1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:35:32.48 ID:6wyEL2q40

向日葵「はあ?」

櫻子「西垣先生にこれ渡しといてほしいんだけど」

向日葵「理科の宿題…あなた授業中に提出しなかったんですの?」

櫻子「今さっき終わったとこなんだもん!」

向日葵「威張ることじゃないでしょ!それは櫻子が自分で渡しなさい」

櫻子「ちぇっ…ケチっぱい」

向日葵「なんですって!?」

ちなつ「『ケ チっぱい』って櫻子ちゃん、それ自虐じゃん」

あかり「貧乳のクセに乳輪に毛がモジャモジャ生えてるみたいだね、毛ちっぱい」

向日葵「どうしようもない駄目乳ですわ」

櫻子「くそおおおお!覚えてろぉぉぉ!!」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:36:28.72 ID:6wyEL2q40

生徒会室


櫻子「西垣先生~」

西垣「大室じゃないか」

櫻子「職員室にも理科準備室にも居なかったんできっとここだと思いましたよ~」

西垣「そうか、今丁度新薬の臨床実験をしていた所だ」

りせ「……」フルフル

櫻子「会長嫌がってるみたいですけど」

りせ「……」

西垣「効果が不安だって?大丈夫だ、私を信用しろ」

りせ「……」

櫻子(めっちゃ怖がってるし)



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:36:59.75 ID:6wyEL2q40

西垣「ほら、飲め松本」

りせ「……」

西垣「大丈夫だから」

りせ「……」

西垣「だから髪が多少伸びる程度だ」

りせ「……」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:37:30.73 ID:6wyEL2q40

西垣「怖くないと言ってるだろ」

りせ「……」

西垣「飲め」

りせ「……」

西垣「飲めって」

りせ「いい加減にしろよ?」

西垣「……はい」

りせ「……」

西垣「……」



櫻子「えーっと…私は何をしようとしてたんだっけ」

櫻子「そうだ、あかりちゃん達のとこに遊びに行こっと」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:38:02.37 ID:6wyEL2q40

ごらく部

櫻子「あかりちゃーん!ちなつちゃーん!遊びに来たよ」

あかり「櫻子ちゃん?生徒会のお仕事はいいの?」

櫻子「え?まあいいんじゃない?めんどくさいし」

ちなつ「そっかー」

櫻子「ごらく部って普段どんなことしてるんですか?」

結衣「漫画読んだり、だべったり」

櫻子「ただの怠け者じゃないですか」

京子「お菓子食べたり。ちっぱいちゃんも食べる?」

櫻子「ただのクz いただきます!」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:38:35.20 ID:6wyEL2q40

ちなつ「はい、お茶どうぞ」

櫻子「ありがとう、ちなつちゃん!」 ズビビ

あかり「櫻子ちゃん飲み方汚いよー」

櫻子「え?駄目なの?」

ちなつ「作法がなってないね」

櫻子「お茶の飲み方なんて一度も気にしたことなかったなあ」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:39:18.83 ID:6wyEL2q40

京子「と言うわけで今日は予定を変更してちっぱいちゃんに茶の湯の作法を徹底的に叩き込むことにします」

ちなつ「元々どういう予定があったんですか?」

京子「『抜き打ちファッションチェック(下着編)』だけど」

結衣「大室さんありがとう、来てくれてマジでありがとう」

京子「じゃあ、まずは茶室への入り方から」

櫻子「そんな所からレクチャーされなきゃいけないんですか!?」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:42:31.58 ID:6wyEL2q40

ガラッ

綾乃「歳納京子ーーーー!!!」

千歳「こんにちはー」

綾乃「あなたまたプリントの提出忘れてるじゃないの!」

ちなつ「またですか先輩」

京子「てへっ」

櫻子「今の杉浦先輩の入室はどうなんですか?お作法として」

結衣「500点くらいかな」

櫻子「高っ!あれでいいんですか?」

ちなつ「しっかり声が出てたからね」

櫻子「ごらく部は体育会系だったのか」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:43:49.10 ID:6wyEL2q40

