1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:13:30.293 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール宅
ブブッブリュリュリュッ
ブボッ
ブッブッ
ブッ...ボトムッ
ガヴリール「ふぅ……今日のはなかなか手強かったな」
ガヴリール「さてと……紙……がない!?」
ガヴリール「おいおいおいこれは洒落にならないぞ……!!」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:16:32.960 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ヴィーネ宅
ブリュリュリュリュッ!
ブボッン!
ブッブッブッ...ブリィ↑……ドッ↓
ヴィーネ「ふぅ。すっきり♪さて……と?」
ヴィーネ「……ええええ!?そんなっ紙がない!?」
ヴィーネ「私としたことがっ……ど、どうしよう……!!」
同時刻
サターニャ宅
ブビビビビ
ブビビブリュブリュ
ブボボッボンッ!
サターニャ「ふーたくさんでたわ」
サターニャ「……な゛!紙がない!!」
サターニャ「ちょっSSS級悪魔行為か!どうすればいいのよー!!!」
同時刻
ラフィエル宅
(音姫によってよく聞き取れない!)
(音姫によってよく聞き取れない!)
(音姫によってよく聞き取れない!)
ラフィエル「ふぅ……♪」
ラフィエル「……あれ?」
ラフィエル「紙が……替えもない……!?」
ラフィエル「ちょっこれは困りますよー!!」
ガヴリール宅
ガヴリール「さて……どうする……」
ガヴリール「流石に拭かずにパンツを履くのはいやだ」
ガヴリール「ノーパンスカートでコンビニまでいくか……?」
ガヴリール「痴女か!!」
ガヴリール「そうだ、学校のトイレに神足通で……」
ガヴリール「今は門が閉まってるしはいったら出られないか」※夜
ガヴリール「いや神足通で帰れば……」
ガヴリール「いや、だめだ。スカートとか飛んでいったら洒落にならん。パンモロで家まで帰宅とか……」
ガヴリール「……そうだ。ヴィーネの家だ。ヴィーネならこんなことでお邪魔しても許してくれるだろ」
ガヴリール「むしろ友達のピンチだし喜んで紙くらい恵んでくれるだろ」
ガヴリール「そうと決まれば……」
バサッ
ガヴリール「私を……ヴィーネの家のトイレに移動させてっ……!」
ガヴリール「……チッ。やっぱりパンツだけ飛んでいきやがったか……」
同時刻
ヴィーネ宅
ヴィーネ「どうしよう……」
ヴィーネ「何か拭けそうなもの……ティッシュ?だめよ流せないし……」
ヴィーネ「それに汚れたまま部屋に行くのなんかやだし……」
ヴィーネ「……最悪このパンツを犠牲に」
ヴィーネ「それでコンビニで紙とパンツを買ってパンツを捨てていけば……」
ヴィーネ「……駄目よ。店員さんにパンツ見られたくないし、分別する時可哀想だし……」
ヴィーネ「とはいえこのままじゃ……」
ヴィーネ「槍とか召喚してそれに擦り付けて消せば……いやいやいや」
ヴィーネ「なんとか……なんとかなる方法……ノーパンでコンビニまでいく……?」
ヴィーネ「いや、臭いでしょ……」
ヴィーネ「うぅぅぅどうすれば……!」
パァァァァァッ
ヴィーネ「んぶっ……?これは……パンツ?この匂いは……ガヴのね」スンスン
