1: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:40:38.45 ID:NETKY5lK.net
穂乃果「凛ちゃん、覚悟ぉー!」バシュッ
にこ「……」
凛「負けないにゃー!」キンキン
にこ「……ふたりとも、何してるにこ?」
凛「見て分かるにゃ。10円サッカーにゃ」
にこ「10円サッカー?」キョトン
2: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:41:09.15 ID:NETKY5lK.net
穂乃果「10円玉を使った遊びだよ!にこちゃんもやってみる?」
にこ「いいにこ?やりたいにこ!」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が変わるよ。凛ちゃんが相手だよ!」
凛「ふふん。獅子は兎を狩るにも全力を尽くすと言うにゃ」
にこ「どうやればいいかわからないにこ」
凛「キエエエエエエイ」バシュバシュ
にこ「えっ」
凛「ふっ……早くも1点先取だにゃ」
穂乃果「あっ、凛ちゃんずるいよー!」
凛「勝負にずるいもクソもないにゃー」
にこ「一理あるにこ」バシュ
凛「あっ、しまったにゃ」
穂乃果「これで1対1だね」
にこ「勝負の世界は非道にこ」
凛「あ!野生のちんすこうだにゃ!」
にこ「その手には乗らないにこ」
凛「むむむ……あ、真姫ちゃん」
にこ「え?」
バシュ
凛「勝ったにゃー!」
にこ「ひどいにごぉ……」
穂乃果「残念だったねにこちゃん……」
にこ「でも楽しかったにこ。またやろうにこ」
凛「了解だにゃー!」ビシ
穂乃果「また遊ぼうね、にこちゃん!」
にこ「ばいにこー」スタスタ
海未「おや、にこじゃないですか」
にこ「あら、海未。こんにちはにこ」
海未「こんにちは」ペコリ
海未「穂乃果と話していたようですが、一体何をしていたのですか?」
にこ「10円サッカーしてたにこ」
海未「なるほど……」
にこ「にこは今、10円に無限の可能性を感じてるにこ。海未は何か知ってるにこ?」
海未「そうですね。これなんかどうでしょう
」スッ
にこ「? しょうゆで何するにこ?」
海未「ふふふ。まずこれを10円玉に垂らします
」ポタ
にこ「はい」
海未「そして、これをティッシュで拭き取ると……」スッ
にこ「わぁ~すごいにこ!10円玉がピカピカになったにこ!」
海未「どうですか?凄いでしょう!」フフン
にこ「でも、なんで綺麗になるにこ?」
海未「さあ?」
にこ「まぁいいにこ。他のメンバーのところに遊びに行ってくるにこ」スタスタ
海未「あっはい」
にこ「……」クンクン
にこ「……なんかいい匂いがするにこ♪」
ことり「ふんふんふーん♪」スタスタ
にこ「ことり、こんにちはにこ!」
ことり「あ、にこちゃん。こんにちは♪」
にこ「ことりって何でいっつもいい匂いさせてるにこ?」スンスン
ことり「えへへ、それはね……これ♪」
にこ「あ、10円にこ!」
ことり「えへへ、驚いた?10円玉にはね、なんと殺菌作用があるんです!」
にこ「ほえーすごいにこぉー」
ことり「靴の中なんかに入れると消臭効果があるよ」
にこ「にこもお金がある時に靴に入れるにこ!」
ことり「人によって個人差があるから注意してね♪」
にこ「勉強になったにこ♡」
ことり「それは良かったです♪」
にこ「もっと10円の活用法について知りたくなったにこ♪」
ことり「パソコンで調べたらどうかなぁ?」
にこ「その手があったにこ!色々ありがとう、ことり♡」
ことり「どういたしまして♪」
にこ「……早速部室に戻って調べるにこー♪」
にこ「……あれ?」
にこ「に、にこのパソコンに10円玉がいっぱい張り付けられてるにこ!」
にこ「……貰ってもいいにこ?」ソォ-
花陽「あ、ごめんなさい。それ、私がやりました……」
にこ「あら花陽。どうしてにこ?」
花陽「それはですね……10円玉は、熱を吸収してくれるからなんですよ!」