京子「というわけで綾乃にプリント提出してくるからちょっと待っててね」

櫻子「行ってらっしゃ~い」

結衣「っていうかなんで綾乃も千歳も大室さんがここでサボってるのにスルーなの?」

千歳「大室さんはいつも綾乃ちゃんのプリン勝手に食べてるか暴れまわってるか屁をこいてるだけやから来なくても別に問題無いんよ」

結衣「生徒会の役員ってハムスターとかでもなれそうだね」




生徒会室

綾乃「どうせプリント失くしたんでしょ、新しいのあげるから今ここで書いちゃって」

京子「ありがと。 はいできた、これでいいの?」

綾乃「ええ、バッチリよ。これからは気を付けるのよ?」

京子「じゃあねー」

綾乃(クククク…気付かないとは愚かな歳納京子…!今あなたが書いた書類は婚姻届よ!)

千歳「綾乃ちゃんえらい嬉しそうやなあ」

綾乃「べっ別に!全然嬉しくなんかないんだ樺太・千島!」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:45:13.88 ID:6wyEL2q40

結衣「お帰り京子」

京子「ただいま!バッチリ書いてきたよ」

京子「あっ!そう言えば間違えて名前欄に歳納京子じゃなくて『歳納凶骨牛骸』って書いちゃった」

ちなつ「おっちょいですね」

結衣「おいおい、もしもお前が書いた書類が婚姻届だったら…」

結衣「綾乃は4本の刀を振り回す骨のお化けを嫁に貰っちゃうじゃないか」

京子「何言ってるんだよ?婚姻届なんて書かせるわけないだろ」

結衣「それもそうだな」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:46:50.64 ID:6wyEL2q40

京子「さて、そろそろネタも尽きたし帰るか」

あかり「え?ネタって?」

結衣「深く追求するんじゃないよ」

櫻子「みなさん今日はありがとうございました!」

京子「またね、ちっぱいちゃん」

櫻子「はい!」

ちなつ「いつでも遊びに来てねちっぱいちゃん」

櫻子「えっ うん」

あかり「じゃあ明日教室でね、ちっぱいちゃん」

櫻子「ああ」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:47:54.28 ID:6wyEL2q40

古谷家


向日葵「ただいま帰りましたわ」

楓「あっお姉ちゃんお帰り」

楓「あのねお姉ちゃん、楓これから遊びに行ってもいい?」

向日葵「あら、どこへ行くんですの?」

楓「貧乳しかいない家」

向日葵「晩御飯までに戻ってらっしゃいね」

楓「はいなの」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:49:49.66 ID:6wyEL2q40

大室家


楓「花子ちゃん、遊びに来たの」

花子「いらっしゃい楓。上がって」

楓「お邪魔します」

花子「何か飲み物持ってくるから適当にくつろいでて」

楓「ありがとうなの」

花子「ごめん、牛乳しか無かったし」

楓「ううん、楓牛乳好きだよっ」

花子「ゴキュゴキュ」

楓「花子ちゃんのお家にはいつも牛乳あるねっ」

花子「……撫子姉ちゃんも櫻子も一応気にしてるし」

楓「2人ともおっぱい小さい…」


櫻子「楓だってまだ小さいだろっ!」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:51:51.81 ID:6wyEL2q40

花子「櫻子…お前居たのかよ」

櫻子「居たんだよ」

楓「楓はこれから大きくなるの。お姉ちゃんみたいにボインボインになるの!」

櫻子「それは無理だぞ楓」

楓「ム、無理じゃないの!」

撫子「この世界の法則を思い出すんだ、楓」

櫻子「姉ちゃん居たのかよ」

撫子「居たんだよ」

楓「え?え?」

花子「いいか楓、私たちは決して歳をとらない」

櫻子「つまりお前は永遠に6歳児のまま」

撫子「したがってこれ以上発育することは無い」

櫻子「お前は向日葵のような理想体型に近付くことすら許されないのだ!」

楓「ふっ…ふっ……ふえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:54:24.84 ID:6wyEL2q40

