1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 00:56:32.109 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「って事があってさー」
タプリス「な、な、ななな……なんで私を呼んでくれないんですか!!?」
ガヴリール「え?タプリス呼んでほしかったの?」
タプリス「当たり前じゃないですか!大体いつも4人で楽しそうにしててズルすぎます!!私寂しいじゃないですか!」
ガヴリール「まじかー、お前そういうの気にしなそうだからさー」
タプリス「気にしますよ!?むしろ私が一番気にするタイプでしょう!?わかって言ってますよね!」
ガヴリール「タプリスが来るとサターニャがまたうるさいんだよ」
タプリス「く、胡桃沢先輩はともかく、白羽先輩や月乃瀬先輩や天真先輩とお喋りしたかったですぅ……」
ガヴリール「まあなり行きで集まった感じだしなぁ」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 00:59:04.508 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「うぅぅ……ぐすぐす」メソメソ
ガヴリール「……そんなに行きたい?ファミレス」
タプリス「いや、ファミレスは別に……私は先輩たちとお話ししたいなぁって」
ガヴリール「じゃ、行くか」
タプリス「え?」
ガヴリール「天真先輩とお喋りしに、ファミレス」
タプリス「え、ええええ~~~!?」
時計「23:16」
ガヴリール「タプリス。学校はどうだ?上手くやれてるか?ご飯はちゃんと食べているのか?」
タプリス「ギクシャクした親子関係みたいな話出しはやめてくださいよ」
ガヴリール「お前警戒心が人一倍強いからクラスに馴染めてるか心配なんだよ」
タプリス「せ、せんぱい……」ジーン
ガヴリール「馴染めてなくても特に何もしてやらないけどな」
タプリス「せんぱい!!」プンプン
タプリス「大丈夫ですよ、何人かお友達もできましたし。勉強もついていけてます!」
ガヴリール「宿題ちゃんとやってんの?」
タプリス「やってますよ?」
ガヴリール「偉いな。私あんまやってないわ」
タプリス「やってください……」
ガヴリール「まあなんか困った事があったら私に相談してこいよ」
タプリス「宿題でわからない所があったら聞いてもいいですか?」
ガヴリール「そういうのはヴィーネとかラフィが聞くから」
タプリス「もう!」
ガヴリール「んでさ、ヴィーネのやつ悪魔のくせに全然悪魔らしい事できなくてさ」
ガヴリール「私はあいつが卒業後も悪魔としてやっていけるか心配だよ」
タプリス「先輩は人のことより先に自分の心配をしてください」
ガヴリール「私はいいんだよ。適当にやるから」
タプリス「本当にこのままだと仕送り止まっちゃいますよ!」
ガヴリール「そうなったらタプリスに養ってもらおっかな」
タプリス「わ、私ですか?」
ガヴリール「うん」
タプリス「天真先輩とルームシェア?」
ガヴリール「まあ、家賃もったいないしな」
タプリス「天真先輩と一緒にご飯食べたり?」
ガヴリール「ご飯食べないと、私死んじゃうしな」
タプリス「一緒に、お、おおおおお風呂?」
ガヴリール「なんでそこでどもるのかわからないけど、それは別々でいいんじゃないかな」
タプリス「いいえ、一緒に入りましょう!!」
ガヴリール「え、うん。うん?」
タプリス「天真先輩!ミックスグリルってやつ食べたいです」
ガヴリール「あれ、さっきしっかり晩御飯食べたじゃん。そんなにがっつりいくの?」
タプリス「えへへ、なんかお腹空いちゃって」
ガヴリール「まあ日付変わると小腹空くよな」
タプリス「一人じゃ食べきれるかわからないんで、一緒に食べませんか!」
ガヴリール「いいよ」
ガヴリール「ドリンクバー行ってくるけど、タプリスなんか飲む?」
タプリス「あ、メロンソーダ欲しいです」
ガヴリール「わかった」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「カルピス烏龍茶コーンスープとかいらない?」
タプリス「げっ、なんですかそれ!要らないです!」
ガヴリール「タプリス、私眠いわ。寝たい」
タプリス「えっ、寝ちゃうんですか?」
ガヴリール「ていうか、お前眠くないの?生活習慣大丈夫?」
タプリス「天真先輩の家にお泊まりという事で、夜型の先輩に合わせてあらかじめお昼寝してたんですよ!」
ガヴリール「お前、空回り尽くし女房タイプだな」
タプリス「すっごい失礼な事言われました!」
ガヴリール「尽くし女房はイヤ?」
タプリス「空回りじゃなければ……」
ガヴリール「じゃ、空回りさせないから尽くしてよ。膝枕して」ゴロン
タプリス「ひゃぁ!ひひひ膝枕!」
ガヴリール「やっぱちょっと眠い。ほんの少し寝るかも……」
タプリス「もう……」
タプリス「…………」
タプリス「…………」なでなで
タプリス(天真先輩の髪、すごく柔らかくて気持ちいいなぁ)なでなで
タプリス「ふへ、ふへへへへへ」ニヤー
タプリス「天真先輩かわいい。天真先輩かわいい」
ガヴリール「……タプリス、あの、まだ起きてるんだけど」
タプリス「へぁあ!?」ビクッ
ガヴリール「下界、どう?」
タプリス「え?」
ガヴリール「この世界に来て、楽しい?」
タプリス「……はい、楽しいですよ」
ガヴリール「そっか」
タプリス「白羽先輩も、月乃瀬先輩も優しくしてくれますし、胡桃沢先輩も、まあ、見てて楽しいですし」
ガヴリール「うん」
タプリス「なにより、天真先輩がいてくれるだけで心強いんです」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「優等生の私じゃなくても?」
