1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 00:40:17.63 ID:hByNMMju0

向日葵「……またですの?」

櫻子「むっ、なんだその反応は。もっと食いつけよ」

向日葵「だって、今まで櫻子がそう言って拾ってきたモノってろくなモノがないんですモノ」

櫻子「モノモノ言いすぎだろこのモノっぱい!」

向日葵「モノっぱいってなんですの」

櫻子「今日は本当にすごいんだってば!」

向日葵「はいはい。じゃあいったいなんなんですの?セミの抜け殻? ヘビの抜け殻? 赤座さんのお団子? ギザ10?」

櫻子「赤ちゃーん!」

「だぶー」

向日葵「」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 00:48:05.81 ID:hByNMMju0

櫻子「今日ねー家出てすぐのところに段ボールが落ちててさー」

向日葵「」

櫻子「覗きこんだらなんとビックリ! この子がいたんだよね」

向日葵「」

櫻子「何ヶ月くらいかなー? あ、女の子だよ」

向日葵「」

櫻子「ねー赤ちゃん、ママはどこでちゅかー?」

向日葵「」

櫻子「あ、赤ちゃんとあかりちゃんって響きが似てる!」

向日葵「」

櫻子「……向日葵?」

向日葵「……は……すの」

櫻子「へ?」

向日葵「父親は誰ですのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

櫻子「なにが!?」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 00:58:41.60 ID:hByNMMju0

「ふえ゛っ……あ゛ーーー!」ビー

「「!」」

「あ゛ー! あ゛ーー!」ビャー

櫻子「あーもー、赤ちゃん泣いちゃったじゃん! なにやってんの向日葵!」

向日葵「わ、私のせいですの!?」

櫻子「当たり前じゃん! あんな大きな声出したらビックリしちゃうに決まってんでしょ!」

向日葵「うっ……」

櫻子「おーよしよし、お姉ちゃんが怖かったねー。よーしよしよし、怖いのないないだよー」

「ぅ゛うー……っ」

櫻子「そうそう、泣かない泣かない。可愛い顔がだいなしでちゅよー♪」ヨシヨシ

向日葵「(櫻子……いつもはあんなにだらしがないのに、子供の為にしっかり母親をやって……)」

向日葵「……櫻子」

櫻子「なに?」

向日葵「幸せに……なるんですわよ」グッ

櫻子「なにがだ」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 01:09:34.59 ID:hByNMMju0

櫻子「かくかくしかじか。わかったか勘違いっぱい(勘違いがいっぱいなおっぱいの略だよ!)!」

向日葵「と、とりみだしてごめんなさいですの……」カァー

櫻子「まったく、向日葵ってたまにとんでもない方向に突っ走るよね」ヤレヤレ

向日葵「くっ……櫻子に呆れられるとか、屈辱すぎますわ……!」プルプル

「だぅ」ポンポン

向日葵「え……私を慰めてくれてますの……?」

「ぁぶ」コクン

櫻子「くよくよすんなって言ってるよ」

向日葵「言ってるのかしら……? でも、ありがとう」ニコッ

「だー」キャッキャ

向日葵「か、可愛い……」ポワワーン

櫻子「ねー可愛いねー」

向日葵「でも、こんな可愛い子がどうして捨てられて……」

櫻子「あ、それウソだよ」

向日葵「」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 01:20:43.32 ID:hByNMMju0

櫻子「ずびばぜん゛でじだ」ボロッ

向日葵「もう! 親戚の子なら最初からそう言いなさいよ! どうしてウソなんてつきましたの!?」

櫻子「向日葵をビックリさせてやろうと思って……」

向日葵「あらそうおめでとう大成功ですわよ! 一度は心臓が止まるかと思いましたからね!!」

櫻子「それ心臓ちっちゃすぎだろ。おっぱいおっきいくせに」

向日葵「」スッ

櫻子「」ビクッ

向日葵「はぁ……で、どうしてうちに来たんですの? 親戚の方が見えてるなら自分の家にいなさいよ」

櫻子「それがさあ、その親戚とうちの親とで出かけちゃったんだよね」

向日葵「あら、そうなんですの?」

櫻子「ですの。で、ねーちゃんも花子も図書館でベンキョー。あのベンキョーザウルスどもめ」

向日葵「あなたがしなさすぎるだけですけどね」

向日葵「……櫻子。うちに来た理由ってひょっとして」

櫻子「子守れ!」

向日葵「くたばれ」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 01:31:16.18 ID:hByNMMju0

