹旗「あァ?」
フレンダ「ごめんなさい冗談です」
上条「あれ?フレンダが フレ と ンダ に分かれているように見える」
フレンダ「マジでやめてくださいお願いします」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 17:58:46.10 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「上条と遊ンでたらフレンダが絡ンできやがったンですよ」
上条「いきなり現れて彼氏にしちゃってもとかいわれて焦ったっての」
フレンダ「ほんのおちゃっぴいだったってわけよ」
絹旗「ほゥ?」
フレンダ「マジで簡便してください」
上条「そんなこんなで」
絹旗「スタート」
フレンダ「あれー?こんなところで会うなんて偶然ってわけよね?」
絹旗「フレンダ・・・」
上条「えっと?」
絹旗「あの、フレンダです」
フレンダ「フレンダってわけよ、あなたが上条?」
上条「あ、はい、そうです」
フレンダ「ふーん・・・」
フレンダ(結構かっこいいんじゃないの・・・・これはちょっかい出してみたくなるってわけよ)ニシシ
フレンダ「ねえ絹旗」
絹旗「何ですか?」
絹旗(何しに来たんですか・・・さっさと帰ってください・・・)イライラ
フレンダ「上条は絹旗のお友達なのよね?」
絹旗「ええそうですよ」イライラ
フレンダ「じゃあ私が彼氏にしても文句は無いってわけよね!!!」ギュッ
上条「か、かかかかれし!!!!???」
絹旗「あァ!!!」ギロッ
フレンダ「ひっ」プルプル
上条(彼氏?いや、そんなみずしらずの人といきなり彼氏だなんてそんなまじでありえなええっていうかありえるのかってところが・・・)
フレンダ「お、おともだちなら祝福するべきってわけよ・・・・」プルプル
絹旗「お友達として心配してるンですよォフレンダちゃン?」イライラ
フレンダ「ちょ、ちょっとしたおっちゃっぴぃってわけよ・・・だから本気にしないでまじでおねがい・・・」プルプル
絹旗「なァンだ、私ちょっと本気にしちゃいましたよォ・・・・」
フレンダ「ね?冗談だからね?本当に怒らないでほしいってわけよ・・・・」プルプル
絹旗「もちろンですよォ・・・・こンなことで私が怒るわけが無いじゃなですかァ・・・・」
上条(いや、そんなよこしまな考えを持つから俺には春がこないんだ、これはそう、己の心の弱さがなんたらかんたら)
フレンダ「そ、そうよね、絹旗は心の優しい子だって信じてるわけよ」
絹旗「えェ、やさしいですよォ、とってもねェ・・・」
フレンダ「ひいいいいいいい・・・・」ギュッ
上条「はっ、何でフレンダが俺にしがみついてるんだ?」
フレンダ「絹旗が怖いってわけよ・・・」プルプル
麦野「はあ、上条の腕にそれだけしっかりとしがみついてて絹旗の怒りが収まるとでも思ってるの?」
フレンダ「麦野ぉ~、助けてほしいってわけよ」ダキッ
麦野「こらこら」
上条「えっと?」
滝壺「はじめましてだねかみじょう。わたしたきつぼ、よろしくね」
上条「絹旗の知り合いか?」
絹旗「ええ、私の仲間です」
麦野「麦野よ、ほら、離れなさいフレンダ」
滝壷「大丈夫、わたしはあとできぬはたにぼこられるであろうふれんだを応援している」
フレンダ「えっ?」
絹旗 「こほん、それでどうしたんですか?」
麦野「本当にただの偶然よ、それともからってほしいの?」
絹旗「超嫌です」
滝壺「私とむぎのはそっとしておこうと思ったんだけどふれんだはそう思わなかったみたい」
フレンダ「いや、私も二人を応援したいという心からあえて」絹旗「黙っててくれませンかねェ?」
フレンダ「むぎのぉ~」プルプル
麦野「少しは気をつかえっての」
滝壺「かみじょう、邪魔してごめんね?」
上条「え、ああいえいえなんてことありませんよ?」
麦野「ま、フレンダも少し焚き付けちゃったみたいだからこの際はっきりと聞くけどさ、上条は絹旗のこと好き?
