1: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:06:57.63 ID:DgYcl/hZ.net

軽度のアクアフィリアによるSMプレイが含まれるので
苦手な方はご注意ください



2: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:07:27.72 ID:DgYcl/hZ.net

「果南ってどのくらい息を止めていられるの?」

きっかけはそんな一言だった。

人魚のように海を自由に泳ぐ果南は、酸素ボンベ無しでもかなりの時間潜っていられて──少し気になってしまったの。

「じゃあ、計ってみる?」

わたくしたちはちょうど黒澤家の浴室で話していたので、すぐに試してみることになった。

大きく息を吸って、うつぶせで浮かびだした果南。

綺麗な背中が水面から出ていて、なぞりたくなるけれど──今は我慢我慢♡

そんな背中を見つめながら2分──。

わたくしならとっくに限界になっているけれど、さすがは果南ね。



3: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:07:57.58 ID:DgYcl/hZ.net

果南の背中がもぞもぞと動き出した。

そろそろかしら?

……と思ったのだけど、それから30秒経っても果南は顔を上げない。

手で口元を覆って、明らかに苦しそうなのに──。

なぜ──そこまで。

他愛もない話の中で聞いただけ。無理をするところではないはず。

もう辞めさせた方がいいのでは、と思いながらも──わたくしの体は動かない。

もっと見ていたい──。

息苦しさと戦っている果南を見ていると──わたくしはなぜか興奮してしまったの──。



4: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:08:37.71 ID:DgYcl/hZ.net

何秒くらい経ったかな。

自分が息を止められる時間なんて特に気にしてなかったけど、限界まで頑張ってみる。

長く潜っていられれば、ダイヤに喜んでもらえる──そんな気がするんだ。

苦しい──。息を止め続けるのって、こんな大変なんだ。

空気がこぼれないように口を押えないと──。

あれ、でも、なんか──。

うぷっ……もう無理かな?

