1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 22:42:25.15 ID:vi9zidcu0
小鳥「どちらもチキンです!!」ドヤァ
P「…上手くない…」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 22:53:02.11 ID:SA6ApYrzI
P「……で、例によって今回はBUMPでテーマソングですか…
もう三回目ですよ?いいかげんにしませんか…?」
律子「何言ってるんですか!!最初にやり出したのはプロデューサー殿じゃないですか!!!」
P「うわぉおお!律子!!いつの間に…
ってこのパターン…前にもあったな…」
律子「どう転んだって音無さんは発表しますよ。ここ一週間は仕事もしないでそればかり考えていたんですから」
小鳥(バ、バレてる……)
P「どーりでここ一週間、俺の事務仕事が多いなぁ、と思ってたら!!あなたのせいだったんですか!!」
小鳥「うわぁぁ!ごめんなさぁいぃ!!」
ー説教中ー
小鳥「ピヨォ…」
律子「まあまあ、プロデューサー殿、許してあげましょうよ。ちょっと私も興味ありますし」
小鳥「り、りつ……」
律子「でも、向こう二週間はお楽しみですね?音無さん?」
小鳥「……」
小鳥「さ、さあ!!気を取り直して発表しますよー!!!さあ!!」
P(この鳥類、メンタル強ぇなぁ…)
小鳥「やっぱり最初は春香ちゃんですよね!!ね!!!ね!!!?」
律子「誰に語りかけてるんですか…」
春香
ダイヤモンド
・何回転んだっていいさ
擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ
真紅の血が輝いて
「君は生きてる」と教えてる
・やっと会えた
君は誰だい?
あぁ そういえば 君は僕だ
大嫌いな弱い僕を
ずっと前にここで置きざりにしたんだ
何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ
大事なモンは 幾つも無いさ
後にも先にも
律子「春香の応援歌みたいな曲ですね…」
P「そうだな…後半も春香のことを指してるみたいで、いいんじゃないですか?」
小鳥「ほんとですか?よかったです…
それならプロデューサーさん、今度春香ちゃんとカラオケ行く機会があったら歌ってあげて下さいね!!」
P「うえっ!?確かに春香らしい曲だとは思いましたけど…歌うとなると…」
律子「是非そうしてあげて下さいよ、春香も元気出ると思いますよ!」
P「まあ、機会があれば…ですけど…」
小鳥「さあ!次千早ちゃーん!ですよ!」
P(調子乗ってきたな…)
律子(もう開き直ってますね)
千早
66号線
P「お、最近の曲ですね」
・声を無くしたら僕じゃなくなる
それでも好きだと言ってくれますか
ただ一言だけ誉めてください
それだけで全てを信じる
・僕にだってきっとあなたを救える
今でも好きだと言ってくれますか
あなたを無くしても僕は生きていく
それでも信じていてくれますか
ただこの事だけ疑わないでね
それだけで声が出せたんだ
立てたんだ 歌えたんだ
律子「でも千早を表すのにぴったりだと思いますよ」
小鳥「千早ちゃんは他にもラフ・メイカーとか、太陽とか
グッドラックとかレムとか色々候補はあったんですけどね…」
P「同じ場面が思い浮かびますね…いいとは思いますけど」
律子「私も言う事は特にないです」
小鳥「問題ないみたいですね!次伊織ちゃんです!」
P(いつにも増して音無さん輝いてる…)
伊織
ハンマーソングと痛みの塔
・捨てたくても捨てられなくて 小さな痛み溜まってた
そいつをずっとしまってきた 一個目の箱満たされた
別に今更辛くもないけど
誰かが見てくれたらな
これだけあれば許されないかな
少し優しくされるくらい
・お集まりの皆様方 これは私の痛みです
あなた方の慰めなど 届かぬ程の高さに居ます
きっと私は特別なんだ 誰もが見上げるくらいに
孤独の神に選ばれたから こんな景色の中に来た
律子「なるほど」
P「分からなくはないですね」
小鳥「私はちょっとネガティブすぎかなーなんて思ってたんですけど…」
律子「まあ、最後にみんなが登場するって感じの曲ですし、いいんじゃないでしょうか」
小鳥「次は雪歩ちゃんです!」
P「スノースマイルですね」
律子「スノースマイルでしょうね」
小鳥「ち、ちがいますがな!」
P「!!」
律子「!!」
小鳥「何でリアクションまで一緒なんですかっ!!」
P「いや、だって…なあ…?」
律子「ええ、他に合う曲なんて…」
小鳥「うぅ…過度な期待はしないで下さい…」
雪歩
ウェザーリポート
P「!?」
律子「…説明を頂けるかしら…?」
小鳥「……あのですね…雪歩ちゃんと真ちゃんのイメージをしてもらえると…」
律子「なるほど」
P「いや全然分からないんですけど」
・何も言えないのは 何も言わないから
あんな事があったのに 笑うから
あなたの その呼吸が あなたの心はどうであれ
確かに続く今日を 悲しい程 愛しく思う
・あなたの その笑顔が 誰かの心を許すなら
せめて傘の内側は あなたを許して どうか見せて欲しい
触れないのが思いやり そういう場合もあるけど
我ながら卑怯な言い訳 痛みを知るのがただ怖いだけ
P「なんでスノースマイルじゃないんですか?」
小鳥「それはやっぱり雪歩ちゃんにはハッピーエンドな曲がいいじゃないですか!幻覚みたいなオチは可哀想ですよ!」
律子「でも曲の最後でこの子自殺するんじゃ…」
小鳥「そこは人の解釈に依ります!!
