1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:36:37.484 ID:c055GgnG0.net
ガヴ「なっ…!どうしたんだよヴィーネ…?」
ヴィーネ「だってガヴってばどれだけ手を尽くしても自堕落な生活続けるし…面倒を見る意味が見いだせなくて…もう疲れちゃったのよ…」
ヴィーネ「だから私はあなたから離れることにしたの」
ガヴ「そんな…急すぎるだろ!」
ヴィーネ「じゃあね、ガヴ…もう会うこともないでしょうね」
ガヴ「待って!これからはちゃんと自分のことは自分でするから…!!考えなおしてくれ!!」
ヴィーネ「もう…遅いわよ…」
ガヴ「い…いやだ!!こんな突然…!!」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:37:06.616 ID:c055GgnG0.net
ガヴ「ヴィーネええええええ!!」ガバッ
ガヴ「…はっ!なんだ夢か…」
ガヴ「全く…なんて夢見てんだよ私…、まるで恋人に愛想つかされたみたいじゃないか…」
ガヴ「第一、あのお世話大好き悪魔が突然あんなことになるかよ」
ガヴ「まあヴィーネにお世話されなくても私は痛くもかゆくもないけどな…ハハ…」
____________________________
ヴィーネ「ごめんガヴ…もう私あなたの面倒見切れない…」
ヴィーネ「じゃあね、ガヴ…」
____________________________
ガヴ「……」ズキッ
ガヴ(なんだよ…これじゃまるで…)
ガヴ「……」チラッ
(部屋中に散らばるゴミ)
ガヴ「……」
ヴィーネ「ガヴー、起きてるー?」
ガヴ「あ…ああヴィーネ、いらっしゃい」
ヴィーネ「あら?てっきりまだ寝てると思ってたんだけど…」
ガヴ「私だってたまにはこういう日もあるさ」
ヴィーネ「へぇ…、ん?部屋がいつもより片付いてる…」
ガヴ「早く起きたからさ、部屋の片づけしてたんだ」
ヴィーネ「え?あのガヴが!?…まさかゼルエルさんでも来るの?」
ガヴ「いや、姉さんは関係ないよ、ただ…何となくだよ」
ヴィーネ「ガヴ…」
ヴィーネ「……」ナデナデ
ガヴ「ちょっ…!ヴィーネなにすんだよ…?」
ヴィーネ「あっごめん!うふふ…ちょっと…えらいなって思っただけ」ナデナデ
ガヴ「なんだそりゃ、私は子供かよ…」
ガヴ(ただ…ヴィーネに撫でられるのは…少し心地いいな…)
ガヴ(ヴィーネ…私がもっとちゃんとしたら…もっと褒めてくれるかな…?)
数日後
ヴィーネ「ガヴ、宿題はちゃんとやった?」
ガヴ「ああ、ちゃんとやってあるぞ」
ヴィーネ「へぇ…、ガヴ最近真面目になってきたじゃない?」
ガヴ「私が本気出したらこんなもん楽勝だっての、だからもっと私を褒めるがいい」
ヴィーネ「どういう理屈よ…、まあいいわ」ナデナデ
ガヴ(えへへ…)
サタ「ヴィネットぉー、宿題見せてー(泣)」
ヴィーネ「こっちは全く変わらないわね…、ほら、教えてあげるから…」パッ
ガヴ(…あれ?もう終わり?)
