1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:24:34.29 ID:36yRkrNN0
――――地元スーパー――――
結衣「う~ん、今日の晩御飯何にしよう・・・カレーでいいかな・・・お米炊いてるし」
結衣「じゃあ、肉と人参と玉ねぎと・・・あ、ルーはまだ家に残ってたかな」
結衣「じゃあ、これだけでいっか・・・後、適当なお菓子でも買おうかな・・・」スタスタ
?「あれ?船見さ~ん!お買い物?」
結衣「・・・ん?ああ、千歳か。そうだよ、晩ご飯の買い出しにね。千歳は?」
千歳「ああ、うちはちょっとお菓子でも買おうと思ってな」
結衣「そっか、私も丁度お菓子買おうと思ってたんだよ」
千歳「そうなんや。あ、その買い物カゴに入っとるものからして・・・今日はズバリ、シチューやな?」
結衣「いや、カレーだよ。そっか、ルー買ってないからどっちがわかんないよね」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:27:18.43 ID:36yRkrNN0
千歳「あ~!そっちやったか~!船見さんもなかなかやり手やな~!」
結衣「ふふっ、なにそれっ!たまたま家にルーが残ってただけだよ。千歳はシチュー好きなの?」
千歳「そうやなあ、毎日漬け物ばっかりじゃ流石に飽きるからなあ、たまに作るで~」
結衣「そっか、千歳っていっつも漬け物食べてるイメージだったよ」
千歳「ふふっ、そんな身も蓋もないこと言われたら返す言葉もないわ~」
結衣「ふふっ、ごめんごめん・・・」
千歳「でも、船見さんその歳で一人暮らしってすごいわ~、しっかりもんやな~」
結衣「そんなことないよ。毎日だらだらしてるしね」
千歳「そうなんや~。あ、でも、うちが一人暮らししても多分そうなるなぁ」
結衣「ふふっ、そんな感じするよ」
千歳「あ!船見さんって意外と意地悪なんやな!」クスッ
結衣「冗談だよ・・・ふふっ」クスクス
――――会計後――――
千歳「ほな、船見さん、またな~」
結衣「あ、うん・・・」
結衣(・・・)
結衣「あ、あのさ、今日、うち寄ってかない・・・?良ければ、だけど」
千歳「へ?・・・うーん、お邪魔したい気持ちはやまやまなんやけど・・・千鶴にすぐ帰るって言ってもうたからな~」
結衣「そ、そっか・・・ごめんね、なんか・・・」
千歳「いや、ええで~、寧ろ、誘ってくれてありがとうな。また今度、ゆっくりお邪魔させてもらってええ?」
結衣「!うん、もちろんいいよ!その、漬け物、用意しとくから・・・」
千歳「ふふっ、そこはシチューにしてもらいたいとこやな~」
結衣「!ふふ、そうだね・・・じゃ、また明日ね」
千歳「そうやな、また明日~」
――――結衣の家――――
結衣「ふふっ♪さっきは楽しかったな~」
結衣「うちに呼ぶっていったら大体京子だけど、千歳が来ても楽しくなりそうだな~」
結衣「千歳、いい子だし、面白いし・・・もっと仲良くなりたいな」
結衣「千歳がうちに来たら、なにして遊ぼうか?・・・うーん、ゲームとか気に入ってくれるかなぁ」
結衣「漬け物用意してたら喜ぶかな?あ、でも、千歳のことだから自分で持ってきそうだな」クスッ
結衣「シチュー作るって言ってたから、一緒に作りたいな~。なんか、千歳の料理っておいしそう・・・」
結衣「・・・千歳のこと、もっと知りたいなぁ」
結衣「・・・」
結衣「・・・千歳って、私のことどう思ってるのかな」
結衣「・・・す、好きだったりして!!///」
結衣「・・・いや、ないない・・・千歳は綾乃がいるから・・・」
結衣「・・・」
結衣「なんか、悲しくなってきた・・・」
結衣「さっさとカレー作ろっか・・・」
――――翌日・昼休憩・教室――――
綾乃「歳納京子~~!早くプリント出しなさ~~い!!」
京子「あ!ごっめ~ん!家に忘れちゃったよ~!」
綾乃「もう!あのプリント、提出期限明日までなのよっ?大丈夫なの!?」プンプン
京子「大丈夫だよ~、そんなに怒らないでよ・・・あ、や、の?」
綾乃「っ!///な、なに言ってんのよ!!お、怒ってなんかないわよ!!///」
千歳「えへへ~・・・」タラーッ
結衣「あ、千歳!鼻血出てるよ!はいティッシュ!」スッ
千歳「あ、ありがとな~」タラタラ
結衣(・・・)
結衣「け、結構出てるから、トイレでゆっくり血止めようよ」
千歳「へ?うん、そうやな~、ありがとな」ニコッ
結衣「・・・!」ドキッ
結衣「う、うん、いこっ」
――――トイレ――――
千歳「ありがとな~、船見さんのお陰で、すっかり止まったわ」ニコニコ
結衣「そっか・・・良かった」
千歳「ほな、教室戻ろうか」スッ
結衣「・・・」
結衣「ね、ねえ、千歳!」バッ
千歳「へっ!?な、なに、船見さん?」ピタッ
結衣「ご、ごめん・・・あのさ、千歳って、その・・・京子と綾乃が仲良くしたりとか・・・好きだよね?」
千歳「え?うん、そうよ、うちはあの二人の仲を応援しとるで~」
結衣「・・・あ、あの・・・それって、別のペアとかじゃ・・・ダメなの?」
千歳「別のペア?」キョトン
結衣「そう!例えば・・・わ、私たちとか・・・」
千歳「へ?そ、それって・・・」
結衣「うん!私と千歳とかって・・・その、どうなのかな~、って・・・」モジモジ
千歳「・・・!」ドキッ
千歳「そ、それはつまり・・・どういうこと?」ドキドキ
結衣「え、えっとぉ・・・その、私たちで・・・付き合ったりとか、って・・・ど、どう?」
千歳「・・・!!」
千歳「こ、これって・・・これって・・・)
千歳(・・・これって告白やんかーーーー!!!!)