私の中ではハッピーエンドですっ!!!」
律子「さいですか…」
P「でもこれ、どっちかって言うと真の曲じゃないですか?」
小鳥「…次!!真ちゃんです!!!」
P「ぶった切った…」
律子「にわかファンなのがバレるのを怖れたのね…」
真
リトルブレイバー
・守るべきものがあれば リトルブレイバー
守るべきヒトがいれば リトルブレイバー
「どうにかして日なたでとっておきの唄を聴かせてあげよう」
だからもう泣かないで 僕が守るから
・守るべきヒトがくれる リトルブレイバー
守るべきものを誇る リトルブレイバー
ねえ単純に気高き夢のタメ 愛するヒトのタメ
できない事なんて1つでもあるかい?
律子「あらかっこいいですね」
P「これも雪歩と真の曲か、別に不満はないですけど…」
小鳥「ちょっと男らしすぎかもしれませんけど、これくらいいいですよね…?」
P「まあ真ですしね」
小鳥「真ちゃんと雪歩ちゃん、二人で二曲って感じですかね。
次は響ちゃんです!」
響
バイバイサンキュー
P「……響に何か恨みでも……?」
律子「ちょっと可哀想じゃないですか…?」
小鳥「えっ!?そ、そんなつもりは…」
・明日の朝発って丸一日かけて
夢に見た街まで行くよ
こんなにステキな事他にはない だけど
ひとりぼっちみんないなくて
元気にやっていけるかな
・ひとりぼっちは怖くない…
P「音無さんひどいですよ!!
響をぼっち扱いしないで下さい!!!」
小鳥「いや!私はそんなつもりじゃ…!!」
律子「確かにそんなフシはありますけど…
そこをクローズアップしなくてもいいじゃないですか!!
東京賛歌とかでいいじゃないですか!!」
小鳥「私に悪意はありません!!
文句は筆者に言って下さい!!次!!双海姉妹です!!」
P「おい」
亜美真美
真っ赤な空を見ただろうか
・溜息の訳を聞いてみても自分のじゃないから解らない
だからせめて知りたがる
解らないくせに聞きたがる
・二人が一つだったなら
同じ鞄を背負えただろう
二人が一つだったなら
別れの日など来ないだろう
・二人が一つだったなら
出会う日など来なかっただろう
P「ほうほう」
律子「悪くないじゃないですか」
小鳥「ちなみに第二候補は『カルマ』です」
P「アウトです、そのネタはいけない」
律子「真っ赤な~でよかったですね…」
小鳥「次、やよいちゃーん、はご想像の通りだと思います」
やよい
魔法の料理~君から君へ~
・君の願いはちゃんと叶うよ 楽しみにしておくといい
これから出会う宝物は宝物のままで古びていく
・大きくなるんだ 仲間が欲しい
わかり合うために 本気を出せる様な
基地が出来るまで 帰らない様な
期待以上のものに出会うよ
でも覚悟しておくといい
言えないから連れてきた思いは育たないままでしまってある
更に増えてもいく
・君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい
これから失くす宝物がくれたものが今 宝物
・叱られた後にある 晩御飯の不思議
その謎は 僕より大きい 君が解くのかな
こんな風に 君に説くのかな
P「やっぱりですか」
律子「これはやよいっていうより高槻家の曲って感じですね」
小鳥「そうですね、やよいちゃんの立ち位置が微妙過ぎて
最終的にこの曲に落ち着きましたね」
P「あとは貴音とあずささん、それにお二人だけですね」
律子「…やっぱり私も入ってるんですね…諦めましたけど…」
小鳥(わ、私の曲を考えて無かったわ…どうしましょ……)
P「音無さん?」
小鳥「はっ!!はいっ!!!」
P「どうぞ、発表続けて下さい」
小鳥「そ、そうですね…ここからネタ枠ですっ!!」
P「ネタ枠……」
貴音
voyager
・○月×日
本日モ通信試ミルガ 応答ハ無シ
ワタシハ ドンナニ離レテモ イツモアナタノ 周回軌道上
・応答願ウ
命ノ地表カラ 打チ上ゲラレテ 随分経ツ
ズット 通リ過ギル星ノ 数ヲ数エテ 飛ンデキタ
ソノ度覚エタ 音ヲ繋ギ メロディーヲ送ル
P「貴音は謎ですからね」
律子「そうですね、
これくらいがちょうどいいかもしれないですね」
小鳥「あれ?意外に好感触です?」
P「まあ、貴音ですからね」
律子「こんなバックボーンがあっても不思議じゃないですしね」
小鳥「そ、そうですね…
でも問題はあずささんの方なんですよね…」
あずさ
リリィ
・ところが君は笑った 幸せそうに笑った
当然 僕は怒った 「真面目に聞けよ!」って怒鳴り散らした
それでも君は笑った 「かわいいヒトね」と言った
叫んでも 唄っても
その一言には 勝てる気がしない
・ところが君は笑った 「格好いいよ」と言った
これだけ僕が愚痴っても 僕の目を見て そんな言葉をくれた
「そういうトコロも全部 かわいいヒトね」と言った
ツクっても 気取っても
その一言には 全て見られていた
P「いいんじゃないですか?