ヴィーネ「……」ゴクリンコ
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「うぅぅぅ……!!まさかこの私がこんな失態を……」
サターニャ「いや、まだ手はあるはずよ……考えなさい……」
サターニャ「考え続ければきっとひらめくはず……デビルズアイディアを……!!」
サターニャ「そう、例えば……ティッシュで拭く!」
サターニャ「でもティッシュはトイレに流せないのよね……」
サターニャ「それに……お尻を拭いたティッシュをゴミ箱に入れておくのはなんというか……無理……」
サターニャ「どうすれば……パンツを履かずに近所の公園のトイレに行く……?」
サターニャ「いや、ノーパンは流石に悪魔的すぎるわ……」
サターニャ「……もういっそこのままパンツを穿いちゃう?コンビニで新しいの買ってトイレで履き替えて……」
サターニャ「汚れたのは……捨てる?」
サターニャ「いやいやいやっ……流石にそれは……」
サターニャ「見られたくないし……」
サターニャ「ああああどうすればああああああ!!!」
同時刻
ラフィエル宅
ラフィエル「さて……どうしましょうか」
ラフィエル「お部屋のティッシュは……」
ラフィエル「そもそも汚れたお尻を丸出しにして部屋の中を闊歩するとかキャラ的に無理です」
ラフィエル「とりあえずウォシュレットで綺麗にして乾くのを待つ……とか?」
シャァァァア
ラフィエル「ひゃあっ///」
ラフィエル「さて……問題はウォシュレットで濡れたお尻をどうするかですよ」
ラフィエル「汚れはなくなったとは言えお尻を丸出しで部屋の中をうろつくとかやっぱり生理的に無理ですし」
ラフィエル「乾くまで待つ……?……天使がトイレの中に閉じこもるとか駄目でしょう」
ラフィエル「……こうなったらサターニャさんのお宅に行きますか」
ラフィエル「神足通でトイレに忍び込んで……キャラ的にサターニャさんのお宅に侵入しても違和感ないでしょうし」
ラフィエル「そうと決まれば……!」
シュンッ
ガヴリール宅
ガヴリール「うっ……うぅぅぅ……!」
ガヴリール「……助けて……助けてヴィーネ……」
ガヴリール「……ヴィーネなら電話すれば紙持ってきてくれるかな……?」
ガヴリール「スマホ持ってきておいてよかった……」ピッ
prrr
ガヴリール「……早く出てくれ」
ガヴリール「……まだか」
ガヴリール「ヴィーネぇ……」
同時刻
ヴィーネ宅
ヴィーネ「ガヴのパンツ……ガヴのパンツ……」スンスン
ヴィーネ「これは……天の贈り物……よね」
ヴィーネ「これがここに来た意味……それは……これで拭けということ……っ」ゴクリ
ヴィーネ「で、でもガヴのパンツで拭くとか……ねぇ……?」
ヴィーネ「流石にそれは……だめよ……いくら悪魔でも……」
prrrr
ヴィーネ「電話!?う、確かケータイは机の上……」
prrrr
ヴィーネ「あわわわわわわ!!!
prrrr
ヴィーネ「ま、待ってくださーい!」フキフキ
ヴィーネ「……あ」
ヴィーネ「……もう仕方ないわ!過ぎたことは!受け入れましょう!!」
ピッ
ヴィーネ「もしもし!?」
ガヴリール『あ、やっとでた……』
ヴィーネ「どうしたのよガヴ。震え声で」
ガヴリール『実は……トイレの紙切れちゃって……助けて……』
ヴィーネ「え」
ヴィーネ(ま、まさかガヴも……?ということはさっきのパンツは……うちのトイレに来ようとしてたってこと!?)