千歳(え!?え!!??船見さんって、うちのこと好きってこと!!??)
千歳(・・・あかーーん!!!!これはあかんで!!!!今まで全く気付かへんかったわーーーー!!!!)
千歳(そっかーー!!船見さんがうちのこと・・・でへへへへ!!めっちゃ嬉しいーーーー!!!!)
千歳(かわええなぁ!!!!もう!!!!船見さん!!!!いけずやなぁ!!!!)
千歳(なんやそう思ってみたら・・・めっちゃかわええやん!!!!こ、この子がうちのことをーーーー!!!!)
千歳(船見さんと付き合ったらデートとかして・・・あんなこともして・・・こ、こんなこともして・・・むっはーーーー!!!!)
千歳「でへへぇ・・・」タラーッ
結衣「ち、千歳!!また鼻血!!はい!ティッシュ!!」サッ
千歳「あ!ごめんな~・・・ちょっと自分の世界入っとったわ」
結衣「う、うん・・・それで、その・・・どう?」
千歳「!う、うちはっ・・・」
結衣「・・・」ドキドキ
ガチャッ
京子「あ!結衣じゃん!こんなとこにいたんだ。宿題見せてよ~~~~!!」
結衣・千歳「あっ・・・!」
京子「・・・へ?ど、どうかした・・・?」
結衣「~~~~っっ」
結衣「・・・なんでもないっっ!」ダッ
千歳「あ、船見さっ・・・!」
京子「ちょ、ちょっと結衣!?・・・どうしたんだよ、ほんとに」
千歳「船見さん・・・」
――――ごらく部室――――
結衣(う、うわぁぁぁぁ~~~~!!なんであんな言っちゃったんだろ!!!!)
結衣(い、勢いに任せて言っちゃったけど・・・まずいって!!やっぱり!!)
結衣(・・・でも、言えたぞ!!)グッ
結衣(・・・でも・・・千歳は綾乃のことが好きなんだよね・・・)ズーン
結衣(せっかく勇気出したのに・・・最初から負け試合じゃん・・・)
結衣(・・・ああ、これから、千歳と気まずい関係で過ごしていくのか・・・)
結衣「うぅ・・・せっかくこれから仲良くなるとこだったのに・・・私、勢いであんなこと言って・・・!)
結衣(うぅぅぅ~~!!言うんじゃなかった~~~~!!!!)
ガラッ
千歳「・・・」
結衣「・・・!!」ビクゥッ
千歳「船見さん、やっぱりここにおったんやな・・・」
結衣「・・・」
千歳「船見さん、さっきはありがとうな」ニコッ
結衣「・・・!」
結衣「ち、千歳!!さっきのことは忘れて!!」バッ
千歳「へっ・・・?」
結衣「い、勢いで言っただけだから!!ぜ、全然、流してくれていいから!!」アセアセ
千歳「・・・ううん、忘れられんよ、船見さんが勇気出してくれたんやもん・・・」
結衣「そ、そんな・・・!」
千歳「せやから私も勇気出して、返事しにきたんよ?」ニコッ
結衣「・・・!」ドキッ
結衣(うぅ~~!!そ、そんな顔で見られると、思いっきり意識しちゃうじゃん!!)
