1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:20:23.09 ID:GtUmrUM10
向日葵「大丈夫ですの?」
櫻子『いや、姉ちゃんも花子も友達の家に泊まりにいってるから一人なの…』ゴホツ
向日葵「えっ!?」
向日葵「い、いますぐ行きますから待ってなさい!」
櫻子『あっ、ひまわ…』プツッ
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:25:42.98 ID:GtUmrUM10
~大室家~
ガチャッ
向日葵「櫻子ー、入りますわよー」
向日葵「…」
向日葵「風邪ひいてるんだから来ませんよね」
向日葵「おじゃまします」
向日葵「櫻子は…部屋かしら」
~櫻子の部屋~
ガチャッ
向日葵「入りますわよ」
櫻子「あ、向日葵…」ゴホッゴホッ
向日葵「大丈夫ですの?」
櫻子「大丈夫じゃない…」
向日葵「ですよね…熱は計りましたの?」
櫻子「さ、39度…」
向日葵「39度!?」
櫻子「えへへ…」
向日葵「笑い事じゃないですわよ!」
向日葵「まったく、バカは風邪ひかないって言うのに…」
櫻子「ごめんなさい…」
向日葵「!?」ドキッ
櫻子「どうしたの?」キョトン
向日葵「い、いえ、なんでもありませんわ」アセアセ
向日葵(か、かわいい…)
向日葵(風邪ひいてるから弱気なのかしら)ドキドキ
櫻子「向日葵」
向日葵「な、なんですの?」ビクッ
櫻子「帰って…」
向日葵「えっ…」
櫻子「向日葵に風邪がうつるの…やだ」
向日葵「」キュン
櫻子「だから帰ったほうがいいよ…」
向日葵「わたくしは大丈夫ですわ!」
向日葵「病人は自分の心配だけしてればいいの」
櫻子「でも…」
向日葵「ほら、あなたは寝てなさい」
向日葵「お腹すいたでしょ?」
向日葵「お粥を作ってくるから待ってなさい」
櫻子「うん…」
櫻子「向日葵…」
向日葵「なんですの?」
櫻子「ありがと…」
向日葵「ど、どういたしまして///」
~キッチン~
向日葵「はぁ…櫻子がかわいすぎてつらい」
向日葵「って、何を言ってますの///」
向日葵「こんなことしてないで早くお粥を作らないと」
ドタドタ
向日葵「ん?」
櫻子「向日葵ぃ…」
向日葵「さ、櫻子!?」
向日葵「ちゃんと布団で寝てないと!」
櫻子「だって、さみしかったから…」
向日葵(かわいい)
向日葵「まったく…わかりましたからソファーで寝てなさい」
櫻子「うん…わかった」
………
櫻子「」スースー
向日葵「食べたら寝てしまいましたわ」
櫻子「向日葵ぃ…」スースー
向日葵「ふふ、どんな夢見てるのかしら」
………
先生『はい、今日はここまでー。来週までに京ちな書いてこいよ』
櫻子『終わったー』
櫻子『向日葵、生徒会に行くぞ!!』
向日葵『わたくしは行きませんわ』
櫻子『はっ?』
櫻子『なんでだよ』
向日葵『あなたが嫌いだからですわ』
櫻子『えっ…』
向日葵『昔からのくされ縁で一緒にいたけど、もう限界ですわ』
向日葵『いつも悪口を言いますし…わたくしのこと嫌いなんでしょ?』
櫻子『それは…』
向日葵『それではさようなら、大室さん』
………
櫻子「うわあああああ」
向日葵「」ビクッ
向日葵「ど、どうしましたの!?」
櫻子「はあはあ…向日葵…」
向日葵「なんですの、櫻子?」
櫻子「向日葵ぃ…」ポロポロ
向日葵「ほ、本当にどうしましたの!?」オロオロ
櫻子「向日葵が…向日葵が大室さんって」ヒック
向日葵「は?」
櫻子「向日葵、わたしのこと嫌い?」
向日葵「そ、それは、その…」アセアセ
櫻子「やっぱり、嫌い?」ウルウル
向日葵「き、嫌いじゃないですわ///」
櫻子「よかった…」
櫻子「あのね、向日葵」
櫻子「わたし、いつも悪口とか言っちゃうけど本心じゃないからね」
櫻子「その…素直になれないだけで…」
櫻子「本当は向日葵のこと大好きだよ」
向日葵「そ、そ、そうなんですの///」カアアッ
向日葵「ほら、もう今日は寝なさい///」
向日葵「部屋に行きますわよ///」
櫻子「向日葵、顔が赤いけど風邪うつっちゃった?」
向日葵「なんでもないですわ!」
櫻子「よかった…」
向日葵「」ドキッ
~櫻子の部屋~
櫻子「」スースー
向日葵「はぁ、今日は疲れましたわ…」
向日葵「わたくしも眠く…」
向日葵「」スースー
~次の朝~
チュンチュン
櫻子「ふぁー、よく寝た」
向日葵「」スースー
櫻子「あれ、なんで向日葵が寝てんだ?」
櫻子「ていうか、昨日わたし何してたっけ…」
向日葵「あ、櫻子…起きてましたの…」
櫻子「うん、なんか目が覚めた」
向日葵「熱は下がりました?」
櫻子「あ、そうだ風邪ひいてたんだった」
櫻子「計ってないけど、多分大丈夫だろ!」
向日葵「そう…わたくしは帰りますわね」
櫻子「向日葵、なんか顔赤くない?」
向日葵「べ、べつにそんなことありませんわ!」
櫻子「もしかして、わたしの風邪がうつった!?」
向日葵「いえ、そういうわけじゃないですわ///」
