1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:01:26.662 ID:zSlQR3q80.net

ゴトン ゴトン
妹「兄、お菓子もうないの?」

兄「もう無い。我慢しろ」

妹「あと何分くらい?」

兄「一時間ちょっとだ」

妹「・・・買ってきてよ」

兄「電車の中なのにどうやって買うんだよ」

妹「いいから早く買ってきてよ」

兄「はぁ・・・」



17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:10:57.360 ID:zSlQR3q80.net

母子家庭だった我が家は母が必死に働いてなんとか食い繋いできたが、働きすぎてその母もとうとう倒れてしまった。

兄「じゃあ、弁当食べろ。ほら」

妹「・・・」

兄「いらないのか?」

妹「いらないわよ」フンッ

兄「・・・そうか」



19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:19:54.374 ID:zSlQR3q80.net

兄「ほら、降りるぞ」

妹「わかってるわよ」

電車「ドアが閉まるで」プルルル



妹「ここから何分歩くの?」

兄「30分くらいかな」

妹「やだ、そんなに歩けない」

兄「はぁ?歩けよ」

妹「もう疲れた」

兄「じゃあ休むか?」

妹「いい。その代わりお菓子買ってきて」

兄「・・・・・・わかった」



20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:23:18.910 ID:zSlQR3q80.net

兄「ほら、買ってきたぞ」

妹「・・・なんでチョコ味なの?」

兄「知るかよ」

妹「イチゴ味がいい」

兄「はぁ、日が暮れる。早く行くぞ」スタスタ

妹「・・・・・・ふんっ」



21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:25:39.505 ID:zSlQR3q80.net

兄「・・・・・・」スタスタ

妹「・・・・・・ねぇ」スタスタ

兄「・・・・・・」スタスタ

妹「ねぇ、ねぇってば!」グイッ

兄「ちょ、袖つかむな」

妹「ねぇ、歩くの早い」

兄「・・・・・・ごめん」



25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:30:03.241 ID:zSlQR3q80.net

兄「着いたぞ」

妹「・・・・・・意外と小さい」

兄「ワガママ言うなよ」

兄「ごめんくださーい」ピンポーン

ハーイ

叔母「あら、兄君!早かったわね」ガララッ

兄「今日からお世話になります」

兄「本当にありがとうございます」ペコッ

叔母「いいのよ!そんな堅くならないで」

叔母「それより大きくなったわね~」

兄「ほら、挨拶しろ妹」

妹「・・・・・・」ペコッ



26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:33:25.583 ID:zSlQR3q80.net

叔母「妹ちゃん!可愛くなったね~」

兄「すいません、こいつまだ元気なくて」

叔母「いいのよ!本当に残念だったわね」

叔母「姉さんが死んでしまって私も悲しいわ・・・」

兄「はい・・・」

叔母「あら、ごめんなさい。暗い話してしまって」

叔母「ささ、入って!今日からここがあなたたちの家よ!」

叔母「従妹も待ってるわ!」

妹「・・・・・・」



28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:36:17.056 ID:zSlQR3q80.net

兄「お邪魔します」

妹「・・・・・・」

叔母「従妹~!兄君が来たわよ~」

シーン...

叔母「・・・・・・あらごめんなさい」

叔母「久しぶりだから恥ずかしいのかもしれないわ」

兄「いえいえ、大丈夫ですよ」ハハッ

妹「・・・・・・」

兄「妹、お前も俺の後ろに隠れてないでさ・・・」



30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:38:40.866 ID:zSlQR3q80.net

叔母「ここが兄君の部屋で」

叔母「こっちが妹ちゃんの部屋!」

叔母「これでいいかな?」

兄「本当にありがとうございます」

兄「助かります」

叔母「だから、堅くしないでって言ったでしょ!」

叔母「今日から家族なんだから・・・ね?」

兄「・・・そうですね」

叔母「ほら、まだ堅いわよ」

兄「あ、あはは・・・」



32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:41:00.964 ID:zSlQR3q80.net

叔母「ごめんね、部屋が狭くて」

叔母「で、こっちが従妹の部屋ね」

兄「(心配させないためにも明るくやるか)」

兄「はい、ありがとうございます!」

叔母「お、そうそうその調子!」

叔母「それじゃ、なんかあったら呼んでね!」

叔母「遠慮はいらないから!ね?」スタスタ

兄「(本当にありがたい)」



34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:44:06.840 ID:zSlQR3q80.net

妹「・・・・・・兄」

兄「ん、どうした?」

妹「・・・・・・従妹と隣の部屋になれて嬉しいの?」

兄「え、どうして?」

妹「・・・・・・だってお礼してたじゃん」

兄「・・・・・・お礼?」

叔母『こっちが従妹の部屋ね』

兄『はい、ありがとうございます!』

兄「あ・・・・・・」

兄「そ、そういうわけじゃないから!」

兄「ほら、明るくしないと駄目だろ?」



35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:45:56.890 ID:zSlQR3q80.net

妹「・・・・・・?」

兄「まあいい、別に嬉しくも嫌でもないから」

妹「・・・・・・あっそ」スタスタ

兄「部屋行くのか?」

妹「悪い?」

兄「いや、そうじゃないけど」

??「あ、あのー」

兄「ん?」

妹「!」



36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:48:53.864 ID:zSlQR3q80.net

??「お、お久しぶりです!」

兄「えーと・・・?」キョトン

??「もう、お兄さん私を忘れたんですか?」

従妹「私、従妹ですよ!」

兄「え!?嘘!?」

従妹「もう・・・酷いです!」

従妹「妹さんもお久しぶりです!」

妹「・・・・・・お久しぶり」

兄「従妹ちゃん変わったなー・・・」



38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:54:08.401 ID:zSlQR3q80.net

従妹「私変わりましたか?」

兄「(あんなに幼かった従妹ちゃんが数年でここまで大人に!?)」

兄「う、うん、大人っぽくなったていうか、可愛くなったっていうか・・・」

従妹「え///か、可愛い・・・///」カアア

兄「い、従妹ちゃん顔赤いよ?」

従妹「き、気のせいです!///」

兄「そ、そうか」

妹「・・・・・・」ゲシッ

兄「痛っ!なにすんだよ!」

妹「・・・・・・鼻の下伸ばしてた」ムスッ

兄「は、はぁ!?」



39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 20:57:27.369 ID:zSlQR3q80.net

妹「もう知らない」スタスタ

兄「おい!妹!せっかくの再会なのに!」

従妹「い、いいんですよ!兄さん!」

兄「で、でもなぁ」

従妹「兄さんも妹さんもここ最近ほんと忙しかったから疲れてるんですよ」

従妹「そ、それに、お兄さんとまた会えて嬉しいです///」

兄「俺も嬉しいよ」

従妹「ほ、ホントですか?」

兄「嘘ついてどうするよ」

従妹「えへへ・・・兄さん、久しぶりたわからお話しませんか?」



40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:00:49.138 ID:zSlQR3q80.net

