1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:33:47.20 ID:r505wI7S0

番外個体「……気持ちわる。なに感傷的になってんの」

一方通行「うるせェ。そンなんじゃねェよ」

番外個体「……春、春、春ねぇ。まだ春を迎えたことのない純粋無垢なミサカには春がどんなものなのかよくわからないよ」

番外個体「周りの人間が心なしか色めき立っているのはわかるけどね」

番外個体「例えばあなたとか。ああ気持ちわる」

一方通行「俺は平常運転ですゥ」

一方通行「……別に春になったからといって特別なことが起こるわけじゃねェ」

一方通行「ただ冬の寒さが和らいで過ごしやすくなるだけだ」

番外個体「ふーん。そんなもんかねぇ。」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:38:04.56 ID:r505wI7S0

番外個体「ミサカとしては、世間で花見がどうとか言ってるのが気になるよ」

番外個体「テレビでは毎日毎日桜がどうとか人気スポットがどうとか言ってる」

番外個体「花なんて見てどうするのかね?腹も膨れやしないのに」

一方通行「俺に訊くんじゃねェ。俺が花見なンてやったことあるわけねェだろ」

番外個体「それもそうだね。あなたはミサカと同じでボッチ系だ」

一方通行「黄泉川にでも訊けばわかるンじゃねェか?あいつは毎年酒盛りでもしてやがるだろォし」

番外個体「ふむ。そう聞くとなにやら楽しそうな雰囲気は伝わってくる」

番外個体「……よし、決めた。ミサカも花見をする」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:42:57.62 ID:r505wI7S0

一方通行「……独りでか?」

番外個体「そんなわけないでしょ。あなたも来るんだよ」

一方通行「あァ?なンで俺がンなことしなくちゃならねェンだ」

番外個体「花見処女のミサカと花見童貞のあなたは今年一緒に卒業するの」

番外個体「伝説の桜の木の下で一緒にね。感動的で涙が出てくるだろ?」

一方通行「訳わかンねェよ」

一方通行「とにかく俺は行かねェからな。」

番外個体「はいはいそうですか。せっかくミサカが誘ってやったってのにあなたは罰当たりな奴だ」

番外個体「あなたなんて花見童貞のまま30過ぎて花見の魔法使いになっちゃえよ」

一方通行「意味わかンねェっつゥの」

番外個体「……ケッ」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:47:57.47 ID:r505wI7S0

打ち止め「花見?」

番外個体「そう、花見。絶対にあの人を連れて行ってやる。ミサカはそう決めた」

打ち止め「それでミサカにも協力して欲しいってことか!ってミサカはミサカは番外個体の考えを先読みしてみる!」

番外個体「ミサカが誘っても反応が薄かったからね。でも最終信号がいつものようにおねだりすればあんな人ひょいひょいついて来るよ」

打ち止め「だしに使われているのが腑に落ちないけど」

打ち止め「ミサカもお花見がしたいからここはかわいい妹のために一肌脱いであげよう!ってミサカはミサカはまだ見ぬお花見に心を馳せてみたり!」

番外個体「ひひひ、それでこそ姉ってもんだ。それじゃあ頼んだよ」

打ち止め「頼れるお姉さまにまかせない!ミサカにかかればあの人なんてイチコロよ!ってミサカはミサカは高らかに宣言してみる!」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:52:30.79 ID:r505wI7S0

一方通行「あァァ……花見ねェェ……」

打ち止め「行こー!!ってミサカはミサカは妹に大口叩いたからには後には引けない!!」

一方通行「番外個体の差し金か……面倒臭ェんだよ。俺が花見に行って何しろってンだ」

打ち止め「お花見するの!桜を見て、おいしいご飯を食べて、楽しくお喋りして腹踊りをするの!」

一方通行「いや腹踊りはおかしィだろ」

一方通行「ったく、揃いも揃ってなンで俺なンかを花見に連れ出したいンだ」

打ち止め「それはね……わからないの?ってミサカはミサカはあなたの頭は本当に第一位なのか疑ってみる」

一方通行「どう転んでもオマエよりはマシですゥ」

打ち止め「むむむ~!こうなったらミサカは最終手段に出る!!」

一方通行「あン?」

打ち止め「あなたがお花見に行ってくれるって約束してくれるまでミサカは家出をするのだぁ!!」ガチャ バタン

一方通行「……!!おィ!!クソガキッ!!」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 17:57:33.80 ID:r505wI7S0