櫻子「向日葵! こんなに可愛い赤ちゃんになんてひどいことを!」クワッ

向日葵「あなたに言ったんですのよこのバカ娘!」クワッ

櫻子「いーじゃーん。手伝ってよ子守りー」

向日葵「お断りします。櫻子だけでも手を焼いてるのに赤ちゃんなんて……」

櫻子「ちょ、それどういう意味!?」

向日葵「言葉通りの意味ですわ。どちらか片方だけでいいなら、赤ちゃんを置いて帰りなさい」シッシッ

櫻子「赤ちゃんより手がかかるってか!」

向日葵「あら。えらいでちゅわねー櫻子ちゃん。お姉ちゃんの言うことがわかったんでちゅねー」ナデナデ

櫻子「う、ぅがーっ!! 子供扱いすんなー!」

櫻子「もっと丁寧に撫でろー!」

櫻子「そろそろお茶のひとつぐらい出せー!」

櫻子「お茶請けにクッキーも出せー!」

櫻子「さっきから少し眠いから布団も敷けー!」

櫻子「晩ご飯はすき焼きにしろー!」

向日葵「やっぱり口がきけるだけ櫻子の方が面倒ですわ」



43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 01:46:16.39 ID:hByNMMju0

向日葵「まったく……いつまで相手をすればいいんですの?」

櫻子「おおっ、さすがふとっぱい!」

向日葵「太いとか言うな!! で、まず質問に答えなさいな」

櫻子「うーん、陽が落ちるまでには帰ってくるって言ってたよ」

向日葵「ざっと半日ってところですわね……仕方ない、付き合ってあげますわ」

櫻子「おおー、ありがと向日葵!」

向日葵「貸しひとつですからね」

櫻子「あ、じゃあやっぱいいわ」クルッ

向日葵「まさかのUターン!?」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 02:00:29.19 ID:hByNMMju0

向日葵「ちょ、待ちなさいよ櫻子!」ガシッ

櫻子「だって向日葵に貸し作るとかやだもーん! ぜったい後でこき使われるもーん!」

向日葵「そういうのは一度でも真面目にこき使われてから言いなさいよ! なんだかんだと逃げてばかりのくせに!」

櫻子「はーなーせーよ、はーなーせーよー!」ムキー

向日葵「ちょ、暴れないでくださる!? 赤ちゃんが揺れちゃってるでしょ!」

「だーぅ」キャッキャ

櫻子「喜んでるから大丈夫! 根拠はないけど大丈夫!」

「うー♪ ぅ……だ……」プルプル

向日葵「いや、なんか震えてますわよ!?」

櫻子「え、マジで!?」

「ぁ……ぁああ~……!」ショワワー

櫻子「ギャーおもらしだー!!!」

向日葵「き、着替えとおしめはどこですの!?」

櫻子「うちにおいてきたー!!!」

向日葵「あなた本当になにしに来たのよ!!!」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 02:14:05.80 ID:hByNMMju0

~ちっぱい家~

「ぁーぃ」キャッキャッ

向日葵「なんとか一段落ですわね……」フー

櫻子「なんか、花子の世話手伝わされてた頃を思い出した……」

向日葵「ああ、私も楓のことを思い出してましたわ……」

櫻子「やっぱ赤ちゃんがいると大騒ぎだよねー」

向日葵「本当、すべてが赤ちゃん中心に回りますものね」

「ぁぶぶぶ」

櫻子「ん、なんだろ?」

向日葵「おしめは取り替えたばかりですし、次はごはんかしら?」

「ぶー」ヨチヨチ

櫻子「おおお、こっち来た!」ワタワタ

向日葵「やっぱり親戚の方が好かれるんですのね」

「ぱいぱい、ぱいぱい」ペシペシ

「「!?」」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 02:23:01.18 ID:hByNMMju0