従妹「あ、疲れてるのにごめんなさい!」

従妹「今日はゆっくり休んでください!」アタフタ

兄「え、俺は話してもいいんだけど」

従妹「いいんです!休んでください!」

兄「・・・俺従妹ちゃんと話したいな」

従妹「お兄さん・・・///相変わらず優しいですね///」

兄「え、何が?俺はホントに従妹ちゃんと話したいんだけど」

従妹「わかりました!私の部屋に来てください!」

兄「おう!」



妹「・・・・・・」ギリッ



42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:04:57.238 ID:zSlQR3q80.net

ミンナー,ゴハンヨー‼

兄「従妹ちゃん行こうか」

従妹「は、はい!」

従妹「(もっとお話したかったなー・・・)」

兄「そうだ、従妹ちゃん」

従妹「はい、なんですか?」

兄「よければさ・・・いや、ほんと嫌ならいいんだけど、俺たちにこの街案内してくれないか?」

従妹「!!」

兄「い、嫌ならいいんだよ?」

従妹「な、嫌じゃありませんよ!むしろ案内させてください!」

兄「うん、よろしく」

従妹「(これはまさか・・・デート!?///)」



43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:09:50.284 ID:zSlQR3q80.net

ありがとうございます
ほんと慣れてないんで

叔母「あれ、妹ちゃんは?」

兄「あ、そう言えば」

兄「今すぐ呼んできます」スタスタ

叔母「お願いね」

兄「(何やってるんだ、あいつは)」スタスタ

兄「おい、妹」コンコン

兄「おい、おい、おーい」コンコン

妹「・・・・・・何?」

兄「晩御飯だぞ、来いよ」

妹「・・・・・・後で行くから」



46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:16:57.080 ID:zSlQR3q80.net

兄「後で?何言ってんだお前」

兄「入るぞ?」ガチャ

妹「あ・・・」

妹「な、なによ!変態!」

妹「出てって!」

兄「はぁ?何言ってんだが・・・」

兄「お前な、親父に言われただろ!」

兄「家族は一緒に飯を食えって」

妹「だ、だったら何よ!」

兄「ほら、早く来い」グイッ

妹「あ・・・」カアア



47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:19:09.352 ID:zSlQR3q80.net

兄「すいません、遅れました」

叔母「全然待ってないわよ」

叔母「それより、ほら!美味しく出来たから暖かいうちに食べて!」

兄「ありがとうございます」

兄「いただきます」

兄「ほら、お前も」

妹「い、いただきます」

叔母「は~い」



48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:23:55.769 ID:zSlQR3q80.net

叔母「従妹、兄君といっぱい話せた?」

従妹「うん!」

叔母「そっか~良かったわね~」

叔母「ほら兄君覚えてる?」

妹「・・・・・・!」ピタッ

叔母「従妹ったら小さい頃は兄君、兄君ってくっついてて」

叔母「お別れのときは大泣きしてたわよね~」アハハ

叔母「いつまでも泣くから兄君が困っちゃって」

従妹「お、お母さん!!!///」

叔母「あらあら、ごめんなさい」

従妹「もう・・・///」

兄「あはは」

妹「・・・・・・」

兄「ん、お前食べないの?」



49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:27:52.832 ID:zSlQR3q80.net

兄「食べろよ」

妹「・・・・・・食欲ない」

兄「はぁ?お前なあ」

叔母「い、いいのよ!妹ちゃんには多かったかな?」

妹「ご馳走さまでした」スタスタ

兄「あいつ・・・」

従妹「妹さん、どうしたんでしょうね?」

兄「うん」

兄「(一回怒った方がいいよな)」



50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:29:45.256 ID:zSlQR3q80.net

兄「ご馳走さまでした!」

従妹「わ、私も!」モグモグ

叔母「は~い、お粗末様でした」

兄「それでは部屋に戻ります」

叔母「ゆっくりしてね!」

兄「はい、ありがとうございます」

従妹「お兄さん!」

兄「ん?」

従妹「は、話の続きしませんか?」

兄「うん、いいよ」



53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:31:39.334 ID:zSlQR3q80.net

従妹「お兄さん、こっちですよ?」

兄「あぁ、悪い。先言っといてくれ」

従妹「妹さん?」

兄「あぁ、ちょっと話があるから」

従妹「わかりました!待っときます!」

兄「すまない」

従妹「ちゃんと来てくださいね・・・?」

兄「おう」



54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:37:56.622 ID:zSlQR3q80.net

兄「さて」

兄「おい、妹」コンコン

妹「・・・・・・何」

兄「ドア越しに話すぞ」

兄「お前さ、折角叔母さんが晩飯作ってくれたのにあれは失礼だろ?」

妹「・・・・・・食欲ないんだもん」

兄「と言ってもなぁ」

妹「何よ」

兄「明日からは食べろよちゃんと」

妹「なんでそんなこと言われないとダメなのよ」

妹「あんたが先に産まれただけで私たちは双子なの」

妹「妹扱いしないでくれる?」

兄「・・・・・・」イライラ



55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:40:51.618 ID:zSlQR3q80.net

兄「なんだあいつの態度は」イライラ

兄「双子でも実際妹じゃないか」イライラ

兄「あー、腹立つ」ガチャ

兄「こういうときは寝て忘れよう」ゴロン

兄「・・・・・・なんか忘れてるような」

従妹「お兄さん?」コンコン

兄「お、おう、従妹ちゃん、どうした?」

兄「(そうだ、従妹ちゃんの部屋に行く約束だった)」



56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:43:55.875 ID:zSlQR3q80.net

従妹「いえ、お兄さんが独り言言いながら部屋に入ってくのが聞こえたんで」

従妹「まさかとは思いますが・・・・・・」

兄「ちょ」

従妹「ちょ?」

兄「いや、あれだよ!すぐ行くつもりだったから!」アセアセ

従妹「・・・・・・」

従妹「本当ですか?」

兄「うん、今行くから待ってて!ね?」アセアセ

従妹「わかりました♪」スタスタ

兄「・・・・・・ふぅ」



58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:46:43.685 ID:zSlQR3q80.net

兄「従妹ちゃん」コンコン

従妹「どうぞ!」

兄「お邪魔します」ガチャ

従妹「待ってました、お兄さん」

兄「おぉ・・・」

兄「(当たり前だが、女の子らしい部屋だ!小物がいっぱい置いてある)」

兄「(それに、すげえいい匂いがする!)」

従妹「どうしました?」

兄「い、いやなんでもないよ」



59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:48:55.418 ID:zSlQR3q80.net