一方通行「……どこにもいやがらねえ」

一方通行「まァ、どうせ晩飯頃には帰ってくるか……」

………
……


一方通行「……さすがに遅くねェか?」

黄泉川「ちょっと一方通行、打ち止めはどうしたんじゃん?」

番外個体「……一方通行が花見に行かないから悪い」

芳川「あら、そんなことで喧嘩してたのね」

一方通行「喧嘩じゃねェよ……あァ面倒臭ェ。」ガチャ

黄泉川「晩御飯は待ってるからさっさと連れて帰ってくるじゃんよ~」

芳川「番外個体も一緒に行ってきなさい」

番外個体「ええ~?なんでミサカが」

芳川「打ち止めとは違ってあなたは一方通行と喧嘩してるんでしょ。とりあえず一緒に行ってきなさい」

芳川「じゃないと晩御飯は抜きよ」

番外個体「うぇ~面倒臭ぇ~。そもそも居候のあなたに晩御飯をどうするかの権限はないだろ!」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:01:24.35 ID:r505wI7S0

一方通行「……おーィ!クソガキィ!」

一方通行「……ダメだ見つからねェ」

一方通行「あいつのことだからそォ遠くには行ってねェはずだが……」

番外個体「そこらへんで野良犬に食い殺されてんじゃないかね」

一方通行「仮にも強能力者のあいつが犬なんかにやられるかよ」

番外個体「そもそもね、あなたが花見に行くって言えば済んだ話なんだよ。ちょっとは反省しろ」

一方通行「ハイハイ反省してますゥ」

番外個体「……それは花見に行くってこと?」

一方通行「チッ……あァそォいうことだよ。あいつを甘やかすわけにもいかねェが、俺はさっさと飯が食いてェンだ」

番外個体「素直に打ち止めの家出が心配って言えばいいのに」

一方通行「言ってろ」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:05:03.45 ID:r505wI7S0

一方通行「おらァ!打ち止めェ!花見には行ってやるからさっさと出て来やがれェ!!」

打ち止め「……ふっふっふ、今の言葉忘れはせんぞ!!」

一方通行「…………こいつッ!」

打ち止め「あなたが折れるまでミサカは距離を一定に保って様子を見ていたのだ!ってミサカはミサカは電撃使いの生体電気感知能力をフルに活用していたことを打ち明けて

みたり!」

一方通行「チッ!つゥことは番外個体もわかっていやがったのか……」

番外個体「ふふーんその通りだにゃ~ん☆」

一方通行「ハァ……わかったよ、行けば良ィンだろ、行けば。この男一方通行、お姫様方のお供をどこまでもさせていただきますゥ」

番外個体&打ち止め「イェーイ!」ハイタァッチ!



18: >>17 やってしもた 2013/03/26(火) 18:07:18.10 ID:r505wI7S0

一方通行「おらァ!打ち止めァ!花見には行ってやるからさっさと出て来やがれェ!!」

打ち止め「……ふっふっふ、今の言葉忘れはせんぞ!!」

一方通行「…………こいつッ!」

打ち止め「あなたが折れるまでミサカは距離を一定に保って様子を見ていたのだ!ってミサカはミサカは電撃使いの生体電気感知能力をフルに活用していたことを打ち明けて

みたり!」

一方通行「チッ!つゥことは番外個体もわかっていやがったのか……」

番外個体「ふふーんその通りだにゃ~ん☆」

一方通行「ハァ……わかったよ、行けば良ィンだろ、行けば。この男一方通行、お姫様方のお供をどこまでもさせていただきますゥ」

番外個体&打ち止め「イェーイ!」ハイタァッチ!



