3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:18:19.08 ID:N8GSefRR0
>>1
代行ありがとございます
初SSですキャラ崩壊やその他いろいろミスありましたらサーセン
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:21:27.60 ID:N8GSefRR0
~教室~
櫻子「ジーーーーー」
向日葵「……」
ちなつ「……」
あかり「…えっとぉ…えへへ…」
櫻子「ジーーーーー」
向日葵「……」
ちなつ「……」
あかり「…あっ さ、櫻子ちゃ」
先生「コラッ大室!」パコーーーン
先生「なに後ろばかり見てるんだ!黒板は前だろ!」
櫻子「イテテテ…」
先生「何を見てたんだ何を!」
櫻子「はい!あかりちゃん、赤座さんを見てましたー」ドーン
先生「」
向日葵「」
ちなつ「」
あかり「///」
ヒソヒソヒソヒソ
~休憩時間~
あかり「もー櫻子ちゃんびっくりしちゃったよぉ~」アセアセ
向日葵「あなた授業開始から30分くらい赤座さんのこと見てましたわよ?」
ちなつ「ってか先生もよく30分間も放置してたね…」
櫻子「うんうん」
向日葵「うんうんって…」
ちなつ「なんであかりちゃんを見てたの?」
あかり「あかりのお顔に何かついてかな?」
櫻子「それはね…私があかりちゃんのこと好きだからなのだー」ババーン
あかり「…えっえーー!?」
向日葵「またこの子は唐突に…」
ちなつ「あーでも櫻子ちゃんそんな感じだよね~」
櫻子「ぅえっえへへへ」テレテレ
向日葵「キモい」
櫻子「うるさーいおっぱお魔人は黙ってろ!」バイーンバイーン
櫻子「(バイーンバイーン)そ、それでさ…(バイーンバイーン)あ、あかりちゃんは私のことどう思ってるなかな~って///(バイーンバイーン)」
向日葵「人の胸を叩きながら!」ドゴォン
櫻子「ウグゥ」グヘー
あかり「あかりも櫻子ちゃんのこと大好きだよー」テンシスマイル
櫻子「…ほ、ほんとに!?」
あかり「うん!」
櫻子「ーーーーーーーーーやっっっったぁぁぁぁーー!!」パァァァァァ
向日葵「うるさっ」
櫻子「うんうん!これかもよろしくねあかりちゃん!」
あかり「?う、うんよろしくね」
ちなつ「?」
~放課後~
櫻子「あーかりちゃん一緒に帰ろーーー!!」
あかり「えーあかり部活が…って櫻子ちゃんも生徒会がが」
櫻子「ええー生徒会の仕事なんて向日葵がやっとけ!!」ブーブー
向日葵「はぁ馬鹿なこと言ってないで、赤座さんも迷惑してますわよ?」
櫻子「じゃ、じゃー終わってから一緒に帰ろ?」
あかり「うんいいよぉー」
櫻子「(パァァァァ)じゃあ行ってくるよ!向日葵早くしろ!」
向日葵「なっ…あなたg」
バイイイイーーーン
あかり「…あはは、いっちゃった」
あかり「じゃあかりたちも部活に行こっかちなつちゃん!」
ちなつ「…」
あかり「…ちなつちゃん?」
ちなつ「あっごめんごめん……うん!行こっか」
~生徒会室~
櫻子「うぉおおおおおお!」ビジッビシッ
向日葵「いや声だけであまり進んでませんが…」
櫻子「いやー私の掛け声で向日葵が動かないかな~って」
向日葵「」バシッ!
千歳「なんや~大室さん今日は一段と元気やなー」
綾乃「そうね何かいいことがあったのかしら?」
櫻子「えっやっぱわかっちゃいますかね~」エヘヘッヘ
向日葵「…気持ちが悪いですわ」
櫻子「じ実はですねー…私あかりちゃんと付き合い始めたんです!」
綾乃「えっ」
千歳「あらまあ」ウフフフ
向日葵「!?」
櫻子「あっ今日の分終わったんで帰ってもいいですかー?」
綾乃「えっ あ、ええ後は私たちがしとくわ」
櫻子「じゃっ失礼しまーす!」ダッガラガラピシャ
千歳「は~まさか大室さんと赤座さんとは…これはこれで…」
綾乃「そ、そうね…って古谷さんさっきの本当なの!?」
向日葵「え、えっとそうーみたいですわ…?」
千歳「なんや微妙な感じやな~?それよりええの?古谷さんは大室さんのこと…」
向日葵「い、いえ私は別に…」
向日葵(赤座さんにその気はなさそうですし…というかそれ以前に色んな意味で櫻子のことが心配ですわ)
向日葵「先輩方すみません私も本日分が終わったのでお先に失礼します!」ガラガラピシャ
千歳「いやぁ~綾乃ちゃんも負けとられへんなぁー」
綾乃「ななななんでわわ私は別に歳納京子なんかとー」アセアセ
千歳「あはは別にうち歳納さんのことなんて言っとらへんよ~?」
綾乃「も、もう千歳!////」
~ごらく部~
向日葵「失礼します!」ガラッ
京子「おっひまっちゃーん」
向日葵「あの赤座さんは……?というか櫻子が……」
ちなつ「あかりちゃんならさっき櫻子ちゃんと一緒に帰ったけど……なんだか」
向日葵「吉川さん……あの……」
ちなつ「!」ピピーン
ちなつ「結衣先輩すみません今日は私ももう帰ります!向日葵ちゃん行こう!」
向日葵「は、はい」
ダッダダダ
京子「ちなつちゃーん私もいるのに……」ウエーン
京子「……ってか結衣!私たちの出番これだけなのかなぁ!?」
結衣「…いやこれくらいでいいよ……」
結衣「なんだか京子は酷い目にあってる気がするし……」
京子「?」
京子「いやいや私は別に……」
結衣「なんだか死んだり精神的に病んだり……」
京子「ええー!?なにそれ怖い!」ガガーン
京子「私は元気だよ!?」
結衣「そうだな……京子は元気だな」フフフ
京子「!?!?」
~帰宅道~
向日葵「あっいましたわ!」
ちなつ「ちょっと様子見てみようか」
…………
あかり「えへへ櫻子ちゃんと二人で帰るなんて初めてだね」
櫻子「えっ!う、うんそうだね!」
櫻子(いざとなるとちょっと恥ずかしいもんだな……)ドキドキ
あかり「でもよかったの?いつもは向日葵ちゃんと……今日も一緒かと思ってたのに」
櫻子「いいのいいの!ってかいっつもたまたま一緒な道にいるんだよね~あいつ」
あかり「それは家が隣だからじゃないの!?」
あかり「でも二人はほんと仲良しさんだよね~」
櫻子「べ別に仲良くはないよ!……あっアイスクリーム屋さん!あかりちゃん食べてこ!」
櫻子「さぁあかりちゃん選ぶんだ!私が奢ってあげよう!」ババーン
あかり「わぁいいいの?」
櫻子「もち…ん?あれ?」
…………
ちなつ「なんだか櫻子ちゃんバタバタしてるね?」
向日葵「ええ……(なんとなく予想はつきますが…)」
ちなつ「あぁ!そして明らかにテンション下がったー!」
ちなつ「もうちょっと近づいてみよう!」
向日葵「吉川さん楽しんでませんわよね……?