花子「楓…可哀想な奴」

撫子「恨むならこの呪われた時空を恨むんだよ」

櫻子「あれ?ちょっと待って」

花子「なんだよ櫻子」

櫻子「永遠に歳をとらないってことは…私はずっと中一ってことだろ?」

花子「当たり前だし」

櫻子「学校では同じ範囲を繰り返し勉強してるはずだよね」

花子「そうなるし」

櫻子「それなのに私だけ全く授業内容が分からないのはどうしてだろう?」

撫子「どうしてだと思う?」

櫻子「どうしてだろう」


櫻子編 終わり



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 03:57:04.33 ID:6wyEL2q40

京子「旅行に行こう」

結衣「唐突だなおい」

ちなつ「私お金無いですよ」

あかり「あかりも無いよ」

京子「合宿ってことにして生徒会から部費をいただくんだよ」

結衣「結局生徒会頼みか」

京子「じゃあ交渉してくるね」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:00:07.65 ID:6wyEL2q40

生徒会室


京子「綾乃ちゃーん お金ちょーだ~い」

綾乃「あなたたちみたいな非正規の部活動に充てる予算は無いわよ」

京子「そこを何とか!」

綾乃「駄目な物は駄目よ!そんな余裕有馬温泉よ!」

京子「有馬……あっそうか!温泉を掘り当てちゃえばお金なんて」

千歳「それは無理やで」

京子「なんで?富山なんていくらでも温泉見つかりそうだけど」

千歳「簡単に見つかるような温泉はとっくに掘り尽くされとるで」

千歳「それこそ何キロと地中を掘れば見つかるかもしれへんけど、人力じゃ無理やろなぁ」

京子「つまり掘削機を買うお金が必要になってくるのか!綾乃、金くれ!」

綾乃「出てけ!」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:03:32.86 ID:6wyEL2q40

ごらく部

京子「ただいま。交渉決裂だったよ」

結衣「だろうな」

ちなつ「はぁー…行きたかったなあ結衣先輩と旅行」

あかり「残念だね」

京子「しょうがない。働いてお金を稼ごう」

結衣「バイトでもするの?」

あかり「中学生はアルバイトが禁止されてるんだよ 労働基準法によって」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:07:04.63 ID:6wyEL2q40

京子「いやいけるよ。労基署が認めさえすれば私たちでも働けるんだよ」

結衣「まあ確かに、芸も能も無いのに芸能人気取ってバラエティやドラマに出演してる糞ガキもいるくらいだからな」

結衣「あいつとかあいつとかあいつとか」

あかり「結衣ちゃんって子供好きじゃなかったっけ……」

結衣「好きだよ?」ニッコリケロリ

京子「だから私たちもテレビに出てギャラを貰おうよ」

ちなつ「どうするんですか」

京子「そりゃもちろん…まずは芸能事務所にスカウトされるんだよ」

あかり「スカウトの人なんてどこにいるの?」

京子「さあ?」

綾乃「アホなこと言うならせめて最後まで責任を持てよな」

ちなつ「あ!じゃあ私たちでプロダクションを立ち上げてしまうのはどうでしょうか」

結衣「わっ ちなつちゃんもアホだ」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:11:34.36 ID:6wyEL2q40

歳納芸能プロダクション事務所


結衣「↑何が事務所だよ、ごらく部の部室じゃねえか!」

京子「仕方ないだろ!お金無いんだから」

京子「そんなことより…今日は記念すべき我が事務所第一回目のタレントオーディションだ!」


京子「……なのにどうして誰も来ないの?」

結衣「新人養成コース担当のちなつちゃん、どうなってるのかな?」

ちなつ「いえ、大丈夫です。一人だけのこのこやって来ましたよ物好きが」

京子「お、やるじゃん!早く連れてきて」

ちなつ「はい、じゃあ入ってくださーい」


ガラ

あかり「よろしくお願いします」ペコリ

京子 結衣「「思った通りだよ!」」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:15:56.51 ID:6wyEL2q40

あかり「えへへ!あかりもタレントさんになりたいなー、なんて」

京子「えっと…じゃあ、とりあえず自己紹介をお願いします」

あかり「赤座あかり13歳です!特徴はお団子です!」

結衣「お団子の他には何かありますか?」

あかり「特にありません」

結衣「売れるわけないよこんなの」

京子「いや…いける!」

結衣「えっ」

京子「間違いない!こいつは10年に一人、いや、12年に一人の逸材だ!」

あかり「それ言い直す程じゃないよね」

京子「こいつはまだまだみすぼらしい石ころだが、磨けば化けるはずだ、絶対に」

結衣「マジかよ」

京子「私の目を信じろ!」 キラキラ

結衣「うわっ キラキラしてるけどこれよく見たら角膜の傷だ」

京子「明日眼科に行くよ……」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:18:55.54 ID:6wyEL2q40