ガヴ「……」
ガヴ(やっぱり宿題はやってきて当たり前だし、あんま褒められるものでもないか…)
ガヴ(もっと…ヴィーネに褒めてもらいたいな…)
ガヴ(もっと、褒められるようなことしなくちゃ…)
数日後
土曜 午前6:00
ガヴ「ふう…気持ちがいい朝ですね…」
ガヴ「さて…今日の予定は公園の草むしりと町内のゴミ拾い、それと募金活動のボランティアですね!」
ガヴ(ヴィーネに褒められたい一心で善行に励んだ結果、私は駄天前にほぼ戻りました)
ガヴ(この調子で頑張って…もっと褒めてもらって…えへへ…)
ガヴ「ふう…今日も一日善行に励めましたね!」
ヴィーネ「あら?ガヴじゃない」
ガヴ「ヴィーネ!!聞いてください!今日はですね…」
ヴィーネ「もう完全に駄天前に戻って、理想的な天使になってるわね…」
ガヴ「そうでしょう?だからご褒美に頭を撫でてほしいです!」
ヴィーネ(なんか自己主張が激しくなってる気がするけど…)
ヴィーネ「はいはい…」ナデナデ
ガヴ「えへへ…」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(このガヴなら…もう問題ないかもね…)
__________________
_______________
___________
ガヴ「…え?ヴィーネ…今、なんて…?」
ヴィーネ「私、魔界に帰って修行することになったの」
ガヴ「そんな…、でもすぐに帰ってくるんですよね!?」
ヴィーネ「分かんない…」
ヴィーネ「ただ、下界での生活を見て、悪魔として問題ありと判断されちゃったから…」
ヴィーネ「下界では生活できないかもしれないわ…」
ガヴ「そんな…!!」
ヴィーネ「でも、一生会えなくなるわけじゃないし…少しだけなら降りて来れるし…」
ガヴ「でも一緒にいられる時間はほぼ無くなっちゃうじゃないですか!!」
ガヴ「私のときだってなんとかなったんです!!ヴィーネだって…」
ヴィーネ「無理よ…悪魔学校での決定事項だもの…」
ヴィーネ「大丈夫よ、今のガヴなら私のお世話も必要ないし、上手くやっていけるわよ」
ガヴ(そんな…!!それじゃ私は何のために…)
____________________________
ヴィーネ「じゃあね、ガヴ…」
____________________________
ガヴ「嫌だ…」
ガヴ「嫌だ嫌だいやだいやだイヤだ!」ダッ
ヴィーネ「あっ!待ってガヴ!……行っちゃった」
ガヴ(そうだ、あんな夢を見るくらいなんです…、私は…)
ガヴ(もっと…、いや、ずっと…)
ガヴ(ヴィーネと一緒にいたい…)
ガヴ(でも、ヴィーネが魔界に行ったら天使の私はほぼ会えなくなる…)
ガヴ「……」
ガヴ「なんだ…こんな…」
ガヴ「簡単なことだったじゃないですか」
ヴィーネ「じゃあ、しばらくお別れになるわね」
サタ「ヴィネットと下界で過ごせなくなるのは…寂しいわね」
サタ「まあでも私は魔界に帰った時に会えるけど…」
ラフィ「私とガヴちゃんは会う機会が限られてしまいますね…」
ヴィーネ「まあ、全く会えないわけじゃないんだし、会ったときにはまたお茶でもしましょう!」
ヴィーネ「それよりガヴはやっぱり…」
ラフィ「来ませんでしたね…、別れが辛いのでしょうね…」
ラフィ「最近のガヴちゃんはヴィーネさんに熱烈なラヴコールを送ってましたし」
ヴィーネ「ラヴコールって…///もうラフィったら冗談はやめてよ」
ラフィ(冗談ではないのですが…)
ヴィーネ「じゃあ行くわね」
サタ「しっかり修行してくるのよー!」
ラフィ「ではまたいつか会いましょうね」
ヴィーネ「さよなら!2人とも!」
ラフィ「行っちゃいましたね、ヴィーネさん…」
サタ「ねえラフィエル…ガヴリールは今何してるの?」
ラフィ「ガヴちゃんですか?確かに気になりますね?ちょっと千里眼で…」
