1: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:29:15.46 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「最初に三つ!」パンパンパン
海未「小さく三つ!」パンパンパン
真姫「大きく三つ!」パンパンパン
ことり「えっ?ちょっと!えっ?なに?」
ことり「突然どうしたの?」
海未「いえ、ことりのいいところが見てみたいと思いまして」
ことり「意味わかんない」
真姫「私のセリフ、トラナイデ!」
2: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:29:53.96 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「私たちはヘタレって言われてるの」
ことり「そうなんだ?誰に?」
海未「世間の多くの人にそのように思われているみたいです」
ことり「そうなの?私はそんな風に思わないけどなぁ」
ことり「海未ちゃんは運動神経も良くてかっこいいし」
ことり「真姫ちゃんは頭も良くてかっこいいし」
ことり「絵里ちゃんは生徒会長でかっこいいし」
三人「うんうん」
ことり「じゃあ、私は行くね」
絵里「ちょっと、待って!」
海未「待ってください!」
真姫「待ちなさいよ!」
ことり「まだ何かあるの?」
絵里「私たちは、ことりが言うようにヘタレじゃないわ」
真姫「それなのに、世間がそう思っているのが問題なのよ」
ことり「そうなんだぁ。酷い人がいるんだね……」
ことり「それじゃあ、私はこれで」
絵里「早い早い早い!」
海未「早すぎます!」
真姫「早いわよ!」
ことり「でも、私にはどうすることも出来ないし……」
海未「いえ、それが出来るのです!」
ことり「そうなの?」
絵里「私たちより、ことりがヘタレなのことを示してほしいの」
ことり「そんなことしなくても、私の方がヘタレだと思うけどなぁ」
海未「確かに、そうなのですが……」
真姫「世間はそうは思ってくれないのよ」
ことり「でも、どうして私なの?他のメンバーじゃダメなの?」
真姫「それが私の取った統計では、ことりがヘタレじゃないって結果が出たから」
絵里「さすが真姫ね」
海未「感服しました」
ことり「そんなことないと思うけどなぁ」
絵里「そんなわけで私たちに協力してほしいの」
ことり「まぁ、私に出来る範囲でならいいけど……」
海未「流石はことりです!ありがとうございます」
絵里「じゃあ、早速だけど穂乃果に『好き』って言ってきて」
真姫「ちょっと!絵里!いきなりハードル高すぎるわよ!!」
海未「い、いえ、でも、これぐらいしなとヘタレないかと……」
ことり「えっと、それだけでいいの?」
三人「えっ?」
ことり「穂乃果ちゃんに『好き』って言えば、海未ちゃん達は納得してくれるの?」
海未「え、えぇ。まぁ」
ことり「じゃあ、言ってくるね」
海未「あっさり、行ってしまいましたね」
絵里「でも、結果はまだ出てないわよ」
真姫「そうね。途中できっとヘタレるはずよ」
ことり「穂乃果ちゃぁ~ん」
穂乃果「あ、ことりちゃん!」
ことり「穂乃果ちゃん!大好き!!」
穂乃果「私もだよ。ことりちゃん」ギュッ
ことり「えへへ」
穂乃果「でも、急にどうしたの?」
ことり「ううん、なんでもないの」
ことり「これでよかったかな?」
三人「……」
絵里「とーこーろーがー ことりは攻めたりない!」
海未「よーくーばーりー ことりはまだ足りない!」
真姫「ハイッ!」
絵里「攻~めて~攻めて攻めて」
海未「攻~めて~攻めて攻めて」
真姫「攻~めて~攻めて攻めて」
三人「攻めて?」
ことり「ちょっと、やめて!!」
ことり「そのノリやめて!何か怖い」