あずささんは掴み所無い人ですし…」
小鳥「え」
律子「え」
P「…え?」
…
……
………
律子「おほん、セクハラプロデューサーは放って置いて、
次は私の曲、聞かせてもらいましょうか」
小鳥「わ、わかりました…(私の曲…何にすればいいかしら…)
P「…………」
律子
アルエ
律子「」
P(名前オチだっ……ここに来てネタ枠発揮した…)
小鳥「ち、違いますよ!!安易にイニシャルで決めたわけじゃないですよ!!!」
律子「そんなわけありますか!!
どう考えてもイニシャルでしょう!!!」
小鳥「本当ですって!!
白いブラウスも青いスカートも似合うじゃないですか!!!」
P「何言ってるんですか律子に似合うのは青のストライプの…」
律子「あァっ!!?」
P「……」
高木「おや…君たちここにいたか…」
小鳥「!!!!?」
律子「し…社長…どうしましたか…?」
高木「いやね、ここ最近音無君が珍しく仕事頑張ってると思ったらアイドルたちのテーマソングを考えているというじゃないか、これは私も乗るほかないと思ってね」
小鳥「し、社長のテーマソングを考えろと…?」
高木「無理にとは言わん、だが仕事を蔑ろにしていた分の給料がどうなっているか来月は楽しみだがね…」
小鳥「ぜ!全力で考えさせて頂きますっ!!!!」
P(社長…前回ハブられたこと根に持ってるのかな…?」
小鳥「これでどうでしょう…?」
高木
銀河鉄道
律子「これは……」
P「なんとも評価しづらい…」
・リボン付きのクマが転がって来る
迷ったけど拾ってやる
同時に女の子が駆け寄って来る
僕を見て怖じ気付く
後悔した僕からクマを奪うと礼も言わず逃げていく
もういいや 寝ようかな シートを倒す
後ろから舌打ちが聴こえる
聴こえない振りをして 保たれかかって
目を閉じてみたけど 気になるから 眠れない
・人は年を取る度 終わりに近付いていく
動いていない様に見えても 確かに進んでいる
・役には立てないし 邪魔はしちゃうし
目を閉じてみたけど 辛くなるから 目を開けた
真っ赤なキャンデイが差し出されている
驚いたけど貰ってみる
笑った女の子が席に戻る
誰にも知られず僕が泣く
小鳥「ほら、社長ってちょっと、他の人と比べてちょーっとだけ…あの…その…お黒いというか…表情が分かりにくいというか……」
P「言葉を選んでる……」
律子「言葉を選んでますね……」
小鳥「だから人に誤解されやすいというか、
勘違いされちゃうこともあるんじゃないかなー、なんて…」
高木「それで銀河鉄道かね…?」
小鳥「あの…でもやっぱり人のよさって言うか、そういうのは分かる人には分かるって言うか、女の子にも好かれやすいと思うんですよね!」
P「よいしょしてる……」
律子「よいしょしてますね……」
小鳥「ど、どうでしょう…?」
…
……
………
…………
高木「……いや、試すような真似をして悪かったね、ありがとう。嬉しいよ音無君」
小鳥「ほ、ほんとうですかっ!!」
高木「ああ、でもお遊びも程々に頼むよ」
律子(これは…)
P(パーフェクトコミュニケーション!!!)
……
高木(はて、銀河鉄道……どんな曲だったか……?)
小鳥「さあ!!!気を取り直して発表続けますよ!!!!まずはプロデューサーさん!!!」
P「急に元気になりおった…
って、俺もあるんですか!?このやりとり三回目な気がしますけど」
律子「先に音無さんじゃなくていいんですか?」
小鳥「…実は自分の分は考えて無かったんですよね…
できたら後で考えてもらっても…?」
P「俺達でですか?俺はいいですけど…」(律子、やっぱり…)
律子「じゃあ決まりですね、考えときます」(ええ、やっぱりですね…)
小鳥「ありがとうございます、取り敢えずプロデューサーさんは…」
P
HAPPY
・健康な体があればいい
大人になって願う事
心は強くならないまま
耐えきれない夜が多くなった
・続きを進む恐怖の途中
続きがくれる勇気にも出会う
無くした後に残された
愛しい空っぽを抱きしめて
消えない悲しみがあるなら
生き続ける意味だってあるだろう
どうせいつか終わる旅を
僕と一緒に歌おう
律子「名曲ですね…」
P「他にも色んな候補はあったんじゃないですか?」
小鳥「はい、ギルドとかfire signとか…
才悩人は流石に失礼かなとは思ったので、
候補には残りませんでしたけど…色んな曲がありましたね」
律子「HAPPYいいじゃないですか、語感もいいですし」
P「語感?」
律子「ぴぃのはっぴぃ…」
小鳥「……」
P「……」
律子「………」
P「……締めを飾るにはちょうどいいんですけど
今回は俺がラストじゃないんですよね…」
小鳥「すみません…自分のはちょっと決められませんでした…」
律子「いえいえ、私達はそうだろうと思っていました。こちらの計算通りです」
P「そうだな経験者は語るんだ…おーいみんなー!!!」
「「「「はぁい!!!!」」」」
小鳥「!!!!!?」
響「うがーー!!誰がひとりぼっちだーーー!!!」
小鳥「ひ、響ちゃん!!?それにみんなも…なんでですかっ!?」
P「実は数日前『音無さんは次BUMPでテーマソング考えてますよ』って律子が教えてくれて、
自分の曲考えるのは難しいだろう、って
俺達みんなで音無さんの曲を考えてたんです!!」
小鳥「随分説明口調のセリフですね…ありがとうございます…
でもみんながここにいるのは何でなんですか…?」
春香「もちろん歌うためです!
