1: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 15:59:03.65 ID:YY8wKg/8.net
善子「ふっ、やっとリリーも堕天使ヨハネのリトルデーモンになる決心がついたのね」
梨子「どうしたら契約できるの?」
善子「ややこしい契約なんて必要ないわ。今、この時からリリーは正式なリトルデーモンに……」
梨子「ホントにそれでいいの?」
善子「な、なによ、どういうこと?」
梨子「ヨハネに身も心も捧げるリトルデーモンになるんだよ?何か契約の証が無いと……そう、例えば……」
「キス、とか」
3: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 16:07:50.21 ID:YY8wKg/8.net
善子「…………ああ、なるほど、そうね。じゃあヨハネの手の甲に誓いの口づけを」スッ
梨子「手の甲なの?」
善子「……?」
梨子「口と口のキスじゃないの?」
善子「!?なにゃなななにゃにゃにを言ってるのよっ!//するわけないでしょ!」
梨子「よっちゃん、良く考えて。大それた契約も無しに、宣言しただけでなれる、リトルデーモンってそんなに甘いものでいいの?私はダメだと思う。文字通り身も心も、人生を捧げる覚悟のある者しかなれない、それがリトルデーモン。そうでしょ?」
善子「ギラン!まぁ、確かに簡単になられては困るわね、なんたってこのヨハネのリトルデーモンなんだもの」
梨子「ならそれ相応の契約の儀式もあって然るべきだよ。それも、堕天使ヨハネへの忠誠心を確認できる儀式であるべきだと思うの」
善子「な、なるほど……」
善子「でも忠誠心っていったらそれこそ手の甲とか足にキスとかってイメージがあるけど……」
梨子「……それは、アレよ、よっちゃんの望むリトルデーモンってそういうものじゃないでしょ?」
善子「まぁ、足にキスされても困るけど……」
梨子「そういうことじゃなくて、よっちゃんはよっちゃんの命令ならなんでも聞く家来のようなものが欲しい訳じゃないでしょ?」
善子「ねえ、間違ってたら悪いんだけど……わ、私とキスしたいの?」
梨子「……」
善子「……//」
善子「ご、ごめん、忘れて……//」
梨子「ううん、謝ること無いよ?まぁリトルデーモンの契約の形としてキスを提案したのは私だからそう思われても仕方ないよね、というかそう思うのが普通だと思う。
よっちゃんとキスしたいのかと聞かれればここでいいえと答えるのはいささか不自然だと思われても仕方がないよね」
善子「別にキスしたいわけでは無いってこと?」
梨子「キスしたいかと言われればそれはもちろんイエスだよ、あくまでイエスかノーかっていう問題ならね?だってよっちゃん可愛いし目がきれいでしょ?
その目の中を睫毛が触れあう位の距離で眺めて見たいって思ってる。でも睫毛が触れあう距離って日常生活の中でそこまで近づくことってないじゃない?そう、キスを除いてね」
善子「……??」
善子「私の目を良く見たいってこと……?」
梨子「……そうだよ」
善子「変なの……でもそれくらいなら別にいいわよ?」
梨子「ホント?」
善子「あ、あんまり近いのはダメだからね!」
梨子「どれくらいならいいの?」
善子「うーん……20cmくらい?」
梨子(もっと近くがいいなぁ……)ジー
善子(思ったより近い……//)
梨子「……よっちゃん目、すごくキレイ」ジー
善子「余計なこと言わなくていいっ//」フイ
梨子「よっちゃん、よそ見しちゃダメ」クイ
善子「はいぃ……//」
梨子「……」ジー
善子(さっき私のこと可愛いって言ってくれたけど、梨子さんもすごく綺麗……//)
梨子「……」ジー
善子「あ、あの……いつまで……」
梨子「よっちゃん」
善子「ひゃい!//」
梨子「もう少し近づいていい?」
善子「は?//ダメ!ダメだからっ!」
梨子「少しだけ!本当に少しだから!」
善子「少しって、どのくらい……?」
梨子「ほんの数センチだけ」
善子「……ほんとに少しだけよ?」
梨子「うん、じゃあ……」グイ
善子(ちかいぃ~!//)
梨子「……♡♡」
梨子「綺麗だよ、よっちゃん♡」
善子「ひゃ、あの……//」
梨子「……もうちょっと近づいちゃおうかな」
善子「~~//」
梨子「もう鼻と鼻がくっついちゃいそうだね」
善子(リリーの吐息がががが//)
梨子「よっちゃん……♡」
善子「梨子……さん……//」
梨子「いい……?」
善子「……//」
チュッ
善子「リリー……♡」ギュッ
梨子「ふふ、契約完了だね♡」
終わり
元スレ
善子「…………ああ、なるほど、そうね。じゃあヨハネの手の甲に誓いの口づけを」スッ
梨子「手の甲なの?」
善子「……?」
梨子「口と口のキスじゃないの?」
善子「!?なにゃなななにゃにゃにを言ってるのよっ!//するわけないでしょ!」
9: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 16:23:51.96 ID:YY8wKg/8.net