あかり「じゃああかりは!」

京子「うん、歳プロ所属のタレントちゃん第一号だよ」

あかり「わぁい!」

ちなつ「おめでとうあかりちゃん!」パチパチパチ

あかり「ありがとうちなつちゃああん」

京子「フフフフフ……それじゃあ まずは脱いでもらおうか」

あかり「え?脱ぐ?え?なんで?」

結衣「フフフフ…もちろんヌード撮影に決まってるだろ」

あかり「ぬっヌードなんて聞いてないよ?」

ちなつ「フフフフフフフフ…我が歳プロが取り扱うのはアダルトコンテンツ……今更イヤとは言わせないよ」

京子「フフフフフ…それとも裸よりもっと恥ずかしい水着が着たいのかな?」

あかり「うわあああああん」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:20:31.13 ID:6wyEL2q40

京子「あかりがそれなりに売れたおかげで資金が貯まったな」

結衣「ああ、それなりにな」

ちなつ「これでようやく旅行できますね!結衣先輩♪」

結衣「そうだね、どこ行きたい?」

ちなつ「金沢とかどうでしょう?」

結衣「隣の県じゃないか」

ちなつ「一度、兼六園に行ってみたいんですよ」

結衣「確かに何となく茶道っぽい雰囲気あるね」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:23:10.95 ID:6wyEL2q40

結衣「あかりはどこか行きたいところある?」

あかり「あかりは新潟行きたいな!美味しいものいっぱいあるよね!」

結衣「やっぱり隣県かあ…せっかくだしもうちょっと遠く行きたくない?」

京子「じゃ、東尋坊とかどう?」

結衣「お前らは北陸から出たら死ぬのかよ!?」

京子「そういう結衣はどこがいいのさ」

結衣「私はゲームしてたい。家で」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:25:40.62 ID:6wyEL2q40

結衣「旅行とかどうでもいいからゲームさせろよ」

あかり「結衣ちゃん、ゲーム好きなのは別にいいけど」

あかり「そういうこと言い出したらいよいよやばいよ」

京子「確かに女子中学生だからギリギリ許されてるようなもんだぞ」

結衣「うるさいな ダークソウルが楽しすぎて他のことがどうでもよくなってきたんだよ」

京子「確かにアプデでまた盛り上がってるけどさ」

あかり「あかり前作のフォークスソウルならやったよ!」

結衣「それは前作じゃないよ 全然関係の無いゲームだよ」

ちなつ「私とのひと時を捨ててまで没頭できるほど楽しいんですか?ゲームって」

結衣「まあね。ちなつちゃんはゲームしないの?」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:28:35.00 ID:6wyEL2q40

ちなつ「あまりやりませんね」

ちなつ「お姉ちゃんがSG1000ってのとセガマーク3っていうのとメガドライブっていうの持ってますけど」

ちなつ「あと小っちゃいゲームギアっていうのもありました」

京子「どんだけセガ好きなんだよ」

結衣「むしろどうしてサターンを買わなかったんだよ」

京子「う~~ん、何気にちなつちゃんの家ってかなり気になるぞ」



京子「というわけで、ちなつちゃんのお家に旅行にやってきました」

ちなつ「どういうわけですか!帰ってくださいよ!」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:29:39.40 ID:6wyEL2q40

結衣「ごめんねちなつちゃん。突然遊びに来られても迷惑だよね」

ちなつ「いえ結衣先輩はいいんですよ」

あかり「あかりは?」

ちなつ「あかりちゃんもまあ、いいよ」

京子「パンツが入ってるタンスはここかなー」ガラッ

ちなつ「問題はあいつなんだよ」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:34:21.16 ID:6wyEL2q40

京子「パンはパンでも食べられるパンってな~んだ? 答えはパンツでした!やったね!」

結衣「そんな京子も昔は良い子だったんだけどな」

あかり「いつからだっけ?京子ちゃんがちょっと変になっちゃったの」

結衣「あれは確か激しい雨の降る日だった……」




幼あかり「雨の日ってお外で遊べないからつまらないよ~」

幼結衣「もうちょっとでやむんじゃないかな?それまで家でトランプでもやろうよ」

幼あかり「何する?バカラ?」

幼京子「もっと子どもらしいのがいいよ」

幼結衣「じゃあ七並べやる?」

幼京子「うん!」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:37:02.07 ID:6wyEL2q40