にこ「えっ、そうなの?」
花陽「うん♪正確には排熱だけどね。パソコンの熱くなりやすいところに置いたりするだけでも効果があるの」
にこ「知らなかったにこ……。花陽はものしりにこ♪」
花陽「えへへ、そんなこと無いよお///」
にこ「でも、こんなに10円置かないと効果ないにこ?ちょっともったいないにこ……」
花陽「そうだね……」
にこ「10円玉一枚だけで出来る遊びとかないにこ?」
花陽「うーん……あっ、そういえば希ちゃんと絵里ちゃんが10円玉一枚持って歩いてたよ」
にこ「なんとタイミングのいい話にこ。行くにこ」
花陽「ばいばい、にこちゃん♪」
にこ「ばいにこー」スタスタ
希「~♪」
にこ「いたにこ。おーい」
絵里「あ、にこ」
希「お!にこっち、ちょうど良いところにきたやん!」
にこ「にこも10円で遊びたいにこ。仲間はずれはいやにこ」
絵里「ふふっ、にこも一緒に遊びましょ?何やるか知らないけど」
にこ「絵里も知らないにこ?楽しみにこ♪」
希「ふふふ。とってもスピリチュアルな遊びなんよ♪」
絵里「へー、何かしら。早くやりましょ♪」
希「それはな…………これや!」バサッ
にこ「? 紙にこ。ひらがなが五十音順に並んでいるのと、鳥居?にこ」
絵里「ひっ!」ガタッ
にこ「どうしたにこ?そんな驚いて」
希「なんだ。絵里ち知ってたの」
絵里「あわわわわ」ガタガタ
にこ「ねー、これなんにこ?ねー」グイグイ
希「これはな……こっくりさんっていうんよ」
にこ「へー」
にこ「で、そのこっくりさんってどんな遊びにこ?」
希「あー……。遊びっていうか占いやね」
にこ「うらない?」
希「そう。この紙の上に10円玉を置いてこっくりさんに質問するんよ。こっくりさんこっくりさん、絵里ちの好きな人は誰ですかーって感じやね」
にこ「ふうん。10円はどう使うにこ?」
希「これはこっくりさんが質問に答える時に使うよ。質問する時に二人が10円玉の上に指を置く。後は勝手に指が動いてくれるんよ」
にこ「不思議にこー」
絵里「不気味なくらいよく当たるらしいのよぉ……」ガタガタ
にこ「にこも質問したいにこー♡」
希「よし!さっそくやってみよか♪」
にこ「うん!」
にこ「ここに指を置くにこ?」スッ
希「せやね」スッ
絵里「私は横から見てるわ……」
希「もー絵里ちってば怖がりなんやから」クスクス
にこ「じゃあ、小手調べににこから行くにこ。こっくりさんこっくりさん、にこの名前は何にこ?」
希「……」
にこ「わっ、勝手に指が動くにこ!すごいにこ!」
絵里「心霊現象よぉ……」ガタガタ
にこ「なになに……」
に・こ
にこ「当たりにこ♪すごいにこー♡」
にこ「次は希の番にこ」
希「うちはいいよ♪にこっちが聞きたいの聞いてな♪」
にこ「いいにこ?じゃあ、こっくりさんこっくりさん、にこの結婚相手はだれですか?」
希「…………」
絵里「……なんかうろうろしてるわね」
希「こっくりさんも分からないことなんかもねぇ」
にこ「あら。では質問変えるにこ。こっくりさんこっくりさん、にこはみんなから愛されるにこにーになれるにこ?」
希「……」
き・っ・と・な・れ・る・よ
にこ「やったにこ♪嬉しいにこー♡」
絵里「さすがにこね♡」
希「良かったなぁ、にこっち」
にこ「うん。あ、そろそろおいとまするにこ」
絵里「あらそう。残念ね」
にこ「またやらせて欲しいにこー」
希「いつでもいいよ♪さぁ、絵里ちはうちと続きしよか♪」
絵里「ひいいいいいぃぃ!?」
にこ「ばいにこー」スタスタ
にこ「さて、もう遊び尽くしたにこ?」
にこ「まだ真姫ちゃんと遊んでないから最後に遊びたいにこ……」
にこ「10円一枚で出来る遊び、なんかないかなぁ。あ、そうにこ!」
にこ「ふっふっふ。これで真姫ちゃんもイチコロにこ♡」
にこ「さて、真姫ちゃんを探しに行くにこ♪」トコトコ
にこ「いたにこ」
真姫「あら、にこちゃんじゃない。何か用?」
にこ「今時間いいにこ?これを見るにこ!」サッ
真姫「? 普通の10円じゃない」カミノケクルクル