従妹「お兄さん、どうでしょうか?」

兄「え?何が?」

従妹「わ、私のお部屋///」

兄「うん、すごい可愛いよ」

従妹「本当ですか?」パアア

兄「当たり前だのクラッカー」

従妹「じゃ、じゃあ!妹さんとどっちが可愛いですか!?」

兄「え、妹・・・?」キョトン

従妹「は、はい」ワクワク



60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:52:05.754 ID:zSlQR3q80.net

兄「妹って、妹のお部屋とどっちが可愛いか?」

従妹「は、はい、そうです///」モジモジ

兄「妹って・・・」

兄「(あいつの部屋なんて最近入った記憶ないぞ)」

兄「(結構前だが入ったときの記憶は・・・あんまり覚えてないわ)」

兄「(まあどうせあいつのことだから大したことないだろ)」

兄「従妹ちゃんのお部屋のが可愛いよ」

従妹「ほ、ホントですか!?」パアア

兄「嘘ついてどうすんのよ」

従妹「う、嬉しいです///」



61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:54:43.920 ID:zSlQR3q80.net

従妹「お兄さん、ここに座ってください」

兄「ありがとう」

従妹「お兄さん」

兄「ん?」

従妹「・・・大きくなりましたね」

兄「え、寂しいか?」

従妹「い、いえ!そんなわけじゃ!驚いてるんです!」アタフタ

従妹「身長はおいくつですか」

兄「えー・・・180かな」

従妹「すごい大きいですね・・・!」

兄「(あれ?俺180あったっけ?)」



62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 21:57:35.280 ID:zSlQR3q80.net

兄「従妹ちゃんはさ今高校一年生?」

従妹「はい、そうですよ」

兄「そっか」

従妹「お兄さんたちは二年生ですよね?」

従妹「高校はどうするんですか?」

兄「G高校に編入するんだ」

従妹「えぇぇ!?」



64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:00:13.892 ID:zSlQR3q80.net

従妹「わ、私と同じ高校なんですか!?」

兄「なに、聞いてなかったの?」

従妹「はい、全然!」

兄「叔母さんに言ったつもりなんだけどな・・・」

従妹「(お母さん!話してくれてもよかったのに!)」

従妹「じ、じゃあ来週から学校なんですか?」

兄「まぁ、そういうことだな」




68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:10:36.964 ID:zSlQR3q80.net

従妹「そうですか・・・!」

従妹「・・・・・・あ!」

兄「ん?どした?」

従妹「い、いや、なんでもないんです!」アセアセ

兄「え?隠さなくてもいいのに」

従妹「あ、あのですね」ドキドキ

兄「うん」

従妹「い、一緒にと、登校しませんか・・・?///」ドキドキ

兄「登校?」

従妹「は、はい///(言っちゃった・・・///)」モジモジ



70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:14:01.641 ID:zSlQR3q80.net

兄「うん、いいよ」

従妹「ほ、ホントですか!?」パアア

兄「俺も妹もそっちのが心強いだろうし」

従妹「い、妹さん?」

兄「あー、妹も同じ高校だよ」

従妹「そ、そうなんですか・・・(二人きりの登校かと思ったのに・・・)」ガクン

兄「ていうか従妹ちゃんは俺たちと同じでいいの?」

従妹「え、なんでですか?」

兄「一緒に行く子とかはいないの?」



71: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:16:53.113 ID:zSlQR3q80.net

従妹「あ、はい!大丈夫ですよ!」

兄「そうなの?」

従妹「こっち方面の人はあまりいないんで!」

兄「そうなんだ」

従妹「だから誰も邪魔できません!」

兄「ん、邪魔?」

従妹「あ、ち、違います!///」カアア

兄「?」

兄「まあ、いいや。妹のことなんだけどさ」

従妹「あ、は、はい///」



72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:20:08.893 ID:zSlQR3q80.net

兄「あいつ、ああいう性格だからさ、友達できるか心配なんだよね」

兄「俺も兄として心配というか・・・」

兄「だからさ、学年は違うけれど、なるべく仲良くしてあげてくれないか?」

従妹「任せてください!そんなこと言われなくとも仲良くしますから!」

兄「ありがとう、従妹ちゃん!」

兄「なんて優しいんだ」

従妹「や、優しいだなんてそんな///」

従妹「そ、そうだ、妹さんはいつから変わってしまったんですか?///」



73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:22:32.519 ID:zSlQR3q80.net

兄「・・・・・・」

従妹「(しまった!聞いちゃいけないことだったかな?)」

従妹「ご、ごめんなさい!話したくなければ」

兄「親父が離婚したときからだよ」

従妹「・・・・・・え?」

兄「俺の家って母子家庭だっただろ?」

従妹「あ、はい・・・」



75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:29:06.186 ID:zSlQR3q80.net

兄「妹は元々活発的なやつでも無かったけど」

兄「小学生5年生くらいのときから、お母さんと親父は仲悪くてさ」

兄「家でも毎日のように喧嘩してたな」

兄「んで、妹のやつは親父のことも母さんのことも好きだったから、相当精神的にキツかったらしくてさ」

兄「俺らが中学生のとき結局二人は離婚して、なんだか塞ぎこむようになったな」

従妹「・・・・・・そうなんですか」

兄「離婚したあと、本当は俺は親父の所に行く予定だったんだよ」

従妹「え?」



76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:34:38.698 ID:zSlQR3q80.net

兄「そりゃまあ母さん一人で二人育てるのは大変だろうから」

兄「俺もそれは納得してたんだけど」

兄「母さんが金の心配はいらないから、どうしてもこっちに来てくれって言うんだ」

従妹「え、どうしてですか?」

兄「お前はたった一人の兄なんだから妹を守ってやれってさ」

兄「あいつ普段は冷静を装ってても夜な夜な部屋で泣いてたらしいんだ。精神的に不安定で」

従妹「妹さん・・・・・・」

兄「親父にはどう説明しようか迷ったけど、既に親父にも話が通ってて、そういうことなら早く行けって言うんだ」

兄「んで、今に至るわけだよ」

従妹「い、妹さんは・・・」

兄「ん?」

従妹「兄さんが戻ってきてからどうでしたか?」



77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:37:17.819 ID:zSlQR3q80.net

兄「んー、どうなんだろうな」

兄「母さんはあんたが戻ってきてくれたおかげで妹もだいぶマシになったとか言ってたけど」

兄「母さんなりのお世辞だろうな、実際妹は冷たいままだったしな」アハハ

従妹「そ、そんなこと」

兄「ん?」

従妹「そんなことないですよ!」

従妹「妹さんはお兄さんが戻ってきてくれて嬉しかったはずです!」

兄「え?どうしてそう思うの?」



78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:40:46.013 ID:zSlQR3q80.net