ううん。まだ、いけるはず。

もうちょっと──あと少しだけ──。

ぷはぁっ──。

こらえきれずに顔を上げる。

ダイヤのほうを見ると、その表情は──驚いたような、感心したような。

「こんなに長時間潜っていられるなんて、すごいのね──」

やった、ほめられた♡

もっとほめられれたい。ううん、それだけじゃない──。

息を止めているときのあの感覚──確かめてみたいんだ。

「もう1回やってもいいかな?」



5: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:09:08.52 ID:DgYcl/hZ.net

─────

あの日以来、果南はお風呂で息の限界まで潜るようになった。

わたくしは仰向けで湯船の底に横たわった果南に跨って、肩を上から押さえつけるの。

そのままじっと水面から果南を見つめて──。

穏やかな表情で目をつむり、綺麗な髪が水中になびく様子は幻想的で──眠っているんじゃないかと不安になることもあるわ。

2分くらい経ったかしら?わたくしの下で果南は小さく体を動かしだす。

動いたことに安心すると同時に、気を引き締める。

ここからが本番──。

人魚のように水中を泳ぐ果南でも、人間である以上呼吸をしなければいけないのは当然。

苦しくなってきて無意識に体を動かしてしまう。

その時点で助け起こしたくなるけれど、それでは駄目なの。

果南が浮き上がらないように水中に留めるのがわたくしの役目。

それが彼女の望み。

押さえるわたくしの手に力が入る。



6: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:09:45.98 ID:DgYcl/hZ.net

果南は両手で口を押えて息が漏れるのを我慢している。

まだ平気──。

跨るわたくしの足の下でお腹が上下するのがわかる。

大丈夫。果南なら大丈夫──。

自分に言い聞かせるように唱える。

果南だって本当に危なければわたくしをはねのけることくらい簡単に出来るのだから。

あと10秒。

果南の様子を見ながらリミットを定めた。

はやる気持ちを抑えながら冷静に数を数える。

2、1、0──。

カウントが終わると同時に急いで果南を引き上げる。

水面に顔を出すと同時に果南は荒く呼吸を始めた。

そして恍惚の表情を浮かべながらわたくしに微笑みかけるの。

「ありがとう、ダイヤ──」

ああ──この笑顔を見るためにわたくしはまた手を貸すのだろう──。



7: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:10:51.73 ID:DgYcl/hZ.net

─────

何でこんな簡単なことに気づかなかったんだろう──。

ダイヤのふとももを枕にしながら思う。

水中で息を止めているのは気持ちいい。

ダイヤの膝枕も気持ちいい。

なら、それを同時にやればいいじゃないか。

そう考えてお風呂でダイヤにお願いしたら──呆れた顔をしながらも、脚を貸してくれた。

うつぶせでふとももの間に顔をうずめる。

むにむにで、すべすべで。最高級の枕だ♡

苦しいけど、離れたくない。

時間の感覚はわからないけど、いつもより長く潜ってられるんじゃないかな──。

この天国は私だけのものだけ──。



8: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:13:07.05 ID:DgYcl/hZ.net

─────

羨ましい──。

お風呂に仰向けに沈む果南を見て思う。

わたくしもスタイルには自信はあるほうだけど──果南ほどメリハリがあるわけではないもの──。

無防備にさらけ出されたその肢体は芸術的にも感じる──。

ふと思い立って果南のすらっと引き締まった腹筋を押してみた──。

果南は少し息を漏らし、驚いたように水中からわたくしを見つめてきた。

その様子に──なぜかしらね。わたくしの嗜虐心が刺激されてしまったみたい──。

果南の腰の上に馬乗りになって動きを止めながら、お腹から脇腹にかけてなぞってみる。

ぴくっと動いたけれど、起き上がって来る気はないみたい──。

こう見えてわたくしは負けず嫌いな性分で──果南に音を上げさせたくなってしまったわ──。

わたくしが負けることはない一方的で卑怯な勝負ではあるけれど──。

脇腹を上にたどる──。果南は体をよじりながら抵抗はするものの、本気でわたくしを押しのけようとはしていない。

次は腋の下をくすぐってみた──。さすがにこらえきれなかったのか、大きく息を吐き出して、慌てたように両手で口元を抑えた。

もう一押し、かしらね。次はどこにしましょうか──♡



9: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:14:37.04 ID:DgYcl/hZ.net

─────

潜りながら、足をのばして湯船につかるダイヤのもとへ。

そして無防備にさらけ出された、ダイヤのおなかにキスをする。

無駄なお肉の無いすらっとしたおなかはおいしそう──こんな表現は変かな?

円を描くようにダイヤのおなかにキスをしていると、合わせるように私の頭をなでてくれる。

最後におなかの真ん中──おへそを舌を出してなめた。

ダイヤは避けるように体をひねったけど、逃がさないよ。

背中の方に手を回し、顔をおなかに押し付けるようにして、おへそをなめ続ける。

私の頭に置かれた手に力が入ったかな。ダイヤも気持ちいい?

おなかにキスをしてる間から息継ぎしてないからそろそろ苦しい。

でも、もっと、ずっと舐めていたい──♡



10: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:17:08.28 ID:DgYcl/hZ.net

─────

今日の果南の潜水は3分チャレンジ。名前の通り3分間潜り続けるものだけど──一般的な肺活量のわたくしには到底無理な行為ね。

ダイビングで鍛えられた果南の肺活量だからできること。と言っても果南でも日によってクリアできたりできなかったりするわ。

手元の時計が2分をすぎた後、果南の体がゆっくり揺れだした。息苦しさを紛らわせようとしているのでしょう。

何度も果南に付き合ううちに息切れのタイミングもわかるようになったけど──あら、今回は問題なくクリアできそうね。

そこでわたくしは意図的に3分経過の合図を送らないことを思いつく。本来の時間を超えて果南が呼吸を我慢することになるのだけど──本人が苦痛を望んでいるのだからいいわよね──?

だんだん果南の体の揺れが小刻みになっていく。

仰向けで潜水してもらったこともあるけれど、苦しさに顔をゆがめながら裸体を左右に揺らし、足をすり合わせ、しなやかで引き締まった腹筋が前後にうごめく果南はとても蠱惑的で──ずっと見ていたくなる。

そんな風に思うわたくしもいけない扉を開いているのかしら──?

