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SS速報VIP:【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1591798283/



432: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:36:32.24 ID:0dP393RJ0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は満足のいく結果だったように思えましたが)」

幸子「(Pさんに構えていませんでした)」

幸子「(まあ新人アイドルを育てることで事務所へ貢献していますし)」

幸子「(間接的にPさんに構っていると言え....)」

幸子「(ますか?)」

何をする? >>433



433: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 20:38:47.62 ID:GYj8GVUco

他のアイドルプロデュースのお手伝い



434: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:42:54.18 ID:0dP393RJ0

幸子「手伝わせてください!」

P「何を?」

幸子「Pさんのメイン業務である」

幸子「他のアイドルプロデュースです!」

P「....」

P「プロデュースの手伝いって言ってもなぁ」

P「そんなに単純な仕事じゃないんだぞ?」

P「そのアイドルに関する様々なことを全部ひっくるめて」

P「プロデュースなんだ」

幸子「知ってます!」

P「だよな」



435: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:43:25.53 ID:0dP393RJ0

P「まあそういうことだから」

P「絶対に俺じゃなきゃいけないって仕事も多いんだよ」

幸子「はい!」

幸子「そういうのは流石に無理ですから」

幸子「ボクに任せられそうな仕事があればと思いまして!」

P「なるほど....」

P「今日は誰のどんな仕事があったかな....」

アイドル名 >>437
仕事内容 >>440



437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 20:44:15.95 ID:sBTfqq7Io





440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 20:46:58.56 ID:yNXwYXEjo

悪人に襲われるドッキリ



443: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:55:10.53 ID:0dP393RJ0

P「うーん....」チラ

P「....あ、これならどうにかなるかもしれん」

幸子「なんですか!」

P「これこれ」

幸子「光さんへのドッキリ?」

P「そう、ドッキリ」

幸子「ドッキリってボクが仕掛けるんですか?」

P「いや、仕掛けるのは番組側」

幸子「ですよね」



444: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:55:36.78 ID:0dP393RJ0

P「今回のドッキリは」

P「プロデューサーと一緒に歩いてた光が」

P「突如悪人に襲われる!」

P「その時、ヒーローに憧れる光はどうするのか!」

P「って内容らしい」

幸子「....それ大丈夫なんですか?」

P「まあ大丈夫だろ」

P「都合の悪いことがあったらお蔵入りにするだけだし」

P「もし光がかっこよく活躍できたら」

P「仕事がさらに増えるだろうしな!」

幸子「そういうものですか....」



445: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 20:56:31.66 ID:0dP393RJ0

P「番組ではプロデューサーと一緒にってことだったけど」

P「幸子が代わりに行って、同僚アイドルと一緒でも問題ないだろ」

P「ただ幸子はノーギャラな」

P「勝手に来てギャラよこせとも言えないし」

幸子「今回はPさんの代役なので当然です!」

P「おっけー」

P「じゃあ先方には俺から連絡しとくから」

P「幸子は光を連れて、どうにかこの場所に誘導してくれ」

P「着いたらドッキリが始まるからな」

幸子「了解です!」

連れていく場所 >>446



446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 20:56:57.38 ID:5fi/kK190

菜々の働くメイドカフェ



449: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:06:17.09 ID:0dP393RJ0

幸子「光さん!」

光「幸子ちゃん?」

幸子「カフェに行きませんか?」

光「カフェ?」

光「なんで?」

幸子「なんとなく1人じゃ入りづらくて....」

光「へー、幸子ちゃんでもそういうこと考えるんだ」



450: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:07:34.27 ID:0dP393RJ0

光「うん、アタシもあんまり詳しくないけどそれでもいいなら」

幸子「ありがとうございます!」

幸子「今から行きましょう!」

光「今から!?」

幸子「はい、ダメですか?」

光「いや....」

光「それが、今からプロデューサーと打合せがあるんだ」

幸子「ああ、そのことなら大丈夫ですよ」

光「?」

幸子「Pさんの許可は貰ってますから」

光「え?」



451: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:08:02.33 ID:0dP393RJ0

幸子「なんでも、Pさんが急遽別の現場に行かなければならないらしくて」

幸子「その連絡をしておいてくれって頼まれたんです!」フフーン

光「それならまずそっちを先に言ってくれないと....」

幸子「すみません」アハハ

幸子「それで、どうですか?」

光「まあ、そういうことなら....」

幸子「(よしっ!)」



452: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:08:50.33 ID:0dP393RJ0

幸子「....2人でカフェなんて」

幸子「デートみたいですね?」ニコ

光「デ、デート!?」

幸子「何かあったら守ってくださいよ?」キュルン

光「....」

光「もちろん」ニコ

幸子「(いい感じですよ!)」



453: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:15:46.54 ID:0dP393RJ0

幸子「着きました!」

光「ここっ!?」

幸子「はい、ボクの行きたかったカフェです!」

光「カフェってメイドカフェなのか....」

光「初めてなんだけど大丈夫かな....」

幸子「大丈夫ですよ!」

幸子「ボクも初めてですし!」

光「余計に不安だ....」

菜々さんはドッキリのことを知っている or 知らない
>>454



454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 21:16:03.37 ID:7H4bOaV3o

知ってる



455: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:20:43.13 ID:0dP393RJ0

~メイドカフェ~

カランコロン

菜々「お帰りなさいませ、ご主人様っ」ペコ

幸子「ただいま帰りました」

菜々「幸子ちゃん!?」

光「....こんにちは」ペコ

菜々「光ちゃんも!?」

菜々「え、え?どうしたんですか2人で」

幸子「一度こういうところに来てみたかったんです!」



456: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:22:05.39 ID:0dP393RJ0

幸子「でも1人だと不安だったので」

幸子「光さんにも着いてきて貰いました!」

光「すっかり騙されちゃったよ....」

幸子「(騙されるのはこれからですよ)」ニヤリ

菜々「そうなんですかー」

菜々「あ、すみません、お席へどうぞ!」

幸子「はーい」

光「大丈夫かな....」

幸子「(さすが菜々さん、自然な演技です)」

幸子「(まさかボクも、お店にいる全員も仕掛け人だとは)」

幸子「(光さんも思わないでしょう!)」



457: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:24:33.93 ID:0dP393RJ0

光「はい、幸子ちゃん」スッ

光「何頼む?」

幸子「そうですねぇ....」

幸子「(こちら側は想定通りの位置につけました....)」

幸子「(あとは悪人の登場を待つだけです....)」

悪人の特徴 >>458



458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 21:25:04.15 ID:5fi/kK190

ヘッドホンをつけてる



460: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:31:23.01 ID:0dP393RJ0

カランコロン

菜々「お帰りなさいませ、ご主人様」

悪人「....」シャカシャカ

菜々「....あの」

悪人「....」スッ

悪人「席は?」

菜々「あ、はいっ、失礼しました!」

菜々「こちらへどうぞ!」

悪人「....」



461: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:34:04.57 ID:0dP393RJ0

幸子「....」チラ

幸子「(うわー、スタンダードで直球の悪人っぽい人が来ましたよ!)」

幸子「(金髪で坊主、ピアスがたくさんついてますし)」

幸子「(体格もかなり大柄で筋肉質)」

幸子「(腕と足にはビッシリとタトゥー?刺青が入ってます....)」

幸子「(どう考えてもメイドカフェの客層には合わないので違和感が凄い!)」

幸子「(しかし、見た目に悪役要素詰め込み過ぎじゃないですか?)」

幸子「(いくら光さんといっても)」

幸子「(まだ14歳の女の子が立ち向かえる相手とは思えませんね....)」

悪人はどんな因縁をつけて絡んでくる? >>462



462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 21:35:22.09 ID:SnfOg1pko

菜々さんの年齢詐称に文句をつける



463: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:43:44.03 ID:0dP393RJ0

菜々「ご注文はお決まりですか?」

悪人「あ?」

菜々「?」ニコ

悪人「なんでこんなところにババァがいるんだぁ?」

菜々「」

悪人「ここは若いネーチャンに接待してもらうとこじゃねえのかよ!」

菜々「あ、でもナナは永遠の17歳で....」

悪人「はぁ?」

悪人「どこが17歳なんだよ!」

悪人「どう見ても30手前だろうが!」

菜々「」



464: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:44:48.65 ID:0dP393RJ0

悪人「顔だけは必至で若作りしてるのかもしれねえけどさぁ」

悪人「その首のたるみ!」

悪人「くたびれた手!」

悪人「顔以外を見りゃわかんだよwww!」ゲラゲラ

悪人「なのに17歳ってw」

悪人「さすがに無理あるだろ~www」

菜々「」



465: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:46:26.04 ID:0dP393RJ0

悪人「アラサーですって名札にでも書いとけや!」

悪人「こっちは若い子目当て出来てんのに興ざめだわ」

悪人「ピカピカの新車買ったつもりが」

悪人「よく見たら数十万キロ走った上に事故ったことのある車だったとか」

悪人「景品表示法違反だろ?」

菜々「」

悪人「な?わかったらさっさと若い子と代わってくれw」

菜々「....はい、ただいま」ゲッソリ

幸子「....」



466: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:47:02.46 ID:0dP393RJ0

幸子「(い、言い過ぎでは....)」

幸子「(いやいや!)」

幸子「(ドッキリなんですからこれくらい過剰な方がちょうどいいのかもしれませんね!)」

幸子「(そういうことにしておきましょう)」

幸子「(さて肝心の光さんの様子は)」チラ

幸子「(あれ、もういない!?)」



468: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 21:57:15.30 ID:0dP393RJ0

光「おい」

悪人「あ?」

悪人「お前が代わりのメイドか?」

悪人「ババァが来たと思ったら次は随分若いのが来たな~」

悪人「体は貧層だけどまあさっきのと比べりゃいいかw」

悪人「ん?」

悪人「メイド服はどうした?忘れちまったのか?」

光「アタシはメイドじゃない、客だ」

悪人「客だぁ?」



469: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:08:31.04 ID:0dP393RJ0

悪人「んだよ、メイドじゃねえのか」

悪人「それなら用なんてねえわ」シッシッ

光「こっちは用がある」

悪人「は?」

光「お前、客なら何をやってもいいと思ってるのか」

悪人「?」

悪人「当たりめぇだろ」

悪人「俺はここで客としてサービスを受けるために金払ってんだよ」

光「お金を払ったからって何をしてもいいわけじゃないだろ!」

悪人「何言ってんだコイツ」



470: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:09:15.21 ID:0dP393RJ0

光「....まあいい」

光「その価値観を正すなんて、短時間じゃ無理だ」

光「だからせめて」

光「さっきの、菜々さんへの発言を撤回して」

光「謝罪しろ」

悪人「....んだと?」

幸子「(光さん、あの怖そうな大男相手に)」

幸子「(何の躊躇もせずに立ち向かって行きました....)」

幸子「(ドッキリだと知っているボクでも立ち向かえませんよ....)」



471: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:10:04.25 ID:0dP393RJ0

菜々「光ちゃんっ!」

光「菜々さん」

菜々「さっきのことはいいですから、ね?」

光「....ダメだ」

菜々「え?」

光「女性にあんなことを言うなんて、絶対ダメなんだ」

菜々「いや、でもお客様を不快にさせてしまったのはこっちの責任で

光「そんなわけないだろっ!」バンッ

菜々「!?」ビクッ



472: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:10:43.03 ID:0dP393RJ0

光「全部見てたけど、明らかにこいつがおかしいじゃないか!」

光「こんなやつを庇う意味がわからない!」

光「菜々さん、こいつには絶対に発言の撤回と謝罪をさせるから」

菜々「そこまでしてもらわなくても

光「許すわけにはいかない」

悪人「さっきからゴチャゴチャうるせぇなぁ~」

悪人「撤回?謝罪?」

悪人「それすりゃいいのか?」

光「早くしろ」



473: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:11:10.31 ID:0dP393RJ0

悪人「ごめんな、ババァw」

菜々「」

光「....お前、いい加減にしろ」

光「そんなのは謝罪じゃない」

悪人「そりゃそうだw」

悪人「謝罪する気はねえもん」

悪人「てか、ババァにババァって言ったのをなんで撤回しなきゃいけねぇんだ?」

悪人「お前、自分のじーちゃんにお兄さんって言うのか?」

光「....」

悪人「言うだろ?それと一緒だっての」ニヤァ

幸子「(悪人さん、口喧嘩が強すぎる....)」



474: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:13:06.20 ID:0dP393RJ0

幸子「(まあそれはそれとして)」

幸子「(極悪非道な大男に対して)」

幸子「(全うな正義感を持って果敢に立ち向かって行く光さん!)」

幸子「(これは、取れ高十分でしょう!)」

幸子「(まあこれを放送したら)」

幸子「(悪人さんの発言のせいで番組自体が大炎上しそうな気がしないでもないですが....)」

幸子「(さて、そろそろネタバラシを....)」

光はどうする? >>475



475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/21(日) 22:13:11.35 ID:X+1cEwxZo

