1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:24:07 ID:Lf4XjFtI

Mari's room

聖良「…………」


理亞『私は善子んちに泊まる。姉様は鞠莉さんのとこ泊まっていいから』

善子『ヨハネ!!』

鞠莉『マリー!』

理亞『………ま、マ、リーぃ……/////』

鞠莉『うふふ♡very good!』ナデナデ

善子『なんでマリーだけ!!?』

花丸『いいからはやくいくずら』

ルビィ『はやくはやくぅ!』ピョンピョン

善子『あだだだ!ひっぱんないでよぉ!』

理亞『じゃ、おやすみ姉様』

聖良『あ、え、ちょっ』

鞠莉『んふっ♡私達もいきましょっ』

聖良『えっ?あ、は、はい……』



2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:24:49 ID:Lf4XjFtI

聖良(鞠莉さんの誕生祝いもかねて、合同レッスンに来たのはいいものの、まさかこうなるとは)

聖良(正直、鞠莉さんとはあまり付き合いがないので妙に緊張してしまいます)

聖良(だからこそ鞠莉さんは私たちを呼んだんでしょうけど……)



3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:25:31 ID:Lf4XjFtI

コンコン

聖良「はァい!!」

鞠莉「はいるわよ~」

聖良「は、はい……」

ガチャ
鞠莉「ふふっ、自分の部屋なのに変な感じ」

聖良「は、ははは……」



4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:26:09 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「今日はありがとね」

聖良「いや、こちらこそ……誕生日なのに色々お世話になってばかりで」

鞠莉「いいのよ!マリーの誕生日は、みんなが笑顔になる日になって欲しいもの」ニコッ

聖良「んふっ……す、素敵な考えですね……」

鞠莉「えへへー」ニコニコ

聖良(か、かわいい……かわいい!!理亞の次にかわいい……)

聖良(美人な方だとは思ってましたが、こんな少女のような一面もあるとは)

聖良(こんなのますます緊張してしまうじゃないですか)



5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:26:43 ID:Lf4XjFtI

聖良「えと、えっと………」

鞠莉「ん?」

聖良「………ど、どうして泊めてくださったんですか……?」

聖良(話題の切り札を早速切ってしまった………)

鞠莉「…………どうしてでしょ~か」

聖良「え!?」

鞠莉「はい5~」

聖良「!?」



6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:27:30 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「よ~ん♪」

聖良「ちょ、ちょっと」

鞠莉「さぁ~ん♡にぃ~……」

聖良「あっ、いや、あの……自意識過剰だったら申し訳ないんですが……仲良くなりたいから、とかでしょうか……」

鞠莉「ん~、ま、半分正解ね」

聖良「あ、あぁ……半分」

鞠莉「そ。半分」



7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:28:25 ID:Lf4XjFtI

聖良「………………」

鞠莉「………………」

聖良「…………え?そ、その、もう半分とは」

鞠莉「シーっ」

聖良「!」

鞠莉「……Top secretデース♡当ててみてよ……次はTime outになんてしないから♪」

聖良「ッ」

聖良(な、なんだろう……さっきまで少女のようなあどけなさがあったのに……今の一瞬、成熟した女性を思わせるような雰囲気が……)

鞠莉「?」ニコニコ

聖良(………き、気のせい……?)



8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:29:01 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「ねぇねぇ、今日は久しぶりに合同練習したけど。聖良からみてAqoursはどうかしら?成長できてる?」

聖良「あっ、え?あや、いいと思います……」

鞠莉「な~によその要領を得ない感じ。もっとハッキリいっていいわよ~?」

聖良「す、すみません……」

鞠莉「マリーがあんまり可愛いからってみとれないでよね?」

聖良「えっ!?い、いや、いえそんなことは」

鞠莉「そんな否定されるとそれはそれで傷ついちゃうな~」

聖良「え!?いやあの、しょ、正直見蕩れていました……すみません」

鞠莉「え?」

聖良「え?」

鞠莉「……あ、そぅ……」

聖良「は、はい……不快でしたら申し訳ありません」

鞠莉「別に不快なんかじゃないけどさ……」

聖良「?????」

聖良(きゅ、急に静かに……さっきまで子猫のようにはしゃいでいたのに)



