1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:28:36.277 ID:r9pm43xK0.net

---1---

燦々と輝く太陽
広がる緑
中央に机が一基

「ここはどこだろう?」

風の中に私の声は解けていく
ただただ広い草原に私が一人立ち尽くす



3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:30:10.503 ID:r9pm43xK0.net

---2---

緑の中に一輪の百合を見つける
百合に向かって話しかける

「ここは寂しいね」

それに対して百合が返す

「見えていないから寂しいのさ」

意味が分からない

百合を置いて机に戻る



4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:32:03.704 ID:r9pm43xK0.net

---3---

机の上には水筒があった
一口飲んでみる

「あなたはおいしいのね」

「私でなく中身が良いからさ」

水筒が返す

その通りだと思った



5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:34:18.160 ID:r9pm43xK0.net

---4---

どこかから声がする
後ろを見ると一頭の山羊が居た

「ここはどこなんですか?」

山羊に聞いてみる

「分からない」

山羊の返事に肩を落とす



10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:36:11.122 ID:r9pm43xK0.net

---5---

気が付けば誰もいない
心細くなり机に話しかける

「ここはどこですか」

机は何も返さない

机だから当たり前である
机の上に突っ伏してみる

とても冷たく気持ちいい



13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:37:57.236 ID:r9pm43xK0.net

---6---

どこかから声が聞こえる

「ヴィーネさん?ヴィーネさん?」

私を呼ぶ声はどこだろう

机を見ると水筒が置いてあった

水筒を開けるとラフィが居た

「中身が良いですよ」

水筒を閉じた



14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:39:16.185 ID:r9pm43xK0.net

---7---

気晴らしに机の周りを歩いてみる

ガヴが生えていた

「そんなとこに生えてどうしたの?」

「この姿はいいぞ。いつでも栄養が手に入る」

満足しているらしい
寂しいから持って戻ることにした

ガヴを引っこ抜くと

「うわああ堕天する……」

ガヴがしおれた



15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:40:53.857 ID:r9pm43xK0.net

---8---

ガヴを片手に歩く
机が見えてきた

机の上に山羊が居た

「どうしたの?」

「私を誰だと思っているのよ!」

山羊以外に何があるのだろう
気にしないことにした



18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:42:16.296 ID:r9pm43xK0.net

---9---

ガヴに話しかけてみる

「ねえ、ガヴ元気?」

返答がない

「ねぇ、ガヴ?どうしたの?」

返答がない

「枯れてるじゃない!」

山羊が言う



20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:43:44.006 ID:r9pm43xK0.net

「どうしたらいいの?」

「そこの水筒に挿せばいいのよ」

水筒を開ける
ラフィはいないようだ
「元気になってね」

ガヴを挿す
光に包まれガヴが昇天した

「そういえば天使だったわね」

山羊の言葉を背景に見送った



21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:45:19.357 ID:r9pm43xK0.net

---10---

太陽が沈み
気が付けば山羊もいない

静かなる闇にて私は一人

「寂しいわね……」

呟きは闇へと消えていく


終わり



22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/25(土) 12:46:09.084 ID:r9pm43xK0.net

以上です

ガヴドロのSSの片手間にES書いてたら両方詰まって
気が付けばこんなの書いてた……


元スレ
ヴィーネ「こんな夢を見た。」