1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 22:22:19.11 ID:21CIDvsb0

食蜂「婚后さん達だけかと思ったら…」

食蜂「思った以上に不透明な繋がりが多いのよねぇ、御坂さん」

食蜂「…常盤台のお上は大方覗かせてもらったけどぉ、それに関する情報は手に入らなかった」

食蜂「私のテリトリーには──確かに手を出していない」

食蜂「でもぉ…私の知らない場所に大きな何かが見える」

食蜂「読めないってぇ…すごくイライラするのよねぇ」

食蜂「…あら?」


御坂「待ちなさい!今日こそ思い知らせてやるんだから!」

上条「だから何であなたはいつも唐突に突っ掛かってきますかねぇ!?」

御坂「出会いはいつも突然によ!ほらほらほら!」

上条「ぎゃああああ!」

食蜂「あれは…風紀委員の1年の子を覗いた時に出てきた男?」

食蜂「…調べてみようかしらぁ」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 22:23:48.21 ID:21CIDvsb0

………

………

………

食蜂「上条当麻…とある高校、1年7組に在籍。
レベル0、成績凡庸、運動そこそこ、ルックスは…まあまあって所かしらぁ」

食蜂「あの子が執着する意味が分からないわねぇ…一目惚れ?」

食蜂「ふむ…」

食蜂「まあ意味なんてどうでもいいわ。重要なのはこの男が第三位のアキレス腱足り得るってコト」

食蜂「…何事も保険は、必要よねぇ」ニタ




16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 22:58:07.48 ID:21CIDvsb0

御坂「ん?あ、アンタ!」

上条「げっ、御坂…」

御坂「人を見るなり『げっ』とは失礼ね」バチバチ

上条「頼む!今日は勘弁してくれ、これからタイムセールが…」

食蜂「上条さぁん」ムギュ

上条「おわぁ!?(きゅ、急に左腕に柔らかい感触が!)」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:04:14.32 ID:21CIDvsb0

御坂「うげ」

食蜂「どうしたのぉ?ま た 御坂さんにちょっかいかけられてるのかしらぁ?」

御坂「なっ…アンタ!いきなり何を…」

上条「え、えーっと、御坂のお知り合いさん?離してくれると助かるんだけど…」

食蜂「上条さん…私のこと忘れちゃったの?」ピ

バキィン

上条「え…あー、久しぶり?(まずい、記憶喪失前の知り合いか…?)」

食蜂「やだぁ、久しぶりなんて。昨日もデートしたじゃなぁい(…あら、洗脳力が足りなかったかしらぁ?)」



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:09:42.67 ID:21CIDvsb0

御坂「な…な…」ワナワナ

上条「い、いや!昨日の俺は到って平凡な生活を…」

食蜂「本当にそう?もう一度思い出してみて」ピッ

バキィン

上条「(待て待て待て!昨日俺は確かに帰宅後は何のハプニングも無くのどかな時間を満喫していたはず…!)」

御坂「…ああ、そういうコト」

上条「御坂?」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:14:25.63 ID:21CIDvsb0

御坂「私だけじゃなく、そいつにもアンタお得意の何とか力は効かないみたいね」

上条「…?」

食蜂「なっ…(そういえば、この男の記憶がさっきから読めなかった…)」

御坂「アンタを頼ろうとして踏み止まった事もあったけど。…はぁ、どちらにせよ無理だったのね」

食蜂「(御坂さんと同様の電磁バリア?違う、この男は何もしてないわ。そもそも能力自体が打ち消されたような…)」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:25:06.48 ID:21CIDvsb0

御坂「ところでアンタ」ザワッ…

食蜂「…な、何かしらぁ?」

御坂「そいつに手を出そうとしたわね」

食蜂「っ…(まずいわねぇ。周囲に人は…居ない!?よりにもよって…)」

御坂「言ったわよね、私の友達──と言い切りたくはないけど──に手を出したら…どうなるかって。
…ああそうだ。いつぞやの図書室での報復もまだ済ませてなかったわよね」

上条「(…!やべぇぞ、マジギレしてる)」

食蜂「み…御坂さん?本気…じゃないわよねぇ?」

御坂「…」バチバチ

上条「ちょ、ちょっと待ってくれ御坂!」




26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:32:12.19 ID:21CIDvsb0

御坂「何?アンタ、そいつに頭ん中弄られかけたってのにそいつの肩を持つの?」

上条「いや…そう言われてもですね。上条さんにとっては何がなんだかって感じなんだが、ただ1つ言えるのは」

上条「彼女が何をしたか知らんが、無傷の俺がここに居る以上。お前が無抵抗の彼女に危害を加えるなら、俺はそれを止めなくちゃならねぇ」

御坂「…」

食蜂「…あ…」

上条「御坂…」

御坂「…」

御坂「…はぁ」フッ

御坂「ああそうだ。そうよね、分かってたわよ。アンタはそういう人間だって」

食蜂「ふぁ…」フラッ

上条「おっと」ダキッ フヨン

食蜂「!?」ボッ

御坂「!」ピリッ



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:43:17.34 ID:21CIDvsb0

上条「大丈夫か?」

食蜂「…胸」

上条「え…のわああ!ご、ごめん!えーっと…」

食蜂「…食蜂」

上条「え?」

食蜂「食蜂、操祈です」

上条「分かった。食蜂さん、立てるか?」

食蜂「…えと、その」

上条「駄目そうだな…それじゃ、よっと」オヒメサマダッコ

食蜂「ひゃあああ!?」

上条「寮までなら近いし送るよ。流石に中には入れないから…御坂、頼めるか?」

御坂「もう、アンタは…分かったわよ。さっさと行きましょ」

上条「助かる」



上条「インデックスからお叱り確定ですかねこりゃ…不幸だ」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:45:35.90 ID:bJiQ0qdM0

みさきちの寮って学舎の園の中じゃない?