9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:29:38 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「それで、どうなの?Aqoursはっ」

聖良「あぁ、えっと……」

~~~~~~~~~
聖良「――ですから、ブランクがある分3年生のみなさんは他の方々よりも基礎を抑えなけ、れば…………」

鞠莉「……………」

聖良「あっえっと……す、すみません私ばかり話してしまって」

鞠莉「え?いや、とても為になるとおもってきいていたんだけど……むしろあなたばかりに喋らせちゃってごめんなさいね」

聖良「いえ、つい夢中になってしまって……わっ!?い、1時間も!?」

鞠莉「あはは、1時間みっちり話せるなんて、私たちより私たちのことわかってるんじゃない?」

聖良「いえ、それほどでは……ただ一ファンとしての目線ですので」

鞠莉「ファン?」

聖良「はい。……も、もちろん、ライバルとしての目線もありますけど」

鞠莉「ファン……そっか……えへへっ」フニャ

聖良「ッ/////」

聖良(ぐぅ……そ、その顔……やりづらい……)



10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:30:53 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「うふふ、へへ。……あ、お茶いれなおして来るわね」

聖良「あぁ、お手伝いしますよ」スクッ

鞠莉「そう?ありがとっ」ニコッ

聖良「…………」グッ

鞠莉「ん?どしたの変な顔して」

聖良「いえ、何でもないです」



11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:31:36 ID:Lf4XjFtI

聖良(しかし……入った時は上の空で気づかなかったけど)

聖良(とてもオシャレな部屋だ……キッチンさえ道具や食器の一つ一つが鞠莉さんのイメージにピッタリハマっていて)

聖良(まるで鞠莉さんに包まれているような……)

聖良(……へ、変態みたいなこと考えてしまったッ!)

鞠莉「せいら?」

聖良「はいっ!?」



12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:32:39 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「そこのキャビネットからコーヒー豆とって」

聖良「あ!あぁ……えっと……うわ、すごい」

鞠莉「あ、ごめんなさいね。そんなに数あったらわかんないわね……左の一番下のやつね」

聖良「はい……これですか?」

鞠莉「そうそう♪私コーヒー好きで、色んなコーヒー集めてるの。わかりにくくてごめんなさい?」

聖良「いえ……」

鞠莉「そしたら、お皿とカップを用意してもらえるかしら?」

聖良「はい。……おぉ、カップもこんなに」

鞠莉「ふふっ。お好みでどうぞ。マリーもあなたのセンスに任せるわ」

聖良「ぷ、プレッシャーですね……ではこれで」



13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:33:14 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「ね、ね、ちょっとこっち来てよ」クイクイ

聖良「なんですか?」

鞠莉「いい匂いでしょ?」ゴリゴリ

聖良「…………あぁ……とてもいい匂いです……豆から轢くとこんなに香り立つものなんですね」

鞠莉「ここもコーヒーの好きなところなのよ……飲んでる間だけじゃなくて、準備してる間も時間を忘れられる」

聖良「……………」

鞠莉「……ふふっ、本当に忘れちゃったような顔して」

聖良「っへ?」

鞠莉「ふふっ、あっははは!聖良のそんな顔みるの初めてかも!ふふふふっ」

聖良「そ、そうですか?」

鞠莉「いっつもカッコいいんだもん。こういう時くらい気を抜いてもいいのよ」

聖良「…………」



14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:34:57 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「………はい、できた♡カップを持って。テーブルに戻りましょう」

聖良「は、はい」

~~~~~~~~~~~
鞠莉「…………」

聖良「気に入りませんでした……?」

鞠莉「いえ、ちょっとびっくりして……私のお気に入りのカップなのよ、これ」

聖良「そうなんですか?」

鞠莉「もしかして私のセンスに合わせてくれたの?」

聖良「いえ、完全に自分の直感で……」

鞠莉「そうなの!私たちって結構気が合うのね」

聖良「そ、そうでしょうか」

鞠莉「そーよ!だって、音楽の好みも、趣味も、カップの趣味まで一緒なんて♪実はわたしたち、運命の人なのかもしれないわね♡」

聖良「そんな大袈裟な……」クスクス



15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:35:39 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「…………」