絵里「これは簡単だったわね」
海未「これぐらいなら私でも言えます」
真姫「余裕でね」
ことり「えっ!?」
絵里「じゃあ、次は……」
ことり「ちょっと待って」
真姫「なに?」
ことり「これで納得してくれるんじゃないの?」
海未「いえ、残念ながら、これではまだ足りません」
真姫「一回だけじゃデータ不足よ」
絵里「じゃあ、次は……」
ことり「ちょっと待って」
三人「???」
ことり「いつまで続くかわからないし、次で最後でいい?」
真姫「えっと……」
海未「どうします?」
絵里「いいんじゃない?」
絵里「じゃあ、次は穂乃果にキスをおねだりしてきて」
真姫「ちょっと!絵里!」
海未「いくらなんでもハードルを上げすぎです!」
絵里「だって、これで最後なんだし」
海未「確かに、そうですが……」
真姫「最後なら仕方ないわね」
ことり「それでいいんだね?じゃあ、いってきます」タタタ
海未「また、えらくあっさり行ってしまいましたね」
真姫「流石に今回はヘタレるはずよ」
絵里「いくら、ことりと言えどもね」
ことり「穂乃果ちゃぁ~ん」
穂乃果「あ、ことりちゃん!」
ことり「あのね、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ん?なに?」
ことり「キスしてくれないかなぁ~?」
穂乃果「えっ?どうしたの突然?」
ことり「ダメかなぁ~?」
穂乃果「ううん。もちろんいいよ」
穂乃果「はい」チュ
ことり「えへへ、穂乃果ちゃん、ありがと~」
ことり「これでよかったかな?」
三人「……」
絵里「ごっちそうさまが聞こえない!」
真姫「ごっちそうさまが聞こえない!」
ことり「ちょっと待って!これで最後って約束だよね」
海未「でも、御馳走様を言うのは礼儀ですし」
ことり「いやいや、キスしてもらって御馳走様はおかしくない?」
絵里「確かに、御馳走様は言いがかりね」
ことり「うん。じゃあ、これで……」
絵里「でも、ホッペにキスって何?」
ことり「え?」
絵里「そんなのロシアでは挨拶程度のことよ」
海未「大和撫子にとっても挨拶レベルのことです」
真姫「当然ね」
絵里「じゃあ、キスと言えば~?」
真姫「マウスッ!とぅ~マウスッ!!」
海未「マウスッ!とぅ~マウスッ!!」
ことり「ちょっと、まって!!」
絵里「どうしたの?」
ことり「このノリやめてって言ったのよね?」
海未「あ、そうでしたね。つい」
ことり「それにおかしいよね?」
真姫「なにがよ」
ことり「だって、みんながヘタレじゃないことを証明するためにやってるんでしょ?」
海未「そうですが?」
ことり「じゃあ、私だけがやってても意味ないんじゃないかな?」
ことり「こういうの対照実験っていうんじゃなかったっけ?」
真姫「うっ」
海未「こ、ことり、それは……」
絵里「わかったわ」
海未「絵里!?」
絵里「私たちもやりましょう」
真姫「ちょっ!?」
海未「正気ですかっ!?」
絵里「だって、ことりの言う通りでしょ?」
真姫「うぅ」
絵里「じゃあ、私が穂乃果、海未は凛、真姫はにこでいきましょうか?」
海未「ちょっと待ってください!不公平です!」
真姫「そうよ!」
海未「私が穂乃果、絵里が希、真姫が花陽の方が自然でしょう」
海未「ちょうど同学年同士ですし」
真姫「いやいやいやいや」
絵里「それは、おかしいわ」
真姫「というか、二人ともことりの見てて穂乃果なら楽勝だって思ってるんでしょ?」
海未「い、いえ、決してそのようなことは……」
絵里「なっ、ないわよ……」
ことり「じゃーん!公平になるように、あみだくじを作りました」
ことり「じゃあ、ここに名前を書いてくださいね」
ことり「えーと、海未ちゃんが>>43ちゃん」
ことり「絵里ちゃんが>>44ちゃん、真姫ちゃんが>>45ちゃんだね」
この三人は選べんの?
