1: ◆Tina2b6i.2 2013/09/01(日) 23:26:58.87 ID:bx0M7Q4I0

-大室家、リビング-

櫻子「今日は私の宿題を手伝うために集まっていただき…」

向日葵「では早速始めましょうか」

あかり「うんっ」

ちなつ「そうだね」

櫻子「無視かよ!」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:31:47.43 ID:bx0M7Q4I0

向日葵「誰もあなたの宿題を手伝いに来た訳じゃありませんわ」

櫻子「ちぇー…」

あかり「櫻子ちゃん、わからないところがあったら、あかりに聞いてね?」

櫻子「あかりちゃんはなんか頼りないな」

あかり「えぇ!? ひ、ひどいよぉ…」

ちなつ「向日葵ちゃん、ここ教えて欲しいんだけど…」

向日葵「いいですわよ、えっと…」

花子「……」ジー

ちなつ(…ん?)チラッ

花子「…!」サッ



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:35:24.80 ID:bx0M7Q4I0

ちなつ(あの子って…たしか、花子ちゃんだったよね?)

ちなつ(私の方見てた気がするけど…何だったんだろ…)

向日葵「…吉川さん?」

ちなつ「えっ? あ、ごめんね、ちょっと考え事してた…」

向日葵「考え事?」

櫻子「ん? 何考えてたの?」

ちなつ「な、なんでもないよ」

櫻子「ふーん…」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:42:06.61 ID:bx0M7Q4I0

櫻子「あ、そうだ! お菓子食べよう、お菓子!」

あかり「わぁいお菓子!」

向日葵「まったく…少しは宿題を終わらせようとする気はないんですの?」

櫻子「夏休みはあと半分あるから平気平気!」

向日葵「…後になって、泣き付かれなければいいのですけどね」

櫻子「なんだとー! そんな事する訳ねーだろ!」

向日葵「はいはい…」

花子「……」ジー

ちなつ(また見てる…)



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:47:05.99 ID:bx0M7Q4I0



あかり「あっ、そろそろあかり帰らなくちゃ」

向日葵「そうですわね…では私もそろそろ帰りますわ」

ちなつ「じゃあ私も」

櫻子「えー、もう帰るのー?」

向日葵「あなたは宿題を進めたらどうですの…?」

あかり「櫻子ちゃん、結局宿題やらなかったもんね…」

櫻子「だってめんどいじゃーん」

ちなつ「あはは…」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:52:13.07 ID:bx0M7Q4I0


-玄関-

向日葵「では、ごきげんよう」

あかり「またねぇー」

ちなつ「じゃあね、櫻子ちゃん」

櫻子「ばいばーい」

花子「……」ジー

ちなつ(……)ニコッ

花子「…!」サッ

ちなつ(ありゃ…)

櫻子「ちなつちゃん? どうかした?」

ちなつ「ううん、なんでもない」

櫻子「?」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/01(日) 23:57:14.22 ID:bx0M7Q4I0


-夜、ちなつの部屋-

ちなつ「ふわぁー…」

ちなつ(えっと、携帯は…鞄に入れっぱなしだったっけ)

ちなつ「……」ゴソゴソ

ちなつ「…あ、あれ? 携帯がない…」

ちなつ(もしかして、どこかで落としちゃった…!?)

ちなつ(どこで落としたんだろ!?)

ちなつ(…思い出して! 思い出すのよチーナ!)

ちなつ(……)

ちなつ「…あ」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:04:31.66 ID:UuDWbgG60


-翌日、大室家-

ピンポーン

ちなつ(そういえば昨日宿題片付ける時、入れ忘れてた気がするわ…)

花子『はーい』

ガチャ

花子「あっ…」

ちなつ「あ、えっと…花子ちゃん?」

花子「そ…そうだし」

ちなつ「今って櫻子ちゃん、居るかな?」

花子「櫻子は出掛けてるし」

ちなつ「そうなんだ…」

ちなつ「私、昨日携帯を忘れちゃったみたいなんだけど…」

花子「それなら…上がっていいし」

ちなつ「うん、お邪魔します」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:10:54.66 ID:UuDWbgG60


-リビング-

花子「お姉さんの携帯はここに置いてあるし」

ちなつ「ほんとだ、ありがとう」

ちなつ(…櫻子ちゃんからメール来てる)

ちなつ(『家に携帯忘れてるよ~!』って、メール意味ないでしょ…)

花子「……」ジー

ちなつ「ん、どうしたの? 花子ちゃん」

花子「な、なんでもないし…」

ちなつ(うーん…もしかして、嫌われてたり…?)



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:16:48.73 ID:UuDWbgG60

ちなつ「私ね、花子ちゃんと仲良くなりたいな」

花子「! ほんとっ!?」

ちなつ「うん」

花子「花子もお姉さんと仲良くなりたかったし!」

ちなつ「そっか、良かった」

ちなつ(それでこの前から…)

ちなつ(…嫌われてた訳じゃなかったのね)

花子「…あの、お姉さん」

ちなつ「なに?」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:22:54.92 ID:UuDWbgG60

花子「め、迷惑じゃなかったら…」

花子「えっと、その…花子に…」

花子「…花子に、もふもふを触らせて欲しいし」

ちなつ「もふもふ?」

花子「もふもふ…」

花子「…お姉さんの、髪だし…」

ちなつ(…ああ、これの事ね…)

ちなつ「うん、いいよ」

花子「やった!」

ちなつ「座ってた方がいいかな?」

花子「うんっ」

ちなつ「わかったわ」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:28:39.39 ID:UuDWbgG60

ちなつ「…これで大丈夫?」

花子「大丈夫だし」

花子(…姿勢、すごく綺麗だし…)

花子「じ、じゃあ触ってもいい?」

ちなつ「いいよ」

花子「……」ドキドキ

もふっ

花子「…!」

もふもふ

花子「わぁー…!」

ちなつ「どうかな?」

花子「ふわふわで、気持ちいいし!」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:33:59.78 ID:UuDWbgG60

ちなつ「私の自慢なの」

花子「いいなぁ…花子も、こんな髪だったら…」

ちなつ「花子ちゃんだって、素敵な髪だと思うわ」

ちなつ「さらさらで、すごく綺麗」ナデナデ

花子「そうかな…?」

ちなつ「うん、とっても似合ってるよっ」

花子「えへへ、ありがとうだし!」

櫻子『たっだいまー!』

花子「あっ、櫻子帰ってきたし」

タッタッタ

櫻子「花子ー!」

櫻子「って、あれ? 何でちなつちゃんが?」

ちなつ「昨日、携帯忘れちゃって…」

櫻子「あ、そうだったね!」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:38:06.78 ID:UuDWbgG60

花子「…それで、花子に何か用?」

櫻子「そうそう、ちょうど未来とこころが来てたよ」

花子「あ、そういえば今日遊ぶ約束してたし…」

櫻子「外で待ってるって」

花子「わかったし」

花子「えっと…」

花子「…またね、お姉さん!」

ちなつ「またね、花子ちゃん」

花子「~♪」タッ

櫻子「……」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/02(月) 00:41:23.27 ID:UuDWbgG60

櫻子「…ちなつちゃん、なんか花子にすごい気に入られてない?」

ちなつ「仲良くなったからね」

櫻子「えっ、なになに? 何か仲良くなるコツでもあるの?」

ちなつ「んー、そうね…」

ちなつ「『もふもふ』…かなっ」


終わり



33: ◆Tina2b6i.2 2013/09/02(月) 00:42:05.25 ID:UuDWbgG60

ありがとでした

もふもふ!


元スレ
花子「もふもふ」 ちなつ「もふもふ?」