梨子「よっちゃん、良く考えて。大それた契約も無しに、宣言しただけでなれる、リトルデーモンってそんなに甘いものでいいの?私はダメだと思う。文字通り身も心も、人生を捧げる覚悟のある者しかなれない、それがリトルデーモン。そうでしょ?」
善子「ギラン!まぁ、確かに簡単になられては困るわね、なんたってこのヨハネのリトルデーモンなんだもの」
梨子「ならそれ相応の契約の儀式もあって然るべきだよ。それも、堕天使ヨハネへの忠誠心を確認できる儀式であるべきだと思うの」
善子「な、なるほど……」
17: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 16:32:34.84 ID:YY8wKg/8.net
善子「でも忠誠心っていったらそれこそ手の甲とか足にキスとかってイメージがあるけど……」
梨子「……それは、アレよ、よっちゃんの望むリトルデーモンってそういうものじゃないでしょ?」
善子「まぁ、足にキスされても困るけど……」
梨子「そういうことじゃなくて、よっちゃんはよっちゃんの命令ならなんでも聞く家来のようなものが欲しい訳じゃないでしょ?」
善子「ねえ、間違ってたら悪いんだけど……わ、私とキスしたいの?」
梨子「……」
善子「……//」
23: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 16:42:26.92 ID:YY8wKg/8.net
善子「ご、ごめん、忘れて……//」
梨子「ううん、謝ること無いよ?まぁリトルデーモンの契約の形としてキスを提案したのは私だからそう思われても仕方ないよね、というかそう思うのが普通だと思う。
よっちゃんとキスしたいのかと聞かれればここでいいえと答えるのはいささか不自然だと思われても仕方がないよね」
善子「別にキスしたいわけでは無いってこと?」
梨子「キスしたいかと言われればそれはもちろんイエスだよ、あくまでイエスかノーかっていう問題ならね?だってよっちゃん可愛いし目がきれいでしょ?
その目の中を睫毛が触れあう位の距離で眺めて見たいって思ってる。でも睫毛が触れあう距離って日常生活の中でそこまで近づくことってないじゃない?そう、キスを除いてね」
善子「……??」
64: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 19:58:27.85 ID:YY8wKg/8.net
善子「私の目を良く見たいってこと……?」
梨子「……そうだよ」
善子「変なの……でもそれくらいなら別にいいわよ?」
梨子「ホント?」
善子「あ、あんまり近いのはダメだからね!」
梨子「どれくらいならいいの?」
善子「うーん……20cmくらい?」
65: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 20:02:30.76 ID:YY8wKg/8.net
梨子(もっと近くがいいなぁ……)ジー
善子(思ったより近い……//)
梨子「……よっちゃん目、すごくキレイ」ジー
善子「余計なこと言わなくていいっ//」フイ
梨子「よっちゃん、よそ見しちゃダメ」クイ
善子「はいぃ……//」
66: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 20:05:45.49 ID:YY8wKg/8.net
梨子「……」ジー
善子(さっき私のこと可愛いって言ってくれたけど、梨子さんもすごく綺麗……//)
梨子「……」ジー
善子「あ、あの……いつまで……」
梨子「よっちゃん」
善子「ひゃい!//」
梨子「もう少し近づいていい?」
善子「は?//ダメ!ダメだからっ!」
67: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 20:08:34.05 ID:YY8wKg/8.net
梨子「少しだけ!本当に少しだから!」
善子「少しって、どのくらい……?」
梨子「ほんの数センチだけ」
善子「……ほんとに少しだけよ?」
梨子「うん、じゃあ……」グイ
善子(ちかいぃ~!//)
梨子「……♡♡」
68: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 20:19:24.52 ID:YY8wKg/8.net
梨子「綺麗だよ、よっちゃん♡」
善子「ひゃ、あの……//」
梨子「……もうちょっと近づいちゃおうかな」
善子「~~//」
梨子「もう鼻と鼻がくっついちゃいそうだね」
善子(リリーの吐息がががが//)
梨子「よっちゃん……♡」
善子「梨子……さん……//」
梨子「いい……?」
善子「……//」
チュッ
70: 名無しで叶える物語(たこやき)@\(^o^)/ 2016/10/04(火) 20:21:21.50 ID:YY8wKg/8.net
善子「リリー……♡」ギュッ
梨子「ふふ、契約完了だね♡」
終わり
梨子「リトルデーモンになるにはどうしたらいいの?」