時計を見ると3分5秒。そろそろ限界ね──。

5、4、3、2、1──ポンと合図に果南の頭をたたく。

その瞬間、待ってたかのように水中から飛び出した。

おめでとう──自己記録更新よ。



11: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:18:22.23 ID:DgYcl/hZ.net

─────

どのくらい時間がたっただろう──。

私は今、ダイヤの胸元に抱きかかえられている。

ダイヤは肩までお風呂に浸かっているから、つまり私の顔はお湯の中なわけで──。

ダイヤの柔らかさに包まれて心地よさを感じながらも、だんだん息ぐるしくなってくる。

いくら普通の人より肺活量のある私でもずっと潜ってることはできないし。

だから息継ぎをしようとしたけれど、顔を上げる前に私を抱える手に力が込められた。

もちろん、私とダイヤの力の差なら力づくで抜け出すことはできるだろうけど、

「果南はもっといけるでしょう?」

そう言われるとダイヤの期待に応えたくなる。

私の息の限界まで抱かれていよう──。

苦しさを紛らわせるために私からもダイヤを抱きしめながら、さっきより強く胸に顔をうずめた──。

それに合わせるようにダイヤの腕に力がこめられる。

1つになれそうなくらいお互いに強く抱きしめあう。

私はあとどれくらいこのままでいられるだろうか──。



12: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:19:38.84 ID:DgYcl/hZ.net

─────

水に顔をつけたところで頭の上にダイヤの手が置かれた。

あまり力は入ってない。でもそれだけで私の心は支配される。

この手が乗っている間、私は顔を上げてはいけない。

「息、吐きだして」

ダイヤに言われるがままにぶくぶくと空気を吐き出す。

「もっと」

体中の空気を絞り出す。

吐き出せる息がなくなった。苦しい。

「いい子ね」

そういいながら頭をなでてくれる。幸せ。

体は酸素を求めているはずなのに、ずっとこの時間が続けばいいと思っちゃう。

「もういいわよ」

頭に乗ってる手の感触がなくなった。

ねえ、何で手を離しちゃうの?



13: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:21:12.95 ID:DgYcl/hZ.net

─────

果南の両手を後ろ手に縛って、そのまま湯船に仰向けに押し倒す。

わたくしは立ち上がり、果南の胸の上に片足を置き、浮き上がらないよう軽く抑え込む。

そのまま60秒。

準備をさせない状態で潜らせたからかしら、早くも果南の腹筋がひくひくと前後に動き出したのがわかる。

75秒。

果南は上半身を横に大きく動かした。限界が近いという合図でしょう。

だけどわたくしは気づかないふりをして──抑える足を緩めることなく、むしろ力を込めて動けないようにした。

90秒。

ごぽっ。

果南の口から空気が一気に漏れ出た。

あっ、これは引き上げないと。



14: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:22:31.99 ID:DgYcl/hZ.net

「ぶはっ、げほっ、こほ……」

「大丈夫?」

果南はむせ返っていたけれど、しっかりと頷いた。

「準備させてくれないなんてひどいよ」

「でも、あなたはその方が気持ちがいいのでしょう──?」

問いかけると果南は無言でうなずいた。

「どうする?もうやめておく?」

答えは聞くまでもないけれど──。

「もう、1回。やって……」

予想通りの言葉に笑みがこぼれ、わたくしは再び果南を水中に押し倒した──。



15: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:24:21.20 ID:DgYcl/hZ.net

─────

四つんばいの状態で顔をお風呂につけられた。いつもの──ダイヤの許可があるまで上がれないやつだ。

そのまま頭を押さえられているけど、あんまり力入ってないから私がその気になればいつでも顔を上げられるんだけど。

私が息を止めている間、ダイヤの手が私の体を撫でまわす。背中から足、おなか、胸──。

何でか理由を聞いても私が撫でたくなる体してるからとか恥ずかしくなる答えしか返ってこないし。

──そろそろ苦しくなってきたけど、今日はどれくらい息を止めてればいいんだろう。時間はいつもダイヤの気分次第。

というか私の限界を見極めてるような──。

「あと10数えたら終わりにしてあげる♪」

あれ、意外と早く終わりそう?そのくらいなら──。

「いーち」

ってまさか。

「にー」

数えるのが遅い──。



16: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:26:26.40 ID:DgYcl/hZ.net

「──きゅう」

苦しい、早く早く──。

「じゅう」

ぷはっ。やっと息継ぎできた──。

「あら、何でもう顔を上げているの?」

「え、10数えたら終わりって」

「終わりにしてあげるとは言ったけど、わたくしはまだ終了の合図は出してないわよ?」

そんな──。

「もう1回、ね♡」

ああ──私は今日あと何回沈められるんだろうか──♡



17: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:28:03.46 ID:DgYcl/hZ.net

─────

両手両足を縛られたら頭を上げるのも大変でしょう?