従妹「あの時期、よくこの家に遊びに来てたじゃないですか」

兄「はは、多忙な時期だったからほんと助かったよ母さん夜も惜しまず働くから俺たちにはどうしようもなくてさ」

従妹「その事はいいんです、私もお兄さんといつも会えて嬉しかったんですから!」

兄「・・・お、おお?」

従妹「む、昔の話です///」

兄「はは、ありがとう」

兄「んで、どうしてそう思うの?」



79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:47:11.530 ID:zSlQR3q80.net

従妹「私あのときお兄さんたちの家の事情のことは知りませんでしたが」

従妹「最初の方は妹ちゃん1人だけで来てて、私とは話してくれるんですが」

従妹「すごい塞ぎこんでるのがよくわかりました」

従妹「私もいろいろ妹さんのためにしたんですが、なかなか明るくならなくて・・・困ってたんです」

従妹「でも、お兄さんも途中から家に来るようになったじゃないですか」

兄「俺が戻ったならな」

従妹「あの日から妹さんはどこか明るくなってたんですよ」

兄「俺には普通に冷たかったじゃん」

従妹「表面的には変わってないかもしれませんが、私にはわかります」

従妹「それで私、気付いたのです」

従妹「なにがあったからは知らないけど、妹さんが明るくなったのはお兄さんのおかげだって」

兄「はは、そりゃたまたまでしょ」



80: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:51:10.191 ID:zSlQR3q80.net

従妹「いえ、きっとお兄さんのおかげです!」

兄「いや・・・え?いや・・・」

従妹「お母さんも兄君が来てから妹ちゃん変わったねって言ってました」

兄「むむ、俺にはわからんな・・・」

従妹「妹さん、キツく当たるときもあるかもしれませんが」

兄「いつもだよ」

従妹「それでも!お兄さんがいるだけで安心できたんだと思います!」

兄「そうかなー?」

従妹「私にはわかるんです!」

兄「従妹ちゃんは優しいなぁ、気遣ってくれてありがとう」

従妹「もう///嘘じゃないのに///」



81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:54:34.482 ID:zSlQR3q80.net

従妹「お兄さん、今日はもう寝ますか?」

兄「お風呂入って叔父さん帰ってきたら寝るよ」

兄「明日は荷物が届くし、従妹ちゃんに案内してもらわないと駄目だからね」

従妹「あ、そうでした!」

従妹「なら私もいろいろ手伝います!」

兄「いやいや、いいよ」

従妹「いいんです!私が手伝えば早く終わりますし、そしたらいっぱい案内できます!」

兄「いいの?」

従妹「いいんです!」

兄「それじゃ、頼む!ありがとう!」

従妹「はい!」



83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 22:59:01.480 ID:zSlQR3q80.net

兄「(はぁ、お風呂気持ちよかった)」

兄「(今日はほんと長く感じたな)」

兄「(叔母さん、叔父さんや従妹ちゃんには感謝してもしきれない)」

兄「(・・・・・・)」

兄「(なあ、母さん。俺らはほんとに大丈夫か?凄く不安なんだ)」

母『あんたはね!妹のたった一人の兄なのよ!あんたが妹を守らないでどうするのよ!』

母『あんたが戻ってきてくれたら、夜に妹が部屋でなくことも無くなったみたいだよ。ありがとう』

母『しっかりしなさいよ、兄』

『しっかりしなさいよ、兄』

兄「(・・・・・・)」



85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:02:47.666 ID:zSlQR3q80.net

兄「(すまない、母さん)」

兄「(俺がしっかりしないとダメだよな)」

兄「(俺らきっと上手くやっていくから)」

兄「(心配しないでくれ、母さん)」

「・・・・・・兄」

兄「うわ!」ビクッ

妹「何よその反応」

兄「いや、なんでもないよ」

妹「廊下にボーッとつったって気色悪い」

兄「すまん」

妹「そこどいて?」

兄「・・・・・・うん」サッ

妹「・・・・・・」スタスタ

兄「・・・・・・」

兄「・・・・・・なぁ、妹」



86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:07:26.615 ID:zSlQR3q80.net

妹「・・・・・・何?」

兄「あのさ」

兄「この家に住ませてくれたのは本当に感謝しないといけないけどさ」

妹「また説教なの?」

兄「ちげーよ」

兄「あのな、俺たちはいつまでもここに住めるわけじゃないのはわかるだろ?」

妹「・・・・・・それが何よ」

兄「だから、いつかは俺たち2人きりで、そしていつかは1人きりで旅立たないとダメなんだ」

兄「だからさ、それまで何が待ってるかわかんないけど、これからも苦しいことだらけだろうけど、一緒に頑張ろう?」

妹「・・・・・・うん」

兄「じゃ、じゃあな」スタスタ

妹「・・・・・・変な兄」ボソッ



89: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:11:18.841 ID:zSlQR3q80.net

叔母「そんなことしなくてもいいのに」

兄「いえ、叔父さんにも挨拶しないといけません」

叔母「いつ帰ってくるかわからないのよ?」

兄「それもそうですが、叔父さんとお話だけでもしたいんです」

叔母「・・・そっか」

ガチャ
タダイマ

叔母「あら、帰ってきたようね」スタスタ

ガチャ
オカエリ!アナタ!



90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:14:02.238 ID:zSlQR3q80.net

叔母「あなた、兄君よ」

兄「久しぶりです」

叔父「おお!おおお!兄君か!!」

兄「はい、兄です」

兄「この度はありがとうございます!」

叔父「いいんだよそんなこと!それよりもこんなに若いのに苦労して・・・」ジワッ

叔父「今日は飲もう!そして語ろう!兄君よ!」

叔母「ちょっとあなた!」

兄「あはは」

兄「(よかった、叔父さんも変わってないな)」



92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:16:43.149 ID:zSlQR3q80.net

叔父「あれ、愛しの妹ちゃんは?」

兄「妹ですか?疲れて寝てしまったと思います」

兄「ほんとはここに連れてくるべきなのに、すいません」

叔父「いいのいいの!それよりあの可愛い可愛い妹ちゃんのことだからなぁ!絶対美人さんになってるに違いないね!」

叔母「あなたロリコンの気があるの?」

叔父「!!」ゴホン

兄「それで、いきなりなんですが、これからのことでお話が」



93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:21:18.055 ID:zSlQR3q80.net