りんちゃん
にこ
にこ
この三人は選べないの書くの忘れてたけど
みんな三人以外選んでくれて、ありがとう
にこにー人気だな
海未「凛ですか……」
絵里「にこね……」
真姫「にこちゃんか……」
ことり「ちょうどユニットに別れちゃったね」
絵里「で、何をすればいいのかしら?」
ことり「もちろん、私がやったことと同じことだよ」
ことり「じゃないと、みんながヘタレじゃないのを証明できないと思うよ」
真姫「うっ」
海未「わ、わかりました。武士に二言はありません」
絵里「順番はどうするのよ?」
海未「私は最後でいいです」
真姫「ちょっとまって!順番だって大事なのよ!」
ことり「もう、しょうがないなぁ」
ことり「また、くじを作るよ」
ことり「最初が>>55ちゃん、次が>>56ちゃん後は引かなくてもいいよね」
三人の中から選んでください。
真姫
海未
真姫「うぅ、い、一番……」
海未「二番ですか、まぁ、悪くありません」
絵里(よかった。真姫のを見て参考にしましょう)
真姫「に、にこちゃん、ちょっといい?」ドキドキ
にこ「真姫ちゃん、どうしたのよ?」
真姫「わ、私ね、にこちゃんのこと……」
にこ「?」
真姫「す、す、す、す、す……」
にこ「す?」
真姫「す、すごく小さいなっていつも思っていたの!」
にこ「うっさいわね!見たまんまでしょうが!」
にこ「何?あんたケンカ売ってんの?」
真姫「ち、ちがうの!今のは違うくて!!」
真姫「わ、私!にこちゃんのことが好きなの!」
真姫「だから、私にキスして!!」
にこ「へ?」
にこ「えーーーーーーーーーーー!」
にこ「あ、あの突然そんなこと言われても困っちゃうっていうかっ」アセアセ
にこ「それにその女の子同士だし……ねっ?」
にこ「気持ちは嬉しんだけど」
にこ「その、同じメンバー内でそういうのはどうかと……」
真姫「ち、違うの!そ、そういう意味じゃなくて……」
真姫「友達として好きだから、ホッペにキスして欲しいなって」
にこ「は?何?やっぱり、ケンカ売ってんの?」
真姫「ちがっ、そのキス、ホッペでもダメ?」
にこ「はぁ~、まったく何なのよ」
にこ「わかったわよ」
にこ「じゃあ、かがんで」
にこ「はい」チュッ
にこ「これでいい?」
真姫「う、うん!ありがとう、にこちゃん!!」
ことり「真姫ちゃん、お疲れ様」
真姫「うぅ、恥ずかしかったぁ」
真姫「でも、これで後の二人のをゆっくり見物できるわ」
絵里「次は海未ね」
海未「は、はい」
海未「凛、ちょっといいですか?」
凛「海未ちゃん、何?」
海未「あの、突然ですがクイズです」
凛「クイズ?なになに?面白そうにゃ~」
海未「地面を掘ったり、土砂などをかき寄せたり、土の中の雑草の根を切る農具は何でしょうか?」
凛「海未ちゃん、それクイズっていうより社会の問題っぽいよ~」
凛「凛、勉強苦手だからそんなのわかんないよ」
海未「凛、すきです」
凛「急にどうしたの?海未ちゃん?」
海未「先程のクイズの農具の名前は鋤です」
ピピピピピピ
凛「そうだんだ!ちょっと、ビックリしたにゃ~」
ピピピピピピ
海未「そうなんです。勉強になりましたね」
凛「ところで、海未ちゃん、さっきからスマホ鳴ってるけど出なくていいの?」
海未「あ、失礼します」
海未「はい、もしもし」
ことり「海未ちゃん、ずるはダメだよぉ~」
海未「は、はい」
ことり「もう一回チャンスをあげるから頑張ってきてね」
海未「はい……」
海未「あの、凛?」
凛「あ、海未ちゃん、おかえり~」
海未「凛、好きです」
凛「さっきのクイズの答えはもう聞いたよ?」
海未「いえ、そうではなくて」
凛「?」
海未「おんなへんに子供の子と書いて好きです」
凛「おんなへんに……」カキカキ
凛「え?う、海未ちゃんっ!それって……」
海未「ち、違います!こ、後輩として好きって意味で……」
凛「な~んだ、そうだったんだ~」
海未「そ、それでですね。凛」
海未「キ、キスをしてもらいたいのですが」
凛「キスーっ!?」
海未「凛!声が大きいです!」
凛「あ、ごめん!」
凛「でも、キスって……」
海未「頬に軽くでいいんです。お願いします」
凛「う~、しょうがないにゃ~」チュッ
海未「あ、ありがとうございます」
海未「では、これにて」
凛「なんだったんだろう?」
ことり「お疲れ様、海未ちゃん」
海未「ふぅ~、本当に疲れました」
ことり「ずるしたときは、どうしようかと思ったよ」
海未「あははは……」
海未「さ、さぁ、これで残るは絵里だけですね!」
絵里「そうね。じゃあ、行ってくるわ」
絵里(真姫のを見て、プランを立てたから楽勝ね)
絵里「にこ」
にこ「ん?絵里?どうしたの?」
絵里「あのね、私、にこのこと好きよ」
にこ「!?」
絵里「それでね、キスしてほしいんだけど」
にこ「……」
絵里「にこ?」
にこ「わかったわよ」
絵里「うん。じゃあ、はやくして」
絵里「あ、もちろん口じゃなくて、ほっぺたね」
にこ「私がわかったって言ったのは、あんた達が私をからかってることがわかったって意味よ!」
絵里「ちょっと、にこ落ち着いてっ」
にこ「落ち着けるわけないでしょ!」
にこ「それとも私のこと、そんなにバカだと思ってるの!?」
にこ「こんな短時間で二人に同じこと言われて気付かないとでも思ったの!?」
絵里「なによ!そんなに怒ることないじゃない!」
絵里「ちょっと、ほっぺにキスしてくれば済むことなのよ!」
にこ「嫌よ!」
にこ「どうして、私がそんなことに付き合わないといけないのよっ!!」
絵里「真姫には……真姫にはしたじゃないっ!」
にこ「ほら!やっぱ、からかってたじゃない!!」
希「まぁまぁ二人とも一旦落ち着いて」
絵里「希……」
にこ「……」
希「何があったから知らんけど、感情的になっても仕方ないやろ?」
希「うちが間に入るから、二人ともうちを通して話して」
希「えりち、何があったか話してくれる?」
絵里「わ、私はただ、にこにキスしてもらおうと」
絵里「別に、ほっぺに軽くしてくれるだけで良かったのに……」
にこ「嫌よ。馬鹿にされてるのわかってて何でそんなこといなきゃいけないのよ」
希「にこっち。うちを通して、な?」
希「それで、えりちはからう為にやったん?」
絵里「ちがうわよ」
希「じゃあ、にこっちは何でからかわれてると思ったん?」
にこ「ちょっと、前に真姫が同じこと言ってきたからよ」