上条「えっ ///////」
絹旗「麦野っ! /////////」
上条「そ、そりゃ・・・・・」
上条(もちろん・・・・・・・・・・)
絹旗(上条・・・・・私のこと・・・・・・)
滝壺「すごくわかりやすいね」
フレンダ「目の前でやられるのがこれほど辛いとはおもわなかったってわけよ・・・」
麦野「とりあえずさっさとはっきりさせちまいな、そうすれば絹旗だってあんなに怒らなくていいんだからさ」
絹旗「うぅ・・・・ ////////」
上条「えっと・・・・ ///////」
麦野「じゃあ私たちもう行くから後は二人できちんと話すのね」
麦野(話すまでもないだろうけどね)
滝壺「じゃあ行こうか」
フレンダ「スタコラサッサってわけよ」
滝壺「あの二人うまくいくよね」
フレンダ「そりゃもうね」
麦野「新婚旅行の準備までしておいてやろうかしらね」
フレンダ「ちょっと前までこういうの考えられなかったわけだし」
麦野「ロシアから帰ってきた第一位が愛の素晴らしさをこの学園都市にもってことで暗部解体されなきゃねえ?」
滝壺「きぬはたと上条はつきあえなかったよね」
フレンダ「私たちとりあえずそれなりの役割はもらってはいるけどさ」
麦野「天下りっていうかなんていうか・・・」
滝壺「働いていないのにお金もらってるのにちょっぴり罪悪感だよね」
フレンダ「まあもらえるものはもらっておいて損はないってわけよ」
麦野「まあ何かあったらそれだけ働いてもらうってことでしょ?」
滝壺「ロシアを壊滅させた第一位がいる学園都市にちょっかいをかけらるところがあれば・・・」
フレンダ「こまけぇこたあいいってわけよ」
麦野「そうね」
滝壺「今はきぬはたとかみじょうを応援しよう」
絹旗「麦野たち・・・行っちゃいましたね・・・・」
上条「あ、あああ・・・・」
絹旗「えっと・・・」
上条「あー・・・・」
絹旗「ええいもう!いいからこっちに行きましょう!!」
上条「おいこら!ひっぱるな!!」
絹旗「うるせェだまれってンですよォ!!!!」
上条「えっと・・・ボウリング?」
絹旗「そうです」
上条「なんでまた?」
絹旗「なんだかもやもやしててへんな感じです、こういうときは超スポーツです」
上条「お、おお、それはいいな」
絹旗「そして勝負です」
上条「勝負?」
絹旗「負けたほうが勝ったほうの言うことを超きくんです!!」
上条「あ、ああ、いいぜ!やってやるよ!!」
絹旗「超望むところです!!!」
上条(絹旗に・・・・っておい、やめろ俺)
絹旗(か、上条は私に・・・超・・・何かしたいんでしょうか・・・・?)
上条「さ、さあやろうか、やってやろうぜ絹旗!!」
絹旗「上条のくせに生意気です、その天狗の鼻を超へし折ってやります!!」
上条「か、かかってこいよ!!!」
絹旗「超臨むところです!!」
上条「よし、まずは俺からだな!!!」
絹旗「どんと来いってんです!!」
上条「おらああああ!!!」
ガコン!ゴロゴロ
絹旗「っしゃあああああああああああああ!!!!」
上条「ま、まあ誰だってガーターくらいあるさ」
絹旗「ふふん、私はガーターなんてやらかさないのです!!」
5分後
上条「おい、絹旗・・・・」
絹旗「おかしいです・・・なんかおかしいです・・・」
上条「なんでお互い一本も倒せないんだ?」
絹旗「何ででしょうか?超呪われてるんでしょうか?」
上条「どうやら絹旗は動揺しているようだな・・・」
絹旗「こ、この最愛ちゃんが動揺なんてするわけがないんです!!」
上条「じゃあここまでのは何だっていうんだよ?」
絹旗「は、ハンデですよ!!上条が一本も倒せないからあわせてあげてるんですよ!!」
上条「なっ、こうなったら俺の本気を見せてやるときがきたようだな!!」
絹旗「ほう、じゃあ超見せてもらおうじゃないですか!!」
上条「そう、今までのはウォーミングアップだったんだ!!絹旗のその絶対に勝てるという幻想をぶち殺してやる!!」
絹旗「あ、う・・・ /////////」
絹旗(そんなに真剣になって私に超何させるつもりなんですか・・・)
ガコン!ゴロゴロ
上条「あれ?」
絹旗「っしゃあああああああああああああああ!!!!!」
絹旗(なんか絶対に勝たないといけないようなでも勝っちゃいけないようなそんなええいどうとでもなれです!!!)
上条「ちくしょう・・・・・・」
上条(不幸・・・なのか?絹旗がそばにいてくれるってのに・・・不幸はねえだろうがあああああ!!!!)
絹旗「私の番ですね!!見せてやりますよおおおおおお!!!」
ガコン!ゴロゴロ
絹旗「おおっと、上条に私の超カーブを見せてあげようと思ったんですけどねえええ!!!」
上条「まあプロ野球選手だって変化球すっぽぬけるからなあああ!!!」
絹旗(くっ、上条は余裕を持っていたんですか・・・なんてことですか・・・・)
上条(あれ?ひょっとして絹旗って俺に気をつかってくれてる?)
上条(いくらなんでも男がスポーツで女の子に負けちゃいけないよな!!!そういうことか絹旗!!)
上条「絹旗!!」
絹旗「ひゃい!!」
上条「絹旗の期待に応えてここは俺が男として絹旗を攻略してやるぜ!!!」
絹旗「ふぇっ!?」
絹旗(こ、こうりゃく?こうりゃくってちょうなんですか?えーっと?)