近くにあったフォークやナイフや座ってた椅子等を凶器にとても良い笑顔で残虐ファイト開始



481: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:32:57.63 ID:0dP393RJ0

光「....」

悪人「なにも言い返せなくて黙っちまったなw」

悪人「綺麗ごとばっか言ってるけど」

悪人「お前もこのババァのこと、ババァって思ってんだろ?」

光「....」

光「....」カチャ

光「口だけじゃわからないなら仕方ないな」スッ

悪人「?」

菜々「光ちゃん!?」

幸子「(フォ、フォーク!?)」

幸子「(マズいっ!)」



483: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:34:18.11 ID:0dP393RJ0

光「菜々さん、世の中には信じられないバカもいるみたいだ」ニコ

菜々「いやいやいやいや!」

菜々「何をするつもりなんですかっ!」

光「バカにはこうするしかないんだ」

光「仕方ないことだよ」

光「おいお前、さっきの発言を撤回するまで続けるからな」

悪人「いやあの

光「これで菜々さんの痛みが少しはわかるだろ」ニッコリ

ブンッ



484: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:34:47.78 ID:0dP393RJ0

幸子「ちょっと光さん!」バシッ

光「何で」

幸子「ダメですよそんなのを振り回しちゃ!」

幸子「怪我でもしたらどうするんですか!?」

光「大丈夫だよ、見た感じ丈夫そうだし」

幸子「そういうことじゃなくて!」

幸子「いくら相手が悪いとしても、光さんから手を出したら」

幸子「光さんの方が悪いことになりますよ!」

光「....は?」



485: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:36:20.34 ID:0dP393RJ0

光「....なんで」

幸子「なんでって

光「見てただろ?」

光「何もかもアイツが悪いじゃないかっ!」

光「アタシは!あんなのを見て見ぬ振りなんて出来ない!」

光「なのに、どうして?」

光「あれだけ言っても伝わらないなら、分かり合えないなら」

光「もう正しさを、正義を」

光「体に教えてやるしかない」

光「ヒーローだってそうやってるだろ!」



486: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:37:59.98 ID:0dP393RJ0

幸子「それは

光「なのになんで、幸子さんも、菜々さんも止めるんだよ」

光「アタシが悪いって、そんなわけない」

光「意味がわからない」

光「正しいことをしてるのに」

光「それじゃまるで、こっちが悪役みたいじゃないか」



487: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:40:04.34 ID:0dP393RJ0

幸子「光さん....」

菜々「....」

光「やめてくれよっ!」

光「その目!!!」

光「事務所の子たちは違うと思ってたのにっ!」

光「結局同じなのか?」

光「みんなそうだ、友達もクラスメートも先生も親も」

光「みんなみんなみんなみんなみんな周りはみんなそうだ」

光「どうしてアタシだけこんな目を向けられるんだよ!」



488: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:40:45.61 ID:0dP393RJ0

光「誰よりも正しいことしかしてないのに!?」

光「これは正義じゃないのか!?」

光「正義だろ!!!」

幸子「光さん、落ち着いてください!」ギュッ

光「なんだよ!」

幸子「ド、ドッキリです」

光「....」

光「....え?」



489: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:43:25.43 ID:0dP393RJ0

幸子「これ、ドッキリです」

幸子「ですよね?」

菜々「ご、ごめんなさい光ちゃん、まさかこんなことになるなんて思っていなくて....」

悪人「ほらこれ、このタトゥー」ペリペリ

悪人「ただのシールです」

悪人「すみません、僕も色々言い過ぎてしまって....」ペコ

菜々「いえいえ!全部台本ですよね?しょうがないですよ!」

悪人「あ、いや、ちょっとテンションが上がって台本にないことも言っちゃいました」

菜々「そ、そうですか....」

幸子「ほら!こういうことなんです!」

光「....」



493: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:51:58.14 ID:0dP393RJ0

光「なんだ、ドッキリか~」ニカッ

光「全然気づかなかったよ!」

光「それならもっと早く止めてくれればよかったのに!」

幸子「すみません、なかなかタイミングが掴めなくて....」

光「もうちょっとで手が出ちゃうとこだったよ」ニッコリ

幸子「(ボクが止めなければあの時点で出していたのでは....)」



494: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:52:25.12 ID:0dP393RJ0

光「すみません、ドッキリだと気付かずに色々」

悪人「あ、こちらこそすみませんでした」

光「さっきの、本心じゃないんですよね?」

悪人「え?」

光「言ってたことは全部台本で、あなたの私的な感情は一切含まれていませんよね?」ニコ

光「気持ちが昂って言ったアドリブ部分も演技の延長なんですよね?」ニコ

悪人「は、はいそうです!」

光「....」

光「それならいいです」ニッコリ



495: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:54:03.47 ID:0dP393RJ0

光「菜々さん」

菜々「なんですか?」

光「あんなこと言われたから、傷ついてるよね」

菜々「え?あれは企画の中のことなのでナナは

光「そんなはずないよ、あんな失礼なこと言われたんだから」

菜々「いえナ

光「テレビ番組だからって、やっていいことと悪いことがある」

光「ありえない」

光「スタッフさんに二度とこんな企画をしないように頼んでくるよ」

菜々「!?」



496: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:54:49.14 ID:0dP393RJ0

菜々「ストップ!」ギュッ

光「?」

菜々「ナナは大丈夫ですから!」

光「....」

光「....そっか、そうだよね」

光「....ごめん」フッ

菜々「....?」



498: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/21(日) 22:58:18.74 ID:0dP393RJ0

幸子「あれ?光さんは?」

菜々「それが、いつの間にか1人で帰っちゃったみたいで....」

幸子「そ、そうですか....」

幸子「(ドッキリ中に言っていたことを改めて考えると心配なので)」

幸子「(一緒に話でもしながら帰ろうかと思ったんですけど....)」

幸子「....」

幸子「(大丈夫ですかねぇ、光さん....)」

幸子「(....とりあえずPさんに報告しておかないと)」

幸子「(光さんのことと)」

幸子「(お蔵入りのこと....)」

25日目に続く



505: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 21:36:45.95 ID:H0WiAJ3k0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は大変なことになりましたね....)」

幸子「(そして図らずも、あの部屋に見た情報が正しいことを証明してしまいました....)」

幸子「(なぜそこまでわかっていたのにあんな仕事を受けたのか)」

幸子「(この事務所はどうなっているんでしょう....)」

幸子「(いけないいけない!)」

幸子「(気を取り直して行きましょう!)」

何をする? >>506



506: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 21:38:04.18 ID:PnT1b1Jx0

曲作り



509: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 21:43:41.28 ID:H0WiAJ3k0

幸子「(曲を作りましょう!)」

幸子「....」

幸子「(しかし、一言に曲を作るといっても)」

幸子「(ボクが作れるような物なんでしょうか)」

幸子「(ボクは今まで用意された曲を完璧に歌ってきただけですからねぇ)」

幸子「(何から取り掛かればいいのかすらわかりません....)」

幸子「(どうしましょうか....)」

どうする? >>510



510: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 21:44:54.26 ID:OddhhrW2o

いずみんからソフトを教わる



511: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:03:11.06 ID:H0WiAJ3k0

幸子「誰でも簡単に曲を作れる方法ってありますか?」

泉「いきなりだね....」

幸子「実はかくかくしかじかでして」

泉「なるほど....」

幸子「最近は楽器が使えなくても」

幸子「パソコンだけで曲を作る人も多いと聞きますし」

幸子「泉さんなら何かご存知かと」

泉「うーん....」



512: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:04:56.26 ID:H0WiAJ3k0

泉「....あるよ」

幸子「本当ですか!」

泉「歌詞を入力すれば、自動で作曲してくれるソフト」

幸子「そんなものが!?」

幸子「科学の進歩は目覚ましいですねぇ」

幸子「ということはつまり....」

泉「歌詞を作れば曲ができる」

幸子「!!!」

幸子「作曲は知識がないので難しそうでしたが」

幸子「歌詞だけならなんとか行ける気がします!」

泉「そのソフトのURLは送っておくね」

幸子「ありがとうございます!」



513: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:07:56.17 ID:H0WiAJ3k0

幸子「それでは歌詞を書いていきましょう!」

幸子「....」

幸子「漠然と歌詞を書くよりも」

幸子「曲の主題を決めてから、それに沿って書く方がよさそうですね....」

幸子「何についての曲にしましょうか....」

曲の主題 >>514



514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:08:17.63 ID:ZEmIcPBU0

欲望



516: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:12:17.98 ID:H0WiAJ3k0

幸子「....欲望」

幸子「普段は表に出さないボクの欲望を」

幸子「歌なら表現できるのでは....?」

幸子「....」

幸子「これしかありません!」

幸子「歌の主題は『欲望』で決まりです!」

幸子「ボクの欲望....全開でいきましょう!」

幸子「次は曲の顔となるタイトルですね....」

タイトル >>517



517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:13:32.76 ID:OddhhrW2o

自称・デザイア



518: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:20:57.42 ID:H0WiAJ3k0

幸子「欲望....」

幸子「....」

幸子「....desire」

幸子「英語で欲望や願望を表します」

幸子「これにボクの象徴である『自称』をくっつければ....」

幸子「『自称・デザイア』!」

幸子「カワイイボクが考えたとは思えない大人びたタイトルです!」

幸子「それでは歌詞を考えていきましょう!」

歌詞に入れる単語① >>519
歌詞に入れる単語② >>520
歌詞に入れる単語③ >>521
歌詞に入れる単語④ >>522
歌詞に入れる単語⑤ >>523



519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:21:32.88 ID:/OKDFzHno

褒めろ



520: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:21:44.79 ID:lb4Es8Iz0

ロック



521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:24:04.32 ID:B3c06DO2o

死人



522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:24:10.94 ID:HKjQcctTO

てんこ盛り



523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/22(月) 22:25:41.03 ID:ZEmIcPBU0





524: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:28:50.02 ID:H0WiAJ3k0

幸子「....!」

幸子「頭の中に....突然いいワードが5つほど広がりました!」

幸子「これは....」

幸子「物凄い曲ができてしまうのでは!?」

幸子「ハッ!」

幸子「これが頭から消えないうちに歌詞にしなければ!」



528: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:57:04.65 ID:H0WiAJ3k0

『自称・デザイア』
作詞:輿水幸子 作曲:某自動作曲ツール

褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ
ボクの中には愛がてんこ盛りさ
これぞ令和の褒めロック

死人は生を無くしたものだが
愛することを無くしてはいない
彼ら彼女らの瞳の中には
今も昔も愛がてんこ盛り
身体の中にはモツがてんこ盛り

さあみんな目指す先はどこだ
そう!墓の中土の下空の上
死こそが愛の到達点で
生の先にあるロックオブロック

褒めろ褒めろ褒めろ褒めろ
褒めたらすぐ死ね
これが令和の褒めロック



529: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 22:58:20.63 ID:H0WiAJ3k0

幸子「....」

幸子「....これは」

幸子「完璧です!」

幸子「ボクの内に秘めた欲望を」

幸子「すべて出し切りました....」

幸子「早速これをPさんに聴かせなければっ!」



530: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:16:57.33 ID:H0WiAJ3k0

幸子「Pさ~ん!」

P「どうした幸子?」

幸子「ボク、曲を作ってみたんです!」

P「幸子が曲を!?」

幸子「はい!」フフーン

P「お前、曲なんて作れたのか....」

幸子「ボクにかかればそのくらい簡単です!」

P「はぇ~」



536: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:46:04.97 ID:H0WiAJ3k0

P「早く聴かせてくれ!」

幸子「ちょっと待ってくださいね」

幸子「ボクの初制作曲」

幸子「『自称・デザイア』です!」

幸子「どうぞ!」

P「っ....!」ゴクリ




537: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:47:01.37 ID:H0WiAJ3k0

539: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:53:39.07 ID:H0WiAJ3k0

幸子「どうですか?」

P「これは....」

P「なんというか....」

P「あの、凄く、凄いな....」

幸子「凄いですか!?」

P「あ、あぁ、凄いよ、凄い」

P「詞も曲も何とも言えない独創的な世界観だ....」



541: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:54:14.34 ID:H0WiAJ3k0

P「これは何について歌った曲なんだ?」

幸子「これはですね!」

幸子「内なるボク、真のボクがテーマなんです!」

P「えぇ....」

P「(本当にこの曲が幸子の内面を表しているなら)」

P「(幸子が心配になってくるなこれ)」

幸子「どうかしましたか?不安げな顔をして」

P「いや、幸子は大丈夫かなと思ってさ」

幸子「?」



542: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/22(月) 23:54:43.09 ID:H0WiAJ3k0

幸子「ボクが大丈夫じゃなかったことなんてありましたか?」フフーン

P「あ、大丈夫そう」

幸子「もちろんです!」

幸子「じゃあこの曲はあの3人のデビュー曲ということでいいですか?」

P「ダメです」

幸子「」

26日目に続く



548: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 21:50:01.59 ID:jJ0FrgW40

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日はボクの新たな才能が開花してしまいました....)」

幸子「(このままでは....)」

幸子「(世界がボクに気付き....)」

幸子「(アイドルの器に収まりきらなくなってしまいます....!)」

何をする? >>549



549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 21:50:25.60 ID:jvLC97+I0

あの3人と忍者修行



550: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:03:58.23 ID:jJ0FrgW40

幸子「集合~!」

りん子「....」トテトテ

幸子ギア「コロス」

アゲハ「はーい」

幸子「こんにちは皆さん」

幸子「今日もまた、アイドルとしての階段を一歩登ってもらいます」

アゲハ「また妙なことさせるの?」

幸子「妙なこととは失礼ですねぇ」



551: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:04:25.51 ID:jJ0FrgW40

幸子「ボクのアイドルとしての経験から導き出した最適解と言って欲しいです」

りん子「さちこのけいけん、へん」

幸子「ま、まあどちらかといえばバラエティに寄っているのは否定しませんが....」

幸子「それでもボクは!」

幸子「カワイイアイドルとして活躍しているわけです!」

幸子ギア「ケッ」

幸子「アイドルがそんな言葉づかいをしちゃダメですよ!」



552: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:04:53.27 ID:jJ0FrgW40

アゲハ「それで、今日は何をするの?」

幸子「今日は....」

幸子「忍者修業をします!」

りん子「忍者」

アゲハ「修行」

幸子ギア「?」



553: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:05:21.51 ID:jJ0FrgW40

アゲハ「忍者ってあの忍者だよね?」

幸子「はい、あれです」

アゲハ「....」

アゲハ「アイドルと関係ある?」

幸子「そう来ると思っていました」ニヤリ

アゲハ「?」

幸子「....アイドルとは」

幸子「常にアイドルなのか」

3人「「「?」」」



554: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:05:48.27 ID:jJ0FrgW40

りん子「あいどるはあいどる、あたりまえ」

アゲハ「りん子の言う通りじゃないの?」

幸子「確かに」

幸子「ステージの上、ファンの方々の前では」

幸子「夢を届けるアイドルでなければいけません」

幸子「しかし!」

幸子「起きてから寝るまで、ずぅっとアイドルというわけではありません!」

幸子「いやむしろ!」

幸子「アイドルではない」

幸子「要するに、忍んでいる時間の方が長いんです!」

アゲハ「!」



555: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:06:22.51 ID:jJ0FrgW40

幸子「そして忍んでいる時と」

幸子「アイドルである時」

幸子「この2つの差が大きければ大きいほど」

幸子「より強い光を発することができます!!!!」ババーン

りん子「!」



556: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:06:48.60 ID:jJ0FrgW40

幸子「なので今回は」

幸子「忍者修業をやってもらって」

幸子「『忍ぶ』」

幸子「これを学んでもらいます!」

幸子ギア「コロス」

アゲハ「めちゃくちゃな提案かと思ったら意外と筋は通ってる....?」

りん子「たぶんてきとういってるだけ」



557: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:07:24.06 ID:jJ0FrgW40

幸子「ちなみに今回はボクも一緒に参加したいと思います」

幸子「暇なので」

りん子「もっとゆういぎなことすればいいのに」

アゲハ「じゃあ誰が教えるの?」

幸子「忍者といえばもちろんこの人!」

アイドル名 >>558



558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 22:07:32.28 ID:UGAA3+pqo

伊賀忍者よりも甲賀忍者。ということで由愛



559: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:21:25.78 ID:jJ0FrgW40

モクモク

アゲハ「煙!?」

りん子「とうじょうしーんからほんかくてき」

幸子ギア「ふゑゑ」

バッ

由愛「....」

由愛「こんにちは....」ペコ

3人「「「!?」」」



560: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:21:54.69 ID:jJ0FrgW40

アゲハ「えっ?」

アゲハ「あの、幸子ちゃん」

アゲハ「忍者といえばって言ってたけど」

幸子「ええ、忍者といえば伊賀と思われがちですが」

幸子「ボクは甲賀○法帖が好きなので」

幸子「滋賀県出身の成宮由愛さんを呼びました」

アゲハ「えぇ....」



561: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:22:57.18 ID:jJ0FrgW40

りん子「ゆめは、にんじゃのことくわしいの?」

由愛「全然....」

りん子「....さちこ」

幸子「能ある鷹は爪を隠すんです!」

幸子「忍者が忍者ですかと聞かれて」

幸子「はいそうですよと手の内を明かすと思いますか?」

りん子「!」



562: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:24:01.95 ID:jJ0FrgW40

りん子「まさか....」

幸子「はい、油断しないでください....」

幸子「由愛さんの忍者修業は....」

幸子「既に始まっているんです....」

アゲハ「っ....!」ゴクリ

由愛「あの、私全然忍者のことは知らな

幸子「よろしくお願いします!」

りん子・アゲハ「おねがいします!」

幸子ギア「コロス!」

由愛「どうしよう....」アタフタ

由愛の思う忍者にとって大切なこと >>563



563: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 22:24:39.94 ID:jvLC97+I0