にこ「一日に二回も好きって言われて、キスを頼まれることあると思う?」
希「えりちは真姫ちゃんのこと知ってたんやね?」
絵里「そうよ」
希「じゃあ、目的聞いてもいいかな?」
絵里「…………………ヘタレじゃないことを証明するためよ……」
希「へ?」
絵里「ヘタレじゃないことを証明するためよっ!」
希「え?にこっちにキスしてもろたら、ヘタレじゃないことの証明になるん?」
希「にこっち猛獣扱いされてるちゃう?」
にこ「の~ぞ~み~!誰が猛獣よ!」
希「おー、こわっ!ほんまにちっちゃい猛獣やん!」
にこ「うるさいわねっ!」
絵里「ごめんなさい」ペコッ
にこ「へ?」
絵里「冷静になって考えてみると酷い話よね」
絵里「にこの気持ちも考えずにキスしろなんて……」
にこ「もういいわよ……からかってないのも分かったし」
にこ「それに絵里も反省してるみたいだしね」
希「よっしゃ!そんなら、ちゅーしよ!ちゅー!」
にこ「は?」
希「仲直りのチューや!」
絵里「希、もうそれはいいから……」
にこ「そ、そうよ」
希「にこっち恥ずかしがらんでええ。うちも一緒にするから」
希「にこっちが右から、うちが左からや」
希「ほら、えりち、こっち来て」
絵里「ちょっ、ちょっと、希!」
希「ほな、いくで」チュッ
にこ「しょうがないわね」チュッ
絵里「二人ともありがとう!」
こうして、またμ'sの絆が少し深まった
ただ、ソルゲ組の三人のヘタレ疑惑が晴れたかはわからない
おしまい
元スレ
絵里「私たちはヘタレって言われてるの」
ことり「そうなんだ?誰に?」
海未「世間の多くの人にそのように思われているみたいです」
ことり「そうなの?私はそんな風に思わないけどなぁ」
ことり「海未ちゃんは運動神経も良くてかっこいいし」
ことり「真姫ちゃんは頭も良くてかっこいいし」
ことり「絵里ちゃんは生徒会長でかっこいいし」
三人「うんうん」
3: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:30:26.40 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「じゃあ、私は行くね」
絵里「ちょっと、待って!」
海未「待ってください!」
真姫「待ちなさいよ!」
ことり「まだ何かあるの?」
絵里「私たちは、ことりが言うようにヘタレじゃないわ」
真姫「それなのに、世間がそう思っているのが問題なのよ」
ことり「そうなんだぁ。酷い人がいるんだね……」
4: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:32:19.26 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「それじゃあ、私はこれで」
絵里「早い早い早い!」
海未「早すぎます!」
真姫「早いわよ!」
ことり「でも、私にはどうすることも出来ないし……」
海未「いえ、それが出来るのです!」
ことり「そうなの?」
5: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:32:54.31 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「私たちより、ことりがヘタレなのことを示してほしいの」
ことり「そんなことしなくても、私の方がヘタレだと思うけどなぁ」
海未「確かに、そうなのですが……」
真姫「世間はそうは思ってくれないのよ」
ことり「でも、どうして私なの?他のメンバーじゃダメなの?」
6: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:33:25.02 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「それが私の取った統計では、ことりがヘタレじゃないって結果が出たから」
絵里「さすが真姫ね」
海未「感服しました」
ことり「そんなことないと思うけどなぁ」
絵里「そんなわけで私たちに協力してほしいの」
7: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:34:06.22 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「まぁ、私に出来る範囲でならいいけど……」
海未「流石はことりです!ありがとうございます」
絵里「じゃあ、早速だけど穂乃果に『好き』って言ってきて」
真姫「ちょっと!絵里!いきなりハードル高すぎるわよ!!」
海未「い、いえ、でも、これぐらいしなとヘタレないかと……」
8: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:34:38.20 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「えっと、それだけでいいの?」
三人「えっ?」
ことり「穂乃果ちゃんに『好き』って言えば、海未ちゃん達は納得してくれるの?」
海未「え、えぇ。まぁ」
ことり「じゃあ、言ってくるね」
海未「あっさり、行ってしまいましたね」
絵里「でも、結果はまだ出てないわよ」
真姫「そうね。途中できっとヘタレるはずよ」
9: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:35:01.55 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「穂乃果ちゃぁ~ん」
穂乃果「あ、ことりちゃん!」
ことり「穂乃果ちゃん!大好き!!」
穂乃果「私もだよ。ことりちゃん」ギュッ
ことり「えへへ」
穂乃果「でも、急にどうしたの?」
ことり「ううん、なんでもないの」
10: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:35:40.46 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「これでよかったかな?」
三人「……」
絵里「とーこーろーがー ことりは攻めたりない!」