タプリス「もちろんです」
タプリス「えへへ、だって天真先輩、なんだかんだ言って私のこと見ててくれるじゃないですか」
タプリス「面倒くさそうなフリして私が困ってないか気にしてくれてるし」
ガヴリール「そんなこと……」
タプリス「ありますよね?えへへ」ニコニコ
タプリス「それに、駄目な天真先輩はこうして甘えてくれるから。わたしとっても嬉しいんですよ」
タプリス「前より、もっと天真先輩と近くなれた気がします」
ガヴリール「……そっか」
ガヴリール「私がこうなっても、なんで愛想尽かさないんだろうって不思議だったけど」
ガヴリール「やっぱお前、空回り尽くし女房タイプなんだな」
タプリス「私いま空回ってるんですか!?」
ガヴリール「ZZZ」
タプリス「天真先輩、ガチ寝しちゃいました……」なでなで
タプリス「天界にいた時の天真先輩はとても素敵でしたよ」
タプリス「あの時の先輩も好きですけど、やっぱり憧れの気持ちが強かったんだと思います」
タプリス「今の先輩に対しての好きは、憧れもありますけど」
タプリス「多分、もっと別な……好きなんだと思います」
タプリス「えへへへへへ、大好きですよ。天真先輩」
ガヴリール「……タプリス、まだ起きてるんだけど」
タプリス「寝ててくださいよ!?めちゃめちゃ恥ずかしいじゃないですか!!!」ガーン
ガヴリール「よし、帰るぞタプリス」
タプリス「うぅぅ、もう朝じゃないですか。外が薄明るいです。流石に眠いですよぅ……」
ガヴリール「家帰ったら寝るぞ」
タプリス「そうしましょう……」
ガヴリール「大好きな天真先輩とな」
タプリス「……!」
タプリス「はい!」
ガヴリール「あ、ごめんタプリス財布忘れた。会計頼むわ」
タプリス「天真先輩台無しです!!!!」
完
元スレ
タプリス「うぅぅ……ぐすぐす」メソメソ
ガヴリール「……そんなに行きたい?ファミレス」
タプリス「いや、ファミレスは別に……私は先輩たちとお話ししたいなぁって」
ガヴリール「じゃ、行くか」
タプリス「え?」
ガヴリール「天真先輩とお喋りしに、ファミレス」
タプリス「え、ええええ~~~!?」
時計「23:16」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:00:02.413 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「タプリス。学校はどうだ?上手くやれてるか?ご飯はちゃんと食べているのか?」
タプリス「ギクシャクした親子関係みたいな話出しはやめてくださいよ」
ガヴリール「お前警戒心が人一倍強いからクラスに馴染めてるか心配なんだよ」
タプリス「せ、せんぱい……」ジーン
ガヴリール「馴染めてなくても特に何もしてやらないけどな」
タプリス「せんぱい!!」プンプン
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:01:18.970 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「大丈夫ですよ、何人かお友達もできましたし。勉強もついていけてます!」
ガヴリール「宿題ちゃんとやってんの?」
タプリス「やってますよ?」
ガヴリール「偉いな。私あんまやってないわ」
タプリス「やってください……」
ガヴリール「まあなんか困った事があったら私に相談してこいよ」
タプリス「宿題でわからない所があったら聞いてもいいですか?」
ガヴリール「そういうのはヴィーネとかラフィが聞くから」
タプリス「もう!」
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:02:12.604 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「んでさ、ヴィーネのやつ悪魔のくせに全然悪魔らしい事できなくてさ」
ガヴリール「私はあいつが卒業後も悪魔としてやっていけるか心配だよ」
タプリス「先輩は人のことより先に自分の心配をしてください」
ガヴリール「私はいいんだよ。適当にやるから」
タプリス「本当にこのままだと仕送り止まっちゃいますよ!」
ガヴリール「そうなったらタプリスに養ってもらおっかな」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:03:28.075 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「わ、私ですか?」
ガヴリール「うん」
タプリス「天真先輩とルームシェア?」
ガヴリール「まあ、家賃もったいないしな」
タプリス「天真先輩と一緒にご飯食べたり?」
ガヴリール「ご飯食べないと、私死んじゃうしな」
タプリス「一緒に、お、おおおおお風呂?」
ガヴリール「なんでそこでどもるのかわからないけど、それは別々でいいんじゃないかな」
タプリス「いいえ、一緒に入りましょう!!」
ガヴリール「え、うん。うん?」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:05:17.555 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「天真先輩!ミックスグリルってやつ食べたいです」
ガヴリール「あれ、さっきしっかり晩御飯食べたじゃん。そんなにがっつりいくの?」
タプリス「えへへ、なんかお腹空いちゃって」
ガヴリール「まあ日付変わると小腹空くよな」
タプリス「一人じゃ食べきれるかわからないんで、一緒に食べませんか!」