「ぱいぱい、ぱいぱい」

櫻子「ん、んなー!? 私におっぱい要求とな!?」

向日葵「ぷっ!」プハッ

櫻子「ちょ、吹き出してんじゃねーよ向日葵! イヤミか!」

向日葵「ご、ごめんなさいっ……でも、いくら赤ちゃんでも、櫻子に、さくらこに……っ」プルプル

櫻子「笑いたきゃ堂々と笑えやー!」ムキー

向日葵「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!」ヒー

櫻子「少しは遠慮しろやーーー!!!」ドカーン

向日葵「だめっ、くるしっ……! だ、だって、櫻子、櫻子ですわよ? 櫻子におっぱいとか……おっぱブフゥー!」ブハッ

櫻子「チクショーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 02:39:48.01 ID:hByNMMju0

「ぱいぱい、ぱいぱい」

向日葵「ああ、だめですわよ赤ちゃん、そっちのお姉ちゃんはぱいぱいないないですの」

櫻子「ぐぬぬ……」ギリッ

「ぱいぱいないない?」

向日葵「そう。ぱいぱいないなーい」

櫻子「ぐぬぬぬぬぬぬ……!」ギリギリ

「ぱいぱい、ないない……ふぇ、ぅえ゛っ……」ジワッ

向日葵「ああっ、ちょっと櫻子! あなたの胸がないせいで赤ちゃんが泣き出してしまいましたわ!」

櫻子「」

「ぱいぱい、ぱいぱいないなーい……ぱいぱい、ないなーい……ぅええええええ……」ポロポロ

向日葵「櫻子、ちゃんとあやしなさいな!」

櫻子「」

向日葵「ごめんなさいねー赤ちゃん。ぱいぱいないないでいやでしたわねー」ナデナデ

向日葵「ぱいぱい……ないない……っ」ジワッ

ツゥー...



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 02:50:01.95 ID:hByNMMju0

櫻子「向日葵……なんで泣いてんの……?」ギョッ

向日葵「えっ……?」ソッ

向日葵「!」

向日葵「ほ、本当……なんで、私……」ポロッ

「ぱいぱいないない……ぱいぱいないないぃ……」

向日葵「ぱいぱい……ないない……」ポロポロ

向日葵「――っ」

一度流れ出した涙を、もう止められはしなかった。

どうして――純粋な疑問の言葉が向日葵の思考を満たす。

どうして櫻子のおっぱいはこんなにも小さいのか。

どうして自分のおっぱいはこんなにも大きいのか。

どうして何の罪もない子供が涙を流さなくてはいけないのか。

差別。貧困。飢餓。戦争。終わらない負の連鎖。おっぱいとちっぱい――

向日葵「ぱいぱい、ないないっ……ぱい、ぱ、い……ない、ないっ……う、うううっ……!」ポロポロポロ

櫻子「泣きたいのはこっちだよチクショオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 03:01:44.31 ID:hByNMMju0