聖良「どうしたんですか?そんなニコニコして……」

鞠莉「……随分うちとけてくれたなって思って」

聖良「!」

鞠莉「最初は緊張してますーーー!、って顔だったのに、今じゃちょっとリラックスしてるくらい……は、好意的にとりすぎかしら」

聖良「顔に出るほどほど緊張していたんですか/////」

鞠莉「嬉しいわ……同じ志を持つ仲間、として……こんなに打ち解けられて」

聖良「…………」



16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:36:10 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「ふふっ、コーヒー冷めちゃうわ。いただきましょ」

聖良「私もっ」

鞠莉「!」

聖良「私もうれしいです……こんなに素敵な人と仲良くなれて」

鞠莉「ふふふ、素敵な人、なんて。褒めすぎよ」

聖良「褒めすぎなわけ…………」

鞠莉「…………」スゥ‐…

聖良(だ、だってほら……たかが『コーヒーをのむ所作』が……)

聖良(こんなにも心を掴んではなさない……!!)



17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:37:04 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「……なぁに?そんなに見つめられちゃ飲みにくいわよ」クスクス

聖良「い、いえ……ただ、やはり礼儀作法がなっているな、と……見とれるほどに……誇張無しで、まるで芸術品を見ているかのように……見事な作法でした」

鞠莉「……ま、お家柄ね。癖になっちゃったのよ。こんなの堅苦しくて癖にもなりたくなかったけど」

聖良「そんな事言わないでください」

鞠莉「ッ…………?」

聖良「私は……その所作……とても魅力的に見えました」

鞠莉「……そんなに大袈裟にとらえなくたって」ニコ

聖良「よ、よく分からないんですけど!この1、2時間であなたのこと……とても好きになってしまいました」

鞠莉「!」



18: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:39:04 ID:Lf4XjFtI

聖良「誤解を恐れずに言いますが、それはきっとあなたがこの家に生まれ、色々な抑圧を受けたからこそ……惹かれたのだと思います」

聖良「もしも鞠莉さんの今まで生涯で、辛かったこと、ストレスだったこと……もちろん嬉しかったことも、何か一つの体験でも欠けていたら、私はこんな気持ちにはならなかったかもしれない」

聖良「そう思うと何故か……胸が張り裂けそうなんです。まるで心を拳銃で撃たれたか、ダイナマイトで爆破させられたかのように」

鞠莉「…………ぷっ!」

聖良「ふぇ……」

鞠莉「あっは!あははは!!ひひひひーっ………くっくっくくっ…………だァっははははははは!!!!」

聖良「……?????」

鞠莉「あー……お腹痛い……ほんと……素敵な人よあなた」

聖良「え?」

鞠莉「そう言ってもらえてとっても嬉しいわ。私もあなたのこと大好き」

聖良「っ!!!!!」

鞠莉「え?なになにどしたの?」

聖良「…………あまり……かるく大好き、などと言わないでください……」

鞠莉「?」



19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:39:54 ID:Lf4XjFtI

聖良「…………ふぅ。すみません。せっかく淹れていただいたのに、少し冷めてしまった」

鞠莉「ちょっと冷めるくらいがちょーどいいでしょ。気にすることじゃないわ」

聖良「……ふふっそうですね」

鞠莉「……ちょっとだけじゃなくて、完璧にリラックスできるようになった?」

聖良「そうですね。ここがとても落ち着ける空間になりました…………おいしい」

鞠莉「でしょー?そのコーヒーもお気に入りなのよ」

聖良「そうなんですか……このコーヒー、私も好きになっちゃいました」

鞠莉「そっかそっか……ね、聖良。2つ……」

聖良「なんです?鞠莉さん」

鞠莉「あ、言いたいこと『3つ』ある。1つ目」

聖良「は、はいなんでしょう」



20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:41:12 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「私は呼び捨てなんだから、あなたも呼び捨てにしてほしいわ」