千歳「あんな、船見さん・・・」ズイッ
結衣「・・・!!」ビクッ
千歳「うちは・・・船見さんのことが・・・」
結衣「・・・!」
結衣「い、いい!言わなくていい!!ダメ!!」
千歳「へっ・・・?」
結衣「い、言わなくていいよ・・・分かってるよ・・・!」
千歳(そ、そうなん?でも、やっぱりこういうのはちゃんと言葉で伝えんと・・・)
千歳「ちょ、ちょっと船見さん!うちは・・・」
結衣「・・・!」ムッ
結衣「言わなくていいって言ってるじゃん!!」
千歳「っ・・・!」ビクッ
結衣「しつこいよ千歳!!私の気持ち知ってるくせに!!!」
千歳「そ、そんな・・・ただ、うちは・・・」
結衣「~~~~っっ!!」イライラ
結衣「・・・っっまだ言うんだね・・・!なら、もういいよ、強引に私の気持ち、受け止めてもらうからっっ・・・!!」ジリッ
千歳「へ・・・?ふ、ふなみさん・・・?」タジッ
結衣「千歳が・・・悪いんだよ・・・?こんなとこまで追いかけてくるからっっ・・・」ジリジリ
千歳「な、なに・・・?」トンッ
結衣「千歳・・・後ろは壁だよ・・・?もう、逃げられないよ・・・?」
千歳(ふ、船見さんって結構強引なんやなぁ~~・・・///)ドキドキ
千歳(で、でも、こういうの、ちょっとええかも・・・///)ゾクゾク
結衣「千歳、いくよ・・・?」チュッ
千歳「んっ・・・///」チュッ
千歳(船見さんの唇、めっちゃやわらかくてきもちええ・・・)ウットリ
結衣「んちゅっ・・・はっ・・・!んぅぅ・・・」チュルーッ
千歳「んんんん~~~・・・」チュルーッ
結衣「はぁ・・・ちとせ・・・ちとせぇ・・・!!」チュルチュル
千歳「あっ・・・ふ、ふなみはっ・・・ふなみはぁんっっ・・・!!」チュルチュル
結衣「かわいい・・・千歳、かわいいよ・・・」レロッ
千歳(・・・!し、舌が入ってきて・・・!)
結衣「んっ・・・ちとせぇ・・・んふぅっ・・・」レロレロ
千歳「あ、ふぅぅ・・・あっ・・・!」ピチャピチャ
千歳(な、なんやこれ・・・めっちゃきもちえぇ・・・!!)ゾクゾク
結衣「れろっ・・・んぷっ・・・はむ・・・」ヌプヌプッ
千歳(!?は、はげしっっ・・・!!)
千歳「あ、ら、らめっ!ふなみさっ・・・!らめやってぇぇ・・・!!」ピクンッ
結衣(千歳・・・すごいエッチな顔してる・・・かわいい・・・)ヌプヌプ
千歳「んあっ!ん、ん、んんんん、、、、、!!!!」ビクビク
千歳(な、なんか、頭の中真っ白になってきとるぅぅ・・・!)
結衣「んっ・・・はっ・・・れろ・・・」ヌプヌプ
千歳(あ、あかん・・・な、なんかきそう・・・!)ビクビク
千歳「んっっっっ・・・!!!!」ビクンッッッッ!
結衣「んはっ・・・」チュプッ
千歳「あ、あ、あぁぁぁぁ、、、・・・」ガクンッ
結衣「千歳、どうしたの・・・?」
千歳「ん、んんん・・・な、なんかわからん・・・」ヒクヒク
結衣「く、苦しいの・・・?」
千歳「う、ううん・・・苦しいっていうか・・・な、なんか気持ちええ・・・」ヒクヒク
結衣「な、なんだろう・・・大丈夫・・・?」アセアセ
千歳「う、うん・・・大丈夫・・・大丈夫・・・」タラッ
結衣「あ!は、鼻血!!」
千歳「んんんん・・・ちょっと興奮しすぎたかも・・・えへへ」
結衣「と、とりあえずティッシュ・・・!」バッ
千歳「ん、おおきに・・・」
千歳「船見さんは私が鼻血出すといっつも心配してくれるなぁ、ほんま優しいんやなぁ」ニコニコ
結衣「・・・優しい?私が?」
千歳「そうやで、船見さんは優しい子やっ!自信持ってええと思うで?」ニコニコ
結衣「・・・優しいわけ、ないじゃん・・・」ボソッ
千歳「へ?」
結衣「付き合っても無い子に無理矢理キスするような私が・・・優しいわけないじゃん・・・!」
千歳「・・・!」
結衣「私は千歳に無理矢理襲ったんだよ!?なんで怒らないの!?褒めるの!?なんで!!??」
結衣「千歳はいっつもそうだよ!!いつだって人を褒めて!!その気にさせて!!」
結衣「そのせいで・・・!!そのせいで私がどんなに辛い想いしてるか分かってないんだよ・・・!!」ウルッ
千歳「・・・ごめんな、うち、船見さんの気持ちは分からんかもしれへん」
結衣「・・・!!」
千歳「でもな、うちの気持ちは知ってほしいねん・・・」
千歳「うちはな、船見さん、あなたのことが好きや」
結衣「・・・!」ドキッ
結衣「・・・そ、そんなこと言って、と、友達の好きなんでしょ・・・!」
千歳「いいや、一人の女の子として、恋愛対象として、船見さんのことが好きで好きでたまらんのや」
千歳「せやから・・・うちと、付き合ってください」
結衣「えっ・・・!?」
千歳「うふふっ、やっと言えたわ!船見さん恥ずかしがって逃げるから、なかなか言えへんかったわ~」ニコニコ
結衣「・・・えっ?」
千歳「へっ?」
結衣「え、え、え、え・・・」
結衣「ええええええええええええ~~~~~~~!!??」
