1: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 21:44:46.61 ID:DmiK5DSS.net
絵里「ほら、もっと舌出して?」
真姫「…………ちゅ……ぷ………」
絵里「そんな感じ。上手よ」
真姫「ん…………ぴちゃ…………」
真姫(……なんで私が!私がこんなことしなきゃならないのよ!)
真姫(絵里の手の指。これをあと三日も舐めないといけないなんて!)
4: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 21:48:21.45 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
真姫「やったわ!今日はうまいこと、ニコちゃんのタオルをゲット!」
真姫「どれどれ…………」クンクン
真姫「むふう―――ニコちゃんの汗のにおい、最高ね!」
絵里「……………」
真姫「むふふふ!今日はお持ち帰りね!いっぱい楽しまないと!」
絵里「……………真姫?」
真姫「……へ?え?なんで絵里がいるの!?え!?」
絵里「忘れ物を取りに、部室に戻ってきただけよ」
絵里「それより何してるのかしら?それ、たしかニコのよね?」
真姫「え?そうなの?し、知らなかったわ!」
絵里「それで何してたの?まさか、タオルのにおいを嗅いでた?」
真姫「ち、違うのよ!これは――そう!穴が開いてないかチェックしてたの!」
絵里「人の汗ふいたタオルを?においをかいで、どうチェックするの?」
真姫「においなんて嗅いでないわ!近くで見てただけ!」
絵里「…………ニコのにおいが最高、とか何とか言ってたみたいだけど?」
真姫「き、き、気のせいじゃないかしら」
絵里「まあ、なんにせよ。ほかの部員の私物を、勝手に持ち出すのはよくないわね」
真姫「そうね、もうしないわ。だからみんなには―――」
絵里「みんなに伝えておくわ」
真姫「ええ!?」
絵里「なに驚いてるのよ。ちゃんと、真姫が人のタオルのにおい嗅いでました、って伝えないと」
真姫「ヤメて!それはダメ!」
絵里「そういわれてもね。起こったことは報告。大事よね?」
真姫「ごめんなさい!ごめんさい!それだけはカンベンして!」
絵里「…………そうねぇ。今週一週間、練習後に言うことを聞くっていうなら」
真姫「……はぁ?」
絵里「言うこと聞くっていうなら、伝えないでおいてあげるって言ってるの」
真姫「脅してるの?お断りよ」
絵里「やけに強気ね……まあいいわ。それなら報告するから」
真姫「…………あー!わかった、わかったわよ!」
真姫「常識的なハンイなら聞くわ。痛いこととか、乱暴するのはダメ」
絵里「当然よ。犯罪もさせないし、脱がしてどうこうみたいなこともしない」
真姫「本当ね?」
絵里「本当よ。もちろん記録も残さないわ」
――――――――
―――――
真姫(確かに条件守ってるけど!なにこれ!意味わかんない!)
真姫(まったく、μ'sの中にこんなド変態がいるなんて!)
絵里「今度は、私の人差し指を吸ってみて?」
真姫「…………んん…………ちゅ……ちゅぅ……」
絵里「どう?おいしい?」
真姫「むー…………」フルフル
絵里「お気に召さないの?残念ね」
真姫(お気に召すわけないでしょうがっ!)
真姫(そもそも、この位置取りがおかしい……)
真姫(何で私は、部室の床の上なの。しかも直に座らされてるし…………)
真姫(一方の絵里はパイプ椅子に座って。見下ろされてる形)
真姫(まるでペットにエサやる感じで、指舐めさせてくるし……)
真姫「………………」
絵里「休んじゃダメよ?ちゃんと、ちゅーって吸わないと」
真姫「……ちゅぅ……む……ちゅう………………」
絵里「そうよ。上手上手」ナデナデ
真姫(何さらっと頭撫でてんの)
絵里「うん。真姫は飲み込みが早いわね。私、賢い子は好きよ?」
真姫「……はむ……ちゅっ………………」
絵里「じゃあ、次はもうちょっと人差し指、奥まで咥えて―――」
真姫「んん…………ちゅぷ…………」
絵里「そうね。まずはそれくらいかしら。そのまま指を舐めてほしいわ」
真姫「むー…………むー!……」
絵里「ん?どうしたの?やり方がわからない?」
真姫「んう……」コクン
絵里「舌をうまく動かして―――そうそう。そんな感じよ」
真姫「んっ……ちゅ…………んん」
絵里「まんべんなく―――爪の方もね?」
真姫「…………ん…………ぴちゅ……」
絵里「ハラショーよ、真姫。私の手の甲じゃなくて、私の顔を見て?」
真姫「………………」
絵里「―――その、睨みつけるような顔。悪くないわ、ステキね」ナデナデ
真姫(もうやだこの人。さっさと終わらないかしら……)
絵里「よしよし。じゃあ今日は終わりにしましょう」
真姫「…………ん……ちゅぽっ……ふぅ」
絵里「お疲れさま。よく頑張ったわね」ナデナデ
真姫「頭にさわらないで!」
絵里「いやなの?」
真姫「いやよ」
絵里「…………ねえ、見て見て?」
真姫「なによ。絵里の指を見ても、面白くないんだけど」
絵里「ほら、真姫の歯型。しっかり残ってるの」
真姫「…………だからなんなの」
絵里「ふふ♪…………はむっ」チュパ
真姫「…………自分の指舐めて、楽しい?」
絵里「ただの自分の指じゃなくて。真姫が舐めてくれた指よ」
真姫「……そう」
真姫(だからなに!?楽しんじゃってんの?なんなの?)
絵里「これって間接キスよね?」
真姫「そうね。まあ回し飲みとかしてるし、今更だけど」
絵里「意外ね。少しは恥ずかしがると思ったのに」
真姫「…………頭が痛くなってきた」
絵里「さて、帰りましょうか」
真姫「ええ」
絵里「なかなかよかったわよ?」
真姫「そう。こっちは最悪よ」
絵里「……また、明日もよろしくね?」ポンポン
真姫「だから、頭さわらないで!」
――――――――
―――――
真姫(まさか絵里に、あんな趣味があったなんて……)
真姫(指を舐めさせられるわ、まるで愛玩動物みたいに撫でてくるわで……)
真姫(ああ!もうほんとにイライラする!)
真姫(こんな屈辱、さっさと終わって!)
――――――――
―――――
絵里「今日もお願いね」
真姫「いやって言っても、やらされるんでしょう?」
絵里「もちろん。賢いあなたならどうすべきか、わかるわよね?」
真姫「…………なにすればいいの。早くして」
絵里「最初はね、昨日のように床に座りなさい」
真姫「…………」ペタン
絵里「そうそう。じゃあまずは―――」
真姫「まずは?なによ、まずはって!」
絵里「そうねえ……口を閉じたままじっとして」
真姫「聞きなさいよ!」
絵里「口を閉じたままじっとして」
真姫「…………じっとしてればいいの?」
絵里「ええ」
真姫(なにするつもりなのかしら……)
絵里「どれどれ……えい!」プニ
真姫「!?」
絵里「ふーん……やわらかくて、弾力もあって……」
真姫(いきなりどこ触ってるのよ!)
絵里「…………気持ちよさそうな唇ね」
絵里「今度は軽く開いて?」
真姫「あー…………」
絵里「まず、上唇…………」プニプニ
真姫「…………」
絵里「下唇はどうかしら…………」プニプニ
真姫(なにやってんの、この変態)
絵里「ねえ、唇をこう、つうっとなでると―――」ツツー
真姫「……やっ…………」
絵里「どんな感じ?口閉じてもいいから、言ってみて?」
真姫「くすぐったい。ただそれだけよ」
絵里「くすぐったい、か。ふふ……そっか」
絵里「次は昨日と同じように、口に人差し指をいれて。しっかり舐めるのよ?」
真姫「……わかったわ」
真姫「……はむ……ちゅ……んん………」
真姫「ふっ……ん……ちゅぷ…………」
絵里「昨日より上手ね。練習してきたの?」
真姫「むー!」フルフル
真姫(するわけないでしょうが!)
真姫(なにが悲しくて、指舐める練習なんてするのよ)
絵里「ホント上手になってきたわね。指の間とかもなめてみて?」
真姫「むう……ちゅっ……ん…………」
絵里「そうよ、良い感じ。指と爪の間をなぞって」
真姫「……ちゅっ…………ちゅる……」
絵里「上出来よ。ほら、舐めてる時は私の方を向いて」
真姫「………ふ………んん……」ジー
絵里「そう。忘れないで。手だけじゃなくて私の顔も見るの」
真姫「んー…………」コクン
絵里「いい子ね。えらいえらい♪」ナデナデ
絵里「そんないい子の真姫に、ご褒美よ」チュポ
真姫「ん……ぷは…………ご褒美ってなによ」
絵里「そんな怖い顔しないでよ。変なものじゃないわ」ゴソゴソ
絵里「これよ。デコレーション用のチョコソース」
真姫「それで何するつもり?私がそれを吸えばいいの?」
絵里「あーってして、舌を出して?」
真姫「え?…………あー……」
絵里「そのまま維持しとくのよ?」
絵里「これから、真姫の舌にデコレーションするわ」
真姫「あー!?」
絵里「ちょっと口閉じかかってる。ちゃんと舌出しなさい」
真姫「…………」
真姫(この絵里は、かなりやばいわ……)
絵里「どうしようかしら……なんて書こう?」
真姫「あー!」
絵里「ああ、ごめんなんさい。すぐに決めるわ」
真姫(決めてから指示だしなさいよ!)
