1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 21:57:17.21 ID:oMROY3n40

カサカサカサ

マミ「ひぃいいいぃぃっ!」

マミ「さ、殺虫剤殺虫剤!」ドタドタドタ

ゴソゴソ …カササッ

マミ「……どこよ、早く、早くしてっ」ゴソゴソ

……

マミ「あった!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:00:29.72 ID:oMROY3n40

マミ「さぁどこからでも来なさい…」ソロ

……

マミ「くっ、どこに隠れたのよ!」ドンッ

…カサッ

マミ「!」バッ

マミ「いない…」

カサササッ

マミ「ひぃっ!」ババッ

マミ「…このあたり?」シュー



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:04:13.78 ID:oMROY3n40

ガタガタ……カサササッ

マミ「ひぃいいいいー!」ブシュー

カサカサ…カサカサ

マミ「なんですぐに死なないのぉー」プシュー

カサカサ…

ドタンバタン…カサ…バタバタ…カササ



マミ「ふう、やっと退治できたみたいね…」

マミ「…し、新聞で取って厳重にすてなきゃ…」




11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:07:42.05 ID:oMROY3n40

マミ「処理完了…」

マミ「はぁ…疲れたわ…」

マミ「…そう言えばキュウベーにでも頼めばよかったのかしら?」

マミ「キュウベー!キュウベー?」

…シーン

マミ「どこかに出かけてるのかしら?夜中なのに…」スタスタ



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:09:13.26 ID:oMROY3n40

―リビング―――

QB「」

マミ「キュウベー?」

マミ「……死んでる」



13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:11:33.34 ID:oMROY3n40

マミ「ちょ、ちょっと待って!」

マミ「嘘、嘘よそんな…」ヒョィ

マミ「きっと心臓の音が…」

マミ「…なにも聞こえない…」

マミ「そんな…そんな、キュウベェーー!」ガシッ



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:14:09.95 ID:oMROY3n40

QB「呼んだかい?」ヒョィ

マミ「え?」

QB「まったく、怖かったからって簡単に殺虫剤をまかれたら困るよ」

QB「動物なんてそれで簡単に死ぬんだよ?」スタスタ

マミ「…あれ?これもキュウベーであっちもキュウベー???」

QB「そうだよ、どうかしたのかい?」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:18:26.03 ID:oMROY3n40

マミ「おかしいじゃない!なんでキュウベーが二人も居るのよ!」

QB「おかしくなんてないさ」

QB「そもそもどうして僕が一人だけだと思うんだい?」

QB「この地球上のいたるところに居る魔女を倒す為には多くの魔法少女が必要だ」

QB「その魔法少女を勧誘する為にぼっくが一人で足りるわけないじゃないか…」

マミ「ぇ…でも??」

QB「あぁ、それなら大丈夫だよ!僕は個体ごとに別個の意識を持ったりはしていない」

QB「全員おなじQBだと思ってもらっていい」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:22:17.62 ID:oMROY3n40

マミ「……じゃあ今までもキュウベーは入れ替わったりしていたの?」

QB「勿論さ!魔法少女に付き添うのは僕のこの身体じゃもたないからね」

QB「何回かは入れ替わってるよ」

マミ「……そうなの…」

QB「それよりマミ!その身体を返してくれないかな?」

QB「死んだといってももったいないから処分しなくちゃ!」

マミ「え、えぇ」ポイッ



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:24:42.29 ID:oMROY3n40

QB「…」モグモグ

マミ(うわぁ……死体食べてる…)

QB「しまった!毒が……」バタリ

マミ(…)

QB「しくじっちゃったね」ヒョィ

マミ「…次々出るのね」

QB「必要だからね!」

QB「しかし、この二つはもう駄目だね…処分してよマミ!」

マミ「…」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:28:39.20 ID:oMROY3n40

マミ「……」

QB「どうしたんだいマミ?聞こえていないのかい?」

マミ(死体を食べて…次々湧いて出て…そこらじゅうにいっぱいいる…)