海未「よーくーばーりー ことりはまだ足りない!」
真姫「ハイッ!」
11: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:36:24.29 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「攻~めて~攻めて攻めて」
海未「攻~めて~攻めて攻めて」
真姫「攻~めて~攻めて攻めて」
三人「攻めて?」
ことり「ちょっと、やめて!!」
ことり「そのノリやめて!何か怖い」
12: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:37:08.69 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「これは簡単だったわね」
海未「これぐらいなら私でも言えます」
真姫「余裕でね」
ことり「えっ!?」
絵里「じゃあ、次は……」
ことり「ちょっと待って」
真姫「なに?」
13: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:44:46.53 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「これで納得してくれるんじゃないの?」
海未「いえ、残念ながら、これではまだ足りません」
真姫「一回だけじゃデータ不足よ」
絵里「じゃあ、次は……」
ことり「ちょっと待って」
三人「???」
14: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:45:20.69 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「いつまで続くかわからないし、次で最後でいい?」
真姫「えっと……」
海未「どうします?」
絵里「いいんじゃない?」
15: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:45:57.35 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「じゃあ、次は穂乃果にキスをおねだりしてきて」
真姫「ちょっと!絵里!」
海未「いくらなんでもハードルを上げすぎです!」
絵里「だって、これで最後なんだし」
海未「確かに、そうですが……」
真姫「最後なら仕方ないわね」
17: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:47:47.92 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「それでいいんだね?じゃあ、いってきます」タタタ
海未「また、えらくあっさり行ってしまいましたね」
真姫「流石に今回はヘタレるはずよ」
絵里「いくら、ことりと言えどもね」
18: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:49:08.60 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「穂乃果ちゃぁ~ん」
穂乃果「あ、ことりちゃん!」
ことり「あのね、穂乃果ちゃん!」
穂乃果「ん?なに?」
ことり「キスしてくれないかなぁ~?」
穂乃果「えっ?どうしたの突然?」
21: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:49:53.46 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「ダメかなぁ~?」
穂乃果「ううん。もちろんいいよ」
穂乃果「はい」チュ
ことり「えへへ、穂乃果ちゃん、ありがと~」
23: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:50:39.34 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「これでよかったかな?」
三人「……」
絵里「ごっちそうさまが聞こえない!」
真姫「ごっちそうさまが聞こえない!」
24: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:51:11.35 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「ちょっと待って!これで最後って約束だよね」
海未「でも、御馳走様を言うのは礼儀ですし」
ことり「いやいや、キスしてもらって御馳走様はおかしくない?」
絵里「確かに、御馳走様は言いがかりね」
ことり「うん。じゃあ、これで……」
25: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:51:40.93 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「でも、ホッペにキスって何?」
ことり「え?」
絵里「そんなのロシアでは挨拶程度のことよ」
海未「大和撫子にとっても挨拶レベルのことです」
真姫「当然ね」
27: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:52:35.42 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「じゃあ、キスと言えば~?」
真姫「マウスッ!とぅ~マウスッ!!」
海未「マウスッ!とぅ~マウスッ!!」
28: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:53:28.46 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「ちょっと、まって!!」
絵里「どうしたの?」
ことり「このノリやめてって言ったのよね?」
海未「あ、そうでしたね。つい」
ことり「それにおかしいよね?」
真姫「なにがよ」