叔父「これから?」

兄「はい、僕が、妹が卒業してからの話です」

叔父「そんな先の話を?」

兄「はい、僕ももう決めていたことなんで」

兄「ほんとに叔母さん、叔父さんには感謝しています。」

兄「でもいつまでも厄介になるわけには行きません。僕たちもいつかは自立しなければなりません」

叔父「え?そんな遠慮しなくていいんだぞ?いつまでもここにいなさい」

叔母「そうよ」

兄「いえ、そういうわけにもいきません」

兄「それで、僕は高校を出たら就職しようと思います」

叔父「・・・・・・」

叔母「・・・・・・」



94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:26:42.795 ID:zSlQR3q80.net

叔父「大学は行かないのか?」

兄「はい、1人で働けるようになって、それで妹を少しでも楽にさせたいです」

叔父「まさか、高校を出たらこの家も出ていくのかい!?」

兄「はい、そのつもりです」

叔父「君たち2人にはまだ早すぎる!ここにいなさい!」

叔母「・・・・・・」

兄「・・・・・・いえ、これはもう決めたことなんで」

兄「どうにか妹だけは自分の力で苦労させずに1人立ちさせてあけだいんです」

叔父「妹ちゃんのためなのか?」

兄「まあ、これも理由のひとつです。お母さんから妹を守れと言われてるので。」

兄「母の口癖であって、遺言なんです。妹を守れと言うのは。僕に対して冷たいし、あまり可愛いやつではないですが、死んだ母さんとの約束なんで、僕が妹を支えてやりたいです」

叔父「兄君・・・」ジワッ



95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:29:36.513 ID:zSlQR3q80.net

叔父「どうにかできないのか?」

兄「はい、強がりですが、僕が途中までは妹を守りたいと思ってます」

叔父「なんて出来た人間なんだ・・・」ジワッ

叔母「あの、1ついいかな兄君」

兄「はい、どうぞ」

叔母「これは提案なんだけど」

叔母「うちの娘とどう?」

兄「」

叔父「お前は何をいってるんだ!」



97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:33:47.487 ID:zSlQR3q80.net

兄「そ、そうですよ叔母さん」

叔父「どういうことだ?」

叔母「兄君の強い意思はわかった」

叔母「でもね、どうしても不安なの」

叔母「そこで私考えたの」

叔母「うちの娘と付き合って・・・結婚したら、私たちも兄君を陰ながら支えれるんじゃないかって」

叔父「な、なるほど!それは名案だ!」

兄「い、従妹同士ですよ!?」

叔母「ちょっと危ないけれど結婚できないわけじゃないわ」

兄「で、でも悪いですって!」

叔母「そうでもしないとあなた本当に妹ちゃんと一緒に消えてしまいそうですもの」

叔父「その通り」



98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:38:06.406 ID:zSlQR3q80.net

兄「でも、従妹ちゃんの意思は」

叔母「あら、悪い男ね、兄君も。」

叔母「あのこ、兄君のことがとっても大好きなのよ」

叔父「うむ」

兄「本当かな・・・」

叔母「覚えているでしょう?昔のこと。兄君にベッタリだったこと」

兄「で、でも」

叔母「それとも何かしら?私の娘に不満あるのかしら?」

兄「い、いや・・・可愛くて素敵な女の子ですが」

叔母「ならいいじゃん!強制とはいかないけれど、これが最善だと思うわ」

叔父「俺も兄君だったら信頼できるよ!頼むよ、兄君!」

兄「えぇ・・・(しまった、地雷を踏んでしまった)」



100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:43:01.260 ID:zSlQR3q80.net

兄「それでは、おやすみなさい」

叔父「おやすみ、兄君」

叔母「考えといてね、あの話」

兄「はい、考えさせていただきます」

兄「おやすみなさい、叔母さん」ガチャ

叔母「おやすみなさい、兄君」


兄「従妹ちゃんか・・・」スタスタ

兄「悪くないな・・・」スタスタ

妹「・・・・・・兄」

兄「へへ・・・・・」スタスタ

妹「兄!」

兄「うひゃあ!?何でもないよ!?」ビクッ

妹「何が何でもないのよ」

兄「なんだ、妹か・・・」

妹「私で悪かったわね」



101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:45:54.347 ID:zSlQR3q80.net

兄「んで、廊下でなにしてんだお前」

妹「・・・・・・兄」

兄「ん?なんだ?」



妹「従妹ちゃんとつき合うってほんとなの?」

兄「え」

妹「ねぇ」

兄「・・・・・・お前聞いてたのか?」

妹「悪い?」

兄「いや、悪くはないが」

兄「最初から聞いてたのか?」

妹「そうよ」

妹「・・・で、どうなの?」



102: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:48:53.547 ID:zSlQR3q80.net

兄「いや、まぁ・・・・・・どうだろうなぁ」

妹「答えてよ!」グイッ

兄「!?」

兄「悪い悪い(何怒ってんだこいつ)」

兄「まだ確定してないけど、叔父さんや叔母さんにはそう勧められたよ」

兄「理由は聞いてただろ?」

妹「・・・・・・・私は反対だから」

兄「は?反対?なんでお前にされなきゃダメなんだよ」

妹「私だって妹だから、反対する権利はある」

兄「こんなときに妹面か、おい」



103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/09(木) 23:54:09.626 ID:zSlQR3q80.net

兄「なんで反対なんだよ」

妹「それじゃ結局叔父さんたちに甘えたきりじゃない」

兄「それもそうだけど、お前のためだよ」

兄「理由聞いてただろ?妹に聞かれちゃ恥ずかしいけど、俺だってあまり叔父さんたちに迷惑かけたくないんだ。ないけれど、きっと限界があるから。」

兄「叔父さんたちなりの優しさだよ。無理になって俺たちが本当に二人きりで消えてしまいそうだから監視の意味もあるだろうな」

妹「・・・・・・兄はさ、私のために働いてくれるの?」

兄「いや、そういうわけでもないけど」

妹「・・・・・・嘘つき」

兄「え?・・・でも、お前のために働くっていうのは理由の1つだよ。言っとくけど母さんの遺言だからな?」

妹「じゃあさ、兄のちからで私を守ってよ」

兄「は?」



105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:00:11.571 ID:+9kkduQR0.net

兄「俺もそうしたいけれど、善意であそこまで言ってくれてるんだからさ」

妹「・・・じゃあ兄は嘘つきだね」

兄「はぁ?」

妹「私を守ってくれるって言ったじゃん!」

兄「でも、限界があるだろ!俺1人でお前を支えるなんてさ!」

妹「でもそんな理由で従妹ちゃんと付き合ってほしくない!」

兄「・・・っ!」

妹「それに・・・・・・兄はさ、私が1人立ちするまでって言ったよね?」

兄「・・・・・・あぁ」

妹「・・・・・・ずっと守ってくれるんじゃなかったの?」

兄「はぁ?」

兄「あ・・・・・・」

『母さん!俺妹のこと一生守るから!』

兄「確かにそういったけど・・・・・・」

妹「・・・とにかく反対だから」スタスタ



106: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:02:22.741 ID:+9kkduQR0.net

