過去作
菜々「わ」早苗「い」瑞樹「だ」楓「ん」心「☆」

杏「ほんの、一日の、できごと」

橘ありす「文香さん、エチュードをやりませんか」鷺沢文香「エチュード……ですか?」

橘ありす「文香さん、ゲームをやりませんか」鷺沢文香「ゲーム……ですか?」

安部菜々「北欧に来たので北極を見に行きますよ」佐藤心「ちょ、遠い☆」

凛「捲土重来でしょ」奈緒「いや全土頂戴だろ」

凛「わ」ありす「い」奈緒「だ」加蓮「ん」

ありす「……私の陰毛で筆を作りたい?」奈緒「ああ!頼むよ!」

イヴ・サンタクロース「寒さ恋しい夜には」

【モバマス】世にも奇妙な346プロ

双葉杏「ざ」神谷奈緒「つ」橘ありす「だ」城ヶ崎美嘉「ん」遊佐こずえ「…」

男「誘拐から始まるモバP生活」

双葉杏「一日の出来事のそれから」

モバP「高峯のあ お○ぱい」

市原仁奈「いんもー……でごぜーますか?」橘ありす「はい」

モバP「雪の頃のとんぼ返り」

モバP「ブラックホールは避けきれなくて」

高森藍子「すきま」

【モバマス】男「誘拐から始まるモバ[ピーーー]生活」【バカエロ】

芳乃「魑」朋「魅」小梅「魍」裕子「魎」茄子「♪」

市原仁奈「お祭り騒ぎ」

三好紗南「楓さんがスマブラに参戦したら通常必殺技は『こいかぜ』だと思うんだ」

モバP「そろそろいきましょうか」瑞樹「そうね」


橘ありす「お菓子のバーコードを杏さんのおでこに貼ってぺろぺろ舐める」

モバP「反省文」

橘ありす「陰毛が生えてるってことは、それはもう成人なのでは?」

市原仁奈「キンタマがいてーのでごぜーますか?」【ちょっと分岐あり】

MobaP[nihongoga utenaku natta]

橘ありす「陽の当たる」双葉杏「場所に」

志希「にゃはは♪桜の木に陰毛が生えるようにしたよ~♪」

【モバマス】私「やだやだやだやだみじゅきのぱいぱいちゅっちゅすゆ~~~!!!!!!」

乙倉悠貴「見られてカイカン♡エロエロピンク♡」

大槻唯「ハイハイ、ハロー!"女子"はどう?」

【モバマス】私「みじゅき!みじゅき!んまんま!」

【モバマス】私「みじゅき~白ピクミンを尿道に詰めてオ○ニーしたら尿道炎になっちゃったよ~」

橘ありす「比奈さんってまん画家なんですよね?」荒木比奈「アマチュアっスけど」

市原仁奈「ばちーんばちーん」橘ありす「やめてくださいしんでしまいます」

モバP「歌が聴こえる」

雪美「しこるねこ」

橘ありす「おち○ぽデレステの」双葉杏「すすめ」

モバP「どうってことないさ、どうってことないさ」

川島瑞樹「まあ、貴方おち○ぽっていうの?」おち○ぽ「おち○ぽ!」



SS速報R:乙倉悠貴「AirDrop痴漢」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1594043283/



1: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:48:03.48 ID:JNUsf+KOO

モバマスSS
乙倉くんがAirDrop痴漢に遭遇する
久々のわいだん事務所

痴漢要素あります。苦手な方はブラウザバック推奨です。
この行為は真似をしないでください。刑事罰対象です。
仮に実行した際に、生じた面倒ごとの責任は負いかねます。あらかじめご了承ください。
痴漢、ダメ、ゼッタイ。

続きものではないけれど読んでると捗るかもしれない前作
乙倉悠貴「見られてカイカン♡エロエロピンク♡」

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1525182401/



2: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:48:46.68 ID:JNUsf+KOO

こんにちは、乙倉悠貴です。
今日は私が痴漢に遭った話と……痴漢になっちゃった話をしたいと思います。
女の子だから、痴漢じゃなくて痴女かな?