絵里「―――ここはシンプルに、カタカナで『エリ』にしましょう」
絵里「ふんふふーん♪」プチュー
絵里「……よし、できたわ。なかなか上手に書けたんじゃないかしら」
真姫「………………」
絵里「どう思う?」
真姫「………………」
真姫(見えないんだけど)
絵里「デコレーションとして名前を書いた。これってもう、真姫は私のものってこと
よね」
真姫「あー!あー!」
絵里「冗談よ、冗談。もう自由にしていいわよ。疲れたでしょう?」
真姫「ん……」ゴクン
絵里「どう?おいしい?」
真姫「今まで食べたチョコで、一番まずいわ」
絵里「生クリームの方がよかった?」
真姫「そうじゃないわよ!あんなことされて、美味しく食べれるわけないでしょ!」
絵里「わかってるわよ。じゃあ、おいしく食べてもらわなくちゃね」プチュ
真姫「…………なにしてるの」
絵里「見ての通り、私の指にかけてるの。その方が舐めやすいでしょう?」
真姫「いやいや!普通に食べさせなさいよ」
絵里「はいどうぞ。舐めとってね」
真姫「いらない」
絵里「あなたが欲しいかどうかじゃないのよ」
真姫「………………」
真姫「…………あむ…………ぅふっ……」
絵里「やっぱり、必死に指を舐めてるあなたの顔ってステキよね」
真姫「……ちゅっ…………ん……」
絵里「ねえ、写真撮ってもいい?」
真姫「んんー!」
絵里「……ダメよね。撮らない約束だもの」
真姫「んふ…………ん……ちゅ……」
絵里「私、思ったのよ」
真姫「…………ぷちゅ……んん……」
絵里「何だか音だけ聞いてると、変なことしてるみたいよね」
真姫「んんー!むー!」
絵里「ええ?どうしたの」チュポ
真姫「…………ぷふ……あ、あなた、なに言ってるのよ!」
絵里「別に変ことしてるみたい、って言っただけよ」
真姫「それって……!」
絵里「特に意味はないけど。普通の言葉よね」
真姫「そ、それはそうだけど……」
やましいこ絵里「勝手に変な想像してたのね」
真姫「なっ…………」
絵里「何を想像したのかしら?」
真姫「………………」
絵里「顔真っ赤にして。トマトみたいで可愛いわよ?」クスクス
真姫(絵里のペースにのまれちゃダメよ……)
真姫(ただ指を舐めてただけ。指を舐めてただけなんだから!)
真姫(やらしいことしてるわけじゃあないのよ、私!)
絵里「勝手に変な想像してたのね」
真姫「なっ…………」
絵里「何を想像したのかしら?」
真姫「………………」
絵里「顔真っ赤にして。トマトみたいで可愛いわよ?」クスクス
真姫(絵里のペースにのまれちゃダメよ……)
真姫(ただ指を舐めてただけ。指を舐めてただけなんだから!)
真姫(やらしいことしてるわけじゃあないのよ、私!)
絵里「チョコは堪能できた?」
真姫「ええ。もういいわ」
絵里「そう。ホワイトチョコもあるけど?」
真姫「……舐めさせたいならご自由に」
絵里「そうねえ……いいわ、次に行きましょう」
真姫「まだ次があるのね……何すればいいのかしら」
絵里「今まで頑張って舐めてもらったから―――」
絵里「今度は私が動かすわね」
真姫「動かす?何を?」
絵里「指よ。口の中を色々いじくってあげる」
真姫「…………あなた歯科医師にでもなりたいの?」
絵里「全然」
真姫「…………」
絵里「ちょっと、あなたの口に興味があるだけよ
真姫「なによそれ」
絵里「まあいいでしょう?ほら、口あけて」
真姫「………………んあ」
絵里「どれどれ……あなた、歯並びいいわね」
真姫「そうかしら」
絵里「ええ。さて、指を入れて―――もう閉じていいわよ。ただし噛まないでね」
真姫「…………」
絵里「どっから触りましょうか……そうね、まずは舌」
絵里「……うん、真姫の舌プニプニしてて気持ちいい」
真姫(自分の触ればいいじゃない……)
絵里「二本指で挟んで…………ふふ、にゅるんってしてて面白いわね」
真姫(だから自分の触りなさいよ)
絵里「どう?気持ちいい?」
真姫「…………」フルフル
絵里「そう。じゃあ舌の上をこうやって―――」
絵里「どう?ツウって撫でられると、くすぐったくない?」
真姫「…………」フルフル
絵里「…………まあいいわ、次に舌の裏を―――」クチュ
絵里「なんか、また真姫の顔が真っ赤になりそうな音よね」
真姫「んー!」
絵里「んーんー言ってる真姫も可愛いわ」ナデナデ
真姫「…………」
絵里「……次は―――って、もうこんな時間ね」
真姫「…………」
絵里「今日は終わり、お疲れさま」チュプ
真姫「…………ふぅ、疲れた」
絵里「今日もよかったわ!明日もよろしくね」
真姫「……ええ」
――――――――
―――――
真姫(絵里め!私をなんだと思ってるのよ!)
真姫(何がデコレーションよ!どんな頭してんのよ!)
真姫(しかも、口の中かき回すって。完全に変態よね)
真姫「………………」
真姫(指を舐められて面白いものかしら…………)
真姫「…………ん……ちゅぷ……」
真姫「……ってなにやってんのよ。自分の指舐めて、ばかみたい」
――――――――
―――――
絵里「ふふ、待ち遠しかったわ」
真姫「私は憂鬱で仕方なかったんだけど」
絵里「そう?ちょっとくすぐったいけど、気持ちいいみたいな―――」
真姫「ない!」
絵里「残念ね」
真姫「残念でもなんでもないわ」
絵里「……それにしても、ホントあなたって賢いわね」
真姫「なによ突然……」
絵里「だって、自分から床に座って待ってるんだもの。えらいえらい!」ナデナデ
真姫「なっ!違うわよ、これはどうせ言われるなら、さっさとしておこうって!」
絵里「ふーん……」
真姫「ホントよ」
絵里「まあいいわ。今日はそんなえらーいあなたに、いいものがあるの」
真姫「今度は何?生クリームでも持ってきたの?」
絵里「ううん。ちょっと待っててね」
絵里「いいものっていうのは、これよ!」
真姫「…………絵里の練習着?」
絵里「脱ぎたてほやほや」
真姫「これで何するの?」
絵里「決まってるじゃない、嗅いでみて?」
真姫「は?イヤよ」
絵里「ニコのタオル、嗅いでたわよね?」
真姫「それはそれよ。別に嗅げれば何でもいいってわけじゃないの」
絵里「……まあ試しに嗅いでみない?」
真姫「イヤって言ってるでしょ」
絵里「嗅ぎなさい」
真姫「………………」
真姫(自分から自分の匂いを嗅げって…………)
真姫(もう絵里は手遅れね…………)
真姫「わかったわよ。ちょっとだけね」
絵里「ええ、ちょっとでもいいから」
真姫(まったく、私はニコちゃんの匂い専門なのよ)スンスン
真姫(絵里の練習着なんてさし出されても、迷惑なだけよ)スンスン
真姫(そう、迷惑なだけで―――)スンスン
真姫(………………)
真姫(―――なにこれ!ニコちゃんとは違うけど、この匂い好きぃ!)スンスン
真姫(しかも、ニコちゃんのタオルに比べて濃いぃぃぃぃ!!)スンスン
真姫(すんごい濃い!濃縮されてるぅぅ!お家に持って帰りたいぃぃ!)スンスン
真姫(―――なんかくらくらしたわ…………ふふ……)
絵里「…………真姫」
真姫「…………あ、絵里。な、なにかしら」
絵里「……なにかしらじゃないわよ。いつまで嗅いでるの」
真姫「え?そんな嗅いでないわよ!」
絵里「…………まあ、お気に召したようで何よりだわ」
真姫「別に気にいってなんていないんだけど」
絵里「もうちょっと嗅いでおく?」
真姫「別に。もういいわ」
絵里「遠慮しなくてもいいのよ。ほら!」グイッ
真姫「ちょっと!押し付けな―――んぐ!」
真姫(ヤバいヤバい!また嗅いだら……)スンスン
真姫(でもすごい匂い…………あ、ダメ……)スンスン
真姫(もうこのままだと…………でもやめられない!)スンスン
絵里「本当の犬みたいに必死に嗅ぐのね。可愛いわ♪」ナデナデ
真姫「んっ♡」
絵里「…………ん?何かしら今の声」
真姫「な、なんでもないわ!ちょっとビックリしただけ!」
絵里「そう。じゃあ頭撫でても問題ないわね」ナデナデ
真姫「んんっ……」
真姫(まずいまずい!スイッチが入っちゃてる!)
絵里「頭撫でられるの、好きかしら?」
真姫「嫌いだって言ってるじゃない!」
絵里「そう……じゃあ頭はやめて―――こっち」プニ
真姫「ひゃんっ!」
絵里「…………唇に触っただけよ。大げさね」
真姫「…………」
真姫(なんなのよ……なんでこんなんで……)
絵里「昨日みたいに、撫でると―――」ツゥー
真姫「やっ♡……」ビクッ
絵里「ごめんなさい。くすぐったかったかしら」
真姫「…………そ、そうね」
絵里「……とりあえず、指を咥えながら舐めてもらうわ」
真姫「わかったわ。指だして?」
絵里「従順になってくれて、私は嬉しいわ」
真姫「…………」
真姫(お、思いっきり噛んでやろうかしら……)
真姫「…………んふ……ちゅ……」
絵里「ふふ♪ちゃんとこっち向いてくれるようになったわね」
真姫「んっ…………ちゅぅ…………」
絵里「お利口な真姫には、やっぱり撫でてあげないと」ナデナデ
真姫「んんっ…………」ピク
絵里「撫でるとぴくってなって面白いわ」ナデナデ
真姫「ふぅっ…………んん……」
真姫(指舐めてるだけなのに、なんかどんどん変な気分になってきたわ……)
真姫(頭撫でられると反応しちゃうし……どうなってるのよ)
真姫(咥える前に見てたけど、絵里の指ってきれいなのよね)
真姫(白魚のような手っていう表現があるけど、まさにそれ)
真姫(…………なんて、なに考えてるのかしら)
真姫「……ちゅっ…………ちゅう……」
絵里「言われなくてもちゃんと吸ったりもしてくれるのね。賢い子は好きよ?」ナデナデ
真姫「ん♡……んん…………ぴちゅ……」
真姫(ちょっとストップストップ!ストップよ私!)
