4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:18:02.44 ID:5d0qDqAF0
12月20日
モモ「突然ですがみなさん、明日はなんの日かご存知っすよね?」
モモ「そうっす。明日は加治木先輩の誕生日っすよ」
モモ「そこで、この鶴賀学園麻雀部全員で加治木先輩の誕生日を祝福しようって算段っす」
モモ「もちろんこのことは加治木先輩に内緒っす。いわゆるサプライズってやつっすね」
智美「誰に話しかけてるんだー?モモー」
モモ「なんでもないっすよ。それより準備は大丈夫っすか?」
智美「完璧だぞー。完璧すぎて完璧だぞー」
モモ「よくわからないっすけどテンションが上がってることは伝わったっす」
モモ「それじゃ、そろそろ作戦に入るとするっすかね」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:23:01.96 ID:5d0qDqAF0
智美「作戦の内容を説明するぞー」
智美「まず、普通に部活をするぞー。終わるまで!」
智美「そして、私と佳織がゆみちんを連れて購買部へ。その隙にむっきーとモモがゆみちんの鞄にプレゼントを投入」
モモ「このプレゼントはみんながそれぞれ買った物っす」
智美「さらに、鞄を開けた瞬間にクラッカーが鳴る仕組み!ゆみちんの驚く顔が目に浮かぶなー」
モモ「どうっすかこの作戦!」
睦月「う、うむ・・・」
佳織(どうと言われても・・・)
智美「いいかー皆」
智美「ゆみちんは頼れるリーダーだ。みんなゆみちんに助けられたことは数えきれないほどあると思う」
智美「たとえば、テストとか」ワハハ
睦月(・・・)
智美「だからこそ!だからこそ日頃の感謝を込めてゆみちんに恩返しという意味で!」
智美「誕生日プレゼントを贈ろうじゃないかー!」
モモ「おーっ!」
佳織「えっ!?お、おー!」
睦月「う、うむァ!」
智美「作戦はさっき言った通り!」
モモ「言った通りっす!」
佳織「はい!」
睦月(テンション高いなぁ・・・)
智美「幸運を祈る!ワハハー!」
モモ「ワハハ!」
佳織「わはは!」
睦月「うむァ!」
扉ガラッ
ゆみ「遅れてすまない。なかなか掃除が終わらなくてな・・・」
智美(そのために床にマシュマロをぶちまけたんだぞー)ワハハ
モモ(ナイスアシストっすよ、元部長さん!)
智美「ワハハー」
ゆみ「?」
佳織「じゃ、じゃあ今日も楽しく麻雀を始めましょう!」
ゆみ「お、今日は張り切ってるな。手加減はしないぞ?」
佳織「がんばります!」
モモ「私も入るっすー!」
睦月「うむァ!」
ガヤガヤ
智美「・・・ワハハー」
智美「・・・今日は観戦かなー」
18時
ゆみ「ふぅ、そろそろ終わりとするか」
睦月「うむァ・・・」
佳織「一回もトップになれなかったです・・・」
智美「まあまあ、これから練習して上手くなればいいだろー」
佳織「智美ちゃん・・・」
智美「ワハハ、佳織!仕方ないからジュースを奢ってやろう!ゆみちんも一緒に行くぞー」
モモ(うまいっすね。さりげなく事を運ぶ辺りは流石っす)
ゆみ「構わないが、購買部はもう閉まっているぞ」
智美「ワハッ!?」
モモ(!!)
智美(どどどどうする、モモ、佳織、むっきー)
モモ(どうするって言われても・・・どうにもならないっす!)
佳織(あわわわわわわ)
睦月(うむァ!うむァ!)
智美(む、むっきーは何を・・・し、仕方ない、奥の手だぞー!)
智美「とうっ!」ジャンプ
ゆみ「!?」
智美「着地!」グキッ
智美「うっ!ゆ、ゆみちん・・・足挫いた・・・」
ゆみ「何をしてるんだお前は」
モモ(なんて人っすか・・・)
モモ(貴女の犠牲は無駄にはしないっすよ!元部長さん!)
睦月(犠牲となったのだ!うむァ!)
佳織「わ、私も!とうっ!」ジャンプ
モモ(!?)