それはある秋の朝方の話でした。
電車の中で座ってスマートフォンをいじっていると、唐突に通知が入りました。

悠貴「AirDrop……?」

悠貴「……!?///」

そこには雄々しくそそり勃ったおちんちんの写真。目測15cm。
電車の中にいる誰かが、私におちんちんの写真を見せつけてきたのでした。

突然のことに目を白黒させながら、今の写真を誰かに見られてはいないか、周りを気にしつつ、そそくさとスマートフォンをしまう私。
顔が赤くなるのが分かります。いきなりあんなものを見せつけられて、恥ずかしさとどうしようもない感情が、私の中をぐるぐると廻ります。
犯人は誰なのか、こんなことをして何が楽しいのか。ぐるぐると回る意識の中、最寄駅のアナウンスが響きます。

降りなきゃ。

顔を赤くしたまま、電車を降りる私。

降りる時に、若い男性が私を一瞥してニヤリと笑いました。

ひどい。

その日は、学校も部活もお仕事も、暗い気持ちで1日を過ごしました。



3: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:49:36.44 ID:JNUsf+KOO

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そのことがあってから、私は電車でスマートフォンを開くのが怖くなってしまいました。

また、おちんちんの画像が送られてくるんじゃないか。
そう思うと、怖くて電車のなかでスマートフォンを触るのもできなくなってしまって。

理不尽な思いでした。
私は何もしていないのに、なんでこんなことで日常生活に制限を下されなければならないのか。
悔しくて、怒りで、たまりませんでした。

そうしていると、今日もまた電車の中で通知が届きました。

プロデューサーさんからのお仕事の連絡かもしれない。

でも、怖くて開けない。
電車を降りてからでも遅くはないと思うけど、緊急の連絡だったらどうしよう。
でも、おちんちんはもう見たくない。

しかし、もしプロデューサーさんからの連絡だったら、返事をしないわけにはいかない。

意を決してスマートフォンを開くと……。

やはり、またおちんちんでした。

いやでも顔が赤くなってしまう。恥ずかしい。やめてほしい。

この⚪⚪という人は、何が楽しくて、私にこんな画像を送ってるのでしょう。

知りたくもない。

半ば涙目で電車を降りると、またあの男の人が私を見て笑っている。

ひどい。なんでこんなことを。

私は怒りと悲しみに暮れました。




4: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:50:22.07 ID:JNUsf+KOO

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうにかこの痴漢を終わらせられないか。
最近の私はこのことばっかり考えていました。
あの変態さんに、どうにかこの行為をやめさせたい。

相手の要求はどのようなものなのか。

でも、直接対話はできない。怖いから。

最近は痴漢のせいで、日課の野外露出もできていなかったから、私の体は欲求不満で疼いていました。

露出したい……でも、モヤモヤのせいで、うまく身が入りません。

私の生活にここまで浸潤してきた痴漢に、また怒りと悲しみが湧いてきます。

露出……露出……。

悠貴「くっ……!」

自慰にも身が入りません。本当にどうしようもないです。

悠貴「なんで、なんでこんなことに……!」

悔しさに涙を流す私。

そこに、天啓とも言える突然のひらめきが舞い降りてきました。

悠貴「そうだ……!」

目には目を、歯には歯を。

痴漢には、痴漢を。

悠貴「自殺行為だけれど、同じ目に遭わせてやればいいんだ……!」

私はスマートフォンを秘部に近づけ、ビデオ録画のボタンをタップします。

画面にはバッチリ私のおまんこが映っています。

これをあの痴漢さんに見せるのだと思うと、人に見せるのだと思うと、いつもの露出癖スイッチがカチッと入るのを感じました。
感じる。久々に感じたことのない、言いようのない快感が私を貫く。
家に誰もいない事をいいことに、激しく喘いで、わざとらしくも聞こえる嬌声をスマートフォンに叩きつけます。
潮を吹いて、一頻り喘いだ後、ビデオ録画を終える。
顔は写っていないけど、声もおまんこもバッチリです。

あとはこれを、明日痴漢さんに見せつけるだけ。

AirDropが飛んできたら、その名前を参考に、こちらのAirDropから、相手のスマートフォンにこれを投げつける。

効果はないどころか、逆に喜ばせて火に油を注いじゃう結果になるかもしれないけれど、自分の快感を優先させたら、こうなっちゃいました。

手段はどうあれ、痴漢が怖くなくなれば、私の勝ちですから。

悠貴「いける……!」

根拠不明の、謎の自信に満ちていました。



5: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:51:03.26 ID:JNUsf+KOO

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌朝。
心臓をバクバクさせながら、今日は帽子にマスクに伊達メガネをつけて、電車に乗ります。

いつでもかかってこい。そういう気持ちでいつつも、公共の場で、相手は1人とはいえ、露出をするものですから、防御は自然と固めてしまいました。

3つ目の駅に止まって、例の男の人が乗り込んできました。
スマートフォンを取り出して操作をしています。

来るぞ……来るぞ……。

男の人がスマートフォンをいじり出して数分、私のスマートフォンが震えました。
来た!間違いなくおちんちんが来た!