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:51:18.44 ID:21CIDvsb0

>>32
何…だと…
美琴とみさきちが同じ寮に居るパラレルワールドがあってもいいよね



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:53:16.17 ID:21CIDvsb0


………

………

上条「到着、っと」

食蜂「あ…あのぉ…上条さん」

上条「ん?」

食蜂「ありがとう、ございました」

上条「いいってくれぐらい」

御坂「ほら、肩掴まりなさい。もう…救われたわね、アンタも」

上条「そうだ、御坂」

御坂「何よ?」

上条「まだ事情はよく分かってないけど。…俺のために怒ってくれたんだよな。サンキュ」

御坂「っ!」ボッ

御坂「あ、アンタがあまりにも能天気だから代わってあげただけよ!」

御坂「それに、結果論だけどタイムセール潰しちゃったし…ああもう、さっさと帰りなさいよ!」

上条「ああ、んじゃまたな、御坂」



38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/12(金) 23:58:47.37 ID:21CIDvsb0

………

御坂「行ったわよ」

食蜂「…あら、バレちゃってたぁ?」スタッ

御坂「アンタがあの程度で腰抜かすようなタマなもんか」

食蜂「じゃあ、何で邪魔しなかったの?」

御坂「言ったところでアイツはそんな訳無いだろって言い切るわよ」

食蜂「…詳しいのねぇ」

御坂「資料じゃアイツは計れない」

食蜂「…」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:04:25.33 ID:/2oNGxIs0

御坂「あーあ、それにしてもさっきのアンタ、録音でもしとけばよかったわ。
『あ、あのぉ…上条さん、ありがとうございました』だって…くくく」

食蜂「あ…あれは演技に決まってるじゃないのぉ、あんなレベル0の唐変木に恋心なんて…」アセアセ

御坂「へーえ、私は恋とかどうこうに関しては一度も言ってないけど?」ニヤニヤ

食蜂「…」

食蜂「…ちょうど寮内だし、私の洗脳力改めて見せてあげようかしらぁ?」

御坂「…寮生が来るまでに消し炭になっちゃったら意味無いわよね?」


女生徒A「おや…あれは?」

女生徒B「どうしたんですの?…ええっ!?」

食蜂「…」バチバチ

御坂「…」バチバチ

女生徒A「あれは…御坂さんと女王?」

女生徒B「か、かなり…まずいのでは、お二人共一触即発状態ですわよ…」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:14:08.97 ID:/2oNGxIs0

御坂「ハッ、精神も記憶も弄ろうとした女をお姫様だっこで寮に運ぶようなバカに惹かれたなんてとんだお笑い種ね」

食蜂「あら、しょっちゅう電撃で襲い掛かるような女を何だかんだで受け入れるような男にゾッコンなあなたも相当よぉ?」

御坂「…」

食蜂「…」




食蜂「…アハハぁ」

御坂「…ははっ」

食蜂「そう、そうなのね、あれが上条当麻」

御坂「そう。あのバカが上条当麻」

食蜂「興味沸いてきちゃったかもねぇ」

御坂「…本気?」

食蜂「ええ…御坂さんへの牽制とか保険とか、そういうのは無しで」

御坂「そう、なら負けないわよ」

食蜂「でもでもぉ、御坂さんがあんなにツンツンしてる今だと、私の悩殺力ですぐに勝負が決まっちゃうかしらぁ」

御坂「なっ!」



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:21:25.74 ID:/2oNGxIs0

食蜂「それにぃ、上条さんは年上が好みってコトも判明してるのよねぇ」

御坂「あ、アンタだって中学生じゃないの!」

食蜂「どうかしらぁ?」ニャ

御坂「うがー!やっぱアンタからあいつの記憶消してやる!」

食蜂「あらあら、それは私の専売特許よぉ」

御坂「黙りなさいこの年増ぁ!」

食蜂「としっ…!?」

『教育的────』

御坂「へ」グッ

食蜂「え」ガッ

寮監『指導ッ!』ゴキャ



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:26:10.77 ID:/2oNGxIs0

………

………

上条「帰ったぞー、インデックス」

禁書「あ、とうま!お帰りなんだよ」

上条「…悪い!」ガバッ

禁書「…また、いざこざがあったの?」

上条「ああ…」

禁書「はあ。もう慣れつつある自分が嫌かも」

禁書「ところで、詳しくは何があったのか気になるんだよ」

上条「ああ、それが───」




ガブゥ フコウダアアアアア



46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:28:46.31 ID:/2oNGxIs0

………

………

………

………

食蜂「…痛い」サスサス

食蜂「…上条当麻、かぁ」

食蜂「読めないってぇ…すごくイライラするのよねぇ」

食蜂「だからぁ…」

………

………

………

食蜂「あなたの気持ち、読めるようになりたい。お友達から始めなぁい?」

上条「…はい?」




おわり



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:34:22.77 ID:/2oNGxIs0

限界点。
みさきちSSはもっと増えていい



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:37:31.79 ID:K63dl9OD0

もっと増えるのはもっとキャラが固まってからだ



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 00:41:43.52 ID:ssHdIlo9i

乙乙
まあ原作で登場すればそれなりに増えそうだけどな
新刊では本人の登場こそなかったけどみさきちネタもそれなりにあったしこれからに期待しようか


元スレ
食蜂「読めないってぇ…すごくイライラするのよねぇ」