1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:27:14.244 ID:RzO9eR7fd.net

ガヴのバイト先

マスター「いやいや、天真くんには先輩として更に頑張ってもら」

ガヴリール「あー、めんどいんで辞めます」

マスター「同僚として支えあってほしいな!うん!」

ガヴリール「それなら、はい」

マスター「ほっ……それじゃ紹介するよ、新人のマルティエルくんだ」

ガヴリール(マルティエル……外人か?)

マルティエル「よろしくお願いします」

ガヴリール「おう、よろしく」



3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:28:15.288 ID:RzO9eR7fd.net

マスター「マルティエルくんの方が年上だが天真くんが先輩だからね、マルティエルくんは天真くんに仕事を教わってくれ」

ガヴリール「いや、仕事教えるのはマスターの仕事でしょ」

マスター「そうだね!私が店長だものね!」

マルティエル「がんばります」



マスター「……と、こんな感じかな?何か分からない事はあったかい?」

マルティエル「これくらいなら普段の仕事より……いえ、問題ありません」

マスター「ん?普段の仕事?」

ガヴリール「ま、客なんか滅多に来ないから気楽にやれ、マルティエル」

マスター「それは酷いよ天真くん⁉︎ホントのことだけど!」



4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:29:10.362 ID:RzO9eR7fd.net

カランカラーン

マスター「お!お客様が来たようだ!二人ともしっかり頼むよ!」

マルティエル「かしこまりました」

ガヴリール「へい」

ガヴリール「へいらっしゃい……ってお前らかよ」

サターニャ「今週も来てやったわ!」

ヴィーネ「お邪魔するわね」

マルティエル「……」



5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:29:47.599 ID:RzO9eR7fd.net

サターニャ「あら?新しい店員さん?」

ガヴリール「おう、私の後輩だな」

ヴィーネ「こんにちは!えーと」

マルティエル「マルティエルです、よろしくお願いします」

マルティエル「こちらのお席へどうぞ」



マルティエル「ご注文のお品は以上でよろしかったでしょうか?」

サターニャ「よろしかったわ!ありがとう!」

ヴィーネ「ありがとうございます!」

マルティエル「ごゆっくりどうぞ」

マスター(初日にして天真くんよりちゃんと接客できてる……)



6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:30:46.437 ID:RzO9eR7fd.net

サターニャ「しかし新人さんを見てると、改めてガヴリールの接客の酷さが分かるわね!」

ガヴリール「お飲み物お下げしてよろしかったですか?」

サターニャ「よろしくないわよ!今来たとこ!」

ヴィーネ「それにしてもラフィ遅いわね?」

マルティエル「!」ソワソワ

ガヴリール「おいどうしたマルティエル」

マルティエル「いえ、初めての接客で緊張しているだけです」

ガヴリール「そうか、ま、あいつらは私の友達だからな、緊張するだけ無駄だぞ」

マルティエル「ありがとうございます、先輩」



7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:31:21.537 ID:RzO9eR7fd.net

カランカラーン

ラフィエル「遅くなりました~」

マルティエル「!」

ガヴリール「あいつも友達だ、練習だと思って行ってこいマルティエル」

マルティエル「は、はい」

マルティエル「いらっしゃいませ」

ラフィエル「⁉︎」

マルティエル「お連れ様がお待ちですので、お席へ案内いたします」

ラフィエル「え?あ、はい……え?」



9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:32:59.205 ID:RzO9eR7fd.net

ヴィーネ「あ!ラフィ!こっちこっちー!」

サターニャ「遅いから先に食べてたわよ!」

ガヴリール「らっしゃい」

ラフィエル「す、すみません、遅くなって」

ガヴリール「そうそう、こいつは新人のマルティエル」

マルティエル「よろしくお願いします」

ラフィエル「あ、はい、よろしくお願いします……?」



10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:33:42.264 ID:RzO9eR7fd.net

サターニャ「来週も来てやるわ!」

ヴィーネ「ごちそうさまでしたー」

ラフィエル「そ、それではガヴちゃん、また明日」

ガヴリール「あざしたー」

マルティエル「またのご来店、心よりお待ちしております」

マスター「マルティエルくん!完璧じゃないか!」

ガヴリール「私の後輩なんでね」

マスター「えぇ⁉︎」

ガヴリール「そんじゃマルティエル、食器の片付け、やれ」

マルティエル「はい」

マスター「天真くん⁉︎後輩の扱いが雑だよ⁉︎」



11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:34:31.754 ID:RzO9eR7fd.net

