1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 01:12:27.35 ID:3t7y7Yzu0
P「雪歩、ちょっといいか?」
雪歩「はい、何ですか?」
P「いや、ちょっと聞いて欲しいものがあってな」
雪歩「何でしょうか」
P「これなんだが、一体何なんだ」カチャ
『萩原雪歩 17歳です男の人が大好きです!♪』
雪歩「や…こるは…ちが…プロデューサー…ちが…」
P「…騙しやがってこの淫売が。なぁーんだ全部設定か。そっかー」
P「綺麗じゃない雪歩は俺に何ももたらさない。俺だけを慕う雪歩以外必要ない」
雪歩「ひっ…!!嫌っ…!来ないで!来ないで!助けて…誰か助けてぇええ!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:26:52.99 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「ダメですぅー!……はっ!」
雪歩「ここは……事務所のソファ? そっか、私いつの間にか寝ちゃってたんだ……」
雪歩「そうだよね。プロデューサーがあんな怖い事言う筈ないもんね」
P「戻りましたー」ガチャ
雪歩「プロデューサー、あの、その、おはようございますぅぅぅ」
P「どうしたんだ、雪歩。
そんなに後ずさりされると、初めて会った頃を思い出すなぁ」
雪歩(言えない……あんな夢見たなんて言えない……)
P「レッスンで疲れてたのか? 最近頑張ってるもんな。
あれ、その机の上にあるのは、カセットテープ? 雪歩のか?」
雪歩「いえ、あの、それは」
P「雪歩のじゃないとすると。誰かの忘れ物かな。
どこかにラジカセあったから聞いてみよう。そうすれば、誰の物か分かるかもしれない」
雪歩「えええええええ?」
P「雪歩?」
雪歩「えーと、その、何でもないです……」
雪歩(どうしよう、あのテープを聞かれたら、さっきの夢が正夢になっちゃう)
P「お、あったあった。これにカセットテープを入れて……」
雪歩(何とかしなきゃ何とかしなきゃ何とかしなきゃ)
雪歩(どうしよう。シャベルはキッチンの方に置いてたから、今からじゃ間に合わない!)
雪歩(こうなったら!)
雪歩「わ、わー! 何もないのに滑っちゃいましたぁ!」
どんがらがっしゃーん
P「春香? じゃなくて雪歩!?」
雪歩「きゃー。指が録音ボタンに!」
P「え!」
雪歩「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「雪歩落ち着け! とにかく録音を止めるんだ!」
雪歩「え、は、はい! アレ、どれが停止ボタンなのか分かりません~」
雪歩(本当はさっき使ったばっかりだから分かるんですけど、ごめんなさい!)
P「落ち着け雪歩、これだ!」
プツッ
P「参ったなー。これじゃ、元の音は消えてるかもしれない」
雪歩「ごめんなさい、プロデューサー」
P「とにかく、巻き戻して聞いてみるか」
ゴメンナサイゴメンナサイ……オチツケユキホコレダ…………シーン
P「俺達の声だけで消えたみたいだな。何も聞こえない。一体なんだったんだ?」
雪歩(大成功ですぅ!)
P「まぁ、消えたものは仕方ないか。他の皆にそれとなく聞いてみるよ」
雪歩「すみません、プロデューサー」
P「じゃ、俺は次の仕事があるから」
雪歩「い、いってらっしゃいませー」
ガチャ
バタン
雪歩「良かったー。あの声、聞かれてたら、大問題になったかもしれない、よね。
男の人が苦手なのを克服するなら、逆の事を自分に言い聞かせてみたら……って。
アドバイスしてくれた小鳥さんに、どう謝ったらいいんだろう」
雪歩「でも、録音した分は消えたみたいだし。これで一安心……」
ハギワラユキホジュウナナサイデス オトコノヒトガダイスキデス
雪歩「」
雪歩「え? どうして? 消えたんじゃなかったの?」
モウイチドイイマスー オトコノヒトガダイスキデスー
雪歩「そ、そっか! 私、録音し始めてからもしばらく言えなくて……。
しばらく経ってから、ようやく言ったんだっけ……。
で、でも、今なら誰も」
千早「萩原さん……今の、本当なの?」
雪歩「千早ちゃん!」
千早「萩原さんは男の人が苦手だって言ってたのに……嘘だったのね」
雪歩「違うの千早ちゃん、これはね?」
千早「いいのよ、萩原さん。
貴女が裏で逆ナンしようと援交しようと乱交しようと、仲間であることには変わりないわ」
雪歩(千早ちゃんらしくないこと言ってる! きっとパニックになってるんだ!)