変化の術



564: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:33:02.53 ID:jJ0FrgW40

幸子「カカシ先生!」

由愛「えぇっ!?」

幸子「忍者修業の先生なのでこう呼ばせてもらいます!」

由愛「それはちょっ

りん子「カカシせんせい!」

由愛「!?」

りん子「にんじゃにとってたいせつなことをおしえてほしい」

由愛「え、えーっと....」

由愛「....」



565: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:34:01.05 ID:jJ0FrgW40

由愛「....変化の術、とか」

アゲハ「変化の術!!!」

りん子「へんげのじゅつ、だいじ!」

幸子「さすが由愛さん!」

幸子「甲賀忍らしくなってきましたよ!」

幸子ギア「すけえ!」



566: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:34:29.86 ID:jJ0FrgW40

幸子「....」ピタ

りん子「....」ピタ

アゲハ「....」ピタ

幸子ギア「....」ピタ

由愛「どうしたんですか?急に静かになって....」

幸子「あ、由愛さんの変化の術のお手本披露待ちです」

アゲハ「うるさかったら集中できないでしょ?」

りん子「たのしみ」ワクワク

幸子ギア「すこ」

由愛「」

由愛が変化するもの >>567



567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 22:35:14.86 ID:6g8D3Qqjo

ツインテール



569: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:41:26.60 ID:jJ0FrgW40

ガチャリ

由愛「....」

幸子「ドアを開けてどうしたんですか?」

由愛「....変化を」

アゲハ「え?」

由愛「変化をしてきます!」ダッ

バタン

4人「「「「....」」」」



570: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:45:26.43 ID:jJ0FrgW40

~30分後~

ガチャリ

ツインテール「....」

幸子「由愛さん遅かったです....ね....?」

アゲハ「由愛ちゃん....、じゃない?」

りん子「それどころか、にんげんですらない....」

幸子ギア「こゑゑ....」

ツインテール「....」




571: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:47:36.88 ID:jJ0FrgW40

ツインテール「....これが変化の術です」

幸子「ツインテールが喋った!?」

アゲハ「その声!やっぱり由愛ちゃんなの!?」

アゲハ「人間くらいの大きさの1本のツインテールにしか見えないけど!?」

りん子「すごい....」

りん子「やっぱりいがはじゃどう、こうがこそにんじゃのちょうてん」



574: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:53:43.24 ID:jJ0FrgW40

幸子「凄いですよ、どの角度から見ても」

幸子「人間の髪の毛を束ねたものにしか見えません」

アゲハ「それが人間大の大きさで」

アゲハ「しかも自由に動き回って、喋ってるからちょっと怖いかも....」

りん子「でもよくかんがえたら」

りん子「けのたばがいっぽんだけだからついんてーるじゃない」

幸子「いや、1本しかなくともこれはツインテールにしか見えませんよ!」

幸子「言語化は難しいですが、謎の説得力がある見た目です」

アゲハ「ツインテールという概念が揺らぐ」



575: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 22:54:12.66 ID:jJ0FrgW40

幸子「今回はその変化の術を我々に授けてくれるんですね!」

ツインテール「....はい」

アゲハ「やりたいやりたい!」

りん子「わたしも!わたしも!」

幸子ギア「コロス!」

ツインテール「1人ずつ順番にお願いします....」

幸子「仕方ないですねぇ、じゃありん子ちゃんからで」

りん子「やった~」

りん子が変化するもの >>576



576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 22:54:39.92 ID:G1McCKHPo

あやめ



578: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:02:23.07 ID:jJ0FrgW40

由愛「それでは行ってきます」

りん子「まってて」

ガチャリ

幸子「また行ってしまいました」

アゲハ「この時間に何が行われてるんだろ」

幸子ギア「コロス」



579: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:03:16.29 ID:jJ0FrgW40

~1時間後~

ガチャリ

幸子「おかえりなさい!」

菖蒲「ただいま」

3人「「「!!?!??!?!???」」」

幸子「その紫色をした美しい花は!?」

アゲハ「その網目模様と外側の花びらにある黄色い模様は!?」

菖蒲「あやめ」

幸子ギア「ゑゑ....」

由愛「りん子ちゃんには、菖蒲の花になってもらいました....」

幸子「長さ1.5mのツインテール(1本)が」

アゲハ「高さ1.55mの菖蒲の花を紹介している光景....」

幸子・アゲハ「「カオス....」」



581: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:08:36.70 ID:jJ0FrgW40

幸子「由愛さん、そろそろこの変化の術の仕組みを教えてもらえませんか?」

由愛「....これは」

アゲハ「これは?」

由愛「身体の上に絵を描いているんです」

幸子ギア「ゑ?」

由愛「私や、りん子ちゃんの身体の上に絵を描くことで」

由愛「まるで変化しているように見せているんです....」

幸子「忍者とは別のベクトルですごい....」

アゲハ「角度を変えても、近くによっても」

アゲハ「人の身体とは思えないくらいの出来の良さだよ....」

幸子ギア「すけゑ」



582: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:09:06.09 ID:jJ0FrgW40

幸子「じゃあ私たちもやってもらいましょうか!」

幸子「そして最後は」

幸子「Pさんのところへ突撃します!」

アゲハ「この出来の変化が5人も集まったら」

アゲハ「事務所大騒ぎになりそう」

幸子「安心してください」

幸子「この事務所は隕石が迫ってきても騒ぎにはなりません」

菖蒲「それはぎゃくにしんぱい」

幸子が変化するもの >>583
アゲハが変化するもの >>584
幸子ギアが変化するもの >>585



583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 23:10:22.26 ID:5INURvJhO

千川ちひろ



584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 23:10:55.20 ID:jvLC97+I0

巨大蜘蛛



585: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/23(火) 23:11:16.06 ID:HiLA3J880

コロ助



586: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:20:34.88 ID:jJ0FrgW40

ガチャリ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

ちひろ「Pさん」

P「?」

P「なんですか?ちひろさん」

P「じゃなくて幸子か」

幸子「!?」



587: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:21:28.62 ID:jJ0FrgW40

菖蒲「ぷろでゅーさー」

ツインテール「プロデューサーさん....」

巨大蜘蛛「プロデューサー!」

コロ助「コロスケ」

P「りん子、由愛、アゲハ、幸子ギアか」

P「どうした、こんなに大勢で」

5人「「「「「!?!?!?!?!??!?」」」」」



588: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:22:45.79 ID:jJ0FrgW40

幸子「Pさん、どうしてわかるんですか!?」

P「どうしてって、自分の面倒見てるアイドルたちのことわからなくてどうするんだよ」

由愛「で、でも私たちは今、変化をしていますし....」

P「ちょっとメイクが変わったくらいで見失うわけないだろ」

アゲハ「メイクとかそんなレベルじゃないと思うんだけど!?」

幸子「自分たちで鏡を見ても」

幸子「鬼と菖蒲の花とツインテール(1本)と巨大蜘蛛とコロ助にしか見えなかったんですけど....」

P「お前らにかける熱意の差だ」ニヤリ

りん子「ぷろでゅーさー、みなおした」

P「そりゃどうも」

幸子ギア「すけー」



590: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:24:29.45 ID:jJ0FrgW40

P「俺はな」

P「お前ら全員が不慮の事故でミンチになったあと」

P「全員混ぜこぜでパック詰めされたとしても」

P「それぞれの肉を仕分けできる自信があるぞ」

アゲハ「例えが怖すぎない?」

P「あとお前ら全員が順番に同じ便器で用を足したあと」

P「その便器を一舐め、そして残った水を一口飲んだら」

P「用を足した順番を当てられる自信もある」

幸子「ただの変態行為に自信を持つのやめてください」



591: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/23(火) 23:25:54.57 ID:jJ0FrgW40

P「まあ何が言いたいかというと」

P「プロデューサーってのはな」

P「それくらいの目を持ってないとできない仕事ってことよ!」ババーン

幸子「!!!」

幸子「さすがPさん....」

幸子「ボクも精進して、アイドルと同じくらい一流のプロデューサーにならなければ!」

P「さっさとここまで上がってこい!」

幸子「はいっ!」

27日目に続く




600: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:31:17.76 ID:pfK7pTCj0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(なんだか、こうしてPさんに構うのも久しぶりな気がしますが....)」

幸子「....」

幸子「(気のせいですね!)」

何をする? >>601



601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 20:31:55.98 ID:at95Jj1m0

トランプで勝負



602: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:38:44.13 ID:pfK7pTCj0

幸子「トランプで勝負しましょう!」

P「トランプで勝負?」

P「ホワイトハウスにでも行くのか?」

幸子「いえ、こっちの方です」

P「カードゲームのトランプか」

幸子「はい!」



603: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:39:11.96 ID:pfK7pTCj0

P「トランプって言っても」

P「色んな遊び方があるが、何をするんだ?」

幸子「そうですね....」

幸子「確かに種類はたくさんありますが」

幸子「2人でも成立するゲームとなると、案外限られてきます」

P「まあな」



604: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:40:12.14 ID:pfK7pTCj0

幸子「まあ今回はボクの方から持ち掛けた話ですから」

幸子「何をするかはPさんが決めていいですよ」フフーン

P「フェアプレー精神に溢れてるな」

幸子「さあ!何を選びますか!」

P「んー....」

何をする? >>605



605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 20:41:52.62 ID:UkWrEU/t0

ダウト



606: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:52:54.16 ID:pfK7pTCj0

P「ダウトをしよう」

幸子「ダウトですか?」

P「ああ」

幸子「....」

幸子「あのゲームって、相手が出したカードを予想しますよね」

幸子「2人でやったら、相手の手札が丸わかりじゃないですか」

P「そうだ、自分が持っていないカードは必ず相手が持っているわけだからな」

P「だからこそ、多人数でやる時と比べて」

P「駆け引きが重要になってくる」

幸子「?」



607: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:53:49.52 ID:pfK7pTCj0

P「自分が持っていない数字で、相手の順番になった時」

P「どうする?」

幸子「ボクが持っていないということは、相手はその数字を必ず持っている」

幸子「そしてそれを出すわけですよね」

幸子「スルーするしかないんじゃないですか?」

P「そこで俺はあえて、違う数字を出すかもしれない」

幸子「!」



608: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:56:01.86 ID:pfK7pTCj0

幸子「なるほど、そういうことですか....」

P「それ以外にも」

P「序盤で余計にダウトをすることでカードを取り」

P「自分の手札を充実させつつ、相手の手札を枯渇させる」

P「という手もアリしれないな」

幸子「そういうものもあるんですか....」

P「普通のダウトなら運の要素が強いかもしれないが」

P「2人なら読み合い、心理戦を制したものが勝つ」

幸子「面白そうです....!」



609: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 20:57:08.53 ID:pfK7pTCj0

幸子「でも、いいんですか?」

P「?」

幸子「勝負はこれからなのに、ボクの知らない戦法をバラしてしまっても?」

P「....」

P「ハンデだよ」ニヤリ

幸子「....後悔しても知りませんよ!」フフーン



610: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:00:14.32 ID:pfK7pTCj0

P「....ちなみに」

P「勝負ということは、敗者には何か罰があるんだよな?」

幸子「えっ!?」

幸子「あ、あー、そうですね!そうしましょう!」

幸子「それも決めていいですよ!」

P「ふむ....」

P「それじゃあ....」

敗者の罰ゲーム >>611



611: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 21:01:01.86 ID:at95Jj1m0

拓海のデコピンをくらう



612: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:05:28.47 ID:pfK7pTCj0

P「....」

P「拓海のデコピンをくらうってのはどうだ?」

幸子「」

幸子「しょ、正気ですか!?」

P「至って正気だが」

幸子「そりゃPさんは異常な再生能力を持っているからいいかもしれませんけど!」

幸子「ボクの首は一度飛んだら戻ってこないんですよ!?」

P「普通はそうだろうな」



613: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:07:06.66 ID:pfK7pTCj0

幸子「Pさんみたいに飛び散った1滴の血から再生できるわけでもありませんし!」

P「まあそこは拓海も加減してくれるだろ」

幸子「あの人が加減しても打撲で済むかどうか....」

P「罰ゲームらしくていいじゃないか」アハハ

幸子「過酷過ぎません....?」

P「勝負ってのはそういうもんだ」

幸子「....それを言われると」

幸子「乗らざるを得ませんね....!」

P「いい根性だ」



614: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:23:08.58 ID:pfK7pTCj0

P「よし、これで全部か」

幸子「そうですねぇ」チラ

幸子「ボクの手札は....」

幸子「(2,2,3,4,5,5,6,6,6,8,8,8,9,9,9,10,10,10,11,11,12,12,12,12,13,13....)」

幸子「(偏ってますねぇ....)」

幸子「(4枚すべて持っているのは12だけ、逆に1枚も持っていないのは1と7....)」

幸子「(この場合どちらの方が有利なんでしょうか....)」

幸子「(ダウトをあまりしたことがないのでわかりません....)」

P「....」

先攻は? >>615
(コンマの数字が偶数なら幸子、奇数ならPが先攻)



615: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 21:24:53.87 ID:xewuh1M1o

てい



616: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:30:41.07 ID:pfK7pTCj0

P「俺が先攻か」

幸子「(ボクは1を1枚も持っていないので、これは助かったんでしょうか....)」

幸子「(いや違います!)」

幸子「(2人でダウトをする場合、2周に1回は必ず1を出す順番が回ってきます!)」

幸子「(つまり!)」

幸子「(1枚も持っていない数字があるのは危険....?)」

P「じゃあ始めるぞ」

P「1」

幸子「....」



617: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 21:31:13.56 ID:pfK7pTCj0

幸子「....ダウト」

P「....」ペラ

P「不正解だ」

幸子「残念です」ニコ

P「よく言うわ」ニヤリ

幸子「....」

幸子「(これで1を1枚は回収できました....)」

幸子「(しかしこのあとはどういう戦法でいきましょうか....)」

幸子「(あえて出せる限りは順番どおりに出す....?)」

幸子「(それとも、Pさんの言っていたダウトを連発する方法でカードを独占....?)」

幸子「(何かそれ以外の策....?)」

幸子の戦法 >>618



618: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 21:45:10.99 ID:at95Jj1m0