攻撃して奪い取ること。攻め落とすこと。「敵陣を―する」
絹旗「ちょおおおおおおおおおおおい!!!」
上条「えっ?」
ガコン!ゴロゴロ
上条「うわあああああ!!!!しまったあああああああ!!!!」
絹旗「お、お?おおおおおお!!!!ざまあみろってんですうううう!!!」
上条「なんそれひどい」
数分後
上条「こ、これがいよいよラストだな・・・・」ゴクリ
絹旗「え、ええ・・・・・」ゴクリ
上条(決めろ、ここまで絹旗が遠慮してくれてたんだ、ここは俺が決めるところだろうが!!!)チラッ
絹旗「・・・・」ドキドキ
上条(絹旗もこうして見守ってくれてるんだ、ここは俺のこの右手で・・・・あれ?)
右手「やあ」
上条(お前のせいかあああああああああああ!!!!!)
右手「( >ω・)v☆キャピッ」
上条(ぐぬぬ・・・・俺の人生でここまでこの右手を恨んだことはなかったぜ・・・・)
上条(だが俺にはお前だけじゃない、健全な左手がいるんだ、出番がないような気がするけどな!!!)
左手「( ゚д゚ )」
上条「え?」
ガコン!ゴロゴロ
上条「おおおおおおおい!!!!」
絹旗「っしゃあああああああ!!!!」グッ
上条(なんてこった・・・)
絹旗「ふふん、これで負けはなくなりましたね」
上条「ぐぬぬ・・・・」
絹旗「負けない・・・・負けないんです・・・リラックス・・・超リラックスです・・・・」
上条(ちくしょう・・・絹旗の好意を踏みにじるようなことを・・・)
絹旗「そう、左手は添えるだけなんです・・・あれ?」
絹旗「これ、バスケなんじゃないですか?」
上条「絹旗?」
絹旗「上条、左手は添えるだけって何のスポーツの漫画でしたっけ?」
上条「バスケの漫画だろ?」
絹旗「つまりこのように」
絹旗(窒素装甲を発動させて・・・・)
上条「あれ?なんでピッチャーのように振りかぶってるんでせう?」
絹旗「おらあああああああああああ!!!!!」ブン
ドゴオオオオオオオオオン
絹旗「っしゃああああ!!!!ストライクですうううううう!!!!」
上条「おおおおおおおおおおおいいいいい!!!」
オーナー「あのー、ちょっといいですか? ^^#」
上条「えーっと・・・・」
絹旗「まさかあんな結末を迎えるとは思いませんでしたね」
上条「追い出されたんだよな?」
絹旗「いいえ、ただのメンテナンスですよ」
上条「あれ?オーナーがお怒りだったような・・・」
絹旗「あれは整備不良に対するスタッフへの怒りですよ、私たちとは超関係ありません」
上条「絹旗・・・」
絹旗「なんですか上条?」
上条「もう少し考えることがあるよな?」
絹旗「ええ、私がレーンをひとつ破壊しちゃいました、超ごめんなさいです」
上条「わかればよろしい」
絹旗「でもあれですよ、これは私の勝ちですね」
上条「ほう?」
絹旗「まああれはそうですよ、試合に負けて勝負に勝ったっていうか・・」
上条「絹旗?」
絹旗「これは孔明の罠なんですよ、ほら、耳を澄ませばジャーン、ジャーンとドラの音が」
上条「・・・・」
絹旗「超ごめんなさいです」
上条「うん・・・」
絹旗「でもあれですよ、これは私の勝ちですね」
上条「ほう?」
絹旗「いえ、私が超悪かったです、私の反則負けです」
上条「いやー、まあ引き分けといえば引き分けでもいいんだけどな?」
絹旗「引き分けでいいんですか?」
上条「まあ俺も一本もピン倒せなかったしな、むしろ負けじゃないのがありがたいくらいだよ」
絹旗「ですが、私は超迷惑をかけてしまいました」
上条「まあ気にすることねーよ、なんとかなったわけだし」
絹旗「そうですね」
上条「さ、行こうぜ」ギュッ
絹旗「ええ」ギュッ
上条(絹旗・・・・・)
絹旗(上条・・・・・)
上条「どこ・・・・行こうか?」
絹旗「どこでもいいです・・・・・」
上条(絹旗・・・・やっぱり怒ってるのかな・・・)
絹旗(なんか・・・私すっごく態度悪いです・・・・・)
上条(あー、絹旗、怒っちまったのかな・・・)
絹旗(何で、こんなに意識しちゃうんですか・・・・上条を・・・)
上条「な、なあ!絹旗!!」
絹旗「!? か、かみじょお!?」
上条「いいかきぬはた!!!」
絹旗「な、なンですかァ!!!??」
上条「えっとあれだ、何か今までから今日までいろいろとあったけどな!!!」