千歳「!?」ビクッ
結衣「じゃ、じゃあ、最初っから、オッケーしてくれる気だったの!!??」
千歳「っっ!?う、うん、そうよ・・・だって、船見さんに告白された時、うちめっちゃ嬉しかったんやもんっ!」
結衣「え、えっと・・・そう!綾乃!!千歳は綾乃が好きなんじゃないの!?」
千歳「綾乃ちゃん・・・?綾乃ちゃんは・・・そうやなぁ~」
千歳「綾乃ちゃんはなんかもう、親友っていうかなんというか・・・姉妹みたいなもんかもなぁ」
千歳「綾乃ちゃんのことは好きやけど・・・付き合うとかは違うかもしれんなぁ」
結衣「そ、そんなぁぁ・・・」ガクッ
結衣「じゃあ、私、一人で思い込んで一人で悩んでただけじゃん・・・あほらし・・・」
千歳「ふふふふっ!でも、それだけうちのこと想ってくれとるってことやん!!嬉しいなぁ~♪」
結衣「そ、そうだよ!私、ずっと千歳のこと考えて・・・!」
千歳「!むふふふっ!そんなにうちのこと好きな~ん?かわええなぁ~!船見さんはぁ~!!」ニヤニヤ
結衣「うっ・・・ち、千歳の意地悪・・・!」
千歳「むふふ!・・・あ、そう言えば、まだ船見さんからハッキリ『付き合ってください』って聞いてないなぁ~・・・」
千歳「・・・言って?」ジッ
結衣「えっ!?///もういいじゃん!このまま付き合っちゃえばいいじゃん!!///」テレテレ
千歳「だぁ~~め!!こういうのは、ハッキリ口に出さんといけんのよ?」ニコニコ
結衣「うぅっ・・・じゃあ・・・その・・・」モジモジ
千歳「・・・」ニコニコ
結衣「私と・・・付き合って・・・ください・・・!」ドキドキ
千歳「・・・!」キュンッ
千歳「・・・むふふふふ!!え~で!!喜んでお付き合いさせてもらいます~~~~!!」ダキッ
結衣「っっ!?ちょ、ちょっと千歳!?」アセアセ
千歳「うちらもう付き合っとんやから、抱き合うくらい普通やで!」
結衣「そ、そっか・・・で、でも、なんか恥ずかしいな・・・///」
千歳「そう?うちはただただ嬉しいだけやけどなぁ・・・船見さんは違うん?」
結衣「い、いや!!私もすっごい嬉しい!!」
結衣「・・・それと、その、船見さんっていうの、ちょっとさ・・・」
千歳「へ?」
結衣「そ、その・・・私たち、つ、つつつ、付き合ってるわけじゃん?」
結衣「な、ならさ、苗字で呼ぶのって・・・なんかさ・・・」モジモジ
千歳「・・・!」
千歳「ふふっ!『結衣』って、呼んでほしいん?」ニコッ
結衣「!えっ、ち、ちがっ・・・!///」カァッ
千歳「違うん?」ニコニコ
結衣「・・・い、いや、結衣って・・・呼んでくれる?///」モジモジ
千歳「う~ん、どうしよっかな~♪」ニコニコ
結衣「う、うぅ・・・いやならいいよ・・・」
千歳「むふふ!冗談や!『結衣』?」
結衣「!!ゆ、結衣って、今・・・!!///」
千歳「そうやなぁ、付き合っとるんやから、結衣って呼ばんとなぁ、そうやろ?結衣?なぁ、結衣?結衣結衣ゆい?」ニマニマ
結衣(!!は、恥ずかしい~~~~!!///)カァーッ
千歳「・・・!!」キュンッ
千歳「むっはーーーー!!何顔真っ赤にしとんの!?ほんっまにかわええなぁ!!もう!!かわええなぁ!!!!」ギュッ
結衣「!ち、千歳ぇ~~!!///」
―――――――――――――
――――翌朝・学校――――
千歳「ゆ~~~~い~~~~っっ!」ダキッ
結衣「んっ!千歳・・・///」
綾乃・京子「!!??」
千歳「でへへ~っっ!結衣は今日もかわええなぁ~~っっ!」タラーッ
結衣「あっ!鼻血鼻血っっ!」アセアセ
千歳「むふふふふ~~っっ!もう鼻血なんてどうでもええ!結衣がかわいすぎるからなぁ~~!!」スリスリ
結衣「も、もぉ~~千歳ぇ~~!!///」テレテレ
綾乃(船見さんの顔に千歳の鼻血がベッタリと・・・えぐえぐエグザイルね・・・)
京子「う、うお!!!!結衣の顔こわっっ!!!!スプラッタ映画みたい!!!!」
千歳「ゆい~~!!ゆいゆいゆいゆっっっっ・・・」フラッ
結衣「っっ!?千歳!?貧血!!??うわっっ!と、とりあえずティッシュティッシュ!!」アセアセ
綾乃「きゃ!!ほ、保健室の先生呼んでくる!!」ダッ
京子「うわ!!きゅ、救急車救急車~~!!」オロオロ
終わり
元スレ
千歳「あ~!そっちやったか~!船見さんもなかなかやり手やな~!」
結衣「ふふっ、なにそれっ!たまたま家にルーが残ってただけだよ。千歳はシチュー好きなの?」
千歳「そうやなあ、毎日漬け物ばっかりじゃ流石に飽きるからなあ、たまに作るで~」
結衣「そっか、千歳っていっつも漬け物食べてるイメージだったよ」
千歳「ふふっ、そんな身も蓋もないこと言われたら返す言葉もないわ~」
結衣「ふふっ、ごめんごめん・・・」
千歳「でも、船見さんその歳で一人暮らしってすごいわ~、しっかりもんやな~」
結衣「そんなことないよ。毎日だらだらしてるしね」