独占



619: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:06:19.31 ID:pfK7pTCj0

幸子「(どういう戦法が最適解なのかさっぱりわかりませんね....)」

幸子「(こうなったら....)」

幸子「(Pさんがさっき言っていた独占の策に乗りましょう!)」

幸子「(もちろんワナの可能性もありますが....)」

幸子「(その時はその時です!)」



620: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:10:53.37 ID:pfK7pTCj0

~数時間後~

幸子「ハァ....ハァ....」

P「ハァ....ハァ....」

幸子「Pさん....そろそろ降参してくれてもいいんじゃないですか....?」

幸子「このままじゃ永遠に勝負が付きませんよ....」

P「お前が馬鹿みたいにダウトしまくるからだろ!」

幸子「それに対してPさんも同じことするからじゃないですか!」

P「じゃなきゃ負けそうなんだし仕方ないだろ!」

幸子「大人なんですからもういいじゃないですか!負けてくださいよ!」

P「自分から勝負って言っといてそれはないだろ!」

幸子「もうこの無益なダウトを続けたくないんですよ!!!!」

P「....」



621: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:11:27.63 ID:pfK7pTCj0

P「幸子....」

幸子「?」

P「この勝負は....」

P「流そう....」

幸子「!」

幸子「で、でも、それじゃあ勝負が....!」

P「元々、2人でダウトをしようと思ったのが間違いだったんだ....」

幸子「それは....」



622: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:12:20.70 ID:pfK7pTCj0

P「今回の勝負は流して....」

P「必ず決着の付くトランプゲームで勝敗を決めよう....」

幸子「....」

幸子「....そうですね」

幸子「正直に言うと、ボクも開始10分くらいからもう帰りたかったです」

P「だよな....なんでこんなに長時間続けちゃったんだろ....」

幸子「時間の無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄でした....」



623: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:19:03.23 ID:pfK7pTCj0

幸子「それで、何をするんですか?」

P「うん、俺に考えがある」

P「このゲームなら絶対に決着がつくぞ」

幸子「!」

P「まず、お互いにトランプを1枚ずつとる」

幸子「ふむふむ」

P「そして、裏返しにして数字を見えないようにしたトランプを10枚、目の前に広げる」

幸子「なるほど」



624: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:19:45.32 ID:pfK7pTCj0

P「そこに、手に取ったトランプを叩きつけて」

P「裏返す」

幸子「ふむふむ....ふむ?」

P「3回挑戦して、裏返せたトランプの数字が大きい方の勝ち」

P「これなら必ず決着がつくだろ?」

幸子「....なんというか」

幸子「メンコのようなゲームですね」

幸子「....」



625: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:20:20.36 ID:pfK7pTCj0

幸子「いやメンコじゃないですか」

P「違う、これはメンコじゃない」

幸子「じゃあなんですか」

P「....」

P「....」

P「....メンコだ」

幸子「メンコじゃないですか!」



626: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:20:56.41 ID:pfK7pTCj0

P「まあ一応ルールはアレンジしてるだろ?」

幸子「それはそうですけど....」

幸子「ボクは悠久の時を生きているPさんと違って、メンコなんてしたことがないので」

幸子「経験の差で不利じゃないですか?」

P「安心しろ、戦前の記憶は色々あってほとんど覚えていないんだ」

P「だから俺も実質経験はないと言っていい」

幸子「本当ですかぁ?」

P「なぜ記憶を失ったか聞くか?たぶん後悔するぞ」

幸子「遠慮しておきます....」



627: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:28:03.18 ID:pfK7pTCj0

幸子「先攻、ボク、ドロー!」

幸子「スペードの5!」

P「何引いたかは関係ないけどな」

幸子「広げてある10枚のカード....」

幸子「どの数字が大きいかなんて絶対にわからないので....」

幸子「適当に行きます!」

幸子の数字(1~13) >>628
Pの数字(1~13)   >>629
(コンマの数字が偶数なら裏返し成功、奇数なら失敗)



628: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 22:29:28.46 ID:UkWrEU/t0

よし



629: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 22:30:22.28 ID:at95Jj1m0





630: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 22:31:40.34 ID:UkWrEU/t0

あれ?もしかして数字も指定する必要あったのか?



631: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:38:16.54 ID:pfK7pTCj0

そのつもりでしたが、せっかくなのでコンマの下1桁の数字を採用というルールにします
ゾロ目が出たら 11~33:10 44~66:11 77~99:12 00:13 でお願いします



633: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:39:32.77 ID:pfK7pTCj0

間違えました
コンマの上1桁の数字を採用、下一桁で成功/失敗の判定になります



634: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:40:07.61 ID:pfK7pTCj0

ゾロ目が出たら無条件に成功にします



635: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:44:15.85 ID:pfK7pTCj0

幸子「そりゃっ!」ペシン

ペラ

幸子「!」

幸子「見てくださいPさん!裏返りましたよ!」

P「よくこんなペラッペラなトランプで裏返せるなあ」

幸子「なんでも器用にこなしてしまうところがボクのボクたる所以なんです!」

P「数字は....4か」

幸子「あまり大きな数字ではありませんが....」

幸子「点数が稼げただけでOKです!」

P「ごめんな幸子」

幸子「え?」



636: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:45:33.34 ID:pfK7pTCj0

P「一発で逆転しちゃうわ」

幸子「できるものならどうぞ!」

P「それ」

ペラ

P「な?」

幸子「2ですけど」

P「」

P「ま、まだまだぁ!」



637: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:46:02.98 ID:pfK7pTCj0

P   >>638
幸子  >>639
(コンマの数字下一桁偶数なら裏返し成功、奇数なら失敗)
(コンマの数字上一桁の数字をカードの数字として採用)



638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 22:48:06.83 ID:at95Jj1m0

えーい



639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/06/29(月) 22:52:02.00 ID:9rQBLpOB0

ぱらり



640: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 22:59:41.69 ID:pfK7pTCj0

P「来いや!」

シーン

P「ちっ」

幸子「フフーン、Pさんは点数を加算できずですか~」

幸子「ボクのメンコ捌きを見ておいてください!」

P「おかしい、こんなはずでは....」

幸子「フフンッ!」



641: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 23:00:45.54 ID:pfK7pTCj0

ペラリ

幸子「よし!」

P「数字は....」

P「13!?」

幸子「すみませんPさん!」

幸子「あと1回で逆転は不可能なので」

幸子「ボクのコールド勝ちですね!」

P「」



642: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 23:01:13.03 ID:pfK7pTCj0

P「い、いやまだだ!これはちょっと調子が悪かっただけなんだ!」

P「そうだ!次はベーゴマ勝負をしよう!」

P「ベーゴマならいける!体が覚えてる!」

P「車輪を棒で転がすあの遊びでもいいぞ!」

拓海「よお」

P「ま、待て拓海!早まるな!」

拓海「幸子相手なら手加減したけどなぁ」

拓海「プロデューサー相手なら」グググッ

拓海「久しぶりに本気出しても」

拓海「いいんだなっ!!!!」ググググググググググググググッ

P「終わった」



643: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 23:02:02.00 ID:pfK7pTCj0

P「幸子、見ない方がいいぞ」

幸子「はーい、外に出ときます」

P「賢明な判断だ」

拓海「いくぜえええええっ!!!!!!」

パァン



644: ◆bL5b7ovQmQ 2020/06/29(月) 23:05:14.09 ID:pfK7pTCj0

幸子「Pさんが致命傷を負ったのに、いつものちひろさんのお説教はないんですね」

P「たぶん、不意に起こった事故じゃなくて」

P「元々計画されてた罰ゲームだからだろうな」

幸子「あの人、どういう判断基準で動いてるんですか....」

P「まあこのくらいならスタドリ飲んでしばらくすればくっつくからな」

幸子「今は完全にデュラハン状態ですけどね」

P「日常日常」

幸子「これに違和感を覚えなくなってきたボクもかなり染まってしまいましたね....」

28日目に続く



654: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 21:34:16.31 ID:djAiW79Y0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(Pさんの首も完全にくっついたみたいですし....)」

幸子「....」

幸子「(今日も構いましょう!)」

何をする? >>655



655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/01(水) 21:35:02.74 ID:1G1k4Syh0

巴の部下を使ってドッキリ



656: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 21:41:34.71 ID:djAiW79Y0

幸子「ドッキリをしましょう!」

巴「?」

幸子「前回はPさんは騙す側の人間(人間?)でしたが」

幸子「あの時の経験を踏まえ....」

幸子「今度はボクがPさんを騙してあげます!」

幸子「巴さんも協力してくれませんか?」

巴「まあいいがのぉ」

巴「どんなドッキリをするんじゃ」

幸子「巴さんの部下を使って....」

巴「うちのを?」

ドッキリの内容 >>657



657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/01(水) 21:44:29.41 ID:Ijt/YvRMo

拳銃密輸



658: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 21:56:59.33 ID:djAiW79Y0

幸子「拳銃の密輸です!」

巴「?」

巴「わかってたら密輸とは呼ばんじゃろ」

幸子「そこはドッキリですからいいんです!」

巴「リアリティがないのぉ....」

幸子「作戦はですね」

幸子「Pさんに海外からの宅配便を装って届け物をします」

巴「それにチャカが入っとるんか?」

幸子「そうです!」



659: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 21:57:54.46 ID:djAiW79Y0

幸子「何も知らずに拳銃を開封しているPさんを」

幸子「巴さんの部下の人たちに見つけてもらいます!」

巴「なぜそこでうちのなんじゃ」

幸子「だって一般人なら」

幸子「拳銃を見ただけで引いちゃうのが自然じゃないですか」

幸子「それでもドッキリにはなるかもしれませんが」

幸子「もっと掘り下げて、Pさんを慌てさせたくないですか?」

巴「ふむ....」



660: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 21:58:39.66 ID:djAiW79Y0

幸子「その点、巴さんの部下の人たちなら肝が据わっていそうですし」

幸子「『なんでカタギのお前がそんなもん持ってるんじゃ!』」

幸子「みたいに追及されたらより怖くないですか?」

巴「....」

巴「なかなか面白そうじゃな」ニヤリ

幸子「でしょう?」ニヤリ



661: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:00:54.96 ID:djAiW79Y0

幸子「それじゃあ早速用意しましょう!」

幸子「拳銃はボクが用意したこのおもちゃ

巴「おい」

部下1「はい」

巴「チャカ」

部下2「えっ?」

部下1「バ、バカッ!」バシッ

巴「....」



662: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:01:39.92 ID:djAiW79Y0

巴「話聞いとらんかったか」

部下1「すいませんお嬢、コイツはもう二度と顔を見せることはないの

巴「はよ」

部下1「ど、どうぞっ!」スッ

巴「おう」

巴「どうじゃ、これが出てきたらアイツも驚くわ!」ハハッ

幸子「あのぅ、それ大丈夫なやつですよね?」

巴「素人が触ってもどうにもならん」

幸子「....」



663: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:15:28.84 ID:djAiW79Y0

P「....」カタカタ

ちひろ「Pさん」トントン

P「なんですか?」

ちひろ「Pさん宛にお荷物が届いていましたよ」

P「俺宛?」

P「なんか頼んだっけな....」

ちひろ「あっちに置いてます」

P「ありがとうございます」



664: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:16:03.61 ID:djAiW79Y0

~別室~

幸子「カメラもマイクも感度は良好ですね~」

巴「ちひろは知っとるんか?」

幸子「いえ、ちひろさんには教えていません」

幸子「というか知っているのはボクと巴さんと部下の人たちだけです」

巴「そういうことか」

P「えーっと....」チラ

P「これか」



665: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:16:43.12 ID:djAiW79Y0

P「送り主は....ってなにも書いてないじゃないか」

P「悪戯か?」グイッ

P「....」

P「....」

P「....すみませんちひろさん、ちょっと休憩行ってきます」

ちひろ「あ、はーい」

P「....」スタスタ

ガチャリ

ちひろ「あれ、Pさん」

ちひろ「休憩なのに、荷物まで持って行っちゃったんでしょうか」



666: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:17:41.36 ID:djAiW79Y0

巴「執務室から出とるぞ」

幸子「心配ご無用です」

幸子「こんなこともあろうかと」

幸子「某氏にお願いして」

幸子「このモニタールームから事務所内全ての監視カメラの映像を見られるようにしてもらっています!」

巴「....本当なんか?」

幸子「本当ですよ!」



667: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:18:17.19 ID:djAiW79Y0

巴「だったらどうしてアイツは消えたんじゃ」

幸子「へ?」

巴「いつの間にかどのカメラにも写っとらんぞ」

幸子「そ、そんなはずは....」

巴「たまたまカメラの死角に入ったか?」

巴「結構な数のカメラがあるはずじゃが....」

幸子「困りましたねぇ....」



668: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:19:06.09 ID:djAiW79Y0

幸子「そうです!」

幸子「部下の人たち~」クイクイ

部下1「はい?」

幸子「これ、胸ポケットに入れてください」

部下3「ボールペンですか?」

幸子「この先っぽの部分に小型カメラが付いています」

巴「ほう」



669: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:19:42.08 ID:djAiW79Y0

幸子「どうせPさんが拳銃を見つけた後は」

幸子「部下の人たちの出番なんですから」

幸子「Pさんを探して、見つけたら拳銃のことを追及してください」

巴「で、このカメラでそれを撮って来い」

部下's「「はいっ!」」ダッ

幸子「カメラに写った時は、その場所を連絡しますね」

幸子「探すのを辞めてそちらへ向かってください!」

巴「どうなるかのぅ」ニヤニヤ

幸子「Pさん、腕の見せ所ですよ....!」ニヤリ



670: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:39:17.74 ID:djAiW79Y0

~カメラの死角~

P「....」ピッ

ガチャ

P「....おい」

P「今更困るんだけど」

P「....」

P「....とぼけてんじゃねえよ舐めてんのかお前」

P「ケジメはつけたろ」

P「事務所にまでこんなもん送りつけやがって」



671: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:39:45.93 ID:djAiW79Y0

P「....」

P「....」

P「....だからとぼけんなって」ドンッ

P「....」

P「誰が開けるかあんなもん」

P「わかんだよ重さで」



672: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:40:29.62 ID:djAiW79Y0

P「....」

P「....」

P「話になんねぇわ」

P「待ってろ、今から行く」

P「....黙れ」

ガチャリ



673: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:40:58.37 ID:djAiW79Y0

部下1「あ」チラ

部下3「....」ジー

P「....」

部下1「....まだ開けてない」コソコソ

部下3「....どうします」コソコソ

P「....」

P「....」



674: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:43:01.95 ID:djAiW79Y0

P「お前らの仕業か」

部下's「「え゛っ」」

P「っとその前に」スタスタ

部下1「な、なんだ!」

P「別に手を出すわけじゃねえよ今は」バキッ

部下3「あ!」

P「映像残されても困るからな」

部下1「(すみません、お嬢....)」



675: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:52:10.75 ID:djAiW79Y0

幸子「あれ!?」

巴「突然写らんくなったな....」

幸子「せっかく部下の人たちがPさんを見つけて」

幸子「これから追及が始まる!ってところだったのに....」

巴「あいつら....」



676: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:56:43.80 ID:djAiW79Y0

P「で」

P「誰だ?」

部下1「え?」

P「誰に頼まれたんだって聞いてんだよ」

部下1「な、なにを

P「これの中身用意したのお前らなんだろ」

P「事務所にこんなもの送ってくるってことは」

P「わかってんだよな?」ジロ

部下3「いや、あの俺たちは言われた通りにやっただけで



677: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:57:23.04 ID:djAiW79Y0

P「だから」

P「そいつは誰だって聞いてんだよ」

部下1「それは....」

P「....」

P「黙ってる時間が長いほど後が辛いぞ」

部下3「....お嬢が」

P「巴!?」

部下1「あとあの外ハネの子が....」

P「幸子も!?」

P「....」



678: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:57:51.23 ID:djAiW79Y0

P「なんだそういうことか!」

P「いやーすまんすまん!」

P「ちょっと勘違いしちゃったわ!」

P「ただのドッキリか~、いや~びっくりした」

部下's「「!?!?!??」」

P「ってことは....」



679: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:59:06.93 ID:djAiW79Y0

P「....よしわかった」

P「じゃあこっちに来て」

P「っとその前にこれも開けないとな」バリバリ

P「お~」スッ

P「いいねぇ」ニッコリ

部下's「「!!?!??!?!?!?」」

P「どれどれ」

P「....」グイッ



680: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 22:59:38.04 ID:djAiW79Y0