絹旗「えェ!!色々ありましたねェええええ!!!」
上条「俺はずっと絹旗と一緒にいたい!!」
絹旗「そうなンですかァああああ!!!」
絹旗「え?」
上条「麦野さんに言われたから言うってわけじゃなくて・・・その・・・」
絹旗「上条・・・・」
上条「きぬ・・・はた?」
絹旗「か、かみじょうのくせに・・・・ちょうなまいきなんですよ・・・・」ポロポロ
上条「あ、あれ?き、きぬはたさん?」
絹旗「私は・・・わたしは・・・」
絹旗(やっぱり・・・わかってたんですけどね・・・・)
絹旗(もう、どうなってもいいです・・・・)
絹旗「上条当麻が好きです」ポロポロ
絹旗「なに・・・・・いわせてるんですか・・・」ギュッ
上条「絹旗・・・・ごめん、俺、ちゃんと言いたかったんだけど・・・」ギュッ
絹旗「私もずっとそうだったんだと思います、でも、そう思うのを躊躇してたんじゃないかと・・・」
上条「躊躇?」
絹旗「ええ、そういうことを考えたら上条が私と映画につきあってくれなくなるんじゃないかって思っちゃって・・・」
絹旗「ずっと友達でいたいなって、それ以上を望んじゃいけないんじゃないかって・・・思っちゃいました・・・」
上条「あ、ごめんな、俺がちゃんといえないから・・・ほんとごめん・・・」
絹旗「上条は超上条なんですからこのままでいいんですよ」
上条「それだと頼りないような気がするんですけどな?」
絹旗「いいですよ、上条は私が守りますから」
上条「あれ?ここは俺が守るところじゃないのか?」
絹旗「さいあいちゃんはまじ強いんですよ、だから上条はこれまでどおり私と一緒にいてください」
上条「これってもうプロポーズじゃねーの?」
絹旗「!!!! //////////」ポカポカ
上条「いってえ!!いってえからやめてくれ!!!」
一ヵ月後
絹旗「うぅ・・・・」
上条「あー、絹旗、こうアレンジっていうのはだな、基本をみっちりマスターしてからだな」
絹旗「わかってます!超わかってますよ!!」
上条「うん、じゃあもう一回やってみようか」
絹旗「その前にこの失敗作をこの世に超残してはいけないんですよ」
上条「えーっと?」
絹旗「今の私は左右に箸を持って交互に口に入れることができるような気がするんですよ」
上条「絹旗さーん?」
絹旗「いざ!練習とはいえ失敗作を無駄にしない最愛ちゃんの心意気を!!!」クワッ
上条「いいぜ!」
上条「最愛が失敗した料理が食べ物じゃないっていうんなら」
上条「まずはその幻想をぶち殺す」!!!
ぱくっ もぐもぐごっくん
絹旗「とうま・・・」
上条(おごぉ・・・・逆流させるな・・・・絶対に・・・・・)プルプル
絹旗「とうまあああ!超うれしいですうううううう!!!」ダキッ
上条(うぐっ)
上条「もちろんじゃねーか、なんたっておれはさいあいのかれしだからなー」プルプル
絹旗「これからも私は超当麻と一緒です!!」
フレンダ「料理は愛情っていうのを見せてもらったっていうわけよ」グスッ
麦野「これが・・・愛・・・まさか絹旗に教えてもらえるなんてね・・・」
滝壺「のぞくのはよくないけど私はふたりの未来を応援している」
上条「ああ、ずっと一緒だ」
絹旗「あ、改めて言われると何か恥ずかしいです //////」
上条「最愛・・・・」
絹旗「当麻・・・・」
フレンダ「ちくしょおおおおおおおおお!!!」
麦野「おいこら」バキッ
フレンダ「がはっ」パタリ
滝壺「こっそりふたりの新居にひそんでるのがばれるかもしれないのに叫びだすふれんだを私は応援できない」
上条「あの・・・・」
麦野「あ、ごめん、こいつすぐ連れて帰るからさ」ズルズル
フレンダ「 」
滝壺「きにしないでねきぬはた」
絹旗「どこに超ひそんでたんですか・・・・」
上条「・・・・・・」
絹旗「・・・・・・」
上条「えっと・・・・」
絹旗「その、すみませんでした」ペコリ
上条「いや、最愛が誤ることじゃないぞ」
絹旗「いえ、ここは私の仲間なわけですしここは私がきちんと謝らないといけませんから!!」
上条「最愛!」
絹旗「はいっ!!」
上条「二人で、一緒に、だろ?」
絹旗「は、はい・・ /////////」
上条「ってなわけで」
絹旗「いろいろなことがありながらも当麻と二人で超幸せな生活を送っています」
上条「幸せだ・・・・幸せだああああああ!!!」