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:07:51.84 ID:r505wI7S0

番外個体「さて、花見をするのは予定通り決定したわけだけど」

打ち止め「お花見って何がいるの?」

一方通行「お前ら本当に何も知らないンだな……」

黄泉川「花見ってのはな、シート敷いてご飯と酒があればそれで十分じゃんよ!」

芳川「そうね、あと必要なのはお花見を楽しむ心かしら……」

打ち止め「お花見を楽しむ心は持ちきれないほどあるからシートとご飯とお酒だね!ってミサカはミサカは早くも必要なものが判明して有頂天!」

一方通行「オマエは酒じゃなくてジュースだけどなァ」

番外個体「シートは黄泉川が持ってる。ご飯は黄泉川が作る。じゃあミサカたちは飲み物の準備でもするか」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:11:59.20 ID:r505wI7S0

一方通行「オマエも料理ぐらいしても良ィンじゃねェか?」

番外個体「ミサカが料理?ダメダメ。ミサカの料理なんて食べたらあなたは感動で天に召されちゃうよ」

一方通行「あまりの不味さに昇天するの間違いじゃねェのか?」

番外個体「……あなたはミサカが料理を出来ないと思ってるみたいだね」

一方通行「少なくともそんな姿は想像も出来ねェな」

番外個体「……よぅしわかった。ミサカも料理を作ってやる。それで感動で昇天させてやる」

一方通行「おォおォそれは楽しみなこった。せいぜい食べられるものを作ってくれよ」

番外個体「ふん!ほっぺた落っことしてその減らず口叩けなくしてやる!」

打ち止め「ミサカもお料理したい!ってミサカはミサカは」

一方通行「オマエは危ないからダメだ」

芳川「親御さんも相変わらずねぇ」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:16:14.78 ID:r505wI7S0

―前々日―

黄泉川「よし、それじゃあ料理を始めるじゃん!」

黄泉川「……で、番外個体はどこから始めるじゃん?」

番外個体「…………包丁の使い方からお願いします」


黄泉川「そうそう、手は猫さんの手で」

番外個体「こ、こう?猫さん猫さん……」

黄泉川「うん、なかなか良い手つきじゃん」

番外個体「ふ、ふふん、ミサカにかかればこんなもの……いたっ!」

黄泉川「あ~調子に乗るからじゃん!ほら、絆創膏貼って……」

番外個体「う~くそぅ。こんな痛み全然大したことないのになんだこの悔しさは……!」

番外個体「こうなったら絶対にあの人においしいって言わせてやる!!」

黄泉川「……表情はそうでもないのにセリフだけ聞いてるとただの恋する乙女じゃん」


芳川「あ、ついでに私のおつまみ作って~」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:20:30.59 ID:r505wI7S0

―前日―

黄泉川「……次は醤油を適量……」

番外個体「……これぐらい?……」

黄泉川「……あぁ入れすぎじゃん!……」

番外個体「……ええと、味見をして……」

黄泉川「……蓋をしたら5分待って……」

番外個体「……おぉ、このリンゴはうさぎさんか……!……」

黄泉川「……ウインナーはタコさんじゃん……」


番外個体「で、出来たぁ!!」

黄泉川「うんうん、初めてにしては上手に出来たじゃん!」

番外個体「ふっふっふ、あの人め、驚天動地のミサカの料理を食べて腰を抜かすがいいわ!!」

黄泉川「これであとは明日を待つだけじゃん。頑張ったな、番外個体」

番外個体「ふっふっふ……!」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:23:37.57 ID:r505wI7S0

―当日―

番外個体「いざ!」

打ち止め「お花見へ!!」

黄泉川「場所取りは一方通行にまかせてあるからなんとかなるじゃん」

芳川「あの顔なら誰も寄ってこないものね。便利な顔だわ」

番外個体「さあさあ行くよ!遅れは取るな!皆の衆!」

打ち止め「おー!」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:28:03.68 ID:r505wI7S0