櫻子「今日という記念日に……とにかく私はいいからあかりちゃんだけ買って!」フルフル
あかり「(記念日?)ええーでも……」オロオロ
向日葵(あの子にも一応プライドがあるのですのね……)
櫻子「……」
あかり「じゃああかり一つ買うから一緒に食べて?」
櫻子「えっ……でも」
あかり「あかり全部食べれないよぉ~だから食べるの手伝ってくれたら嬉しいかな~って!えへへ」パァァアッカリーン
櫻子「うっあかりちゃん……」マブシー
向日葵(赤座さん……!)マブシー
ちなつ(あかりちゃん)マブシー
あかり「あそこのベンチで食べよっか」
櫻子「うん!」
ちなつ「私たちも行こ!」
向日葵「ええ……」
あかり「はい櫻子ちゃん!」
櫻子「ありがとう!」
櫻子(あかりちゃんの食べかけ……)ドキドキ
櫻子「おいしいー!」
あかり「えへへ」
櫻子「……あのさぁあかりちゃん」
あかり「なにー?」
櫻子「改めて聞くけど私のどこが好きかなーって……へへへ」テレテレ
向日葵「!」
ちなつ「そろそろ気づかないかな……」
あかり「えーっとねー」
あかり「元気なところに~話しててとっても楽しいし!可愛いし」
ちなつ(友達としてね……)
あかり「それと京子ちゃんに似てるところもかな~」
櫻子「えっ……」
櫻子「歳納先輩に似てるとこ……?」
あかり「うん!」
櫻子「……」
櫻子「あかりちゃん……歳納先輩のこと好き……?」
あかり「うん!あかり京子ちゃんのことだぁいすき!」
櫻子「!」
ちなつ「櫻子ちゃんのテンションがまた下がってる!」
ちなつ「解説の向日葵さんお願いします」ズイズイ
向日葵「やはり楽しんでませんか……?」
向日葵「…そうですね多分赤座さんが歳納先輩を恋愛的に好きと言ったと思っているのでは」
ちなつ「うーんなんという」
櫻子「……じゃあ私と歳納先輩のどっちが好き!?」
あかり「あかり二人とも好きだよぉ」
櫻子「そんなんじゃダメ!!」
あかり「ええー!」ガーン
櫻子「例えば!私と歳納先輩が死にそうだったらどっち助けるの!?」
あかり「ええー!」2ガーン
あかり「どっちも助けるよぉ……」
櫻子「ぬぬぬぬ……」
櫻子「じゃじゃあ今!今現在!この距離で私と歳納先輩」
櫻子「どっちも、えーと、お餅!お餅詰らせたら!?」
あかり「ええー!」3ガーン
あかり「櫻子ちゃんお餅食べてないよぉ……」
櫻子「ぬぬぬぬ……」
櫻子「じゃあ!このアイス!アイスが詰まって死にそう!」
あかり「ええー!」4ガーン
櫻子「アイスが喉に詰まったー多分歳納先輩も今アイス詰まらせてる!さぁどっち!?」
あかり「うぅぅ……」
ちなつ「暴走してるね」
向日葵「櫻子……」
あかり「じゃ、じゃあ櫻子ちゃんかな~……」
櫻子「本当!?」
あかり「う、うん」
櫻子「わーいわーい」パァァァァ
向日葵「もうわけがわかりませんわ……」
ちなつ「うん」
~別の帰宅道~
京子「うわぁぁぁ!結衣!アイスが詰まったー!死にそうだ助けてくれー」
結衣「!」
結衣「京子!大丈夫か!今助けるぞ!」
京子「いやいや……結衣にゃんギャグなのに……つっこんでよ」オロローン
結衣「そうか……ごめん京子の死に敏感で……」
京子「!?」
櫻子「帰ろっか」
あかり「うん!」
ちなつ「じゃああとお願いね向日葵ちゃん!」
向日葵「えっ」
ちなつ「家となりだし今日にでもちゃんと櫻子ちゃんに伝えたほうがいいんじゃない?」
向日葵「そうですね……このまま勘違いさせとくわけにもいきませんわね」
向日葵「わかりました後は任せてくださいちゃんと櫻子には伝えときますので」
ちなつ「うん!」
~翌日~
櫻子「おっはよーあかりちゃーん」ギュッ
あかり「ぐぇ、お、おはよう櫻子ちゃん」
ちなつ「……向日葵ちゃん?」
向日葵「……申し訳ありません……」
ちなつ「言えなかったの?」
向日葵「昨日櫻子の家に言って伝えようと思ったのですが」
向日葵「あまりに楽しそうに話す櫻子を見てなかなか言い出せず……」
ちなつ「まぁ仕方ないよ」
向日葵「でも!今日中には言いますわ!」
ちなつ「そんな無理しないでも……」
向日葵「大丈夫ですわそれに早く伝えないと赤座さんにも迷惑がかかってしまいますし」
ちなつ「うん!じゃあ頑張ってね!」グッ
授業~
櫻子「ジーーーーーーー」
先生「コラ!大室はまた後ろを向いて!」
ちなつ「……」
給食~
櫻子「はいあかりちゃんのは大盛りね!」
あかり「こんなに食べれないよぉー」
ちなつ「……」
放課後~
櫻子「さぁ帰ろうよあかりちゃん!」
あかり「部活と生徒会が…(略」
ちなつ「……」
ちなつ「もう今日終わっちゃいそうだね」
向日葵「うぅすみませんやっぱり無理でしたわ……」
ちなつ「大丈夫!こうなったら私が言ってあげるよ」
向日葵「吉川さん……」
ちなつ「こういうのは一気に言おうとしたらダメなんだよ」
ちなつ「徐々に伝えていく感じでね!」
向日葵「お願いいたしますわ吉川さん!」
ちなつ「まかせてよ!」
~一週間後~
櫻子「いやぁ~昨日はお楽しみでしたね」ニヤニヤ
あかり「櫻子ちゃんへ変な言い方しないでよ」アセアセ
向日葵「……」
授業~
櫻子「あいらぶあっかり」
先生「何を言ってるんだ」
向日葵「……」