サタ(なんか…よくわからない嫌な予感がするのよね…)
ラフィ「え…?ちょっと待ってください…」
サタ「何!?どうしたのラフィエル!?」
ラフィ「ガヴちゃんが…そんな…」
______________________________________
ヴィーネ「え?修行取り消し?」
悪魔「ええ、再審査の結果、月乃瀬=ヴィネット=エイプリルさんは大変優秀な悪魔と判断され、下界での生活続行及び給付金の大幅増額が決定しました。おめでとうございます」
_____________________________________
ヴィーネ(全く身に覚えがない…)
ヴィーネ(確かに悪いことはしてきたつもりだけど…)
ヴィーネ(評価がここまで覆ることなんて…)
ヴィーネ「はあ…お別れまでしたのに…」ガチャ
ヴィーネ「あれ?…家の鍵が開いてる…?」
ガヴ「おかえりなさい!ヴィーネ!」
ヴィーネ「ガヴ!?なんでここに!?」
ガヴ「帰ってきたということは上手くいったみたいですね!」
ヴィーネ「ガヴ…どういうこと?」
ガヴ「こういうことですよ」バサッ
ヴィーネ(そこにはいつもの天使の羽と輪は無くなり…)
ヴィーネ(悪魔の証である蝙蝠のような翼と、角が生えたガヴがいた…)
ガヴ「どうです?ヴィーネとおそろいにしてみたんですよ?似合ってますか?」
ヴィーネ「ガヴ!!あなた自分が何をしたかわかってるの!?」
ガヴ「ええ、わかっていますよ。これでヴィーネはこれからも下界で生活できますし、しかも私を堕天させた功績で仕送りも大幅アップですよ!…最高でしょう?」
ヴィーネ「ガヴ…、最近天使に戻ってきてたのに…なんで…?」
ガヴ「私は変わっていませんよ」
ガヴ「私は…ヴィーネ、あなたの傍にいたいんです…」
ガヴ「天使じゃなくなったので仕送りも学籍もなくなっちゃいましたけど、自分の分の生活費はバイトして稼げますから、ヴィーネは私を傍に置いてくれるだけでいいんですよ!
そうだ!ヴィーネの分の生活費も私が賄いますよ!そうしたらヴィーネは大好きなイベントにお金を使えますし、掃除とか洗濯とかも私に任せてくれればヴィーネも時間が出来て好きなことが出来ますよね!
私はヴィーネが喜んでくれればそれが一番の幸せなのでどんどん私を使ってくださいね!ヴィーネが望むなら夜伽も…」
ヴィーネ(どうして…私が離れようとしたから…?)
ガヴ「だから…ヴィーネ」
ガヴ「私と…一緒にいてくれますか?」
END
どっちがいい?
1.受け入れる
2.受け入れない
どっちも書いていいんやで
2
ヴィーネ「ガヴ…どうして…?」
ガヴ「え?」
ヴィーネ「私は…こんなこと望んじゃ…」ポロポロ
ガヴ(どうして…私とずっと会えるようになったのに…なんで悲しんでるの…?)
ガヴ(私が堕天したから悲しんでるの…?)
ガヴ(私 が ヴィ ー ネ を 悲 し ま せ た の ?)
ガヴ(そんな…そんな…!)
ガヴ「あ、ああああああああああああああああああ!!!!」
ヴィーネ「ガ、ガヴ!?」
ガヴ(…ヴィーネを悲しませる私なんて…)
ガヴ( 要 ら な い !! )
シュン
ヴィーネ「ガヴ!!」
………
ヴィーネ(それ以来…私はガヴに会うことはなかった…)
ヴィーネ(ガヴが今何をしているのか…そもそも生きているのかすらわからない…)
ヴィーネ(…どこで私は間違えたのだろう)
ヴィーネ(私のために堕天した彼女のことは…私の心の蟠りとなり…今でも心に残り続けている…)
BAD END
1
ヴィーネ「わかったわガヴ…私、あなたと一緒にいる」
ガヴ「!!」パアァ
ガヴ「ヴィーネ!…私、嬉しいです!」ギュ
ガヴ(もう天界には戻れなくなっちゃったけど…でもいいんです)
ガヴ(ヴィーネとずっと一緒にいれれば…私は…幸せなんです)
HAPPY END?