聖良「……ああ。そのくらいいいですよ、鞠莉」

鞠莉「2つ目」

聖良「なんですか?鞠莉」

鞠莉「……いちいち呼ばなくていいわよ」

聖良「あらら」

鞠莉「2つ目!実はそのコーヒーねぇ、生涯で一番好きな人と一緒に淹れて、一緒のカップにいれて、一緒に飲むのが夢なの」

聖良「…………へぇ~……」

鞠莉「3つ目」

鞠莉「最初の方に出したクイズ、覚えてる?」

聖良「…………なんで泊めてくれたか、でしたっけ」

鞠莉「そう。半分は仲良くなりたいから。じゃあもう半分はなんでしょう?」

聖良「…………」



21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:42:34 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「正解言っていい?」

聖良「えっ?ちょ、ちょっとまって」

鞠莉「まちませーん。Time outデース」

聖良「タイムアウトは無いって言ってたのに!?」

鞠莉「せーかいは」

鞠莉「私をあなたの……生涯で一番好きな人にしてもらうため」

聖良「…………………ッ」

鞠莉「えへへーっ!」



22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:43:33 ID:Lf4XjFtI

聖良「……えっと、つまるところ両想いってことでいいんでしょうか」

鞠莉「いいよ」

聖良「あなたのちょっとした所作に胸を痛めた時、行動を起こすことを我慢したりしなくていいんでしょうか?」

鞠莉「いいよ」

聖良「要はこのまま抱きしめてキスをしてもいいってことでしょうか?」

鞠莉「いいよ♡」

聖良「ッ!!!」ギュッ

鞠莉「う゛っ!」



23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:44:33 ID:Lf4XjFtI

聖良「っ!っ!!!っ!!!!!」ギュゥゥ

鞠莉「ちょ、ギブギブ……」

聖良「っ!」パッ

鞠莉「っはぁ……く、くるしかっ」

聖良「ちゅ」

鞠莉「んぐ!」

聖良「ちゅっ……ちゅ……ちゅっ」

鞠莉「んふ、ふぁ♡ちょ……んっ♡」

聖良「ぷはっ!……はぁ……はぁ……」

鞠莉「し、死ぬかと思った……」

聖良「……すみません。どうにも抑えきれずに」



24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:45:11 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「…………ファーストキス」

聖良「え?」

鞠莉「コーヒーの味だったわ。それもお気に入りの」

聖良「…………」

鞠莉「一生忘れられない味になったわね。私にとっても……あなたにとっても」

聖良「……………!!!」

鞠莉「まあ、マリーはレモン味でもよかったんだけどね~♪」

聖良「…………もしかしてこうなることを狙ってあの夢を私に?」

鞠莉「まあねぇ♪」

聖良「…………」

鞠莉「? どうしたの」

聖良「なるほど」

鞠莉「ん?」



25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:46:15 ID:Lf4XjFtI

聖良「全てあなたの掌の上だったという訳ですか」

鞠莉「…………おこった?」

聖良「いえ。あなたには怒っていません」

聖良「不甲斐ない自分に腹が立っているんです。私はこんなにもあなたを好きなのに、あなたに何もしていない」

鞠莉「うひっ!……ひひひ」

聖良「え?」

鞠莉「あ!あぁいや……で、でもあなた……今日まで私のことなんて好きじゃなかったんでしょ?」

聖良「そんなの関係ないです。もっと早くにあなたの事を知れたら、必ず好きになっていたはず」

聖良「なのにすべてをあなたに任せてしまった。それがどうしようもなく悔しい」

鞠莉「そんなに思い詰めなくても」

聖良「いいえ!!!私はこう見えて負けず嫌いなんですよ」

鞠莉「こう見えてもなにも何となくわかってたけど……」

聖良「…………そうですか。それは置いておいて」



26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:47:10 ID:Lf4XjFtI

聖良「うん。決めました」

鞠莉「なにを?」

聖良「今は指輪を渡せませんけど、結婚しましょう」

鞠莉「え?」

聖良「幸い私には家業がありますので、あなたを養えるように努められます」

鞠莉「え?ちょっとちょっと」

聖良「それと指輪ですが……家の手伝いで貯めている貯金がそれなりの額あります。それを使って……」

鞠莉「まってまって」

聖良「なんですか?」

鞠莉「…………え?まって……結婚!?」

聖良「は、はい」

鞠莉「いまプロポーズされてるの?私?」

聖良「まだしてませんよ!指輪もないのに」



27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:48:07 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「……プロポーズしてくれるの?」