マミ(……キュウベーって…アレみたい)シラー

QB「どうしたんだい?何か言ってよマミ!」

マミ「…ごめんなさい、今日はちょっと気分が悪いわ…」

マミ「それ持って出て行ってくれないかしら?」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:33:22.10 ID:oMROY3n40

QB「…え?」

マミ「ごめんね、本当に駄目なの…今日は一人にさせて!」

QB「……仕方ないね」グィ

QB「じゃあ出て行くよ」

QB「全員で良いかな?」

マミ「…へ?」

QB「あっ、一人になりたいんだったね!じゃあ全員出て行くよ!」

マミ「へっ?えっ?」

QB「…」ズルズル

QB達「…」ゾロゾロゾロ

QBs「…」ウジャウジャウジャ…

ゾロゾロゾロゾロ……

マミ(びぃぃいいいいいいいい!!!)



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:37:47.14 ID:oMROY3n40

マミ「……という事があったのよ」ブルブル

ほむら「へぇー」

マミ「…驚かないの?」ガクガク

ほむら「知ってるから」

マミ「そう…」ショボン

ほむら「で、QBを対処したいのかしら?」

マミ「あ、そうじゃなくてアッチの方の対策で良いのはないかしら?」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:41:01.76 ID:oMROY3n40

ほむら「そうねぇ…」

マミ「暁美さんの家は…出たりしないの?」

ほむら「気を配ってるから」

ほむら「例えば、物を乱雑に置かないとか」

マミ「へー」

ほむら「隠れ場所になるような所を極力無くしているわ」

ほむら「あとは…少し待ってて」

ガサガサ

ほむら「…ちょっと我慢しなさい」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:44:15.05 ID:oMROY3n40

パラパラ

ほむら「スプーンで…」コツコツ

コツコツ……

ガササッ

マミ「ひぃっ!」

ほむら「静かにしてっ!」

マミ「だって、凄く大きいクモが…」ブルブル

ほむら「これが一番効く対策なのよ」コツコツ



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:49:40.67 ID:oMROY3n40

ガササ…

マミ「飼ってるの?これ…」

ほむら「一応ね」

マミ「…怖くないの?」

ほむら「慣れよ」ファサッ

ほむら「何回も繰り返せば餌やりも楽だし」

マミ「…そうなの…」

ほむら「このクモは動く獲物に俊敏に反応するからいい対策よ?」

マミ「餌は必要あるのかしら?」

ほむら「餌がなくなると逃げるのよ、このこ達…」

マミ「なるほど」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 22:55:58.82 ID:oMROY3n40

マミ「でも、私にはちょっと…」

ほむら「まあ好き嫌いは仕方ないわね…」

マミ「…他にないの?」

ほむら「大前提は小奇麗にする事ね」

ほむら「あとは食べ物をよく管理する事」

ほむら「野菜なども出来るだけ収納して、剥き出しの食品をなくすと良いわね」

マミ「やっぱり食べられる物をなくすのが一番なのかしら…」

ほむら「それだけじゃ足りないわ…奴らの生命力は凄いから…でも次世代が育ちにくい環境は有効よ」

ほむら「あとは排水溝など進入経路に対策器具をつけたり…」

ほむら「移動しそうな場所に対策グッズをおいたりかしら?」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:00:17.04 ID:oMROY3n40

マミ「結局地道な方法しかないのねぇー」ガクリ

ほむら「あまり力になれなくてゴメンナサイ…」

マミ「私こそゴメンナサイ、教えてもらう立場なのに!」

ほむら「…取り合えず効きそうな物を調べてみましょう」

マミ「ええ、頑張りましょう!」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:04:17.90 ID:oMROY3n40