本来全ての人に向けられるはずの愛が全部ヴィーネに向かう感じで
元スレ
ガヴ「ヴィーネええええええ!!」ガバッ
ガヴ「…はっ!なんだ夢か…」
ガヴ「全く…なんて夢見てんだよ私…、まるで恋人に愛想つかされたみたいじゃないか…」
ガヴ「第一、あのお世話大好き悪魔が突然あんなことになるかよ」
ガヴ「まあヴィーネにお世話されなくても私は痛くもかゆくもないけどな…ハハ…」
____________________________
ヴィーネ「ごめんガヴ…もう私あなたの面倒見切れない…」
ヴィーネ「じゃあね、ガヴ…」
____________________________
ガヴ「……」ズキッ
ガヴ(なんだよ…これじゃまるで…)
ガヴ「……」チラッ
(部屋中に散らばるゴミ)
ガヴ「……」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:37:36.103 ID:c055GgnG0.net
ヴィーネ「ガヴー、起きてるー?」
ガヴ「あ…ああヴィーネ、いらっしゃい」
ヴィーネ「あら?てっきりまだ寝てると思ってたんだけど…」
ガヴ「私だってたまにはこういう日もあるさ」
ヴィーネ「へぇ…、ん?部屋がいつもより片付いてる…」
ガヴ「早く起きたからさ、部屋の片づけしてたんだ」
ヴィーネ「え?あのガヴが!?…まさかゼルエルさんでも来るの?」
ガヴ「いや、姉さんは関係ないよ、ただ…何となくだよ」
ヴィーネ「ガヴ…」
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:38:32.112 ID:c055GgnG0.net
ヴィーネ「……」ナデナデ
ガヴ「ちょっ…!ヴィーネなにすんだよ…?」
ヴィーネ「あっごめん!うふふ…ちょっと…えらいなって思っただけ」ナデナデ
ガヴ「なんだそりゃ、私は子供かよ…」
ガヴ(ただ…ヴィーネに撫でられるのは…少し心地いいな…)
ガヴ(ヴィーネ…私がもっとちゃんとしたら…もっと褒めてくれるかな…?)
5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:39:09.707 ID:c055GgnG0.net
数日後
ヴィーネ「ガヴ、宿題はちゃんとやった?」
ガヴ「ああ、ちゃんとやってあるぞ」
ヴィーネ「へぇ…、ガヴ最近真面目になってきたじゃない?」
ガヴ「私が本気出したらこんなもん楽勝だっての、だからもっと私を褒めるがいい」
ヴィーネ「どういう理屈よ…、まあいいわ」ナデナデ
ガヴ(えへへ…)
サタ「ヴィネットぉー、宿題見せてー(泣)」
ヴィーネ「こっちは全く変わらないわね…、ほら、教えてあげるから…」パッ
ガヴ(…あれ?もう終わり?)
ガヴ「……」
ガヴ(やっぱり宿題はやってきて当たり前だし、あんま褒められるものでもないか…)
ガヴ(もっと…ヴィーネに褒めてもらいたいな…)
ガヴ(もっと、褒められるようなことしなくちゃ…)
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:39:33.154 ID:c055GgnG0.net
数日後
土曜 午前6:00
ガヴ「ふう…気持ちがいい朝ですね…」
ガヴ「さて…今日の予定は公園の草むしりと町内のゴミ拾い、それと募金活動のボランティアですね!」
ガヴ(ヴィーネに褒められたい一心で善行に励んだ結果、私は駄天前にほぼ戻りました)
ガヴ(この調子で頑張って…もっと褒めてもらって…えへへ…)
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:39:59.311 ID:c055GgnG0.net
ガヴ「ふう…今日も一日善行に励めましたね!」
ヴィーネ「あら?ガヴじゃない」
ガヴ「ヴィーネ!!聞いてください!今日はですね…」
ヴィーネ「もう完全に駄天前に戻って、理想的な天使になってるわね…」
ガヴ「そうでしょう?だからご褒美に頭を撫でてほしいです!」
ヴィーネ(なんか自己主張が激しくなってる気がするけど…)
ヴィーネ「はいはい…」ナデナデ
ガヴ「えへへ…」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(このガヴなら…もう問題ないかもね…)