兄「どうしたんだ、アイツ?」

兄「でも確かに言ったは言ったな」

兄「まあ、いいや」

兄「今日は寝よう」

兄「おやすみ!妹!」

兄「・・・・・・」

兄「はぁ」ガチャ

兄「(明日は荷物が来るし、案内もしてもらわなければ)」



107: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:04:15.663 ID:+9kkduQR0.net

叔母「あら、兄君早いわね」

兄「おはようございます・・・」

叔母「もう少しで出来るから待っててね」

兄「わかりました・・・」

兄「(眠い)」



110: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:07:03.581 ID:+9kkduQR0.net

兄「叔父さんは仕事ですか?」

叔母「そうよ」

兄「休日出勤大変そうですな」

叔母「ホントそうよ」

従妹「おはようございます」ガチャ

叔母「おはよう!」

兄「おはよう」

従妹「お兄さん、隣いいですか?」

兄「ん、いいけど」

従妹「えへへ、ありがとうございます」

叔母「うふふ」



112: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:10:56.952 ID:+9kkduQR0.net

妹「・・・・・・」ガチャ

叔母「あら、おはよう妹ちゃん」

妹「・・・・・・おはようございます」ボソッ

妹「・・・・・・・・・」

兄「それでさー」

従妹「えへへ、そうなんですか?」

妹「・・・・・・」ドンッ

兄「あ、妹おはよう」

従妹「妹さん、おはようございます!」

妹「従妹ちゃんおはよう」

兄「・・・・・・俺は?」

妹「知らない」



114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:15:45.559 ID:+9kkduQR0.net

兄「ご馳走さまでした!」

従妹「ご馳走さまでした!」

妹「・・・ごちそうさまでした」

叔母「はい、お粗末様でした!」

叔母「兄君、今日の料理どうだった?」

兄「とても美味しかったです」

叔母「ふふ、ありがとう」

叔母「兄君は料理できる子の方が好きなの?」

兄「え、まあ、はい」

叔母「(ということだそうだ我が娘よ)」

従妹「(そっか・・・私も頑張ろう)」



115: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:20:46.728 ID:+9kkduQR0.net

ピンポーン ピンポーン
兄「あ、来たか」

叔母「はーい、今行きまーす」

従妹「荷物ですか?」

兄「そうだと思うよ」




叔母「案外少ないわね」

兄「そうですかね?」

従妹「これはすぐ終わりそうですね」

兄「あ、妹の荷物届けてきます」

叔母「いいよ、私が行くわ」スタスタ

兄「ありがとうございます」

従妹「じゃあ早速荷物整理しましょう!」

兄「おう!」



118: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:24:14.638 ID:+9kkduQR0.net

兄「ありがとう、従妹ちゃん!すぐ終ったよ!」

従妹「いえいえ!」

従妹「お兄さん、それにしても気になることがあります」

兄「ん?」

従妹「こ、こ、こ、これなんですか?///」モジモジ

つ『貧乳パラダイス』

兄「(^-^)」

兄「(完全に忘れてた)」ブルブル

兄「(どうしよう、どうごまかそう)」ブルブル



120: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:27:19.990 ID:+9kkduQR0.net

従妹「男の人なんでエ、エッチな本があることは理解できます///」

兄「はい・・・」

兄「(限りなく恥ずかしい)」

従妹「でもよりによって」

従妹「なんでひ、貧乳なんですか!?!?///」

兄「は!?」

従妹「はい!?言い訳あるならどうぞ!!」

兄「え!?」



124: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:31:26.701 ID:+9kkduQR0.net

兄「その後延々と説教されたが」

兄「恥ずかしすぎて覚えているはずもない」

従妹「お兄さん、今日はお出かけですよ!」

兄「・・・・・・そうだな」

兄「あ、妹も連れてこないと」

従妹「そうですね」

兄「あいつ終わったのかな?」

妹「私が何?」

兄「うわっ!?」



126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:34:22.920 ID:+9kkduQR0.net

妹「なによその反応」

兄「なんでもないけど」

従妹「妹さん!今日は町を案内しますよ」

兄「行こうよ」

妹「・・・パス」

兄「はぁ?」

妹「疲れるから」

兄「なんじゃそりゃ」

従妹「・・・じゃ、行きますか?」

兄「そうだな、二人きりだけどいいか?」

従妹「ふ、二人きり!?///」

妹「・・・・・・」ピクッ



127: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:38:07.011 ID:+9kkduQR0.net

兄「で、お前も来たのな?」

妹「・・・・・・悪い?」

兄「悪くはないけどさ」

妹「ふんっ」

従妹「ほら、見てください!ここが地元の味方!ショッピングセンターです!」

兄「大きいし、徒歩10分ってのがいいね」

従妹「でしょ?じゃ、次行きましょう」



128: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:40:59.755 ID:+9kkduQR0.net

従妹「ここは街でも大きい方の公園です」

兄「なに、黄泉公園?」

従妹「はい!通学路の途中なんですよ」

兄「不気味な名前だな」

従妹「じゃ、このまま高校行きましょう」

妹「・・・・・・・・」グイッ

兄「ん?なんだお前」

妹「・・・・・・疲れた」

兄「はぁ」

従妹「いいですよ、休憩しましょう」

兄「ごめんな」



129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:44:16.806 ID:+9kkduQR0.net

兄「しかしこの公園大きいな」

兄「前の街にもこんな大きいのなかったよ」

従妹「都会に住んでたんですよね?」

兄「そうだよ」

従妹「都会に憧れます!」

兄「何もないよ、都会なんて」

従妹「ありすぎるじゃないですか!」

兄「俺は都会よりもこっちの街のが好きだな」

従妹「お兄さんの街もいい街でしたよ」

兄「・・・俺の街か・・・」

兄「(特に思い出ないよな)」



130: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:46:27.457 ID:+9kkduQR0.net

妹「ねぇ、行こ」

兄「わかった」

従妹「じゃあ行きましょう!」

兄「おう」

兄「学校の帰りはここよろっかな」

従妹「いいですね、それ」



132: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:50:37.902 ID:+9kkduQR0.net

従妹「ここが私たちの通う高校です!」

兄「なるほど」

兄「なかなか大きいんだな」

従妹「でしょ?」

兄「・・・・・・」

兄「俺うまくやってけるかな」

従妹「お兄さんなら大丈夫ですよ」

兄「友達はいらんが、せめていじめられたくないな」

従妹「何いってるんですか!」



133: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:53:06.340 ID:+9kkduQR0.net

