1: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:00:29.17 ID:nk60yZMz.net
真姫「~~~~!!」
にこ「~~~~!!」
ギャースカギャ-スカ
希「あの二人は本当仲ええなぁ」
海未「…? あの二人が…ですか?」
にこ「…!」ギャースカ
真姫「~~!!」ギャースカ
海未「私にはそうは見えませんが」
希「え?」
海未「ほら、今も喧嘩をしているじゃないですか」
4: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:04:10.49 ID:nk60yZMz.net
希「あれはその……喧嘩するほど仲が良いっていうやん?」
海未「いいますが…本当に仲が良かったら喧嘩しないのでは?」
希「…ここだけの話やけど、真姫ちゃんはにこっちの事大好きなんよ」
海未「?」
希「でもそれが恥ずかしくて、ああやってツレない態度しとるんよ」
海未「そういうものですか」
希「そういうもんやん」
海未「…とはいえ、今のところは希の勝手な憶測に過ぎません」
海未「ぜひ本人達に確認を取りたいところです」
海未「明日になったら聞いて見ましょう」
海未「さて、二人とも来ているといいのですが」
コンコン
「…!」「…!」ドスンバタン
海未「…? 入りますよ?」ガチャ
にこ「……」プイ
真姫「……///」プイ
海未「…」
海未(…またケンカですか)ハァ
海未「今、何かしていましたか?」
にこ「べ、別に?」
真姫「な、何にもしてないわよ!」
海未「隠さなくてもいいですよ」
真姫「隠してなんかないわよ!///」
海未「ふぅ…まったく、二人とも服装が乱れてますよ」ヤレヤレ
にこ「……」ナオシナオシ
海未「それに真姫、口によだれがついてますよ」
真姫「ぶっ///」ゴシゴシ
海未(服装が乱れるなんて引っ掴み合いのケンカでもしたんでしょう……)
海未(どうやら、二人の仲の悪さは見過ごせないところまで来ているようですね)
海未「二人とも、もうそんなことはやめたらどうですか」
真姫「な、何のこと?」
海未「私達は、μ's全体で心を一つにしなければならないんですよ?」
にこ「だから何よ」
海未「今日はこれを二人に聞こうと思っていたんです」
海未「単刀直入に聞きます… にこも真姫も、相手の事が嫌いなのですか?」
にこ「は?」
真姫「え」
海未「顔を合わせればケンカばかりで、このままではメンバーとして捨て置けない問題です」
海未「希はそのままでいいと言っていましたが、私としては正直な所不安です」
にこ「…にこはそんなことないわよ、真姫ちゃんの事は好きよ」
真姫「っ///」
海未「そうなのですか?」
にこ「えぇ」
海未「真姫!聞きましたか? にこは真姫の事が好きだそうですよ!」
真姫「い、いわなくても聞いてたわよ!///」
海未「さぁ、次は真姫の番です」
真姫「な、なにが?」
海未「にこは真姫の事が好きだと言ったんです、真姫はどうなのですか?」
真姫「は、はぁ!?イミワカンナイ!!」
にこ「そうね、そういえばちゃんと聞いた事なかったかも」
真姫「にこちゃん!?」
海未「さぁ、真姫!」
にこ「どうなの?」
真姫「~~~///」
真姫「に、にこちゃんの事なんて――」
―――――――――――――
海未「と言う事がありまして」
希(あの二人部室でなにしてたんよ)
海未「そこで二人の仲の修繕プロジェクトを始動させたいと思います」
希「え?」
海未「このままでは二人の仲は険悪になるばかりです!」
希「えー…」
希「……そういうのはええんとちゃうかな」
海未「…希がそんな事を言うとは思いませんでしたよ」ビキッ
海未「希がそういうのならいいです、私一人でも……」
希「分かった、分かったて。具体的には何するん?」
海未「二人を誘って、二人に思い切り胸の内を吐き出してもらいます」
希「…それだけなん?」
海未「もちろん、ヒートアップしすぎないよう、私と希が同席します」
希(……)
―――――――――
真姫「にこちゃんもうちょっと奥詰めてよ」
にこ「何よ、真姫ちゃんがそっちに行けばいいでしょー?」
希(何のためらいもなく隣同士やん)
海未「……」
海未「失礼します」ギュッ
にこ「?」
真姫「海未?」
海未「私がここに座りますから、ケンカはやめましょう!」キリッ
希(アカン)
希「ちょ、ちょっと、海未ちゃん、こっち来て?」
海未「なっ、」
希「あんな、本当ににこちゃんと真姫ちゃんって仲悪いと思ってるん?」
海未「えぇ、真姫もそう言ってましたし」
希「だ、だったらなんで今、隣同士の席に座ったか分かる?」
海未「…… ハッ!」
希「分かった?」
海未「…そうですね」
希「ん?」
海未「早速言って来ましょう!」
希「海未ちゃん? 海未ちゃん!?」
海未「真姫、にこ、なぜケンカばかりするのにいつも隣同士で座るんですか!」
希(分かってへんやん!)