覗いてみると、飽きもせずまたガチンガチンに勃起したおちんちんの写真でした。
慣れなくて、顔を赤くさせながら、それでも負けずに私も写真アプリを呼び出します。
イヤホンをさして音が外に漏れ出ないようにしたスマートフォンで、私の昨日のオナニー 動画を呼び出します。
最小音量のイヤホン越しでも、外に聞こえてしまうんじゃないかと思うくらい大きな私の喘ぎ声。
別の意味で顔が赤くなるけれど、決意してAirDropを呼び出します。

AirDropのメニューに並ぶ知らない人の名前。そこから、⚪⚪という痴漢さんの名前を見つけて、心臓が一瞬止まります。

この人だ……。

えいやっ、と送信ボタンを押します。

そしてその数秒後に。

痴漢「うわっ!?」

例の痴漢さんが驚いた声でリアクションしました。

見てみると、ものすごく慌てた様子で、目を白黒させています。

やりました。あの男の人に不意打ちを喰らわすことができました。

男の人は周りに平謝りしながらスマートフォンをポケットにしまっています。
周囲の目線はあの男の人に集中していました。

ふふっ、ざまあみろ、です。

その瞬間、氷が溶けたように私の心から、不安や恐怖などが押し流されていって、雪解け後の山みたいに、何かあったかいものが広がっていく感覚がしました。

……気持ちいい……。

いつも降りる駅で後ろを振り返ると、焦燥しきった様子の痴漢の男の人と目が合いました。あんな事をやらなければよかったのに。自業自得です。
私は彼に見えるように、マスクとメガネを外してあっかんべーをしました。

その日は一日中、清々しい気持ちで過ごすことができました。

……もちろん、その夜は露出ランニングを決めました。



6: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:51:34.66 ID:JNUsf+KOO

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あの件の以降、痴漢さんを全く見なくなりました。時間をずらしたのでしょうか。
なによりです。もうあんな目に遭わなくて済むのですから。

……でも、私のオナニー動画を見せつける相手がいなくなっちゃったのは、それはそれで寂しいものがありました。

また乗ってきたら、また見せつけてあげたのに。

なんて思いながら、電車に揺られていると。

むず……むず……と、場違いにも私の露出癖スイッチが疼き出すのでした。

話は変わって、事務所やSNSで聞いた話によると、私が受けた痴漢は「AirDrop痴漢」というもので、割とメジャー(?)な痴漢だったそうです。
この日本のどこかで、今も、私が受けた恥辱を受けて理不尽に苦しんでいる女の人がいるのだと思うと、許せない気持ちになりました。

そう思ったとき。

目の前の女子高生と思しき女の人が、顔を青くして立っています。
スマートフォンの画面を見つめては目を逸らし、また見つめては目を逸らしを繰り返しています。
様子がおかしいと思ったので、小さく声をかけてみました。

悠貴「お姉さん、大丈夫ですか……?」

お姉さんは小声で返してきました。

お姉さん「痴漢されてる……」

私は驚いてお姉さんの周りの怪しい人間を探してみましたが、誰もいません。お姉さんの周囲には誰もいないのです。

ピンときた私は、スマートフォンを見せてもらうようお願いしました。

お姉さん「ダメだよ、見たらダメ……」

悠貴「私にも経験があります。私を信じてください」

お姉さん「……」

スマートフォンを見せてもらうと、やっぱりおちんちんの画像。

送り主は▲▲という人間。

迷っている暇はありませんでした。

私のスマートフォンからオナニー動画を呼び出し、その▲▲に素早く送りつけます。

痴漢その2「うおあ!?」

イヤホンをしていた痴漢は、ダイレクトに私の嬌声を聞いて驚いたようでした。
私に痴漢してきたあの人と同じように、周りに平謝りして焦る男の人。

悠貴「あの人です。どうするかはお姉さんに任せます」

お姉さん「ありがとう……どうやったの?」

悠貴「乙女のヒミツ……です♪」

どうやらこの「AirDrop痴漢」は、かなり普及してしまっている様子。
私は、この時間帯の電車でだけでも、もしかしたら、誰かの力になれるかもしれない。
それに、誰かに私の痴態も見せつけることができるし……一挙両得というやつでしょうか。