にこ「よーく見るにこ!」ズイ
真姫「あ、ヒモが付いてるわね」
にこ「ふふふ。今から真姫ちゃんに催眠術をかけるにこ!」
真姫「催眠術? 馬鹿馬鹿しい、そんなのかかる訳ないでしょ」
にこ「……付き合ってくれないにこ?」ウルウル
真姫「ヴェエエ!?や、やらないとは言ってないデショ!さぁ来なさい!」
にこ「ありがとにこー♡」
にこ「じゃあ、この10円をじぃーっと見るにこ」
真姫「…………」ジ-
にこ「真姫ちゃん、真姫ちゃん。あなたはにこのことがだんだん好きになるにこ~♪」
真姫「!」
真姫(さて、どうしたもんかしら)カミノケクルクル
にこ「だんだん、だんだん好きになるにこ~♪」
真姫(にこちゃんったら、本気でかかると思ってるみたいね)
真姫(さて、どうしたもんかしら)
にこ「かかったにこ?」ピタ
真姫「あー、かかっちゃったわ」フラリ
にこ「やったにこ♪」グッ
真姫「うーん、にこちゃん。好きよぉ」ギュ-
にこ「暑いにごぉ~」
真姫「にこちゃん、一緒にお茶しましょ~♪」スリスリ
にこ「苦しいにご……。もう終わるにこ!」パンパン
真姫「はっ、私は一体何を」
にこ「ほっ」
にこ「真姫ちゃん、にことお茶したいにこ?」
真姫「えっ。べ、別にそんな事は……」
にこ「したくないにこ?にこは喉が渇いたにこ」
真姫「しょ、しょーがないわねー。特別にこの真姫ちゃんが一緒にお茶してあげるわよ///」
にこ「嬉しいにこー♡」
にこ(こうしてにこは真姫ちゃんとお茶することが出来たにこ♡)
にこ(会話もはずんでそのまま真姫ちゃんの家にお泊りしちゃったにこ♡)
にこ(やっぱり真姫ちゃんは頼り可愛くて、一緒にいると楽しくて、とっても優しい子にこ♡)
おしまい
元スレ
穂乃果「10円玉を使った遊びだよ!にこちゃんもやってみる?」
にこ「いいにこ?やりたいにこ!」
穂乃果「じゃあ、穂乃果が変わるよ。凛ちゃんが相手だよ!」
凛「ふふん。獅子は兎を狩るにも全力を尽くすと言うにゃ」
にこ「どうやればいいかわからないにこ」
凛「キエエエエエエイ」バシュバシュ
にこ「えっ」
凛「ふっ……早くも1点先取だにゃ」
4: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:41:42.03 ID:NETKY5lK.net
穂乃果「あっ、凛ちゃんずるいよー!」
凛「勝負にずるいもクソもないにゃー」
にこ「一理あるにこ」バシュ
凛「あっ、しまったにゃ」
穂乃果「これで1対1だね」
にこ「勝負の世界は非道にこ」
凛「あ!野生のちんすこうだにゃ!」
5: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:42:23.51 ID:NETKY5lK.net
にこ「その手には乗らないにこ」
凛「むむむ……あ、真姫ちゃん」
にこ「え?」
バシュ
凛「勝ったにゃー!」
にこ「ひどいにごぉ……」
穂乃果「残念だったねにこちゃん……」
6: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:42:56.00 ID:NETKY5lK.net
にこ「でも楽しかったにこ。またやろうにこ」
凛「了解だにゃー!」ビシ
穂乃果「また遊ぼうね、にこちゃん!」
にこ「ばいにこー」スタスタ
海未「おや、にこじゃないですか」
にこ「あら、海未。こんにちはにこ」
海未「こんにちは」ペコリ
7: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:43:25.70 ID:NETKY5lK.net
海未「穂乃果と話していたようですが、一体何をしていたのですか?」
にこ「10円サッカーしてたにこ」
海未「なるほど……」
にこ「にこは今、10円に無限の可能性を感じてるにこ。海未は何か知ってるにこ?」
海未「そうですね。これなんかどうでしょう
」スッ
にこ「? しょうゆで何するにこ?」