千歳「そうなんや~。あ、でも、うちが一人暮らししても多分そうなるなぁ」
結衣「ふふっ、そんな感じするよ」
千歳「あ!船見さんって意外と意地悪なんやな!」クスッ
結衣「冗談だよ・・・ふふっ」クスクス
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:32:12.81 ID:36yRkrNN0
――――会計後――――
千歳「ほな、船見さん、またな~」
結衣「あ、うん・・・」
結衣(・・・)
結衣「あ、あのさ、今日、うち寄ってかない・・・?良ければ、だけど」
千歳「へ?・・・うーん、お邪魔したい気持ちはやまやまなんやけど・・・千鶴にすぐ帰るって言ってもうたからな~」
結衣「そ、そっか・・・ごめんね、なんか・・・」
千歳「いや、ええで~、寧ろ、誘ってくれてありがとうな。また今度、ゆっくりお邪魔させてもらってええ?」
結衣「!うん、もちろんいいよ!その、漬け物、用意しとくから・・・」
千歳「ふふっ、そこはシチューにしてもらいたいとこやな~」
結衣「!ふふ、そうだね・・・じゃ、また明日ね」
千歳「そうやな、また明日~」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:36:10.84 ID:36yRkrNN0
――――結衣の家――――
結衣「ふふっ♪さっきは楽しかったな~」
結衣「うちに呼ぶっていったら大体京子だけど、千歳が来ても楽しくなりそうだな~」
結衣「千歳、いい子だし、面白いし・・・もっと仲良くなりたいな」
結衣「千歳がうちに来たら、なにして遊ぼうか?・・・うーん、ゲームとか気に入ってくれるかなぁ」
結衣「漬け物用意してたら喜ぶかな?あ、でも、千歳のことだから自分で持ってきそうだな」クスッ
結衣「シチュー作るって言ってたから、一緒に作りたいな~。なんか、千歳の料理っておいしそう・・・」
結衣「・・・千歳のこと、もっと知りたいなぁ」
結衣「・・・」
結衣「・・・千歳って、私のことどう思ってるのかな」
結衣「・・・す、好きだったりして!!///」
結衣「・・・いや、ないない・・・千歳は綾乃がいるから・・・」
結衣「・・・」
結衣「なんか、悲しくなってきた・・・」
結衣「さっさとカレー作ろっか・・・」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:42:27.39 ID:36yRkrNN0
――――翌日・昼休憩・教室――――
綾乃「歳納京子~~!早くプリント出しなさ~~い!!」
京子「あ!ごっめ~ん!家に忘れちゃったよ~!」
綾乃「もう!あのプリント、提出期限明日までなのよっ?大丈夫なの!?」プンプン
京子「大丈夫だよ~、そんなに怒らないでよ・・・あ、や、の?」
綾乃「っ!///な、なに言ってんのよ!!お、怒ってなんかないわよ!!///」
千歳「えへへ~・・・」タラーッ
結衣「あ、千歳!鼻血出てるよ!はいティッシュ!」スッ
千歳「あ、ありがとな~」タラタラ
結衣(・・・)
結衣「け、結構出てるから、トイレでゆっくり血止めようよ」
千歳「へ?うん、そうやな~、ありがとな」ニコッ
結衣「・・・!」ドキッ
結衣「う、うん、いこっ」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:47:17.38 ID:36yRkrNN0
――――トイレ――――
千歳「ありがとな~、船見さんのお陰で、すっかり止まったわ」ニコニコ
結衣「そっか・・・良かった」
千歳「ほな、教室戻ろうか」スッ
結衣「・・・」
結衣「ね、ねえ、千歳!」バッ
千歳「へっ!?な、なに、船見さん?」ピタッ
結衣「ご、ごめん・・・あのさ、千歳って、その・・・京子と綾乃が仲良くしたりとか・・・好きだよね?」
千歳「え?うん、そうよ、うちはあの二人の仲を応援しとるで~」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:52:27.99 ID:36yRkrNN0
結衣「・・・あ、あの・・・それって、別のペアとかじゃ・・・ダメなの?」
千歳「別のペア?」キョトン
結衣「そう!例えば・・・わ、私たちとか・・・」
千歳「へ?そ、それって・・・」
結衣「うん!私と千歳とかって・・・その、どうなのかな~、って・・・」モジモジ
千歳「・・・!」ドキッ
千歳「そ、それはつまり・・・どういうこと?」ドキドキ
結衣「え、えっとぉ・・・その、私たちで・・・付き合ったりとか、って・・・ど、どう?」
千歳「・・・!!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 21:58:07.26 ID:36yRkrNN0
千歳「こ、これって・・・これって・・・)
千歳(・・・これって告白やんかーーーー!!!!)
