1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:06:21.95 ID:E2sddfp+0

櫻子「基本は生意気なのよ」

向日葵「しっかりしてますものね」

櫻子「だが、それがいい」

向日葵「はぁ」

櫻子「かわいいだろ?」

向日葵「たしかにかわいいですけど……」



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:11:53.75 ID:GTvK0GZjO

櫻子「なんだよ」

向日葵「いえ、なぜ私に熱弁をふるってるのかと」

櫻子「もう私一人じゃおさえられん」

向日葵「溺愛ですわね」

櫻子「あのキラキラおめめに勝てるやつはおらん」

向日葵(宿題やりにきたの完璧に忘れてますわね)



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:15:58.47 ID:E2sddfp+0

櫻子「花子の頭を撫でるじゃん」

向日葵「はい」

櫻子「『やめろし』って嫌がるじゃん」

向日葵「嫌われてません?」

櫻子「そんなことない。その証拠に寂しい顔するじゃん」

向日葵「はい」

櫻子「あいつ私の方にちょっとだけ頭近づけるの」

向日葵「あら、かわいい」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:23:05.29 ID:E2sddfp+0

櫻子「あと、あいつ楓と遊ぶときとかお姉さんぶるんだよ」

向日葵「末っ子ですからね」

櫻子「でもな、あいつ私にもお姉さんぶるの」

向日葵「それは……」

櫻子「かわいいだろ?」

向日葵「あなた、下に見られてません?」

櫻子「えっ」

向日葵「……」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:28:24.35 ID:E2sddfp+0

櫻子「花子の……下…」

向日葵「あ、そんなに気を落とさなくても――」

櫻子「甘えたいかも」

向日葵「はい?」

櫻子「うわ、それいい! 『櫻子は甘えん坊だし』って頭撫でてほしい!」

向日葵(新たな扉を開いてしまいましたのね)



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:37:31.02 ID:E2sddfp+0

櫻子「ヤバい。花子めっちゃかわいい」

向日葵「そんなにかわいいなら抱きしめてあげなさいな」

櫻子「あいつ暴れるんだもん」

向日葵「えっ、本当にしたんですの」

櫻子「隙あらばって感じ」

向日葵「ヤバい。花子ちゃんうらやましい」

櫻子「ん?」

向日葵「なんでもありませんわ」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 22:52:06.67 ID:E2sddfp+0

櫻子「もうたまらん。花子かわいいよ花子」

向日葵「……」ムスッ

櫻子「どうかした?」

向日葵「いえべつに!」

櫻子「写メの花子もかわいい」

向日葵「そんなにかわいいならキスでもすればいいんじゃありません!?」

櫻子「それは無理だろ」

向日葵「!! そ、そうで――」

櫻子「ほっぺにちゅーしかしとらんわ」

向日葵「!?」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:00:30.44 ID:E2sddfp+0

櫻子「あー、違うわ」

向日葵(ホッ)

櫻子「耳にもちゅーしたわ」

向日葵「なっ!?」

櫻子「あいつ耳弱いんだよ。赤くなってマジかわいい」

向日葵「……」

櫻子「どした?」

向日葵「なんでも、ありませんわ!!」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:08:34.64 ID:E2sddfp+0

櫻子「怒ってるの?」

向日葵「怒ってません!」

櫻子「……怒ってんじゃん」

向日葵「だから怒ってな――」

櫻子「花子に癒してもらってこいよ。たぶん部屋にいる」

向日葵「っ!? そうしますわ!!」バタンッ


櫻子「なんだよ、あいつ……」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:14:37.68 ID:E2sddfp+0

向日葵(なんですの花子、花子って……)

ガラッ

花子「お邪魔しま――あ、ひま姉」

向日葵「!?」

花子「これ、撫子お姉ちゃんが届けてこいって」

向日葵「……」

花子「……ひま姉?」

向日葵「……」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:23:50.25 ID:E2sddfp+0

向日葵「……かわいい」

花子「ん?」

向日葵「うわ花子ちゃんめっちゃかわいい」

花子「えっ、あ、ちょっ」
向日葵「本当にかわいいですわ」ナデナデ

花子「は、恥ずかしいし」

向日葵「あ――ごめんなさい」

花子「え、違うし。ひま姉が嫌なわけじゃないし」

向日葵(やだかわいい)