櫻子「じゃあ、なんだよ」
向日葵「昨日のことおぼえてないんですの?」
櫻子「昨日?」
櫻子「なんかあったっけ…」
櫻子『本当は向日葵のこと大好きだよ』
櫻子「あ」
櫻子「あああああああ」
向日葵「思い出しました?///」
櫻子「あ、あれは違うからな!」
櫻子「そ、その…///」カアアッ
向日葵「違いますの?」シュン
櫻子「いや、違わないっていうか…その…」
櫻子「あー、もうっ!」
櫻子「違わないっ!」
櫻子「わたしは向日葵が大好きだー!」
向日葵「わたくしもですわ!」
~廊下~
ヒマワリィ!
サクラコオ!
撫子「…昨日のうちに何があったんだ」
花子「知らないし」
ヒマワリィ///
サクラコォ///
花子「え、え、え///」
撫子「ほら、わたしたちはリビングに行くよ」
楓「おわりなのっ!」
こんなの読んでくれてありがとうございました。また、いつか会いましょう。おやすみなさい。
乙乙
元スレ
~大室家~
ガチャッ
向日葵「櫻子ー、入りますわよー」
向日葵「…」
向日葵「風邪ひいてるんだから来ませんよね」
向日葵「おじゃまします」
向日葵「櫻子は…部屋かしら」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:30:24.76 ID:GtUmrUM10
~櫻子の部屋~
ガチャッ
向日葵「入りますわよ」
櫻子「あ、向日葵…」ゴホッゴホッ
向日葵「大丈夫ですの?」
櫻子「大丈夫じゃない…」
向日葵「ですよね…熱は計りましたの?」
櫻子「さ、39度…」
向日葵「39度!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:37:00.72 ID:GtUmrUM10
櫻子「えへへ…」
向日葵「笑い事じゃないですわよ!」
向日葵「まったく、バカは風邪ひかないって言うのに…」
櫻子「ごめんなさい…」
向日葵「!?」ドキッ
櫻子「どうしたの?」キョトン
向日葵「い、いえ、なんでもありませんわ」アセアセ
向日葵(か、かわいい…)
向日葵(風邪ひいてるから弱気なのかしら)ドキドキ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:43:56.34 ID:GtUmrUM10
櫻子「向日葵」
向日葵「な、なんですの?」ビクッ
櫻子「帰って…」
向日葵「えっ…」
櫻子「向日葵に風邪がうつるの…やだ」
向日葵「」キュン
櫻子「だから帰ったほうがいいよ…」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:50:36.38 ID:GtUmrUM10
向日葵「わたくしは大丈夫ですわ!」
向日葵「病人は自分の心配だけしてればいいの」
櫻子「でも…」
向日葵「ほら、あなたは寝てなさい」
向日葵「お腹すいたでしょ?」
向日葵「お粥を作ってくるから待ってなさい」
櫻子「うん…」
櫻子「向日葵…」
向日葵「なんですの?」
櫻子「ありがと…」
向日葵「ど、どういたしまして///」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:55:10.86 ID:GtUmrUM10
~キッチン~
向日葵「はぁ…櫻子がかわいすぎてつらい」
向日葵「って、何を言ってますの///」
向日葵「こんなことしてないで早くお粥を作らないと」
ドタドタ
向日葵「ん?」
櫻子「向日葵ぃ…」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 22:59:33.24 ID:GtUmrUM10
向日葵「さ、櫻子!?」
向日葵「ちゃんと布団で寝てないと!」
櫻子「だって、さみしかったから…」
向日葵(かわいい)
向日葵「まったく…わかりましたからソファーで寝てなさい」
櫻子「うん…わかった」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:03:40.80 ID:GtUmrUM10
………
櫻子「」スースー
向日葵「食べたら寝てしまいましたわ」
櫻子「向日葵ぃ…」スースー
向日葵「ふふ、どんな夢見てるのかしら」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:09:12.82 ID:GtUmrUM10
………
先生『はい、今日はここまでー。来週までに京ちな書いてこいよ』
櫻子『終わったー』
櫻子『向日葵、生徒会に行くぞ!!』
向日葵『わたくしは行きませんわ』
櫻子『はっ?』
櫻子『なんでだよ』
向日葵『あなたが嫌いだからですわ』
櫻子『えっ…』
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:15:25.35 ID:GtUmrUM10
向日葵『昔からのくされ縁で一緒にいたけど、もう限界ですわ』