体育~
櫻子「あかりちゃんは私の後ろに隠れて!」
あかり「櫻子ちゃんバスケだよぉ~……」
向日葵「……」
給食~
櫻子「はいあかりちゃん私の好きな磯部揚げおたべよ」アーン
あかり「んん!?櫻子ちゃんが好きなんだよnもがぁ」
向日葵「……」
放課後~
櫻子「よーし今日も早く終わらせるからねー」
あかり「頑張ってねー」
向日葵「吉川さん……?」
ちなつ「うっ」
ちなつ「無理だよー!!」
向日葵「!?」
ちなつ「なんか櫻子ちゃんと意思の疎通できなし!」
向日葵「そこまで!?」
ちなつ「ってかなんでここまできてあかりちゃんは気づかないわけ!?」プンプン
向日葵「そ、そうですわね」
ちなつ「ということで諦めました」
向日葵「そんな……」
ちなつ「でも大丈夫!安心してね!」
向日葵「え?」
結衣「ちなつちゃんから話は聞いたよ」
向日葵「船見先輩!?」
京子「京子ちゃんもいるよー」
結衣「大室さんが勘違いしちゃってあかりと付き合ってることになってるんだよね?」
ちなつ「もうね私たちじゃあ無理だから先輩方に頼ることにしました」
向日葵「すみません櫻子の勘違いのせいで……いえ、わたくしも何も出来ずお二方にもご迷惑をおかけしてしまって」ペコリ
結衣「大室さんと古谷さんのせいじゃないよあかりもそういの疎いし」クスッ
京子「私はなんだか楽しそうだから来た!」ババーン
ちなつ「京子先輩はホントに楽しんでますね」
ちなつ「それでどうするんですか?」
結衣「うん大室さんにも伝えないといけないけど先ずあかりに言おうと思うんだ」
京子「あかり気絶したりしてな」
ちなつ「冗談になってないですよ……」
結衣「あかりに伝えた上で一緒に大室さんに言いにいこう」
京子「あかり泣いたりしてな」
ちなつ「だから冗談に……」
向日葵「でも赤座さんにどう伝えますの?」
京子「ずばり大室さんはあかりと付き合ってるみたいです!って」
ちなつ「ストレートですね」
結衣「経緯を伝えないとな大室さんが言った好きは恋愛の意味であかりの好きは友情の意味だろうし」
ちなつ「それ以来櫻子ちゃんはあかりちゃんと恋人として付き合ってるって思ってるし……」
向日葵「赤座さんは当然友達として付き合っているでようから……」
京子「まぁあかりもショック受けるだろうなぁ~」
あかり「」
あかり「……その話本当なの……?」
全員「!?」
ちなつ「あ、あかりちゃんいつからそこに!?」
あかり「最初からいたよぉ……」
向日葵「あの、全部聞きましたか……?」
あかり「うん……」ウルッ
ちなつ「泣いたーー」
京子「よし」!京子ちゃん正解!1Pゲット!」
結衣「ふざけるな」ビシッ
あかり「ねぇ……ちなつちゃん?向日葵ちゃん?」
ちなつ「う、うんその」
向日葵「赤座さん……」
結衣「あかりさっき言った通りだ」
あかり「!」
結衣「大室さんはあかりのことが好きなんだ」
結衣「友達としてじゃなくて……わかるよね?」
あかり「」コクッ
結衣「それでちょっと食い違いかな?があってさ」
あかり「うん……」
結衣「大室さんはあかりと付き合ってると思ってるんだ」
結衣「あかりは大室さんのこと好きだよね?」
あかり「うん……」
結衣「でもそれは友達としてだよね」
あかり「うん……」
あかり「あかりわかんないよぉ……」
あかり「櫻子ちゃんのこと大好きだけど付き合うとかそんなこと……うぅぅ」グスッ
ちなつ「あかりちゃん……」
結衣「それでさあかりは辛いかもしれないけどさ大室さんにちゃんと話に行こう」
あかり「で、でも!」
結衣「大丈夫私たちもついて行くから」
あかり「櫻子ちゃんに何を言えばいいかわからないよ……」
結衣「自分の気持ちをちゃんと伝えるしかないよ」
結衣「私たちが大室さんに伝えてもいいって言ったけどやっぱりあかりの口からあかりの気持ちを伝えるべきだ」
あかり「うん……!」
櫻子「嘘……?」
向日葵「さ櫻子!?いつからそこに?」
櫻子「大体最初から…」
京子「あかりと一緒に過ごしてたからあかりのスキルを身に着けた!?」
ちなつ「すごいですねー」
あかり「あ櫻子ちゃんあのね……」
櫻子「なんにも聞きたくなーーーーい!」
あかり「!」ビクッ
向日葵「櫻子!そもそもあなたがっ」
あかり「ごめんねごめん!ねあかりのせいだよ」
櫻子「うーーーー」
ちなつ「うずくまった!」
ちなつ「どうしましょ」
向日葵「櫻子はうずくまったままですし…」
京子「あかりは泣いてるし」
結衣「あかり……」
櫻子「昨日もあんなに遊んだのに!」
櫻子「一緒に帰ったのに!」
櫻子「一緒の布団で寝て!風呂も一緒に入って!」
向日葵「!?」
ちなつ「!?」
櫻子「キスだってしたのに!!」
京子「!?」
結衣「!?」
櫻子「全部ウソだったの!?」
あかり「ごめんねごめんね」グスッヒックヒック
結衣「あかり……?」
あかり「?」
ちなつ「えっキスしたんだ」
あかり「う、うん」
結衣「その……キスしてどうだった?」
あかり「えっえその……」ドキドキ
結衣「えっと嫌ではなかった?」
あかり「うんドキドキしたけど……嫌じゃなかったよ」
結衣「あ~えっとさあかり京子のこと好きって言ってたよね?」
あかり「う、うん」
結衣「京子とキスできる?」