29: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:54:09.77 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「だって、みんながヘタレじゃないことを証明するためにやってるんでしょ?」
海未「そうですが?」
ことり「じゃあ、私だけがやってても意味ないんじゃないかな?」
ことり「こういうの対照実験っていうんじゃなかったっけ?」
真姫「うっ」
海未「こ、ことり、それは……」
31: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:54:37.96 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「わかったわ」
海未「絵里!?」
絵里「私たちもやりましょう」
真姫「ちょっ!?」
海未「正気ですかっ!?」
32: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 20:55:05.60 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「だって、ことりの言う通りでしょ?」
真姫「うぅ」
絵里「じゃあ、私が穂乃果、海未は凛、真姫はにこでいきましょうか?」
海未「ちょっと待ってください!不公平です!」
真姫「そうよ!」
35: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:00:11.92 ID:3qI9Pvmd.net
海未「私が穂乃果、絵里が希、真姫が花陽の方が自然でしょう」
海未「ちょうど同学年同士ですし」
真姫「いやいやいやいや」
絵里「それは、おかしいわ」
36: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:00:38.71 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「というか、二人ともことりの見てて穂乃果なら楽勝だって思ってるんでしょ?」
海未「い、いえ、決してそのようなことは……」
絵里「なっ、ないわよ……」
37: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:02:16.88 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「じゃーん!公平になるように、あみだくじを作りました」
ことり「じゃあ、ここに名前を書いてくださいね」
ことり「えーと、海未ちゃんが>>43ちゃん」
ことり「絵里ちゃんが>>44ちゃん、真姫ちゃんが>>45ちゃんだね」
43: 名無しで叶える物語(芋)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:08:25.14 ID:lTyHU0uO.net
この三人は選べんの?
りんちゃん
44: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:08:25.77 ID:AFtQIiBf.net
にこ
45: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:08:26.21 ID:5oQsl7Oy.net
にこ
48: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:09:57.98 ID:3qI9Pvmd.net
この三人は選べないの書くの忘れてたけど
みんな三人以外選んでくれて、ありがとう
にこにー人気だな
50: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:11:37.68 ID:3qI9Pvmd.net
海未「凛ですか……」
絵里「にこね……」
真姫「にこちゃんか……」
ことり「ちょうどユニットに別れちゃったね」
51: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:13:38.96 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「で、何をすればいいのかしら?」
ことり「もちろん、私がやったことと同じことだよ」
ことり「じゃないと、みんながヘタレじゃないのを証明できないと思うよ」
真姫「うっ」
海未「わ、わかりました。武士に二言はありません」
52: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:17:52.74 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「順番はどうするのよ?」
海未「私は最後でいいです」
真姫「ちょっとまって!順番だって大事なのよ!」
ことり「もう、しょうがないなぁ」
ことり「また、くじを作るよ」
53: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:19:02.35 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「最初が>>55ちゃん、次が>>56ちゃん後は引かなくてもいいよね」
三人の中から選んでください。
55: 名無しで叶える物語(しまむら)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:19:55.94 ID:/gMhGams.net
真姫
56: 名無しで叶える物語(庭)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:20:58.10 ID:BQi3XDcC.net
海未
57: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:23:08.80 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「うぅ、い、一番……」