真姫「………………」
絵里「……あら?もう終わり?」
真姫「むー…………」
絵里「わかったわ。また、匂いが嗅ぎたいのね」
真姫(ち、違う違う!今嗅がされたら……!)
絵里「はい!」グイ
真姫(んあああ!やっぱり最高ね!)スンスンスン
絵里「嗅ぎながらでも舐められるわよね?」
真姫「……んん……ちゅ……」スンスン
絵里「そうよ。上手上手」ナデナデ
真姫「んんんっ!」
真姫(おかしくなりそう…………)
絵里「そろそろ、疲れたでしょう?もう舐めなくてもいいわよ」ポンポン
真姫「んん……」
絵里「っと、練習着は回収ね。あなたの顔が見えにくいし」
真姫「むー…………」
絵里「不満げね」
真姫「…………」
絵里「それじゃあ、昨日みたいに私が指を動かすから。噛まないようにね」
真姫「…………」コクコク
絵里「昨日みたいに舌からいきましょうか」
真姫(……まさかと思うけど)
絵里「まずは舌の表面をすぅーっと」スー
真姫「んんっ♡」
絵里「どう?くすぐったい?」
真姫(…………なにこれ)
絵里「舌の先っぽの方を触るわね」プニプニ
真姫「ん…………んん……」ピク
絵里「真姫って、くすぐったがり?」プニ
真姫「……ん……ふっ……」
絵里「次は―――そうね、舌の下。ふふ、わかりにくいわね」
絵里「この舌の裏とか……筋がある部分を―――えいっ」プチュ
真姫「ん…………」
絵里「そのままゆっくり撫でてあげると、くすぐったいそうよ。こんな風に」スウ
真姫「んんん……んん♡……」ビクン
絵里「相当にくすぐったいようね」クスクス
真姫(くすぐったいんじゃなくて………………)
絵里「……ふぅ。じゃあ終わりにしましょうか」
真姫「んんー?」
絵里「なに?終わるのが早いって言いたいの?」
真姫「………………」
絵里「あんまりくすぐったいのも、いやでしょう?ほら、指抜くから口あけて」
真姫「…………んあ」
絵里「はいお疲れさま。帰りましょう?」
真姫「…………そうね」
真姫(なによこのタイミング…………)
絵里「ああ、そうそう。私の練習着は持ち帰らないでね。洗濯するから」
真姫「わ、わかってるわ!普通持ち帰りはしないわよ!」
絵里「えー?持って帰りたさそうな顔だけど」
真姫「そんな顔してないわ。そもそも絵里の練習着なんて嬉しくない」
絵里「必死になって嗅いでたのはどこの誰かしら?」
真姫「…………それは別にいいじゃない」
絵里「なにがいいのよ」
真姫「嗅いだっていいのよ」
絵里「……開き直るのやめなさいよ。おかしいのよ?人の服の匂いを嗅ぐなんて」
真姫「それなら口の中いじるのも相当よ!?」
――――――――
―――――
真姫(なんだったのかしら、今日のは)
真姫(匂い嗅がされたせいよね…………)
真姫(だって、口の中を指でいじられたくらいで……)
真姫「………………」
真姫「……ん…………」
真姫(確か舌の裏をこうやって―――)
真姫「………………」
真姫「くすぐったくもなんともない……」
真姫(匂いのせい?―――それとも絵里の指のせい……?)
――――――――
―――――
絵里「今日が最終日。さみしいわね」
真姫「私は嬉しい」
絵里「口の中かき回されるのが?」
真姫「何をどうしたら、今の会話でそうなるのよ」
絵里「………………」
真姫「………………」
絵里「……始めましょうか」
真姫「……そうね」
絵里「まずは―――すでに座ってるから、座れっていう指示はいらないわね」
真姫「言われなくとも。四日目だもの」
絵里「賢いワンちゃんだこと」ナデナデ
真姫「誰がワンちゃんよ!」
絵里「じゃあ次にすることも分かるわよね?」
真姫「…………はむ」
絵里「そうそう」
真姫「……むぅ……ん……ちゅ……」
真姫(まったく、人に指吸わせて何が楽しいんだか……)
真姫「…………んふ……ちゅぷ……」
真姫(よくもまあ、四日も飽きずに…………)
真姫「……ちゅっ…………ん……」
真姫(………………あ、あれ?)
絵里「どうしたの?ちょっと驚いてるみたいだけど」
真姫「…………んん…………ぅふっ……」
真姫(……あれ?え!?何も嗅いでないわよね……?)
真姫(だけどなんだか…………まずいわ、これはまずい……!)
絵里「なんか息が荒いし、顔が赤くなってきてるけど……大丈夫?」
真姫「んん…………」コクコク
真姫(大丈夫じゃないかも…………指舐めてるだけなのに、なんで……!)
絵里「そう、大丈夫なのね」
絵里「それにしても……頑張って舐めてる真姫をみると、ついつい撫でたくなるのよ
ね」ナデナデ
真姫「むふ…………んん♡」
真姫(まさか絵里……指に変なもん塗って……)
真姫(なわけないわよね……普通気づくもの、何か塗ってあれば)
真姫(…………こわくなってきた)
絵里「ねえ。頭撫でられるの、悪くないでしょう?」
真姫「…………」
絵里「今度は否定しないのね」
真姫「…………」
絵里「休まないで。ちゃんと舐めないとダメでしょう?」
真姫「…………ぴちゅ……ちゅ……」
絵里「そうそう。偉いわよ、真姫」ナデナデ
真姫「んむぅ…………ん……」
真姫(撫でられるとなんだか気持ち良くて……)
真姫(クセになりそう…………)
絵里「……少しぼーっとしてるみたいだけど―――」
絵里「やっぱり、本当は撫でられるの好き?」
真姫「………………」コクン
絵里「ふふ♪素直な真姫は、私、大好きよ!」ポンポン
真姫「んっ……………」ピク
絵里「素直な真姫には、ご褒美ね」
絵里「こっちを触ってあげる」フニ
真姫「んふっ♡……………」
絵里「いつもは髪で見えないから、今日はじっくりと……フニフニ
真姫「んん……や……」
絵里「可愛い耳ね。さわり心地も気持ちいい」フニフニ
真姫「やぁっ……」ビクッ
絵里「こら、そんなに口を開けて。ちゃんと指を舐めないとダメでしょう?」
真姫「………………」コクコク
真姫「…………ぷちゅ……んっ……」
絵里「耳もなぞってあげると」ソー
真姫「んんっ………っちゅ………っふ……」ピクン
絵里「ふふ、ぴくぴくしてるわよ?」
絵里「……だけど、頑張ってこっちを向いてくれているのね」
真姫「……むぅ……ん……ちゅ……」
真姫(舐めてるだけなのに、匂い嗅いだ時以上に敏感になって……)
真姫(不思議よね……もっと舐めてたい、そんな気持ちになる…………)
真姫「……ん……ぴちゃ……」
絵里「頭や耳触るたびに、首をすくめそうになるけど―――」
絵里「すぐ、必死に顔をあげてくれるのが可愛いわね」ナデナデ
真姫「……んんっ……」ピク
絵里「さて、舐めてもらうのもこの辺にして。お疲れさま」ポンポン
真姫「んっ……ちゅうぅ…………」
絵里「終わりよ?ほら、吸い付かないの」
真姫「んん…………」
絵里「さて、今日も好き勝手に、いじらせてもらうわよ」
真姫「………………」コクン
真姫(また昨日みたいに気持ちいいのが…………)
絵里「どこから行こうかしら…………まずはここね!」ツツー
真姫「ふぅん♡…………」ビクン
真姫(ああ…………なんでなの。絵里の指だと、なんでこんなに―――)
絵里「あなた、歯茎も好きなのね。こう内側から撫でると、良いでしょう?」
真姫「………………」コクコク
絵里「ふふ、ホント素直になって。私、とっても嬉しいわ」
絵里「次は舌の裏ね。昨日はくすぐったがってたけど……」スス
真姫「んんっ…………やぁ♡……」ビクン
真姫(声が抑えられない…………だって、気持ちいいの……)
絵里「可愛い声ね。別に今みたいに、口あけて声出してもいいのよ?」
真姫「………………」
絵里「もう一度聞かせてくれるかしら」スー
真姫「んん…………」ピク
絵里「恥ずかしいの?まあ無理に声出せとは言わないわ」
絵里「ほおの内側はどうかしら」
真姫「………………」
絵里「―――なんか指がちょっと吸い付くような、不思議な感じ」
真姫(ここはくすぐったくもなんともない……)
絵里「逆側も―――プニプニにゅるって感じ?面白いわ」
真姫「むー…………」
絵里「ああ、ごめんなさい。ほおはなんにも感じないのね」
真姫「………………」コクン
絵里「それじゃあ、また新しいところに触れてあげる」
真姫「…………!」コクコク
絵里「真姫もお気に召すと思うわ。もしかしたら一番気に入るかも」
真姫(ど、どこなの?…………元々してたけど、更にドキドキしてきたわ……!)
絵里「触ってほしい?」
真姫「………………」コクコク
絵里「……うーん」
真姫「…………?」
絵里「……………………」チュポ
真姫(…………あれ?)
真姫「……ん……な、なんで指抜くの!?」
絵里「なんかつまらないのよね」
真姫「なにがよ!ま、まさか飽きちゃった……とか?」
絵里「そうじゃないんだけど。うん、終わりにしましょうか」
真姫「え、ちょっと……え?」
絵里「なに?不満かしら」
真姫「いや、不満ってわけじゃないけど……」
絵里「もう帰ってもいいわよ。四日間お疲れさま」
真姫「…………」
真姫(待ちなさいよ……散々好き勝手いじっときながら……)
真姫(これはあんまりじゃない!?)