幼京子「結衣つよーい」

幼あかり「あかり全然手札減らないよ~」

幼結衣「本当はもっと人数が多い方が面白いんだけどね。 あ、雨上がってるじゃん」

幼あかり「わぁい!お外で遊ぼうよ!」

幼京子「遊ぼう遊ぼう!」

トテテテテテ

幼結衣「京子、走ったら危ない!」

幼京子「だいじょ……あ!」

とてっ   ビシャン!!

幼あかり「うわっ水たまりにダイブしよった……」

幼京子「ふぇぇぇ」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:38:53.34 ID:6wyEL2q40

幼結衣「だから危ないって」

幼京子「ふぇぇぇぇん…びしょびしょだよぉ」

幼結衣「どのくらい濡れちゃった?」

幼京子「下着まで…全部……グスン」

幼結衣「分かった分かった。着替え貸すから家戻ろうか」

幼京子「うん……」

幼結衣「だから泣くなよ」

幼京子「うん……」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:43:21.00 ID:6wyEL2q40

幼結衣「ほら、好きなパンツ穿いていいよ」

幼京子「…いいの?」

幼結衣「いいよ、風邪ひいちゃうから早く着替えな」

幼京子「じゃあ全部よこせ」

幼結衣「えっ 京子?」

妖京子「全部よこせよおおおおおおおお てめえのパンツをおおおおお」

幼結衣「わああああ!?魔に魅入られている!?」



結衣「それ以来京子は他人のパンツを見ることと自分のパンツを見せることだけを目的に生きる修羅となった」

ちなつ「そんなことがあったんですか」

あかり「結衣ちゃんなんてパンツのローテーションまで知られちゃって何曜日にどのパンツを穿いてるのか京子ちゃんには筒抜けなんだよ」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:45:54.96 ID:6wyEL2q40

京子「ちなつちゃん!このパンツちょうだい」ヒラヒラ

ちなつ「じゃあもうあげますから帰ってください」

京子「わん!」

ちなつ「あ、素直に出て行った。何故か犬になってたけど」

結衣「ちなみにあいつは持ち帰ったパンツを庭に埋める癖があるんだ」

ちなつ「犬じゃないですか」

あかり「そんなことよりちなつちゃんって確かお姉ちゃんがいたよね?」

ちなつ「うん。今お出かけしてるみたいだけど、そろそろ帰ってくるんじゃないかな」


ともこ「ただいまー」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:48:15.37 ID:6wyEL2q40

ちなつ「お姉ちゃんだ!お帰りなさーい」

あかり「あからさまにタイミング良いなあ」

ともこ「あら、お友達が来てたのね」

結衣「お邪魔してます」

ともこ「ちなつ、丁度新しいゲーム買ってきたからみんなで遊んだら?」

ちなつ「ゲーム?」

とこも「はいこれ」

ちなつ「わードリキャスだ!」

結衣「わーちっとも新しくなかった!」

あかり「わー『ペンペントライアスロン』だって!何かかわいいね」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:52:50.45 ID:6wyEL2q40