おわり
元スレ
絹旗「上条と遊ンでたらフレンダが絡ンできやがったンですよ」
上条「いきなり現れて彼氏にしちゃってもとかいわれて焦ったっての」
フレンダ「ほんのおちゃっぴいだったってわけよ」
絹旗「ほゥ?」
フレンダ「マジで簡便してください」
上条「そんなこんなで」
絹旗「スタート」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:00:09.08 ID:wXjQ0tkx0
フレンダ「あれー?こんなところで会うなんて偶然ってわけよね?」
絹旗「フレンダ・・・」
上条「えっと?」
絹旗「あの、フレンダです」
フレンダ「フレンダってわけよ、あなたが上条?」
上条「あ、はい、そうです」
フレンダ「ふーん・・・」
フレンダ(結構かっこいいんじゃないの・・・・これはちょっかい出してみたくなるってわけよ)ニシシ
フレンダ「ねえ絹旗」
絹旗「何ですか?」
絹旗(何しに来たんですか・・・さっさと帰ってください・・・)イライラ
フレンダ「上条は絹旗のお友達なのよね?」
絹旗「ええそうですよ」イライラ
フレンダ「じゃあ私が彼氏にしても文句は無いってわけよね!!!」ギュッ
上条「か、かかかかれし!!!!???」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:02:29.18 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「あァ!!!」ギロッ
フレンダ「ひっ」プルプル
上条(彼氏?いや、そんなみずしらずの人といきなり彼氏だなんてそんなまじでありえなええっていうかありえるのかってところが・・・)
フレンダ「お、おともだちなら祝福するべきってわけよ・・・・」プルプル
絹旗「お友達として心配してるンですよォフレンダちゃン?」イライラ
フレンダ「ちょ、ちょっとしたおっちゃっぴぃってわけよ・・・だから本気にしないでまじでおねがい・・・」プルプル
絹旗「なァンだ、私ちょっと本気にしちゃいましたよォ・・・・」
フレンダ「ね?冗談だからね?本当に怒らないでほしいってわけよ・・・・」プルプル
絹旗「もちろンですよォ・・・・こンなことで私が怒るわけが無いじゃなですかァ・・・・」
上条(いや、そんなよこしまな考えを持つから俺には春がこないんだ、これはそう、己の心の弱さがなんたらかんたら)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:05:41.33 ID:wXjQ0tkx0
フレンダ「そ、そうよね、絹旗は心の優しい子だって信じてるわけよ」
絹旗「えェ、やさしいですよォ、とってもねェ・・・」
フレンダ「ひいいいいいいい・・・・」ギュッ
上条「はっ、何でフレンダが俺にしがみついてるんだ?」
フレンダ「絹旗が怖いってわけよ・・・」プルプル
麦野「はあ、上条の腕にそれだけしっかりとしがみついてて絹旗の怒りが収まるとでも思ってるの?」
フレンダ「麦野ぉ~、助けてほしいってわけよ」ダキッ
麦野「こらこら」
上条「えっと?」
滝壺「はじめましてだねかみじょう。わたしたきつぼ、よろしくね」
上条「絹旗の知り合いか?」
絹旗「ええ、私の仲間です」
麦野「麦野よ、ほら、離れなさいフレンダ」
滝壷「大丈夫、わたしはあとできぬはたにぼこられるであろうふれんだを応援している」
フレンダ「えっ?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:13:02.29 ID:wXjQ0tkx0
絹旗 「こほん、それでどうしたんですか?」
麦野「本当にただの偶然よ、それともからってほしいの?」
絹旗「超嫌です」
滝壺「私とむぎのはそっとしておこうと思ったんだけどふれんだはそう思わなかったみたい」
フレンダ「いや、私も二人を応援したいという心からあえて」絹旗「黙っててくれませンかねェ?」
フレンダ「むぎのぉ~」プルプル
麦野「少しは気をつかえっての」
滝壺「かみじょう、邪魔してごめんね?」
上条「え、ああいえいえなんてことありませんよ?」
麦野「ま、フレンダも少し焚き付けちゃったみたいだからこの際はっきりと聞くけどさ、上条は絹旗のこと好き?