マミ「という訳でいろいろ買ってきたわ」

マミ「進入経路をまず断って、片付けと食品の管理!」

マミ「その後家の中を総退治して、トラップを仕掛けて対策完了」

マミ「結構重労働ね…暁美さんの協力受けたほうが良かったかしら…」

マミ「いえダメよ、そこまでやってもらうのは気がひけるわ!」

マミ「それではG撲滅作戦開始!」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:08:56.48 ID:oMROY3n40

マミ「設置は簡単ねー、すぐ終わったわ」

マミ「食べ物は密閉型のタッパーに入れれば問題ないわね」

マミ「長く外に出さず小まめにしまわないと意味がないけど…それは大丈夫ね」


マミ「野菜もしっかりしまえる場所を確保したしこれで完成」

マミ「ふぅー、これでやっと半分か」

マミ「あとは掃除してからのバル○ンか」

マミ「もう一分張りね」



57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:15:03.09 ID:oMROY3n40

マミ「掃除機は、バル○ンが終わってからもう一回かけるから…隅の掃除優先ね」

マミ「一番遭遇率高いから怖いわ…」



マミ「なんとか遭遇せずに終わったわね」

マミ「家具も光が入る程度に壁から離して逃げ場も少なくしたわ」

マミ「はー休憩したいわー」

マミ「そうだ!バル○ン中にどこかのカフェでゆっくりしましょう」

マミ「そうと決まればすぐに支度ね」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:19:47.10 ID:oMROY3n40

マミ「服は密閉したし全部屋に行くようセットも完了!」

マミ「あとは待つだけー、さて、はやく始めてカフェで休憩よー」


マミ「ではでは行ってきます」



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:24:31.83 ID:oMROY3n40

3時間後――

マミ「換気も終わったし、そろそろいいでしょう」


マミ「…あれから入れたはずがないのにQBの死体があるわね…」

マミ「寝室の換気もしなくちゃ…玄関とリビングしか換気してないし…」

ギィッ…



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:25:51.68 ID:oMROY3n40

杏子「」

マミ「…」

マミ「…」

杏子「」



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:31:13.54 ID:oMROY3n40

ほむら「デジャビュね……最近見ないと思ったら」

マミ「…おかしいと思ったのよ、最近やたらと食材の減りが激しかったもの!」

ほむら「で?杏子は大丈夫なの?」

マミ「まあ神経毒が抜けるまでだから、数時間で息を吹き返したわ」

ほむら「流石ね…」

マミ「それに佐倉さんはアレが大丈夫みたいなの」

ほむら「…生活が生活だからね…」

マミ「いまは私の家でアレ対策としていてもらっているわ」

ほむら(クモと同等…哀れね…)



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:36:48.22 ID:oMROY3n40

ほむら「でもそれなら対策はばっちりかしら?」

マミ「えぇ、暁美さんにもいろいろ迷惑かけちゃって…本当にありがとう」

ほむら「あなたが満足ならそれで良いわ」


QB「…マミー、そろそろ僕も家に上げてもらえないかい?」ヒョコ

マミ「……いやよ」

ほむら「消えなさい害獣」

QB「外は寒いよ、あれからまどかもさやかも家に入れてくれないし…」

ほむら「私が話をしたからね」



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/28(金) 23:44:24.39 ID:oMROY3n40

QB「僕はゴキブリとは違うよ!衛生面も見た目の可愛らしさも全然違うよ!!」

マミ「ゴメンナサイ、QB…一度あの光景を見てしまうと、もう……」ゾッ

QB「そんなぁー」

ほむら「これに懲りて少しは反省すべきね」

QB「ほむら!お願いだ!もう野良犬に追いかけられる生活は嫌なんだ!」

ほむら「大人しく諦めなさい…」

QB「…しかたないね、今日の所は帰るよ」

マミ「QB…」




QB(対策したからといって気を抜くのは甘いよ…)

QB(僕は些細な隙間から侵入できる)

QB(せいぜい気をつけるんだね)キュップイ

QB達「キュップイ!キュップイ!」ゾロゾロゾロ



おわり


元スレ
マミ「きゃあぁあああーーー!」