真姫「……そ、その……絵里」
絵里「なにかしら。ほら、いつまでも座ってなくてもいいのよ?」
真姫「せめて、どこを触るつもりだったのか。それだけでも教えて……?」
絵里「イヤよ。別にどこだっていいでしょ」
真姫「なっ……」
絵里「……しょうがないわね。ヒントをあげるわ」
真姫「ヒント?」
絵里「私が大好きな真姫は、どんな真姫でしょう」
真姫(口の中のどこか、っていうヒントかと思ってたけど……)
真姫「…………意味が分からないんだけど」
絵里「じゃあ終わりにしましょうか」
真姫「ちょっと待って!もう少しだけ!」
絵里「わかったわ。あなたが本当に賢い子なことを、期待してるわよ」
真姫「ええと、賢いところかしら……」
絵里「ねえ、そろそろ帰っていい?」
真姫「待って!……あ、可愛いところ?」
絵里「確かに必死に指を舐めてる姿は、可愛かったけど―――」
絵里「でも、そんなんじゃないの」
真姫「………………」
真姫(…………わかんない)
絵里「……まあいいわ。私は満足したし」
真姫「で、でも……」
絵里「でも?」
真姫「わ、私が……その……満足してないというか……」
絵里「ふーん。それで?」
真姫「………………」
絵里「どうしたいの?」
真姫(…………なんとなく、わかったような気がするわ)
真姫「………………」
絵里「黙ってても分からないんだけど」
真姫「えっと……その…………」
真姫「もうちょっとだけ、続けてほしい…………」
絵里「………………何を?」
真姫「ああもう!もう少し絵里の指舐めてたいの!」
真姫「絵里に口の中触ってほしいのよ!」
絵里「………………」
絵里「…………ふふ。ハラショーよ真姫。やっぱりあなたは賢いのね」
真姫「………………」
絵里「飲み込みが早いのも、必死に吸う姿も好きだけど」
絵里「なによりも、素直になってるあなたが一番ね」
真姫「……それなら、私ちゃんとうなずいて―――」
絵里「私の言葉にうなずくだけじゃあ、面白くないでしょ?」
絵里「やっぱりしてほしいことは、自分の言葉でハッキリ正直に言うべきよね」
真姫「…………そうね」
真姫(なんか理不尽な気もするけど……)
絵里「それじゃあ、続きをするから口あけて?」
真姫「…………んあー」
絵里「―――ああ、聞き忘れてた。頭は撫でてほしい?」
真姫「お願い。撫でられるの、その……好きになっちゃったみたい」
絵里「わかったわ。今みたいに、してほしいことは素直に言うのよ?」
真姫「……ええ」
絵里「もう一度口あけて」
真姫「……あー」
絵里「さて、真姫は気に入るかしら。上あごのところなんだけど」
真姫「………………」
絵里「中指で軽くこすって……」コスッ
真姫「んんんっ♡…………んふぅ……」
絵里「……よさそうね。もうちょっとつづけるわね」
真姫「ん……んやぁ……やっ……」
真姫(舌も気持ちよかったけど……もっと気持ちいい……)
真姫(だけど―――)
真姫「…………んー!」
絵里「どうしたの?何かあるなら言って。指が邪魔で話しにくいかもしれないけど」
真姫「…………あらまなれれ」
絵里「ん?……ああ、頭撫でてほしいのね。ごめん、忘れてたわ」ナデナデ
真姫「んっ…………」
真姫(頭撫でられると全身がゾクゾクする…………)
絵里「上あごはどうする?もっとする?」
真姫「……もっほ」
絵里「わかったわ、もっとね」
絵里「指のせいで、舌っ足らずな感じがかわいいわ」ナデナデ
絵里「連続でこすってあげる」
真姫「んんっ…………んふ……ゃ♡……」
絵里「頭もなでるのよね。同時にしてあげるわ」ナデナデ
真姫「むうぅ…………んんんっ♡……」
真姫(んん……すごい……直に触ってないのに、きゅんってなって……)
絵里「どうかしら?あなたの声を聴かせて?」
真姫「ふっ……ん………ひもひいい…………」
絵里「気持ちいいの?こうされるの好き?」ナデナデ
真姫「やんっ…………しゅひ♡……」
絵里「…………好きなのね」ナデナデ
真姫「んっ…………うん……」
絵里「真っ赤なほお、うるんだ瞳。あなたの顔……今までで一番ステキよ」
絵里「そんな顔でじっと見つめて『好き』だもの。私、ゾクゾクしちゃう♪」
真姫「っ……んんぁ……ふぅ……」
絵里「ほら、もっとしてあげる。あなたが満足するまで―――ね?」
真姫(このまま続けられたら…………ダメかも…………)
絵里「上あごから、舌の上―――少しずつ反応が違って面白いわね」
真姫「んんっ♡…………はぁ……あっ♡…………」
絵里「こうやって、渦を書くように触るのもいいかしら」
真姫「…………やぁっ♡…………んん……」ピクン
絵里「……残念よね。こんなに可愛い真姫が見れるのは、今日が最後かぁ」ナデナデ
真姫「……んんんんっ……んゃあ♡…………」ビクン
絵里「…………あなた、可愛いとか言われるのも好きみたいね。そういうところも可愛
いわ」ナデナデ
真姫「……ぁん…………んんん♡」ビクン
真姫(……ヤバい…………もうちょっと。もうちょっとで限界……)
絵里「………………」
真姫(な、なに……いきなりこっちを真剣な顔で見て…………)
絵里「ねえ真姫、こっちをしっかり見て。よく聞いてほしいの」
真姫「んやぁっ…………やん♡……」コクコク
絵里「真姫。あなたはとっても賢いし可愛いわ」
絵里「だから私、あなたのこと――――――」
「だあいすきよ♡」
真姫(あっ…………頭撫でられて、口の中も触られて―――)
真姫(見つめられたまま、そんなことまで言われたらっ……!もうっ……)
真姫(やっ………全然触ってないのに…………きちゃう……)
真姫「ぁ……んんんんんっ♡……ぁあ……ぁんんんっ!……」ビクンッ
――――――――
―――――
絵里「大丈夫?少しは落ち着いたかしら?」
真姫「はぁ……はぁ……だ、大丈夫よ…………」
絵里「まさか、口の中いじられるだけで―――なんて。ビックリしちゃった」
真姫「…………しょうがないでしょ!」
絵里「何がしょうがないのよ…………」
絵里「四日間、終わっちゃった」
真姫「そうね……」
絵里「悪かったわね、こんなことさせて」
真姫「ううん。もとは私が悪いのよ……」
絵里「……もう他人のものを勝手にとったりしないのよ?」
真姫「ええ」
絵里「匂い嗅ぐのもやめなさい。まぁ、本人が許可したらかまわないけど……」
真姫「………………」
絵里「さあ、帰りましょう。忘れ物はないわね?」
真姫「大丈夫よ」
真姫「…………ねえ。もしも、の話なんだけど」
絵里「もしも……なにかしら?」
真姫「もしもよ。私がまた誰かのタオルを嗅いでたら―――どうする?」
絵里「決まってるわ。あなたを止めて、その場で携帯から全員に知らせる」
真姫「…………そうね、それが正しい対応よね」
絵里「……………………」
真姫「……………………」
絵里「……してほしいことがあるなら、どうするか。私言ったわよね?」
真姫「素直に言いなさい……」
絵里「そう。そんな遠回しな表現でいいと思う?」
真姫「………………」
真姫「……来週もしてほしいの」
絵里「何を?」
真姫「………………」
真姫「ホントいじわる……」
絵里「ふふ。真姫にはいじわるしたくなっちゃうのよ」
真姫「なによ、それ…………」
絵里「ほら、言ってみなさい?」
真姫「…………絵里の指で……口の中を……いじってほしいの」
絵里「……さすがに二回目だと、とまどいなく言うのね」
真姫「…………なっ、なによ!不満!?」
絵里「別にそんなことないわ。毎日でも言わせたいと思ってるの」
真姫「………………やっぱり、あなた変態ね」
絵里「そうかも」
真姫「…………」
絵里「来週も楽しみましょうね―――もっともっと……ふふ」
真姫「………………ええ」
おわり
元スレ
――――――――
―――――
真姫「やったわ!今日はうまいこと、ニコちゃんのタオルをゲット!」
真姫「どれどれ…………」クンクン
真姫「むふう―――ニコちゃんの汗のにおい、最高ね!」
絵里「……………」
真姫「むふふふ!今日はお持ち帰りね!いっぱい楽しまないと!」
絵里「……………真姫?」
真姫「……へ?え?なんで絵里がいるの!?え!?」
絵里「忘れ物を取りに、部室に戻ってきただけよ」
7: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 21:53:05.41 ID:DmiK5DSS.net
絵里「それより何してるのかしら?それ、たしかニコのよね?」
真姫「え?そうなの?し、知らなかったわ!」
絵里「それで何してたの?まさか、タオルのにおいを嗅いでた?」
真姫「ち、違うのよ!これは――そう!穴が開いてないかチェックしてたの!」
絵里「人の汗ふいたタオルを?においをかいで、どうチェックするの?」
真姫「においなんて嗅いでないわ!近くで見てただけ!」
絵里「…………ニコのにおいが最高、とか何とか言ってたみたいだけど?」
真姫「き、き、気のせいじゃないかしら」
9: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 21:55:11.01 ID:DmiK5DSS.net
絵里「まあ、なんにせよ。ほかの部員の私物を、勝手に持ち出すのはよくないわね」
真姫「そうね、もうしないわ。だからみんなには―――」
絵里「みんなに伝えておくわ」
真姫「ええ!?」
絵里「なに驚いてるのよ。ちゃんと、真姫が人のタオルのにおい嗅いでました、って伝えないと」
真姫「ヤメて!それはダメ!」
絵里「そういわれてもね。起こったことは報告。大事よね?」
真姫「ごめんなさい!ごめんさい!それだけはカンベンして!」
13: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 21:58:12.23 ID:DmiK5DSS.net
絵里「…………そうねぇ。今週一週間、練習後に言うことを聞くっていうなら」
真姫「……はぁ?」
絵里「言うこと聞くっていうなら、伝えないでおいてあげるって言ってるの」
真姫「脅してるの?お断りよ」
絵里「やけに強気ね……まあいいわ。それなら報告するから」
真姫「…………あー!わかった、わかったわよ!」
真姫「常識的なハンイなら聞くわ。痛いこととか、乱暴するのはダメ」
絵里「当然よ。犯罪もさせないし、脱がしてどうこうみたいなこともしない」
真姫「本当ね?」
絵里「本当よ。もちろん記録も残さないわ」
14: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:01:01.60 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
真姫(確かに条件守ってるけど!なにこれ!意味わかんない!)