上条「えっ ///////」
絹旗「麦野っ! /////////」
上条「そ、そりゃ・・・・・」
上条(もちろん・・・・・・・・・・)
絹旗(上条・・・・・私のこと・・・・・・)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:23:51.92 ID:wXjQ0tkx0
滝壺「すごくわかりやすいね」
フレンダ「目の前でやられるのがこれほど辛いとはおもわなかったってわけよ・・・」
麦野「とりあえずさっさとはっきりさせちまいな、そうすれば絹旗だってあんなに怒らなくていいんだからさ」
絹旗「うぅ・・・・ ////////」
上条「えっと・・・・ ///////」
麦野「じゃあ私たちもう行くから後は二人できちんと話すのね」
麦野(話すまでもないだろうけどね)
滝壺「じゃあ行こうか」
フレンダ「スタコラサッサってわけよ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:33:29.10 ID:wXjQ0tkx0
滝壺「あの二人うまくいくよね」
フレンダ「そりゃもうね」
麦野「新婚旅行の準備までしておいてやろうかしらね」
フレンダ「ちょっと前までこういうの考えられなかったわけだし」
麦野「ロシアから帰ってきた第一位が愛の素晴らしさをこの学園都市にもってことで暗部解体されなきゃねえ?」
滝壺「きぬはたと上条はつきあえなかったよね」
フレンダ「私たちとりあえずそれなりの役割はもらってはいるけどさ」
麦野「天下りっていうかなんていうか・・・」
滝壺「働いていないのにお金もらってるのにちょっぴり罪悪感だよね」
フレンダ「まあもらえるものはもらっておいて損はないってわけよ」
麦野「まあ何かあったらそれだけ働いてもらうってことでしょ?」
滝壺「ロシアを壊滅させた第一位がいる学園都市にちょっかいをかけらるところがあれば・・・」
フレンダ「こまけぇこたあいいってわけよ」
麦野「そうね」
滝壺「今はきぬはたとかみじょうを応援しよう」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:44:05.32 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「麦野たち・・・行っちゃいましたね・・・・」
上条「あ、あああ・・・・」
絹旗「えっと・・・」
上条「あー・・・・」
絹旗「ええいもう!いいからこっちに行きましょう!!」
上条「おいこら!ひっぱるな!!」
絹旗「うるせェだまれってンですよォ!!!!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 18:54:57.77 ID:wXjQ0tkx0
上条「えっと・・・ボウリング?」
絹旗「そうです」
上条「なんでまた?」
絹旗「なんだかもやもやしててへんな感じです、こういうときは超スポーツです」
上条「お、おお、それはいいな」
絹旗「そして勝負です」
上条「勝負?」
絹旗「負けたほうが勝ったほうの言うことを超きくんです!!」
上条「あ、ああ、いいぜ!やってやるよ!!」
絹旗「超望むところです!!!」
上条(絹旗に・・・・っておい、やめろ俺)
絹旗(か、上条は私に・・・超・・・何かしたいんでしょうか・・・・?)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:07:56.88 ID:wXjQ0tkx0
上条「さ、さあやろうか、やってやろうぜ絹旗!!」
絹旗「上条のくせに生意気です、その天狗の鼻を超へし折ってやります!!」
上条「か、かかってこいよ!!!」
絹旗「超臨むところです!!」
上条「よし、まずは俺からだな!!!」
絹旗「どんと来いってんです!!」
上条「おらああああ!!!」
ガコン!ゴロゴロ
絹旗「っしゃあああああああああああああ!!!!」
上条「ま、まあ誰だってガーターくらいあるさ」
絹旗「ふふん、私はガーターなんてやらかさないのです!!」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:16:34.11 ID:wXjQ0tkx0
5分後
上条「おい、絹旗・・・・」
絹旗「おかしいです・・・なんかおかしいです・・・」
上条「なんでお互い一本も倒せないんだ?」
絹旗「何ででしょうか?超呪われてるんでしょうか?」
上条「どうやら絹旗は動揺しているようだな・・・」
絹旗「こ、この最愛ちゃんが動揺なんてするわけがないんです!!」
上条「じゃあここまでのは何だっていうんだよ?」
絹旗「は、ハンデですよ!!上条が一本も倒せないからあわせてあげてるんですよ!!」
上条「なっ、こうなったら俺の本気を見せてやるときがきたようだな!!」
絹旗「ほう、じゃあ超見せてもらおうじゃないですか!!」
上条「そう、今までのはウォーミングアップだったんだ!!絹旗のその絶対に勝てるという幻想をぶち殺してやる!!」
絹旗「あ、う・・・ /////////」
絹旗(そんなに真剣になって私に超何させるつもりなんですか・・・)
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:26:03.54 ID:wXjQ0tkx0
ガコン!ゴロゴロ
上条「あれ?」
絹旗「っしゃあああああああああああああああ!!!!!」
絹旗(なんか絶対に勝たないといけないようなでも勝っちゃいけないようなそんなええいどうとでもなれです!!!)
上条「ちくしょう・・・・・・」
上条(不幸・・・なのか?絹旗がそばにいてくれるってのに・・・不幸はねえだろうがあああああ!!!!)
絹旗「私の番ですね!!見せてやりますよおおおおおお!!!」
ガコン!ゴロゴロ
絹旗「おおっと、上条に私の超カーブを見せてあげようと思ったんですけどねえええ!!!」
上条「まあプロ野球選手だって変化球すっぽぬけるからなあああ!!!」
絹旗(くっ、上条は余裕を持っていたんですか・・・なんてことですか・・・・)
上条(あれ?ひょっとして絹旗って俺に気をつかってくれてる?)
上条(いくらなんでも男がスポーツで女の子に負けちゃいけないよな!!!そういうことか絹旗!!)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:37:23.35 ID:wXjQ0tkx0
上条「絹旗!!」
絹旗「ひゃい!!」
上条「絹旗の期待に応えてここは俺が男として絹旗を攻略してやるぜ!!!」
絹旗「ふぇっ!?」
絹旗(こ、こうりゃく?こうりゃくってちょうなんですか?えーっと?)