ガヴリール『お願い……』
ヴィーネ「わ、わかったわ!待っててね」
ヴィーネ(パンツどうしよう)
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「ティッシュ……使おうかしら」
サターニャ「もうこれは仕方のないことだし……」
サターニャ「……」
サターニャ「でも流石にそれは……女としてどうなのよ……」
サターニャ「大悪魔っていってもやっていいことと悪いことがあるわ……」
サターニャ「流石にうんちがついたまま部屋をうろつくのは……だめでしょ……女的にも悪魔的にも……」
サターニャ「いやでもあのベルフェゴールは便座に座った姿で有名だし……トイレの神様っていうのもいるらしいし……」
サターニャ「ありなのかな……」
サターニャ「……うぐ、ぐ……」
サターニャ「そ、そんなことするくらいだったら……ティッシュで……っ」
シュンッ
ラフィエル「ふぅっ」
サターニャ「な゛」
ラフィエル「え゛」
サターニャ「な、なんでここに入ってきてんのよ!?」
ラフィエル「ま、まさか同じタイミングでトイレにいたとは……なんという確率……」
サターニャ「な、何しに来たのよ!今あんたに構ってる暇は……」
ラフィエル「わ、私も緊急でして……」
サターニャ(ん……?こいつパンツ下ろしたまま……?しかも太もも濡れて……)
サターニャ「ま、まさか……」
ラフィエル「う、お察しの通り紙を借りに来たんですが……あ、れ?」
サターニャ「……うちもないのよ。紙が」
ラフィエル「ええええええええ」
同時刻
ガヴリール宅
ガヴリール「……」
ガチャッ
ガヴリール「!」
ヴィーネ「おまたせ!トイレットペーパー買ってきたわよ!」
ガヴリール「ありがとう……ヴィーネ……」
ヴィーネ「いいのよ。困ってる時はお互い様でしょ」
ヴィーネ「それに……こんな人に言いにくいこと……頼ってくれて嬉しいわ」
ガヴリール「ヴィーネしか相談できる人いなかったんだよ……」
ガヴリール「……あと拭くから出てって」
ヴィーネ「あ、ごめんなさい」
ヴィーネ(チッ)
フキフキッ ジャァァァアァァッ!!
ガヴリール「……ふぅ。なんとかなってよかった」
ヴィーネ「それはなによりね」
ガヴリール「ところでさ……私のパンツ見なかった?もしかしたらヴィーネの家のトイレにあるかもしれないんだけど……」
ヴィーネ「え?し、知らないわねー」
ヴィーネ(言えるわけないわよね……ガヴのパンツでお尻を拭いたとか……)
ガヴリール「そうか……」
ガヴリール「でも一応確認しにいっていい?」
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ(ガヴのパンツを見られるわけには……!)
ヴィーネ「だ、だめっ!」
ガヴリール「え?なんで?」
同時刻
サターニャ宅
ラフィエル「まさかサターニャさんも同じ状況だったとは……」
サターニャ「ラフィエルも……すごい確率ね……」
ラフィエル「ですね……」
サターニャ「……どうするの?」
ラフィエル「……どうしましょう」
サターニャ「……私は覚悟を決めてティッシュで拭こうと思ってたわ」
ラフィエル「……そうなりますかぁ」
サターニャ「というか私の家じゃなくてコンビニとかに行けば?」
ラフィエル「コンビニだと一般人に見られる可能性が高いので……」
サターニャ「私ならいいの」
ラフィエル「まあ、サターニャさんになら……///」
サターニャ「学校は?」
ラフィエル「それも考えたんですが、流石に天使として夜の学校に忍び込むのはちょっと……」
サターニャ「悪魔の家に忍び込むのはいいのに?」
ラフィエル「……わ、わかりました」
ラフィエル「私もティッシュで拭きます」
サターニャ「いや、そっちのほうがアウトな気がするけど……」
ラフィエル「なので一緒に拭きましょう……///」
サターニャ「え、なんで」
ラフィエル「一緒にやれば恥ずかしさも軽減されると思うんです」
サターニャ「余計恥ずかしいと思」
ラフィエル「二人でなら恥ずかしくないはずでず!さあ、一緒に拭きましょう!///」
サターニャ「あんた顔赤くない?」
同時刻
ガヴリール「いいじゃん。ちょっと見るだけだからさ」
ヴィーネ「だ、だめ!」
ガヴリール「……そこまで言うとなんか怪しいな」
ガヴリール「お前……まさか……」