真姫(まったく、μ'sの中にこんなド変態がいるなんて!)
絵里「今度は、私の人差し指を吸ってみて?」
真姫「…………んん…………ちゅ……ちゅぅ……」
絵里「どう?おいしい?」
真姫「むー…………」フルフル
絵里「お気に召さないの?残念ね」
真姫(お気に召すわけないでしょうがっ!)
18: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:05:03.98 ID:DmiK5DSS.net
真姫(そもそも、この位置取りがおかしい……)
真姫(何で私は、部室の床の上なの。しかも直に座らされてるし…………)
真姫(一方の絵里はパイプ椅子に座って。見下ろされてる形)
真姫(まるでペットにエサやる感じで、指舐めさせてくるし……)
真姫「………………」
絵里「休んじゃダメよ?ちゃんと、ちゅーって吸わないと」
真姫「……ちゅぅ……む……ちゅう………………」
絵里「そうよ。上手上手」ナデナデ
真姫(何さらっと頭撫でてんの)
20: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:07:33.09 ID:DmiK5DSS.net
絵里「うん。真姫は飲み込みが早いわね。私、賢い子は好きよ?」
真姫「……はむ……ちゅっ………………」
絵里「じゃあ、次はもうちょっと人差し指、奥まで咥えて―――」
真姫「んん…………ちゅぷ…………」
絵里「そうね。まずはそれくらいかしら。そのまま指を舐めてほしいわ」
真姫「むー…………むー!……」
絵里「ん?どうしたの?やり方がわからない?」
真姫「んう……」コクン
21: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:10:10.45 ID:DmiK5DSS.net
絵里「舌をうまく動かして―――そうそう。そんな感じよ」
真姫「んっ……ちゅ…………んん」
絵里「まんべんなく―――爪の方もね?」
真姫「…………ん…………ぴちゅ……」
絵里「ハラショーよ、真姫。私の手の甲じゃなくて、私の顔を見て?」
真姫「………………」
絵里「―――その、睨みつけるような顔。悪くないわ、ステキね」ナデナデ
真姫(もうやだこの人。さっさと終わらないかしら……)
23: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:13:40.12 ID:DmiK5DSS.net
絵里「よしよし。じゃあ今日は終わりにしましょう」
真姫「…………ん……ちゅぽっ……ふぅ」
絵里「お疲れさま。よく頑張ったわね」ナデナデ
真姫「頭にさわらないで!」
絵里「いやなの?」
真姫「いやよ」
絵里「…………ねえ、見て見て?」
真姫「なによ。絵里の指を見ても、面白くないんだけど」
絵里「ほら、真姫の歯型。しっかり残ってるの」
真姫「…………だからなんなの」
24: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:17:31.57 ID:DmiK5DSS.net
絵里「ふふ♪…………はむっ」チュパ
真姫「…………自分の指舐めて、楽しい?」
絵里「ただの自分の指じゃなくて。真姫が舐めてくれた指よ」
真姫「……そう」
真姫(だからなに!?楽しんじゃってんの?なんなの?)
絵里「これって間接キスよね?」
真姫「そうね。まあ回し飲みとかしてるし、今更だけど」
絵里「意外ね。少しは恥ずかしがると思ったのに」
真姫「…………頭が痛くなってきた」
25: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:19:39.24 ID:DmiK5DSS.net
絵里「さて、帰りましょうか」
真姫「ええ」
絵里「なかなかよかったわよ?」
真姫「そう。こっちは最悪よ」
絵里「……また、明日もよろしくね?」ポンポン
真姫「だから、頭さわらないで!」
26: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:21:53.88 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
真姫(まさか絵里に、あんな趣味があったなんて……)
真姫(指を舐めさせられるわ、まるで愛玩動物みたいに撫でてくるわで……)
真姫(ああ!もうほんとにイライラする!)
真姫(こんな屈辱、さっさと終わって!)
27: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:25:43.80 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
絵里「今日もお願いね」
真姫「いやって言っても、やらされるんでしょう?」
絵里「もちろん。賢いあなたならどうすべきか、わかるわよね?」
真姫「…………なにすればいいの。早くして」
絵里「最初はね、昨日のように床に座りなさい」
真姫「…………」ペタン
28: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:28:42.53 ID:DmiK5DSS.net
絵里「そうそう。じゃあまずは―――」
真姫「まずは?なによ、まずはって!」
絵里「そうねえ……口を閉じたままじっとして」
真姫「聞きなさいよ!」
絵里「口を閉じたままじっとして」
真姫「…………じっとしてればいいの?」
絵里「ええ」
29: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:31:39.83 ID:DmiK5DSS.net
真姫(なにするつもりなのかしら……)
絵里「どれどれ……えい!」プニ
真姫「!?」
絵里「ふーん……やわらかくて、弾力もあって……」
真姫(いきなりどこ触ってるのよ!)
絵里「…………気持ちよさそうな唇ね」
30: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:34:11.24 ID:DmiK5DSS.net
絵里「今度は軽く開いて?」
真姫「あー…………」
絵里「まず、上唇…………」プニプニ
真姫「…………」
絵里「下唇はどうかしら…………」プニプニ
真姫(なにやってんの、この変態)
絵里「ねえ、唇をこう、つうっとなでると―――」ツツー
真姫「……やっ…………」
絵里「どんな感じ?口閉じてもいいから、言ってみて?」
真姫「くすぐったい。ただそれだけよ」
絵里「くすぐったい、か。ふふ……そっか」
31: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:37:51.92 ID:DmiK5DSS.net
絵里「次は昨日と同じように、口に人差し指をいれて。しっかり舐めるのよ?」
真姫「……わかったわ」
真姫「……はむ……ちゅ……んん………」
真姫「ふっ……ん……ちゅぷ…………」
絵里「昨日より上手ね。練習してきたの?」
真姫「むー!」フルフル
真姫(するわけないでしょうが!)
真姫(なにが悲しくて、指舐める練習なんてするのよ)
33: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:40:55.47 ID:DmiK5DSS.net
絵里「ホント上手になってきたわね。指の間とかもなめてみて?」
真姫「むう……ちゅっ……ん…………」
絵里「そうよ、良い感じ。指と爪の間をなぞって」
真姫「……ちゅっ…………ちゅる……」
絵里「上出来よ。ほら、舐めてる時は私の方を向いて」
真姫「………ふ………んん……」ジー
絵里「そう。忘れないで。手だけじゃなくて私の顔も見るの」
真姫「んー…………」コクン
絵里「いい子ね。えらいえらい♪」ナデナデ
35: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:43:29.15 ID:DmiK5DSS.net
絵里「そんないい子の真姫に、ご褒美よ」チュポ
真姫「ん……ぷは…………ご褒美ってなによ」
絵里「そんな怖い顔しないでよ。変なものじゃないわ」ゴソゴソ
絵里「これよ。デコレーション用のチョコソース」
真姫「それで何するつもり?私がそれを吸えばいいの?」
絵里「あーってして、舌を出して?」
真姫「え?…………あー……」
絵里「そのまま維持しとくのよ?」
37: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:45:30.61 ID:DmiK5DSS.net
絵里「これから、真姫の舌にデコレーションするわ」
真姫「あー!?」
絵里「ちょっと口閉じかかってる。ちゃんと舌出しなさい」
真姫「…………」
真姫(この絵里は、かなりやばいわ……)
絵里「どうしようかしら……なんて書こう?」
真姫「あー!」
絵里「ああ、ごめんなんさい。すぐに決めるわ」
真姫(決めてから指示だしなさいよ!)
38: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:48:07.31 ID:DmiK5DSS.net
絵里「―――ここはシンプルに、カタカナで『エリ』にしましょう」
絵里「ふんふふーん♪」プチュー
絵里「……よし、できたわ。なかなか上手に書けたんじゃないかしら」
真姫「………………」
絵里「どう思う?」
真姫「………………」
真姫(見えないんだけど)
絵里「デコレーションとして名前を書いた。これってもう、真姫は私のものってこと
よね」
真姫「あー!あー!」
絵里「冗談よ、冗談。もう自由にしていいわよ。疲れたでしょう?」
真姫「ん……」ゴクン
40: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:50:21.87 ID:DmiK5DSS.net
絵里「どう?おいしい?」
真姫「今まで食べたチョコで、一番まずいわ」
絵里「生クリームの方がよかった?」
真姫「そうじゃないわよ!あんなことされて、美味しく食べれるわけないでしょ!」
絵里「わかってるわよ。じゃあ、おいしく食べてもらわなくちゃね」プチュ
真姫「…………なにしてるの」
絵里「見ての通り、私の指にかけてるの。その方が舐めやすいでしょう?」
真姫「いやいや!普通に食べさせなさいよ」
41: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:53:15.73 ID:DmiK5DSS.net
絵里「はいどうぞ。舐めとってね」
真姫「いらない」
絵里「あなたが欲しいかどうかじゃないのよ」
真姫「………………」
真姫「…………あむ…………ぅふっ……」
絵里「やっぱり、必死に指を舐めてるあなたの顔ってステキよね」
真姫「……ちゅっ…………ん……」
絵里「ねえ、写真撮ってもいい?」
真姫「んんー!」
絵里「……ダメよね。撮らない約束だもの」
42: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:56:34.79 ID:DmiK5DSS.net
真姫「んふ…………ん……ちゅ……」
絵里「私、思ったのよ」
真姫「…………ぷちゅ……んん……」
絵里「何だか音だけ聞いてると、変なことしてるみたいよね」
真姫「んんー!むー!」
絵里「ええ?どうしたの」チュポ
真姫「…………ぷふ……あ、あなた、なに言ってるのよ!」
絵里「別に変ことしてるみたい、って言っただけよ」
真姫「それって……!」
絵里「特に意味はないけど。普通の言葉よね」
真姫「そ、それはそうだけど……」
43: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 22:58:45.70 ID:DmiK5DSS.net
やましいこ絵里「勝手に変な想像してたのね」
真姫「なっ…………」
絵里「何を想像したのかしら?」
真姫「………………」
絵里「顔真っ赤にして。トマトみたいで可愛いわよ?」クスクス
真姫(絵里のペースにのまれちゃダメよ……)
真姫(ただ指を舐めてただけ。指を舐めてただけなんだから!)