千歳(え!?え!!??船見さんって、うちのこと好きってこと!!??)
千歳(・・・あかーーん!!!!これはあかんで!!!!今まで全く気付かへんかったわーーーー!!!!)
千歳(そっかーー!!船見さんがうちのこと・・・でへへへへ!!めっちゃ嬉しいーーーー!!!!)
千歳(かわええなぁ!!!!もう!!!!船見さん!!!!いけずやなぁ!!!!)
千歳(なんやそう思ってみたら・・・めっちゃかわええやん!!!!こ、この子がうちのことをーーーー!!!!)
千歳(船見さんと付き合ったらデートとかして・・・あんなこともして・・・こ、こんなこともして・・・むっはーーーー!!!!)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:04:00.05 ID:36yRkrNN0
千歳「でへへぇ・・・」タラーッ
結衣「ち、千歳!!また鼻血!!はい!ティッシュ!!」サッ
千歳「あ!ごめんな~・・・ちょっと自分の世界入っとったわ」
結衣「う、うん・・・それで、その・・・どう?」
千歳「!う、うちはっ・・・」
結衣「・・・」ドキドキ
ガチャッ
京子「あ!結衣じゃん!こんなとこにいたんだ。宿題見せてよ~~~~!!」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:08:00.84 ID:36yRkrNN0
結衣・千歳「あっ・・・!」
京子「・・・へ?ど、どうかした・・・?」
結衣「~~~~っっ」
結衣「・・・なんでもないっっ!」ダッ
千歳「あ、船見さっ・・・!」
京子「ちょ、ちょっと結衣!?・・・どうしたんだよ、ほんとに」
千歳「船見さん・・・」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:15:01.77 ID:36yRkrNN0
――――ごらく部室――――
結衣(う、うわぁぁぁぁ~~~~!!なんであんな言っちゃったんだろ!!!!)
結衣(い、勢いに任せて言っちゃったけど・・・まずいって!!やっぱり!!)
結衣(・・・でも、言えたぞ!!)グッ
結衣(・・・でも・・・千歳は綾乃のことが好きなんだよね・・・)ズーン
結衣(せっかく勇気出したのに・・・最初から負け試合じゃん・・・)
結衣(・・・ああ、これから、千歳と気まずい関係で過ごしていくのか・・・)
結衣「うぅ・・・せっかくこれから仲良くなるとこだったのに・・・私、勢いであんなこと言って・・・!)
結衣(うぅぅぅ~~!!言うんじゃなかった~~~~!!!!)
ガラッ
千歳「・・・」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:22:06.52 ID:36yRkrNN0
結衣「・・・!!」ビクゥッ
千歳「船見さん、やっぱりここにおったんやな・・・」
結衣「・・・」
千歳「船見さん、さっきはありがとうな」ニコッ
結衣「・・・!」
結衣「ち、千歳!!さっきのことは忘れて!!」バッ
千歳「へっ・・・?」
結衣「い、勢いで言っただけだから!!ぜ、全然、流してくれていいから!!」アセアセ
千歳「・・・ううん、忘れられんよ、船見さんが勇気出してくれたんやもん・・・」
結衣「そ、そんな・・・!」
千歳「せやから私も勇気出して、返事しにきたんよ?」ニコッ
結衣「・・・!」ドキッ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:29:14.74 ID:36yRkrNN0
結衣(うぅ~~!!そ、そんな顔で見られると、思いっきり意識しちゃうじゃん!!)
千歳「あんな、船見さん・・・」ズイッ
結衣「・・・!!」ビクッ
千歳「うちは・・・船見さんのことが・・・」
結衣「・・・!」
結衣「い、いい!言わなくていい!!ダメ!!」
千歳「へっ・・・?」
結衣「い、言わなくていいよ・・・分かってるよ・・・!」
千歳(そ、そうなん?でも、やっぱりこういうのはちゃんと言葉で伝えんと・・・)
千歳「ちょ、ちょっと船見さん!うちは・・・」
結衣「・・・!」ムッ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:36:26.82 ID:36yRkrNN0
結衣「言わなくていいって言ってるじゃん!!」
千歳「っ・・・!」ビクッ
結衣「しつこいよ千歳!!私の気持ち知ってるくせに!!!」
千歳「そ、そんな・・・ただ、うちは・・・」
結衣「~~~~っっ!!」イライラ
結衣「・・・っっまだ言うんだね・・・!なら、もういいよ、強引に私の気持ち、受け止めてもらうからっっ・・・!!」ジリッ
千歳「へ・・・?ふ、ふなみさん・・・?」タジッ
結衣「千歳が・・・悪いんだよ・・・?こんなとこまで追いかけてくるからっっ・・・」ジリジリ
千歳「な、なに・・・?」トンッ
結衣「千歳・・・後ろは壁だよ・・・?もう、逃げられないよ・・・?」
千歳(ふ、船見さんって結構強引なんやなぁ~~・・・///)ドキドキ
千歳(で、でも、こういうの、ちょっとええかも・・・///)ゾクゾク
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:44:25.75 ID:36yRkrNN0
結衣「千歳、いくよ・・・?」チュッ
千歳「んっ・・・///」チュッ
千歳(船見さんの唇、めっちゃやわらかくてきもちええ・・・)ウットリ
結衣「んちゅっ・・・はっ・・・!んぅぅ・・・」チュルーッ
千歳「んんんん~~~・・・」チュルーッ
結衣「はぁ・・・ちとせ・・・ちとせぇ・・・!!」チュルチュル
千歳「あっ・・・ふ、ふなみはっ・・・ふなみはぁんっっ・・・!!」チュルチュル
結衣「かわいい・・・千歳、かわいいよ・・・」レロッ
千歳(・・・!し、舌が入ってきて・・・!)