ヴィーネ「な、なによ」
ガヴリール「昔私が教室にパンツ降臨させたときに思わず捨ててしまえって言ったけどさ……」
ヴィーネ「!」
ガヴリール「……そのパンツどうした?」
ヴィーネ「!!!!」ギクギクギクゥ
ヴィーネ「ど、どうもしてないわよ~?」ヒューヒュ-
ガヴリール「……今すぐヴィーネの家にいくぞ」
ヴィーネ「駄目!!!」
ガヴリール「じゃあ正直に話せ!今なら何をしてても許してやるから!!」
ヴィーネ「……だめ、絶対許してくれない」
ガヴリール「お前どんなことしたんだよ私のパンツに……」
ヴィーネ「……言ったら絶対ガヴは辛い思いをする。だから言えない」
ヴィーネ「……パンツの1枚くらい新しいの買ってあげるから。忘れなさい」
ガヴリール「……」
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「ほ、本当にいいの……?」
ラフィエル「覚悟は決まりました……///」
サターニャ「じゃあ、行くわよ……」
ラフィエル「はいっ……///」
ガチャッ
サターニャ「机の上にティッシュがあるわ。ゴミ箱はキッチンのほうのを使って」
ラフィエル「はい///」
ラフィエル(あぁ……下品な格好でサターニャさんの家の中をサターニャさんと闊歩するとは……///」
ラフィエル(病みつきになるかもしれません……///)
ラフィエル「どこで拭きましょう……?トイレで?」
サターニャ「いや、もうここでいいわよ……」
ラフィエル「そうですか……///」
フキッフキフキ♪ フキフキキッキキキキノキ♪
サターニャ「はぁ……なんという悪魔的行為……」
ラフィエル「私堕天しそうです……///」
サターニャ「なんでよ……」
サターニャ「……ゴミ袋ほぼ空だけど捨てよ……」
同時刻
ガヴリール宅
ヴィーネ「わかったわ……正直に言うわ」
ガヴリール「お、おう」
ヴィーネ「その、私もガヴと同じ状況で紙がなかったの」
ガヴリール「お、おう」
ヴィーネ「そこにガヴのパンツが降ってきた。私は思わず」
ガヴリール「ごめん……もう言わなくていいわ……」
ヴィーネ「……ごめんなさい」
ガヴリール「……ごめん、ちょっと受け入れられんわ……」
ヴィーネ「そうよね……」
ガヴリール「まあ、でも……ヴィーネには日頃からすごく助けられてるし……」
ヴィーネ「許してくれるの……?」
ガヴリール「まあ……今後そういうことしないって言うのなら、ね」
ヴィーネ「しないっ!しないわ!!」
ガヴリール「……というかヴィーネも物好きだよね。こんなぐーたらな私なんかどこがいいんだ」
ヴィーネ「だって……下界で一番最初にできた友達だし……」
ガヴリール「!」
ヴィーネ「それに……ガヴが本当は優しいってこと、わかってるもの」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ヴィーネ(ちょっろ。このまま骨の髄までしゃぶり尽くしたるわ)
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「……」
ラフィエル「ふぅ……///」
サターニャ「なんでそんなに顔赤いの……?」
ラフィエル「うふふ……///」
サターニャ「ねえ」
ラフィエル「窮地から脱することができてよかったーと思ってるんですよ///」
サターニャ「そう、なの?」
ラフィエル「はい……///」
ラフィエル(今サターニャさんのお宅に私の排泄物が粒子となって広がっています……それは呼吸によりサターニャさんの体内に取り込まれ……うふふふふ、うふふのうふふ、ふふふのふ///)
ラフィエル(そしてサターニャさんの排泄物もまた……ああ、ごちそうさまでした///)
完☆
元スレ
同時刻
ヴィーネ宅
ブリュリュリュリュッ!
ブボッン!
ブッブッブッ...ブリィ↑……ドッ↓
ヴィーネ「ふぅ。すっきり♪さて……と?」
ヴィーネ「……ええええ!?そんなっ紙がない!?」
ヴィーネ「私としたことがっ……ど、どうしよう……!!」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:18:43.344 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
ブビビビビ
ブビビブリュブリュ
ブボボッボンッ!