向日葵「なんだ、もう離乳食でよかったんですのね」

「あぶあぶ」マムマム

櫻子「そういえば子守り用の荷物に入ってたの忘れてた!」

向日葵「ド忘れも大概になさいよ……はい、あーん」

「まー」アーン

櫻子「あー」アーン

向日葵「えっ」

櫻子「えっ」

「えっ」



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 03:17:55.00 ID:hByNMMju0

向日葵「櫻子……あなた……」ジトォ

「ぁーぶ……」ジトー

櫻子「ちっ、ちげーーーし!!! 別につられてなんかねーし!? あーんしてほしくなんかねーし!!?///」アワアワ

向日葵「……してほしいんですの?」

櫻子「ほしくねーしー!!! ちげーっつってるしー!!!」ギャー

向日葵「はいはい、わかりましたから静かにしてくださる? 赤ちゃんがまた泣き出したらどうしてくれますの?」

櫻子「うぐぅ……」

向日葵「はーーい、まだ食べれまちゅかー? あーん」

「なー」アーン

櫻子「」アーン

向日葵「はい」ヒョイ

「ぷぃー」マムマム

櫻子「」モゴモゴ

櫻子「……」

櫻子「」ジュルリ



77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 03:29:28.63 ID:hByNMMju0

櫻子「散歩いかない?」

向日葵「また唐突ですわね……」

櫻子「家の中ばっかじゃつまんないー! どうせなら外いこーよ」

向日葵「たしかに退屈は退屈ですけど……赤ちゃんを連れて危なくないかしら」

櫻子「ベビーカーがあるから大丈夫だよ! ね、いいでしょー?」

向日葵「ベビーカーを過大評価しすぎな気もしますけど……まあ、近所を歩くぐらいならいいでしょう」

櫻子「やたっ、支度してくるー!」ダッ

向日葵「あっ、ちょっと! 私も一度家に……って、もういない……」

向日葵「はあ……」

「だぅ」

向日葵「……くよくよすんな、ですの?」

「ぁぶ」コクン

向日葵「……ふふっ、ありがとうございますわ」ナデリナデリ

「むーぅ♪」キャッキャ



79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 03:45:24.97 ID:hByNMMju0

~SOTO~

櫻子「天気いいねーっ」

「ぁーいっ」

向日葵「あなたたち、本当に言葉が通じてたりしませんわよね……?」

櫻子「どこまで行こっか? 限界まで挑戦する?」ワクワク

向日葵「さっき言ったことぐらい覚えてなさいよ。せいぜい公園までしか行きませんわよ」

櫻子「公園~? ま、いいか。そんじゃ行くよーっ」ガラガラーッ

「きゃーぃ♪」キャッキャ

向日葵「ちょっとおおおおおおおお!?」ダッ



80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 03:59:16.05 ID:hByNMMju0

~公園~

櫻子「ついたよーっ」ダーッ

「ょー」キャッキャ

向日葵「ぜえ……ぜえ……」\グッタリーン/

櫻子「おう、どうしたおっぱい」

向日葵「ぶ、ぶち、転がしっ……ますわよ……」ハァハァ

櫻子「おお、怖い怖い」

向日葵「くっ……!」イラッ

ザッ

京子「あれ? おふたりさーん」オーイ

向日葵「歳納先輩?」

結衣「こんにちは。奇遇だね」ヤッ

櫻子「船見先輩! こんちはー」

京子「こんなところでなにしてるん? デート?」

「「ちがいます」」



84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 04:07:38.27 ID:hByNMMju0

結衣「ていうか、その赤ちゃんは?」

櫻子「あ、この子ですか? これはですねー」

京子「あいや待たれい!」

向日葵「?」

京子「みなまで言うなちっぱいちゃん」

櫻子「ちっぱいちゃんて」ガーン

京子「つまり……これは、あれだね? そう、あれだ」

結衣「どれだよ」

京子「……」

結衣「……」

向日葵「……」

櫻子「……」

京子「……」

京子「どっちが父親?」

「「ちがいます!!!」」



87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 04:14:07.76 ID:hByNMMju0

向日葵「さくさく」

櫻子「ひまひま」

向日葵「というわけですの」

京子「なるほど」

結衣「子守りかぁ。ふたりともえらいね」

櫻子「いえいえ」ティヒヒ

向日葵「櫻子のワガママに付き合わされるのもいつものことですし」ウフフ

櫻子「あ?」

向日葵「お?」

櫻子「あ? んだやんのかおっぱいコラ」

向日葵「上等ですわ表に出やがりなさいですのコラ」

櫻子「もうここ表だコラァ」

京子「仲いいなぁ」

結衣「そうか……?」

「ぷいにゅー」キャッキャ



89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 04:24:24.59 ID:hByNMMju0

向日葵「歳納先輩たちこそ、どうしてここに?」

京子「んー? 私らも散歩だよ。適当にぶらぶらしてたらこんなところに」

結衣「いやぶらぶらしすぎだろ。考えなしに歩きやがって……」ハァ

櫻子「わかります歳納先輩! 散歩するなら限界を越えたいですよね!」

京子「おおっ、わかってくれるか同士!」ガシッ