にこ「……」
真姫「べ、別に意味なんて……」
にこ「…はぁー」
海未「?」
にこ「」グイッ ギュッ
真姫「きゃっ! に、にこちゃん!?///」
にこ「私は真姫ちゃんが大好きなの、真姫ちゃんと一緒がいいの。 悪い?」ギュウ
海未「なっ…」
希「おぉw」
真姫「~~/////」ボッ
海未「なるほど… しかし、真姫の気持ちを無視しては……」
希「せやねー、海未ちゃんその通りやわ」
希「というわけで、真姫ちゃんの気持ちはどうなん?」ニヤニヤ
真姫「なっ、ハァ!?/// イミワカンナイ!!///」
真姫「~~~…///」
希「ww」ニヤニヤ
海未「…」シンケンッ
真姫「うぅ…///」チラッ
にこ「…」
真姫「///」
真姫「に、にこちゃんなんて……にこちゃんなんて……き、きき…」
真姫「き…嫌い、じゃ、ない…わよ?」
希「ブフーww」
にこ「ふーん」
海未「……」
海未「…つまり、にこの片思いということですか!?」
希「駄目だこりゃ」
チャンチャン
元スレ
希「あれはその……喧嘩するほど仲が良いっていうやん?」
海未「いいますが…本当に仲が良かったら喧嘩しないのでは?」
希「…ここだけの話やけど、真姫ちゃんはにこっちの事大好きなんよ」
海未「?」
希「でもそれが恥ずかしくて、ああやってツレない態度しとるんよ」
海未「そういうものですか」
希「そういうもんやん」
海未「…とはいえ、今のところは希の勝手な憶測に過ぎません」
海未「ぜひ本人達に確認を取りたいところです」
海未「明日になったら聞いて見ましょう」
5: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:05:07.51 ID:nk60yZMz.net
海未「さて、二人とも来ているといいのですが」
コンコン
「…!」「…!」ドスンバタン
海未「…? 入りますよ?」ガチャ
にこ「……」プイ
真姫「……///」プイ
海未「…」
海未(…またケンカですか)ハァ
7: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:09:08.44 ID:nk60yZMz.net
海未「今、何かしていましたか?」
にこ「べ、別に?」
真姫「な、何にもしてないわよ!」
海未「隠さなくてもいいですよ」
真姫「隠してなんかないわよ!///」
海未「ふぅ…まったく、二人とも服装が乱れてますよ」ヤレヤレ
にこ「……」ナオシナオシ
海未「それに真姫、口によだれがついてますよ」
真姫「ぶっ///」ゴシゴシ
海未(服装が乱れるなんて引っ掴み合いのケンカでもしたんでしょう……)
海未(どうやら、二人の仲の悪さは見過ごせないところまで来ているようですね)
8: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:15:41.47 ID:nk60yZMz.net
海未「二人とも、もうそんなことはやめたらどうですか」
真姫「な、何のこと?」
海未「私達は、μ's全体で心を一つにしなければならないんですよ?」
にこ「だから何よ」
海未「今日はこれを二人に聞こうと思っていたんです」
11: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:20:34.44 ID:nk60yZMz.net
海未「単刀直入に聞きます… にこも真姫も、相手の事が嫌いなのですか?」
にこ「は?」
真姫「え」
海未「顔を合わせればケンカばかりで、このままではメンバーとして捨て置けない問題です」
海未「希はそのままでいいと言っていましたが、私としては正直な所不安です」
13: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:22:11.90 ID:nk60yZMz.net
にこ「…にこはそんなことないわよ、真姫ちゃんの事は好きよ」
真姫「っ///」
海未「そうなのですか?」
にこ「えぇ」
海未「真姫!聞きましたか? にこは真姫の事が好きだそうですよ!」
真姫「い、いわなくても聞いてたわよ!///」
15: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:23:59.99 ID:nk60yZMz.net
海未「さぁ、次は真姫の番です」
真姫「な、なにが?」
海未「にこは真姫の事が好きだと言ったんです、真姫はどうなのですか?」
真姫「は、はぁ!?イミワカンナイ!!」
にこ「そうね、そういえばちゃんと聞いた事なかったかも」
真姫「にこちゃん!?」
18: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:27:03.50 ID:nk60yZMz.net