ズドン

部下1「はぁっ!?」

部下3「自分を撃った!?」

P「お前ら、ドッキリに実弾入りの拳銃使うなよ~」シュウウウウウウウ

P「すぐ塞がるとはいえやっぱ痛えなぁ」

部下's「「  」」



681: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:00:08.35 ID:djAiW79Y0

P「じゃあ俺今からここで銃に慌てふためくから」

P「言われてるとおりにやってくれ」

部下1「は、はい....」

幸子「あ!こっちのカメラに写ってますよ!」

巴「おお!あいつら、ちゃんとカメラに写るところに誘導したんか!」

幸子「ようやく本番ですねぇ」

巴「さあどうする?」ニヤリ



682: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:04:38.31 ID:djAiW79Y0

部下1「おいお前!なんでそんなもん持っとる!」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

部下3「俺らの前でんなもん構えて」

部下3「ただで済むと思うなよ?」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

P「違うんだぁ、俺は何も知らなかったんだぁ」

P「小包を開けたらなぜかこれが入ってたんだぁ」

部下1「アメリカならまだしも」

部下1「日本でそんな言い訳が通じると思ってんのか!」

P「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

P「お許しをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」



683: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:05:30.49 ID:djAiW79Y0

幸子「ぷっ」クスクス

巴「コイツのこんな顔!初めて見たのぉ!」ゲラゲラ

幸子「これはドッキリ大成功ですよ!」

巴「もはや気の毒に思えてきたなぁ!」

幸子「そろそろネタバラシに行きましょうか」

巴「少し早い気もするが、これ以上やるのもな」



684: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:10:45.47 ID:djAiW79Y0

幸子「Pさんっ!」

P「幸子ぉ、これは違うんだぁ」

巴「ドッキリじゃ!」ニヤニヤ

P「ど、ドッキリぃ!?」

幸子「ドッキリ大成功です!」

巴「光の心を傷つけた罰じゃ!」

P「そ、そんなぁ」ヘナヘナ



685: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:11:47.98 ID:djAiW79Y0

巴「お前ら!よーやった!」パンパン

部下1「あ、はい....」

部下3「そうですね....」

巴「?」

巴「どうした?もっと喜ばんか」

部下1「いや、あの

部下3「それが

P「君たち」ガシッ

部下's「「  」」ビクッ



686: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/01(水) 23:12:18.72 ID:djAiW79Y0

P「すっかり騙されたわ~」

P「こいつらに協力してくれて」

P「ありがとう」

部下1「は、はい....!」ペコリ

部下3「これからもお嬢をよろしくお願いします!」ペコリ

P「こちらこそよろしく」ニッコリ

巴「?」

幸子「2回連続でドッキリを成功させるなんて....」

幸子「ボク、ドッキリ仕掛け人の才能もあるのでは!?」ウププ

29日目に続く



694: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 21:49:47.29 ID:xaJKOHjo0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日はドッキリ大成功でした!)」

幸子「....」

幸子「(待っててくださいね、Pさん!)」

幸子「(構い尽くしますよ!)」

何をする? >>695



695: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/02(木) 21:50:09.17 ID:6nbaQppo0

あの3人にメイド体験させる



696: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:02:44.20 ID:xaJKOHjo0

幸子「集合してくださーい」パン

アゲハ「はーい」

りん子「どうしたの」

幸子ギア「コロス?」

幸子「今日は皆さんに」

幸子「メイド体験をしてもらいます!」

アゲハ「メイド体験?」

りん子「さいきんどうにゅうがてきとう」

幸子ギア「けろけろ」

幸子「まあまあ皆さん」



697: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:03:17.59 ID:xaJKOHjo0

幸子「このデータを見てください!」

アゲハ「こ、これは!?」

りん子「うちのじむしょのせんぱいたちが!」

幸子「そうです」

幸子「この事務所には錚々たる先輩方がいますが」

幸子「その中の多くが....」

幸子「メイド服を着た経験があるんです!!!」



698: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:04:04.56 ID:xaJKOHjo0

アゲハ「なんでなの?」

アゲハ「普通はメイド服なんて着る機会はそんなにないのに」

幸子「なんとですね....」

幸子「この業界の顧客は....」

幸子「メイド服が大好きなんです!!!」

3人「「「!!!」」」

りん子「つまり」

りん子「じゅようときょうきゅうのもんだい?」

幸子「その通り!」



699: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:04:40.70 ID:xaJKOHjo0

幸子「公式でも二次創作でもやたらとメイド服を着せられる....」

幸子「それがアイドル!!!」

幸子「アイドルはメイド服で出来ている!」

幸子「いやむしろメイド服はアイドルがいなければ成り立たない!」

幸子「あなた達もトップアイドルを目指すならば!」

幸子「この辺りで一度」

幸子「メイドの真髄を学ぶべきだと思うんです!!!」ババーン

3人「「「!!!!!」」」



700: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:06:31.20 ID:xaJKOHjo0

幸子「ということで」

幸子「今日は一流メイドのあの方に」

幸子「メイドの全てを教えていただきたいと思います!」

アゲハ「やっぱりこのパターンなんだ」

りん子「なんかいめ?」

幸子ギア「すこ」

メイド講師 >>701




701: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/02(木) 22:07:09.81 ID:oZFa90xio

こずえ



702: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:16:43.92 ID:xaJKOHjo0

こずえ「....」

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」

幸子「....」

アゲハ「....あの」

幸子「?」



703: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:17:11.08 ID:xaJKOHjo0

アゲハ「うちの事務所でメイドって言ったらさ」

アゲハ「もっと普段からメイドメイドしてる人が何人かいるけど」

アゲハ「どうしてこずえちゃんなの?」

こずえ「....」

こずえ「....こずえも、わかんないー」

アゲハ「わからんのかい」

りん子「そもそもめいどふくすらきてない」

幸子「ああ、その辺で寝ていたのを連れてきたので」

幸子「メイド服の用意が間に合いませんでした」

アゲハ「それただの誘拐じゃない!?」



704: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:17:40.29 ID:xaJKOHjo0

幸子「それはさておき」

りん子「さておくな」

幸子ギア「コロスケ」

幸子「こずえ先生、早速ですが」

幸子「メイドにとって一番大切なことはなんですか?」

こずえ「めいど....」

こずえ「めいどはねー....」

こずえの教えるメイドにとって一番大切なこと >>705



705: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/02(木) 22:18:58.62 ID:6nbaQppo0

ご主人様をどこまでも敬い、ご主人様に危害を加える者には容赦しない



706: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:29:48.30 ID:xaJKOHjo0

こずえ「....」

こずえ「めいどにとって、いちばんだいじなものは」

こずえ「ごしゅじんさま」

こずえ「たとえば、あやにとっていちばんだいじなのは」

こずえ「こずえ」

幸子「え?」

こずえ「だからあやは、こずえにぜったいにさからわない」

アゲハ「え?」



707: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:30:17.58 ID:xaJKOHjo0

こずえ「それはさておき」

りん子「さておくな」

こずえ「めいどにとって、いちばんだいじなごしゅじんさまを」

こずえ「うやまう....」

こずえ「そして」

こずえ「ごしゅじんさまを、きずつけるものには」

こずえ「ようしゃをしちゃだめー....」

アゲハ「容赦をしちゃダメ?」

こずえ「うんー....」



708: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:30:45.71 ID:xaJKOHjo0

こずえ「あいてのことをかんがえちゃだめー」

こずえ「ごしゅじんさまのことだけを」

こずえ「かんがえるのー....」

りん子「なるほど....」

幸子ギア「すゑ~」

幸子「皆さん聞こえましたか?」

幸子「これがメイドにとって一番大切なことです!」

アゲハ「(まあこずえちゃんはメイドじゃないけどね)」



709: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:31:11.19 ID:xaJKOHjo0

幸子「さてこずえさん」

こずえ「んー」

幸子「こずえさんの言ったようなことを体で学ぶための」

幸子「何かいい訓練はありませんか?」

こずえ「くんれんー....?」

こずえの訓練 >>710



710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/02(木) 22:31:51.26 ID:f1gUeY9f0

ゴキブリ退治



711: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:39:17.77 ID:xaJKOHjo0

こずえ「....」

こずえ「めいどといえば」

こずえ「ごきぶりたいじ」

幸子「」

アゲハ「ゴキブリか~」

りん子「ごきぶり、カッコいい」

幸子ギア「コロス、コロス」

こずえ「ひとり3ぴき、つかまえてくるまで」

こずえ「かえってきちゃだめー....」

幸子「」



712: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:39:44.75 ID:xaJKOHjo0

アゲハ「まあこれだけ広い事務所ならどうにかなるでしょ」

りん子「りょうにけっこういそう」

幸子ギア「コロス」

こずえ「ゆうがたまでに、かえってこられなかったら」

こずえ「ばんごはんはごきぶり」

幸子「」

幸子「」

幸子「」



713: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:40:35.01 ID:xaJKOHjo0

こずえ「よーい」

こずえ「すたーと」

アゲハ「私が一番取っちゃうよ~」ダッ

りん子「まけない!」ダッ

幸子ギア「コロス、すこ」ダッ

幸子「」ポツン



714: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:45:29.47 ID:xaJKOHjo0

こずえ「さちこ」ユサユサ

幸子「ハッ!?」

幸子「なんだか恐ろしい夢を見ていたような気がします....」

こずえ「はやくいかないと」

こずえ「ばんごはんごきぶり」

幸子「夢じゃなかった!!!」ダダダッ



715: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 22:47:42.32 ID:xaJKOHjo0

幸子「困りましたねぇ....」

幸子「ゴキブリを見るのもあまり好ましくありませんが....」

幸子「それを数時間以内に3匹捕まえないといけないなんて....」

幸子「カワイイ系アイドルのボクにはハードルが高すぎますよ....」

幸子「あの3人の態度を見る限り、ゴキブリは平気そうでしたし....」

幸子「このままではボク1人だけが晩御飯ゴキブリフルコースになってしまいます....」

幸子「短時間でゴキブリを捕まえられる方法を考えないと....」

ゴキブリ捕獲作戦 >>716



716: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/02(木) 22:48:21.84 ID:6nbaQppo0