合唱ですよ!合唱!!」
伊織「他に何があるって言うのよ!ほんとアホな小鳥ね!」
やよい「い、伊織ちゃん、そこまで言わなくても…」
律子「さあみんな!準備して!
一発勝負なんだから失敗は許さないわよ!」
亜美「えぇ~?ピヨちゃんに歌うんなら別にそんな真面目にやらなくてもいいじゃん」
真美「べつに誕生日ってわけでもないんだしぃ」
雪歩「そんなことないよ!私たちのウエディングソングを二曲も考えてくれたんだし!しっかり歌ってあげようよ!」
真「ゆ、雪歩?テーマソングだからね?発想飛んでるよ…?」
P「準備いいかー!?」
千早「私はいつでも」
あずさ「大丈夫ですよ~」
貴音「いざ、参りましょう」
…
……
………
…………?
P「あれ?」
春香「ぷ、プロデューサーさんからですよっ!!」
P「そ、そうだっけ!!?」
律子「……」ギロリ
P「よ…よし…」
P「ええと、うん、」
春香「大丈夫!君はまだ君自身を」
伊織「ちゃんと見てあげてないだけ」
響「誰だってそうさ、君一人じゃない」
真「そりゃ僕だってねぇ」
亜美「そりゃ亜美だってねぇ」
真美「そりゃ真美だってねぇ」
律子「まあ、いいや…」
雪歩「少なくとも君には味方がいますぅ…」
貴音「765プロの事務所の中の住人たち」
やよい「さあ、これから何をするんですっ?」
美希「美希はもう寝なくちゃ」
千早「ほらまたどこかで涙の落ちる音」
小鳥
Ending
以上です
④ありがとうでしたっ!!!(;ω;)
ちょろっと蛇足
翌日
小鳥「ところでプロデューサーさん…なんで私はEndingだったんですか?」
P「えっ!?な、なんでと申されましても…」
小鳥「他にも曲はいっぱいあったはずなのに…
わざわざ歌詞まで変えるなんて理由を聞きたくて…」
P「り、理由なんて…大した理由なんてないですよー
音無さんに会うと思ったから選んだ、それだけですよー」
小鳥「…アヤしい…」
律子「おはようございまーす…って音無さん?どうされたんですか?」
小鳥「あら、律子さんおはようございます、
プロデューサーさんったら私のテーマソングの選曲理由を教えてくれないんですよー」
律子「あら?音無さん、曲選んだの私ですよ?」
小鳥「えっ!?」
P「り、律子…その話はいいんだ…仕事しよう…な?」
律子「『音無さんはMerry Christmasだ!それでオチをつけよう!!
音無さんだし笑って許してくれるさ!!』って言い張ってたんですけど
それを聞いたアイドルたちから猛反発を喰らって….それで私が…」
小鳥「………」
P「お、音無さん…怒ってないですよね…?」
小鳥「私の……」
P「?」
小鳥「私の感動を返しなさいよぉぉぉ!!」バキィィィッ!!!!
P「いってェェッッーー!!!」
律子「これが……ほんとのBUMP OF CHICKEN……?」
千早「ふふっ…」
終
終わる終わる詐欺!
ほんとに終わります!
ありがとうでした!
元スレ
P「……で、例によって今回はBUMPでテーマソングですか…
もう三回目ですよ?いいかげんにしませんか…?」
律子「何言ってるんですか!!最初にやり出したのはプロデューサー殿じゃないですか!!!」
P「うわぉおお!律子!!いつの間に…
ってこのパターン…前にもあったな…」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 22:58:12.08 ID:SA6ApYrzI
律子「どう転んだって音無さんは発表しますよ。ここ一週間は仕事もしないでそればかり考えていたんですから」
小鳥(バ、バレてる……)
P「どーりでここ一週間、俺の事務仕事が多いなぁ、と思ってたら!!あなたのせいだったんですか!!」
小鳥「うわぁぁ!ごめんなさぁいぃ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:00:01.52 ID:SA6ApYrzI
ー説教中ー
小鳥「ピヨォ…」
律子「まあまあ、プロデューサー殿、許してあげましょうよ。ちょっと私も興味ありますし」
小鳥「り、りつ……」
律子「でも、向こう二週間はお楽しみですね?音無さん?」
小鳥「……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:04:01.15 ID:SA6ApYrzI
小鳥「さ、さあ!!気を取り直して発表しますよー!!!さあ!!」
P(この鳥類、メンタル強ぇなぁ…)
小鳥「やっぱり最初は春香ちゃんですよね!!ね!!!ね!!!?」
律子「誰に語りかけてるんですか…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:06:46.50 ID:SA6ApYrzI
春香
ダイヤモンド
・何回転んだっていいさ
擦り剥いた傷をちゃんと見るんだ
真紅の血が輝いて
「君は生きてる」と教えてる
・やっと会えた
君は誰だい?