ガヴリール「次は食器洗いだな、道具はここに……あれ?食器が足りなくないか?」

マルティエル「い、いえ、もう一組洗い終わりましたので」

ガヴリール「仕事が早くて感心だな、後輩」

マルティエル「ありがとうございます」

マルティエル「……」

数週間後

マスター「ちょっといいかい?」

ガヴリール「なんすか、忙しい時に」

マスター「いや、今お客さんいないよ⁉︎悲しいけど!」

マルティエル「なんでしょう、マスター」

マスター「いやね、こんなこと聞くのは二人を疑ってるようで申し訳ないんだけど……」



13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:36:14.244 ID:RzO9eR7fd.net

マスター「どうにも最近、コップとかフォークが減ってるみたいなんだ……かと思えば元の数に戻ってたり」

ガヴリール「は?なんすかそれ」

マスター「私も不思議でね、何か心当たりとかないかな?」

マルティエル「……申し訳ありません、私です」

マスター「マルティエルくん?」

マルティエル「慣れない食器洗いでお皿やコップを割ってしまいました……怒られるかと思い、気づかれないように新しい物と交換していました」

マスター「そうだったんだね……」

ガヴリール「正直に話してくれてありがとうな、皿なんて割れて当たり前なんだから気にするな」

マスター「それは私のセリフじゃないかな⁉︎」



14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:37:06.018 ID:RzO9eR7fd.net

マスター「まぁ、天真くんの言う通りかな……黙っていたのは感心しないが、割ったこと自体は怒ってないよ」

ガヴリール「よっ、マスター」

マスター「ははは……おや、しかし同じ物と交換したと言ったが、店の食器はそこそこ高価な物のはずなんだが……大丈夫だったのかい?」

マルティエル「あれくらい端金……いえ、割と大丈夫でした」

マスター「そうかい?……ん?そういえばスプーンやフォークも減っていたはずだが、食器ならともかく……」

マルティエル「気のせいです」

マスター「でも」

マルティエル「気のせいです」



16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:37:59.715 ID:RzO9eR7fd.net

帰り道

マルティエル「気づかれないと思っていましたが、マスターを侮っていました」

マルティエル「今度からはもっと気をつけて、お嬢様の使用済み食器を回収しなくては……」

マルティエル「さて、帰ったら今日の分をペロペロするとしましょう……」

マルティエルの部屋(人間界)

マルティエル「ふぅ、楽な仕事かと思いましたが、慣れない事を続けるのは疲れますね……」

ラフィエル「おかえりなさーい」

マルティエル「⁉︎」



19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:42:05.731 ID:RzO9eR7fd.net

ラフィエル「やっと貴女のお部屋を特定できましたー」

マルティエル「あ、お嬢様……⁉︎」

ラフィエル「驚きましたよー?まさか貴女が人間界でアルバイトなんてー」

マルティエル「これには、理由が」

ラフィエル「理由?私が使った食器でナニをするのが理由なんですかー?」

マルティエル「ナニとは、ナニで、ナニが」ガクガク

ラフィエル「あ、ちなみにこの部屋にあった食器は全て洗っておきましたので(サターニャさんが)」

マルティエル「あ、あぁぁああぁあ」ガクガクガクガク



20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:43:04.415 ID:RzO9eR7fd.net

ラフィエル「天界に戻ったらキツーい罰を与えますので、覚悟していてくださーい!それでは!」バシュン

マルティエル「ら、ラフィエルお嬢様ぁぁああ!!!!」

マルティエル「……」

マルティエル「……ふぅ」

マルティエル「計画通りです」



21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:44:41.025 ID:RzO9eR7fd.net

マルティエル「お嬢様の使用済み食器をペロペロするのは、目的のほんの表層にすぎません」

マルティエル「私の真の目的は、自分の食器をペロペロされている事を知ったお嬢様が、怒りと羞恥で私に罰を与えるよう仕向けること……」

マルティエル「あえてお嬢様の怒りを買うことで、私の性欲はより満たされるのです」

ラフィエル「なるほどー」

マルティエル「⁉︎」



22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/03/26(日) 21:47:19.867 ID:RzO9eR7fd.net

ラフィエル「それじゃ、放置していたほうが罰になりますねー?」

マルティエル「それはそれで興奮します」

ラフィエル「変態こわい」

おわり


元スレ
マスター「新しいバイトの子が入るよ」ガヴリール「え、私クビすか」