縛って仰向けにお風呂に沈めた果南のもものあたりに跨って、浮き上がらないようにお腹に手を乗せた。

贅肉のない滑らかなお腹。一見わからないけれど、この奥に秘める筋肉をわたくしは知っている。

水に沈む果南は人魚のように美しい──。ずっと眺めていても飽きないわ。

時間が経つとわたくしの手の下が小さく蠢きだす。

徐々に限界が近づいているのが文字通り手に取るように分かるの。

一気にお腹に力が入って、縦に2本の線が浮かび上がる。

ふふ、すごく硬くて美しい腹筋──。

あなたは起き上がろうとするけれど、わたくしがそれを体重をかけて防いでいる。

苦しい?そうでしょう。もう3分近く経つのだから。

でも、まだダメ──。

わたくしはあなたがもがく姿をもう少し見ていたいから──。



18: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:30:25.91 ID:DgYcl/hZ.net

─────

仰向けに沈んだ私の上にダイヤがまたがって──いつも通りの光景だ。

そこからダイヤのいたずらが始まる。

白魚のような指(であってるんだっけ?)が泳ぐように私の顔に近づき、唇に触れ──そのままかき分けるように口の中に入ってきた。

ダイヤの指と一緒にお風呂の水も流れ込んでくるから、飲まないように頑張る。

指は私の口の中をはい回るように動き、私の舌もそれを追いかける。

そのまま指は奥に進み、私の喉に触ったとたん──。

げほっ、ごふっ。

やばい、むせちゃった。

咳こんだ反射で息を吸おうとして──当然入ってくるのは水だけ。

苦しい──。

我慢できず、顔を上げて水を吐き出した。

呼吸を整えながらダイヤを強引に押しのけて息をしてしまったことを思い出す。

振り向くと、私に振りほどかれて倒れこんだのか、髪から水を滴らせながら微笑むダイヤ。

思わず体が震えちゃったけど、この感覚は──。



19: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:32:47.62 ID:DgYcl/hZ.net

─────

ぺちん。ぺちん。

私のおしりをたたく音と、ダイヤが回数を数える声が聞こえてくる。

湯船の中でよつんばいになって、私の背中からおしりにかけて水面に出ている状態で。

その背中の上にダイヤが腰掛けて、むき出しのおしりを叩かれる。

おしり100叩き。

痛くは──ない。ダイヤの手に力は入っていないから。

むしろダイヤのしなやかな指に撫でられるかのような感じで気持ちいい──かも♡

ただ、私たちのプレイは当然ながら──私の顔が水中にある状態で行われるんだ。

100回叩き終わるまで、私はダイヤの椅子になったまま潜ってなきゃいけない。

それができなきゃやり直し──何度でも。

ダイヤのおしりの感触が背中にダイレクトに伝わってるけど──それを楽しむ余裕もなく、私は息苦しさと戦っている。



20: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:34:40.78 ID:DgYcl/hZ.net

私のおしりが叩かれるリズムは不規則だ。特に90回を過ぎると、私の反応を見てるかのようにゆっくりになる。

「97」

早く。次はまだ?

無限にも感じる時間、次のカウントを待ち続ける。

「98」

遅い──もう無理!

「ぷはぁっ──」

また──失敗だ。

「あら、また駄目ね♡じゃあもう1回──」

頭の上から楽しそうな声が聞こえてくる。

次が4回目の挑戦。ダイヤはわざとギリギリで失敗させようとしているんだ。

いや、それとも──あと少しを我慢できない私自身がこれを終わらせたくないのかな──。



21: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:37:43.99 ID:DgYcl/hZ.net

─────

物足りなさがやっと解消できると思うと、自然とダイヤの家に向かう足取りも軽くなる。

最近ダイヤが忙しそうにしてるから、家のお風呂で一人で潜っていたけれど。

自分一人だけじゃあ限界まで我慢するわけにはいかなくて(仮にもダイバーなんだから意識を失う危険はわかってる)、ほどほどで止めざるをえない。

家に上がってすぐにダイヤとお風呂に向かう。

今更それを不審に思う人もいないけど、中で行われるのはみんなに秘密の2人の秘めゴト♡

「いつもより長くやって」

一言だけ言って返事も聞かずに潜りだす。

うつぶせになった私の背中にダイヤが腰掛け、私の頭に手をそえた。

自分一人でないことに安心感がある。

興奮してたせいか、いつもより息苦しくなるのが早い──気がする。

頭を上げようとすると上から押さえつけられた。

これ、これだよ♡

苦しくなっても自由に上がらせてもらえない──私の望んだ展開。

空気を求めておなかのあたりが暴れだす。

それでもダイヤの手が離れるまでは──我慢、我慢♡



22: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:39:30.77 ID:DgYcl/hZ.net