佳織「着地!」スタッ
佳織「あれ・・・なんともなかったです」
ゆみ「そうだろうな」
智美「綺麗な着地だったぞー」
佳織「ありがとう、智美ちゃん」
智美「ワハハ」
ゆみ「まあとりあえず、保健室に行こうか」
智美「すまないなーゆみちん」
扉ガラッ
モモ「危なかったっすね・・・」
睦月「うむ」
佳織「智美ちゃん大丈夫かなぁ・・・」
モモ「大丈夫っすよ。根拠はないっすけど、あの人の前ではインフルエンザすら屈するくらい丈夫っすから」
睦月「うむ」
佳織「なんとなく分かっちゃうなぁ・・・」
モモ「っすねぇ」
モモ「とと、元部長さんの為にも、早く先輩の鞄にプレゼントを隠すっす」
睦月「うむ!」
モモ「まずは元部長さんからっす」
モモ「小包に入ってるから中身は不明っす。かおりん先輩、次どうぞっす」
佳織「私はこれを・・・」スッ
モモ「カジキのぬいぐるみっすか。シャレがきいてるっすね」
モモ「むっちゃん先輩、次どうぞっす」
睦月「うむ」スッ
モモ「か、カジキのキーホルダーっすか・・・シャ、シャレがきいてて、いいっすね」
睦月「うむァ!」
佳織(被っちゃったかなぁ・・・)
モモ「あとはクラッカーをセットして・・・よし、準備万端っす!」
\ワハハー/
佳織「あ、戻ってきたみたい」
モモ「持ち場に戻るっすー!」
扉ガラッ
智美「ふぅーだんだん歩けるようになってきたぞー」
ゆみ「まったく、保健室の先生が何を考えてるのか分からないって顔をしていたぞ」
智美「ワハハ」
智美(モモ、仕込みは?)
モモ(バッチリっす)
ゆみ「さて、そろそろ帰ろうかみんな。すまないが妹尾は蒲原を送ってやってくれ」
佳織「はい!家が近いので、大丈夫です!」
ゆみ「よろしく頼む。じゃあみんな、また明日」
睦月「また明日!」
扉ガラッ
智美「・・・ふぅー」
佳織「智美ちゃん、足は大丈夫?」
智美「もう9割型大丈夫だぞー」
佳織「良かったぁ・・・あれ?桃子さんが居ない・・・」
智美「モモならさっき挨拶して帰ったぞー」
佳織「えぇっ!?全然気づかなかった・・・あ、そういえば、桃子さんのプレゼントってなんなんでしょうか」
智美「それはなー・・・」
ゆみ「」スタスタ
モモ(ふふふふふ・・・)ユラァ
モモ(先輩、先輩が独り暮らしなのはリサーチ済みっす。ついでに部屋の間取りもっす)
ゆみ「」スタスタ
モモ(今日が明日になる瞬間、私が先輩を世界で一番祝福するっすよー)
ゆみ「」スタスタ
モモ(ここを右に曲がって、次は左。まっすぐ、まっすぐ、そして右手に見えるマンションの902号室が先輩の部屋っす)
ゆみ「」スタスタ
モモ(あぁ・・・歩く先輩もかっこいいっす。とか考えてる内に、着いたっすね。先輩の家)
ゆみ「ただいま」ガチャ
ゆみ「ふぅ・・・」
ゆみ「ん、蒲原からメールか。なになに・・・」
智美『今日の夜12時に鞄を開けると不思議な事が起きるぞー。皿を長くして待つべし!』
ゆみ「・・・」
ゆみ「首じゃないのか?」
モモ(しびれるツッコミっす!)
ゆみ「12時、か。アイツのことだからまたおかしな事を考えたんだろうな」フフッ
モモ(微笑する先輩もかっこいいっす!)
ゆみ「それまで暇だな・・・勉強でもするか」
モモ(勉学に取り組む先輩もかっこいいっす!)
23時55分
ゆみ「そろそろか」
モモ(すばらしいっす・・・先輩の私生活・・・)
モモ(ご飯を食べる先輩やお風呂上がりの先輩は私だけのメモリーに永久保存っす!)
モモ(これは癖になるっすね・・・)
※モモがかじゅの家にステルス侵入するのは初めてです
ゆみ「あと一分」チラ
モモ(準備オーケーっす!)