あぁ そういえば 君は僕だ
大嫌いな弱い僕を
ずっと前にここで置きざりにしたんだ
何回転んだっていいさ 何回迷ったっていいさ
大事なモンは 幾つも無いさ
後にも先にも
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:11:04.90 ID:SA6ApYrzI
律子「春香の応援歌みたいな曲ですね…」
P「そうだな…後半も春香のことを指してるみたいで、いいんじゃないですか?」
小鳥「ほんとですか?よかったです…
それならプロデューサーさん、今度春香ちゃんとカラオケ行く機会があったら歌ってあげて下さいね!!」
P「うえっ!?確かに春香らしい曲だとは思いましたけど…歌うとなると…」
律子「是非そうしてあげて下さいよ、春香も元気出ると思いますよ!」
P「まあ、機会があれば…ですけど…」
小鳥「さあ!次千早ちゃーん!ですよ!」
P(調子乗ってきたな…)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:16:59.28 ID:SA6ApYrzI
律子(もう開き直ってますね)
千早
66号線
P「お、最近の曲ですね」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:24:25.97 ID:SA6ApYrzI
・声を無くしたら僕じゃなくなる
それでも好きだと言ってくれますか
ただ一言だけ誉めてください
それだけで全てを信じる
・僕にだってきっとあなたを救える
今でも好きだと言ってくれますか
あなたを無くしても僕は生きていく
それでも信じていてくれますか
ただこの事だけ疑わないでね
それだけで声が出せたんだ
立てたんだ 歌えたんだ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:26:57.67 ID:SA6ApYrzI
律子「でも千早を表すのにぴったりだと思いますよ」
小鳥「千早ちゃんは他にもラフ・メイカーとか、太陽とか
グッドラックとかレムとか色々候補はあったんですけどね…」
P「同じ場面が思い浮かびますね…いいとは思いますけど」
律子「私も言う事は特にないです」
小鳥「問題ないみたいですね!次伊織ちゃんです!」
P(いつにも増して音無さん輝いてる…)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:31:59.86 ID:SA6ApYrzI
伊織
ハンマーソングと痛みの塔
・捨てたくても捨てられなくて 小さな痛み溜まってた
そいつをずっとしまってきた 一個目の箱満たされた
別に今更辛くもないけど
誰かが見てくれたらな
これだけあれば許されないかな
少し優しくされるくらい
・お集まりの皆様方 これは私の痛みです
あなた方の慰めなど 届かぬ程の高さに居ます
きっと私は特別なんだ 誰もが見上げるくらいに
孤独の神に選ばれたから こんな景色の中に来た
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:33:13.06 ID:SA6ApYrzI
律子「なるほど」
P「分からなくはないですね」
小鳥「私はちょっとネガティブすぎかなーなんて思ってたんですけど…」
律子「まあ、最後にみんなが登場するって感じの曲ですし、いいんじゃないでしょうか」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:34:47.77 ID:SA6ApYrzI
小鳥「次は雪歩ちゃんです!」
P「スノースマイルですね」
律子「スノースマイルでしょうね」
小鳥「ち、ちがいますがな!」
P「!!」
律子「!!」
小鳥「何でリアクションまで一緒なんですかっ!!」
P「いや、だって…なあ…?」
律子「ええ、他に合う曲なんて…」
小鳥「うぅ…過度な期待はしないで下さい…」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:39:47.20 ID:SA6ApYrzI
雪歩
ウェザーリポート
P「!?」
律子「…説明を頂けるかしら…?」
小鳥「……あのですね…雪歩ちゃんと真ちゃんのイメージをしてもらえると…」
律子「なるほど」
P「いや全然分からないんですけど」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:40:36.84 ID:SA6ApYrzI
・何も言えないのは 何も言わないから
あんな事があったのに 笑うから
あなたの その呼吸が あなたの心はどうであれ
確かに続く今日を 悲しい程 愛しく思う
・あなたの その笑顔が 誰かの心を許すなら
せめて傘の内側は あなたを許して どうか見せて欲しい
触れないのが思いやり そういう場合もあるけど
我ながら卑怯な言い訳 痛みを知るのがただ怖いだけ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:48:04.63 ID:SA6ApYrzI
P「なんでスノースマイルじゃないんですか?」
小鳥「それはやっぱり雪歩ちゃんにはハッピーエンドな曲がいいじゃないですか!幻覚みたいなオチは可哀想ですよ!」
律子「でも曲の最後でこの子自殺するんじゃ…」
小鳥「そこは人の解釈に依ります!!
私の中ではハッピーエンドですっ!!!」
律子「さいですか…」
P「でもこれ、どっちかって言うと真の曲じゃないですか?」
小鳥「…次!!真ちゃんです!!!」
P「ぶった切った…」
律子「にわかファンなのがバレるのを怖れたのね…」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:54:11.55 ID:SA6ApYrzI
真
リトルブレイバー
・守るべきものがあれば リトルブレイバー
守るべきヒトがいれば リトルブレイバー
「どうにかして日なたでとっておきの唄を聴かせてあげよう」
だからもう泣かないで 僕が守るから
・守るべきヒトがくれる リトルブレイバー
守るべきものを誇る リトルブレイバー
ねえ単純に気高き夢のタメ 愛するヒトのタメ
できない事なんて1つでもあるかい?