真姫(やらしいことしてるわけじゃあないのよ、私!)
45: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:03:43.17 ID:DmiK5DSS.net
絵里「勝手に変な想像してたのね」
真姫「なっ…………」
絵里「何を想像したのかしら?」
真姫「………………」
絵里「顔真っ赤にして。トマトみたいで可愛いわよ?」クスクス
真姫(絵里のペースにのまれちゃダメよ……)
真姫(ただ指を舐めてただけ。指を舐めてただけなんだから!)
真姫(やらしいことしてるわけじゃあないのよ、私!)
46: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:04:12.15 ID:DmiK5DSS.net
絵里「チョコは堪能できた?」
真姫「ええ。もういいわ」
絵里「そう。ホワイトチョコもあるけど?」
真姫「……舐めさせたいならご自由に」
絵里「そうねえ……いいわ、次に行きましょう」
真姫「まだ次があるのね……何すればいいのかしら」
絵里「今まで頑張って舐めてもらったから―――」
絵里「今度は私が動かすわね」
47: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:06:14.45 ID:DmiK5DSS.net
真姫「動かす?何を?」
絵里「指よ。口の中を色々いじくってあげる」
真姫「…………あなた歯科医師にでもなりたいの?」
絵里「全然」
真姫「…………」
絵里「ちょっと、あなたの口に興味があるだけよ
真姫「なによそれ」
絵里「まあいいでしょう?ほら、口あけて」
49: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:11:51.85 ID:DmiK5DSS.net
真姫「………………んあ」
絵里「どれどれ……あなた、歯並びいいわね」
真姫「そうかしら」
絵里「ええ。さて、指を入れて―――もう閉じていいわよ。ただし噛まないでね」
真姫「…………」
絵里「どっから触りましょうか……そうね、まずは舌」
絵里「……うん、真姫の舌プニプニしてて気持ちいい」
真姫(自分の触ればいいじゃない……)
絵里「二本指で挟んで…………ふふ、にゅるんってしてて面白いわね」
真姫(だから自分の触りなさいよ)
52: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:14:42.64 ID:DmiK5DSS.net
絵里「どう?気持ちいい?」
真姫「…………」フルフル
絵里「そう。じゃあ舌の上をこうやって―――」
絵里「どう?ツウって撫でられると、くすぐったくない?」
真姫「…………」フルフル
絵里「…………まあいいわ、次に舌の裏を―――」クチュ
絵里「なんか、また真姫の顔が真っ赤になりそうな音よね」
真姫「んー!」
絵里「んーんー言ってる真姫も可愛いわ」ナデナデ
真姫「…………」
54: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:16:07.18 ID:DmiK5DSS.net
絵里「……次は―――って、もうこんな時間ね」
真姫「…………」
絵里「今日は終わり、お疲れさま」チュプ
真姫「…………ふぅ、疲れた」
絵里「今日もよかったわ!明日もよろしくね」
真姫「……ええ」
55: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:19:05.94 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
真姫(絵里め!私をなんだと思ってるのよ!)
真姫(何がデコレーションよ!どんな頭してんのよ!)
真姫(しかも、口の中かき回すって。完全に変態よね)
真姫「………………」
真姫(指を舐められて面白いものかしら…………)
真姫「…………ん……ちゅぷ……」
真姫「……ってなにやってんのよ。自分の指舐めて、ばかみたい」
56: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:22:23.83 ID:DmiK5DSS.net
――――――――
―――――
絵里「ふふ、待ち遠しかったわ」
真姫「私は憂鬱で仕方なかったんだけど」
絵里「そう?ちょっとくすぐったいけど、気持ちいいみたいな―――」
真姫「ない!」
絵里「残念ね」
真姫「残念でもなんでもないわ」
57: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:24:20.95 ID:DmiK5DSS.net
絵里「……それにしても、ホントあなたって賢いわね」
真姫「なによ突然……」
絵里「だって、自分から床に座って待ってるんだもの。えらいえらい!」ナデナデ
真姫「なっ!違うわよ、これはどうせ言われるなら、さっさとしておこうって!」
絵里「ふーん……」
真姫「ホントよ」
絵里「まあいいわ。今日はそんなえらーいあなたに、いいものがあるの」
真姫「今度は何?生クリームでも持ってきたの?」
絵里「ううん。ちょっと待っててね」
58: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:26:49.60 ID:DmiK5DSS.net
絵里「いいものっていうのは、これよ!」
真姫「…………絵里の練習着?」
絵里「脱ぎたてほやほや」
真姫「これで何するの?」
絵里「決まってるじゃない、嗅いでみて?」
真姫「は?イヤよ」
絵里「ニコのタオル、嗅いでたわよね?」
真姫「それはそれよ。別に嗅げれば何でもいいってわけじゃないの」
60: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:30:17.12 ID:DmiK5DSS.net
絵里「……まあ試しに嗅いでみない?」
真姫「イヤって言ってるでしょ」
絵里「嗅ぎなさい」
真姫「………………」
真姫(自分から自分の匂いを嗅げって…………)
真姫(もう絵里は手遅れね…………)
真姫「わかったわよ。ちょっとだけね」
絵里「ええ、ちょっとでもいいから」
61: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:32:45.40 ID:DmiK5DSS.net
真姫(まったく、私はニコちゃんの匂い専門なのよ)スンスン
真姫(絵里の練習着なんてさし出されても、迷惑なだけよ)スンスン
真姫(そう、迷惑なだけで―――)スンスン
真姫(………………)
真姫(―――なにこれ!ニコちゃんとは違うけど、この匂い好きぃ!)スンスン
真姫(しかも、ニコちゃんのタオルに比べて濃いぃぃぃぃ!!)スンスン
真姫(すんごい濃い!濃縮されてるぅぅ!お家に持って帰りたいぃぃ!)スンスン
真姫(―――なんかくらくらしたわ…………ふふ……)
絵里「…………真姫」
真姫「…………あ、絵里。な、なにかしら」
62: 名無しで叶える物語(プーアル茶)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:35:13.05 ID:DmiK5DSS.net
絵里「……なにかしらじゃないわよ。いつまで嗅いでるの」
真姫「え?そんな嗅いでないわよ!」
絵里「…………まあ、お気に召したようで何よりだわ」
真姫「別に気にいってなんていないんだけど」
絵里「もうちょっと嗅いでおく?」
真姫「別に。もういいわ」
絵里「遠慮しなくてもいいのよ。ほら!」グイッ
真姫「ちょっと!押し付けな―――んぐ!」
65: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:36:40.65 ID:DmiK5DSS.net
真姫(ヤバいヤバい!また嗅いだら……)スンスン
真姫(でもすごい匂い…………あ、ダメ……)スンスン
真姫(もうこのままだと…………でもやめられない!)スンスン
絵里「本当の犬みたいに必死に嗅ぐのね。可愛いわ♪」ナデナデ
真姫「んっ♡」
絵里「…………ん?何かしら今の声」
真姫「な、なんでもないわ!ちょっとビックリしただけ!」
絵里「そう。じゃあ頭撫でても問題ないわね」ナデナデ
66: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:39:01.97 ID:DmiK5DSS.net
真姫「んんっ……」
真姫(まずいまずい!スイッチが入っちゃてる!)
絵里「頭撫でられるの、好きかしら?」
真姫「嫌いだって言ってるじゃない!」
絵里「そう……じゃあ頭はやめて―――こっち」プニ
真姫「ひゃんっ!」
絵里「…………唇に触っただけよ。大げさね」
真姫「…………」
真姫(なんなのよ……なんでこんなんで……)
67: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:41:33.72 ID:DmiK5DSS.net
絵里「昨日みたいに、撫でると―――」ツゥー
真姫「やっ♡……」ビクッ
絵里「ごめんなさい。くすぐったかったかしら」
真姫「…………そ、そうね」
絵里「……とりあえず、指を咥えながら舐めてもらうわ」
真姫「わかったわ。指だして?」
絵里「従順になってくれて、私は嬉しいわ」
真姫「…………」
真姫(お、思いっきり噛んでやろうかしら……)
68: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:44:12.72 ID:DmiK5DSS.net
真姫「…………んふ……ちゅ……」
絵里「ふふ♪ちゃんとこっち向いてくれるようになったわね」
真姫「んっ…………ちゅぅ…………」
絵里「お利口な真姫には、やっぱり撫でてあげないと」ナデナデ
真姫「んんっ…………」ピク
絵里「撫でるとぴくってなって面白いわ」ナデナデ
真姫「ふぅっ…………んん……」
真姫(指舐めてるだけなのに、なんかどんどん変な気分になってきたわ……)
真姫(頭撫でられると反応しちゃうし……どうなってるのよ)
70: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/22(水) 23:46:19.35 ID:DmiK5DSS.net
真姫(咥える前に見てたけど、絵里の指ってきれいなのよね)
真姫(白魚のような手っていう表現があるけど、まさにそれ)
真姫(…………なんて、なに考えてるのかしら)
真姫「……ちゅっ…………ちゅう……」
絵里「言われなくてもちゃんと吸ったりもしてくれるのね。賢い子は好きよ?」ナデナデ
真姫「ん♡……んん…………ぴちゅ……」
真姫(ちょっとストップストップ!ストップよ私!)
真姫「………………」
絵里「……あら?もう終わり?」
132: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:16:12.79 ID:MX+57O2v.net
真姫「むー…………」
絵里「わかったわ。また、匂いが嗅ぎたいのね」
真姫(ち、違う違う!今嗅がされたら……!)
