1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:45:04.56 ID:JbrZ4OdW0

ジョルノ「ああ、申し訳ないが頼むよミスタ……」

ミスタ「まッ、No.3がNo.1の言う事を聞くのは当然だしよォ…それがパッショーネにとって有益だって言うなら何でもやるが……どうして『プロデューサー』なんだよ?」

ジョルノ「パッショーネの昔からの繋がりが日本の765プロ、という所にある。
     そこは水瀬とも懇意だ。……パッショーネとしてはSW財団にも匹敵する水瀬と繋がりを持ちたい。」

ミスタ「で、俺がどうにかして水瀬に恩を売れば良いってことだな?」

ジョルノ「ああ。……ただ、日本は銃社会じゃあないからミスタのスタンドはあまり使う機会が無いかもしれないな」

ミスタ「問題ないだろ?…日本は滅茶苦茶治安がいいって聞いてるし」

ジョルノ「早速だが日本に発ってもらう」

ミスタ「いつだよ?」

ジョルノ「18時間後には空の上さ」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:46:48.18 ID:JbrZ4OdW0

No.1「765プロッテアノ『キサラギチハヤ』ノ事務所カァ――!?」

No.7「カナリユウメイダカラナ……ソイツハ期待大ダゼ」

No.2「アオイイィトリィィーーッ!」

ミスタ「No.2うるさいぞ」

No.3「ダッセー!オコラレテヤンノ」

ミスタ「ピストルズ……確かに声は如月千早に似てない事もないがどうしてこうも『音痴』なんだよ」
ミスタ「俺に似たか…?」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:47:21.62 ID:JbrZ4OdW0

―――
――――
高木「えーと、みんな聞いてくれ……今日から皆のプロデューサになるグイード・ミスタ君だ」

ミスタ「えーっと……まあ、よろしく」

亜美「外人のでっかいプロデューサーだ!」

真美「しかも超イケメンだし!」

雪歩「外……外国の男の人ですか……!」ガクブル

高木「……ミスタ君この職場、どうだね?」

ミスタ「まァ、良い職場なんじゃあないですか?」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:48:28.67 ID:JbrZ4OdW0

あずさ「社長から聞いたんですけどイタリアの方なんですか~?」

ミスタ「ええ。これからよろしくお願いします……えっと」

あずさ「あずさです。…三浦あずさ」

ミスタ「よろしくお願いします、あずささん」ペコオオォッ(何コレ……すっげえ乳…)

ミスタ(ジョルノ!…こんなに可愛い女の子のいる事務所にッ!ありがとう)

やよい「うぅ…新しいプロデューサ…」

ミスタ(ん?この女の子…小動物系、って感じか……でもガキは勘弁だぜ。もっとナイスバディな……)



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:49:08.09 ID:JbrZ4OdW0

響「自分、我那覇響だぞ!……自分も東京に来たばっかりの時は不安だったから一人でイタリアから来たプロデューサーの気持ちわかるぞ」

ミスタ(この子背は小さいが…いいじゃあねえか)
ミスタ「いやいや、仕事しないとな、仕事!」パンパン

響「ん?どうしたんだプロデューサー?」

伊織「響がいきなり話しかけるからびっくりしてるんでしょう?」

伊織「私は水瀬伊織、トップアイドル…竜宮小町のリーダーよ」

ミスタ「へぇ…水瀬の……前々から予想してた通りだな」

伊織「な…何よ?」

ミスタ「いや…別に」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:49:38.14 ID:JbrZ4OdW0

伊織「ま、困ったこととかわからない日本語があったら言いなさい。…あまりイタリア語は得意じゃあないけど教えてあげるわ。」
伊織「トップアイドルから直に日本語教えてもらうなんて機会、普通は無いんだから感謝しなさいよ」

ミスタ「………ああ」

ミスタ「で、この事務所にいるのは他に」

やよい「あの…向こうの机の陰に隠れているのが雪歩さんです。」
やよい「雪歩さんは男の人が少し苦手で……」

ミスタ「ああ、大丈夫だ。気にしてないよ」(おっ…隠れてる子も意外と可愛いじゃんよォ……やっぱりアイドルだぜぇ)