8: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:43:57.50 ID:NETKY5lK.net
海未「ふふふ。まずこれを10円玉に垂らします
」ポタ
にこ「はい」
海未「そして、これをティッシュで拭き取ると……」スッ
にこ「わぁ~すごいにこ!10円玉がピカピカになったにこ!」
海未「どうですか?凄いでしょう!」フフン
にこ「でも、なんで綺麗になるにこ?」
海未「さあ?」
にこ「まぁいいにこ。他のメンバーのところに遊びに行ってくるにこ」スタスタ
海未「あっはい」
10: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:44:25.42 ID:NETKY5lK.net
にこ「……」クンクン
にこ「……なんかいい匂いがするにこ♪」
ことり「ふんふんふーん♪」スタスタ
にこ「ことり、こんにちはにこ!」
ことり「あ、にこちゃん。こんにちは♪」
にこ「ことりって何でいっつもいい匂いさせてるにこ?」スンスン
11: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:44:55.33 ID:NETKY5lK.net
ことり「えへへ、それはね……これ♪」
にこ「あ、10円にこ!」
ことり「えへへ、驚いた?10円玉にはね、なんと殺菌作用があるんです!」
にこ「ほえーすごいにこぉー」
ことり「靴の中なんかに入れると消臭効果があるよ」
にこ「にこもお金がある時に靴に入れるにこ!」
ことり「人によって個人差があるから注意してね♪」
12: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:45:21.88 ID:NETKY5lK.net
にこ「勉強になったにこ♡」
ことり「それは良かったです♪」
にこ「もっと10円の活用法について知りたくなったにこ♪」
ことり「パソコンで調べたらどうかなぁ?」
にこ「その手があったにこ!色々ありがとう、ことり♡」
ことり「どういたしまして♪」
にこ「……早速部室に戻って調べるにこー♪」
13: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:45:54.09 ID:NETKY5lK.net
にこ「……あれ?」
にこ「に、にこのパソコンに10円玉がいっぱい張り付けられてるにこ!」
にこ「……貰ってもいいにこ?」ソォ-
花陽「あ、ごめんなさい。それ、私がやりました……」
にこ「あら花陽。どうしてにこ?」
20: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 12:56:58.92 ID:NETKY5lK.net
花陽「それはですね……10円玉は、熱を吸収してくれるからなんですよ!」
にこ「えっ、そうなの?」
花陽「うん♪正確には排熱だけどね。パソコンの熱くなりやすいところに置いたりするだけでも効果があるの」
にこ「知らなかったにこ……。花陽はものしりにこ♪」
花陽「えへへ、そんなこと無いよお///」
21: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 13:06:18.73 ID:NETKY5lK.net
にこ「でも、こんなに10円置かないと効果ないにこ?ちょっともったいないにこ……」
花陽「そうだね……」
にこ「10円玉一枚だけで出来る遊びとかないにこ?」
花陽「うーん……あっ、そういえば希ちゃんと絵里ちゃんが10円玉一枚持って歩いてたよ」
にこ「なんとタイミングのいい話にこ。行くにこ」
花陽「ばいばい、にこちゃん♪」
にこ「ばいにこー」スタスタ
23: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 13:19:16.61 ID:NETKY5lK.net