向日葵『いつも悪口を言いますし…わたくしのこと嫌いなんでしょ?』
櫻子『それは…』
向日葵『それではさようなら、大室さん』
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:20:06.49 ID:GtUmrUM10
………
櫻子「うわあああああ」
向日葵「」ビクッ
向日葵「ど、どうしましたの!?」
櫻子「はあはあ…向日葵…」
向日葵「なんですの、櫻子?」
櫻子「向日葵ぃ…」ポロポロ
向日葵「ほ、本当にどうしましたの!?」オロオロ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:25:23.85 ID:GtUmrUM10
櫻子「向日葵が…向日葵が大室さんって」ヒック
向日葵「は?」
櫻子「向日葵、わたしのこと嫌い?」
向日葵「そ、それは、その…」アセアセ
櫻子「やっぱり、嫌い?」ウルウル
向日葵「き、嫌いじゃないですわ///」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:49:06.50 ID:GtUmrUM10
櫻子「よかった…」
櫻子「あのね、向日葵」
櫻子「わたし、いつも悪口とか言っちゃうけど本心じゃないからね」
櫻子「その…素直になれないだけで…」
櫻子「本当は向日葵のこと大好きだよ」
向日葵「そ、そ、そうなんですの///」カアアッ
向日葵「ほら、もう今日は寝なさい///」
向日葵「部屋に行きますわよ///」
櫻子「向日葵、顔が赤いけど風邪うつっちゃった?」
向日葵「なんでもないですわ!」
櫻子「よかった…」
向日葵「」ドキッ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:52:19.61 ID:GtUmrUM10
~櫻子の部屋~
櫻子「」スースー
向日葵「はぁ、今日は疲れましたわ…」
向日葵「わたくしも眠く…」
向日葵「」スースー
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/09(土) 23:57:41.48 ID:GtUmrUM10
~次の朝~
チュンチュン
櫻子「ふぁー、よく寝た」
向日葵「」スースー
櫻子「あれ、なんで向日葵が寝てんだ?」
櫻子「ていうか、昨日わたし何してたっけ…」
向日葵「あ、櫻子…起きてましたの…」
櫻子「うん、なんか目が覚めた」
向日葵「熱は下がりました?」
櫻子「あ、そうだ風邪ひいてたんだった」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:02:25.58 ID:+f7CaC5l0
櫻子「計ってないけど、多分大丈夫だろ!」
向日葵「そう…わたくしは帰りますわね」
櫻子「向日葵、なんか顔赤くない?」
向日葵「べ、べつにそんなことありませんわ!」
櫻子「もしかして、わたしの風邪がうつった!?」
向日葵「いえ、そういうわけじゃないですわ///」
櫻子「じゃあ、なんだよ」
向日葵「昨日のことおぼえてないんですの?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:07:49.08 ID:+f7CaC5l0
櫻子「昨日?」
櫻子「なんかあったっけ…」
櫻子『本当は向日葵のこと大好きだよ』
櫻子「あ」
櫻子「あああああああ」
向日葵「思い出しました?///」
櫻子「あ、あれは違うからな!」
櫻子「そ、その…///」カアアッ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:12:52.83 ID:+f7CaC5l0
向日葵「違いますの?」シュン
櫻子「いや、違わないっていうか…その…」
櫻子「あー、もうっ!」
櫻子「違わないっ!」
櫻子「わたしは向日葵が大好きだー!」
向日葵「わたくしもですわ!」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:16:54.76 ID:+f7CaC5l0
~廊下~
ヒマワリィ!
サクラコオ!
撫子「…昨日のうちに何があったんだ」
花子「知らないし」
ヒマワリィ///
サクラコォ///
花子「え、え、え///」
撫子「ほら、わたしたちはリビングに行くよ」
楓「おわりなのっ!」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:23:12.71 ID:+f7CaC5l0
こんなの読んでくれてありがとうございました。また、いつか会いましょう。おやすみなさい。
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/10(日) 00:28:31.91 ID:AvsQuHnI0
乙乙
櫻子『向日葵ぃ…風邪ひいた…』向日葵「はぁ?」