絵里「はい!」グイ
真姫(んあああ!やっぱり最高ね!)スンスンスン
絵里「嗅ぎながらでも舐められるわよね?」
真姫「……んん……ちゅ……」スンスン
絵里「そうよ。上手上手」ナデナデ
真姫「んんんっ!」
真姫(おかしくなりそう…………)
133: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:17:29.08 ID:MX+57O2v.net
絵里「そろそろ、疲れたでしょう?もう舐めなくてもいいわよ」ポンポン
真姫「んん……」
絵里「っと、練習着は回収ね。あなたの顔が見えにくいし」
真姫「むー…………」
絵里「不満げね」
真姫「…………」
絵里「それじゃあ、昨日みたいに私が指を動かすから。噛まないようにね」
真姫「…………」コクコク
絵里「昨日みたいに舌からいきましょうか」
真姫(……まさかと思うけど)
絵里「まずは舌の表面をすぅーっと」スー
真姫「んんっ♡」
絵里「どう?くすぐったい?」
真姫(…………なにこれ)
134: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:18:02.52 ID:MX+57O2v.net
絵里「舌の先っぽの方を触るわね」プニプニ
真姫「ん…………んん……」ピク
絵里「真姫って、くすぐったがり?」プニ
真姫「……ん……ふっ……」
絵里「次は―――そうね、舌の下。ふふ、わかりにくいわね」
絵里「この舌の裏とか……筋がある部分を―――えいっ」プチュ
真姫「ん…………」
絵里「そのままゆっくり撫でてあげると、くすぐったいそうよ。こんな風に」スウ
真姫「んんん……んん♡……」ビクン
絵里「相当にくすぐったいようね」クスクス
真姫(くすぐったいんじゃなくて………………)
135: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:19:08.63 ID:MX+57O2v.net
絵里「……ふぅ。じゃあ終わりにしましょうか」
真姫「んんー?」
絵里「なに?終わるのが早いって言いたいの?」
真姫「………………」
絵里「あんまりくすぐったいのも、いやでしょう?ほら、指抜くから口あけて」
真姫「…………んあ」
絵里「はいお疲れさま。帰りましょう?」
真姫「…………そうね」
真姫(なによこのタイミング…………)
136: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:20:06.57 ID:MX+57O2v.net
絵里「ああ、そうそう。私の練習着は持ち帰らないでね。洗濯するから」
真姫「わ、わかってるわ!普通持ち帰りはしないわよ!」
絵里「えー?持って帰りたさそうな顔だけど」
真姫「そんな顔してないわ。そもそも絵里の練習着なんて嬉しくない」
絵里「必死になって嗅いでたのはどこの誰かしら?」
真姫「…………それは別にいいじゃない」
絵里「なにがいいのよ」
真姫「嗅いだっていいのよ」
絵里「……開き直るのやめなさいよ。おかしいのよ?人の服の匂いを嗅ぐなんて」
真姫「それなら口の中いじるのも相当よ!?」
137: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/04/26(日) 00:20:57.89 ID:MX+57O2v.net
――――――――
―――――
真姫(なんだったのかしら、今日のは)
真姫(匂い嗅がされたせいよね…………)
真姫(だって、口の中を指でいじられたくらいで……)
真姫「………………」
真姫「……ん…………」
真姫(確か舌の裏をこうやって―――)
真姫「………………」
真姫「くすぐったくもなんともない……」
真姫(匂いのせい?―――それとも絵里の指のせい……?)
171: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:09:11.49 ID:27l8kH3U.net
――――――――
―――――
絵里「今日が最終日。さみしいわね」
真姫「私は嬉しい」
絵里「口の中かき回されるのが?」
真姫「何をどうしたら、今の会話でそうなるのよ」
絵里「………………」
真姫「………………」
絵里「……始めましょうか」
真姫「……そうね」
172: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:13:45.79 ID:27l8kH3U.net
絵里「まずは―――すでに座ってるから、座れっていう指示はいらないわね」
真姫「言われなくとも。四日目だもの」
絵里「賢いワンちゃんだこと」ナデナデ
真姫「誰がワンちゃんよ!」
絵里「じゃあ次にすることも分かるわよね?」
真姫「…………はむ」
絵里「そうそう」
173: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:14:36.36 ID:27l8kH3U.net
真姫「……むぅ……ん……ちゅ……」
真姫(まったく、人に指吸わせて何が楽しいんだか……)
真姫「…………んふ……ちゅぷ……」
真姫(よくもまあ、四日も飽きずに…………)
真姫「……ちゅっ…………ん……」
真姫(………………あ、あれ?)
絵里「どうしたの?ちょっと驚いてるみたいだけど」
174: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:19:19.04 ID:27l8kH3U.net
真姫「…………んん…………ぅふっ……」
真姫(……あれ?え!?何も嗅いでないわよね……?)
真姫(だけどなんだか…………まずいわ、これはまずい……!)
絵里「なんか息が荒いし、顔が赤くなってきてるけど……大丈夫?」
真姫「んん…………」コクコク
真姫(大丈夫じゃないかも…………指舐めてるだけなのに、なんで……!)
絵里「そう、大丈夫なのね」
絵里「それにしても……頑張って舐めてる真姫をみると、ついつい撫でたくなるのよ
ね」ナデナデ
真姫「むふ…………んん♡」
175: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:22:00.53 ID:27l8kH3U.net
真姫(まさか絵里……指に変なもん塗って……)
真姫(なわけないわよね……普通気づくもの、何か塗ってあれば)
真姫(…………こわくなってきた)
絵里「ねえ。頭撫でられるの、悪くないでしょう?」
真姫「…………」
絵里「今度は否定しないのね」
真姫「…………」
絵里「休まないで。ちゃんと舐めないとダメでしょう?」
真姫「…………ぴちゅ……ちゅ……」
177: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:25:52.92 ID:27l8kH3U.net
絵里「そうそう。偉いわよ、真姫」ナデナデ
真姫「んむぅ…………ん……」
真姫(撫でられるとなんだか気持ち良くて……)
真姫(クセになりそう…………)
絵里「……少しぼーっとしてるみたいだけど―――」
絵里「やっぱり、本当は撫でられるの好き?」
真姫「………………」コクン
絵里「ふふ♪素直な真姫は、私、大好きよ!」ポンポン
真姫「んっ……………」ピク
178: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:28:52.27 ID:27l8kH3U.net
絵里「素直な真姫には、ご褒美ね」
絵里「こっちを触ってあげる」フニ
真姫「んふっ♡……………」
絵里「いつもは髪で見えないから、今日はじっくりと……フニフニ
真姫「んん……や……」
絵里「可愛い耳ね。さわり心地も気持ちいい」フニフニ
真姫「やぁっ……」ビクッ
絵里「こら、そんなに口を開けて。ちゃんと指を舐めないとダメでしょう?」
真姫「………………」コクコク
179: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:35:19.75 ID:27l8kH3U.net
真姫「…………ぷちゅ……んっ……」
絵里「耳もなぞってあげると」ソー
真姫「んんっ………っちゅ………っふ……」ピクン
絵里「ふふ、ぴくぴくしてるわよ?」
絵里「……だけど、頑張ってこっちを向いてくれているのね」
真姫「……むぅ……ん……ちゅ……」
真姫(舐めてるだけなのに、匂い嗅いだ時以上に敏感になって……)
真姫(不思議よね……もっと舐めてたい、そんな気持ちになる…………)
真姫「……ん……ぴちゃ……」
絵里「頭や耳触るたびに、首をすくめそうになるけど―――」
絵里「すぐ、必死に顔をあげてくれるのが可愛いわね」ナデナデ
真姫「……んんっ……」ピク
180: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:41:01.53 ID:27l8kH3U.net
絵里「さて、舐めてもらうのもこの辺にして。お疲れさま」ポンポン
真姫「んっ……ちゅうぅ…………」
絵里「終わりよ?ほら、吸い付かないの」
真姫「んん…………」
絵里「さて、今日も好き勝手に、いじらせてもらうわよ」
真姫「………………」コクン
真姫(また昨日みたいに気持ちいいのが…………)
絵里「どこから行こうかしら…………まずはここね!」ツツー
真姫「ふぅん♡…………」ビクン
真姫(ああ…………なんでなの。絵里の指だと、なんでこんなに―――)
絵里「あなた、歯茎も好きなのね。こう内側から撫でると、良いでしょう?」
真姫「………………」コクコク
絵里「ふふ、ホント素直になって。私、とっても嬉しいわ」
181: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:45:51.70 ID:27l8kH3U.net
絵里「次は舌の裏ね。昨日はくすぐったがってたけど……」スス
真姫「んんっ…………やぁ♡……」ビクン
真姫(声が抑えられない…………だって、気持ちいいの……)
絵里「可愛い声ね。別に今みたいに、口あけて声出してもいいのよ?」
真姫「………………」
絵里「もう一度聞かせてくれるかしら」スー
真姫「んん…………」ピク
絵里「恥ずかしいの?まあ無理に声出せとは言わないわ」
182: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:52:08.11 ID:27l8kH3U.net
絵里「ほおの内側はどうかしら」
真姫「………………」
絵里「―――なんか指がちょっと吸い付くような、不思議な感じ」
真姫(ここはくすぐったくもなんともない……)
絵里「逆側も―――プニプニにゅるって感じ?面白いわ」
真姫「むー…………」
絵里「ああ、ごめんなさい。ほおはなんにも感じないのね」
真姫「………………」コクン
絵里「それじゃあ、また新しいところに触れてあげる」
真姫「…………!」コクコク
絵里「真姫もお気に召すと思うわ。もしかしたら一番気に入るかも」
真姫(ど、どこなの?…………元々してたけど、更にドキドキしてきたわ……!)
184: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 22:56:43.63 ID:27l8kH3U.net
絵里「触ってほしい?」
真姫「………………」コクコク
絵里「……うーん」
真姫「…………?」
絵里「……………………」チュポ
真姫(…………あれ?)