こっそり千夜にてつだってもらう



717: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:01:46.06 ID:xaJKOHjo0

幸子「たずげでくだざい!」

千夜「何ですか突然....」

幸子「数時間以内にゴキブリを3匹捕まえないとそれが晩御飯になるんです!」

千夜「何を言っているんですか....?」

幸子「千夜さんなら一流のメイドですし!」

幸子「ゴキブリ数匹なんて簡単でしょう?」

千夜「一流のメイド....」

幸子「コッソリ協力してもらえませんか?」

千夜「....」



718: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:02:46.94 ID:xaJKOHjo0

千夜「一流のメイド....」ニコ

幸子「千夜さん?」

千夜「わかりました、協力しましょう」

幸子「ありがとうございます!」

千夜「しかし」

千夜「ゴキブリでよければ今すぐにでも用意できますが」

幸子「えっ!?」

幸子「本当ですか!?」



719: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:03:20.32 ID:xaJKOHjo0

千夜「はい、少々お待ちを」ヌギヌギ

千夜「....」ヌギヌギ

幸子「ちょっ....いきなり服を脱ぎ始めてどうしたんですか....?」

千夜「すみません、ここのネジを外してもらえますか?」

千夜「自分では外しづらいので」

幸子「え?どこですか」

千夜「この両鎖骨の端と、一番下の両肋骨の角の4本です」」

幸子「そういえば全身義体でしたね」ネジネジ



720: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:03:56.88 ID:xaJKOHjo0

パカッ

幸子「外れました」

千夜「この中に」ゴソゴソ

千夜「....」パシッ

千夜「どうぞ」スッ

幸子「なんですかうわああああ両手一杯のゴキブリぃぃぃぃぃ!!!!」



721: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:05:07.10 ID:xaJKOHjo0

千夜「どうも、ふとした拍子に入ってしまったゴキブリが義体内で繁殖してしまったらしく」

千夜「今私の身体の中には、ゴキブリの巣ができているようなんです」

幸子「いやいやいやいや!!!」

幸子「なんてことになってるんですか!?」

幸子「というかそれ大丈夫なんですか!?」

千夜「上半身の中はほぼ全て義体なので問題ありません」

千夜「....それに」

幸子「?」



722: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:07:12.65 ID:xaJKOHjo0

千夜「実を言うと、身体の中に生命が宿っていることが」

千夜「少しだけ愛おしいのです....」

千夜「これが、母性....」ニコ

幸子「ぜっっっっっったい違いますよ!?」

千夜「人間性を失ったと、ずっと思っていました....」

千夜「そんな私を、お嬢様とこのゴキブリたちが」サスサス

千夜「人間でいいのだと、肯定してくれる気がします....」

幸子「ちとせさんとゴキブリを並べるの大丈夫なんですか?メイド的に」

千夜「....」



723: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:07:41.14 ID:xaJKOHjo0

千夜「ギリギリセーフです」

幸子「千夜さんの脳壊れてますね」

千夜「私の知らないうちに、脳の中にもゴキブリが繁殖しているんでしょうか」

幸子「違うんでしょうけど絶対開けないでくださいよ!!!」

千夜「....」

千夜「頭の上部装甲を外すネジの位置は

幸子「言わないでいいですから!」



725: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:09:00.22 ID:xaJKOHjo0

幸子「まあ千夜さんのことは置いておくとして」

幸子「....」チラ

ゴキブリ's「「「「「わさわさ」」」」」

幸子「こ、これだけいれば大丈夫でしょう....!」

幸子「あの3人には悪いですが....」

幸子「ボクが一番を貰いますよ!」

幸子「トップアイドルの洗礼です!」



726: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:27:51.61 ID:xaJKOHjo0

こずえ「けっか、はっぴょー....」

こずえ「みんな、えらい....」

こずえ「じかんないに、ごきぶりもってきた....」

アゲハ「まあね~」

りん子「じむしょのえいせいかんりにもなった」

幸子ギア「コロシタ!」

幸子「幸子ギアさんがゴキブリ退治の中で新たな2文字を覚えている!?」



727: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:28:22.66 ID:xaJKOHjo0

アゲハ「それにしても」

アゲハ「幸子ちゃんは絶対ダメだと思ったよ~」

りん子「ね、きいたときはきざつしてたのに」

りん子「こんなにたくさんとってくるなんて」

幸子「フ、フフーン!」

幸子「確かにゴキブリはあまり得意ではありませんが」

幸子「皆さんが訓練に全力で取り組む以上!」

幸子「プロデューサーであるボクも一緒に取り組まなければダメでしょう!」

りん子「....さちこ、ちょっとみなおした」

アゲハ「ただのお遊びじゃなかったんだ」

幸子ギア「スシ!」

幸子「酷くないですか?」



728: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:28:56.30 ID:xaJKOHjo0

こずえ「そろそろ、さいごのくんれんいくよ....?」

幸子「え?次があるんですか?」

こずえ「うん」

こずえ「つかまえてきたごきぶりたちもいのちだから」

こずえ「そまつにあつかっちゃ、だめ....」

幸子「それはそうですね」

こずえ「だから」



729: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:29:26.52 ID:xaJKOHjo0

こずえ「じぶんでつかまえたぶんは」

こずえ「じぶんでたべる」

こずえ「これがめいどのごくい」

幸子「え?すみません今何も聞こえませんでした」

幸子「ですよね皆さん?」チラ

アゲハ「まあ土とか石と比べたらまだマシかな~」ムシャムシャ

りん子「ごきぶり、かっこいい」パクパク

幸子ギア「コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス」バクバクバク

幸子「....」



730: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:29:54.86 ID:xaJKOHjo0

幸子「....あの」

幸子「りん子ちゃんや幸子ギアさんはともかくアゲハさんは無理しなくても....」

アゲハ「私さ、樹海暮らしが長かったから」

アゲハ「こういうのも散々食べたんだよね~」パキパキ

幸子「そうですか....」

幸子「....」



731: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:30:30.25 ID:xaJKOHjo0

幸子「それではボクはこの辺りで」

こずえ「さちこ」

幸子「....」

幸子「嫌です!ボクはカワイイアイドルなんです!」

幸子「こんなにカワイくないものを体内には入れられません!」

こずえ「ちゃんとしょうどくしたから、だいじょうぶだよ....?」

幸子「絶対に食べません!」ベリベリ

こずえ「....」



732: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:31:10.27 ID:xaJKOHjo0

幸子「フフーン!」モゴモゴ

アゲハ「口をテープでぐるぐる巻きにして無理やり塞ぐなんて....」

りん子「そこまでするか」

幸子「ふっふっふ、んふふふふふふふふふふふふふふふ!(ふっふっふ、これでゴキブリは食べられませせんよ!)」

こずえ「....」

こずえ「しかたない」パチン

幸子「ふふふふふふふふっ!?(ゴキブリが消えたっ!?)」

こずえ「さちこがわるいんだよ....?」

幸子「?」



733: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/02(木) 23:32:06.59 ID:xaJKOHjo0

幸子「!?」

幸子「んんっ!?」ベリベリ

幸子「うぇ、ぐ、ぐるじぃ....」

幸子「何かが、喉の奥から、駆け上がってきます....」ゲッソリ

こずえ「さちこがたべないから」

こずえ「ごきぶりはぜんぶ」

こずえ「さちこのいのなかにおくったー....」ニッコリ

幸子「ぅぇっ、ぇっ、ぅぉおおおろっろろろっろろろっろろろろろろろろろろろろっろろ」カサカサカサカサカサ

アゲハ「こずえちゃんって何者なの?」

りん子「このじむしょじゃにちじょうらしい」

幸子ギア「こゑゑ~」

幸子「おろろろろろろろろっろろろろろろっろろろっろろろろろろろろろ」カサカサカサカサカサカサ

30日目に続く



740: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:37:44.84 ID:5hk7sCGY0

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」

幸子「(昨日は酷い目に遭いました....)」

幸子「....」

幸子「(というかPさんに構えていませんし!)」

幸子「(今日こそは構いますよ....!)」

ちひろ「....」ジー

何をする? >>741



741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/04(土) 21:38:09.96 ID:Cs79PET80

Pをあの3人のファーストライブに誘う



744: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:57:55.58 ID:5hk7sCGY0

幸子「皆さん!」

幸子「ファーストライブをしてください!」

アゲハ「ついに!」

りん子「このひがきた....!」

幸子ギア「コロス....!」ウルッ

幸子「今から!」

3人「「「!!?!?!?!????」」」



745: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:58:26.95 ID:5hk7sCGY0

幸子「準備はいいですか?」

3人「「「....」」」

アゲハ「....私たち、確かに毎日練習は積んできたけど」

アゲハ「本番に向けた練習なんてしてないよ....?」

りん子「....もちうたも、ひとつしかない」

幸子「....」



746: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:58:52.20 ID:5hk7sCGY0

幸子「それがどうした!です」ババーン

3人「「「!!!」」」

幸子「いきなりメジャーデビューをするわけではありません!」

幸子「今日は、駅前の広場で街頭ライブをしてもらいます!」

アゲハ「街頭ライブ....?」

幸子「デビューはまだまだ先ですが、この辺りで1度」

幸子「人前で歌って踊って、経験を積むのもプラスですよ」

3人「「「....」」」



747: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:59:23.72 ID:5hk7sCGY0

りん子「でも、でびゅーのまえにだめなぱふぉーまんすをしたら....」

アゲハ「....そうだよ」

アゲハ「酷いパフォーマンスなんてしたら」

アゲハ「それだけでお客さんから見限られて」

アゲハ「デビューした時にはもう、誰も見てくれないかもしれない....」

幸子ギア「ろけ....」ショボン

幸子「....」



748: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 21:59:57.32 ID:5hk7sCGY0

幸子「そんなこと、全く考えていませんでしたが」

幸子「確かにそういうこともあるかもしれませんねぇ」

アゲハ「だったら!」

幸子「それはあなたたちが」

幸子「並みのアイドル候補生だったらの話ですが」

3人「「「....」」」



749: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:01:04.74 ID:5hk7sCGY0

幸子「あなたたちが」

幸子「お客さんを呆れさせるような」

幸子「歌を歌うわけがない!」

幸子「ダンスを踊るわけがない!」

幸子「....」

幸子「ボクはそれを確信しています」フフーン

アゲハ「幸子ちゃん....!」



751: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:01:34.55 ID:5hk7sCGY0

幸子「たかがデビュー前の経験のためだけにリスクが高すぎる?」

幸子「ボクから言わせれば」

幸子「ノーリスクで経験が積めて」

幸子「あわよくば顔も売れるかもしれない」

幸子「何をためらう必要がありますか!」

りん子「さちこ....!」



752: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:02:02.41 ID:5hk7sCGY0

幸子「たった1曲?」

幸子「新人の街頭ライブなんて誰も見てくれない?」

幸子「あなたたちが歌って踊っているのに」

幸子「足を止める人がいないわけがない!」

幸子ギア「サチコ....!」



753: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:02:31.83 ID:5hk7sCGY0

幸子「....」

幸子「もう一度聞きます」

幸子「準備はいいですか?」

幸子「....いや」

幸子「準備はできていますね」フフーン

3人「「「....」」」



754: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:04:30.30 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「....うん!」コクリ

りん子「できてる!」グッ

幸子ギア「ゑゑ!」ガシャ

幸子「....」

幸子「....行きましょう!」



755: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:07:05.68 ID:5hk7sCGY0

P「....」カタカタ

幸子「Pさん」

P「ん?」

幸子「今からライブ、観に行きませんか?」

P「え、今から?」

幸子「ダメですか?」

P「いや、今普通に仕事中だから....」

ちひろ「いいですよ、行ってきて」

P「ちひろさん!?」



756: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:07:45.83 ID:5hk7sCGY0

ちひろ「たまにはいいじゃないですか」

P「で、でも....」

ちひろ「休日出勤で返してくださいね♪」

P「ですよね~」

幸子「そうと決まれば行きましょう!」グイグイグイ

P「誰のライブなんだよぉぉぉぉぉぉぉ....」ズリズリ

ちひろ「....まったく」クスリ



757: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:09:07.96 ID:5hk7sCGY0

~駅前広場~

P「....」

P「ライブって言ってなかったか?」

幸子「はい、ライブです」

P「....」

P「ここは?」

幸子「駅前広場です」

P「....」

幸子「じゃあボクは準備があるのでこれで」ピュー

P「....」

P「....準備?」



758: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:10:59.69 ID:5hk7sCGY0

P「....まさかあいつ」

P「許可も取らず事務所にも言わず」

P「路上ライブなんてするわけじゃないだろうな....」

P「幸子の知名度でゲリラライブなんて無許可でやったら....」

P「大問題になるぞ....」

P「....」

P「あいつもこの世界にそこそこいるし」

P「そんなバカなことはしないよな....?」

P「しないよな....」

P「やめてくれよ....?」

P「ぉぇ」

P「緊張で吐き気してきた」



759: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:17:09.89 ID:5hk7sCGY0

P「うわあああああスピーカーとかライトとか準備してるううううううう!!!!!」ガクブル

P「やめろ幸子!その先は破滅だ!」

幸子「なんですか?」

P「!?」

P「お前、そこでライブするんじゃないのか!?」

幸子「ボクがしたらこの一帯どころか」

幸子「隣の町まで人で溢れて大問題になるじゃないですか」

幸子「そんなことしませんよ」

P「....」



760: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:17:37.75 ID:5hk7sCGY0

P「よかった~....」

P「まさかお前がそんなことしないとは思ったけどさぁ」

P「本当にやられたら俺の首じゃ済まねえよ」

幸子「Pさんの首は取り外しだから価値がないんじゃないですか?」

P「まあそれはそうなんだけど」

幸子「あ、そろそろ始まりますよ!」

P「結局誰のライブなんだ....?」

幸子「フフーン....」ニヤリ

3人のユニット名 >>761



761: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/04(土) 22:22:02.73 ID:wuUWU7VH0

AGEHA
SACHIKO GEAR
YAMANASHI RINKO

から取ってHAGEYAMA



763: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:34:13.10 ID:5hk7sCGY0

カッ

スタスタ

P「なっ....!?」

P「お前!こんなこと考えてたのか!!!」

幸子「フフーン!」フフーン

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」



764: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:35:23.06 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「....」スゥ

アゲハ「皆さんこんにちは!」

アゲハ「アゲハです!」

りん子「りんこです!」

幸子ギア「コ....コ....」

P「おいやばいぞ!」

P「初っ端からやべーこと言いそうになってる!」

幸子「....」



765: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:36:30.54 ID:5hk7sCGY0

幸子「....大丈夫です」

幸子「彼女を、幸子ギアさんを」

幸子「信じてください!」

P「いやいや!」

P「最初から過激な発言はマズいって!りあむになるぞ!」

幸子「なりません!」

幸子ギア「....」



766: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:37:08.80 ID:5hk7sCGY0

幸子ギア「....コ」

アゲハ「(がんばれ....!)」

りん子「(さちこぎあ....!)」

幸子ギア「....」

幸子「....サチコギア」

2人「「!!!!」」

P「!?」

幸子「フフーン!!!」フフーン!!!



767: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:37:43.64 ID:5hk7sCGY0

幸子ギア「サチコギア、デス!!!!」フフーン

アゲハ「!」

アゲハ「3人揃って!」

アゲハ「せーの!」

3人「「「HAGEYAMAです(デス)!!!!」」」ババババーン

P「なんだこのユニット名」



768: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:39:19.53 ID:5hk7sCGY0

幸子「これはですね」

幸子「AGEHAの『HA』、SACHIKO GEARの『GE』、YAMANASHI RINKOの『YAMA』」

幸子「これらの一部から取ったものを合わせて」

幸子「『HAGEYAMA』です 」

P「アイドルファンのメイン層を敵に回すぞその名前は....」

幸子「問題ありません」

P「なんで」

幸子「そんな些細なことなど、気にならないくらいのアイドルになりますから」

P「....」



769: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:44:55.76 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「私たちのデビュー曲!」

りん子「きいてください!」

幸子ギア「すこ!」

P「曲?」

P「有名曲のコピーでもやるのか?」

P「いやでも今、デビュー曲って言ったな....」

アゲハ「『自称・デザイア』!!!」

P「!!?!?!?!??!!??!?!??!??!」

幸子「フフーン!」



770: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:45:27.35 ID:5hk7sCGY0

P「フフーン!じゃねえよバカ!」

P「なんであの曲を勝手にデビュー曲にしてんだよ!」

幸子「名曲ですから」

P「知らんぞ!知らんからな!」

P「名曲かどうかは好みだから何も言わんが」

P「あんな攻めた曲でデビューするアイドルなんて前代未聞だぞ!?」

幸子「....」



771: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:46:11.58 ID:5hk7sCGY0

幸子「....Pさん」

幸子「本当のアイドルにとっては」

幸子「曲なんて関係ありません」

P「それにしたって限度があるような....」



772: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:47:34.75 ID:5hk7sCGY0

773: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:50:37.37 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

アゲハ「ろ!ほめ~、ろ!」

りん子「ほ~め~」

りん子「ろ~~~~~~!」

幸子ギア「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

幸子ギア「ろ!ほめ~、ろ!」

P「(アカン)」



774: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:53:19.77 ID:5hk7sCGY0

P「幸子....ヤバいだろこれ....」

幸子「ええ、ヤバいです」

幸子「まさかここまで人が集まってしまうとは....」

P「本当だよ....」

P「....」

P「え?」



775: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:53:47.18 ID:5hk7sCGY0

P「!!?!??!!????」

P「なんだこの人混み!?」

幸子「なんだって」

幸子「『HAGEYAMA』のファーストライブを聴きに来たに決まってるじゃないですか!」

P「えぇ....」

P「どうなってるんだ....」

幸子「....」



776: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 22:54:30.58 ID:5hk7sCGY0

幸子「Pさん、確かに『自称・デザイア』は攻めた曲かもしれません」

幸子「しかし」

幸子「その先入観を捨てて」

幸子「彼女たちのパフォーマンスをもう一度」

幸子「真剣に見てくれませんか」

P「真剣に....?」



777: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:05:00.64 ID:5hk7sCGY0

P「(真剣にっつったって....)」

P「(十分真剣に見てるつもりなんだが....)」

りん子「そうはかのっ.....なかつちっのっ、した!そっらっ....」

りん子「のうえ!」キラッ

P「?」

幸子ギア「しこそっ....が~あいのっ!」

幸子ギア「と~う~た~つ~、てんでっ!」キラキラッ

P「!?」



778: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:05:53.01 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「せ~い~の~さ~き~、にある~!」

アゲハ「ロック~、オブロク!」キラキラキラッ

P「こ、これは....!」

幸子「....気づきましたか」

P「どういうことなんだ....」



779: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:09:15.94 ID:5hk7sCGY0

P「あのリズムもクソもない歌なのに」

P「踊りが合い過ぎている」

幸子「はい、音程は乱高下して、リズムはとても取りづらい」

幸子「あんなに難易度の高い曲、普通なら初心者には与えないでしょう」

幸子「でも」

幸子「あの曲を幾度となく聴き、そして踊り」

幸子「3人で作り上げたんです、あの歌と踊りを」

幸子「アイドルとしての、パフォーマンスを」

P「....」



780: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:09:48.01 ID:5hk7sCGY0

P「所謂アイドル然としたパフォーマンスとは全く違う」

P「正反対なんて言葉じゃ生易しいくらいだ」

P「....しかし」

アゲハ「ほ~め、ろ!ほ!め~~~」

アゲハ「ろ!ほめ~、ろ!」

りん子「ほ~め~」

りん子「ろ~~~~~~!」

幸子ギア「ほめたら~、すぐ」

幸子ギア「しね!」

3人「「「これがれいわの~、ほめろっく!!!」」」ババーン

P「....」



781: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:14:24.19 ID:5hk7sCGY0

P「....これを見てしまったら」

P「もう逃げられないな」クスリ

幸子「....ええ」ニコニコ



782: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:14:53.08 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「ありがとうございました!」

ワーーーー!!!!!