兄「しかし徒歩30分か」

従妹「自転車だと10分ですよ!」

兄「そりゃいいね、近い」

従妹「3人で通学しましょうね!」

兄「ああ」

妹「・・・・・・兄」

兄「ん?」

妹「私自転車乗れない」

兄「あ、そうだったな」



134: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:55:36.792 ID:+9kkduQR0.net

兄「じゃあ歩けばいいじゃないか?」

妹「・・・・・・」ムスッ

従妹「何いってるんですか!私たちも歩きますよ!」

兄「え」

妹「・・・・・・・」

兄「あー、わかったよ、歩いてやるよ」

妹「・・・・・・・」

兄「なんだよ、なんか言えよ」

妹「・・・後ろ乗せてよ」

兄「は?」

従妹「え?」



135: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 00:58:51.518 ID:+9kkduQR0.net

妹「そのためにあんたは自転車買ったんでしょ」

兄「買わされた、な!」

兄「2人のりは犯罪だ、いいか?」

兄「それに危ない」

妹「そんなの知らない」

兄「知らない??」

従妹「(お兄さんと2人のりって羨ましい///)」

兄「とにかく、無理」

妹「いや、歩きたくない」

兄「無理だって」

妹「乗せて」

兄「無理!」

妹「・・・・・・」

兄「・・・・・・わかったよ。行きだけな」



136: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:02:50.632 ID:+9kkduQR0.net

妹「・・・帰りは?」

兄「は、帰り?」

妹「帰りはどうすんの?」

兄「歩いて帰れ」

妹「・・・」イラッ

妹「帰りもね」

兄「はぁ?お前なぁ、行きでも恥ずかしいのに帰り待ち合わせて一緒に帰る兄妹なんて怖いぞ」

妹「そんなの知らない」

兄「だからさ、お前か俺かが友達できるかも知れないだろ。んで一緒に帰るかもしれないだろ!」

妹「・・・」



137: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:06:01.855 ID:+9kkduQR0.net

妹「でも従妹ちゃんはこっち方面の人は少ないって言った」

兄「いるかもしれないだろ」

妹「うるさい!乗せろ!」

兄「マジで恥ずかしいだろ!兄妹で一緒に帰るとか」

妹「私はあんたを兄妹として見てない」

兄「それヒドクネ!?」

従妹「わ、私が乗せますよ!」

兄「いやいや、危ないよ」

兄「それに部活あるでしょ、従妹ちゃん」

妹「だから兄しかいないの」

兄「黙れ」



138: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:09:47.921 ID:+9kkduQR0.net

従妹「これも通学路ですが」

従妹「ここが、鏡川です」

兄「綺麗な川だな」

従妹「そして大きいでしょ?」

兄「そうかな?」

従妹「大きいのです!」

兄「そうだな」

従妹「ここは幻想的な川なんです」

兄「え?」

従妹「とにかく、色んな伝説があるんですよ!」

兄「へえ」

妹「・・・・・・」



139: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:13:11.482 ID:+9kkduQR0.net

従妹「水面を覗いて下さい」

兄「うん」ヒョコ

兄「俺やで」

兄「ん?川のなかに俺がいる」

従妹「どうみても反射してるだけですが」

従妹「ここは自分の顔が水面にきれいに反射するんです」

兄「へえ」ヒョコ

兄「俺やで」

従妹「あまり深く除かないで下さいよ!」

従妹「ここの川は流れが強くて、とても深いんです!」

兄「そりゃ怖い」

従妹「ただ、夜はロマンチックですよ」

兄「そうなんだ」



140: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:16:12.606 ID:+9kkduQR0.net

従妹「お昼はどこで食べますか?」

兄「どこでもいいよ」

兄「あ」

兄「イタリア料理がいいね」

従妹「・・・妹さんの好みですか?」

兄「」ギクッ

従妹「わかりますよ、妹さんほんとイタリア料理好きでしたから」

妹「ねえ、さっきから何話してるの?」



141: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:19:13.236 ID:+9kkduQR0.net

イラッシャイマセー

兄「イタリア料理か、あまり食べないな」

妹「兄が行きたいって言ったんでしょ」

兄「こ、こいつ」

従妹「私はスパゲッティで!」

兄「俺も」

妹「・・・・・・」グイッ

兄「あ、あと1つスパゲッティ」

従妹「合計3つお願いします!」

カシコマリマシター



142: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:21:40.561 ID:+9kkduQR0.net

兄「美味しかったな」

従妹「お兄さんはスパゲッティ好きですか?」

兄「いや、嫌いじゃないけど」

従妹「何が好きなんですか?」

兄「んー、オムライスかな」

従妹「オムライス・・・ですか」

従妹「わかりました!オムライス、練習します!」

兄「マジ!?」

従妹「はい!だから期待して待っといて下さい!」



143: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:25:46.026 ID:+9kkduQR0.net

兄「夕方まで案内してもらった」

従妹「ただいま!」

兄「ただいま!」

妹「・・・・・・」

叔母「あら、お帰り」

叔母「従妹、楽しかった?」

従妹「うん!」

叔母「兄君、妹ちゃん、街のことわかった?」

兄「はい」

妹「・・・・・・うん」

叔母「それはよかった!」

叔母「二人ともすぐにすきになるわよ、この街のこと」

兄「そうですかね?」

従妹「好きって言ったじゃないですか!」

兄「そうですかね?」



144: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:27:27.618 ID:+9kkduQR0.net

兄「そして夜」

従妹「もう寝ますか?」

兄「眠いな」

従妹「お兄さん、今日は楽しかったですか?」

兄「楽しかったよ」

従妹「それはよかった」

従妹「それじゃあお休みなさい」

兄「お休みなさい」



145: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:29:46.385 ID:+9kkduQR0.net

ガチャ

兄「ん?お前何してるんだ?」

妹「別に」

兄「エリカ様?じゃなくて」

兄「早く寝ろよ」ガチャ

妹「・・・・・・兄」

兄「ん?」

妹「・・・・・・おやすみなさい」

兄「!」

兄「おやすみ」バタンッ



146: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:32:57.875 ID:+9kkduQR0.net

兄「おはようございます」

叔母「ご飯置いといたよ!」アタフタ

兄「なんかあるんですか?」

叔母「今日は町内会なの!」アタフタ

兄「日曜日なのに?」

叔母「ほんと忙しいわよ」アタフタ

兄「そうですか・・・」

叔母「それじゃあ行ってくるわ!」ガチャ

兄「行ってらっしゃい、叔母さん」

兄「じゃ、いただきます」

妹「兄」

兄「!?」



147: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:35:18.332 ID:+9kkduQR0.net