やよい「雪歩さんを説得してるのが真さんです」

ミスタ「……ジョルノからの話だと男のアイドルはいないみたいだったけど…ジョルノの情報が古かったってことか」

伊織「今日は居ないけど他にも千早春香美希の三人がいるわ…あとは」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:50:43.67 ID:JbrZ4OdW0

貴音「そちらが新しいプロデューサー様ですか?」ズルズル

律子「ちょっと貴音!ラーメン食べながら給湯室から出てこないでよ!」

貴音「しかし私は新たなプロデューサー様の様子が気になって……」

小鳥「貴音ちゃん!食べてからにしましょう!!」

貴音「ですが、どちらも私には捨てがたい甘美な……」

律子・小鳥「いいからいいから……」

ミスタ「社長さんよォ……なかなか特徴的な事務所だな……」

高木「私もそう思うよ」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:51:53.25 ID:JbrZ4OdW0

―――
三ヶ月後

ミスタ(今日は765プロの小さい者クラブ……の三人と収録だった)

伊織「ちょっとプロデューサー?何やってるのよ全く!」

ミスタ(相変わらず高飛車だなこのヤロウ……トリッシュだって二三日で打ち解けてくれたってのによ…)
ミスタ「ああ…すまないな。少しだけ金を降ろしたいんだ」

伊織「少しくらいだったら私が出すわよ」

ミスタ「あのな?プロデューサーがアイドルに集るわけないだろう」

響「全く…財布の中くらいちゃんと確認してほしいぞ」

ミスタ「すまんすまん…降ろしたらなんか美味しいものでも食べに行こうぜ」

やよい「本当ですか?…でも悪いですよ」

ミスタ「気にするなって……伊織、あまり高いのは駄目だからな」

伊織「わかってるわよ!」

ミスタ(ま、今日中に行けるかわからないけど…)



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:52:48.04 ID:JbrZ4OdW0

―――回想―――


ミスタ「銀行強盗?」

ジョルノ『ええ。簡単に言うと自作自演なんですけれどもね』
ジョルノ『パッショーネの構成員に銀行強盗の真似事をさせるのでそれをミスタが鎮圧してください』

ミスタ「そんなこんなで水瀬に恩を売るんだな?」

ジョルノ『…勿論銀行強盗はミスタやアイドルを傷つけたりしません』

ミスタ「そいつは安心だ」

ジョルノ『その計画、決行する日時なんですが●月の**日にでも』

――

ミスタ(こいつらの笑顔を見ると自分がこれからやることはどうも下衆っぽくて嫌だぜ……)
ミスタ(だが……仕事だからな…俺はキチっとこなすぜ)



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:54:50.57 ID:JbrZ4OdW0

強盗A「動くんじゃあねえ!!」

強盗C「携帯電話をこの袋の中に入れろ!!全員だ」

ミスタ(始まった)
ミスタ「おいおい……お前ら自分が何やってるのか解ってるのか?」

響「ちょっとプロデューサー…あんまり刺激しない方が」

ミスタ(危害を加えられることは確実に無いんだ…いきなりぶん殴るよりもこうしてチョビっと説得した方が好感度も……)

強盗B「あァ!?死にたいのか?」ガン

ミスタ「ぐっ……?」

やよい「プロデューサー?」

「次、ふざけた事抜かしたら…弾くぞ」

ミスタ(こいつら……よくよく見たらイタリア人じゃあない……本物の銀行強盗に遭遇したッつ~偶然か……それとも『ハメられた』か)



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:55:48.87 ID:JbrZ4OdW0

伊織「あいつら…許さないんだから」コソコソ

響「これからどうするんだ」コソコソ

ミスタ「……どうするかな」コソコソ

ミスタ(ピストルズに銃を奪い取る力は無い……どうやって銃を手に入れるかだな)
ミスタ(敵の数は三人か。俺だけなら何とかなるが……アイドルが一緒となると少し厳しいぜ)