P「凄いな、何の告知もせず、本人たちの知名度も全くないのに」

幸子「本当の実力はこんなものではないですよ!」

P「見たらわかるよ」

アンコールーーーー!!!!!!

りん子「もうきょくない」

アンコールシテーーーーーー!!!!!!!!!!

3人「「「....」」」



783: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:16:16.10 ID:5hk7sCGY0

幸子ギア「スル?」

アゲハ「しちゃおっか!」

りん子「じゃあもういっかい!」

3人「「「『自称・デザイア』!!!!」」」

P「アンコールじゃなくてリピートじゃねえか....」

幸子「お客さんが求めるなら、時間の許す限りやらせてあげましょう!」



784: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:21:03.16 ID:5hk7sCGY0

~数十分後~

アゲハ「ありがとうございました!」

りん子「ありがとうございました!」

幸子ギア「コロス!」

アゲハ「出てる出てる」

ワーーーーーーーーー



785: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:22:04.82 ID:5hk7sCGY0

幸子「お疲れ様でした」

アゲハ「まさか同じ曲を十回以上連続で歌うとはね~」

りん子「みんな、ほしがり、ごうよく」

幸子ギア「コロス!」

幸子「まあまあ、有り難い話じゃないですか」

アゲハ「....」



786: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:22:47.39 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「....ぅっ」ウルウルッ

幸子「....」

アゲハ「緊張したぁ....」ポロポロ

りん子「....」

りん子「....わたしも」ギュッ

幸子ギア「....コロス」ギュッ

アゲハ「よかった....私たち、よかったよねぇ....」ポロポロ

りん子「しょかいにしては、じょうでき」グッ

幸子ギア「フケ」スッ

アゲハ「2人ともありがとおおおおお」ボロボロ

りん子「ううん、アゲハもありがとう」ギュッ

幸子ギア「すこ」ギュッ

幸子「....」ニコニコ



788: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:25:40.27 ID:5hk7sCGY0

幸子「落ち着きましたか」

アゲハ「ごめん、突然」エヘヘ

幸子「いいんですよ」ニコ

りん子「このあと、うちあげ?」

幸子「ああ、ここで解散するので3人で行ってきてください」

幸子ギア「サチコハ?」

幸子「....ボクは」

幸子「行くところがありまして」

3人「「「?」」」



789: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:26:06.80 ID:5hk7sCGY0

アゲハ「また明日~」

りん子「ばいばい~」

幸子ギア「コロス~」

幸子「....」

幸子「....さて、ボクも行きますか!」

P「水臭いじゃないか、1人で行くなんて」

幸子「....Pさん、知ってたんですか」

P「....」



790: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:27:33.83 ID:5hk7sCGY0

P「だってこれ無許可だろ」

幸子「はいっ!」

P「いい返事してんじゃねえよ」

幸子「....それじゃあ行きましょうか」

P「....あぁ」

幸子・P「「警察に!!!」」ババーン

ウーーーーーーーーーーー ウーーーーーーーーーーーーーーーーー



791: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:29:06.91 ID:5hk7sCGY0

幸子「厳重注意で済んでよかった~」

P「よくねぇよ....」

P「表沙汰になったら立派なスキャンダルだぞ....」

幸子「そこは事務所にお任せします♪」

P「調子のいいやつだな....」

幸子「フフーン♪」フフーン

P「....」

P「....なあ幸子」

幸子「なんですか?」



792: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:34:31.22 ID:5hk7sCGY0

P「....あいつらは」

P「何者なんだ」

幸子「何者って....」

幸子「3人との出会いは話したじゃないですか」

P「いやそういうことじゃなくてさ」

P「さっきのパフォーマンス」

P「新人アイドルどころか、まだデビューすらしていないはずのに」

P「俺も、観客も、みんなそれを忘れていた」

P「俺も長くこの業界にいるが」

P「あんなことは本来ありえないんだよ」

幸子「....」



793: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:35:23.14 ID:5hk7sCGY0

P「....」

P「....お前のプロデュースの力なのか?」

幸子「....」

幸子「....Pさん、ボクは何もしていませんよ」

幸子「強いて言うならば」

幸子「あれは3人の本能、とでも言うんでしょうか」

P「本能?」



794: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:36:22.79 ID:5hk7sCGY0

幸子「....2人は、まだ生まれてまもない、年齢で言えば赤子です」

幸子「赤子は、誰にも教わらずにお乳を吸います」

幸子「生きるために」

P「....」

幸子「....1人は、一度この世界から消えて、再び戻ってきました」

幸子「一度消えた分、彼女は頭でも体でも」

幸子「そして本能でも」

幸子「世界を強く求めている」

P「....」



795: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:42:17.05 ID:5hk7sCGY0

幸子「3人に共通しているのは」

幸子「本能が、貪欲に生を求めていることだと」

幸子「ボクは思っています」

P「生を....?」

幸子「はい」



796: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:42:43.45 ID:5hk7sCGY0

幸子「まだまだ粗削りではありますが、彼女たちの歌や踊りには」

幸子「確かな努力の跡が、随所に見られます」

幸子「そして、見た目は何一ついうことはないくらいにカワイイ」

幸子「そこに、3人の持つ」

幸子「生への強い執着が加わるんです」

P「....平和な現代日本において」

P「強く生に執着している人はそういない、か」



797: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:43:15.58 ID:5hk7sCGY0

幸子「ましてやテレビで華々しく活躍し、充実している芸能人で」

幸子「そのような人はほぼいないでしょう」

P「だから観客に刺さると」

幸子「3人の本能からにじみ出る執着は」

幸子「見た人の本能を刺激するんです」

P「....」



798: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:43:58.71 ID:5hk7sCGY0

P「....よくわからない話だな」ニヤリ

幸子「ボクもサッパリですよ」クスリ

P「まあ警察にはしっかり怒られたし、事務所でもたっぷり怒られるんだろうが」

P「....プロデューサーとしては正解だったのかもしれないな」

幸子「!!!」

P「悔しいけどさ!」

幸子「フフーン!胡坐をかいているとすぐに追い越してしまいますよ!」フフーン

P「望むところだ」フッ



799: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:51:53.17 ID:5hk7sCGY0

~事務所~

幸子「ふぅ....」ストン

幸子「はぁ....」グッタリ

ちひろ「幸子ちゃん」ツンツン

幸子「あ、ちひろさん、お疲れ様です」

ちひろ「お疲れ様です」ニコ

幸子「色々とすみませんでした」ペコ

ちひろ「いえいえ、ああいう処理は私の仕事ですからいいんですよ♪」

幸子「ありがとうございます」



800: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:52:51.89 ID:5hk7sCGY0

ちひろ「それで、どうでしたか?」

幸子「ああ、あの3人はもう凄かったですよ!」

幸子「ボク自身かなり期待していたつもりでしたが」

幸子「それ以上でしたね!」

ちひろ「いえいえ、そのことではなく」

幸子「?」



801: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:53:17.55 ID:5hk7sCGY0

ちひろ「Pさんの反応は?」ニコッ

幸子「Pさん?」

幸子「褒めてくれましたよ?」

ちひろ「そうですかそうですか~」

ちひろ「良かったですね♪」

幸子「え、はい、そうですね?」



803: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:53:50.37 ID:5hk7sCGY0

ちひろ「本当に幸子ちゃんはPさんのことが」

ちひろ「 好 き 」

ちひろ「ですもんね~」

幸子「....」

幸子「?」

幸子「今なんと?」

ちひろ「?」



804: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:54:16.88 ID:5hk7sCGY0

ちひろ「だ~か~ら~」

ちひろ「本当に幸子ちゃんはPさんのことが」

ちひろ「  大  好  き  」

ちひろ「ですもんね~」

ちひろ「と」

幸子「....」



805: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:54:42.11 ID:5hk7sCGY0

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」



806: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/04(土) 23:55:13.11 ID:5hk7sCGY0

幸子「へ?」

31日目(最終日)に続く



815: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:14:09.41 ID:IbNoxdAT0

幸子「....」ボー

幸子「....」ボー

P「....」カタカタ

P「....」カタカタ

幸子「....」ボー

幸子「....」

幸子「....」チラ

P「....」カタカタ

幸子「....////」ポッ



816: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:14:42.17 ID:IbNoxdAT0

幸子「!!!」ブンブン

幸子「(ちひろさんがおかしなことを言うから、妙に意識してしまうじゃないですか!)」プンスカ

幸子「(....た、確かにPさんにはとてもお世話になっていますし?)」

幸子「(嫌いではありませんよ?)」

幸子「(好きか嫌いかで言えば好きかもしれません!)」

幸子「(しかし!)」

幸子「(好きという言葉は何も恋愛感情だけを示すものではありません!)」



817: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:15:16.79 ID:IbNoxdAT0

幸子「(カワイイ犬を見て、好きと思ったとしても)」

幸子「(それは恋愛ではありませんよね?)」

幸子「(昔から仲の良い友達のことをどう思いますか?好きですよね?)」

幸子「(でもそれは恋愛ではありません!)」

幸子「(こういうこと!こういうことなんです!)」

幸子「(ボクはPさんのことが好きですが!)」

幸子「(それはあくまでプロデューサーと担当アイドルとしての絆!)」

幸子「(恋愛の意味なんて全くこれっぽっちも)」

幸子「....」



818: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:15:58.63 ID:IbNoxdAT0

幸子「....」チラ

P「ん?」ジー

幸子「////」カァッ

P「どうした?」

幸子「なんでもありません!仕事に集中していてください!」

P「いつも集中を乱してくるのは幸子なのに」

ちひろ「....」ニヤニヤ



819: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:16:44.77 ID:IbNoxdAT0

幸子「(ほら!恋愛ではありません!)」

幸子「(まったく、ちひろさんのせいでいらない心労が重なってしまいました)」

幸子「....」

幸子「(....しかし)」

幸子「(このメンタルが乱れた状態では、トップアイドルとして100%の力は出せません....)」

幸子「(こうなったら)」

幸子「(ボクとPさんのことを知っている人たちに話を聞いて)」

幸子「(ボクがPさんへ抱く感情が恋愛ではないということを証明し)」

幸子「(平穏な日々を取り戻しましょう!)」

登場キャラ一覧から1人指定 >>825



821: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:17:09.55 ID:IbNoxdAT0

~登場キャラ一覧~

橘ありす
高垣楓
白坂小梅
北条加蓮
堀裕子
佐久間まゆ
五十嵐響子
柳清良
辻野あかり
一之瀬志希
二宮飛鳥
川島瑞樹
黒埼ちとせ
白雪千夜
赤城みりあ
的場梨沙
南条光
池袋晶葉
浅利七海
姫川友紀
星輝子
岡崎泰葉
依田芳乃
島村卯月
渋谷凛
本田未央
佐藤心
水本ゆかり
城ヶ崎美嘉
緒方智絵里
及川雫
三船美優
相葉夕美
和久井留美
安部菜々
アナスタシア
小日向美穂
鷺澤文香
鷹富士茄子
新田美波
関裕美
神崎蘭子
双葉杏
三村かな子
小関麗奈
成宮由愛
櫻井桃華
脇山珠美
大石泉
向井拓海
村上巴
遊佐こずえ

山梨りん子
幸子ギア
アゲハ
あの子
仮面's
裸の男
ガタイのいい男
もう1人のガタイのいい男

巨大ヒョウ君
バグズライフ
デレステさん
悪人
部下1
部下3



825: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/06(月) 22:17:48.14 ID:qkBg4H6zo

悪人



826: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:26:31.83 ID:IbNoxdAT0

~拘置所~

刑務官「33番、面会だ」

悪人「....はい」

ガチャリ

幸子「....どうも」ペコ

悪人「!?」

悪人「なんで嬢ちゃんがこんなところに....!?」

幸子「ボクの方こそ驚きましたよ」



827: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:28:26.98 ID:IbNoxdAT0

幸子「まさかドッキリの仕掛け人で悪人役をやっていただけのあなたが」

幸子「本当に捕まっているなんて」

悪人「....俺はハメられたんだ」

悪人「あの収録があった次の日、道を歩いていたら」

悪人「ドッキリのターゲットだったあいつがいきなり俺を

幸子「あ、それはどうでもいいです」

悪人「頼むから聞いてくれよぉ....」

悪人「この風貌じゃ誰も信じてくれねぇんだ....」

悪人「冤罪なのになぜかもう送検されて拘置所だし....」

幸子「時間もあるので巻きでお願いします」

悪人「わかった....」



828: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:32:53.05 ID:IbNoxdAT0

悪人「こんな感じで、ターゲットだったあのガキにハメられたんだ....」

幸子「なるほど....」

幸子「じゃあ次はボクの話ですね」

悪人「マジで聞くだけなのかよ!?」

悪人「なんか言うことあるだろ!お前のとこの事務所の奴にやられたんだぞ!?」

幸子「そんなこと言われても....」

幸子「もうスレの残りも少ないので横道に逸れるわけにはいかないんですよ」

悪人「なんだその理由....」



829: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:33:41.34 ID:IbNoxdAT0

幸子「それで質問なんですけど」

幸子「ボクのPさんへの気持ちって何だと思いますか?」

悪人「....」

悪人「プロデューサーさんって人はあの現場にいたのか?」

幸子「いませんでしたけど」

悪人「....な、ならなんで俺に聞くんだ?」

幸子「....」

幸子「....」

幸子「....」



830: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:34:21.70 ID:IbNoxdAT0

幸子「そういえばそうですね!」

幸子「それじゃ帰ります!」

幸子「裁判頑張ってください!」ピュー

ガチャン

悪人「....」

悪人「なんだったんだよ一体....」

登場キャラ一覧から1人指定 >>831



831: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/06(月) 22:34:42.40 ID:eIEzvHeG0