海未「二番ですか、まぁ、悪くありません」
絵里(よかった。真姫のを見て参考にしましょう)
58: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:25:41.92 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「に、にこちゃん、ちょっといい?」ドキドキ
にこ「真姫ちゃん、どうしたのよ?」
真姫「わ、私ね、にこちゃんのこと……」
にこ「?」
真姫「す、す、す、す、す……」
にこ「す?」
60: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:27:46.75 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「す、すごく小さいなっていつも思っていたの!」
にこ「うっさいわね!見たまんまでしょうが!」
にこ「何?あんたケンカ売ってんの?」
真姫「ち、ちがうの!今のは違うくて!!」
61: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:28:39.44 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「わ、私!にこちゃんのことが好きなの!」
真姫「だから、私にキスして!!」
にこ「へ?」
62: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:31:30.23 ID:3qI9Pvmd.net
にこ「えーーーーーーーーーーー!」
にこ「あ、あの突然そんなこと言われても困っちゃうっていうかっ」アセアセ
にこ「それにその女の子同士だし……ねっ?」
にこ「気持ちは嬉しんだけど」
にこ「その、同じメンバー内でそういうのはどうかと……」
63: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:34:02.91 ID:3qI9Pvmd.net
真姫「ち、違うの!そ、そういう意味じゃなくて……」
真姫「友達として好きだから、ホッペにキスして欲しいなって」
にこ「は?何?やっぱり、ケンカ売ってんの?」
真姫「ちがっ、そのキス、ホッペでもダメ?」
64: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:35:34.81 ID:3qI9Pvmd.net
にこ「はぁ~、まったく何なのよ」
にこ「わかったわよ」
にこ「じゃあ、かがんで」
にこ「はい」チュッ
にこ「これでいい?」
真姫「う、うん!ありがとう、にこちゃん!!」
66: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:39:19.83 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「真姫ちゃん、お疲れ様」
真姫「うぅ、恥ずかしかったぁ」
真姫「でも、これで後の二人のをゆっくり見物できるわ」
絵里「次は海未ね」
海未「は、はい」
68: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:41:01.43 ID:3qI9Pvmd.net
海未「凛、ちょっといいですか?」
凛「海未ちゃん、何?」
海未「あの、突然ですがクイズです」
凛「クイズ?なになに?面白そうにゃ~」
69: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:44:23.40 ID:3qI9Pvmd.net
海未「地面を掘ったり、土砂などをかき寄せたり、土の中の雑草の根を切る農具は何でしょうか?」
凛「海未ちゃん、それクイズっていうより社会の問題っぽいよ~」
凛「凛、勉強苦手だからそんなのわかんないよ」
海未「凛、すきです」
70: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:47:21.02 ID:3qI9Pvmd.net
凛「急にどうしたの?海未ちゃん?」
海未「先程のクイズの農具の名前は鋤です」
ピピピピピピ
凛「そうだんだ!ちょっと、ビックリしたにゃ~」
ピピピピピピ
海未「そうなんです。勉強になりましたね」
凛「ところで、海未ちゃん、さっきからスマホ鳴ってるけど出なくていいの?」
海未「あ、失礼します」
71: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:49:59.52 ID:3qI9Pvmd.net
海未「はい、もしもし」
ことり「海未ちゃん、ずるはダメだよぉ~」
海未「は、はい」
ことり「もう一回チャンスをあげるから頑張ってきてね」
海未「はい……」
72: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:53:29.47 ID:3qI9Pvmd.net
海未「あの、凛?」
凛「あ、海未ちゃん、おかえり~」
海未「凛、好きです」
凛「さっきのクイズの答えはもう聞いたよ?」
海未「いえ、そうではなくて」
凛「?」
海未「おんなへんに子供の子と書いて好きです」
凛「おんなへんに……」カキカキ
凛「え?う、海未ちゃんっ!それって……」
73: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:56:02.54 ID:3qI9Pvmd.net
海未「ち、違います!こ、後輩として好きって意味で……」
凛「な~んだ、そうだったんだ~」
海未「そ、それでですね。凛」
海未「キ、キスをしてもらいたいのですが」
凛「キスーっ!?」
74: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 21:58:09.58 ID:3qI9Pvmd.net
海未「凛!声が大きいです!」
凛「あ、ごめん!」
凛「でも、キスって……」
海未「頬に軽くでいいんです。お願いします」
凛「う~、しょうがないにゃ~」チュッ
海未「あ、ありがとうございます」