あかり「ええええ京子ちゃんと!?」チラッ
キョウコダヨー
あかり「むむ無理だよぉ」アセアセ
京子「ガーンなんだかショック」ズーン
あかり「ごごめんね京子ちゃんででも嫌いだからとかじゃないよ!?」
結衣「話戻すけど大室さんとキスは出来るんだよね?」
あかり「う、うん」
ちなつ「もう!あかりちゃん!キスは好きな人としかできないんだよ!」
結衣(あっちなつちゃんがそれ言うんだ)
ちなつ「つまりあかりちゃんは櫻子ちゃんが好きなの!」ズバァァン
あかり「………えええそうなのぉ!?」
結衣「あかりはまだその辺の感情がわからなかったかもな」ナデナデ
向日葵「櫻子起きなさい」グイ
櫻子「やだーやだー」ジタバタ
向日葵「あなた先ほどの話聞いてなかったのですか?」
櫻子「?」
あかり「さ櫻子ちゃん……」
櫻子「!」
あかり「あのねごめんね私櫻子ちゃんの気持ちわかってなかった」
あかり「櫻子ちゃんが仲良くしてくれて嬉しかった」
あかり「でも櫻子ちゃんは私のことがその、恋人として好きだったんだよね?」
櫻子「」コクッ
あかり「あかりそういことあんまりわからなくて……」
あかり「櫻子ちゃん傷つけちゃった」
あかり「ごめんね。でも今わかったの!」
あかり「あかり櫻子ちゃんのこと大好き!」
櫻子「!」
あかり「友達以上に……これからも櫻子ちゃんのことが知りたいよ」スッ
櫻子「あかりちゃん……」ギュッ
櫻子「どういこと?」
向日葵「いやわかりなさいよ」
~数日後~
櫻子「あかりちゃーーん終わったよ帰ろ!」ガラッ
向日葵「なにズルしてますの全然終わってませんわよ!」ガシッ
櫻子「わー!おっぱい魔人に捕まった!助けてあかりちゃん」
あかり「あはははもぅ櫻子ちゃんだめだよぉあかりも手伝うからー」
櫻子「わーい」
向日葵「あなたはいつもいつも」
あかり「じゃあみんなごめんねあかり生徒会室に行ってくるよ」
ちなつ「最近はいっつもあんな感じですね」
結衣「はははなんだか寂しい気持ちもでもあるけどね、な京子?」
京子「……父さんは許さんぞー!あかりはうちの子じゃーーい」
結衣「!?」ビクッ
第一部 オッワリーン
保守とかアドバイスありがとございました
二部待ってるでー乙
書き溜めるので新しく立てようかと
おつ
次も期待してる
元スレ
~教室~
櫻子「ジーーーーー」
向日葵「……」
ちなつ「……」
あかり「…えっとぉ…えへへ…」
櫻子「ジーーーーー」
向日葵「……」
ちなつ「……」
あかり「…あっ さ、櫻子ちゃ」
先生「コラッ大室!」パコーーーン
先生「なに後ろばかり見てるんだ!黒板は前だろ!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:25:49.66 ID:N8GSefRR0
櫻子「イテテテ…」
先生「何を見てたんだ何を!」
櫻子「はい!あかりちゃん、赤座さんを見てましたー」ドーン
先生「」
向日葵「」
ちなつ「」
あかり「///」
ヒソヒソヒソヒソ
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:29:24.35 ID:N8GSefRR0
~休憩時間~
あかり「もー櫻子ちゃんびっくりしちゃったよぉ~」アセアセ
向日葵「あなた授業開始から30分くらい赤座さんのこと見てましたわよ?」
ちなつ「ってか先生もよく30分間も放置してたね…」
櫻子「うんうん」
向日葵「うんうんって…」
ちなつ「なんであかりちゃんを見てたの?」
あかり「あかりのお顔に何かついてかな?」
櫻子「それはね…私があかりちゃんのこと好きだからなのだー」ババーン
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:34:35.32 ID:N8GSefRR0
あかり「…えっえーー!?」
向日葵「またこの子は唐突に…」
ちなつ「あーでも櫻子ちゃんそんな感じだよね~」
櫻子「ぅえっえへへへ」テレテレ
向日葵「キモい」
櫻子「うるさーいおっぱお魔人は黙ってろ!」バイーンバイーン
櫻子「(バイーンバイーン)そ、それでさ…(バイーンバイーン)あ、あかりちゃんは私のことどう思ってるなかな~って///(バイーンバイーン)」
向日葵「人の胸を叩きながら!」ドゴォン
櫻子「ウグゥ」グヘー
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:41:58.77 ID:N8GSefRR0
あかり「あかりも櫻子ちゃんのこと大好きだよー」テンシスマイル
櫻子「…ほ、ほんとに!?」
あかり「うん!」
櫻子「ーーーーーーーーーやっっっったぁぁぁぁーー!!」パァァァァァ
向日葵「うるさっ」
櫻子「うんうん!これかもよろしくねあかりちゃん!」
あかり「?う、うんよろしくね」
ちなつ「?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 19:54:35.54 ID:N8GSefRR0
~放課後~
櫻子「あーかりちゃん一緒に帰ろーーー!!」
あかり「えーあかり部活が…って櫻子ちゃんも生徒会がが」