結衣「私とちなつちゃんとあかりは、ちなつちゃんのお姉さんが買ってきたドリキャスとペンペンで夜通し遊びました」

結衣「これはお姉さんが教えてくれたことですが、かつて吉川家にもセガサターンはあったそうです」

結衣「しかしセントエルモスの奇跡というクソゲーに腹を立てたちなつちゃんによってボコボコに殴られたそうです」

結衣「そして伝説のクソゲー…デスクリムゾンがちなつちゃんの逆鱗に触れ、サターンはとうとう川に捨てられてしまったそうです」

結衣「ちなつちゃんは当時の事を一切覚えていませんでした。あれらは記憶から消したくなる程酷いゲームだったのです」

あかり「一方京子ちゃんはちなつちゃんのパンツを埋めようと掘った穴に転落したら偶然温泉を発見しました」


旅行編 終わり



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:55:45.08 ID:6wyEL2q40

京子「冬に食べるアイスはどうしてあんなに美味しいのだろう」

結衣「まだ10月だぞ」

京子「寒いから冬でいいんだよ」

あかり「確かに冬ってアイスが食べたくなるよね~」

ちなつ「雪見だいふくのCMが流れてると冬が来たなーって感じしますよね」

京子「ということで今日は『冬なのに夏っぽいことをして楽しもう』のコーナーです」

結衣「海にでも行くのか?」

京子「いや…お外は寒いからここで出来る事だけ」

結衣「あっそう……」

ちなつ「ここで出来ることって何かあります?」

京子「花火持ってきたよ」

結衣「よく売ってたな」

結衣「っていうか花火はここで出来ることじゃないだろ!」



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 04:58:11.05 ID:6wyEL2q40

京子「物理的には出来るだろ」

結衣「そういうことじゃないだろ」

京子「どういうことだろ」

結衣「やって良いことと悪いことを考えろよってことだろ」

京子「だろだろうるさいだろ」

あかり「でも花火かあ あかり、ちょっぴりやりたいなぁ~」

ちなつ「どうしようもなく季節外れなのが逆に楽しいかも」

京子「じゃあ点火!」

結衣「おい馬鹿!それロケッ」

シュボッ

バヒューン



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:00:07.17 ID:6wyEL2q40

結衣「どうするんだよ!火の手が上がってるじゃないか!」

ちなつ「はやく避難しましょうよ!」

あかり「駄目だよ、火がどんどん燃え広がって……」

京子「……」

ちなつ「京子先輩!なんとか言ってください!」

あかり「京子ちゃん!」

結衣「全部お前のせいだぞ!」

京子「……」

京子「…………」

京子「是非も無し」


本能寺の編 終わり



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:01:10.39 ID:6wyEL2q40

櫻子「向日葵、お遣い行ってこい」

向日葵「はあ?」

櫻子「西垣先生にこれ渡しといてほしいんだけど」

向日葵「理科の宿題…あなた授業中に提出しなかったんですの?」

櫻子「うん」

向日葵「うん じゃないでしょ。さっさと西垣先生に渡してらっしゃい」

櫻子「それが先生どこにもいないんだよ」

向日葵「えぇ?」

櫻子「ホントだよ。もう帰っちゃったのかな」

向日葵「いくら西垣先生でもそんなことは……」

向日葵「もう一度色んなところを探してみたら?」

櫻子「分かったよ、向日葵も手伝えよな」

向日葵「それくらいならいいですけど」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:02:15.44 ID:6wyEL2q40

櫻子「やっぱりどこにもいないじゃーん!」

向日葵「おかしいですわね」

櫻子「あかりちゃん達に聞いてみようか」



あかり「えっ 西垣先生?ちょっと前に見たような気がするけど」

ちなつ「確か西垣先生って自転車通勤だよね」

向日葵「あぁ!忘れてましたわ。先生の自転車が駐輪場にあれば」

櫻子「まだ学校に残ってるってことだよね」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:03:53.00 ID:6wyEL2q40

あかり「あ…でも多分どれが西垣先生の自転車なのか分からないよ」

櫻子「名前とか書いてないかな」

ちなつ「そういうこと面倒くさがりそうな人だし……」

あかり「京子ちゃんなら西垣先生の自転車知ってるかも」

向日葵「こういうときって上級生の存在がとても頼りになりますわね」

ちなつ「結衣先輩はどんなときでも頼りになるかっこいい先輩だよ」

櫻子「歳納先輩は?」

ちなつ「ああ」

櫻子「歳納先輩は?」

ちなつ「うん」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:06:50.03 ID:6wyEL2q40

京子「西垣ちゃんの自転車?」

結衣「見れば分かるよ。一緒に駐輪場行こっか」

ちなつ「やーん!やっぱり結衣先輩は頼れる先輩ですぅ」

京子「京子先輩は?」

ちなつ「はい」

京子「ねえ京子先輩は?」

ちなつ「ああ」

結衣「……」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:09:27.53 ID:6wyEL2q40