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:37:04.66 ID:E2sddfp+0

向日葵「あの、花子ちゃん」

花子「ん?」

向日葵「抱っこしてもいいかしら?」

花子「……ひま姉、櫻子に何か吹き込まれたし?」

向日葵「うわ花子ちゃんぬくい」ギュッ

花子「ひ、ひま姉。おろしてし」

向日葵「このまま部屋まで行きましょう」

花子「花子はお裾分けにきただけだし!」

向日葵「花子ちゃんめっちゃかわいい」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:48:22.25 ID:E2sddfp+0

向日葵「妹にほしいですわ」

花子「楓がいるし」

向日葵「右に楓、左に花子ちゃん。完璧な布陣ですわ」

花子「妹じゃなくてもお隣さんだからすぐ会えるし。だからおろ――」

向日葵「優しい花子ちゃんかわいい」

花子(さ、櫻子と違うから調子狂うし)



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:53:27.34 ID:E2sddfp+0

向日葵「戻りましたわ」

櫻子「機嫌なお――え、向日葵ずるい! 花子かわいい」

向日葵「たしかに花子ちゃんかわいいですわ」

櫻子「私より向日葵か!」

花子「……そりゃあ、まぁ」

櫻子「さみしい」

向日葵「櫻子もかわいい」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/23(火) 23:59:27.77 ID:E2sddfp+0

櫻子「花子、ちゅーしてやるからおいで」

花子「ふざけんなし」

向日葵「花子ちゃんの耳は私がいただきますわ」

花子「な――櫻子ぉ! お前まさか……」

櫻子「かわいいから自慢した。反省はしている」

向日葵「かわいいから仕方ありませんわね、許す」

花子「許さんし!」バタバタ

向日葵「あっ、こら」

櫻子「おっ、向日葵の魔の手から解放されたな」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 00:06:27.29 ID:DXw+YwRM0

花子「櫻子ぉ! 覚悟す――ぎゃあ」

櫻子「よっしゃ、確保」

向日葵「あっ、ずるいですわ」

櫻子「花子かわいい」

向日葵「暴れる花子ちゃんかわいい」

花子「助けてー! かえでー!」

楓「花子お姉ちゃん、呼んだのー?」

向日葵「楓、花子ちゃんは今日からうちの家族ですわ」

櫻子「花子は渡さん!」

花子「放せし!」

楓「?? 花子お姉ちゃんは前から家族なの」

櫻・向・花「!?」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 00:15:09.67 ID:DXw+YwRM0

楓「櫻子お姉ちゃんも、櫻子お姉ちゃんのお姉ちゃんもみんな家族なの」

向日葵「楓……」

楓「楓はお姉ちゃんたくさんで嬉しいの!」

櫻子「……かわいい妹だ、よし花子を貸してやろう」

花子「楓、うちで一緒に遊ぶし」

楓「わーい!」

向日葵「……櫻子、花子ちゃんのかわいさは独り占めしちゃダメですわね」

櫻子「うん。一緒に花子を愛でる方法を考えようぜ」

花子「やめろし」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 00:25:22.13 ID:DXw+YwRM0

花子「ただいま」

楓「お邪魔しますなの」

撫子「お帰り。長かったね」

花子「櫻子のせいだし」

撫子「櫻子?」

楓「花子お姉ちゃん人気者なの!」

花子「楓! やめるし」

撫子「なになに、詳しくきかせてよ」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/24(水) 00:31:11.42 ID:DXw+YwRM0

撫子「ひま子までねぇ……」

楓「みんなで抱っこしてたの!」

花子「見てたなら止めろし」

撫子「じゃあ、私も抱っこしてみようかな」

花子「な、何言ってるし」

撫子「それ」ヒョイ

花子「うわっ!? おろしてし」

撫子「……」

花子「撫子お姉ちゃん?」

撫子「……うわ花子かわいい」

花子「!?」



おわり


元スレ
櫻子「花子めっちゃかわいい」 向日葵「はぁ……」