結衣「んっ・・・ちとせぇ・・・んふぅっ・・・」レロレロ
千歳「あ、ふぅぅ・・・あっ・・・!」ピチャピチャ
千歳(な、なんやこれ・・・めっちゃきもちえぇ・・・!!)ゾクゾク
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:52:18.22 ID:36yRkrNN0
結衣「れろっ・・・んぷっ・・・はむ・・・」ヌプヌプッ
千歳(!?は、はげしっっ・・・!!)
千歳「あ、ら、らめっ!ふなみさっ・・・!らめやってぇぇ・・・!!」ピクンッ
結衣(千歳・・・すごいエッチな顔してる・・・かわいい・・・)ヌプヌプ
千歳「んあっ!ん、ん、んんんん、、、、、!!!!」ビクビク
千歳(な、なんか、頭の中真っ白になってきとるぅぅ・・・!)
結衣「んっ・・・はっ・・・れろ・・・」ヌプヌプ
千歳(あ、あかん・・・な、なんかきそう・・・!)ビクビク
千歳「んっっっっ・・・!!!!」ビクンッッッッ!
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 22:58:24.96 ID:36yRkrNN0
結衣「んはっ・・・」チュプッ
千歳「あ、あ、あぁぁぁぁ、、、・・・」ガクンッ
結衣「千歳、どうしたの・・・?」
千歳「ん、んんん・・・な、なんかわからん・・・」ヒクヒク
結衣「く、苦しいの・・・?」
千歳「う、ううん・・・苦しいっていうか・・・な、なんか気持ちええ・・・」ヒクヒク
結衣「な、なんだろう・・・大丈夫・・・?」アセアセ
千歳「う、うん・・・大丈夫・・・大丈夫・・・」タラッ
結衣「あ!は、鼻血!!」
千歳「んんんん・・・ちょっと興奮しすぎたかも・・・えへへ」
結衣「と、とりあえずティッシュ・・・!」バッ
千歳「ん、おおきに・・・」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:05:20.69 ID:36yRkrNN0
千歳「船見さんは私が鼻血出すといっつも心配してくれるなぁ、ほんま優しいんやなぁ」ニコニコ
結衣「・・・優しい?私が?」
千歳「そうやで、船見さんは優しい子やっ!自信持ってええと思うで?」ニコニコ
結衣「・・・優しいわけ、ないじゃん・・・」ボソッ
千歳「へ?」
結衣「付き合っても無い子に無理矢理キスするような私が・・・優しいわけないじゃん・・・!」
千歳「・・・!」
結衣「私は千歳に無理矢理襲ったんだよ!?なんで怒らないの!?褒めるの!?なんで!!??」
結衣「千歳はいっつもそうだよ!!いつだって人を褒めて!!その気にさせて!!」
結衣「そのせいで・・・!!そのせいで私がどんなに辛い想いしてるか分かってないんだよ・・・!!」ウルッ
50: >>49ごめんミス 2013/02/22(金) 23:11:01.81 ID:36yRkrNN0
千歳「・・・ごめんな、うち、船見さんの気持ちは分からんかもしれへん」
結衣「・・・!!」
千歳「でもな、うちの気持ちは知ってほしいねん・・・」
千歳「うちはな、船見さん、あなたのことが好きや」
結衣「・・・!」ドキッ
結衣「・・・そ、そんなこと言って、と、友達の好きなんでしょ・・・!」
千歳「いいや、一人の女の子として、恋愛対象として、船見さんのことが好きで好きでたまらんのや」
千歳「せやから・・・うちと、付き合ってください」
結衣「えっ・・・!?」
千歳「うふふっ、やっと言えたわ!船見さん恥ずかしがって逃げるから、なかなか言えへんかったわ~」ニコニコ
結衣「・・・えっ?」
千歳「へっ?」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:18:06.02 ID:36yRkrNN0
結衣「え、え、え、え・・・」
結衣「ええええええええええええ~~~~~~~!!??」
千歳「!?」ビクッ
結衣「じゃ、じゃあ、最初っから、オッケーしてくれる気だったの!!??」
千歳「っっ!?う、うん、そうよ・・・だって、船見さんに告白された時、うちめっちゃ嬉しかったんやもんっ!」
結衣「え、えっと・・・そう!綾乃!!千歳は綾乃が好きなんじゃないの!?」
千歳「綾乃ちゃん・・・?綾乃ちゃんは・・・そうやなぁ~」
千歳「綾乃ちゃんはなんかもう、親友っていうかなんというか・・・姉妹みたいなもんかもなぁ」
千歳「綾乃ちゃんのことは好きやけど・・・付き合うとかは違うかもしれんなぁ」