サターニャ「ふーたくさんでたわ」
サターニャ「……な゛!紙がない!!」
サターニャ「ちょっSSS級悪魔行為か!どうすればいいのよー!!!」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:21:09.573 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ラフィエル宅
(音姫によってよく聞き取れない!)
(音姫によってよく聞き取れない!)
(音姫によってよく聞き取れない!)
ラフィエル「ふぅ……♪」
ラフィエル「……あれ?」
ラフィエル「紙が……替えもない……!?」
ラフィエル「ちょっこれは困りますよー!!」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:21:47.060 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール宅
ガヴリール「さて……どうする……」
ガヴリール「流石に拭かずにパンツを履くのはいやだ」
ガヴリール「ノーパンスカートでコンビニまでいくか……?」
ガヴリール「痴女か!!」
ガヴリール「そうだ、学校のトイレに神足通で……」
ガヴリール「今は門が閉まってるしはいったら出られないか」※夜
ガヴリール「いや神足通で帰れば……」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:24:28.447 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール「いや、だめだ。スカートとか飛んでいったら洒落にならん。パンモロで家まで帰宅とか……」
ガヴリール「……そうだ。ヴィーネの家だ。ヴィーネならこんなことでお邪魔しても許してくれるだろ」
ガヴリール「むしろ友達のピンチだし喜んで紙くらい恵んでくれるだろ」
ガヴリール「そうと決まれば……」
バサッ
ガヴリール「私を……ヴィーネの家のトイレに移動させてっ……!」
ガヴリール「……チッ。やっぱりパンツだけ飛んでいきやがったか……」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:28:06.109 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ヴィーネ宅
ヴィーネ「どうしよう……」
ヴィーネ「何か拭けそうなもの……ティッシュ?だめよ流せないし……」
ヴィーネ「それに汚れたまま部屋に行くのなんかやだし……」
ヴィーネ「……最悪このパンツを犠牲に」
ヴィーネ「それでコンビニで紙とパンツを買ってパンツを捨てていけば……」
ヴィーネ「……駄目よ。店員さんにパンツ見られたくないし、分別する時可哀想だし……」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:31:08.544 ID:fgFGSm4Z0.net
ヴィーネ「とはいえこのままじゃ……」
ヴィーネ「槍とか召喚してそれに擦り付けて消せば……いやいやいや」
ヴィーネ「なんとか……なんとかなる方法……ノーパンでコンビニまでいく……?」
ヴィーネ「いや、臭いでしょ……」
ヴィーネ「うぅぅぅどうすれば……!」
パァァァァァッ
ヴィーネ「んぶっ……?これは……パンツ?この匂いは……ガヴのね」スンスン
ヴィーネ「……」ゴクリンコ
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:33:53.737 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「うぅぅぅ……!!まさかこの私がこんな失態を……」
サターニャ「いや、まだ手はあるはずよ……考えなさい……」
サターニャ「考え続ければきっとひらめくはず……デビルズアイディアを……!!」
サターニャ「そう、例えば……ティッシュで拭く!」
サターニャ「でもティッシュはトイレに流せないのよね……」
サターニャ「それに……お尻を拭いたティッシュをゴミ箱に入れておくのはなんというか……無理……」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:36:15.785 ID:fgFGSm4Z0.net
サターニャ「どうすれば……パンツを履かずに近所の公園のトイレに行く……?」
サターニャ「いや、ノーパンは流石に悪魔的すぎるわ……」
サターニャ「……もういっそこのままパンツを穿いちゃう?コンビニで新しいの買ってトイレで履き替えて……」
サターニャ「汚れたのは……捨てる?」
サターニャ「いやいやいやっ……流石にそれは……」
サターニャ「見られたくないし……」
サターニャ「ああああどうすればああああああ!!!」