その日も一日中、清々しい気持ちでした。



7: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:52:03.45 ID:JNUsf+KOO

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それから私は、朝の電車に乗ると、様子がおかしい女の人に近寄って、AirDrop痴漢を受けている事を確認すると、その送り主に向かってオナニー動画を送りつけて撃退する……そんな日々を送っていました。

でも、2週間もすると、みんな満足したか飽きたか、めっきりAirDrop痴漢を見なくなりました。
痴漢を受けて理不尽に苦しむ女の人がいなくなったのはいい事ですが……私の疼きを解消してくれる人が居なくなってしまったのは寂しい事です。

一時、気が迷って「私も誰かに無差別にオナニー動画を送りたい」と思ってしまった時もありますが、堪えました。

ですが、もうここまで来ると限界に……。

オナニー動画のAirDropに並ぶ、女の人の名前……。

タップすれば、この人に私のオナニー動画が手渡る……。

そう思うと、送りたい気持ちを我慢することができなかったのです。

今なら痴漢の気持ちがわかります。

……"見られるのが気持ちいいから"。

でも、そのせいで苦しむ人が出る。そんなことはあってはならない。その気持ちが、私をギリギリのところで踏みとどまらせていました。




8: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:52:36.43 ID:JNUsf+KOO

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そして悪魔が私に囁きかけました。

"事務所の人なら、送っちゃっても大丈夫だよ"

風の噂で聞いたことがあります。私の事務所は、性的風紀が大変乱れていると。
私自身は事務所の誰かと「そういう行為」に及んだことはありませんが、中にはいろいろなアイドルの同僚と、その……性行為をしている方がいるのだとか。
そういう人たちになら、私の動画を送っても、気にも留めないかもしれない。
気に留められなくても、目に留められたら。それで私は満足なのです。

その噂を信じていいものかどうか、などという判断は吹き飛んでしまい、私は事務所で「AirDrop痴漢」を始めてしまいました。
もちろん、名前がバレないように、端末の設定から、スマートフォンの名前を変えて。

手始めに、年下の大人しそうな子から……。

私のレッスンが終わる頃、丁度小学生組の子たちもレッスンを終えて、帰路に着くタイミングです。
そこを見計らって……。

新作のオナニー動画を開いて、AirDropを呼び出します。

そこに飛び込んできた、「佐々木千枝」の名前。

千枝ちゃん……ごめんね。でも、そんな真面目そうな顔してても、他の子のおまんこ、たくさん見てるんだもんね……?

……えいっ!

送信した後、やってしまった、という気持ちが私を支配します。
いくら他の子と関係を持っているからと言って、何の罪もない子をこんなことに巻き込んで……。

その後、物陰で千枝ちゃんを見ていると、千枝ちゃんがスマートフォンを取り出して覗き込みました。

みるみる顔を赤くさせる千枝ちゃん。

慌てて周りに誰もいない事を確認する千枝ちゃん。
口を手で覆いながら私の痴態をまじまじと見つめる千枝ちゃん……。

目線に入らないように隠れながら、それをしばらく見つめていました。

……なんて可愛いんだろう。

この反応が見たかったわけじゃないのに、この反応を見ていると、どうしても下腹部がうずうずと疼いてきます。

事務所の中なのに、キュンキュンしちゃう。
千枝ちゃんが、私の痴態を見て、顔を赤くしている。

あぁ、きっとあの痴漢さんも、同じ気持ちだったんだろうなぁ。

私、最低だ……。

すっきりしたような、モヤモヤが残ったような、微妙な気持ちになって、その日はあまり精が出ませんでした。




9: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:53:11.18 ID:JNUsf+KOO

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AirDrop痴漢を繰り返して、いろんな人の反応を見る中で、私はどうしても残って渦巻いてる妙な気持ちが晴れないままでした。
見られるのは気持ちいい。でも、何かが邪魔をしている。