海未「さぁ、真姫!」
にこ「どうなの?」
真姫「~~~///」
真姫「に、にこちゃんの事なんて――」
―――――――――――――
海未「と言う事がありまして」
希(あの二人部室でなにしてたんよ)
19: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:28:52.08 ID:nk60yZMz.net
海未「そこで二人の仲の修繕プロジェクトを始動させたいと思います」
希「え?」
海未「このままでは二人の仲は険悪になるばかりです!」
希「えー…」
希「……そういうのはええんとちゃうかな」
海未「…希がそんな事を言うとは思いませんでしたよ」ビキッ
22: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:34:50.45 ID:nk60yZMz.net
海未「希がそういうのならいいです、私一人でも……」
希「分かった、分かったて。具体的には何するん?」
海未「二人を誘って、二人に思い切り胸の内を吐き出してもらいます」
希「…それだけなん?」
海未「もちろん、ヒートアップしすぎないよう、私と希が同席します」
希(……)
―――――――――
真姫「にこちゃんもうちょっと奥詰めてよ」
にこ「何よ、真姫ちゃんがそっちに行けばいいでしょー?」
希(何のためらいもなく隣同士やん)
海未「……」
23: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:36:12.48 ID:nk60yZMz.net
海未「失礼します」ギュッ
にこ「?」
真姫「海未?」
海未「私がここに座りますから、ケンカはやめましょう!」キリッ
希(アカン)
27: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 16:56:02.77 ID:nk60yZMz.net
希「ちょ、ちょっと、海未ちゃん、こっち来て?」
海未「なっ、」
希「あんな、本当ににこちゃんと真姫ちゃんって仲悪いと思ってるん?」
海未「えぇ、真姫もそう言ってましたし」
希「だ、だったらなんで今、隣同士の席に座ったか分かる?」
海未「…… ハッ!」
希「分かった?」
海未「…そうですね」
希「ん?」
海未「早速言って来ましょう!」
希「海未ちゃん? 海未ちゃん!?」
31: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 17:24:06.01 ID:nk60yZMz.net
海未「真姫、にこ、なぜケンカばかりするのにいつも隣同士で座るんですか!」
希(分かってへんやん!)
にこ「……」
真姫「べ、別に意味なんて……」
にこ「…はぁー」
海未「?」
32: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 17:25:43.33 ID:nk60yZMz.net
にこ「」グイッ ギュッ
真姫「きゃっ! に、にこちゃん!?///」
にこ「私は真姫ちゃんが大好きなの、真姫ちゃんと一緒がいいの。 悪い?」ギュウ
海未「なっ…」
希「おぉw」
真姫「~~/////」ボッ
36: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 17:28:29.87 ID:nk60yZMz.net
海未「なるほど… しかし、真姫の気持ちを無視しては……」
希「せやねー、海未ちゃんその通りやわ」
希「というわけで、真姫ちゃんの気持ちはどうなん?」ニヤニヤ
真姫「なっ、ハァ!?/// イミワカンナイ!!///」
真姫「~~~…///」
希「ww」ニヤニヤ
海未「…」シンケンッ
真姫「うぅ…///」チラッ
にこ「…」
真姫「///」
38: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 17:42:41.77 ID:nk60yZMz.net
真姫「に、にこちゃんなんて……にこちゃんなんて……き、きき…」
真姫「き…嫌い、じゃ、ない…わよ?」
希「ブフーww」
にこ「ふーん」
海未「……」
39: 名無しで叶える物語(はんぺん)@\(^o^)/ 2015/06/21(日) 17:44:57.88 ID:nk60yZMz.net
海未「…つまり、にこの片思いということですか!?」
希「駄目だこりゃ」
チャンチャン
真姫「に、にこちゃんなんて好きなわけないでしょ!」 海未「なるほど」
海未「え?」
穂乃果「こ!ことりちゃんさすがにブチギレ過ぎだよ!穂乃果も気持ちは分かるけど…」
海未「…え?」