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:38:40.557 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ラフィエル宅
ラフィエル「さて……どうしましょうか」
ラフィエル「お部屋のティッシュは……」
ラフィエル「そもそも汚れたお尻を丸出しにして部屋の中を闊歩するとかキャラ的に無理です」
ラフィエル「とりあえずウォシュレットで綺麗にして乾くのを待つ……とか?」
シャァァァア
ラフィエル「ひゃあっ///」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:42:19.171 ID:fgFGSm4Z0.net
ラフィエル「さて……問題はウォシュレットで濡れたお尻をどうするかですよ」
ラフィエル「汚れはなくなったとは言えお尻を丸出しで部屋の中をうろつくとかやっぱり生理的に無理ですし」
ラフィエル「乾くまで待つ……?……天使がトイレの中に閉じこもるとか駄目でしょう」
ラフィエル「……こうなったらサターニャさんのお宅に行きますか」
ラフィエル「神足通でトイレに忍び込んで……キャラ的にサターニャさんのお宅に侵入しても違和感ないでしょうし」
ラフィエル「そうと決まれば……!」
シュンッ
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:43:51.395 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール宅
ガヴリール「うっ……うぅぅぅ……!」
ガヴリール「……助けて……助けてヴィーネ……」
ガヴリール「……ヴィーネなら電話すれば紙持ってきてくれるかな……?」
ガヴリール「スマホ持ってきておいてよかった……」ピッ
prrr
ガヴリール「……早く出てくれ」
ガヴリール「……まだか」
ガヴリール「ヴィーネぇ……」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:45:26.251 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ヴィーネ宅
ヴィーネ「ガヴのパンツ……ガヴのパンツ……」スンスン
ヴィーネ「これは……天の贈り物……よね」
ヴィーネ「これがここに来た意味……それは……これで拭けということ……っ」ゴクリ
ヴィーネ「で、でもガヴのパンツで拭くとか……ねぇ……?」
ヴィーネ「流石にそれは……だめよ……いくら悪魔でも……」
prrrr
ヴィーネ「電話!?う、確かケータイは机の上……」
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:47:18.829 ID:fgFGSm4Z0.net
prrrr
ヴィーネ「あわわわわわわ!!!
prrrr
ヴィーネ「ま、待ってくださーい!」フキフキ
ヴィーネ「……あ」
ヴィーネ「……もう仕方ないわ!過ぎたことは!受け入れましょう!!」
ピッ
ヴィーネ「もしもし!?」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:48:40.524 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール『あ、やっとでた……』
ヴィーネ「どうしたのよガヴ。震え声で」
ガヴリール『実は……トイレの紙切れちゃって……助けて……』
ヴィーネ「え」
ヴィーネ(ま、まさかガヴも……?ということはさっきのパンツは……うちのトイレに来ようとしてたってこと!?)
ガヴリール『お願い……』
ヴィーネ「わ、わかったわ!待っててね」
ヴィーネ(パンツどうしよう)
37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:50:28.533 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「ティッシュ……使おうかしら」
サターニャ「もうこれは仕方のないことだし……」
サターニャ「……」
サターニャ「でも流石にそれは……女としてどうなのよ……」
38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:50:39.035 ID:fgFGSm4Z0.net
サターニャ「大悪魔っていってもやっていいことと悪いことがあるわ……」
サターニャ「流石にうんちがついたまま部屋をうろつくのは……だめでしょ……女的にも悪魔的にも……」
サターニャ「いやでもあのベルフェゴールは便座に座った姿で有名だし……トイレの神様っていうのもいるらしいし……」
サターニャ「ありなのかな……」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:51:56.555 ID:fgFGSm4Z0.net
サターニャ「……うぐ、ぐ……」
サターニャ「そ、そんなことするくらいだったら……ティッシュで……っ」