雪歩(でも、私も混乱して、どうしたら千早ちゃんの誤解が解けるの?)
千早「大丈夫、誰にも言わないから!」ダッ
雪歩「待って千早ちゃん!……行っちゃった……」
雪歩「千早ちゃんには明日誤解を解くとして……」
雪歩「まずは、また上から録音しようっと」
雪歩「♪コスモス コスモス 飛び出していく~♪」
雪歩「よし、これで大丈夫!」
響「はいさーい!」
雪歩「響ちゃん」
響「成程、このカセットに自分の歌を録音してたのか」
雪歩「うん、客観的に自分の歌を聴くにはいいかなーって」
響「聞いていい?」
雪歩「ちょっと恥ずかしいけど……いいよ。お茶淹れてくるね」
響「お、さんきゅー」
コスモス コスモス モウトマレナイ……カチャ
響「お、短いテープだな。もう終わったぞ。あ、B面があるか」
雪歩(B面……だと……!)
雪歩「響ちゃん、待っ」
ホントウハオトコノヒトガダイスキナンデスー ホントウデスー
響「」カチャ
雪歩「えっと、あのね、響ちゃん、これはね」
響「雪歩……雪歩はすっごい努力家だったんだな!」
雪歩「え?」
響「最初はプロデューサーでさえなるべく距離とってたんだろ?
それなのに、こんな風に苦手を克服できるなんて……すごいぞ、雪歩!」
雪歩(誉められても全然嬉しくないよぅ!)
響「でも、スキャンダルには気をつけなきゃな。
壁に耳あり、障子に目ありって言うし。このテープも、すぐ捨てた方がいいよ」
雪歩「う、うん、そうする」
響「じゃ、自分これからレッスンだから!またなー!」
バタン
雪歩「そうだよね……こんなテープがあるからダメなんだよね……」
バタン
小鳥「ごめんね雪歩ちゃん、留守番お願いしちゃって……」
雪歩「小鳥さぁん!」
小鳥「どうしたの雪歩ちゃん、そんなに泣いて、何かあったの!?」
雪歩「実は……」ゴニョゴニョ
小鳥「そうだったの。ごめんなさい、私があんなアドバイスをしたから」
小鳥「でもね、苦手を克服するのに、あの方法が効くのは本当よ」
雪歩「本当ですか……?」
小鳥「こ、今回はほら、カセットテープに録音しちゃったからちょっと大事になってるけど。
録音なんかしなくても、声に出して自分に言い聞かせるだけでいいのよ。
私もね、「この歳で独り身だって寂しくない」って何度も言い聞かせてたら平気になったわ」
雪歩「そうですか。録音したからダメだったんですね!」
小鳥「そう。声に出して、言い聞かせるだけでいいの。ほら、やってみて」
雪歩「萩原雪歩、17歳です。男の人が、苦手、じゃないですー」
小鳥「本音が出てるわ! 本音とは逆を言うのよ!」
雪歩「は、はいっ!」
雪歩「萩原雪歩、17歳です。男の人が大好きです!」
ガチャ
P「雪…歩?」
小鳥「プロデューサーさん! お仕事の筈じゃ!」
P「あぁ、美希を迎えに行った帰りに、しつこい記者に見つかってさ。急遽こっちに戻ってきたんだ」
美希「雪歩……さっきの、本当なの?」
雪歩「ち、違うよ美希ちゃん、信じて!」
小鳥「誤解なんです!雪歩ちゃんの男性恐怖症を克服する特訓なんですよ。
わざと本音と逆の事を言うっていう……」
美希「そうだよねー。男の人が大好きな雪歩なんて想像つかないの」
P「でも、タイミングが悪かったような……」
雪歩「タイミング、ですか?」
P「言ったろ。しつこい記者に見つかったって。もし今の声が下まで聞こえてたら」
小鳥「大変! 窓が開いてる!」
雪歩(プロデューサーの不安は的中してしまいました)
雪歩(マイナーな雑誌の小さな記事になっただけなんですけど)
雪歩(それでも問題になったので)
P「じゃあ、いいな、雪歩。今日のラジオでちゃんと言うんだぞ」
雪歩「はい。ちゃんと小鳥さんに教わった苦手克服法をしただけだって説明します……
「独り身だって寂しくない」って何度も言い聞かせてたら平気になった」って実例をつければ、
きっと皆信じてくれますよね……?」
P「あぁ、幸い今回の番組、司会は男の人だしな。
雪歩がいつも通りおどおど接してたら、より説得力が増すだろう」
雪歩「良かったぁ」
小鳥「全然よくありません!公開処刑じゃないですかそんなの!」
おわる
元スレ
雪歩「ダメですぅー!……はっ!」
雪歩「ここは……事務所のソファ? そっか、私いつの間にか寝ちゃってたんだ……」
雪歩「そうだよね。プロデューサーがあんな怖い事言う筈ないもんね」
P「戻りましたー」ガチャ
雪歩「プロデューサー、あの、その、おはようございますぅぅぅ」