0時00分
ゆみ「さて」鞄ジーッ
モモ「先輩!誕生日おめでとうございます!」ガラッパァーン
ゆみ「ひっ」バターン
モモ「あれ?先輩?せんぱーい」
ゆみ「」
モモ「しまったっす。驚きすぎて気絶してるっす」
ゆみ「」
モモ「流石にクラッカーは不意打ちで食らうとびびるっすよね」
ゆみ「」
モモ「ごめんなさいっす、先輩。それにしても・・・」
ゆみ「」
モモ「美しいっす・・・」
モモ「この脚からくびれにかけての曲線、さらに適度な大きさに育ったおもち・・・」
モモ「まさにパーフェクトボデェーと呼ぶにふさわしいっす!」
モモ「・・・さて、これからどうするっすかね」
モモ「とりあえず、先輩をベッドに寝かせるっす。やらしくはないっすよ」
モモ「よいしょ。全然起きないっすね」
モモ「気絶してしまったのは私の責任っすからね。起きるまで介護を・・・」
もも(本当にそれでいいんすか?)
モモ(誰っすか!)
もも(考えてもみるっす・・・またとない機会っすよ、これは・・・)
モモ(そうっすけど・・・!)
もも(らしくないっすよ・・・いつもみたいに、やっちゃえばいいんすよ・・・)
モモ(でも・・・無抵抗の先輩にナニをするというのは・・・)
もも(こんな時だからこそチャンスなんすよ・・・?普段じゃ見られないところも見放題っすよ・・・?)
モモ(見放題・・・!)
もも(見放題っすよ・・・)
モモ(み、見放題・・・)ゴクリ
もも(さあ・・・)
モモ(見放題・・・桃源郷・・・カジキマグロ・・・先輩の見放題・・・夢の絶対領域がマグロで・・・)
もも(さ、さあ・・・!)
モモ(うぅ・・・っ!)
ゆみ「う・・・モモ・・・!」
モモ(せ、先輩?寝言・・・っすか?)
ゆみ「私は君が・・・欲しい・・・」
モモ(せ、先輩・・・)
もも(・・・)
モモ(わかったっすよ、もう一人の私)
もも(何がっすか?)
モモ(やっぱりこれはいけないことっす。気絶してる人を同意もなく襲うなんて、私には無理っす)
もも(・・・)
モモ(だから・・・)
もも(?)
モモ(こういうのは、やっぱり先輩の許可を得てからっす!気絶させてナニするなんてレイプまがいのことはノーっすからね!)
もも(・・・そうっすか)
もも(じゃ、私は消えるっす。先輩のこと、頼んだっすよ)
モモ(りょーかいっす)
ゆみ「うぅ・・・ん」
21日 7時
ゆみ「はっ!」ガバッ
ゆみ「ど、どういうことだ・・・?私はいつの間にか眠っていたのか?そして」
モモ「すー・・・すー・・・」
ゆみ「な、なぜモモがここで寝ているんだ?分からない。私は酒でも飲んだのか?」
ゆみ「いや、それはない。そういえば、鞄を開けた時から記憶が無いような・・・」
ゆみ「蒲原め。一体何を企んだというんだ・・・ん?なにか入ってるぞ」ゴソゴソ
ゆみ「カジキのぬいぐるみに、カジキのキーホルダー、誕生日おめでとうの紙・・・」
ゆみ「そうか、繋がったぞ。ここに落ちているクラッカーで私は気絶した。そしてこの二つはプレゼントというわけか」
ゆみ「ん?まだ何か入ってるな・・・この小包は何だ?」シュル
『ゆみちん誕生日おめでとう!プレゼントは最高の後輩だぞー!』
モモ「すー・・・すー・・・」
ゆみ「・・・ふっ」ニコ
ゆみ「ふふ、今回はまんまと蒲原にしてやられたというわけか」
ゆみ「この借りは必ず返す。覚えておけ。だが、まあ・・・」
モモ「すー・・・うぅん・・・」ゴロ
ゆみ「気絶している間に世話になったようだな、モモ。ありがとう」
モモ「ん・・・せんぱい・・・大好き・・・」スー
ゆみ「・・・あぁ、私もだよ。モモ」チュ
カン
代行、支援ありがとうございました
モモかじゅは正義だと思います
元スレ
智美「作戦の内容を説明するぞー」
智美「まず、普通に部活をするぞー。終わるまで!」