シュンッ
ラフィエル「ふぅっ」
サターニャ「な゛」
ラフィエル「え゛」
サターニャ「な、なんでここに入ってきてんのよ!?」
ラフィエル「ま、まさか同じタイミングでトイレにいたとは……なんという確率……」
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:53:03.908 ID:fgFGSm4Z0.net
サターニャ「な、何しに来たのよ!今あんたに構ってる暇は……」
ラフィエル「わ、私も緊急でして……」
サターニャ(ん……?こいつパンツ下ろしたまま……?しかも太もも濡れて……)
サターニャ「ま、まさか……」
ラフィエル「う、お察しの通り紙を借りに来たんですが……あ、れ?」
サターニャ「……うちもないのよ。紙が」
ラフィエル「ええええええええ」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:55:59.906 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ガヴリール宅
ガヴリール「……」
ガチャッ
ガヴリール「!」
ヴィーネ「おまたせ!トイレットペーパー買ってきたわよ!」
ガヴリール「ありがとう……ヴィーネ……」
ヴィーネ「いいのよ。困ってる時はお互い様でしょ」
ヴィーネ「それに……こんな人に言いにくいこと……頼ってくれて嬉しいわ」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:57:48.842 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール「ヴィーネしか相談できる人いなかったんだよ……」
ガヴリール「……あと拭くから出てって」
ヴィーネ「あ、ごめんなさい」
ヴィーネ(チッ)
フキフキッ ジャァァァアァァッ!!
ガヴリール「……ふぅ。なんとかなってよかった」
ヴィーネ「それはなによりね」
ガヴリール「ところでさ……私のパンツ見なかった?もしかしたらヴィーネの家のトイレにあるかもしれないんだけど……」
43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:58:54.733 ID:fgFGSm4Z0.net
ヴィーネ「え?し、知らないわねー」
ヴィーネ(言えるわけないわよね……ガヴのパンツでお尻を拭いたとか……)
ガヴリール「そうか……」
ガヴリール「でも一応確認しにいっていい?」
ヴィーネ「!?」
ヴィーネ(ガヴのパンツを見られるわけには……!)
ヴィーネ「だ、だめっ!」
ガヴリール「え?なんで?」
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:59:15.530 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
ラフィエル「まさかサターニャさんも同じ状況だったとは……」
サターニャ「ラフィエルも……すごい確率ね……」
ラフィエル「ですね……」
サターニャ「……どうするの?」
ラフィエル「……どうしましょう」
サターニャ「……私は覚悟を決めてティッシュで拭こうと思ってたわ」
ラフィエル「……そうなりますかぁ」
47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 01:59:54.914 ID:fgFGSm4Z0.net
サターニャ「というか私の家じゃなくてコンビニとかに行けば?」
ラフィエル「コンビニだと一般人に見られる可能性が高いので……」
サターニャ「私ならいいの」
ラフィエル「まあ、サターニャさんになら……///」
サターニャ「学校は?」
ラフィエル「それも考えたんですが、流石に天使として夜の学校に忍び込むのはちょっと……」
サターニャ「悪魔の家に忍び込むのはいいのに?」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:00:19.149 ID:fgFGSm4Z0.net
ラフィエル「……わ、わかりました」
ラフィエル「私もティッシュで拭きます」
サターニャ「いや、そっちのほうがアウトな気がするけど……」
ラフィエル「なので一緒に拭きましょう……///」
サターニャ「え、なんで」
ラフィエル「一緒にやれば恥ずかしさも軽減されると思うんです」
サターニャ「余計恥ずかしいと思」
ラフィエル「二人でなら恥ずかしくないはずでず!さあ、一緒に拭きましょう!///」
サターニャ「あんた顔赤くない?」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:01:18.577 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ガヴリール「いいじゃん。ちょっと見るだけだからさ」
ヴィーネ「だ、だめ!」