ミスタ「お前たちはここを動くなよ?」コソコソ

ミスタ「あの~少し良いかな?」スゥ

強盗B「いきなり立つんじゃあねえ!」チャキ



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:56:23.68 ID:JbrZ4OdW0

ミスタ「トイレに行きたいんだが……このままだと漏らしてしまいそうなんだ」

強盗B「知ったことかよ!ここでしたら良いだろ」

ミスタ「おいおい……ここにはトップアイドル『竜宮小町』のリーダーがいるんだぜ?
そんな場所でできないよ」

強盗A「確かにこいつは『水瀬伊織』じゃあねえか……身代金誘拐に変更しても楽しそうだな」

伊織「ひっ…」

強盗C「それに……そこの二人もアイドルじゃあないか…毎日のようにテレビで見るぜ」

やよい「うぅ」

ミスタ「な?アイドルの前でできる事じゃあねえよ…だから頼むぜ」

強盗B「しょうがねえ……手を上げるんだ………俺が一緒に行く」

ミスタ「お手柔らかに…………頼むぜ」スタスタ



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:56:56.59 ID:JbrZ4OdW0

――

強盗B「まだかよ……早くしろ」

ミスタ「ああ…もう少し待ってくれよ」ジョボジョボ
ミスタ(後頭部に銃口押し付けやがってこの野郎……)

ミスタ「終わったぜッ!!」ドゴォ

強盗B「くっ」

ミスタ「俺に密着しすぎたな…後ろ蹴りがそのまま鳩尾に入ったぜ……クソッたれが、ズボンに付いたじゃあないかよ
これでこいつは五分は起きないだろうが……念のため一発きつめに絞めとくか」ギチギチ

ミスタ「素人の癖してチーフスペシャルなんざ振り回しやがって……」チャキ
ミスタ「五連装じゃ一人余るじゃあないかよ……」

ピストルズ「「オレハ抜ケタクナイゾ!」」

ミスタ「だよなぁ…」
ミスタ「これは平等にみんな一回休みだな」

――



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:57:28.48 ID:JbrZ4OdW0

強盗C「おい、トイレから帰ってくるのが遅すぎないか……」

強盗A「……やっぱり一人で行かせたのはまずかったか」

響「プロデューサー!?」

ミスタ「……」チャキ

強盗C「あの野郎!ふざけた真似を」

強盗A「おい、妙な動きをするなよ!動くとどうなるかわかってるんだろうな」グイ

やよい「ぅう……」

ミスタ「おいおい……お前、立場解ってないな?動くなよ。それ以上妙な動きするとお前の首から上がR-18指定のスプラッター映画みたいなことになるぜ」

強盗A「黙れ!!今すぐに銃を降ろすんだ」

伊織「ちょっとあんた!いい加減に……」

ミスタ「へいへい……」ガーン

強盗A「なっ……あの距離で俺の銃だけを弾き飛ばすなんて」

ミスタ「もう一発!」ガーン

強盗C「ヒッ…」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 23:58:06.00 ID:JbrZ4OdW0

ミスタ「俺の腕は理解したよな?もう一度言うぜ…動くな」
ミスタ「そこで壁の方を向いてうつ伏せになるんだ、手は壁についてろ」

やよい「うぅ…怖かったよ……」ポロポロ

伊織「やよい、大丈夫よ」ナデナデ

響「プロデューサー…やけに慣れてるような」ポカーン

警官隊「貴様は完全に包囲されている!もう逃げ場は無いぞ」

ミスタ「警察が来てくれたか…これで……」

警官隊「そこの男!人質を解放しろ」

ミスタ「これ言われてるの……俺か?……誤解だぜ、こいつはよォ!!誰だ警察呼んだのは!お前か」チャ

受付嬢「ひぃぃイっ!殺さないでッ」

ミスタ「殺さねえよッ!少し頭に血が上っただけだ…ん、あれは……」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/07(木) 00:00:04.95 ID:VXLgq96k0