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:55:21.50 ID:SA6ApYrzI
律子「あらかっこいいですね」
P「これも雪歩と真の曲か、別に不満はないですけど…」
小鳥「ちょっと男らしすぎかもしれませんけど、これくらいいいですよね…?」
P「まあ真ですしね」
小鳥「真ちゃんと雪歩ちゃん、二人で二曲って感じですかね。
次は響ちゃんです!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:56:37.32 ID:SA6ApYrzI
響
バイバイサンキュー
P「……響に何か恨みでも……?」
律子「ちょっと可哀想じゃないですか…?」
小鳥「えっ!?そ、そんなつもりは…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/03(日) 23:58:51.92 ID:SA6ApYrzI
・明日の朝発って丸一日かけて
夢に見た街まで行くよ
こんなにステキな事他にはない だけど
ひとりぼっちみんないなくて
元気にやっていけるかな
・ひとりぼっちは怖くない…
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:01:44.66 ID:gUrXbrEYI
P「音無さんひどいですよ!!
響をぼっち扱いしないで下さい!!!」
小鳥「いや!私はそんなつもりじゃ…!!」
律子「確かにそんなフシはありますけど…
そこをクローズアップしなくてもいいじゃないですか!!
東京賛歌とかでいいじゃないですか!!」
小鳥「私に悪意はありません!!
文句は筆者に言って下さい!!次!!双海姉妹です!!」
P「おい」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:04:19.26 ID:gUrXbrEYI
亜美真美
真っ赤な空を見ただろうか
・溜息の訳を聞いてみても自分のじゃないから解らない
だからせめて知りたがる
解らないくせに聞きたがる
・二人が一つだったなら
同じ鞄を背負えただろう
二人が一つだったなら
別れの日など来ないだろう
・二人が一つだったなら
出会う日など来なかっただろう
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:08:18.52 ID:gUrXbrEYI
P「ほうほう」
律子「悪くないじゃないですか」
小鳥「ちなみに第二候補は『カルマ』です」
P「アウトです、そのネタはいけない」
律子「真っ赤な~でよかったですね…」
小鳥「次、やよいちゃーん、はご想像の通りだと思います」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:12:16.19 ID:gUrXbrEYI
やよい
魔法の料理~君から君へ~
・君の願いはちゃんと叶うよ 楽しみにしておくといい
これから出会う宝物は宝物のままで古びていく
・大きくなるんだ 仲間が欲しい
わかり合うために 本気を出せる様な
基地が出来るまで 帰らない様な
期待以上のものに出会うよ
でも覚悟しておくといい
言えないから連れてきた思いは育たないままでしまってある
更に増えてもいく
・君の願いはちゃんと叶うよ 怖くても よく見て欲しい
これから失くす宝物がくれたものが今 宝物
・叱られた後にある 晩御飯の不思議
その謎は 僕より大きい 君が解くのかな
こんな風に 君に説くのかな
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:14:04.41 ID:gUrXbrEYI
P「やっぱりですか」
律子「これはやよいっていうより高槻家の曲って感じですね」
小鳥「そうですね、やよいちゃんの立ち位置が微妙過ぎて
最終的にこの曲に落ち着きましたね」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 00:14:58.41 ID:gUrXbrEYI
P「あとは貴音とあずささん、それにお二人だけですね」
律子「…やっぱり私も入ってるんですね…諦めましたけど…」
小鳥(わ、私の曲を考えて無かったわ…どうしましょ……)
P「音無さん?」
小鳥「はっ!!はいっ!!!」
P「どうぞ、発表続けて下さい」
小鳥「そ、そうですね…ここからネタ枠ですっ!!」
P「ネタ枠……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:06:54.44 ID:gUrXbrEYI
貴音
voyager
・○月×日
本日モ通信試ミルガ 応答ハ無シ
ワタシハ ドンナニ離レテモ イツモアナタノ 周回軌道上
・応答願ウ
命ノ地表カラ 打チ上ゲラレテ 随分経ツ
ズット 通リ過ギル星ノ 数ヲ数エテ 飛ンデキタ
ソノ度覚エタ 音ヲ繋ギ メロディーヲ送ル
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:08:16.56 ID:gUrXbrEYI
P「貴音は謎ですからね」
律子「そうですね、
これくらいがちょうどいいかもしれないですね」
小鳥「あれ?意外に好感触です?」
P「まあ、貴音ですからね」
律子「こんなバックボーンがあっても不思議じゃないですしね」
小鳥「そ、そうですね…
でも問題はあずささんの方なんですよね…」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:14:36.53 ID:gUrXbrEYI
あずさ
リリィ
・ところが君は笑った 幸せそうに笑った
当然 僕は怒った 「真面目に聞けよ!」って怒鳴り散らした
それでも君は笑った 「かわいいヒトね」と言った
叫んでも 唄っても
その一言には 勝てる気がしない
・ところが君は笑った 「格好いいよ」と言った
これだけ僕が愚痴っても 僕の目を見て そんな言葉をくれた
「そういうトコロも全部 かわいいヒトね」と言った
ツクっても 気取っても
その一言には 全て見られていた
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:19:20.99 ID:gUrXbrEYI
P「いいんじゃないですか?