ガヴリール「……そこまで言うとなんか怪しいな」
ガヴリール「お前……まさか……」
ヴィーネ「な、なによ」
ガヴリール「昔私が教室にパンツ降臨させたときに思わず捨ててしまえって言ったけどさ……」
ヴィーネ「!」
ガヴリール「……そのパンツどうした?」
ヴィーネ「!!!!」ギクギクギクゥ
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:02:04.329 ID:fgFGSm4Z0.net
ヴィーネ「ど、どうもしてないわよ~?」ヒューヒュ-
ガヴリール「……今すぐヴィーネの家にいくぞ」
ヴィーネ「駄目!!!」
ガヴリール「じゃあ正直に話せ!今なら何をしてても許してやるから!!」
ヴィーネ「……だめ、絶対許してくれない」
ガヴリール「お前どんなことしたんだよ私のパンツに……」
ヴィーネ「……言ったら絶対ガヴは辛い思いをする。だから言えない」
ヴィーネ「……パンツの1枚くらい新しいの買ってあげるから。忘れなさい」
ガヴリール「……」
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:03:19.213 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「ほ、本当にいいの……?」
ラフィエル「覚悟は決まりました……///」
サターニャ「じゃあ、行くわよ……」
ラフィエル「はいっ……///」
ガチャッ
サターニャ「机の上にティッシュがあるわ。ゴミ箱はキッチンのほうのを使って」
ラフィエル「はい///」
ラフィエル(あぁ……下品な格好でサターニャさんの家の中をサターニャさんと闊歩するとは……///」
ラフィエル(病みつきになるかもしれません……///)
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:04:29.324 ID:fgFGSm4Z0.net
ラフィエル「どこで拭きましょう……?トイレで?」
サターニャ「いや、もうここでいいわよ……」
ラフィエル「そうですか……///」
フキッフキフキ♪ フキフキキッキキキキノキ♪
サターニャ「はぁ……なんという悪魔的行為……」
ラフィエル「私堕天しそうです……///」
サターニャ「なんでよ……」
サターニャ「……ゴミ袋ほぼ空だけど捨てよ……」
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:04:55.348 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
ガヴリール宅
ヴィーネ「わかったわ……正直に言うわ」
ガヴリール「お、おう」
ヴィーネ「その、私もガヴと同じ状況で紙がなかったの」
ガヴリール「お、おう」
ヴィーネ「そこにガヴのパンツが降ってきた。私は思わず」
ガヴリール「ごめん……もう言わなくていいわ……」
ヴィーネ「……ごめんなさい」
ガヴリール「……ごめん、ちょっと受け入れられんわ……」
ヴィーネ「そうよね……」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:05:45.514 ID:fgFGSm4Z0.net
ガヴリール「まあ、でも……ヴィーネには日頃からすごく助けられてるし……」
ヴィーネ「許してくれるの……?」
ガヴリール「まあ……今後そういうことしないって言うのなら、ね」
ヴィーネ「しないっ!しないわ!!」
ガヴリール「……というかヴィーネも物好きだよね。こんなぐーたらな私なんかどこがいいんだ」
ヴィーネ「だって……下界で一番最初にできた友達だし……」
ガヴリール「!」
ヴィーネ「それに……ガヴが本当は優しいってこと、わかってるもの」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ヴィーネ(ちょっろ。このまま骨の髄までしゃぶり尽くしたるわ)
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/28(日) 02:06:39.636 ID:fgFGSm4Z0.net
同時刻
サターニャ宅
サターニャ「……」
ラフィエル「ふぅ……///」
サターニャ「なんでそんなに顔赤いの……?」
ラフィエル「うふふ……///」
サターニャ「ねえ」
ラフィエル「窮地から脱することができてよかったーと思ってるんですよ///」
サターニャ「そう、なの?」
ラフィエル「はい……///」
ラフィエル(今サターニャさんのお宅に私の排泄物が粒子となって広がっています……それは呼吸によりサターニャさんの体内に取り込まれ……うふふふふ、うふふのうふふ、ふふふのふ///)
ラフィエル(そしてサターニャさんの排泄物もまた……ああ、ごちそうさまでした///)
完☆
ガヴリール「紙がない!?」 ヴィーネ「紙がない!?」 サターニャ「紙がない!?」 ラフィエル「紙がない!?」