――事務所

小鳥「なんだか銀行強盗みたいですよ…この近くなんですって」

高木「何だってェ……そいつはまずい。うちのアイドルたちは可愛いからねえ」

小鳥「誘拐犯じゃないんですからそんな理由で巻き込まれたりなんてことは……」

律子「現場の中継やってますよ」

リポーター『犯人とみられる男が受付嬢に拳銃を突きつけています!!」

小鳥「あれって……うちの」

律子「プロデューサーですよね?」

高木「これはどういう事だね君たちィ」

律子・小鳥「こっちが聞きたいですよォ!」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/07(木) 00:00:42.41 ID:VXLgq96k0

―――銀行

ミスタ「あれは…あの黒い人影は……『スタンド』」

警官隊「突入!!犯人を取り押さえろ」

ミスタ「ハッ…違う!俺は犯人じゃない」

警官隊「確保!!!」

ミスタ「話を聞けよぉォォォォ!」


――三日後

ミスタ「散々な目にあった……」

高木「いや…君も大胆なことをするね」

ミスタ「いや、銀行強盗はしてないんですって」

高木「勿論、その点では君を信用しているよ」
高木「ただ……アイドルの側頭部に押し付けられている拳銃を『スタンド』無しで打ち抜くなんていうのは褒められた話じゃあない」

高木「スタンド、があったとしてもね」

ミスタ「はい……その点では反省しています」



27: ◆Qa74HYk2m6bP 2013/03/07(木) 00:04:32.59 ID:VXLgq96k0

高木「ペリーコロとは古い馴染みだ……イタリアで死にかけていた私を助けてくれた彼の忘れ形見だから君たちには協力している」
高木「私はギャングではないしスタンド使いでもない…だから君たちに協力する義理はあるが、それだけだ」

ミスタ「一蓮托生ではない、と」

高木「まあ、それもそうなんだが……君はイマイチ実感していないのかもしれないけれどもここは日本だ。日本の警察は優秀だよ……殺しもイタリアとは違って逃げ切れないだろう」
高木「君にはもう少し落ち着いてもらわないと…アイドルを傷付けられたら私も黙ってはいないしね」

ミスタ「肝に銘じておきますよ」
ミスタ(だが、それ以上に気になるのは……あの黒い『スタンド』)

ミスタ(銀行強盗は犯行前後の記憶が曖昧だったらしいし銃の入手経路もわからない)
ミスタ(恐らくスタンドで操られていたんだろう)

ミスタ「手がかりは無し……八方塞がりか……面倒だぜ」PLLLL
ミスタ「……ジョルノからか」



30: ◆Qa74HYk2m6bP 2013/03/07(木) 00:05:37.95 ID:VXLgq96k0

ジョルノ『話は聞きました…結構大変みたいですね?』

ミスタ「大変なんてもんじゃあないぜ」
ミスタ「正体不明のスタンドが一枚噛んでる……」

ジョルノ『本来銀行強盗をする筈だった構成員とは連絡が付きません』
ジョルノ『そして、彼らはスタンド使いではない』

ミスタ「ますます訳が分からなくなってきたぜ」

ジョルノ『一人でも大丈夫ですか?……必要によっては僕もそちらに」

ミスタ「俺一人で十分さ……まッ俺の顔がどうしても拝みたくなったら来たら良いぜ」

ジョルノ『フフ……考えておきますね』

ミスタ「嘘だ嘘!なんか危ないから気にするなよ?」

ジョルノ『冗談ですよ……それではおやすみなさい』

ミスタ「こっちはまだ日が高いけどな……おやすみ」ガチャ



32: ◆Qa74HYk2m6bP 2013/03/07(木) 00:07:23.21 ID:VXLgq96k0

ミスタ「さてと……これからどうしようかな…悩んでも仕方がないしコーヒーでも飲むか」ガチャ

響「……」

ミスタ「おいおい、どうしたんだ響。こんなところに突っ立って?」

響「うぁ……プロデューサーはギャングで……本当に人を殺したことがあるのか?」

ミスタ「……さっきの社長との話…聞いてたのか」

響「少しだけ……社長室から洩れて聞こえてたから」

ミスタ(こっちも相当厄介だな……どう説明する)

mbms-015231-006




元スレ
ミスタ「俺が765プロのプロデューサー?」