海未「では、これにて」
凛「なんだったんだろう?」
76: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:01:25.94 ID:3qI9Pvmd.net
ことり「お疲れ様、海未ちゃん」
海未「ふぅ~、本当に疲れました」
ことり「ずるしたときは、どうしようかと思ったよ」
海未「あははは……」
海未「さ、さぁ、これで残るは絵里だけですね!」
絵里「そうね。じゃあ、行ってくるわ」
絵里(真姫のを見て、プランを立てたから楽勝ね)
78: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:05:10.40 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「にこ」
にこ「ん?絵里?どうしたの?」
絵里「あのね、私、にこのこと好きよ」
にこ「!?」
絵里「それでね、キスしてほしいんだけど」
79: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:07:16.57 ID:3qI9Pvmd.net
にこ「……」
絵里「にこ?」
にこ「わかったわよ」
絵里「うん。じゃあ、はやくして」
絵里「あ、もちろん口じゃなくて、ほっぺたね」
にこ「私がわかったって言ったのは、あんた達が私をからかってることがわかったって意味よ!」
80: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:09:43.27 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「ちょっと、にこ落ち着いてっ」
にこ「落ち着けるわけないでしょ!」
にこ「それとも私のこと、そんなにバカだと思ってるの!?」
にこ「こんな短時間で二人に同じこと言われて気付かないとでも思ったの!?」
81: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:12:31.76 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「なによ!そんなに怒ることないじゃない!」
絵里「ちょっと、ほっぺにキスしてくれば済むことなのよ!」
にこ「嫌よ!」
にこ「どうして、私がそんなことに付き合わないといけないのよっ!!」
絵里「真姫には……真姫にはしたじゃないっ!」
にこ「ほら!やっぱ、からかってたじゃない!!」
82: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:14:50.43 ID:3qI9Pvmd.net
希「まぁまぁ二人とも一旦落ち着いて」
絵里「希……」
にこ「……」
希「何があったから知らんけど、感情的になっても仕方ないやろ?」
希「うちが間に入るから、二人ともうちを通して話して」
83: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:19:17.20 ID:3qI9Pvmd.net
希「えりち、何があったか話してくれる?」
絵里「わ、私はただ、にこにキスしてもらおうと」
絵里「別に、ほっぺに軽くしてくれるだけで良かったのに……」
にこ「嫌よ。馬鹿にされてるのわかってて何でそんなこといなきゃいけないのよ」
希「にこっち。うちを通して、な?」
84: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:27:01.50 ID:3qI9Pvmd.net
希「それで、えりちはからう為にやったん?」
絵里「ちがうわよ」
希「じゃあ、にこっちは何でからかわれてると思ったん?」
にこ「ちょっと、前に真姫が同じこと言ってきたからよ」
にこ「一日に二回も好きって言われて、キスを頼まれることあると思う?」
希「えりちは真姫ちゃんのこと知ってたんやね?」
絵里「そうよ」
希「じゃあ、目的聞いてもいいかな?」
85: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:32:58.90 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「…………………ヘタレじゃないことを証明するためよ……」
希「へ?」
絵里「ヘタレじゃないことを証明するためよっ!」
希「え?にこっちにキスしてもろたら、ヘタレじゃないことの証明になるん?」
希「にこっち猛獣扱いされてるちゃう?」
にこ「の~ぞ~み~!誰が猛獣よ!」
希「おー、こわっ!ほんまにちっちゃい猛獣やん!」
にこ「うるさいわねっ!」
87: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:35:33.40 ID:3qI9Pvmd.net
絵里「ごめんなさい」ペコッ
にこ「へ?」
絵里「冷静になって考えてみると酷い話よね」
絵里「にこの気持ちも考えずにキスしろなんて……」
にこ「もういいわよ……からかってないのも分かったし」
にこ「それに絵里も反省してるみたいだしね」
88: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:39:39.80 ID:3qI9Pvmd.net
希「よっしゃ!そんなら、ちゅーしよ!ちゅー!」
にこ「は?」
希「仲直りのチューや!」
絵里「希、もうそれはいいから……」
にこ「そ、そうよ」
希「にこっち恥ずかしがらんでええ。うちも一緒にするから」
希「にこっちが右から、うちが左からや」
希「ほら、えりち、こっち来て」
絵里「ちょっ、ちょっと、希!」
89: 名無しで叶える物語(舞妓 どすえ)@\(^o^)/ 2015/07/23(木) 22:42:09.99 ID:3qI9Pvmd.net
希「ほな、いくで」チュッ
にこ「しょうがないわね」チュッ
絵里「二人ともありがとう!」
こうして、またμ'sの絆が少し深まった
ただ、ソルゲ組の三人のヘタレ疑惑が晴れたかはわからない
おしまい
海未「南ことりのちょっといいとこ見てみたい~」