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:41:16.783 ID:c055GgnG0.net
__________________
_______________
___________
ガヴ「…え?ヴィーネ…今、なんて…?」
ヴィーネ「私、魔界に帰って修行することになったの」
ガヴ「そんな…、でもすぐに帰ってくるんですよね!?」
ヴィーネ「分かんない…」
ヴィーネ「ただ、下界での生活を見て、悪魔として問題ありと判断されちゃったから…」
ヴィーネ「下界では生活できないかもしれないわ…」
ガヴ「そんな…!!」
ヴィーネ「でも、一生会えなくなるわけじゃないし…少しだけなら降りて来れるし…」
ガヴ「でも一緒にいられる時間はほぼ無くなっちゃうじゃないですか!!」
ガヴ「私のときだってなんとかなったんです!!ヴィーネだって…」
ヴィーネ「無理よ…悪魔学校での決定事項だもの…」
ヴィーネ「大丈夫よ、今のガヴなら私のお世話も必要ないし、上手くやっていけるわよ」
ガヴ(そんな…!!それじゃ私は何のために…)
____________________________
ヴィーネ「じゃあね、ガヴ…」
____________________________
ガヴ「嫌だ…」
ガヴ「嫌だ嫌だいやだいやだイヤだ!」ダッ
ヴィーネ「あっ!待ってガヴ!……行っちゃった」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:42:03.169 ID:c055GgnG0.net
ガヴ(そうだ、あんな夢を見るくらいなんです…、私は…)
ガヴ(もっと…、いや、ずっと…)
ガヴ(ヴィーネと一緒にいたい…)
ガヴ(でも、ヴィーネが魔界に行ったら天使の私はほぼ会えなくなる…)
ガヴ「……」
ガヴ「なんだ…こんな…」
ガヴ「簡単なことだったじゃないですか」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:42:49.536 ID:c055GgnG0.net
ヴィーネ「じゃあ、しばらくお別れになるわね」
サタ「ヴィネットと下界で過ごせなくなるのは…寂しいわね」
サタ「まあでも私は魔界に帰った時に会えるけど…」
ラフィ「私とガヴちゃんは会う機会が限られてしまいますね…」
ヴィーネ「まあ、全く会えないわけじゃないんだし、会ったときにはまたお茶でもしましょう!」
ヴィーネ「それよりガヴはやっぱり…」
ラフィ「来ませんでしたね…、別れが辛いのでしょうね…」
ラフィ「最近のガヴちゃんはヴィーネさんに熱烈なラヴコールを送ってましたし」
ヴィーネ「ラヴコールって…///もうラフィったら冗談はやめてよ」
ラフィ(冗談ではないのですが…)
ヴィーネ「じゃあ行くわね」
サタ「しっかり修行してくるのよー!」
ラフィ「ではまたいつか会いましょうね」
ヴィーネ「さよなら!2人とも!」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:44:02.870 ID:c055GgnG0.net
ラフィ「行っちゃいましたね、ヴィーネさん…」
サタ「ねえラフィエル…ガヴリールは今何してるの?」
ラフィ「ガヴちゃんですか?確かに気になりますね?ちょっと千里眼で…」
サタ(なんか…よくわからない嫌な予感がするのよね…)
ラフィ「え…?ちょっと待ってください…」
サタ「何!?どうしたのラフィエル!?」
ラフィ「ガヴちゃんが…そんな…」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:44:50.208 ID:c055GgnG0.net
______________________________________
ヴィーネ「え?修行取り消し?」
悪魔「ええ、再審査の結果、月乃瀬=ヴィネット=エイプリルさんは大変優秀な悪魔と判断され、下界での生活続行及び給付金の大幅増額が決定しました。おめでとうございます」
_____________________________________
ヴィーネ(全く身に覚えがない…)
ヴィーネ(確かに悪いことはしてきたつもりだけど…)
ヴィーネ(評価がここまで覆ることなんて…)
ヴィーネ「はあ…お別れまでしたのに…」ガチャ
ヴィーネ「あれ?…家の鍵が開いてる…?」
ガヴ「おかえりなさい!ヴィーネ!」