希「~♪」
にこ「いたにこ。おーい」
絵里「あ、にこ」
希「お!にこっち、ちょうど良いところにきたやん!」
にこ「にこも10円で遊びたいにこ。仲間はずれはいやにこ」
絵里「ふふっ、にこも一緒に遊びましょ?何やるか知らないけど」
28: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 15:00:11.12 ID:jMmFbLsf.net
にこ「絵里も知らないにこ?楽しみにこ♪」
希「ふふふ。とってもスピリチュアルな遊びなんよ♪」
絵里「へー、何かしら。早くやりましょ♪」
希「それはな…………これや!」バサッ
にこ「? 紙にこ。ひらがなが五十音順に並んでいるのと、鳥居?にこ」
絵里「ひっ!」ガタッ
36: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2016/09/02(金) 16:10:54.73 ID:jMmFbLsf.net
にこ「どうしたにこ?そんな驚いて」
希「なんだ。絵里ち知ってたの」
絵里「あわわわわ」ガタガタ
にこ「ねー、これなんにこ?ねー」グイグイ
希「これはな……こっくりさんっていうんよ」
にこ「へー」
56: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 22:48:40.58 ID:2I5PvQJF.net
にこ「で、そのこっくりさんってどんな遊びにこ?」
希「あー……。遊びっていうか占いやね」
にこ「うらない?」
希「そう。この紙の上に10円玉を置いてこっくりさんに質問するんよ。こっくりさんこっくりさん、絵里ちの好きな人は誰ですかーって感じやね」
にこ「ふうん。10円はどう使うにこ?」
57: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/03(土) 23:01:10.29 ID:2I5PvQJF.net
希「これはこっくりさんが質問に答える時に使うよ。質問する時に二人が10円玉の上に指を置く。後は勝手に指が動いてくれるんよ」
にこ「不思議にこー」
絵里「不気味なくらいよく当たるらしいのよぉ……」ガタガタ
にこ「にこも質問したいにこー♡」
希「よし!さっそくやってみよか♪」
にこ「うん!」
59: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/04(日) 00:07:03.74 ID:0Vy2GRSb.net
にこ「ここに指を置くにこ?」スッ
希「せやね」スッ
絵里「私は横から見てるわ……」
希「もー絵里ちってば怖がりなんやから」クスクス
にこ「じゃあ、小手調べににこから行くにこ。こっくりさんこっくりさん、にこの名前は何にこ?」
希「……」
にこ「わっ、勝手に指が動くにこ!すごいにこ!」
絵里「心霊現象よぉ……」ガタガタ
にこ「なになに……」
に・こ
にこ「当たりにこ♪すごいにこー♡」
66: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/04(日) 15:22:12.15 ID:0Vy2GRSb.net
にこ「次は希の番にこ」
希「うちはいいよ♪にこっちが聞きたいの聞いてな♪」
にこ「いいにこ?じゃあ、こっくりさんこっくりさん、にこの結婚相手はだれですか?」
希「…………」
絵里「……なんかうろうろしてるわね」
希「こっくりさんも分からないことなんかもねぇ」
にこ「あら。では質問変えるにこ。こっくりさんこっくりさん、にこはみんなから愛されるにこにーになれるにこ?」
希「……」
き・っ・と・な・れ・る・よ
にこ「やったにこ♪嬉しいにこー♡」
75: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/05(月) 18:58:00.49 ID:nRJlsCX0.net