智美「そして、私と佳織がゆみちんを連れて購買部へ。その隙にむっきーとモモがゆみちんの鞄にプレゼントを投入」
モモ「このプレゼントはみんながそれぞれ買った物っす」
智美「さらに、鞄を開けた瞬間にクラッカーが鳴る仕組み!ゆみちんの驚く顔が目に浮かぶなー」
モモ「どうっすかこの作戦!」
睦月「う、うむ・・・」
佳織(どうと言われても・・・)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:26:01.57 ID:5d0qDqAF0
智美「いいかー皆」
智美「ゆみちんは頼れるリーダーだ。みんなゆみちんに助けられたことは数えきれないほどあると思う」
智美「たとえば、テストとか」ワハハ
睦月(・・・)
智美「だからこそ!だからこそ日頃の感謝を込めてゆみちんに恩返しという意味で!」
智美「誕生日プレゼントを贈ろうじゃないかー!」
モモ「おーっ!」
佳織「えっ!?お、おー!」
睦月「う、うむァ!」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:29:01.79 ID:5d0qDqAF0
智美「作戦はさっき言った通り!」
モモ「言った通りっす!」
佳織「はい!」
睦月(テンション高いなぁ・・・)
智美「幸運を祈る!ワハハー!」
モモ「ワハハ!」
佳織「わはは!」
睦月「うむァ!」
扉ガラッ
ゆみ「遅れてすまない。なかなか掃除が終わらなくてな・・・」
智美(そのために床にマシュマロをぶちまけたんだぞー)ワハハ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:31:01.99 ID:5d0qDqAF0
モモ(ナイスアシストっすよ、元部長さん!)
智美「ワハハー」
ゆみ「?」
佳織「じゃ、じゃあ今日も楽しく麻雀を始めましょう!」
ゆみ「お、今日は張り切ってるな。手加減はしないぞ?」
佳織「がんばります!」
モモ「私も入るっすー!」
睦月「うむァ!」
ガヤガヤ
智美「・・・ワハハー」
智美「・・・今日は観戦かなー」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:33:12.37 ID:5d0qDqAF0
18時
ゆみ「ふぅ、そろそろ終わりとするか」
睦月「うむァ・・・」
佳織「一回もトップになれなかったです・・・」
智美「まあまあ、これから練習して上手くなればいいだろー」
佳織「智美ちゃん・・・」
智美「ワハハ、佳織!仕方ないからジュースを奢ってやろう!ゆみちんも一緒に行くぞー」
モモ(うまいっすね。さりげなく事を運ぶ辺りは流石っす)
ゆみ「構わないが、購買部はもう閉まっているぞ」
智美「ワハッ!?」
モモ(!!)
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:36:03.56 ID:5d0qDqAF0
智美(どどどどうする、モモ、佳織、むっきー)
モモ(どうするって言われても・・・どうにもならないっす!)
佳織(あわわわわわわ)
睦月(うむァ!うむァ!)
智美(む、むっきーは何を・・・し、仕方ない、奥の手だぞー!)
智美「とうっ!」ジャンプ
ゆみ「!?」
智美「着地!」グキッ
智美「うっ!ゆ、ゆみちん・・・足挫いた・・・」
ゆみ「何をしてるんだお前は」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:39:10.64 ID:5d0qDqAF0
モモ(なんて人っすか・・・)
モモ(貴女の犠牲は無駄にはしないっすよ!元部長さん!)
睦月(犠牲となったのだ!うむァ!)
佳織「わ、私も!とうっ!」ジャンプ
モモ(!?)