一方通行「はァ。なンで俺が場所取りなンて……」

ホラッ!サッサトバショトル!シートシク! ハァ カミジョウサンハ インデックスニイイワケシテタセイデ ゼンゼンネテナインデスヨ

一方通行「……あァー、暇」

ア、アレアクセラレータジャネ? エ? ゲッ! マジダ ナンデアイツガコンナトコロニ

一方通行「……あン?」

上条「おーい!一方通行!」

御坂「アンタこんなところで何を……ってお花見の場所取りよね。信じられないけど」

一方通行「チッ、オマエらか……俺だって信じられねェよ」

上条「打ち止めにせっつかれたのか?お前も大変だな……」

御坂「何?アンタは私とお花見するのが大変だって……?」

上条「いやいや滅相もない!この男上条、美琴様とお花見をする日を今か今かと心待ちにして……」

御坂「ふん、まぁいいわ。一方通行、アンタ他に誰が来るの?打ち止め?」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:32:23.93 ID:r505wI7S0

一方通行「……それを聞いてどォなる?……そォだよ。打ち止めと番外個体とあと女二人だ」

御坂「ふーん……それじゃあさ、一緒にお花見しない?」

一方通行「あァ?」

御坂「打ち止めとは一度ちゃんと喋っておきたかったしね。番外個体にはちょっとハワイのことで口止め……いや、ンン!!」

上条「……?まあせっかくやるなら大勢の方がいいかもな。よし、上条さんは荷物をこっちに持ってきますよ!」

一方通行「おィ、オマエら勝手に話を進めてンじゃ……」

一方通行「……いや、クソガキの相手をさせておけば俺も楽になるか」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:35:20.89 ID:r505wI7S0

打ち止め「……ここがお花見会場」

番外個体「……一面ピンク色」

芳川「初めて見る人には圧巻かもしれないわね」

芳川「何せ見渡す限りの桜の木ですもの」

黄泉川「私は毎年この季節が楽しみじゃん!綺麗な花を見ながら酒を飲む!最高じゃん!」

打ち止め「ほぁー……あ、あの白い頭はあの人に違いない!ってミサカはミサカは全力疾走!」

番外個体「ちゃんと仕事は果たしたみたいだね。それじゃあミサカたちも行きますか」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:40:09.56 ID:r505wI7S0

打ち止め「あなたー!ってあれ?お姉さまとヒーローさん?」

上条「よぉ打ち止め。俺たちもたまたま花見に来ててな。上条さんたちもご一緒させてもらったってわけですよ」

御坂「久しぶりね、打ち止め。あのときは碌に話せなかったもんね」

番外個体「おや~ニヤニヤおねーたまヒーローさんと二人で来てたんだニマニマミサカたちお邪魔じゃないかねホクホク」

御坂「……いいのよ別に。遅かれ早かれ打ち止めに見つかってこうなるだろうし」

番外個体「ふーん。弄り甲斐すら無くなったらおねーたまの価値って一体何が残るんだろうね?」

御坂「また乳の話か……!乳がデカいのがそんなに偉いのか!!」

黄泉川「おお!上条じゃん!そっちの子は彼女かあ?」ボイン

上条「うお!先生!?なんで先生が!?」

御坂「か、か、か、彼女!?ていうかデカッ!!」

黄泉川「私たちはこの子らの保護者じゃん。一方通行もうちに住んでるんだぞ?知らなかったじゃん?」

上条「いや、初耳ですよ……世の中は狭いと言うかなんというか」

御坂「私が……彼女……?ふ……ふふ、ふふふ……」

芳川「うーん、なんでもいいけど私のビールはどこ?」ガサゴソ

一方通行「……一気にやかましくなったな」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:45:14.01 ID:r505wI7S0