そんな気持ちが何かをわからないまま、私はヤケクソになってAirDrop痴漢を繰り返しているのでした。

ある日、杏さんを取り巻いて、年少組の女の子たちが色々話しているのを見かけました。

杏「ふんふん、なるほどね。そういうことがあったんだね」

ありす「私のタブレットにも入ってきたんですよ」

ドキン、と心臓が縮みました。間違いない、AirDrop痴漢だ。

千枝「私のスマートフォンにも……」

舞「私のパソコンにも入ってきました」

口々に被害者が名乗りを上げる。追い詰められていく気持ちでした。



10: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:53:37.80 ID:JNUsf+KOO

でも、バレやしない。そう思いあがっていた私に、とどめの一言が杏さんから発せられる。

杏「なるほどね、犯人がわかったよ。でも、これ以上は本人が可哀想だから、みんなは帰って」

心臓が跳ね上がりました。
出任せに違いない。そう言い聞かせても、杏さんの頭だったら、私を特定出来ていてもおかしくない。
とんでもないことになってしまった。そう思いながら、私は事務所を後にします。

家への道中、スマートフォンがブルッと震えます。

AirDrop。私の心臓が一瞬止まりました。

差出人は「痴漢さん見てる~?」

AirDropの写真を見ると、杏さんが顔を隠しながら、秘部をこちらに曝け出している写真。

頭が真っ白になりました。



11: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:54:09.75 ID:JNUsf+KOO

杏「やっほ、悠貴ちゃん。階段の踊り場以来かな?」

後ろから、杏さんの声。

恐る恐る振り向くと、杏さんがコートを着込んで、スマートフォンを片手に持って、口に飴玉を転がしているのが見えて。

私は半分泣いていたと思います。

杏「そんな顔しないでよー。私がいじめたみたいじゃんかー」

つかつかと近づいてくる杏さん。私は恥ずかしさと恐怖で、動くことができませんでした。

杏「そりゃまー、したことは良くなかったね。しかしAirDropなんて良く思い付いたね」

悠貴「あ……あ……」

杏「落ち着いて。大丈夫だから。誰にも言わないし突き出したりなんかしないよ」

悠貴「ごめんなさい……」

杏「千枝ちゃんたちに言うべきだね、その言葉」

悠貴「うぅ……」

杏「話、聞かせてくれるよね?」

悠貴「はい……」



12: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:55:19.42 ID:JNUsf+KOO

私はAirDrop痴漢にあっていたこと、露出癖があること、AirDrop痴漢を受けて閃いてしまったこと、洗いざらいぶちまけました。

杏「なるほどね……そういうことがあったのか。怖かったね、よしよし」

悠貴「ごめんなさい……ごめんなさい……」

杏「あんずに謝ってもしょうがないなー。でもまぁ、気持ちはわかるよ。これ、気持ちいいもんねー」

悠貴「私はどうなるんですか……?」

杏「知ってしまったからには無罪放免とは行かないけれど……でも、悠貴ちゃんの悪いようにはしないよ」

悠貴「え……?」

杏「……知ってる?杏たちの事務所、セックスだらけなんだよ」

あの噂は、本当だった。

悠貴「それって……」

杏「うん、悠貴ちゃんも仲間に入れたげる。ようこそ、セックス地獄へ」

悠貴「杏さん……!」

杏「泣かないの。ほら、行こうよ。杏も今何も着てないからさ」

チラッと見える杏さんの乳首。控えめだけれど、私のよりも大きいおっぱい。

ドクン、と心臓が高鳴る。

悠貴「……ふふっ、もう、こんな時間帯だったらみんなに見られちゃいますよ」

杏「見せつけるもんじゃないの?」

悠貴「誰にも見られないようにするものなんですっ」

杏「そーなんだ、露出って難しいねー」

私たちは、それから夜に繰り出して、露出を愉しんだ。

あれから千枝ちゃんたちにもごめんなさいして、事情を話して、受け入れてもらって。
……年下の子たちが本当にセックスに溺れてたのはびっくりしちゃったけれど。

今の私は、なんだかんだで、幸せです。

アイドルになって、よかった。





13: ◆t6XRmXGL7/QM 2020/07/06(月) 22:56:25.89 ID:JNUsf+KOO

痴漢という要素を取り入れたので、若干説教がましくなったかもしれない。反省。
お久しぶりです。ジサツです。しばらくEvernoteに移行してそこで個別公開という形をとっていました。
速報が復活したという風の噂を聞いて舞い戻ってきました。

読んでくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
では失礼します。
参考音楽は今日は無しです。

リクエストありましたら書いてくださると、私が拾って反映するかもしれません。
書き上がるのがいつになるかわかりませんが……。


元スレ
SS速報R:乙倉悠貴「AirDrop痴漢」