佳織「着地!」スタッ
佳織「あれ・・・なんともなかったです」
ゆみ「そうだろうな」
智美「綺麗な着地だったぞー」
佳織「ありがとう、智美ちゃん」
智美「ワハハ」
ゆみ「まあとりあえず、保健室に行こうか」
智美「すまないなーゆみちん」
扉ガラッ
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:42:02.36 ID:5d0qDqAF0
モモ「危なかったっすね・・・」
睦月「うむ」
佳織「智美ちゃん大丈夫かなぁ・・・」
モモ「大丈夫っすよ。根拠はないっすけど、あの人の前ではインフルエンザすら屈するくらい丈夫っすから」
睦月「うむ」
佳織「なんとなく分かっちゃうなぁ・・・」
モモ「っすねぇ」
モモ「とと、元部長さんの為にも、早く先輩の鞄にプレゼントを隠すっす」
睦月「うむ!」
モモ「まずは元部長さんからっす」
モモ「小包に入ってるから中身は不明っす。かおりん先輩、次どうぞっす」
佳織「私はこれを・・・」スッ
モモ「カジキのぬいぐるみっすか。シャレがきいてるっすね」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:45:04.07 ID:5d0qDqAF0
モモ「むっちゃん先輩、次どうぞっす」
睦月「うむ」スッ
モモ「か、カジキのキーホルダーっすか・・・シャ、シャレがきいてて、いいっすね」
睦月「うむァ!」
佳織(被っちゃったかなぁ・・・)
モモ「あとはクラッカーをセットして・・・よし、準備万端っす!」
\ワハハー/
佳織「あ、戻ってきたみたい」
モモ「持ち場に戻るっすー!」
扉ガラッ
智美「ふぅーだんだん歩けるようになってきたぞー」
ゆみ「まったく、保健室の先生が何を考えてるのか分からないって顔をしていたぞ」
智美「ワハハ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:48:02.81 ID:5d0qDqAF0
智美(モモ、仕込みは?)
モモ(バッチリっす)
ゆみ「さて、そろそろ帰ろうかみんな。すまないが妹尾は蒲原を送ってやってくれ」
佳織「はい!家が近いので、大丈夫です!」
ゆみ「よろしく頼む。じゃあみんな、また明日」
睦月「また明日!」
扉ガラッ
智美「・・・ふぅー」
佳織「智美ちゃん、足は大丈夫?」
智美「もう9割型大丈夫だぞー」
佳織「良かったぁ・・・あれ?桃子さんが居ない・・・」
智美「モモならさっき挨拶して帰ったぞー」
佳織「えぇっ!?全然気づかなかった・・・あ、そういえば、桃子さんのプレゼントってなんなんでしょうか」
智美「それはなー・・・」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:50:09.30 ID:5d0qDqAF0
ゆみ「」スタスタ
モモ(ふふふふふ・・・)ユラァ
モモ(先輩、先輩が独り暮らしなのはリサーチ済みっす。ついでに部屋の間取りもっす)
ゆみ「」スタスタ
モモ(今日が明日になる瞬間、私が先輩を世界で一番祝福するっすよー)
ゆみ「」スタスタ
モモ(ここを右に曲がって、次は左。まっすぐ、まっすぐ、そして右手に見えるマンションの902号室が先輩の部屋っす)
ゆみ「」スタスタ
モモ(あぁ・・・歩く先輩もかっこいいっす。とか考えてる内に、着いたっすね。先輩の家)
ゆみ「ただいま」ガチャ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:52:12.28 ID:5d0qDqAF0
ゆみ「ふぅ・・・」
ゆみ「ん、蒲原からメールか。なになに・・・」
智美『今日の夜12時に鞄を開けると不思議な事が起きるぞー。皿を長くして待つべし!』
ゆみ「・・・」
ゆみ「首じゃないのか?」
モモ(しびれるツッコミっす!)
ゆみ「12時、か。アイツのことだからまたおかしな事を考えたんだろうな」フフッ
モモ(微笑する先輩もかっこいいっす!)
ゆみ「それまで暇だな・・・勉強でもするか」
モモ(勉学に取り組む先輩もかっこいいっす!)
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/20(木) 23:55:13.80 ID:5d0qDqAF0
23時55分
ゆみ「そろそろか」
モモ(すばらしいっす・・・先輩の私生活・・・)
モモ(ご飯を食べる先輩やお風呂上がりの先輩は私だけのメモリーに永久保存っす!)
モモ(これは癖になるっすね・・・)
※モモがかじゅの家にステルス侵入するのは初めてです
ゆみ「あと一分」チラ
モモ(準備オーケーっす!)