聖良「します」

鞠莉「……………」

聖良「……不満でしたら……延期しますが」

鞠莉「延期って……どうしてもマリーと結婚するつもりなの?」

聖良「え……?あ、当たり前じゃないですか……絶対します。一生一緒に居ます。居たいです」

鞠莉「…………ぶふっ」

聖良「あ、あれ?私、なにか変なこと言いました?」

鞠莉「あはぁ~~~っ!!!」

聖良「え?」



28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:48:46 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「あっは!あっははは!!はは!はっはっはっはっ!!!」ゲラゲラ

聖良「!?」

鞠莉「も……!無理……!しんじゃう!」ゲラゲラ

聖良「?????」

鞠莉「ごめっ……へへへへへ!!嬉しすぎて笑いがっ………ふへへへへ!……ピィィィィィィ」

聖良「…………ふっは」

聖良「あはぁははは!アハハハハハ!」

鞠莉「ヒヒヒ……ァーーー!あはーははは!!!」



29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:49:30 ID:Lf4XjFtI

聖良「はぁ……はぁ……」ゼェゼェ

鞠莉「ひっ、ひっ、ひっ」ゼェゼェ

聖良「お、落ち着きました……?」

鞠莉「えぇ……おかげさまで……」

聖良「よかった……」

鞠莉「ごめんね、こう、嬉しさが限界こえて笑いが……とまんなくなっちゃった」

聖良「そんな喜んでいただけで私も嬉しいです」



30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:50:21 ID:Lf4XjFtI

鞠莉「はぁ~あ。どうプロポーズしようかなー、とか色々考えてたんだけどな」

聖良「すみません。でも譲る気はありませんので」

鞠莉「わかってるわよ……ふふ」

聖良「……絶対幸せにしてみせますから……」

鞠莉「んふっ」

聖良「ずっと隣に居させてくださいね」

鞠莉「ぐっ……ふふふ……そ、そんな良いセリフいっぱい使っちゃって。プロポーズ本番の時困るんじゃない?」

聖良「あなたへの愛の言葉なんて、いくらでも湧いてきますから。大丈夫」

鞠莉「あっはぁ⤴︎ !!!」



31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:51:23 ID:Lf4XjFtI

聖良「…………『婚約指輪』の『約束』として……と言ってはなんですが、キスしてもいいですか?」

鞠莉「……ぅん」

聖良「…………鞠莉」スッ

鞠莉「っ/////」ギュッ

聖良「……………」

鞠莉「…………ど、どうしたの?」パチ

聖良「いえ……愛している人に触れるということがこんなに嬉しいものだとは……先程は必死すぎて気づきませんでした」

鞠莉「ッ~…………」

聖良「ちゅっ」

鞠莉「っん♡」

聖良「…………もっと触れたい」

鞠莉「ふぇ……」



32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:52:15 ID:Lf4XjFtI

聖良「もっと……あなたのことを知りたいです」

鞠莉「ぇ……あ、あの、もしかして……」

聖良「わ、わかっています……好きになってから……付き合ってからまだ30分くらいしか経ってないのに……体を求めるのはどうかと私も思います」

聖良「で、ですが!!」ギュッ!

鞠莉「あう」

聖良「こんなに好きにさせたのは貴方なんですから……!せ、責任とってください!」

鞠莉「えっ……えぇ~/////」

聖良「……ダメですか?」

鞠莉「……………い、いいけど……/////」

聖良「ッ!!!!!!」グイッ

鞠莉「ひぁっ!?」

聖良「鞠莉………鞠莉!」

鞠莉「やぁっ……♡」



33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2020/06/13(土) 22:53:27 ID:Lf4XjFtI

以上になります。
去年も鞠莉誕にせいまりで投稿しました。
けどあんまり流行りませんでした。
流行らせろ


元スレ
SS深夜VIP:鞠莉「今日は私のとこに泊まってってよ!」聖良「ええ!?」