ガヴリール「いいよ」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:05:57.385 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「ドリンクバー行ってくるけど、タプリスなんか飲む?」
タプリス「あ、メロンソーダ欲しいです」
ガヴリール「わかった」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「カルピス烏龍茶コーンスープとかいらない?」
タプリス「げっ、なんですかそれ!要らないです!」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:06:44.683 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「タプリス、私眠いわ。寝たい」
タプリス「えっ、寝ちゃうんですか?」
ガヴリール「ていうか、お前眠くないの?生活習慣大丈夫?」
タプリス「天真先輩の家にお泊まりという事で、夜型の先輩に合わせてあらかじめお昼寝してたんですよ!」
ガヴリール「お前、空回り尽くし女房タイプだな」
タプリス「すっごい失礼な事言われました!」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:07:30.163 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「尽くし女房はイヤ?」
タプリス「空回りじゃなければ……」
ガヴリール「じゃ、空回りさせないから尽くしてよ。膝枕して」ゴロン
タプリス「ひゃぁ!ひひひ膝枕!」
ガヴリール「やっぱちょっと眠い。ほんの少し寝るかも……」
タプリス「もう……」
タプリス「…………」
タプリス「…………」なでなで
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:08:10.829 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス(天真先輩の髪、すごく柔らかくて気持ちいいなぁ)なでなで
タプリス「ふへ、ふへへへへへ」ニヤー
タプリス「天真先輩かわいい。天真先輩かわいい」
ガヴリール「……タプリス、あの、まだ起きてるんだけど」
タプリス「へぁあ!?」ビクッ
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:08:44.915 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「下界、どう?」
タプリス「え?」
ガヴリール「この世界に来て、楽しい?」
タプリス「……はい、楽しいですよ」
ガヴリール「そっか」
タプリス「白羽先輩も、月乃瀬先輩も優しくしてくれますし、胡桃沢先輩も、まあ、見てて楽しいですし」
ガヴリール「うん」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:10:27.719 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「なにより、天真先輩がいてくれるだけで心強いんです」
ガヴリール「…………」
ガヴリール「優等生の私じゃなくても?」
タプリス「もちろんです」
タプリス「えへへ、だって天真先輩、なんだかんだ言って私のこと見ててくれるじゃないですか」
タプリス「面倒くさそうなフリして私が困ってないか気にしてくれてるし」
ガヴリール「そんなこと……」
タプリス「ありますよね?えへへ」ニコニコ
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:12:04.796 ID:gIaRE0pf0.net
タプリス「それに、駄目な天真先輩はこうして甘えてくれるから。わたしとっても嬉しいんですよ」
タプリス「前より、もっと天真先輩と近くなれた気がします」
ガヴリール「……そっか」
ガヴリール「私がこうなっても、なんで愛想尽かさないんだろうって不思議だったけど」
ガヴリール「やっぱお前、空回り尽くし女房タイプなんだな」
タプリス「私いま空回ってるんですか!?」
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:13:55.891 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「ZZZ」
タプリス「天真先輩、ガチ寝しちゃいました……」なでなで
タプリス「天界にいた時の天真先輩はとても素敵でしたよ」
タプリス「あの時の先輩も好きですけど、やっぱり憧れの気持ちが強かったんだと思います」
タプリス「今の先輩に対しての好きは、憧れもありますけど」
タプリス「多分、もっと別な……好きなんだと思います」
タプリス「えへへへへへ、大好きですよ。天真先輩」
ガヴリール「……タプリス、まだ起きてるんだけど」
タプリス「寝ててくださいよ!?めちゃめちゃ恥ずかしいじゃないですか!!!」ガーン
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/29(月) 01:16:13.639 ID:gIaRE0pf0.net
ガヴリール「よし、帰るぞタプリス」
タプリス「うぅぅ、もう朝じゃないですか。外が薄明るいです。流石に眠いですよぅ……」
ガヴリール「家帰ったら寝るぞ」
タプリス「そうしましょう……」
ガヴリール「大好きな天真先輩とな」
タプリス「……!」
タプリス「はい!」
ガヴリール「あ、ごめんタプリス財布忘れた。会計頼むわ」
タプリス「天真先輩台無しです!!!!」
完
タプリス「先輩たち4人でファミレス!?」