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:00:03.11 ID:YY2rz2Rb0
0時00分
ゆみ「さて」鞄ジーッ
モモ「先輩!誕生日おめでとうございます!」ガラッパァーン
ゆみ「ひっ」バターン
モモ「あれ?先輩?せんぱーい」
ゆみ「」
モモ「しまったっす。驚きすぎて気絶してるっす」
ゆみ「」
モモ「流石にクラッカーは不意打ちで食らうとびびるっすよね」
ゆみ「」
モモ「ごめんなさいっす、先輩。それにしても・・・」
ゆみ「」
モモ「美しいっす・・・」
36: こっから書き溜めが無いのです 2012/12/21(金) 00:04:55.25 ID:YY2rz2Rb0
モモ「この脚からくびれにかけての曲線、さらに適度な大きさに育ったおもち・・・」
モモ「まさにパーフェクトボデェーと呼ぶにふさわしいっす!」
モモ「・・・さて、これからどうするっすかね」
モモ「とりあえず、先輩をベッドに寝かせるっす。やらしくはないっすよ」
モモ「よいしょ。全然起きないっすね」
モモ「気絶してしまったのは私の責任っすからね。起きるまで介護を・・・」
もも(本当にそれでいいんすか?)
モモ(誰っすか!)
もも(考えてもみるっす・・・またとない機会っすよ、これは・・・)
モモ(そうっすけど・・・!)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:10:30.94 ID:YY2rz2Rb0
もも(らしくないっすよ・・・いつもみたいに、やっちゃえばいいんすよ・・・)
モモ(でも・・・無抵抗の先輩にナニをするというのは・・・)
もも(こんな時だからこそチャンスなんすよ・・・?普段じゃ見られないところも見放題っすよ・・・?)
モモ(見放題・・・!)
もも(見放題っすよ・・・)
モモ(み、見放題・・・)ゴクリ
もも(さあ・・・)
モモ(見放題・・・桃源郷・・・カジキマグロ・・・先輩の見放題・・・夢の絶対領域がマグロで・・・)
もも(さ、さあ・・・!)
モモ(うぅ・・・っ!)
ゆみ「う・・・モモ・・・!」
モモ(せ、先輩?寝言・・・っすか?)
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:17:17.12 ID:YY2rz2Rb0
ゆみ「私は君が・・・欲しい・・・」
モモ(せ、先輩・・・)
もも(・・・)
モモ(わかったっすよ、もう一人の私)
もも(何がっすか?)
モモ(やっぱりこれはいけないことっす。気絶してる人を同意もなく襲うなんて、私には無理っす)
もも(・・・)
モモ(だから・・・)
もも(?)
モモ(こういうのは、やっぱり先輩の許可を得てからっす!気絶させてナニするなんてレイプまがいのことはノーっすからね!)
もも(・・・そうっすか)
もも(じゃ、私は消えるっす。先輩のこと、頼んだっすよ)
モモ(りょーかいっす)
ゆみ「うぅ・・・ん」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:26:09.27 ID:YY2rz2Rb0
21日 7時
ゆみ「はっ!」ガバッ
ゆみ「ど、どういうことだ・・・?私はいつの間にか眠っていたのか?そして」
モモ「すー・・・すー・・・」
ゆみ「な、なぜモモがここで寝ているんだ?分からない。私は酒でも飲んだのか?」
ゆみ「いや、それはない。そういえば、鞄を開けた時から記憶が無いような・・・」
ゆみ「蒲原め。一体何を企んだというんだ・・・ん?なにか入ってるぞ」ゴソゴソ
ゆみ「カジキのぬいぐるみに、カジキのキーホルダー、誕生日おめでとうの紙・・・」
ゆみ「そうか、繋がったぞ。ここに落ちているクラッカーで私は気絶した。そしてこの二つはプレゼントというわけか」
ゆみ「ん?まだ何か入ってるな・・・この小包は何だ?」シュル
『ゆみちん誕生日おめでとう!プレゼントは最高の後輩だぞー!』
モモ「すー・・・すー・・・」
ゆみ「・・・ふっ」ニコ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:31:48.53 ID:YY2rz2Rb0
ゆみ「ふふ、今回はまんまと蒲原にしてやられたというわけか」
ゆみ「この借りは必ず返す。覚えておけ。だが、まあ・・・」
モモ「すー・・・うぅん・・・」ゴロ
ゆみ「気絶している間に世話になったようだな、モモ。ありがとう」
モモ「ん・・・せんぱい・・・大好き・・・」スー
ゆみ「・・・あぁ、私もだよ。モモ」チュ
カン
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/21(金) 00:34:27.96 ID:YY2rz2Rb0
代行、支援ありがとうございました
モモかじゅは正義だと思います
モモ「先輩!誕生日おめでとうございます!」