櫻子「ええー生徒会の仕事なんて向日葵がやっとけ!!」ブーブー
向日葵「はぁ馬鹿なこと言ってないで、赤座さんも迷惑してますわよ?」
櫻子「じゃ、じゃー終わってから一緒に帰ろ?」
あかり「うんいいよぉー」
櫻子「(パァァァァ)じゃあ行ってくるよ!向日葵早くしろ!」
向日葵「なっ…あなたg」
バイイイイーーーン
あかり「…あはは、いっちゃった」
あかり「じゃあかりたちも部活に行こっかちなつちゃん!」
ちなつ「…」
あかり「…ちなつちゃん?」
ちなつ「あっごめんごめん……うん!行こっか」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:00:47.00 ID:N8GSefRR0
~生徒会室~
櫻子「うぉおおおおおお!」ビジッビシッ
向日葵「いや声だけであまり進んでませんが…」
櫻子「いやー私の掛け声で向日葵が動かないかな~って」
向日葵「」バシッ!
千歳「なんや~大室さん今日は一段と元気やなー」
綾乃「そうね何かいいことがあったのかしら?」
櫻子「えっやっぱわかっちゃいますかね~」エヘヘッヘ
向日葵「…気持ちが悪いですわ」
櫻子「じ実はですねー…私あかりちゃんと付き合い始めたんです!」
綾乃「えっ」
千歳「あらまあ」ウフフフ
向日葵「!?」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:10:28.86 ID:N8GSefRR0
櫻子「あっ今日の分終わったんで帰ってもいいですかー?」
綾乃「えっ あ、ええ後は私たちがしとくわ」
櫻子「じゃっ失礼しまーす!」ダッガラガラピシャ
千歳「は~まさか大室さんと赤座さんとは…これはこれで…」
綾乃「そ、そうね…って古谷さんさっきの本当なの!?」
向日葵「え、えっとそうーみたいですわ…?」
千歳「なんや微妙な感じやな~?それよりええの?古谷さんは大室さんのこと…」
向日葵「い、いえ私は別に…」
向日葵(赤座さんにその気はなさそうですし…というかそれ以前に色んな意味で櫻子のことが心配ですわ)
向日葵「先輩方すみません私も本日分が終わったのでお先に失礼します!」ガラガラピシャ
千歳「いやぁ~綾乃ちゃんも負けとられへんなぁー」
綾乃「ななななんでわわ私は別に歳納京子なんかとー」アセアセ
千歳「あはは別にうち歳納さんのことなんて言っとらへんよ~?」
綾乃「も、もう千歳!////」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:19:27.47 ID:N8GSefRR0
~ごらく部~
向日葵「失礼します!」ガラッ
京子「おっひまっちゃーん」
向日葵「あの赤座さんは……?というか櫻子が……」
ちなつ「あかりちゃんならさっき櫻子ちゃんと一緒に帰ったけど……なんだか」
向日葵「吉川さん……あの……」
ちなつ「!」ピピーン
ちなつ「結衣先輩すみません今日は私ももう帰ります!向日葵ちゃん行こう!」
向日葵「は、はい」
ダッダダダ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:22:09.59 ID:N8GSefRR0
京子「ちなつちゃーん私もいるのに……」ウエーン
京子「……ってか結衣!私たちの出番これだけなのかなぁ!?」
結衣「…いやこれくらいでいいよ……」
結衣「なんだか京子は酷い目にあってる気がするし……」
京子「?」
京子「いやいや私は別に……」
結衣「なんだか死んだり精神的に病んだり……」
京子「ええー!?なにそれ怖い!」ガガーン
京子「私は元気だよ!?」
結衣「そうだな……京子は元気だな」フフフ
京子「!?!?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:27:03.38 ID:N8GSefRR0
~帰宅道~
向日葵「あっいましたわ!」
ちなつ「ちょっと様子見てみようか」
…………
あかり「えへへ櫻子ちゃんと二人で帰るなんて初めてだね」
櫻子「えっ!う、うんそうだね!」
櫻子(いざとなるとちょっと恥ずかしいもんだな……)ドキドキ
あかり「でもよかったの?いつもは向日葵ちゃんと……今日も一緒かと思ってたのに」
櫻子「いいのいいの!ってかいっつもたまたま一緒な道にいるんだよね~あいつ」
あかり「それは家が隣だからじゃないの!?」
あかり「でも二人はほんと仲良しさんだよね~」
櫻子「べ別に仲良くはないよ!……あっアイスクリーム屋さん!あかりちゃん食べてこ!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:30:14.89 ID:N8GSefRR0
櫻子「さぁあかりちゃん選ぶんだ!私が奢ってあげよう!」ババーン
あかり「わぁいいいの?」
櫻子「もち…ん?あれ?」
…………
ちなつ「なんだか櫻子ちゃんバタバタしてるね?」
向日葵「ええ……(なんとなく予想はつきますが…)」
ちなつ「あぁ!そして明らかにテンション下がったー!」
ちなつ「もうちょっと近づいてみよう!」
向日葵「吉川さん楽しんでませんわよね……?