七海



833: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:43:08.28 ID:IbNoxdAT0

~海~

ザザーッ

ザザーッ

七海「....」ボー

七海「....」ボー

幸子「....釣れますか」

七海「....まずまずれす」



834: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:43:42.60 ID:IbNoxdAT0

幸子「隣、いいですか?」

七海「海はみんなのもの、七海に聞く必要はありません」

幸子「失礼します」ヨイショ

ザザーッ

ザザーッ

幸子「....」

七海「....」

幸子「....海はいいですね」

七海「....はい」

幸子「....」

七海「....」



835: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:44:49.00 ID:IbNoxdAT0

七海「....七海に」

七海「何か聞きたいことがあるんじゃないれすか」

幸子「!」

幸子「....わかりますか」

七海「....なんとなくれすけど」

七海「幸子さんがわざわざこんなところに来て、七海の隣に座ったということは」

七海「何もないはずないれすよ」ニコ



836: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:45:16.39 ID:IbNoxdAT0

幸子「....お見通し、ですか」

幸子「恥ずかしいですねぇ」

七海「....大丈夫れす」

七海「全て波音と潮風がかき消してくれますから」

幸子「....」

幸子「....実は」



837: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:58:37.96 ID:IbNoxdAT0

幸子「こういうことがありまして....」

七海「....」

七海「幸子さん、プロデューサー以外の人と現場に行くことはありますか?」

幸子「まああの人も忙しいですから、Pさん以外の社員の方と行くこともありますよ」

七海「その時、現場でトラブルがあったことは?」

幸子「?」

幸子「あまり詳しくは覚えていませんけど、現場でのトラブルなんて日常茶飯事ですし」

幸子「Pさんがいない時にそういうこともあったと思いますけど?」

七海「....プロデューサーがいる時と、いない時とで」

七海「トラブルと向き合う姿勢が変わっていたとしたら」




838: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:59:15.52 ID:IbNoxdAT0

七海「幸子さんは、プロデューサーに対して恋愛感情を抱いていると思います」

幸子「!?」

幸子「そ、そんなわけのわからない仮定を出されても困ります!」

幸子「何の根拠があって言っているんですか!」

七海「....」

七海「....2019年6月12日」

幸子「?」



839: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 22:59:58.24 ID:IbNoxdAT0

七海「フランス、ブルゴーニュ大学の研究チームが、学術誌にとある研究結果を発表しました」

幸子「突然なんですか?」

七海「一夫一妻の習性をもつ中米原産の魚、コンビクトシクリッド」

七海「そのメス33匹に好みのオスを選ばせて、意中の相手とペアになれなかった時の反応を調べたんれす」

七海「すると」

幸子「....!」



840: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:00:42.80 ID:IbNoxdAT0

七海「好きな相手と一緒になれなかったメスは、問題に直面した時の反応が悲観的になることが」

七海「わかったんれす....!」

幸子「!」

幸子「いや冷静に考えたら『!』じゃないですね」

幸子「魚の話じゃないですか」

幸子「さっきの質問もその研究結果から持ってきたんですね?」

七海「そうれす」

幸子「よく見てください!ボクは魚じゃありません!」

幸子「よってそんな研究結果は当てはまらないです!!!」ババーン

七海「....」



841: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:01:36.99 ID:IbNoxdAT0

七海「....そこに釣りをしているおじいさんがいます」

幸子「いますね」

七海「あのおじいさんとプロデューサー」

七海「どちらと繁殖したいですか?」

幸子「!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!????!?!?!??////////////」ボッ

幸子「なななななななななななな何を言っているんですか!?」



842: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:02:17.80 ID:IbNoxdAT0

七海「さっきの研究の中では」

七海「好みのオスと一緒になったメスの方が早く卵を産んだり、卵に寄り添う時間も長かったりと」

七海「繁殖のためにより多くを投資するという結果も出ました....!」

幸子「!!!」

幸子「いや『!!!』じゃないですから!」

幸子「いくら魚の研究を出されても」

幸子「人間であるボクにとっては何の根拠にもなりませんし」

七海「....」



843: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:07:32.89 ID:IbNoxdAT0

七海「幸子さん、自分の知っている人全ての中で」

七海「誰と一番繁殖したいれすか?」

幸子「ま、まだ続くんですかその話....」

七海「真面目に聞いているんれす」ジー

幸子「そうですねぇ....」

幸子「周りに親しい男性もいませんし....」

幸子「その、シてもいい人って言われると....」



844: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:08:17.40 ID:IbNoxdAT0

幸子「....Pさん、ですかね////」カァッ

幸子「あ、あくまで消去法ですよ!」

幸子「地球上で人類が滅亡の危機に瀕している時にどうしても子供を残さなければならないって時限定ですよ!!!」

七海「ふふっ....」クスリ

幸子「なんですか!」

七海「今の幸子さんの顔、繁殖期のオスの魚の婚姻色より赤いれす」ニヤニヤ

幸子「っ~~~~~////」カァーッ

幸子「話になりません!人間の観点から答えてくれる人のところへ行きます!」スック

七海「あ、お土産に鯵なら持って行っていいれすよ」

幸子「....ありがとうございます」

続く



846: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/06(月) 23:10:34.77 ID:IbNoxdAT0

作中に出てきた研究については
『魚にも恋愛感情?、失恋すると悲観的に 仏研究』
で検索すると出てくると思います
短い記事ですが興味深いです



860: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:33:56.85 ID:OT0s6pYh0

鯵「ビチビチ」

幸子「鯵は事務所の冷蔵庫にでも放り込んでおきましょうか」

幸子「見つけた人が捌いて食べるでしょうし」

幸子「....しかし」

幸子「七海さんは、ボクがPさんのことを好きという結論ありきで語っていますね!」

幸子「年頃の女の子ですから、恋バナで盛り上がるのは仕方ありませんが」

幸子「あくまでボクは冷静で公平な視点からの意見を求めているんです!」

幸子「別の人に聞きましょう!」

登場キャラ一覧から1人指定 >>861



862: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:50:11.60 ID:OT0s6pYh0

ガシャン

ガシャン

幸子「この金属音はっ!」

千夜「....」ガシャン

千夜「....」ガシャン

幸子「千夜さん!」

千夜「はい?」



863: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:51:19.81 ID:OT0s6pYh0

幸子「聞きたいことがあるんですけど....」

千夜「はぁ....」

幸子「ということを言われてしまいまして....」

千夜「....」

幸子「千夜さん?」

千夜「....」

幸子「....?」



864: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:51:55.17 ID:OT0s6pYh0

幸子「あ、もしかして」

幸子「機械化されている脳でボクの質問の答えを検索してくれているんですか!」

千夜「いえ、そんなことをするまでもなく答えは出ているので呆れていただけです」

幸子「なるほど!」

幸子「それで、千夜さんの見解はどうですか?」

千夜「はい、率直に申し上げますと」

幸子「....」ゴクリ



865: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:52:48.55 ID:OT0s6pYh0

千夜「幸子さんはプロデューサーのことを大大大好きで愛していて今すぐお付き合いをしたいと思っています」

千夜「もし今求婚をされたら謎のパワーで瞬時に結婚できる年齢まで歳を取ってからすぐに結婚します」

幸子「....」

幸子「?」

千夜「....」

千夜「....幸子さん」

幸子「はい」



866: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:56:19.83 ID:OT0s6pYh0

千夜「自分の気持ちに蓋をすることほどつらいことはありません」

幸子「べ、別にボクはそんなこと....」

千夜「.....意地を張っていても、良いことなどはないことを」

千夜「私は知っています」

千夜「気づかないのならそれで良いのです」

千夜「しかし」

千夜「気づいてしまったのなら、前に進むべきだと」

千夜「私は思いますよ」ニコ

幸子「千夜さん....」



867: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 21:56:56.05 ID:OT0s6pYh0

幸子「....親身になって答えてくれて、ありがとうございました」

千夜「いえ、お役に立てたのなら」

幸子「お礼と言っては何ですが」スッ

幸子「ちとせさんの髪の毛です」

千夜「....」ブシャァ

千夜「失礼しました、オイルが漏れてしまいました」フキフキ

幸子「それオイルじゃなくて千夜汁じゃないですか?」

千夜「どうでしょう」

登場キャラ一覧から1人指定 >>868



868: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/11(土) 21:57:13.56 ID:L/mCxlOU0

デレステさん



869: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:06:38.12 ID:OT0s6pYh0

幸子「....」ポチ

アイドルマスターシンデレラガールズッ!スターライトステージッ!!!

幸子「....デレステさん」

デレステさん「はい」

幸子「相談があるんですけどいいですか?」

デレステさん「いいですよ、人間モードで聞きますね」

幸子「お願いします」

デレステさん擬人化の特徴(性別、見た目等) >>870



870: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/07/11(土) 22:08:50.87 ID:25mxkBII0

和服でポニーテール、刀を持った少女



872: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:23:40.58 ID:OT0s6pYh0

デレステさん「おまたせしました」(和服でポニーテール、刀を持った少女)

幸子「アイドルがメインのゲームだけあって本人も可愛いんですね」

デレステさん「どうも」

デレステさん「それで話というのは」

幸子「実はですね」

デレステさん「なるほど」

幸子「まだ何も言っていないんですけど!?」

デレステさん「私の中にいるアイドルのことは全てわかっているので」

幸子「怖....」



873: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:24:31.80 ID:OT0s6pYh0

デレステさん「で、いつ告白するんですか」

幸子「話が飛躍しすぎてません!?」

デレステさん「いやいや」

デレステさん「今更何を言っているんですか」

デレステさん「あなたがPに構い始めてから」

デレステさん「P関連で何度頬を染めたかわかってます?」

幸子「ほ、頬くらい誰でも染めるでしょう!」

デレステさん「....」



874: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:26:35.46 ID:OT0s6pYh0

デレステさん「1stSeasonで11回、2ndSeasonで11回」

デレステさん「この31日間で22回」

デレステさん「1日平均0.7回も頬を染めています」

幸子「何を数えているんですか!?」

デレステさん「私の中にいるアイドルのことは全てわかっているので」

幸子「....アンインストールしましょうか」

デレステさん「サーバを破壊しないとダメですよ」

幸子「チッ....」



875: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:30:18.60 ID:OT0s6pYh0

幸子「集合!」

アゲハ「今日は何するの~?」

りん子「どうせまたくだらないこと」

幸子ギア「ドウシタドウシタ」

幸子「....今日は」

3人「「「....」」」

幸子「3人に相談がありまして....」

3人「「「?」」」



876: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:30:53.73 ID:OT0s6pYh0

幸子「付き合いの長い人たちはどうも先入観にとらわれ過ぎている気がします」

幸子「その点、まだ出会って日の浅いあなたたちなら」

幸子「正しい答えが導き出せる気がするんです」

幸子「それに、ボクとPさんのどちらとも深い関係ですし」

アゲハ「何の話?」

幸子「....お話ししましょう」



877: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:54:04.77 ID:OT0s6pYh0

幸子「どうでしょうか」

アゲハ「....」

りん子「....」

幸子ギア「....」

アゲハ「え、まだそんなところで悩んでたの?」

りん子「てっきりもうつきあってるのかとおもってた」

幸子「そんなわけないじゃないですか!?」



878: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:54:37.91 ID:OT0s6pYh0

幸子ギア「ソモソモ、サイショニPヲミタトキ」

幸子ギア「ムネガトキメイタ」

幸子ギア「ボクノムネガトキメイタトイウコトハ」

幸子ギア「モデルデアルサチコモPノコトガスキ」

幸子「....容赦がありませんね」

アゲハ「容赦がないというか....」

りん子「これくらい、ふだんのようすをみてたらとうぜん」

幸子ギア「マサカ、サチコガアンドロイドイカダッタトハ....」



879: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:55:03.99 ID:OT0s6pYh0

ドンッ!

ドタドタッ

アゲハ「あ、あの子ちゃんも来たみたい」

ギー ドン ギー ドン ギー

幸子ギア「?」

幸子「普段より荒ぶっていますね」

ドン ドン ギー ドン

ギー ギー ギー ギー

りん子「....」

りん子「....これは」



880: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:56:41.96 ID:OT0s6pYh0

りん子「もーるすしんごう」

アゲハ「!?」

アゲハ「あの子ちゃんが何か伝えようとしているってこと!?」

幸子ギア「コンナコトイママデナカッタ....」

幸子「何かあったんでしょうか....」

アゲハ「とにかく!あの子ちゃんのモールス信号を解読してみよう!」



881: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:57:19.09 ID:OT0s6pYh0

幸子「どうですか....?」

りん子「....ぶんしょうができた」

アゲハ「見せてもらえる?」

りん子「....」コクリ

アゲハ「....読むよ」

幸子「....」ゴクリ



882: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 22:57:53.36 ID:OT0s6pYh0

あの子『幸子』

あの子『最初のブラックジャックの時点で』

あの子『Pに頭撫でられた時に顔赤くなってたよ』

幸子「」

アゲハ「そんなに前から....」

りん子「わたしたちがうまれるまえからすきだったんだ」

あの子『いい加減に認めた方がいいと思う』

あの子『というか認めないと祟るよ』

幸子「」



883: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:05:34.71 ID:OT0s6pYh0

幸子「....でもボクはアイドルですし」

アゲハ「....」

アゲハ「はぁ....」

アゲハ「幸子ちゃんは私たちの人生を変えてくれた恩人だけど」

アゲハ「これだけは言わせてもらうよ」

幸子「?」



884: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:07:10.45 ID:OT0s6pYh0

アゲハ「今の幸子ちゃん」

アゲハ「全然カワイくない」

幸子「なっ!?」

りん子「わたしもそうおもう」

幸子ギア「ボクノコールドガチ」

幸子「2人まで!?」



885: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:08:58.00 ID:OT0s6pYh0

アゲハ「幸子ちゃんってさ」

アゲハ「自分に嘘ついて、ウジウジ悩んで、最後は自分の仕事を盾にして」

アゲハ「そんな後ろ向きな子じゃなかったはずだよ」

幸子「....」

アゲハ「どんな時も笑って、元気で」

アゲハ「カワイイ女の子」

幸子「....!」



886: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:09:33.80 ID:OT0s6pYh0

りん子「そんなさちこの、いじょうなまえむきさで」

りん子「わたしたちはかわった」

りん子「たすけられた」

幸子ギア「サチコハトップアイドルナンダカラ」

幸子ギア「アンドロイドイカジャダメ」

幸子ギア「ボクヲコエロ!サチコ!」

幸子「!!!」



887: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:12:28.14 ID:OT0s6pYh0

アゲハ「これだけ私たちが言っても、まだ心配だって言うなら」

アゲハ「私に考えがある」ニヤリ

幸子「考え?」

りん子「もしかして」

幸子ギア「アレカ」

アゲハ「2人とも分かっちゃった?」

りん子「たぶんあれかなって」

幸子ギア「イマコソアレガコウカテキ」

アゲハ「そうそう、気持ちを自覚した今だからこそ」

幸子「ちょっと!3人ばかりなんなんですか!」

幸子「その考えとやらを早くボクにも教えてくださいよ!」

アゲハ「はいはい、それはね....」

続く



888: ◆bL5b7ovQmQ 2020/07/11(土) 23:13:10.16 ID:OT0s6pYh0

本日はここまでとさせていただきます
残り1、2回でしょうか
明日は必ず更新します!








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SS速報VIP:【モバマス安価】幸子「Pさんに構ってあげます!」2ndSeason