攻撃して奪い取ること。攻め落とすこと。「敵陣を―する」
絹旗「ちょおおおおおおおおおおおい!!!」
上条「えっ?」
ガコン!ゴロゴロ
上条「うわあああああ!!!!しまったあああああああ!!!!」
絹旗「お、お?おおおおおお!!!!ざまあみろってんですうううう!!!」
上条「なんそれひどい」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:47:46.02 ID:wXjQ0tkx0
数分後
上条「こ、これがいよいよラストだな・・・・」ゴクリ
絹旗「え、ええ・・・・・」ゴクリ
上条(決めろ、ここまで絹旗が遠慮してくれてたんだ、ここは俺が決めるところだろうが!!!)チラッ
絹旗「・・・・」ドキドキ
上条(絹旗もこうして見守ってくれてるんだ、ここは俺のこの右手で・・・・あれ?)
右手「やあ」
上条(お前のせいかあああああああああああ!!!!!)
右手「( >ω・)v☆キャピッ」
上条(ぐぬぬ・・・・俺の人生でここまでこの右手を恨んだことはなかったぜ・・・・)
上条(だが俺にはお前だけじゃない、健全な左手がいるんだ、出番がないような気がするけどな!!!)
左手「( ゚д゚ )」
上条「え?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 19:58:22.87 ID:wXjQ0tkx0
ガコン!ゴロゴロ
上条「おおおおおおおい!!!!」
絹旗「っしゃあああああああ!!!!」グッ
上条(なんてこった・・・)
絹旗「ふふん、これで負けはなくなりましたね」
上条「ぐぬぬ・・・・」
絹旗「負けない・・・・負けないんです・・・リラックス・・・超リラックスです・・・・」
上条(ちくしょう・・・絹旗の好意を踏みにじるようなことを・・・)
絹旗「そう、左手は添えるだけなんです・・・あれ?」
絹旗「これ、バスケなんじゃないですか?」
上条「絹旗?」
絹旗「上条、左手は添えるだけって何のスポーツの漫画でしたっけ?」
上条「バスケの漫画だろ?」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:08:30.33 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「つまりこのように」
絹旗(窒素装甲を発動させて・・・・)
上条「あれ?なんでピッチャーのように振りかぶってるんでせう?」
絹旗「おらあああああああああああ!!!!!」ブン
ドゴオオオオオオオオオン
絹旗「っしゃああああ!!!!ストライクですうううううう!!!!」
上条「おおおおおおおおおおおいいいいい!!!」
オーナー「あのー、ちょっといいですか? ^^#」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:19:31.62 ID:wXjQ0tkx0
上条「えーっと・・・・」
絹旗「まさかあんな結末を迎えるとは思いませんでしたね」
上条「追い出されたんだよな?」
絹旗「いいえ、ただのメンテナンスですよ」
上条「あれ?オーナーがお怒りだったような・・・」
絹旗「あれは整備不良に対するスタッフへの怒りですよ、私たちとは超関係ありません」
上条「絹旗・・・」
絹旗「なんですか上条?」
上条「もう少し考えることがあるよな?」
絹旗「ええ、私がレーンをひとつ破壊しちゃいました、超ごめんなさいです」
上条「わかればよろしい」
絹旗「でもあれですよ、これは私の勝ちですね」
上条「ほう?」
絹旗「まああれはそうですよ、試合に負けて勝負に勝ったっていうか・・」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:27:53.78 ID:wXjQ0tkx0
上条「絹旗?」
絹旗「これは孔明の罠なんですよ、ほら、耳を澄ませばジャーン、ジャーンとドラの音が」
上条「・・・・」
絹旗「超ごめんなさいです」
上条「うん・・・」
絹旗「でもあれですよ、これは私の勝ちですね」
上条「ほう?」
絹旗「いえ、私が超悪かったです、私の反則負けです」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:36:52.32 ID:wXjQ0tkx0
上条「いやー、まあ引き分けといえば引き分けでもいいんだけどな?」
絹旗「引き分けでいいんですか?」
上条「まあ俺も一本もピン倒せなかったしな、むしろ負けじゃないのがありがたいくらいだよ」
絹旗「ですが、私は超迷惑をかけてしまいました」
上条「まあ気にすることねーよ、なんとかなったわけだし」
絹旗「そうですね」
上条「さ、行こうぜ」ギュッ
絹旗「ええ」ギュッ
上条(絹旗・・・・・)
絹旗(上条・・・・・)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:45:51.09 ID:wXjQ0tkx0
上条「どこ・・・・行こうか?」
絹旗「どこでもいいです・・・・・」
上条(絹旗・・・・やっぱり怒ってるのかな・・・)
絹旗(なんか・・・私すっごく態度悪いです・・・・・)
上条(あー、絹旗、怒っちまったのかな・・・)
絹旗(何で、こんなに意識しちゃうんですか・・・・上条を・・・)
上条「な、なあ!絹旗!!」
絹旗「!? か、かみじょお!?」
上条「いいかきぬはた!!!」