P「どうしたんだ、雪歩。
そんなに後ずさりされると、初めて会った頃を思い出すなぁ」
雪歩(言えない……あんな夢見たなんて言えない……)
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:32:16.73 ID:Fpp0P2iu0
P「レッスンで疲れてたのか? 最近頑張ってるもんな。
あれ、その机の上にあるのは、カセットテープ? 雪歩のか?」
雪歩「いえ、あの、それは」
P「雪歩のじゃないとすると。誰かの忘れ物かな。
どこかにラジカセあったから聞いてみよう。そうすれば、誰の物か分かるかもしれない」
雪歩「えええええええ?」
P「雪歩?」
雪歩「えーと、その、何でもないです……」
雪歩(どうしよう、あのテープを聞かれたら、さっきの夢が正夢になっちゃう)
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:35:53.82 ID:Fpp0P2iu0
P「お、あったあった。これにカセットテープを入れて……」
雪歩(何とかしなきゃ何とかしなきゃ何とかしなきゃ)
雪歩(どうしよう。シャベルはキッチンの方に置いてたから、今からじゃ間に合わない!)
雪歩(こうなったら!)
雪歩「わ、わー! 何もないのに滑っちゃいましたぁ!」
どんがらがっしゃーん
P「春香? じゃなくて雪歩!?」
雪歩「きゃー。指が録音ボタンに!」
P「え!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:41:47.56 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「雪歩落ち着け! とにかく録音を止めるんだ!」
雪歩「え、は、はい! アレ、どれが停止ボタンなのか分かりません~」
雪歩(本当はさっき使ったばっかりだから分かるんですけど、ごめんなさい!)
P「落ち着け雪歩、これだ!」
プツッ
P「参ったなー。これじゃ、元の音は消えてるかもしれない」
雪歩「ごめんなさい、プロデューサー」
P「とにかく、巻き戻して聞いてみるか」
ゴメンナサイゴメンナサイ……オチツケユキホコレダ…………シーン
P「俺達の声だけで消えたみたいだな。何も聞こえない。一体なんだったんだ?」
雪歩(大成功ですぅ!)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:50:31.76 ID:Fpp0P2iu0
P「まぁ、消えたものは仕方ないか。他の皆にそれとなく聞いてみるよ」
雪歩「すみません、プロデューサー」
P「じゃ、俺は次の仕事があるから」
雪歩「い、いってらっしゃいませー」
ガチャ
バタン
雪歩「良かったー。あの声、聞かれてたら、大問題になったかもしれない、よね。
男の人が苦手なのを克服するなら、逆の事を自分に言い聞かせてみたら……って。
アドバイスしてくれた小鳥さんに、どう謝ったらいいんだろう」
雪歩「でも、録音した分は消えたみたいだし。これで一安心……」
ハギワラユキホジュウナナサイデス オトコノヒトガダイスキデス
雪歩「」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:53:40.64 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「え? どうして? 消えたんじゃなかったの?」
モウイチドイイマスー オトコノヒトガダイスキデスー
雪歩「そ、そっか! 私、録音し始めてからもしばらく言えなくて……。
しばらく経ってから、ようやく言ったんだっけ……。
で、でも、今なら誰も」
千早「萩原さん……今の、本当なの?」
雪歩「千早ちゃん!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 02:58:30.37 ID:Fpp0P2iu0
千早「萩原さんは男の人が苦手だって言ってたのに……嘘だったのね」
雪歩「違うの千早ちゃん、これはね?」
千早「いいのよ、萩原さん。
貴女が裏で逆ナンしようと援交しようと乱交しようと、仲間であることには変わりないわ」
雪歩(千早ちゃんらしくないこと言ってる! きっとパニックになってるんだ!)
雪歩(でも、私も混乱して、どうしたら千早ちゃんの誤解が解けるの?)