櫻子「どうしし!」ガシッ

向日葵「(ああ……本当に似てますわこのふたり……)」

向日葵「(歳納先輩の後ろで絶望的な表情をしてる船見先輩も合わせて、私たちを鏡で見てるような……)」

結衣「京子、そろそろ」

京子「おう。そんじゃおっぱいちゃんちっぱいちゃん、また学校でー」フリフリ

櫻子「はーい」

向日葵「さよならですの」

櫻子「いやー、会ってから今までずっと手を握りっぱなしとか、仲いいなぁ先輩方」

「なー」

向日葵「(でもやっぱり決定的に似てませんわ)」



91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 04:36:13.13 ID:hByNMMju0

櫻子「さて、改めて公園なわけだが」

向日葵「公園ですわね」

櫻子「すべり台?」

向日葵「危ないですわ」

櫻子「ブランコ?」

向日葵「危ないですわ」

櫻子「ジャングルジム?」

向日葵「危ないですわ」

櫻子「シーソー?」

向日葵「危ないですわ」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「帰るか」

向日葵「本当に考えなしにきましたのねあなた」



94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 04:53:45.10 ID:hByNMMju0

~その夜~

櫻子「はー、赤ちゃん可愛かったなー」ニコニコ

向日葵「またその話? あなたどんだけ気に入ったんですの」

櫻子「そんだけ! だって可愛かったでしょ?」

向日葵「それは……まあ、そうですわね……」ニマー

櫻子「きもっ!」

向日葵「」イラッ

櫻子「あー、また会いたいなー!」

向日葵「今度いつ来るとか、そういう話はなかったんですの?」

櫻子「なかったんですのー。あーあ、赤ちゃんの内にまた来てくれるかなぁ」

向日葵「どうでしょうね」

櫻子「成長して花子みたいに生意気になってたらどうしよう」

向日葵「どうしましょうね」

櫻子「はー……私らも早く赤ちゃん欲しいね!」

向日葵「」



99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 05:10:36.08 ID:hByNMMju0

向日葵「ばななななななななななななななななななななななななななななななな」ガタガタガタガタガタガタガタ

櫻子「私の赤ちゃんとか、どんな子になるんだろ。想像つかねー」ワハハ

向日葵「おぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ」ガクガクガクガクガクガクガク

櫻子「向日葵の赤ちゃんはやっぱりおっぱいぼーんってなるのか……?」ムムッ

向日葵「」プシュー

櫻子「ねー向日葵はどう思……向日葵?」

向日葵「」

櫻子「向日葵ー? おーいおっぱい魔人ガーZー」フリフリ

向日葵「ダ、誰ガ……ッパ……ガー……Z」ギシギシ

櫻子「ロボいなぁ。いきなりどしたの」

向日葵「ダッテ……櫻子ガ、赤、赤チャン……欲C……トカ……」

櫻子「え、うん」

櫻子「私も向日葵もいつかそれぞれ結婚して、子供のことで相談とか自慢とかする日が来ても楽しいかなーって」

向日葵「」

向日葵「Wao」



102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 05:21:04.17 ID:hByNMMju0

櫻子「結婚ー結婚かー。いままで考えたこともなかったけど、赤ちゃんとか見ると意識しちゃうよねー」

向日葵「」

櫻子「結婚……ビフテーキ? だっけ? っていくつぐらいなんだろ。向日葵知ってる?」

向日葵「」

櫻子「無視かよ」

向日葵「」

櫻子「……まっ、これだけ言っても全然イメージわかないんだけどね」

向日葵「」

櫻子「だって結婚って、ずっと誰かが隣にいてくれるってことでしょ?」

向日葵「」

櫻子「それって、今こうやって向日葵と一緒にいるのとなにが違うの? って思うし」

向日葵「」

向日葵「!」



104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 05:33:54.81 ID:hByNMMju0

櫻子「なんてーのかなー」

櫻子「今って、向日葵がいっつも私にひっついてるでしょ?」

櫻子「それを私がしかたなーく相手してやってるんだけどさー」

櫻子「それが、他の誰かに代わるっていうのは……」

櫻子「……」

櫻子「……だめだっ、まったく想像できなーい!」

櫻子「だからさー」

櫻子「私と向日葵って、たぶんずーっと一緒だよね」

櫻子「ね、向日葵もそんな感じしない?」

向日葵「……」

櫻子「……?」

向日葵「……ええ、そうですわね」

櫻子「!」

櫻子「……っ」

櫻子「でしょーっ?」



105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 05:36:59.66 ID:hByNMMju0




向日葵「ねえ、櫻子」



櫻子「なーに?」






向日葵「iPS細胞って……知ってます?」









106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/20(火) 05:37:26.33 ID:hByNMMju0




元スレ
櫻子「見て見て向日葵、すっごいの拾った!」