絵里「さすがにこね♡」
希「良かったなぁ、にこっち」
にこ「うん。あ、そろそろおいとまするにこ」
絵里「あらそう。残念ね」
にこ「またやらせて欲しいにこー」
希「いつでもいいよ♪さぁ、絵里ちはうちと続きしよか♪」
絵里「ひいいいいいぃぃ!?」
にこ「ばいにこー」スタスタ
77: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/05(月) 19:16:23.73 ID:nRJlsCX0.net
にこ「さて、もう遊び尽くしたにこ?」
にこ「まだ真姫ちゃんと遊んでないから最後に遊びたいにこ……」
にこ「10円一枚で出来る遊び、なんかないかなぁ。あ、そうにこ!」
にこ「ふっふっふ。これで真姫ちゃんもイチコロにこ♡」
にこ「さて、真姫ちゃんを探しに行くにこ♪」トコトコ
79: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/05(月) 19:28:59.99 ID:nRJlsCX0.net
にこ「いたにこ」
真姫「あら、にこちゃんじゃない。何か用?」
にこ「今時間いいにこ?これを見るにこ!」サッ
真姫「? 普通の10円じゃない」カミノケクルクル
にこ「よーく見るにこ!」ズイ
真姫「あ、ヒモが付いてるわね」
にこ「ふふふ。今から真姫ちゃんに催眠術をかけるにこ!」
80: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/05(月) 20:42:22.56 ID:nRJlsCX0.net
真姫「催眠術? 馬鹿馬鹿しい、そんなのかかる訳ないでしょ」
にこ「……付き合ってくれないにこ?」ウルウル
真姫「ヴェエエ!?や、やらないとは言ってないデショ!さぁ来なさい!」
にこ「ありがとにこー♡」
にこ「じゃあ、この10円をじぃーっと見るにこ」
真姫「…………」ジ-
にこ「真姫ちゃん、真姫ちゃん。あなたはにこのことがだんだん好きになるにこ~♪」
真姫「!」
81: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/05(月) 22:06:39.23 ID:nRJlsCX0.net
真姫(さて、どうしたもんかしら)カミノケクルクル
にこ「だんだん、だんだん好きになるにこ~♪」
真姫(にこちゃんったら、本気でかかると思ってるみたいね)
真姫(さて、どうしたもんかしら)
にこ「かかったにこ?」ピタ
真姫「あー、かかっちゃったわ」フラリ
85: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/06(火) 18:54:33.25 ID:6HCtpxqc.net
にこ「やったにこ♪」グッ
真姫「うーん、にこちゃん。好きよぉ」ギュ-
にこ「暑いにごぉ~」
真姫「にこちゃん、一緒にお茶しましょ~♪」スリスリ
にこ「苦しいにご……。もう終わるにこ!」パンパン
真姫「はっ、私は一体何を」
にこ「ほっ」
86: 名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@\(^o^)/ 2016/09/06(火) 19:12:17.94 ID:6HCtpxqc.net
にこ「真姫ちゃん、にことお茶したいにこ?」
真姫「えっ。べ、別にそんな事は……」
にこ「したくないにこ?にこは喉が渇いたにこ」
真姫「しょ、しょーがないわねー。特別にこの真姫ちゃんが一緒にお茶してあげるわよ///」
にこ「嬉しいにこー♡」
にこ(こうしてにこは真姫ちゃんとお茶することが出来たにこ♡)
にこ(会話もはずんでそのまま真姫ちゃんの家にお泊りしちゃったにこ♡)
にこ(やっぱり真姫ちゃんは頼り可愛くて、一緒にいると楽しくて、とっても優しい子にこ♡)
おしまい
にこ「10円で遊ぶにこ♪」