御坂「へー、あの一方通行が動物園にねェ」

打ち止め「そうなの!ってミサカはミサカはあのミスマッチ感を思い出して微笑んでみたり」

番外個体「そうそう、この人ったら動物園が全然似合わないの。こんな怖い顔して動物でも狩りに来たのかってぐらい。ケケケ」

一方通行「ハイハイ、どうせ俺には似合いませンよォ」

上条「それにしても打ち止めはよくお前に懐いてるなあ。見ていて微笑ましい。上条さんは羨ましいですよ……」

上条「うちの暴食シスターもこれぐらいちゃんとしていたら……」

黄泉川「小萌先生からちょっとだけ聞いたけど、上条も何やら大変らしいじゃん」

上条「本当ですよ……おかげで上条さんちの家計は火の車で……うぅ……」

芳川「ふーやっぱり桜にはビールねぇ」



33: 御坂が暗闇の五月計画の被験者になってたわ 2013/03/26(火) 18:46:23.23 ID:r505wI7S0

御坂「へー、あの一方通行が動物園にねぇ」

打ち止め「そうなの!ってミサカはミサカはあのミスマッチ感を思い出して微笑んでみたり」

番外個体「そうそう、この人ったら動物園が全然似合わないの。こんな怖い顔して動物でも狩りに来たのかってぐらい。ケケケ」

一方通行「ハイハイ、どうせ俺には似合いませンよォ」

上条「それにしても打ち止めはよくお前に懐いてるなあ。見ていて微笑ましい。上条さんは羨ましいですよ……」

上条「うちの暴食シスターもこれぐらいちゃんとしていたら……」

黄泉川「小萌先生からちょっとだけ聞いたけど、上条も何やら大変らしいじゃん」

上条「本当ですよ……おかげで上条さんちの家計は火の車で……うぅ……」

芳川「ふーやっぱり桜にはビールねぇ」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:50:43.59 ID:r505wI7S0

番外個体「……」ソワソワ

一方通行「……」

番外個体「……」ソワソワ

一方通行「……オマエ、さっきから何そわそわしてやがる?トイレか?」

番外個体「違う!あのねぇ!……えっと……その……」

黄泉川「お、そろそろ番外個体が作った料理も食べてみるじゃん」

一方通行「あァ、そういえばオマエも作ってきたンだったか」

番外個体「そ、そうだ!さあ覚悟しろ!あなたをギャフンと言わすためのこの料理に覚悟しろ!」

一方通行「へェへェ……これか?」パクッ

番外個体「……!!」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:55:17.06 ID:r505wI7S0

一方通行「……」モグモグ

番外個体「……」

一方通行「……」モグモグ

番外個体「……な、なんとか言えよ!」

一方通行「…………うン、美味いンじゃね?」

番外個体「本当!?本当に!?」

一方通行「あァうめェよ。初めてにしては上出来だ」

番外個体「……はぁ……よかった」

番外個体「ってミサカは初めてじゃない!」

一方通行「ンな嘘ついてどうすンだ……」

一方通行「オマエが料理してるところなンて一度も見たこともねェし聞いたこともねェぞ」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 18:59:42.78 ID:r505wI7S0

番外個体「クッ……で、でもおいしかったんだろ!?」

一方通行「あァ、うめェ」

番外個体「ふふん!どうだ!思い知ったか!これで…………これで?」

番外個体「ミサカなんでこんなムキになってたんだっけ?」

一方通行「知るかよ。その卵焼き寄越せ」

番外個体「あ、うん」

一方通行「うン、うめェ」

番外個体「……ま、いっか」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:04:00.08 ID:r505wI7S0

黄泉川「……上手くいったみたいで良かったじゃん」

上条「うん、うん、微笑ましい限りです」

御坂「ああやってるのを見てるとただの女の子ねぇ……」

打ち止め「むむ~ミサカの居場所がぁ!!」

芳川「あら、この軟骨のからあげおいしいわ。番外個体もなかなかやるわね」


番外個体「ほら!こっちの煮物も食べてみろ!」

一方通行「ハイハイ、ン、これもうめェ」


番外個体、打ち止め、そして一方通行の初めてのお花見はまだまだ続きます

初めての料理をおいしいと言ってもらえた番外個体は終始ご機嫌だったとか

味を占めて料理に目覚めた番外個体が黄泉川家のキッチンを爆発させるのはまた別のお話……



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:11:27.64 ID:r505wI7S0

番外個体ちゃんのSS、みんなも書こう?