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:34:34.67 ID:N8GSefRR0
櫻子「今日という記念日に……とにかく私はいいからあかりちゃんだけ買って!」フルフル
あかり「(記念日?)ええーでも……」オロオロ
向日葵(あの子にも一応プライドがあるのですのね……)
櫻子「……」
あかり「じゃああかり一つ買うから一緒に食べて?」
櫻子「えっ……でも」
あかり「あかり全部食べれないよぉ~だから食べるの手伝ってくれたら嬉しいかな~って!えへへ」パァァアッカリーン
櫻子「うっあかりちゃん……」マブシー
向日葵(赤座さん……!)マブシー
ちなつ(あかりちゃん)マブシー
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:38:09.30 ID:N8GSefRR0
あかり「あそこのベンチで食べよっか」
櫻子「うん!」
ちなつ「私たちも行こ!」
向日葵「ええ……」
あかり「はい櫻子ちゃん!」
櫻子「ありがとう!」
櫻子(あかりちゃんの食べかけ……)ドキドキ
櫻子「おいしいー!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:43:20.92 ID:N8GSefRR0
あかり「えへへ」
櫻子「……あのさぁあかりちゃん」
あかり「なにー?」
櫻子「改めて聞くけど私のどこが好きかなーって……へへへ」テレテレ
向日葵「!」
ちなつ「そろそろ気づかないかな……」
あかり「えーっとねー」
あかり「元気なところに~話しててとっても楽しいし!可愛いし」
ちなつ(友達としてね……)
あかり「それと京子ちゃんに似てるところもかな~」
櫻子「えっ……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:47:41.81 ID:N8GSefRR0
櫻子「歳納先輩に似てるとこ……?」
あかり「うん!」
櫻子「……」
櫻子「あかりちゃん……歳納先輩のこと好き……?」
あかり「うん!あかり京子ちゃんのことだぁいすき!」
櫻子「!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:51:16.31 ID:N8GSefRR0
ちなつ「櫻子ちゃんのテンションがまた下がってる!」
ちなつ「解説の向日葵さんお願いします」ズイズイ
向日葵「やはり楽しんでませんか……?」
向日葵「…そうですね多分赤座さんが歳納先輩を恋愛的に好きと言ったと思っているのでは」
ちなつ「うーんなんという」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:54:35.36 ID:N8GSefRR0
櫻子「……じゃあ私と歳納先輩のどっちが好き!?」
あかり「あかり二人とも好きだよぉ」
櫻子「そんなんじゃダメ!!」
あかり「ええー!」ガーン
櫻子「例えば!私と歳納先輩が死にそうだったらどっち助けるの!?」
あかり「ええー!」2ガーン
あかり「どっちも助けるよぉ……」
櫻子「ぬぬぬぬ……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 20:58:18.69 ID:N8GSefRR0
櫻子「じゃじゃあ今!今現在!この距離で私と歳納先輩」
櫻子「どっちも、えーと、お餅!お餅詰らせたら!?」
あかり「ええー!」3ガーン
あかり「櫻子ちゃんお餅食べてないよぉ……」
櫻子「ぬぬぬぬ……」
櫻子「じゃあ!このアイス!アイスが詰まって死にそう!」
あかり「ええー!」4ガーン
櫻子「アイスが喉に詰まったー多分歳納先輩も今アイス詰まらせてる!さぁどっち!?」
あかり「うぅぅ……」
ちなつ「暴走してるね」
向日葵「櫻子……」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 21:02:58.14 ID:N8GSefRR0
あかり「じゃ、じゃあ櫻子ちゃんかな~……」
櫻子「本当!?」
あかり「う、うん」
櫻子「わーいわーい」パァァァァ
向日葵「もうわけがわかりませんわ……」
ちなつ「うん」
~別の帰宅道~
京子「うわぁぁぁ!結衣!アイスが詰まったー!死にそうだ助けてくれー」
結衣「!」
結衣「京子!大丈夫か!今助けるぞ!」
京子「いやいや……結衣にゃんギャグなのに……つっこんでよ」オロローン
結衣「そうか……ごめん京子の死に敏感で……」
京子「!?」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 21:07:36.94 ID:N8GSefRR0
櫻子「帰ろっか」
あかり「うん!」
ちなつ「じゃああとお願いね向日葵ちゃん!」
向日葵「えっ」
ちなつ「家となりだし今日にでもちゃんと櫻子ちゃんに伝えたほうがいいんじゃない?」
向日葵「そうですね……このまま勘違いさせとくわけにもいきませんわね」
向日葵「わかりました後は任せてくださいちゃんと櫻子には伝えときますので」
ちなつ「うん!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 21:34:16.51 ID:N8GSefRR0
~翌日~
櫻子「おっはよーあかりちゃーん」ギュッ
あかり「ぐぇ、お、おはよう櫻子ちゃん」
ちなつ「……向日葵ちゃん?」
向日葵「……申し訳ありません……」
ちなつ「言えなかったの?」
向日葵「昨日櫻子の家に言って伝えようと思ったのですが」
向日葵「あまりに楽しそうに話す櫻子を見てなかなか言い出せず……」
ちなつ「まぁ仕方ないよ」
向日葵「でも!今日中には言いますわ!」
ちなつ「そんな無理しないでも……」
向日葵「大丈夫ですわそれに早く伝えないと赤座さんにも迷惑がかかってしまいますし」
ちなつ「うん!じゃあ頑張ってね!」グッ
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 21:55:40.61 ID:N8GSefRR0
授業~
櫻子「ジーーーーーーー」
先生「コラ!大室はまた後ろを向いて!」
ちなつ「……」