あずささんは掴み所無い人ですし…」
小鳥「え」
律子「え」
P「…え?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:24:50.90 ID:gUrXbrEYI
…
……
………
律子「おほん、セクハラプロデューサーは放って置いて、
次は私の曲、聞かせてもらいましょうか」
小鳥「わ、わかりました…(私の曲…何にすればいいかしら…)
P「…………」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:26:08.05 ID:gUrXbrEYI
律子
アルエ
律子「」
P(名前オチだっ……ここに来てネタ枠発揮した…)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:27:28.93 ID:gUrXbrEYI
小鳥「ち、違いますよ!!安易にイニシャルで決めたわけじゃないですよ!!!」
律子「そんなわけありますか!!
どう考えてもイニシャルでしょう!!!」
小鳥「本当ですって!!
白いブラウスも青いスカートも似合うじゃないですか!!!」
P「何言ってるんですか律子に似合うのは青のストライプの…」
律子「あァっ!!?」
P「……」
高木「おや…君たちここにいたか…」
小鳥「!!!!?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:28:18.02 ID:gUrXbrEYI
律子「し…社長…どうしましたか…?」
高木「いやね、ここ最近音無君が珍しく仕事頑張ってると思ったらアイドルたちのテーマソングを考えているというじゃないか、これは私も乗るほかないと思ってね」
小鳥「し、社長のテーマソングを考えろと…?」
高木「無理にとは言わん、だが仕事を蔑ろにしていた分の給料がどうなっているか来月は楽しみだがね…」
小鳥「ぜ!全力で考えさせて頂きますっ!!!!」
P(社長…前回ハブられたこと根に持ってるのかな…?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:29:57.46 ID:gUrXbrEYI
小鳥「これでどうでしょう…?」
高木
銀河鉄道
律子「これは……」
P「なんとも評価しづらい…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:31:56.58 ID:gUrXbrEYI
・リボン付きのクマが転がって来る
迷ったけど拾ってやる
同時に女の子が駆け寄って来る
僕を見て怖じ気付く
後悔した僕からクマを奪うと礼も言わず逃げていく
もういいや 寝ようかな シートを倒す
後ろから舌打ちが聴こえる
聴こえない振りをして 保たれかかって
目を閉じてみたけど 気になるから 眠れない
・人は年を取る度 終わりに近付いていく
動いていない様に見えても 確かに進んでいる
・役には立てないし 邪魔はしちゃうし
目を閉じてみたけど 辛くなるから 目を開けた
真っ赤なキャンデイが差し出されている
驚いたけど貰ってみる
笑った女の子が席に戻る
誰にも知られず僕が泣く
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:32:52.29 ID:gUrXbrEYI
小鳥「ほら、社長ってちょっと、他の人と比べてちょーっとだけ…あの…その…お黒いというか…表情が分かりにくいというか……」
P「言葉を選んでる……」
律子「言葉を選んでますね……」
小鳥「だから人に誤解されやすいというか、
勘違いされちゃうこともあるんじゃないかなー、なんて…」
高木「それで銀河鉄道かね…?」
小鳥「あの…でもやっぱり人のよさって言うか、そういうのは分かる人には分かるって言うか、女の子にも好かれやすいと思うんですよね!」
P「よいしょしてる……」
律子「よいしょしてますね……」
小鳥「ど、どうでしょう…?」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:33:47.80 ID:gUrXbrEYI
…
……
………
…………
高木「……いや、試すような真似をして悪かったね、ありがとう。嬉しいよ音無君」
小鳥「ほ、ほんとうですかっ!!」
高木「ああ、でもお遊びも程々に頼むよ」
律子(これは…)
P(パーフェクトコミュニケーション!!!)
……
高木(はて、銀河鉄道……どんな曲だったか……?)