兄「お前起きてたのか」

妹「起きてちゃ悪いの?」

兄「悪くはないけどさ」

妹「それより、自分で言って忘れるの?」

兄「何を?」

妹「家族で飯は食べるんでしょ?」

兄「あ・・・」

妹「忘れてたんだ、最低」

兄「すまん」



148: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:37:36.257 ID:+9kkduQR0.net

兄「今日は従妹ちゃんも叔父さんも叔母さんもいない」

妹「そう」

兄「二人で留守番だよ」

妹「・・・そう」

兄「なぁ、今日自転車の練習しないか?」

妹「・・・・・・いや」

兄「いいだろ、乗れたら」

妹「いやなの」



149: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:40:53.884 ID:+9kkduQR0.net

兄「はぁ、ワガママな野郎だ」

妹「・・・・・・」

兄「なんか言えよ」

妹「あんたにしかワガママ言わないからいいの」

兄「それもそれでやだな」

兄「ていうかさ、お前明日から学校だぞ」

妹「・・・・・・」

兄「準備できてるの?」

妹「・・・・・・別に」

兄「じゃあ今日はショッピングセンター行こう」

兄「わかった?」

妹「・・・・・・」

兄「無視ですか?」



151: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:42:51.248 ID:+9kkduQR0.net

ショッピングセンター

兄「文房具買ってくる」

兄「お前どうすんの?」

妹「ここにいる」

兄「わかった」

兄「お前の分も買ってこようか?」

妹「・・・消しゴム」

兄「はいはい」スタスタ



153: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:46:52.582 ID:+9kkduQR0.net

兄「買ってきたぞー」

兄「あれ、妹は?」

DQN「ほら、早くこっち来てよ」グイッ

妹「やだ、ヤメテ!」ブルブル

DQN「聞き分けの悪い女だな!」グイッ

妹「いや!兄!兄!」ブルブル

兄「やめろ」

DQN「あ?」

兄「手を出すな」

DQN「ああ?お前はこの女のなんだよ?」

兄「・・・あn「彼氏」」



154: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:49:43.304 ID:+9kkduQR0.net

兄「は?」

DQN「は?」

妹「私の彼氏なの!」グイッ

兄「(う、腕組むなよ!)」

妹「早く、どっか、行きなさいよ」ブルブル

DQN「・・・・・・」スタスタ

兄「・・・だいじょ」

妹「どこ行ってたのよ!」ウルウル

兄「ちょ、おい」

妹「どこに行ってたのよ!」ウルウル



156: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:52:51.628 ID:+9kkduQR0.net

兄「落ちつけって!」

妹「落ち着けですって!?妹がナンパされてたのよ!」ウルウル

兄「だから!俺は文房具買いにいってただろ!」

妹「そんなの知らない!私怖い思いしたんだから!」

兄「なんなんだよ!」

妹「私を一人にしないでよ!」

兄「ついてこればよかっただろ!」

妹「そんなの知らない!」



158: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:55:17.593 ID:+9kkduQR0.net

兄「ワガママもいい加減にしろ!」

妹「ワガママ!?私怖い思いしたんだけど?」

兄「それは悪かった!だけどな!どうしようもできないだろ!」

妹「もう知らない!」タタタッ

兄「はぁ!?こっちが知らねえよ!」



160: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 01:58:39.776 ID:+9kkduQR0.net

兄「はぁ、なんでこうなった・・・」

兄「理不尽だが」

兄「俺も怒りすぎたかもしれん」

兄「・・・謝りに行こうかな」

兄「いや、どうせ謝ってもキレられるだけだ」

兄「とりあえず連れて帰るか」

兄「おーい、妹」スタスタ



162: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:02:22.037 ID:+9kkduQR0.net

兄「ここにいたか」

兄「探したぞ」

妹「・・・ヒッグ・・・グスッ」ポロポロ

兄「んで、泣いてやがる」

妹「・・・ヒッグ、な、泣いてないもん」ポロポロ

兄「泣いてるじゃん」

妹「泣いてないもんグスッ」ポロポロ

兄「ほら、泣き止め」スリスリ

兄「(背中さすったら昔はよく泣き止んだ)」スリスリ

妹「ヒッグ・・・」



163: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:05:23.559 ID:+9kkduQR0.net

兄「泣き止んだか」

妹「兄、ごめんなさい」

兄「あ?珍しい」

妹「私・・・めんどくさい妹だよね」

兄「確かにめんどくさいな」

妹「・・・」ウルウル

兄「ああ泣くな!(こんな打たれ弱い妹久し振りに見たぞ)」

妹「ごめんなさい、めんどくさい妹で」

妹「ねぇ、私邪魔?」

兄「?」



164: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:08:29.611 ID:+9kkduQR0.net

妹「私いつも兄に頼ってて、兄のじゃまして」

妹「私なんていない方が良かったって思うときあるでしょ?」

兄「たまにな」

兄「確かにお前はワガママで、乱暴で、おれにつめたいけど、でも心より邪魔と思ったことはないよ」

妹「・・・一度も?」

兄「一度も」

妹「グスッ・・・そっか」



166: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:10:58.826 ID:+9kkduQR0.net

兄「また泣いてやがる」

妹「私ね」

妹「兄が戻ってきてくれたときは嬉しかった」

兄「そうか」

妹「やっぱり私も怖い」

兄「・・・なにがだ?」

妹「兄が遠くに行ってしまいそうで怖いの」

兄「遠くに?」



167: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:13:21.039 ID:+9kkduQR0.net

妹「私を一人にしないで」

兄「は?」

妹「私を一人立ちさせるとか言わないで」

妹「私、友達も少なくて、でも家族が大好きだったのに、その唯一の家族の兄と離ればなれになったら」

妹「私おかしくなりそう・・・」ポロポロ

兄「・・・」



168: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/04/10(金) 02:18:19.687 ID:+9kkduQR0.net

妹「どうせ離れ離れになることないと思ってたから」

妹「兄に冷たくして、強く当たってた」

妹「でも兄の話聞いてから怖いの」

妹「私、頑張るから!兄に嫌われないように口調も態度も変えるから!だから、だから!」

妹「一人にしないで・・・」ポロポロ

兄「・・・・・・」

兄「俺たちは確かに唯一の家族だな」

兄「俺はそんなことも考えずに妹を一人立ちさせるとか言ってたよ」

兄「ごめんな」

妹「うん・・・」ポロポロ

ということでとりあえず完。
というのも僕寝ますんで。もし明日のゆうがたまで残ってたら続き書きますが、残ってなかったら新しくスレ立てます。
では


元スレ
妹「兄、大好き」