絹旗「な、なンですかァ!!!??」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 20:55:12.89 ID:wXjQ0tkx0
上条「えっとあれだ、何か今までから今日までいろいろとあったけどな!!!」
絹旗「えェ!!色々ありましたねェええええ!!!」
上条「俺はずっと絹旗と一緒にいたい!!」
絹旗「そうなンですかァああああ!!!」
絹旗「え?」
上条「麦野さんに言われたから言うってわけじゃなくて・・・その・・・」
絹旗「上条・・・・」
上条「きぬ・・・はた?」
絹旗「か、かみじょうのくせに・・・・ちょうなまいきなんですよ・・・・」ポロポロ
上条「あ、あれ?き、きぬはたさん?」
絹旗「私は・・・わたしは・・・」
絹旗(やっぱり・・・わかってたんですけどね・・・・)
絹旗(もう、どうなってもいいです・・・・)
絹旗「上条当麻が好きです」ポロポロ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:07:40.69 ID:wXjQ0tkx0
絹旗「なに・・・・・いわせてるんですか・・・」ギュッ
上条「絹旗・・・・ごめん、俺、ちゃんと言いたかったんだけど・・・」ギュッ
絹旗「私もずっとそうだったんだと思います、でも、そう思うのを躊躇してたんじゃないかと・・・」
上条「躊躇?」
絹旗「ええ、そういうことを考えたら上条が私と映画につきあってくれなくなるんじゃないかって思っちゃって・・・」
絹旗「ずっと友達でいたいなって、それ以上を望んじゃいけないんじゃないかって・・・思っちゃいました・・・」
上条「あ、ごめんな、俺がちゃんといえないから・・・ほんとごめん・・・」
絹旗「上条は超上条なんですからこのままでいいんですよ」
上条「それだと頼りないような気がするんですけどな?」
絹旗「いいですよ、上条は私が守りますから」
上条「あれ?ここは俺が守るところじゃないのか?」
絹旗「さいあいちゃんはまじ強いんですよ、だから上条はこれまでどおり私と一緒にいてください」
上条「これってもうプロポーズじゃねーの?」
絹旗「!!!! //////////」ポカポカ
上条「いってえ!!いってえからやめてくれ!!!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:17:36.63 ID:wXjQ0tkx0
一ヵ月後
絹旗「うぅ・・・・」
上条「あー、絹旗、こうアレンジっていうのはだな、基本をみっちりマスターしてからだな」
絹旗「わかってます!超わかってますよ!!」
上条「うん、じゃあもう一回やってみようか」
絹旗「その前にこの失敗作をこの世に超残してはいけないんですよ」
上条「えーっと?」
絹旗「今の私は左右に箸を持って交互に口に入れることができるような気がするんですよ」
上条「絹旗さーん?」
絹旗「いざ!練習とはいえ失敗作を無駄にしない最愛ちゃんの心意気を!!!」クワッ
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:26:06.19 ID:wXjQ0tkx0
上条「いいぜ!」
上条「最愛が失敗した料理が食べ物じゃないっていうんなら」
上条「まずはその幻想をぶち殺す」!!!
ぱくっ もぐもぐごっくん
絹旗「とうま・・・」
上条(おごぉ・・・・逆流させるな・・・・絶対に・・・・・)プルプル
絹旗「とうまあああ!超うれしいですうううううう!!!」ダキッ
上条(うぐっ)
上条「もちろんじゃねーか、なんたっておれはさいあいのかれしだからなー」プルプル
絹旗「これからも私は超当麻と一緒です!!」
フレンダ「料理は愛情っていうのを見せてもらったっていうわけよ」グスッ
麦野「これが・・・愛・・・まさか絹旗に教えてもらえるなんてね・・・」
滝壺「のぞくのはよくないけど私はふたりの未来を応援している」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:35:04.26 ID:wXjQ0tkx0
上条「ああ、ずっと一緒だ」
絹旗「あ、改めて言われると何か恥ずかしいです //////」
上条「最愛・・・・」
絹旗「当麻・・・・」
フレンダ「ちくしょおおおおおおおおお!!!」
麦野「おいこら」バキッ
フレンダ「がはっ」パタリ
滝壺「こっそりふたりの新居にひそんでるのがばれるかもしれないのに叫びだすふれんだを私は応援できない」
上条「あの・・・・」
麦野「あ、ごめん、こいつすぐ連れて帰るからさ」ズルズル
フレンダ「 」
滝壺「きにしないでねきぬはた」
絹旗「どこに超ひそんでたんですか・・・・」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/06/21(木) 21:43:20.75 ID:wXjQ0tkx0
上条「・・・・・・」
絹旗「・・・・・・」
上条「えっと・・・・」
絹旗「その、すみませんでした」ペコリ
上条「いや、最愛が誤ることじゃないぞ」
絹旗「いえ、ここは私の仲間なわけですしここは私がきちんと謝らないといけませんから!!」
上条「最愛!」
絹旗「はいっ!!」
上条「二人で、一緒に、だろ?」
絹旗「は、はい・・ /////////」
上条「ってなわけで」
絹旗「いろいろなことがありながらも当麻と二人で超幸せな生活を送っています」
上条「幸せだ・・・・幸せだああああああ!!!」
おわり
絹旗「上条当麻が好きです」