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:14:21.12 ID:OMKUn/PX0

参考資料が足りない



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:17:21.90 ID:r505wI7S0

もう一個投下するからみんなも書こう?番外個体ちゃんかわいいよ?



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:20:02.64 ID:r505wI7S0

番外個体「あー肩凝ったぁ」グデーン

一方通行「……」モグモグ

番外個体「あー肩凝ったなー。肩が重いなー。ミサカの肩はこりごりだなー。」

一方通行「……」モグモグ

番外個体「…………おい。せめて『こりごりの使い方が違ェだろ』ぐらい言ったらどうなの?」

一方通行「……」モグモグ

番外個体「聞いてんの?みかん食べるのやめろ」

一方通行「……聞いてませェン」モグモグ

番外個体「チッ…………あ゛ぁぁぁあああ肩凝ったなぁぁぁああああ」



48: >>45 立ててるよ。かわいいから 2013/03/26(火) 19:24:20.29 ID:r505wI7S0

一方通行「…………うるせェな。そンなに辛いンなら芳川にマッサージ器でも借りてこい」

番外個体「ミサカは体を変形させたいわけじゃないの。ただ肩が凝ってるだけなの。わかる?Do you understand?」

一方通行「あァそォ」

番外個体「一から説明しないとわからないのかにゃーん?ミサカはね、肩を揉めこのクソ野郎って言ってんの」

一方通行「なンで俺が」

番外個体「あなたしかいないしあなたのみかんタイムを邪魔したいから」

一方通行「素直でよろしィこった。面倒臭ェ」

番外個体「ねぇお願ぁい、肩揉み揉みしてぇん」

一方通行「気持ち悪ィ」

番外個体「良いから揉めよ!なんなら乳も揉むか!?あぁ!?」

一方通行「いりませェン」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:28:46.85 ID:r505wI7S0

番外個体「…………お願いします。ミサカの肩を揉んでください」

一方通行「……ったく、本当に面倒臭ェ奴だな」

番外個体「おぉ、やっとやる気になったかね。うむ、ほれ、揉むがよい」

一方通行「ハイハイ……これでいいですかァ?」モミモミ

番外個体「うむ……おー……これは……なかなか」

一方通行「ンだよ、マジで凝ってンな」モミモミ

番外個体「あー、気持ち良いぃぃぃぃ…………」

一方通行「だらしねェ声出しやがって」モミモミモミモミ

番外個体「だってぇぇぇぇ、気持ち良いんだもぉぉぉぉん」

一方通行「……」モミモミ



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:32:34.59 ID:r505wI7S0

番外個体「んあぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁ」

一方通行「……」モミモミ

番外個体「んまぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁ」

一方通行「……」モミモミ

番外個体「んへぇぇぇえぇえぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇ」

一方通行「……気持ち悪ィ」モミモミ

番外個体「あなたもなかなか上手だねぇぇぇぇ」

一方通行「嬉しくねェ」モミモミ

番外個体「第一位様は血流のベクトルも把握してるのかにゃぁぁぁぁあぁん」

一方通行「……それなりにな」モミモミ

番外個体「んんんんんんん、んへぇぇぇぇぇえぇえええぇぇぇぇぇえ」

一方通行「…………気持ち悪ィ」モミモミ



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:36:05.58 ID:r505wI7S0

一方通行「おら、これで、終わりだ」スッスー

番外個体「んあああぁぁぁぁああああ!腕さすられるの気持ちいひぃぃぃいいいいいいいいいい!」

一方通行「……ったく、俺が疲れたわ。わがまま言いやがって」

番外個体「でもあなたはなんだかんだ言って付き合ってくれるのね」

一方通行「…………チッ」

番外個体「じゃあお礼として今度はミサカが揉んでやる」

一方通行「あァ?いらねェよ」

番外個体「遠慮は良いから背中向けろよ」

一方通行「遠慮じゃねェ」

番外個体「さっさとする」

一方通行「……はァ」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:40:55.75 ID:r505wI7S0