ヴィーネ「ガヴ!?なんでここに!?」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:46:34.228 ID:c055GgnG0.net
ガヴ「帰ってきたということは上手くいったみたいですね!」
ヴィーネ「ガヴ…どういうこと?」
ガヴ「こういうことですよ」バサッ
ヴィーネ(そこにはいつもの天使の羽と輪は無くなり…)
ヴィーネ(悪魔の証である蝙蝠のような翼と、角が生えたガヴがいた…)
ガヴ「どうです?ヴィーネとおそろいにしてみたんですよ?似合ってますか?」
ヴィーネ「ガヴ!!あなた自分が何をしたかわかってるの!?」
ガヴ「ええ、わかっていますよ。これでヴィーネはこれからも下界で生活できますし、しかも私を堕天させた功績で仕送りも大幅アップですよ!…最高でしょう?」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:48:08.178 ID:c055GgnG0.net
ヴィーネ「ガヴ…、最近天使に戻ってきてたのに…なんで…?」
ガヴ「私は変わっていませんよ」
ガヴ「私は…ヴィーネ、あなたの傍にいたいんです…」
ガヴ「天使じゃなくなったので仕送りも学籍もなくなっちゃいましたけど、自分の分の生活費はバイトして稼げますから、ヴィーネは私を傍に置いてくれるだけでいいんですよ!
そうだ!ヴィーネの分の生活費も私が賄いますよ!そうしたらヴィーネは大好きなイベントにお金を使えますし、掃除とか洗濯とかも私に任せてくれればヴィーネも時間が出来て好きなことが出来ますよね!
私はヴィーネが喜んでくれればそれが一番の幸せなのでどんどん私を使ってくださいね!ヴィーネが望むなら夜伽も…」
ヴィーネ(どうして…私が離れようとしたから…?)
ガヴ「だから…ヴィーネ」
ガヴ「私と…一緒にいてくれますか?」
END
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 22:57:15.826 ID:c055GgnG0.net
どっちがいい?
1.受け入れる
2.受け入れない
31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 23:01:06.104 ID:ZB3N2psJ0.net
どっちも書いていいんやで
34: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 23:03:26.324 ID:c055GgnG0.net
2
ヴィーネ「ガヴ…どうして…?」
ガヴ「え?」
ヴィーネ「私は…こんなこと望んじゃ…」ポロポロ
ガヴ(どうして…私とずっと会えるようになったのに…なんで悲しんでるの…?)
ガヴ(私が堕天したから悲しんでるの…?)
ガヴ(私 が ヴィ ー ネ を 悲 し ま せ た の ?)
ガヴ(そんな…そんな…!)
ガヴ「あ、ああああああああああああああああああ!!!!」
ヴィーネ「ガ、ガヴ!?」
ガヴ(…ヴィーネを悲しませる私なんて…)
ガヴ( 要 ら な い !! )
シュン
ヴィーネ「ガヴ!!」
………
ヴィーネ(それ以来…私はガヴに会うことはなかった…)
ヴィーネ(ガヴが今何をしているのか…そもそも生きているのかすらわからない…)
ヴィーネ(…どこで私は間違えたのだろう)
ヴィーネ(私のために堕天した彼女のことは…私の心の蟠りとなり…今でも心に残り続けている…)
BAD END
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 23:08:20.154 ID:c055GgnG0.net
1
ヴィーネ「わかったわガヴ…私、あなたと一緒にいる」
ガヴ「!!」パアァ
ガヴ「ヴィーネ!…私、嬉しいです!」ギュ
ガヴ(もう天界には戻れなくなっちゃったけど…でもいいんです)
ガヴ(ヴィーネとずっと一緒にいれれば…私は…幸せなんです)
HAPPY END?
40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/22(木) 23:24:36.858 ID:c055GgnG0.net
本来全ての人に向けられるはずの愛が全部ヴィーネに向かう感じで
ヴィーネ「ごめんガヴ…もう私あなたの面倒見切れない…」