─────

私は仰向けでお風呂に沈んでいった。

そしてダイヤが私のおなかの上に馬乗りになる。

30秒くらいしたころ、ダイヤも顔を沈め、私に口づけをしてきた。

そのまま空気を分けてくれる。

たまにやるダイヤとの遊び──。

空気を移し終わったらダイヤは息継ぎをしに顔を上げた。

すぐに戻ってきてもう一度口移しで空気をもらう。

それの繰り返し。

何回やっただろうか──人の吐く息での呼吸にも限界はある。

私もかなり息苦しい。



23: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:41:22.80 ID:DgYcl/hZ.net

最後の一回、とダイヤの口から息を吸ったときにいたずら心が芽生えた。

そのままダイヤを抱きしめ、口をつけたまま呼吸を繰り返す。

いきなりのことだからかダイヤが暴れだした。

もう、そんなに動かないでよ。私もきついんだから。

酸素が少ないからだろう、なんだかぼーっとしてきた。

苦しいはずなのに苦しくない。

ダイヤとならこのままずっと水中にいられる気がする。

──ということはなく、私を振りほどいてダイヤが逃げ出した。

開いた口から水が入り盛大にむせると同時にダイヤの手によって私も引き上げられた。

新鮮な空気のおいしさを感じながら、物足りなく思う。

ねえ、私今どんな表情してるかな──?



24: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:43:23.78 ID:DgYcl/hZ.net

─────

ダイヤが私を押し倒し、2人で水の世界へ。

水中で──重なり合う──。

胸と胸、おなかとおなか、脚と脚。

ダイヤと体中がくっついて。でも唇はくっつかない。

私の口はダイヤの手でふさがれて、ダイヤの唇まで届かない。

そのまま見つめ合う。水中でも、いや水中だからこそダイヤの目に吸い込まれそうになった。

無言で……ただ時間だけが過ぎていく──。

ダイヤが息継ぎに顔を上げた。でも──私はおあずけ。

私の息はダイヤの2回分──だからこれでちょうどいい。

私の口をふさいだままの手にさわったら、また潜ってきたダイヤは首を横に振った。

何で今日はキスさせてくれないの?

鼻がくっつくぐらい近くにいるのに、ダイヤの手が壁になる──。



25: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:45:31.72 ID:DgYcl/hZ.net

そして私も苦しくなってきた。

でも我慢──ダイヤが息を吸いに行くまでは。

2人ともおなかが上下してくっついたり離れたりしてるからわかる。ダイヤも苦しいはずなのに……。

ダイヤが顔を上げた。これで私も──。

──って、わわっ。

ダイヤは息継ぎをしたらすぐに潜って回転して私と上下を入れ替えた。

まだ何かする気?私ももう限界……。

私の口から手ははなれ、自分の唇に指をあてる──。

私に呼吸をするかキスをするか選べと言ってるかのような。

そんなの──答えは決まってるよね♡



26: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:47:40.51 ID:DgYcl/hZ.net

─────

ダイヤと抱き合いながら湯船に沈み込む。

そのままゆったりと漂う──。

あったかいお湯と、柔らかいダイヤの体が気持ちいいんだ──。

1分ぐらいたったころかな?ダイヤが私に顔を近づけてきた。

息苦しいんだね。しょうがないなあ──私の空気分けてあげるよ♡

そのまま口移しでダイヤに空気を送る。

私とダイヤじゃ肺活量に差があるから、私はまだ人に分ける余裕もあった。

30秒もしないうちに2回目の空気を求められる。

私は出せる限りの残りの空気をダイヤに送り込んだ。

苦しい──肺がつぶれるような感覚──。

すぐに3回目──もう私も空っぽだよ。

出せるものはほとんどないのに、ダイヤに口の中身を吸いだされてる。

体が空気を求めてるのを感じる。

いいよ。ダイヤが求めてくるならいくらでもあげるよ。私の全部を──♡



27: 名無しで叶える物語 2020/07/05(日) 18:57:12.75 ID:9Om0e+4c.net

おしまい

果南ちゃんって窒息プレイにハマりそう ・
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1575801683/
ここに書いたものを再編


元スレ
ダイヤ「まだ──いけるでしょう?」果南「もっと……沈めて……」