結衣「そ、そんなぁぁ・・・」ガクッ
結衣「じゃあ、私、一人で思い込んで一人で悩んでただけじゃん・・・あほらし・・・」
千歳「ふふふふっ!でも、それだけうちのこと想ってくれとるってことやん!!嬉しいなぁ~♪」
結衣「そ、そうだよ!私、ずっと千歳のこと考えて・・・!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:25:18.50 ID:36yRkrNN0
千歳「!むふふふっ!そんなにうちのこと好きな~ん?かわええなぁ~!船見さんはぁ~!!」ニヤニヤ
結衣「うっ・・・ち、千歳の意地悪・・・!」
千歳「むふふ!・・・あ、そう言えば、まだ船見さんからハッキリ『付き合ってください』って聞いてないなぁ~・・・」
千歳「・・・言って?」ジッ
結衣「えっ!?///もういいじゃん!このまま付き合っちゃえばいいじゃん!!///」テレテレ
千歳「だぁ~~め!!こういうのは、ハッキリ口に出さんといけんのよ?」ニコニコ
結衣「うぅっ・・・じゃあ・・・その・・・」モジモジ
千歳「・・・」ニコニコ
結衣「私と・・・付き合って・・・ください・・・!」ドキドキ
千歳「・・・!」キュンッ
千歳「・・・むふふふふ!!え~で!!喜んでお付き合いさせてもらいます~~~~!!」ダキッ
結衣「っっ!?ちょ、ちょっと千歳!?」アセアセ
千歳「うちらもう付き合っとんやから、抱き合うくらい普通やで!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:32:04.20 ID:36yRkrNN0
結衣「そ、そっか・・・で、でも、なんか恥ずかしいな・・・///」
千歳「そう?うちはただただ嬉しいだけやけどなぁ・・・船見さんは違うん?」
結衣「い、いや!!私もすっごい嬉しい!!」
結衣「・・・それと、その、船見さんっていうの、ちょっとさ・・・」
千歳「へ?」
結衣「そ、その・・・私たち、つ、つつつ、付き合ってるわけじゃん?」
結衣「な、ならさ、苗字で呼ぶのって・・・なんかさ・・・」モジモジ
千歳「・・・!」
千歳「ふふっ!『結衣』って、呼んでほしいん?」ニコッ
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:38:58.28 ID:36yRkrNN0
結衣「!えっ、ち、ちがっ・・・!///」カァッ
千歳「違うん?」ニコニコ
結衣「・・・い、いや、結衣って・・・呼んでくれる?///」モジモジ
千歳「う~ん、どうしよっかな~♪」ニコニコ
結衣「う、うぅ・・・いやならいいよ・・・」
千歳「むふふ!冗談や!『結衣』?」
結衣「!!ゆ、結衣って、今・・・!!///」
千歳「そうやなぁ、付き合っとるんやから、結衣って呼ばんとなぁ、そうやろ?結衣?なぁ、結衣?結衣結衣ゆい?」ニマニマ
結衣(!!は、恥ずかしい~~~~!!///)カァーッ
千歳「・・・!!」キュンッ
千歳「むっはーーーー!!何顔真っ赤にしとんの!?ほんっまにかわええなぁ!!もう!!かわええなぁ!!!!」ギュッ
結衣「!ち、千歳ぇ~~!!///」
―――――――――――――
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/22(金) 23:45:43.83 ID:36yRkrNN0
――――翌朝・学校――――
千歳「ゆ~~~~い~~~~っっ!」ダキッ
結衣「んっ!千歳・・・///」
綾乃・京子「!!??」
千歳「でへへ~っっ!結衣は今日もかわええなぁ~~っっ!」タラーッ
結衣「あっ!鼻血鼻血っっ!」アセアセ
千歳「むふふふふ~~っっ!もう鼻血なんてどうでもええ!結衣がかわいすぎるからなぁ~~!!」スリスリ
結衣「も、もぉ~~千歳ぇ~~!!///」テレテレ
綾乃(船見さんの顔に千歳の鼻血がベッタリと・・・えぐえぐエグザイルね・・・)
京子「う、うお!!!!結衣の顔こわっっ!!!!スプラッタ映画みたい!!!!」
千歳「ゆい~~!!ゆいゆいゆいゆっっっっ・・・」フラッ
結衣「っっ!?千歳!?貧血!!??うわっっ!と、とりあえずティッシュティッシュ!!」アセアセ
綾乃「きゃ!!ほ、保健室の先生呼んでくる!!」ダッ
京子「うわ!!きゅ、救急車救急車~~!!」オロオロ
終わり
千歳「ふふっ!『結衣』って、呼んでほしいん?」