千早「大丈夫、誰にも言わないから!」ダッ
雪歩「待って千早ちゃん!……行っちゃった……」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:02:46.63 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「千早ちゃんには明日誤解を解くとして……」
雪歩「まずは、また上から録音しようっと」
雪歩「♪コスモス コスモス 飛び出していく~♪」
雪歩「よし、これで大丈夫!」
響「はいさーい!」
雪歩「響ちゃん」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:05:47.14 ID:Fpp0P2iu0
響「成程、このカセットに自分の歌を録音してたのか」
雪歩「うん、客観的に自分の歌を聴くにはいいかなーって」
響「聞いていい?」
雪歩「ちょっと恥ずかしいけど……いいよ。お茶淹れてくるね」
響「お、さんきゅー」
コスモス コスモス モウトマレナイ……カチャ
響「お、短いテープだな。もう終わったぞ。あ、B面があるか」
雪歩(B面……だと……!)
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:10:55.45 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「響ちゃん、待っ」
ホントウハオトコノヒトガダイスキナンデスー ホントウデスー
響「」カチャ
雪歩「えっと、あのね、響ちゃん、これはね」
響「雪歩……雪歩はすっごい努力家だったんだな!」
雪歩「え?」
響「最初はプロデューサーでさえなるべく距離とってたんだろ?
それなのに、こんな風に苦手を克服できるなんて……すごいぞ、雪歩!」
雪歩(誉められても全然嬉しくないよぅ!)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:17:34.53 ID:Fpp0P2iu0
響「でも、スキャンダルには気をつけなきゃな。
壁に耳あり、障子に目ありって言うし。このテープも、すぐ捨てた方がいいよ」
雪歩「う、うん、そうする」
響「じゃ、自分これからレッスンだから!またなー!」
バタン
雪歩「そうだよね……こんなテープがあるからダメなんだよね……」
バタン
小鳥「ごめんね雪歩ちゃん、留守番お願いしちゃって……」
雪歩「小鳥さぁん!」
小鳥「どうしたの雪歩ちゃん、そんなに泣いて、何かあったの!?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:21:05.21 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「実は……」ゴニョゴニョ
小鳥「そうだったの。ごめんなさい、私があんなアドバイスをしたから」
小鳥「でもね、苦手を克服するのに、あの方法が効くのは本当よ」
雪歩「本当ですか……?」
小鳥「こ、今回はほら、カセットテープに録音しちゃったからちょっと大事になってるけど。
録音なんかしなくても、声に出して自分に言い聞かせるだけでいいのよ。
私もね、「この歳で独り身だって寂しくない」って何度も言い聞かせてたら平気になったわ」
雪歩「そうですか。録音したからダメだったんですね!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:26:44.39 ID:Fpp0P2iu0
小鳥「そう。声に出して、言い聞かせるだけでいいの。ほら、やってみて」
雪歩「萩原雪歩、17歳です。男の人が、苦手、じゃないですー」
小鳥「本音が出てるわ! 本音とは逆を言うのよ!」
雪歩「は、はいっ!」
雪歩「萩原雪歩、17歳です。男の人が大好きです!」
ガチャ
P「雪…歩?」
小鳥「プロデューサーさん! お仕事の筈じゃ!」
P「あぁ、美希を迎えに行った帰りに、しつこい記者に見つかってさ。急遽こっちに戻ってきたんだ」
美希「雪歩……さっきの、本当なの?」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:31:18.66 ID:Fpp0P2iu0
雪歩「ち、違うよ美希ちゃん、信じて!」
小鳥「誤解なんです!雪歩ちゃんの男性恐怖症を克服する特訓なんですよ。
わざと本音と逆の事を言うっていう……」
美希「そうだよねー。男の人が大好きな雪歩なんて想像つかないの」
P「でも、タイミングが悪かったような……」
雪歩「タイミング、ですか?」
P「言ったろ。しつこい記者に見つかったって。もし今の声が下まで聞こえてたら」
小鳥「大変! 窓が開いてる!」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/15(金) 03:38:15.98 ID:Fpp0P2iu0
雪歩(プロデューサーの不安は的中してしまいました)
雪歩(マイナーな雑誌の小さな記事になっただけなんですけど)
雪歩(それでも問題になったので)
P「じゃあ、いいな、雪歩。今日のラジオでちゃんと言うんだぞ」
雪歩「はい。ちゃんと小鳥さんに教わった苦手克服法をしただけだって説明します……
「独り身だって寂しくない」って何度も言い聞かせてたら平気になった」って実例をつければ、
きっと皆信じてくれますよね……?」
P「あぁ、幸い今回の番組、司会は男の人だしな。
雪歩がいつも通りおどおど接してたら、より説得力が増すだろう」
雪歩「良かったぁ」
小鳥「全然よくありません!公開処刑じゃないですかそんなの!」
おわる
雪歩「萩原雪歩 17歳です男の人が大好きです!」