番外個体「さて。お客さぁん、どうですかぁ、凝ってるところはありませんかぁ」モミモミ

一方通行「ねェよ」

番外個体「凝れよ!本当にほとんど凝ってないじゃん!」モミモミ

一方通行「だからいらねェっつってンだろォが」

番外個体「むむ……やっぱりミサカは弾けんばかりの乳を持っているせいで……」

一方通行「そこまでデカくねェだろ」

番外個体「よし、じゃあ次は寝転べ」

一方通行「あ?」

番外個体「寝転べっつってんの。うつ伏せな。ほらさっさとする」

一方通行「なンなンだよ……」



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:44:00.35 ID:r505wI7S0

番外個体「お客さぁん、背中はどうですかぁ?凝ってるところありませんかぁ?」モミモミギュッギュ

一方通行「だからねェって……おおゥ!?」

番外個体「おお?ここか?ここが良いのかにゃーん?」ギュッギュ

一方通行「おふ、おふゥ……おふゥ」ギュッギュ

番外個体「……」ギュッギュ

一方通行「おふゥ、おふ、おふ、おふゥン」

番外個体「…………気持ちわる」ギュッギュ

一方通行「おっふゥン」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:51:38.81 ID:r505wI7S0

番外個体「ふぅ~。これであなたの凝りもほぐしきったね」

一方通行「…………おふゥ」

番外個体「あー今度はミサカが疲れてきた……んあ~」ポスン

一方通行「……人の背中に頭乗せンな」

番外個体「ここに背中があるから!」

一方通行「意味わかンねェよ」

番外個体「堅いこと言うなよ第一位。凝り固まるのは背中だけにしておけよ?」

一方通行「……重ェ」

番外個体「ふっふーん。これが心地の良い重みって奴だ。ミサカに感謝しろよ」

一方通行「言ってろ」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 19:56:27.67 ID:r505wI7S0

番外個体「文句を言いつつも動かないあなたはなんて言うか、アレだね」

一方通行「……なンだよ」

番外個体「アレだよ、アレ。あーミサカ眠たくなってきた」

一方通行「…………」

番外個体「ミサカ、寝るね。ご飯出来たら……教えて…………」

一方通行「…………」

番外個体「…………」スースー

一方通行「…………」

番外個体「…………」スースー

一方通行「…………身動き取れねェだろォが、クソ……」

番外個体「…………」スースー



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 20:02:14.22 ID:r505wI7S0

………
……


黄泉川「もうご飯出来るから食器運ぶじゃんよ~」

打ち止め「うう~番外個体め、あの人の背中で寝るとは許すまじ!ってミサカはミサカはドス黒いオーラを出しつつも食器を運ぶ出来る女の子!」

番外個体「…………」スースー

一方通行「…………」

番外個体「…………」スースー

一方通行「……おィ。飯出来たぞ。起きろ」

番外個体「…………ん?……うぅん……」

一方通行「いい加減どけ。また背中が凝ってきた」

番外個体「……あぁ、おはようあなた」



60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 20:06:29.70 ID:r505wI7S0

一方通行「チッ……マッサージした意味がねェ」

番外個体「んん……お、そうかそうか。またミサカにマッサージして欲しいのか。うい奴うい奴」

一方通行「…………また今度頼むわ」

番外個体「……珍しく素直だ。何か企んでる……?」

一方通行「あァうぜェ。お前も黄泉川手伝って来い」

芳川「そうよ。働かざるもの食うべからずよ」

一方通行「オマエが言えるか」

番外個体「あなたもね」

番外個体「……ん、じゃあミサカも手伝ってくるかにゃーん」


黄泉川家の今晩のおかずはカリカリサクサクジューシーな竜田揚げです

一方通行が打ち止めのマッサージに延々と付き合わされるのはまた別のお話……



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 20:14:01.31 ID:wKJ4xJbC0

一方さんと番外ちゃんが仲良くしてるのは和むな



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/26(火) 20:22:41.52 ID:r505wI7S0

誰か番外個体ちゃんのSS書いてください
俺の力ではここまでです

>>63
だよね。汁が出るわ


元スレ
一方通行「……今年も……春が来たな」