京子「これが西垣ちゃんのチャリ。ほら、メット付き」

櫻子「おぉ!かっこいい」

あかり「そうかな……」

向日葵「やはり校内のどこかにいるみたいですわ」

結衣「そうだね。案外どこかで昼寝でもしてるのかも」


ちなつ「あ、向こうにいるの ゆきちゃんとめりちゃんじゃない?」

櫻子「ホントだ!お~いゆきちゃーん めりちゃーん」

めり「あっ 櫻子ちゃんたち!」

結衣「友達なの?」

あかり「うん。あかりたちと同じクラスだよ  多分」

ちなつ「原作にしか出てこないからって声も髪の色も分からないってことはないですよ  多分」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:11:16.07 ID:6wyEL2q40

櫻子「今西垣先生探してるんだけど見てない?」

ゆき「見てないよ」

櫻子「そっかぁ」

めり「じゃあ私たち帰るから、また明日ね」

ゆき「ばいばい」

あかり「ばいばーい」

京子「ちょっと待てよ!」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:13:28.10 ID:6wyEL2q40

京子「ゆきちゃんは分かるけど『めりちゃん』って何だよ!」

京子「どんな名前だよ!外人かよ!」

結衣「何わけの分からないこと言ってんだお前は」

京子「だってありえないだろ!」

めり「そう。私は日本人じゃない」

結衣「マジだった」

京子「ほら見ろ」

向日葵「外国の方でしたの?」

めり「私はイラン人…しかも政府の人間だ」

めり「そして西垣先生は私が拘束した。これから飛行機で母国に連れて行く」

ちなつ「なぜそんなアホみたいなことを」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:15:22.98 ID:6wyEL2q40

めり「西垣先生の技術力は軍事にも役立つんだよ」

結衣「技術力って…いつも爆発するじゃないか」

めり「爆発する不良品兵器を支給するんだよ」

めり「シーイーのテロリストにな」

京子「なんだって?イランはシーア派の味方じゃないか」

めり「アメリカがそろそろブチぎれそうなんでな。テロリストとは手を切るのだ」

めり「その証明のためにもテロ組織を内部から崩壊させる必要がある」

櫻子「ふざけるな!そんなことのために西垣先生を連れてくのかよ!」

櫻子「大体お前らイラン政府が詰まらん意地を張らずにアメリカと和解してりゃ」

櫻子「元々イラクのテロリストなんかに武器を流すことはなかったじゃないか!」

ちなつ「そうやってシーア派を焚きつけるから敵対勢力のアルカイダも余計に暴れるんだよ!」

結衣「おかげで石油の価格は高騰する一方!」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:17:23.73 ID:6wyEL2q40

めり「日本人には分からないのだ!教義の対立というものの根深さが!」

向日葵「いいえ、日本でも中世には仏教同士の対立が何度も起こりましたわ」

櫻子「でも今は21世紀でしょ!信仰の違いで血を流す時代はとっくに終わったんだよ」

ちなつ「カトリックとプロテスタントだって今はもういがみ合ったりしないんだよ」

京子「イスラームもそろそろ、新しい価値観を見つけなきゃいけないんじゃないかな?」




京子「これが今年の文化祭の演劇の台本」

結衣「絶対にやだよそんなの」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:20:14.42 ID:6wyEL2q40

京子「ところで文化祭っていつだっけ?」

結衣「11月3日、文化の日だよ」

京子「11月3日!?パナマが独立したのもポーランドが独立したのもベトナム帝国が独立したのも」

京子「ミクロネシアが独立したのも全部11月3日じゃないか」

京子「しかもテキサス独立戦争に深くかかわったスティーブン・オースティンの誕生日でもあるんだよ」

京子「では私は何から独立すればいいのだろう」

結衣「馬鹿かお前は」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/28(日) 05:22:49.86 ID:6wyEL2q40

結衣「独立なんかするなよ」

結衣「京子はな、ずっと私の傍に居ればいいんだよ」

京子「結衣…それって」

結衣「ああ 愛してるよ、京子」

京子「わっ わたしも!」


結京編 終わり



櫻子「ちなみに杉浦先輩は歳納先輩のミスで地獄界から蘇った凶骨牛骸に言い寄られていましたが」

櫻子「波動剣(修学旅行で買った木刀)で無事撃退しました」


風魔編終わり





元スレ
櫻子「向日葵、おつかい行ってこい」