給食~
櫻子「はいあかりちゃんのは大盛りね!」
あかり「こんなに食べれないよぉー」
ちなつ「……」
放課後~
櫻子「さぁ帰ろうよあかりちゃん!」
あかり「部活と生徒会が…(略」
ちなつ「……」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 22:01:12.67 ID:N8GSefRR0
ちなつ「もう今日終わっちゃいそうだね」
向日葵「うぅすみませんやっぱり無理でしたわ……」
ちなつ「大丈夫!こうなったら私が言ってあげるよ」
向日葵「吉川さん……」
ちなつ「こういうのは一気に言おうとしたらダメなんだよ」
ちなつ「徐々に伝えていく感じでね!」
向日葵「お願いいたしますわ吉川さん!」
ちなつ「まかせてよ!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 22:12:59.18 ID:N8GSefRR0
~一週間後~
櫻子「いやぁ~昨日はお楽しみでしたね」ニヤニヤ
あかり「櫻子ちゃんへ変な言い方しないでよ」アセアセ
向日葵「……」
授業~
櫻子「あいらぶあっかり」
先生「何を言ってるんだ」
向日葵「……」
体育~
櫻子「あかりちゃんは私の後ろに隠れて!」
あかり「櫻子ちゃんバスケだよぉ~……」
向日葵「……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 22:16:55.14 ID:N8GSefRR0
給食~
櫻子「はいあかりちゃん私の好きな磯部揚げおたべよ」アーン
あかり「んん!?櫻子ちゃんが好きなんだよnもがぁ」
向日葵「……」
放課後~
櫻子「よーし今日も早く終わらせるからねー」
あかり「頑張ってねー」
向日葵「吉川さん……?」
ちなつ「うっ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 22:23:09.39 ID:N8GSefRR0
ちなつ「無理だよー!!」
向日葵「!?」
ちなつ「なんか櫻子ちゃんと意思の疎通できなし!」
向日葵「そこまで!?」
ちなつ「ってかなんでここまできてあかりちゃんは気づかないわけ!?」プンプン
向日葵「そ、そうですわね」
ちなつ「ということで諦めました」
向日葵「そんな……」
ちなつ「でも大丈夫!安心してね!」
向日葵「え?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 22:33:40.13 ID:N8GSefRR0
結衣「ちなつちゃんから話は聞いたよ」
向日葵「船見先輩!?」
京子「京子ちゃんもいるよー」
結衣「大室さんが勘違いしちゃってあかりと付き合ってることになってるんだよね?」
ちなつ「もうね私たちじゃあ無理だから先輩方に頼ることにしました」
向日葵「すみません櫻子の勘違いのせいで……いえ、わたくしも何も出来ずお二方にもご迷惑をおかけしてしまって」ペコリ
結衣「大室さんと古谷さんのせいじゃないよあかりもそういの疎いし」クスッ
京子「私はなんだか楽しそうだから来た!」ババーン
ちなつ「京子先輩はホントに楽しんでますね」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 23:07:28.08 ID:N8GSefRR0
ちなつ「それでどうするんですか?」
結衣「うん大室さんにも伝えないといけないけど先ずあかりに言おうと思うんだ」
京子「あかり気絶したりしてな」
ちなつ「冗談になってないですよ……」
結衣「あかりに伝えた上で一緒に大室さんに言いにいこう」
京子「あかり泣いたりしてな」
ちなつ「だから冗談に……」
向日葵「でも赤座さんにどう伝えますの?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 23:19:05.25 ID:N8GSefRR0
京子「ずばり大室さんはあかりと付き合ってるみたいです!って」
ちなつ「ストレートですね」
結衣「経緯を伝えないとな大室さんが言った好きは恋愛の意味であかりの好きは友情の意味だろうし」
ちなつ「それ以来櫻子ちゃんはあかりちゃんと恋人として付き合ってるって思ってるし……」
向日葵「赤座さんは当然友達として付き合っているでようから……」
京子「まぁあかりもショック受けるだろうなぁ~」
あかり「」
あかり「……その話本当なの……?」
全員「!?」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 23:31:31.32 ID:N8GSefRR0
ちなつ「あ、あかりちゃんいつからそこに!?」
あかり「最初からいたよぉ……」
向日葵「あの、全部聞きましたか……?」
あかり「うん……」ウルッ
ちなつ「泣いたーー」
京子「よし」!京子ちゃん正解!1Pゲット!」
結衣「ふざけるな」ビシッ
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 23:42:42.29 ID:N8GSefRR0
あかり「ねぇ……ちなつちゃん?向日葵ちゃん?」
ちなつ「う、うんその」
向日葵「赤座さん……」
結衣「あかりさっき言った通りだ」
あかり「!」
結衣「大室さんはあかりのことが好きなんだ」
結衣「友達としてじゃなくて……わかるよね?」
あかり「」コクッ
結衣「それでちょっと食い違いかな?があってさ」
あかり「うん……」
結衣「大室さんはあかりと付き合ってると思ってるんだ」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 23:53:12.41 ID:N8GSefRR0
結衣「あかりは大室さんのこと好きだよね?」
あかり「うん……」
結衣「でもそれは友達としてだよね」
あかり「うん……」
あかり「あかりわかんないよぉ……」
あかり「櫻子ちゃんのこと大好きだけど付き合うとかそんなこと……うぅぅ」グスッ
ちなつ「あかりちゃん……」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:03:56.07 ID:fDkC61Wi0