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:34:59.50 ID:gUrXbrEYI
小鳥「さあ!!!気を取り直して発表続けますよ!!!!まずはプロデューサーさん!!!」
P「急に元気になりおった…
って、俺もあるんですか!?このやりとり三回目な気がしますけど」
律子「先に音無さんじゃなくていいんですか?」
小鳥「…実は自分の分は考えて無かったんですよね…
できたら後で考えてもらっても…?」
P「俺達でですか?俺はいいですけど…」(律子、やっぱり…)
律子「じゃあ決まりですね、考えときます」(ええ、やっぱりですね…)
小鳥「ありがとうございます、取り敢えずプロデューサーさんは…」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:37:10.15 ID:gUrXbrEYI
P
HAPPY
・健康な体があればいい
大人になって願う事
心は強くならないまま
耐えきれない夜が多くなった
・続きを進む恐怖の途中
続きがくれる勇気にも出会う
無くした後に残された
愛しい空っぽを抱きしめて
消えない悲しみがあるなら
生き続ける意味だってあるだろう
どうせいつか終わる旅を
僕と一緒に歌おう
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:41:46.68 ID:gUrXbrEYI
律子「名曲ですね…」
P「他にも色んな候補はあったんじゃないですか?」
小鳥「はい、ギルドとかfire signとか…
才悩人は流石に失礼かなとは思ったので、
候補には残りませんでしたけど…色んな曲がありましたね」
律子「HAPPYいいじゃないですか、語感もいいですし」
P「語感?」
律子「ぴぃのはっぴぃ…」
小鳥「……」
P「……」
律子「………」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:43:56.10 ID:gUrXbrEYI
P「……締めを飾るにはちょうどいいんですけど
今回は俺がラストじゃないんですよね…」
小鳥「すみません…自分のはちょっと決められませんでした…」
律子「いえいえ、私達はそうだろうと思っていました。こちらの計算通りです」
P「そうだな経験者は語るんだ…おーいみんなー!!!」
「「「「はぁい!!!!」」」」
小鳥「!!!!!?」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:48:02.02 ID:gUrXbrEYI
響「うがーー!!誰がひとりぼっちだーーー!!!」
小鳥「ひ、響ちゃん!!?それにみんなも…なんでですかっ!?」
P「実は数日前『音無さんは次BUMPでテーマソング考えてますよ』って律子が教えてくれて、
自分の曲考えるのは難しいだろう、って
俺達みんなで音無さんの曲を考えてたんです!!」
小鳥「随分説明口調のセリフですね…ありがとうございます…
でもみんながここにいるのは何でなんですか…?」
春香「もちろん歌うためです!
合唱ですよ!合唱!!」
伊織「他に何があるって言うのよ!ほんとアホな小鳥ね!」
やよい「い、伊織ちゃん、そこまで言わなくても…」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:49:07.19 ID:gUrXbrEYI
律子「さあみんな!準備して!
一発勝負なんだから失敗は許さないわよ!」
亜美「えぇ~?ピヨちゃんに歌うんなら別にそんな真面目にやらなくてもいいじゃん」
真美「べつに誕生日ってわけでもないんだしぃ」
雪歩「そんなことないよ!私たちのウエディングソングを二曲も考えてくれたんだし!しっかり歌ってあげようよ!」
真「ゆ、雪歩?テーマソングだからね?発想飛んでるよ…?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:52:48.84 ID:gUrXbrEYI
P「準備いいかー!?」
千早「私はいつでも」
あずさ「大丈夫ですよ~」
貴音「いざ、参りましょう」
…
……
………
…………?
P「あれ?」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:54:08.79 ID:gUrXbrEYI
春香「ぷ、プロデューサーさんからですよっ!!」
P「そ、そうだっけ!!?」
律子「……」ギロリ
P「よ…よし…」
P「ええと、うん、」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:55:24.10 ID:gUrXbrEYI
春香「大丈夫!君はまだ君自身を」
伊織「ちゃんと見てあげてないだけ」
響「誰だってそうさ、君一人じゃない」
真「そりゃ僕だってねぇ」
亜美「そりゃ亜美だってねぇ」
真美「そりゃ真美だってねぇ」
律子「まあ、いいや…」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:57:42.09 ID:gUrXbrEYI
雪歩「少なくとも君には味方がいますぅ…」
貴音「765プロの事務所の中の住人たち」
やよい「さあ、これから何をするんですっ?」
美希「美希はもう寝なくちゃ」
千早「ほらまたどこかで涙の落ちる音」
小鳥
Ending
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 01:59:59.56 ID:gUrXbrEYI
以上です
④ありがとうでしたっ!!!(;ω;)
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 02:18:39.05 ID:gUrXbrEYI
ちょろっと蛇足
翌日
小鳥「ところでプロデューサーさん…なんで私はEndingだったんですか?」
P「えっ!?な、なんでと申されましても…」
小鳥「他にも曲はいっぱいあったはずなのに…
わざわざ歌詞まで変えるなんて理由を聞きたくて…」
P「り、理由なんて…大した理由なんてないですよー
音無さんに会うと思ったから選んだ、それだけですよー」
小鳥「…アヤしい…」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 02:28:22.79 ID:gUrXbrEYI
律子「おはようございまーす…って音無さん?どうされたんですか?」
小鳥「あら、律子さんおはようございます、
プロデューサーさんったら私のテーマソングの選曲理由を教えてくれないんですよー」
律子「あら?音無さん、曲選んだの私ですよ?」
小鳥「えっ!?」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 02:32:36.04 ID:gUrXbrEYI
P「り、律子…その話はいいんだ…仕事しよう…な?」
律子「『音無さんはMerry Christmasだ!それでオチをつけよう!!
音無さんだし笑って許してくれるさ!!』って言い張ってたんですけど
それを聞いたアイドルたちから猛反発を喰らって….それで私が…」
小鳥「………」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 02:33:33.04 ID:gUrXbrEYI
P「お、音無さん…怒ってないですよね…?」
小鳥「私の……」
P「?」
小鳥「私の感動を返しなさいよぉぉぉ!!」バキィィィッ!!!!
P「いってェェッッーー!!!」
律子「これが……ほんとのBUMP OF CHICKEN……?」
千早「ふふっ…」
終
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/04(月) 02:34:21.09 ID:gUrXbrEYI
終わる終わる詐欺!
ほんとに終わります!
ありがとうでした!
小鳥「バンプとかけて、私と解く」P「その心は?」