真姫「……ん……な、なんで指抜くの!?」
絵里「なんかつまらないのよね」
真姫「なにがよ!ま、まさか飽きちゃった……とか?」
絵里「そうじゃないんだけど。うん、終わりにしましょうか」
真姫「え、ちょっと……え?」
185: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:01:50.84 ID:27l8kH3U.net
絵里「なに?不満かしら」
真姫「いや、不満ってわけじゃないけど……」
絵里「もう帰ってもいいわよ。四日間お疲れさま」
真姫「…………」
真姫(待ちなさいよ……散々好き勝手いじっときながら……)
真姫(これはあんまりじゃない!?)
真姫「……そ、その……絵里」
絵里「なにかしら。ほら、いつまでも座ってなくてもいいのよ?」
真姫「せめて、どこを触るつもりだったのか。それだけでも教えて……?」
絵里「イヤよ。別にどこだっていいでしょ」
真姫「なっ……」
186: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:04:54.48 ID:27l8kH3U.net
絵里「……しょうがないわね。ヒントをあげるわ」
真姫「ヒント?」
絵里「私が大好きな真姫は、どんな真姫でしょう」
真姫(口の中のどこか、っていうヒントかと思ってたけど……)
真姫「…………意味が分からないんだけど」
絵里「じゃあ終わりにしましょうか」
真姫「ちょっと待って!もう少しだけ!」
絵里「わかったわ。あなたが本当に賢い子なことを、期待してるわよ」
187: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:06:49.14 ID:27l8kH3U.net
真姫「ええと、賢いところかしら……」
絵里「ねえ、そろそろ帰っていい?」
真姫「待って!……あ、可愛いところ?」
絵里「確かに必死に指を舐めてる姿は、可愛かったけど―――」
絵里「でも、そんなんじゃないの」
真姫「………………」
真姫(…………わかんない)
絵里「……まあいいわ。私は満足したし」
188: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:08:42.84 ID:27l8kH3U.net
真姫「で、でも……」
絵里「でも?」
真姫「わ、私が……その……満足してないというか……」
絵里「ふーん。それで?」
真姫「………………」
絵里「どうしたいの?」
真姫(…………なんとなく、わかったような気がするわ)
189: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:11:41.60 ID:27l8kH3U.net
真姫「………………」
絵里「黙ってても分からないんだけど」
真姫「えっと……その…………」
真姫「もうちょっとだけ、続けてほしい…………」
絵里「………………何を?」
真姫「ああもう!もう少し絵里の指舐めてたいの!」
真姫「絵里に口の中触ってほしいのよ!」
絵里「………………」
190: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:15:43.69 ID:27l8kH3U.net
絵里「…………ふふ。ハラショーよ真姫。やっぱりあなたは賢いのね」
真姫「………………」
絵里「飲み込みが早いのも、必死に吸う姿も好きだけど」
絵里「なによりも、素直になってるあなたが一番ね」
真姫「……それなら、私ちゃんとうなずいて―――」
絵里「私の言葉にうなずくだけじゃあ、面白くないでしょ?」
絵里「やっぱりしてほしいことは、自分の言葉でハッキリ正直に言うべきよね」
真姫「…………そうね」
真姫(なんか理不尽な気もするけど……)
191: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:19:03.54 ID:27l8kH3U.net
絵里「それじゃあ、続きをするから口あけて?」
真姫「…………んあー」
絵里「―――ああ、聞き忘れてた。頭は撫でてほしい?」
真姫「お願い。撫でられるの、その……好きになっちゃったみたい」
絵里「わかったわ。今みたいに、してほしいことは素直に言うのよ?」
真姫「……ええ」
絵里「もう一度口あけて」
真姫「……あー」
192: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:22:11.91 ID:27l8kH3U.net
絵里「さて、真姫は気に入るかしら。上あごのところなんだけど」
真姫「………………」
絵里「中指で軽くこすって……」コスッ
真姫「んんんっ♡…………んふぅ……」
絵里「……よさそうね。もうちょっとつづけるわね」
真姫「ん……んやぁ……やっ……」
真姫(舌も気持ちよかったけど……もっと気持ちいい……)
真姫(だけど―――)
194: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:26:42.68 ID:27l8kH3U.net
真姫「…………んー!」
絵里「どうしたの?何かあるなら言って。指が邪魔で話しにくいかもしれないけど」
真姫「…………あらまなれれ」
絵里「ん?……ああ、頭撫でてほしいのね。ごめん、忘れてたわ」ナデナデ
真姫「んっ…………」
真姫(頭撫でられると全身がゾクゾクする…………)
絵里「上あごはどうする?もっとする?」
真姫「……もっほ」
絵里「わかったわ、もっとね」
絵里「指のせいで、舌っ足らずな感じがかわいいわ」ナデナデ
196: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:30:05.06 ID:27l8kH3U.net
絵里「連続でこすってあげる」
真姫「んんっ…………んふ……ゃ♡……」
絵里「頭もなでるのよね。同時にしてあげるわ」ナデナデ
真姫「むうぅ…………んんんっ♡……」
真姫(んん……すごい……直に触ってないのに、きゅんってなって……)
絵里「どうかしら?あなたの声を聴かせて?」
真姫「ふっ……ん………ひもひいい…………」
絵里「気持ちいいの?こうされるの好き?」ナデナデ
真姫「やんっ…………しゅひ♡……」
197: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:33:17.16 ID:27l8kH3U.net
絵里「…………好きなのね」ナデナデ
真姫「んっ…………うん……」
絵里「真っ赤なほお、うるんだ瞳。あなたの顔……今までで一番ステキよ」
絵里「そんな顔でじっと見つめて『好き』だもの。私、ゾクゾクしちゃう♪」
真姫「っ……んんぁ……ふぅ……」
絵里「ほら、もっとしてあげる。あなたが満足するまで―――ね?」
真姫(このまま続けられたら…………ダメかも…………)
198: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:37:17.42 ID:27l8kH3U.net
絵里「上あごから、舌の上―――少しずつ反応が違って面白いわね」
真姫「んんっ♡…………はぁ……あっ♡…………」
絵里「こうやって、渦を書くように触るのもいいかしら」
真姫「…………やぁっ♡…………んん……」ピクン
絵里「……残念よね。こんなに可愛い真姫が見れるのは、今日が最後かぁ」ナデナデ
真姫「……んんんんっ……んゃあ♡…………」ビクン
絵里「…………あなた、可愛いとか言われるのも好きみたいね。そういうところも可愛
いわ」ナデナデ
真姫「……ぁん…………んんん♡」ビクン
真姫(……ヤバい…………もうちょっと。もうちょっとで限界……)
199: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:39:47.28 ID:27l8kH3U.net
絵里「………………」
真姫(な、なに……いきなりこっちを真剣な顔で見て…………)
絵里「ねえ真姫、こっちをしっかり見て。よく聞いてほしいの」
真姫「んやぁっ…………やん♡……」コクコク
絵里「真姫。あなたはとっても賢いし可愛いわ」
絵里「だから私、あなたのこと――――――」
「だあいすきよ♡」
200: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:43:37.14 ID:27l8kH3U.net
真姫(あっ…………頭撫でられて、口の中も触られて―――)
真姫(見つめられたまま、そんなことまで言われたらっ……!もうっ……)
真姫(やっ………全然触ってないのに…………きちゃう……)
真姫「ぁ……んんんんんっ♡……ぁあ……ぁんんんっ!……」ビクンッ
201: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:45:00.01 ID:27l8kH3U.net
――――――――
―――――
絵里「大丈夫?少しは落ち着いたかしら?」
真姫「はぁ……はぁ……だ、大丈夫よ…………」
絵里「まさか、口の中いじられるだけで―――なんて。ビックリしちゃった」
真姫「…………しょうがないでしょ!」
絵里「何がしょうがないのよ…………」
202: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:46:32.51 ID:27l8kH3U.net
絵里「四日間、終わっちゃった」
真姫「そうね……」
絵里「悪かったわね、こんなことさせて」
真姫「ううん。もとは私が悪いのよ……」
絵里「……もう他人のものを勝手にとったりしないのよ?」
真姫「ええ」
絵里「匂い嗅ぐのもやめなさい。まぁ、本人が許可したらかまわないけど……」
真姫「………………」
絵里「さあ、帰りましょう。忘れ物はないわね?」
真姫「大丈夫よ」
203: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:47:32.00 ID:27l8kH3U.net
真姫「…………ねえ。もしも、の話なんだけど」
絵里「もしも……なにかしら?」
真姫「もしもよ。私がまた誰かのタオルを嗅いでたら―――どうする?」
絵里「決まってるわ。あなたを止めて、その場で携帯から全員に知らせる」
真姫「…………そうね、それが正しい対応よね」
204: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:49:02.10 ID:27l8kH3U.net
絵里「……………………」
真姫「……………………」
絵里「……してほしいことがあるなら、どうするか。私言ったわよね?」
真姫「素直に言いなさい……」
絵里「そう。そんな遠回しな表現でいいと思う?」
真姫「………………」
205: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:51:33.99 ID:27l8kH3U.net
真姫「……来週もしてほしいの」
絵里「何を?」
真姫「………………」
真姫「ホントいじわる……」
絵里「ふふ。真姫にはいじわるしたくなっちゃうのよ」
真姫「なによ、それ…………」
206: 名無しで叶える物語(もんじゃ)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 23:55:23.81 ID:27l8kH3U.net
絵里「ほら、言ってみなさい?」
真姫「…………絵里の指で……口の中を……いじってほしいの」
絵里「……さすがに二回目だと、とまどいなく言うのね」
真姫「…………なっ、なによ!不満!?」
絵里「別にそんなことないわ。毎日でも言わせたいと思ってるの」
真姫「………………やっぱり、あなた変態ね」
絵里「そうかも」
真姫「…………」
絵里「来週も楽しみましょうね―――もっともっと……ふふ」
真姫「………………ええ」
おわり
真姫「はぁ?絵里の指を舐めろって言うの?」
にこ「…リードと首輪は用意してあるわ」
穂乃果「あの…そういう話はよそでやって?あと穂乃果はことりちゃん飼ったりしないから諦めて?」