結衣「それでさあかりは辛いかもしれないけどさ大室さんにちゃんと話に行こう」
あかり「で、でも!」
結衣「大丈夫私たちもついて行くから」
あかり「櫻子ちゃんに何を言えばいいかわからないよ……」
結衣「自分の気持ちをちゃんと伝えるしかないよ」
結衣「私たちが大室さんに伝えてもいいって言ったけどやっぱりあかりの口からあかりの気持ちを伝えるべきだ」
あかり「うん……!」
櫻子「嘘……?」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:10:43.27 ID:fDkC61Wi0
向日葵「さ櫻子!?いつからそこに?」
櫻子「大体最初から…」
京子「あかりと一緒に過ごしてたからあかりのスキルを身に着けた!?」
ちなつ「すごいですねー」
あかり「あ櫻子ちゃんあのね……」
櫻子「なんにも聞きたくなーーーーい!」
あかり「!」ビクッ
向日葵「櫻子!そもそもあなたがっ」
あかり「ごめんねごめん!ねあかりのせいだよ」
櫻子「うーーーー」
ちなつ「うずくまった!」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:26:36.43 ID:fDkC61Wi0
ちなつ「どうしましょ」
向日葵「櫻子はうずくまったままですし…」
京子「あかりは泣いてるし」
結衣「あかり……」
櫻子「昨日もあんなに遊んだのに!」
櫻子「一緒に帰ったのに!」
櫻子「一緒の布団で寝て!風呂も一緒に入って!」
向日葵「!?」
ちなつ「!?」
櫻子「キスだってしたのに!!」
京子「!?」
結衣「!?」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:29:37.59 ID:fDkC61Wi0
櫻子「全部ウソだったの!?」
あかり「ごめんねごめんね」グスッヒックヒック
結衣「あかり……?」
あかり「?」
ちなつ「えっキスしたんだ」
あかり「う、うん」
結衣「その……キスしてどうだった?」
あかり「えっえその……」ドキドキ
結衣「えっと嫌ではなかった?」
あかり「うんドキドキしたけど……嫌じゃなかったよ」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:32:53.88 ID:fDkC61Wi0
結衣「あ~えっとさあかり京子のこと好きって言ってたよね?」
あかり「う、うん」
結衣「京子とキスできる?」
あかり「ええええ京子ちゃんと!?」チラッ
キョウコダヨー
あかり「むむ無理だよぉ」アセアセ
京子「ガーンなんだかショック」ズーン
あかり「ごごめんね京子ちゃんででも嫌いだからとかじゃないよ!?」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:35:33.36 ID:fDkC61Wi0
結衣「話戻すけど大室さんとキスは出来るんだよね?」
あかり「う、うん」
ちなつ「もう!あかりちゃん!キスは好きな人としかできないんだよ!」
結衣(あっちなつちゃんがそれ言うんだ)
ちなつ「つまりあかりちゃんは櫻子ちゃんが好きなの!」ズバァァン
あかり「………えええそうなのぉ!?」
結衣「あかりはまだその辺の感情がわからなかったかもな」ナデナデ
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:38:17.34 ID:fDkC61Wi0
向日葵「櫻子起きなさい」グイ
櫻子「やだーやだー」ジタバタ
向日葵「あなた先ほどの話聞いてなかったのですか?」
櫻子「?」
あかり「さ櫻子ちゃん……」
櫻子「!」
あかり「あのねごめんね私櫻子ちゃんの気持ちわかってなかった」
あかり「櫻子ちゃんが仲良くしてくれて嬉しかった」
あかり「でも櫻子ちゃんは私のことがその、恋人として好きだったんだよね?」
櫻子「」コクッ
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:41:24.36 ID:fDkC61Wi0
あかり「あかりそういことあんまりわからなくて……」
あかり「櫻子ちゃん傷つけちゃった」
あかり「ごめんね。でも今わかったの!」
あかり「あかり櫻子ちゃんのこと大好き!」
櫻子「!」
あかり「友達以上に……これからも櫻子ちゃんのことが知りたいよ」スッ
櫻子「あかりちゃん……」ギュッ
櫻子「どういこと?」
向日葵「いやわかりなさいよ」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:44:13.78 ID:fDkC61Wi0
~数日後~
櫻子「あかりちゃーーん終わったよ帰ろ!」ガラッ
向日葵「なにズルしてますの全然終わってませんわよ!」ガシッ
櫻子「わー!おっぱい魔人に捕まった!助けてあかりちゃん」
あかり「あはははもぅ櫻子ちゃんだめだよぉあかりも手伝うからー」
櫻子「わーい」
向日葵「あなたはいつもいつも」
あかり「じゃあみんなごめんねあかり生徒会室に行ってくるよ」
ちなつ「最近はいっつもあんな感じですね」
結衣「はははなんだか寂しい気持ちもでもあるけどね、な京子?」
京子「……父さんは許さんぞー!あかりはうちの子じゃーーい」
結衣「!?」ビクッ
第一部 オッワリーン
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:47:15.53 ID:fDkC61Wi0
保守とかアドバイスありがとございました
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 00:55:09.26 ID:SmvkXow/0
二部待ってるでー乙
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 01:23:20.74 ID:fDkC61Wi0
書き溜めるので新しく立てようかと
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/24(水) 01:42:59.15 ID:rB6UQLpoO
おつ
次も期待してる
櫻子「私たち付き合ってるよね」あかり「え」